自分が書いた記事がなぜか3連続で飲み物ネタになっている あおです。 全く自覚なしで今回の記事もこれに気がつく前に決めていたのですが、またしても飲み物ネタになりました。 今回のテーマは『 生姜 しょうが 湯』です。 しょうが湯というと、冬に風邪予防で飲むイメージが大きいと思いますが、冬だけでなく夏も大活躍間違いなしの飲み物なのです。 夏場に冷房の効いた建物内に長時間いると、寒さを感じることはありませんか?私は極度の 冷え性で、夏でも冷房の効いた部屋ではすぐに手足が冷えてきます。 自宅など自由に冷房のオンオフや設定温度を変えられる場所ならよいのですが、会社など人がたくさん集まる場所でそれは難しいですよね。 そういった場所では洋服で調節するのはもちろんですが、食べ物や飲み物などで体の中を冷やさないように工夫してみるのも手です。 そんなときにオススメの飲み物が しょうが湯です。 生姜の効果・効能 しょうがの効能は、 抗炎症作用・ 鎮痛作用・ 血液サラサラ効果・ 血行促進作用・ 殺菌作用・ 健胃・整腸作用など、とにかく体に良さそうな効能ばかりです。 その中でも今回は、特に冷え性の改善に効果のある 血行促進作用に注目してみたいと思います。 しょうがの成分として有名なものに、「 ジンゲロール」と「 ショウガオール」という成分があります。 生のしょうがには「ジンゲロール」が多く含まれていて、しょうがを加熱して乾燥させると「ジンゲロール」が変化して「ショウガオール」という成分になります。 血管を拡張させ血行を促進し、体を全身から温めてくれるのがこの「 ショウガオール」の働きです。 他にも血管を健康に保つ機能があり、血液サラサラ効果や健胃・整腸作用なども「ショウガオール」の特徴です。 さらにしょうがの血行促進作用は、冷え性と切っても切れない関係にある肩こりなど、筋肉の血行不良が原因で起こる症状の改善にも効果が期待できます。 生のしょうがから乾燥生姜を作ることもできますが、便利な粉末タイプの乾燥生姜も市販されているので、自分に合ったものを使ってみましょう。 ちなみに、生のしょうがには 抗炎症作用や 殺菌作用があるので、冬に風邪予防としてしょうが湯を飲む際は、生のしょうがをすりおろしたりスライスしたものを使用すると効果大です。 冷え性にも効き、風邪予防などにも効くしょうが湯ですが、生でも乾燥でもしょうがの辛みが結構強く、人それぞれではありますが少し飲みにくさがあります。 なので、ここではしょうが湯が飲みやすくなる簡単なレシピを紹介したいと思います。 【生姜湯アレンジ】はちみつとレモンを入れる 作り方は簡単で、しょうが湯に はちみつと レモンを入れるだけです。 量はお好みで。 はちみつの甘さでまろやかになり、レモンのスッキリとした味と香りでだいぶ飲みやすくなります。 またレモンは飲みやすくなるだけでなく、ビタミンCが風邪の予防につながるので一石二鳥ですね。 はちみつもビタミンやミネラルが豊富でさまざまな効能があるのですが、熱に弱く加熱をすると栄養素が壊れてしまうそうなので、温かいしょうが湯に入れたときにはそのような効能は期待できなさそうですね。 会社などのオフィスではちみつやレモンを用意できないときは、 紅茶と割ってジンジャーティーにするのもオススメです。 味が良くなるのもあるのですが、なにより粉末のしょうが湯と紅茶のティーパックがあれば飲めてしまう気軽さが魅力です! 【生姜の飲み物】水あめを入れてひやしあめ風にみなさんはしょうが湯に似た飲み物「 ひやしあめ」というものをご存じでしょうか? ひやしあめとは、水あめをお湯で溶き、そこにしょうがの絞り汁を加えて冷やした飲み物です。 主に近畿地方で飲まれているもので、夏の縁日の屋台などでは定番の飲み物なのだそうです。 先日初めて飲む機会がありましたが、水あめの甘さよりもしょうがの味が効いていて、冷たいしょうが湯という印象でした。 もし身近に水あめがあれば、作ったしょうが湯に水あめを入れ、冷やしてひやしあめ風にして飲むのも良いですね! ちなみに冷やさず温かい状態のひやしあめは「 飴湯 ( あめゆ )」と呼ばれ、昔の人は暑気払いの飲み物として飲んでいたそうです。 (辞書で「飴湯」と引いてみると、 夏の季語であることが分かりました。 ) 冷房なんてなかった時代から、昔の人は飴湯を飲んで夏を乗り切っていたというのはとても興味深いですね! 取りすぎ注意!生姜の副作用 おわりに最後に、しょうがは万能ですが胃腸が弱い方や妊娠中の方など、過剰に取りすぎると悪影響を及ぼす場合があるので適正量を守るようにしてください。 暑い夏、冷たい飲み物をついつい好んで飲んでしまいがちですが、温かい しょうが湯を飲んで体の中を温めて冷え性を改善しましょう。 あお こんな記事も読まれています この記事をご覧になられた方々に、こんな記事も読まれています。 まだお読みでない方は、是非お読みください。
次のこの記事の目次• 冬の定番「はちみつ生姜湯」 はちみつ生姜湯は、少量のすった生姜とスプーン一杯のはちみつ、お湯だけで簡単に作れてしまう飲み物です。 はちみつの甘さと生姜のぴりっとした辛さがホントによくマッチして、寝る前に飲めば体もぽっかぽか。 寒い日には特におすすめのドリンクなのです。 生姜をするのが面倒ならば、乾燥生姜、チューブ入り、生姜パウダーなどなど、なんでも使えちゃいます。 はちみつ生姜湯の作り方、簡単おすすめレシピ (1) 基本のはちみつ生姜湯 ほどよい甘さで美味しく味わえるはちみつ生姜湯。 <材料(1杯分)>• 生姜(チューブでもOK) 小さじ1• 生姜とはちみつを混ぜておく• はちみつ 大さじ1• 湯 150ml• レモン汁 少々 <つくり方>• すりおろした生姜とはちみつをカップに入れ、お湯を注いでからよく混ぜます• <材料>• 水 約150g• はちみつ 大さじ 約1弱(約20g)• リンゴ 1ブロック(約10g) <作り方>• リンゴを半個~1個くらいすりおろします• アイスキューブ容器に入れていったん凍らせます• 次にジップロック袋に入れて冷凍庫へ• すべての材料をカップに入れて電子レンジにかける• 子どもも好きな味です! <材料(1人分)>• 黄かぼす 大さじ2• 蜂蜜 大さじ2• 生姜 好みの量• 塩 一つまみ• 砂糖 好みで• お湯or水 150ccになる量 <作り方>• ペットボトルにはちみつを入れ、お湯を加えて溶かす• 1に生姜と塩を入れて混ぜ、最後にかぼす果汁を注ぐ• 血流改善の効果のあるみかんと、体を温める生姜の組み合わせは、風邪の予防、冷え性の予防などにも効果的です。 <材料(1人分)>• みかん 1個• しょうが 15g• 片栗粉 小さじ1/2• はちみつ 小さじ1 <作り方>• 半分に切ったみかんと、絞った生姜を準備します• <材料(約2人分)>• ヨーグルト 100cc• 牛乳 150cc• ハチミツ小さじ 1~2杯• 牛乳、ヨーグルト、はちみつをボールに入れて混ぜ合わせる• 生姜は皮ごとすりおろしてからボールに入れる• このグルコン酸には強い抗菌作用があるので、風邪予防やのどの炎症の改善に有効なんです。 しかもエネルギー源としても優秀なので、就寝前にはちみつを摂取すると成長ホルモンの分泌がスムーズに行われるようになります。 これは体の内側を3~4時間かけてじっくり温めてくれます。 このことにより代謝もアップします。 【1】 風邪の予防に このように健康に効果のある「はちみつ」と「生姜」が組み合わさったはちみつ生姜湯は、風邪の予防にばっちり効果を発揮してくれます。 体を温めつつ免疫力を高めてくれるので、既に風邪をひいてしまったときにもおすすめです。 【2】 つわりを和らげてくれる 生姜のピリっとした刺激を感じさせる成分、ジンゲロールは殺菌作用をもっています。 そのため腹痛や吐き気を抑え、食中毒を予防してくれます。 お寿司屋さんにガリが置かれているのも、この生姜の殺菌作用によるものです。 また、吐き気を抑えてくれるのでつわりのつらさも軽減してくれます。 しかもジンゲオールはセロトニンの分泌を抑えてくれるといった効果もあるのだとか。 体を温めてくれたり便秘の改善効果も期待できるので、まさに妊婦さんにはぴったりの飲み物ですね。 妊婦さんは風邪をひいても薬が飲めません。 風邪の予防薬として日常的に「はちみつ生姜湯」を摂取しておくとよいでしょう。 【3】 冷え性の改善 生姜は冷え性改善に向けた代表格の食材です。 血行を促進、体を温めてくれるので、代謝がアップして発汗も促してくれます。 【4】 脂肪燃焼を促進、ダイエットに良い 生姜には血液をさらさらにしてくれる働きもあります。 「ショウガオール」と呼ばれる成分のおかげです。 血液がさらさらになると血行が良くなって、カラダの隅々にまで栄養や酸素が運ばれるようになります。 すると筋肉や内臓、細胞に至るまで動きが活発になり、カラダ全体が健康になるのです。 あわせて代謝もアップするので脂肪が燃焼されやすくなり、痩せやすい体にもなれるのです。 【5】 不眠にも良い 冷え症の改善や風邪の予防以外にも、生姜には神経を落ち着かせてくれる効果もあります。 血行が良くなって神経も落ち着くので、寝る前に生姜湯を飲んでおくとグッと寝つきがよくなります。 不眠の改善にも役立ちますね。 はちみつ生姜湯作り方まとめ ショウガとはちみつ、今や健康人気が高い2食材の組み合わせ。 せっかくの「はちみつ生姜湯」は高温処理がなされていない100%天然生はちみつでつくりましょう。 はちみつは60度くらいに加熱されると酵素(タンパク質)が変化してしまいます。 できれば蜂花粉などが入ったはちみつもおすすめなのですが、冬に固まりやすくなるため、フィルター処理したはちみつも多いですよね。 (By ディオニソス).
次の足先、手先、冷たくてツライ!冷え症の方には特に悩みの多くなる季節到来です。 靴下を何重にも履いたり、カイロを貼ったり握りしめたり・・・あったかグッズに頼らず、自分自身の持っている力でカラダの中からカラダもココロも温められたらいいと思いませんか。 できますよ!身近な食材「しょうが」にはカラダにうれしい効果がたくさんあります。 毎日の生活にしょうがを上手に摂り入れて冷え症を改善しましょう。 しょうがの生産地や種類のご紹介 しょうがの生産地として有名なのが、高知県、熊本県、千葉県で、この3県だけで日本のしょうが生産量の約6割を占めています。 全国で生産されていますが、しょうがは熱帯アジアが原産といわれているため、温かい地方での栽培が適しているようです。 世界でのしょうが生産量ではインドがダントツで1位、次いでナイジェリア、中国と続きます。 出典:農林水産省・作物統計 平成29年データ 日本で生産されているしょうがの種類 普段スーパーなどでよく見かけるゴロっとしたしょうがを「根しょうが」といいます。 根しょうがは、 収穫されてすぐ出荷された皮が白っぽいものを「新しょうが」といいます。 貯蔵されて出荷された皮が茶色くなったものを「古 こ しょうが」「ひねしょうが」といいます。 その他に、新しょうがが2~3cmの大きさになったときに 茎と葉がついたまま出荷したものを「葉しょうが」といいます。 店頭でよく目にする「谷中しょうが」はこの「葉しょうが」に分類されます。 江戸時代に現在の台東区谷中付近で栽培され、特産品だったことから葉しょうがを谷中しょうがというようになったそうです。 これは、生のしょうがに含まれている「ジンゲロール」という辛味成分の働きによるものです。 ジンゲロールは血管を拡張して血行をよくすることでポカポカ感を実感できる仕組みです。 でも、血行がよくなって一時的にはカラダが温まったように感じますが、また気温が低くなり、拡張した血管が冷やされてしまうと、冷えた血液がカラダを冷やしてしまう可能性があるのです。 これでは冷え症改善の意味がありませんね。 でも、大丈夫!生のしょうがに含まれている ジンゲロールは加熱したり、乾燥させることで「 ショウガオール」という成分に変化します。 この 「ショウガオール」にはカラダの中から熱を作り出してカラダを芯から温める働きがあると言われています。 はちみつやオリゴ糖の他にゆず茶のようなお好みのジャム状のものを加えてもOK。 ラップをせずに電子レンジ 500W)で5分加熱。 ザルなどに広げて天日に当てて水分を飛ばします。 お好みでミントの葉を添える。 切り口の変色が進んでいたり、白いカビなどが生えていないか全体をチェックすることが大切です。 長期保存しておきたい場合には、 瓶やタッパーに水を張り、使いかけのしょうがを入れて蓋をしておきます。 時々新しい水に入れ替えておけば1ヶ月程度の保存が可能です。 冷凍保存する場合は、かたまりのまま保存してしまうと実際に使用するときに大変!薄切りにしたり、すりおろしてから小分けにして ラップに包み冷凍保存をオススメします。 スライスしょうがを刻んでほかほかご飯に混ぜるだけでもおいしい!しょうがの風味がついたしょうゆも活用大!チャーハンや炒め物の調味料として。 漬けしょうゆと酢、みりんを混ぜ合わせれば鍋料理のつけダレにも活用できます。 しょうがをうまくカラダに摂りいれて、手足やカラダを冷やさず、ぽかぽかに過ごしましょう! この記事を書いた栄養士 志賀 靖子 栄養士・料理研究家|食生活アドバイザー|国際食育薬膳師 食品販促用レシピ開発、野菜やフルーツのレシピ提案・撮影。 料理アプリ用レシピの開発、料理本や実用書の編集やレシピ整備を行う。 <PR> しょうがを使った漢方で手足からカラダまでぽかぽかに.
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