写真 (左から)常盤貴子、豊川悦司 クランクイン! 豊川悦司と常盤貴子が主演を務めた1995年放送のドラマ『愛していると言ってくれ』の特別版が31日に放送され、常盤演じる紘子が豊川扮する晃次と奇跡的な再会を果たすシーンに、ネット上には「美しすぎる」「切なさでもう涙腺崩壊…」といった反響が巻き起こった。 北川悦吏子が脚本を手掛けた本作は、幼いころに聴覚を失った青年画家・榊晃次(豊川悦司)と、アルバイトをしながら演技を学ぶ女優の卵・水野紘子(常盤貴子)の恋をつづるラブストーリー。 紘子(常盤貴子)は、とある出来事がきっかけで榊晃次(豊川悦司)と出会う。 数日後、公園の野外ステージで演技の練習をしていた紘子は晃次と再会。 そこで紘子は晃次が聴覚に障害を持っていることを知る。 その後、紘子は自分が出演する舞台のチケットをプレゼントするために晃次のアパートを訪れるものの彼はすでに引っ越していた。 諦めきれない紘子は、晃次の個展の会場に足を運ぶものの、そこにも彼の姿はなく、彼女は電車で帰るために駅のホームへ。 すると紘子は反対側のホームでベンチに腰掛ける晃次の姿を発見。 驚く紘子だったが、反対側のホームには電車が近づいている。 紘子は急いで反対側のホームに駆けつけるが、無情にも電車は走り去ってしまう。 思わずうなだれる紘子が振り返るとそこには、彼女を待っていた晃次の姿があった。 駅のホームで晃次と奇跡的な再会を果たした紘子。 彼女は彼をまっすぐに見つめると、手話を交えて「もう一度、会いたかった」と伝えるのだった。 豊川と常盤が25年前に演じた主人公とヒロインの姿に、ネット上には「2人とも美しすぎる」「トヨエツのイケメンぶりにうっとりする…」「絶世の美女だよな常盤さん」などの声が相次いだ。 さらにラブストーリーの王道とも言えるロマンチックな再会劇に「やばいやばい、なにこれ、素敵すぎる」「切なさでもう涙腺崩壊…」「究極に胸キュンだなこれ…」などのコメントも多数寄せられている。
次の概要 [ ] のとの卵が、障害を乗り越えながら愛を深めるというストーリー。 主演はと。 第33回テレビ部門大賞を受賞し、常盤は1995年度の新人大賞を受賞した。 当時16歳だったのデビュー作である。 ドラマ上で画家役の豊川悦司が描いた植物や人物の作品は、洋画家の作品である。 平均視聴率は21. の「」()は売上が約250万枚の大ヒットとなりこの年の年間第1位となる。 よりまでの毎週日曜日14:00 - 17:00に、「2020特別版」として再放送された。 特別版では、主演の豊川と常盤のリモート対談も放送され 、撮影当時の心情や役作りの意気込み、裏話などを語った。 登場人物 [ ] 主要人物 [ ] 榊 晃次(さかき こうじ) 演 - 新進青年。 7歳の時に病気によりを失う。 そのためやを用いて会話をする。 水野 紘子(みずの ひろこ) 演 - 女優の卵。 アルバイトをしながらで演技の勉強をしている。 晃次とあるきっかけで出会い、恋に落ちる。 矢部 健一(やべ けんいち) 演 - (当時) 紘子の劇団の照明スタッフで幼馴染。 紘子に想いを寄せる。 晃次の所属する画廊 [ ] 神崎 薫(かんざき かおる) 演 - (第1話 - 第4話、第6話 - 第9話) 晃次が所属する画廊のマネージャー。 晃次とはビジネスだけではない関係も結んでいるが特定の恋人関係ではない。 藪下 清(やぶした きよし) 演 - (第2話 - 第4話、第6話、第9話) 晃次と同じ画廊に所属する画家でライバル。 晃次の才能に激しく嫉妬しておりネチネチと嫌味や小言を言ってくる。 晃次の家族 [ ] 榊 栞(さかき しおり) 演 - (第1話 - 第7話、最終話) 晃次の義妹。 高校生。 晃次を慕っている。 手話に長けており、晃次が手話の出来ない者と会話をする際にをすることがある。 榊 伸吉(さかき のぶよし) 演 - (第2話、第7話) 晃次の父。 栞の継父。 手話が苦手であり、晃次との会話は栞に通訳を頼むか筆談で行っている。 榊 敏子(さかき としこ) 演 - (第5話) 伸吉の後妻。 栞の実母であり、晃次の継母。 吉沢 道子(よしざわ みちこ) 演 - (第2話、第6話、第7話) 伸吉の元妻。 晃次の実母。 聴覚を失った幼い息子を育てる自信を失い、捨てるかのように家を出てしまった。 その他 [ ] 吉田 マキ(よしだ まき) 演 - (第1話 - 第4話、第11話) 紘子のアルバイト先(公園の売店)の同僚で友人。 妊娠が判明して売店を辞めることになる。 野田 耕平(のだ こうへい) 演 - (第1話、第3話、第6話) 紘子が所属する劇団の劇作家。 日野 克彦(ひの かつひこ) 演 - (第4話、第6話、第8話) 晃次が学生時代から通っていたカフェのマスター。 小柴 力(こしば りき) 演 - (第5話、第6話) 紘子のアルバイト先(宅配便)の先輩。 古谷 昭夫 演 - (当時To Be Continued)(第8話、第9話) 晃次の学生時代の同級生。 松原 浩(まつばら ひろし) 演 - (第8話、第9話) 晃次の学生時代の同級生。 ギャラリーマネージャー。 島田 光(しまだ ひかる) 演 - (第8話 - 第10話) 晃次の元恋人。 別の男性と見合いして結婚し一児を儲けたが、離婚して東京へ戻ってきた。 女手一つで育てるため、夜の仕事をしている。 島田 学(しまだ まなぶ) 演 - (第8話 - 第10話) 光の息子。 スタッフ [ ]• 脚本 -• 音楽 - ()• 演出 - 、、• 制作補 -• 主題歌 - 「」()• 挿入歌 - DREAMS COME TRUE「」(エピックレコードジャパン)• プロデューサー - 受賞歴 [ ]• 第6回• 最優秀作品賞• 主演男優賞(豊川悦司)• 主演女優賞(常盤貴子)• 主題歌賞(DREAMS COME TRUE)• 新人俳優賞(矢田亜希子)• ベストドレッサー賞(豊川悦司)• 脚本賞(北川悦吏子)• タイトルバック賞(生野慈朗) 放送日程 [ ] 各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率 Vol. 1 1995年7月 07日 出逢い 生野慈朗 17. 2 1995年7月14日 約束 16. 3 1995年7月21日 涙 土井裕泰 17. 4 1995年7月28日 キッス 21. 5 1995年8月 04日 会えない 生野慈朗 20. 6 1995年8月11日 過去 土井裕泰 20. 7 1995年8月18日 再会 生野慈朗 20. 8 1995年8月25日 秘密 24. 9 1995年9月 01日 疑惑 福澤克雄 21. 10 1995年9月 08日 悲劇 土井裕泰 23. 11 1995年9月15日 別離 24. 12 1995年9月22日 僕の声 生野慈朗 28. 北川悦吏子『愛していると言ってくれ』(1997年、角川文庫)• 「愛していると言ってくれ BOXセット」ASIN: B00005HNEL 脚注 [ ] []• 株式会社. 2020年5月23日. 2020年5月24日閲覧。 豊川は聴覚を失った主人公を演じるにあたり、耳栓をして撮影に臨んでいたことなど。 クランクイン! 2020年6月21日. 2020年6月21日閲覧。 関連項目 [ ]• - 本作と同じく聴覚障害者を取り上げている。 1995年に1クール先行でで放送された。 最終回のロケ地になった。 同地区を走るバス会社・で 「三本岬」という架空の停留所として登場。 放送翌日には、同社の全営業所の電話回線がパンクするほどの問い合わせが殺到したという。 外部リンク [ ]• - (2010年4月6日アーカイブ分)• - 系 前番組 番組名 次番組.
次のTBSは、1995年7月期の金曜ドラマ枠で放送した『愛していると言ってくれ』を2020年特別版として31日から4週連続で全4回にわたり放送することを発表した。 ・主演、脚本はラブストーリーの名手・氏が手掛けた本作は、幼いころに聴覚を失った後天性聴覚障害者の新進青年画家と、アルバイトをしながら劇団で演技の勉強を続けている女優の卵の、ことばを超えた純粋で繊細なラブストーリーだ。 聴覚障害がある画家の榊晃次(豊川悦司)は、はつらつとして純粋な女優の卵・水野紘子(常盤貴子)と運命的な出会いをする。 懸命に手話を覚え、思いを伝えようとする紘子の熱い思いに、晃次の閉ざされた心は次第にほぐされていく。 しかし、ことばが伝わらず、誤解が生まれ、そして会えなくなる。 恋する者にとって最もつらく厳しいこの3つの障壁が立ちはだかる…。 恋愛を通して、人間的にも、仕事の上でも成長していく2人の愛の過程を描いた本作は、繊細なカメラワークを駆使し、同局のラブストーリーの決定版となった。 また、主題歌の「」は約250万枚を売り上げる大ヒット。 この年のオリコンシングルランキング年間第1位となったことでも話題となった。 そのほか、劇中で自然と手話が登場することで視聴者が手話に関心を寄せ、手話サークルへの入会者が爆発的に増えたと言われている。 さらに、今回特別企画として、豊川&常盤によるリモート対談を全4回にわたり放送することが決定。 2人は撮影時のエピソードや手話に関してなど25年前を振り返り、思いを伝えることがことが困難な「今」を語る。 果たしてどんな話が飛び出すのか!? 25年の歳月を経て再びお届けする優しくてせつないラブストーリーは必見だ。 25年前は携帯電話やメールで連絡を取ることができなかった時代で、今はあまり描かれなくなった「純愛」がテーマ。 でも、2020年の若者にも何かを感じていただけると思っています。 楽しんでご覧いただければと思います。 【常盤貴子】 これまでも多くの方々に愛されてきたドラマだったんですが、25年ぶりに地上波で放送が決まり、今まで見たことがなかった人たちにも見ていただける機会ができたというのは、とてもうれしいです。 当時「手話って素敵だな!」と思ってくれた人たちがたくさんいたように、これを機にまた「手話」という美しい言語の魅力を感じてもらえたらいいなと思います。
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