紙コップや紙皿を使った手作りおもちゃ 保育園や幼稚園で紙コップや紙皿を使った手作りおもちゃを製作することもあるでしょう。 これらの素材はやわらかく、子どもたちも使いやすいため、簡単にこまやけん玉、マラカスなど立体的に動く手作りおもちゃを作ることができるかもしれません。 保育活動の中で遊べる簡単な手作りおもちゃの製作をしてみましょう。 手作りおもちゃに使う紙コップの特性 製作の前に、紙コップや紙皿の特性について知ることでおもちゃが作りやすくなるかもしれません。 保育園や幼稚園の工作で使う紙コップの特性についてまとめました。 中の空間を活かせる 紙コップは上向きにすれば入れものとして使えたり、下向きにすれば中の空間を活かした工作が作れたりします。 上向きで使う場合は中にお菓子などを入れてラッピングし、下向きで使う場合は穴を開けて中でひもを結んだりするとよいでしょう。 中で音を響かせる糸電話も空間を活かした工作ですね。 切りやすい 紙コップは紙なのでやわらかく、はさみで簡単にカットできます。 そのため、縦方向に切って側面部分を開いたり、横方向に切って高さを変えたりなど、さまざまな形に変えて工作を作ることができます。 キリで穴を簡単にあけられるのも大きな特徴で、工作の幅を広げて活用できるでしょう。 着色しやすい 紙コップは紙でできているので、画用紙などと同じようにクレヨンや絵の具で絵を描いたり色をつけたりすることが簡単にできます。 のりやテープとの相性もよいので、折り紙などを貼るなどのアレンジも可能です。 重ねられる 紙コップはどれも同じ形なので重ねられ、それを活かした工作づくりができます。 片方の紙コップにハート型などの穴をはさみで作り、もうひとつの紙コップを内側に重ねれば、紙コップをスライドして絵柄の変化を楽しむような工作ができます。 上記のように紙コップにはさまざまな特性があります。 また、紙コップに似たプラカップにも同じような特性があります。 しかし、透明なことや耐久性に優れていることなど、プラカップにしかない特性でもあるので、紙コップがない場合やプラカップを使用して製作したい場合は、活用してみるといいかもしれませんね。 手作りおもちゃに使う紙皿の特性 保育園や幼稚園の工作で使う紙皿の特性についてまとめました。 紙皿には紙コップと同じ特性と紙皿ならではのものがあります。 着色しやすい 紙皿は平らな部分が大きく素材が紙なので、絵の具で着色したり、クレヨンで絵を描いたりすることが可能です。 絵の具でも色をつけやすいので、さまざまな色を使った工作作りを楽しめるでしょう。 切りやすい 紙コップと同様に、紙皿も子どもの力で簡単にはさみで切ることができます。 目や口の部分を切ってお面を作ったり、真ん中部分をカットして輪っかにしたりと、さまざまな工作に活かすことができるでしょう。 折りたためる 紙皿はやわらかいので折りたたんで形をアレンジしやすいです。 半分に折って半円にしたり、三等分にして三角形にしたりと、形を変えてさまざまな工作に応用できます。 ハサミでカットするときにも、折り目をつけると切りやすいですね。 丸い形を活かせる 紙皿の丸い形は保育工作に活かしやすいです。 例えば、時計やピザ、輪投げなど丸いものに見立てて作ることができます。 身近な物に見立てて作ることで、子どもの発想力が育ちそうですね。 紙コップや紙皿の特性を生かすと、乳児・幼児向けに楽しい手作りおもちゃを作ることができるでしょう。 保育園や幼稚園で子どもたちが楽しめるおもちゃを作り、さまざまな遊びを楽しんでみるとよさそうですね。 乳児向け(0歳~2歳)紙コップ・紙皿を使った手作りおもちゃアイデア 保育園や幼稚園の0歳~2歳が遊ぶ簡単な紙コップや紙皿の工作を紹介します。 保育士さんが作り、子どもたちといっしょに遊んでみてくださいね。 紙コップの工作 0歳~2歳が遊ぶ紙コップの工作を紹介します。 紙コップで作る風車 紙コップで作れる簡単な風車を作ってみましょう。 恐竜のトリケラトプスになりきれるお面の作り方です。 紙皿の周りと目の部分をカットし、絵の具で色を塗ったら画用紙のパーツを貼り付けたらできあがりと、凝った作りのような見た目ですが作り方はシンプルです。 トリケラトプス以外にも、さまざまな恐竜にアレンジして発表会などにも活用できるので、恐竜ごっこを楽しんでみてくださいね。 幼児向け(3歳~6歳)紙コップ・紙皿を使った手作りおもちゃアイデア 保育園や幼稚園の3歳~6歳向けの紙コップや紙皿の工作を紹介します。 ごっこ遊びなどにも展開できるため、製作後も遊んでみてくださいね。 紙コップの工作 3歳~6歳向けの紙コップの工作を紹介します。 紙コップで作る糸電話 紙コップで簡単な糸電話を作ってみましょう。 アルミホイルで材料を包んで作るUFOの手作りおもちゃです。 紙皿やおわん型の食品トレー、ペットボトルキャップなどいろいろな材料を使いながら作ります。 宇宙人ごっこのおもちゃとこのUFOをいっしょに作れば、宇宙人ごっこの世界に入り込めそうですね。 乳児・幼児共通 イベントに活用できる手作りおもちゃ 乳児・幼児向けの紙皿や紙コップを使った手作りおもちゃについて紹介しましたが、イベントにも活用できるで作りおもちゃの作り方について紹介します。 子どもたちといっしょに楽しんでみてくださいね。 母の日のプレゼント 紙コップで母の日のプレゼントを作りましょう。 紙コップで作る母の日の似顔絵 紙コップで母の日の似顔絵を作ってみましょう。 絵の具で着色した紙皿で作る、クリスマスのベルとツリー飾りの作り方です。 紙皿の丸い曲線を活かしてツリーを作り、折りたたんだ形をベルに見立てて作ります。 どちらも少ない工程で簡単にできるので、一度に2ついっしょに作ってもよいでしょう。 絵の具を使う練習にもなりますね。 紙コップ、紙皿で手作りおもちゃ作りを楽しもう 紙コップや紙皿を使った手作りおもちゃについて、0歳~2歳、3歳~6歳の年齢別のアイデアとイベントで楽しめる工作アイデアを紹介しました。 紙コップと紙皿の特性を活かしたり、何かの形に見立てて作ることで子どもの発想力が大きく育ちそうです。 0歳~2歳クラスの場合は、保育士さんがおもちゃを作り、子どもたちと一緒に遊んでみてくださいね。 工作をした後は、ごっこ遊びなどに展開できるものが多いので、保育園や幼稚園の製作の時間にみんなで作って遊んでみましょう。
次の紙コップはさまざまな点で使いやすいことから、保育の遊びでも人気のある材料の一つです。 そこで今回は、紙コップを用いた工作においての特性をまとめつつ、紙コップを材料にした遊びやおもちゃの作り方を10個集めました。 今回紹介できなかったものは第二弾で紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 紙コップの特性・使い方 紙コップの特性と、それを活かした使い方についてまとめてみました。 絵を描ける 紙コップは紙という性質上、絵を描くのに適しています。 ペンや絵の具などとの相性がよいため、絵を描いたり色を塗ったりして工作を作るのにぴったりです。 曲面になっているので、そのまま描くのが難しいときは、あらかじめ別紙に描いた絵を貼ってもいいですね。 ノリやテープとの相性がよい 紙コップはノリやテープ、ボンドなどとの相性がよいので、他の素材をくっつけるなどして製作するのに適しています。 例えば、画用紙に描いた絵を切り抜いて貼りつけたり、動物の耳を貼りつけたりという使い方も多いですね。 紙コップを2つ使って、底同士をくっつけておもちゃに活かすこともできます。 切れる・穴をあけられる 紙が柔らかいため、ハサミで切ったり、ボールペンでで穴をあけたりなどのことが子どもでも行うことができます。 よって、紙コップの縦方向に切ってひらいたり、横方向に切って紙コップの高さを変えることも可能です。 また、切り込みを入れることで糸や輪ゴムを引っ掛けたり、穴をあけて糸を通したりする使い方もOKです。 ホチキスで挟むこともできるので、使い方が広がりますね。 中にものを入れられる 紙コップの最も活かしやすい機能として、入れ物としての機能があります。 例えば、絵の具を溶いて使うときの入れ物として使ったり、けん玉で玉を受ける皿になったり、プレゼントを入れたりと、紙コップの容量を活かすことで作れる工作の幅も広がりますね。 重ねられる 紙コップは同じ大きさのものであれば重ねることができます。 その特性を活かして、重ねた紙コップの上を顔に、下を体にして動物のおもちゃを作ったり、重ねて木を表現したりということもでき、他の素材にはできない表現が可能になります。 つぶせる 紙コップは適度な柔らかさと固さを持った素材なので、つぶして形を変えることができます。 一度つぶれるとその状態がキープされるため、中に何かものを入れてフタを閉じる代わりに紙コップをつぶすという手法を使うことができます。 それを利用して、絵合わせのおもちゃに応用したり、長い余白のスペースに絵を描いて回し、ストーリーのあるおもちゃを作るのにもよさそうです。 底の円形 底の円の形を活用して工作を作ることもできます。 円を文字盤に見立てて腕時計を作ったり、レンズに見立てて眼鏡を作ったりということもできます。 特に腕時計に関しては、底が少しだけ地面から浮いているので、その点も円形を活かした工作に役立ちそうな要素と言えそうですね。 入手が簡単 100円ショップやスーパー、コンビニなどの身近なお店で買えるため、材料として揃えるのが簡単です。 ただ、最近ではさまざまなタイプの物が販売されているので、白い無地の紙コップを使いたい場合に、お店によっては色付きや柄付きのものしか置いていないという場合もあるかもしれません。 ストックして使わないことはなさそうなので、事前に準備しておいた方がよいかもしれませんね。 プラカップの特性・使い方 プラカップと紙コップの特性はほどんど同じですが、ここではプラカップだけが持つ特性に着目し、それを活かした使い方と注意点についてまとめてみました。 透明さ プラカップの特性として、透明な見た目が挙げられます。 中に絵を貼ったりつるしたりした時にきれいに見えるので、飾りの工作の材料として適していますね。 形をキープできる 紙コップに比べてプラカップは固いので、形を維持することができます。 少し握っても折れずに形が戻るので、それを活かして、プラカップに絵を貼りつけて、人形や動物の動きを楽しむおもちゃに応用できそうです。 耐水性 プラカップはプラスチックでできているため、耐水性に優れています。 そのため、紙コップよりも長い時間水に耐えることができます。 水の中に入れたり、水を使う遊びの工作にも適していますね。 釣りごっこなどで遊ぶとき、釣ったものを入れるための入れ物として使うのもよいでしょう。 切り口に注意 紙コップと同様にハサミで切ったりキリで穴をあけることができるので、さまざまな工作に活かすことができます。 ただ、プラカップをカットすると切り口が鋭くなってしまう場合があります。 ビニールテープなどで保護し、ケガにつながらないように配慮しましょう。 作り方 紙コップを用いた工作の作り方を紹介します。 10個の工作を4つのカテゴリに分けて紹介します。 重ねて作る工作 紙コップの重ねられる特性を活かした工作です。 重ねたときに上になる方をカットしたり、下になる方をカットしたりすることで、かわいらしい動物に仕上がります。 ブタさん 紙コップとプラカップを使った3種類の簡単な工作を紹介しています。 プラカップの固さを活かしてピエロを踊らせるおもちゃと、紙コップの切り込みに輪ゴムを引っ掛けておさるさんを飛ばすおもちゃ、プラカップと紙コップを重ねて回すカメレオンのおもちゃの作り方です。 全て簡単ですぐに製作できるので、工作の苦手な子にもおすすめですよ。 特にカメレオンのおもちゃは、唯一プラカップと紙コップの両方を使う工作。 重ねられる、回せる、透明など、2つの素材両方の特性を活かして作れます。 まとめ 紙コップ・プラカップの工作を楽しもう 紙コップとプラカップの特性、それを活かした工作の作り方を紹介しました。 紙コップは工作に使いやすく、さまざまな動作の練習もできる素材です。 スキマの時間を利用して工作を作りたいときや、子どもたちに動作の練習をさせたいときなどに、ぜひ紙コップを使用した工作を作ってみてくださいね。 第二弾の記事では、11個の紙コップ工作の作り方を紹介しているので、そちらも併せて参考にしてみてください。
次のぽんぽん紙コップ倒し(幼児でも楽しめる室内ゲーム) 息子の保育園でみかけたポンポン。 カラフルな毛糸のボール。 これは 室内遊びにぴったり!とすぐに買いました。 ポンポンは• カラフルでテンションがあがる!• 軽くて幼児でも投げやすい• やわらかいので人に当たっても大丈夫• 投げても家具も床もキズがつかない と、幼児の室内のボール遊びに最適。 子どもが握りやすいを買いました。 ポンポン紙コップ倒しのルールはシンプル。 ポンポンを投げて紙コップを倒すだけ。 全部倒したらゲーム終了です。 紙コップまたはプラスティックのコップを20個ぐらい準備します。 2種類のコップを使っていますが、同じものでもOKですよ。 ぽんぽん紙コップ倒しの遊び方• 紙コップをひっくり返して10個並べる(青)• 並べた紙コップのそこの上に紙コップを並べる(透明)• 少し離れたところから、紙コップにむけてぽんぽんを投げる 紙コップを全部倒したらゲーム終了!1から3を繰り返します。 応用編で、 を紙コップにならべてみました。 恐竜のほうが簡単に倒れます。 息子は紙コップのほうが楽しかったようで、ひとつ倒すたびに両手をあげてガッツポーズ!! ぽんぽん紙コップ倒しのポイント ポンポン紙コップ倒しのポイントは、 簡単すぎず難しすぎない距離からポンポンをなげること。 全然当たらないと面白くないし、近くすぎても面白くないですから。 3回に1回ぐらい倒せると、息子も大興奮。 全部倒したあとは、ポンポンを集めてもう一度紙コップを並べます。 あちこちに散らばったポンポンを集めたり、紙コップを倒さず並べるのも遊びのうち。 普段は片付けが苦手な息子も、遊ぶためならさっさとポンポンを拾っています。 紙コップを倒さないように並べるのはちょっとしたチャレンジ。 さっさと並べたくなるんですが、息子、自分で頑張って並べていました。 こんなささいなことでも、親が手を出さないって大切ですよね。 こんな単純なゲームですが、子どもにとっては、自分と紙コップの距離感を測ったり、的を狙ってボールを投げる練習になります。 ぽんぽん紙コップ倒しは、まだルールが決まったゲームが難しい幼児の室内遊びにピッタリですよ。
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