メンバーは次の通り(所属・出身校の後は、身長・体重・代表キャップ数)。 < 登録メンバー> 1. 稲垣 啓太(パナソニック)関東学院大学 186. 116. 32 2. 堀江 翔太(パナソニック)帝京大学 180. 104. 64 3. 具 智元(ホンダ)拓殖大学 183. 122. 11 4. トンプソン ルーク(近鉄)リンカーン大学(ニュージーランド) 196. 110. 69 5. ジェームス・ムーア(サニックス)ブリスベンステート高校(オーストラリア) 195. 102. 6 6. 110. 66 7. ピーター・ラブスカフニ(クボタ)フリーステート大学(南アフリカ) 189. 105. 6 8. 姫野 和樹(トヨタ自動車)帝京大学 187. 108. 15 9. 流 大(サントリー)帝京大学 166. 22 10. 田村 優(キヤノン)明治大学 181. 61 11. 福岡 堅樹(パナソニック)筑波大学 175. 36 12. 中村 亮土(サントリー)帝京大学 178. 22 13. ラファエレ ティモシー(神戸製鋼)山梨学院大学 186. 21 14. 松島 幸太朗(サントリー)桐蔭学園高校 178. 37 15. ウィリアム・トゥポウ(コカ・コーラ)ブリスベンステート高校(オーストラリア) 188. 101. 11 16. 坂手 淳史(パナソニック)帝京大学 180. 104. 19 17. 中島 イシレリ(神戸製鋼)流通経済大学 186. 120. 6 18. バル アサエリ愛(パナソニック)埼玉工業大学 187. 115. 12 19. ヘル ウベ(ヤマハ発動機)拓殖大学 193. 113. 15 20. ツイ ヘンドリック(サントリー)帝京大学 189. 108. 46 21. 田中 史朗(キヤノン)京都産業大学 166. 73 22. 松田 力也(パナソニック)帝京大学 181. 22 23. 山中 亮平(神戸製鋼)早稲田大学 188.
次の史上初めて予選プールを突破し、新たなステージへ踏み出した我らが日本代表。 自国開催の熱狂そのままに、次回 フランス大会では今大会を超える 『ベスト8以上』の成績に期待がかかります。 気が早い人は、既にフランスへのスケジュールを押さえたという方もいるかもしれませんね。 今から4年後が楽しみです。 そこで気になるのは、今回歴史を作ったメンバーの内、一体どれだけのメンバーが2023年も代表に残ってくれそうなのか! ? そして、新戦力の台頭はありそうなのか! ? ということでしょう。 そこでこでは、今大会の最終メンバーの年齢も踏まえて、2023年ワールドカップのスタメンを予想してみたいと思います。 まずはフォワード編から行ってみましょう。 2019年大会メンバーの4年後 今大会輝きを放ったメンバーが、どれくらい2023年に主力として残ってくれるのか。 まずは現在と4年後の年齢を一覧で見てみましょう。 PO 名前 所属 2019 2023 PR ヴァルアサエリ愛 パナソニック 30 34 稲垣啓太 パナソニック 29 33 具 智元 トヨタ自動車 25 29 中島イシレリ 神戸製鋼 30 34 木津悠輔 トヨタ自動車 23 27 HO 堀江翔太 パナソニック 33 37 坂手淳史 パナソニック 26 30 北出卓也 サントリー 26 30 LO トンプソン ルーク 近 鉄 38 42 ヴィンピー・ファンデルヴァルト NTTドコモ 30 34 ヘル ウヴェ ヤマハ発動機 29 33 ジェームズ・ムーア サニックス 26 30 FL ツイヘンドリック サントリー 31 35 リーチ マイケル 東 芝 30 34 ピーター・ラブスカフニ クボタ 30 34 徳永祥尭 東 芝 27 31 No. 7歳 そのうち、 30代が 8名。 20代が 10名。 そして、4年後の2023年を20代で迎えれるのは、 PR具智元・PR木津悠輔・No. 8姫野和樹 の3名のみ。 では4年後はどうなるのか。 今大会指揮を執ったジェイミー・ジョセフHCが2023年まで続投することを前提にするならば、20代後半で2023年を迎える上記3人が、次回W杯でも主力候補となることは間違いありません。 ポジション別 2023年代表候補 それでは年齢の観点からも見て、どのようなメンバーが候補となってくるのか。 各ポジション毎に予想をしてみたいと思います。 2015年大会から2大会でスクラムの屋台骨を支えてきた稲垣選手も、2023年には33歳。 まだまだ一線級で活躍してくれそうな期待はあるものの、やはり新戦力の台頭は不可欠です。 そこで、候補となりそうなのが、 三浦選手と 古畑選手。 両選手とも東海大、大東大時代はそれぞれ『学生最強スクラム』のメンバーとしてならし、持ち前のスクラムワークだけでなく、フィールドプレーにも秀でる選手です。 古畑選手はまだ代表のスコッド入りした経験はありませんが、ハイレベルなメンバーの揃うパナソニックで研鑽を積めば、代表入りは自ずと見えてきそうな選手です。 2番 フッカー 坂手淳史㉖ 帝京大-パナソニック 北出卓也㉖ 東海大-サントリー 堀越康介㉔ 帝京大-サントリー 島根一磨㉓ 天理大-パナソニック スクラムの中心フッカー。 このポジションは今大会でもMVP級の働きをした 堀江翔太選手が、長年主力を務めてきました。 しかしそんな堀江選手も2023年には37歳。 世代交代が急務です。 今大会ではサモア戦で先発出場も果たした 坂手選手が、バックアッパーとして活躍しましたが、1学年上の北出選手と共に2023年は30歳を迎えます。 もちろんこの二人が中心となってくると思われますが、個人的には今大会の最終合宿まで残った 堀越選手、そして今年からパナソニックに入社した天理大前主将の 島根選手を、対抗馬として挙げたいと思います。 特に島根選手は今年1月に行われた、大学選手権決勝明治戦での獅子奮迅の活躍が記憶に新しいところ。 バックロー経験もあり機動力にも定評のある同選手。 桜のジャージに袖を通す日もそう遠くはないのではないでしょうか。 3番 プロップ 具智元㉕ 拓大-ホンダ 渡邉隆之㉕ 東海大-神戸製鋼 木津悠輔㉓ 天理大-トヨタ自動車 今大会ほとんどの試合でスタメンを張り、世界を相手に 『押し込むスクラム』を披露した 具智元選手が、29歳とバリバリの年齢で2023年を迎えるのは心強い限り。 今大会バックアッパーを務めた 中島イシレリ選手も、4年後には34歳とピークを越える年齢となるただけに、具選手にかかる期待は非常に大きいものがあります。 唯一の不安要素は、大会前の合宿やスコットランド戦で負傷したように、故障がちな面くらいでしょうか。 そして、対抗馬としては代表10キャップを持つ 渡邉選手や、今大会試合出場が叶わず悔しい思いをした 木津選手。 2023年には両選手とも一段と成長した姿を披露してくれることを期待します。 いや、してくれなければ困ります。 問題はその相棒が誰になるのか、という点。 ロックは『チーム一の身長と体格』が求められるだけに、今大会唯一、 外国出身選手のみが選出されたポジション。 確かに世界基準のサイズという面では日本人にはハードルが高く、これからの4年間でも海外出身者で代表資格を満たす選手らが、スコッド入りする可能性が高いことは否めません。 しかし、昨年度帝京大主将の 秋山選手、慶大副将の 辻選手ら高いポテンシャルを持つ逸材は存在します。 彼らの成長に期待すると共に、個人的には 東福岡高時代に『超高校級』として名を馳せ、 明大でも1年生から重戦車フォワードを引っ張る 箸本選手の早期スコッド入りを期待しています。 まだまだジャパンの顔として活躍してほしい気持ちは山々ですが、ラグビーの中で最も消耗の激しいフランカーというポジションを考えると、やはり世代交代は避けては通れません。 そこでまず候補となってくるのは、今大会メンバーに選ばれながらウォーターボーイとして黒子の役割を全うした 徳永選手、そして最終選考で惜しくもメンバーから外れた 布巻選手。 この2人は、個人的に2023年大会で最も活躍が見たい選手です。 そして、サンウルブズでも奮闘した 松橋選手、 長谷川選手も、30歳と脂の乗るタイミングで2023年を迎えます。 若手に目を移しても、帝京8連覇達成時の主将にして、所属するNECでも2年目で主将を務めるなどリーダーシップにも定評がある 亀井選手。 フォワード最激戦区を制しメンバー入りを果たすのはどの選手か! ? この4年間の成長が楽しみです。 今大会最もブレイクしたであろう若きエースは、卓越した統率力でリーダーグループの一員としてもチームを牽引。 29歳で迎える2023年大会は 日本代表主将の重責を担い、『ジャパンの顔』として迎えることが既定路線かもしれません。 そして、NTTコムやサンウルブズでの活躍で、代表待望論が巻き起こる ウォーレン・ボスアヤコ選手や、高校時代にパナソニックからスカウトされ来日した、 ベン・ガンター選手も近々代表資格を取得予定。 貴重な戦力として代表を活性化してくれそうです。 2023年W杯予想スタメン.
次のラグビーワールドカップ2019ロシア戦では前半早々にウィリアム・トゥポウ(フルバック)が ロシアの高く蹴り上げたハイパントのボールをキャッチミスした隙を突かれ、 一気にトライを決められてロシアを追う展開となったものの、結果は30-10と 地力に勝る日本がロシアに勝つことができました。 ロシアの戦い方は戦前から予想されていた通りパワーで押してくる戦略で、 パワー勝負の場面では日本が押し込まれるシーンが多々あったものの、 日本のメンバーは決して万全というわけではありませんでした。 世界ランキング1位のアイルランド戦がラグビー日本代表にとっては山場の一つで、 主力を温存していたとみられますが、日本対アイルランド戦のスタメンはどうなったでしょうか?? ラグビー・アイルランド戦の日本代表スタメン 背番号 は? 9月28日のアイルランド戦を控えて、9月26日に発表された ラグビー日本代表のスタメンおよび控えメンバーと背番号は下記のとおりです。 1稲垣啓太〈プロップ)• 2堀江翔太(フッカー)• 3具智元〈プロップ)• 4トンプソン・ルーク(ロック)• 5ジェームス・ムーア(ロック)• 6姫野和樹(フランカー)• 7ピーター・ラブスカフニ(フランカー)• 8アマナキ・レレイ・マフィ(No.8)• 9流大(スクラムハーフ)• 10田村優(スタンドオフ)• 11ウィリアム・トゥポウ(ウイング)• 12中村亮土(センター)• 13ラファエレ・ティモシー(センター)• 14松島幸太朗(ウイング)• 15山中亮平(フルバック)• 16坂手淳史• 17中島イシレリ• 18ヴァル・アサエリ愛• 19ヴィンピー・ファンデルヴァルト• 20リーチ・マイケル• 21田中史朗• 22松田力也• 23レメキ・ロマノラヴァ このスタメンを見る限り、アイルランド戦でベストメンバーをそろえることができなかったんだろうな、 というのが率直な感想です。 まず、バックスから見ていくと、 松島幸太朗と並んで日本のトライゲッターとしての期待がかかる福岡堅樹の名前がありません。 ワールドカップ2019開幕前に行われた南アフリカ戦で福岡堅樹は足を傷めてしまい、 ロシア戦は大事をとってスタメンからもベンチからも外れていたものの、 アイルランド戦にも福岡堅樹の調整は間に合分かったのでは?と推測されます。 松島幸太朗のポジションも本来であればフルバックが今や定位置となりつつあるものの、 オフェンス面でもディフェンス面でも福岡堅樹の抜けた穴を埋めるために、 やむを得ず山中亮平をフルバックに据えて松島幸太朗は引き続きウイングで仕事をさせるつもりに見えます。 ウィリアム・トゥポウはロシア戦で序盤こそ致命的なミスを犯してしまったものの、 最近のパフォーマンスを考えるとスタメン出場に違和感はありません。 フォワードに関しては、リーチマイケルの名前がないのが最も気がかりです。 今のラグビー日本代表メンバーの中ではリーチマイケルの攻守にわたるプレーは冴えています。 ロシア戦でもリーチマイケルが起点となって日本がボールを前に進めるシーンは多々あったし、 リーチマイケルのディフェンスでピンチを乗り切った場面も多いです。 実質的に今のラグビー日本代表の大黒柱と言っても過言ではないものの、 リーチマイケルも2019年に怪我でしばらくラグビー日本代表から外れていたんですよね。 汗 ロシア戦で無理をしてしまったせいで、傷が悪化していないのか気がかりです。 ロシア戦でNO.8だった姫野和樹をフランカーに据えているのも、 やはり苦肉の策のように見えて仕方がありません。 ただ、NO.8には温存していた主力のアマナキ・レレイ・マフィの名前が見られますし、 トンプソンルークというベテランもアイルランド戦で満を持してスタメンに名を連ねています。 流大もいまや田中史朗と比較しても見劣りのないパフォーマンスを発揮しているので、 アイルランド戦ではホームの後押しを受けてぜひ善戦してもらいたいものです。
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