家族同然、いつも一緒にいたペット亡くしてしまった事を 受け入れられないと悲しみに明け暮れている日々を 迎えている方は少なくありません。 ペットと一緒に過ごした日々が頭の中を かけめぐってしまいます。 少しでも気持ちを切り替えなければ前を 向く事が出来ません。 ペットを愛する誰もがなってしまうペットロス。 ペットロスとはどのようなものなのか。 どのような症状なのかを知る事で、ペ ットの死を受け入れられない事への回復・克服に向かう事になります。 ペットロス症候群 ペットロス症候群とは、愛するペットを亡くした事にって 引き起こされる「精神疾患」の事を言います。 愛するペットを亡くした悲しみや、大きなストレスから 逃げようと精神的に防御してしまう事でなってしまいます。 ペットロス症候群になってしまう事は愛するペットを 飼っていたので当然の事です。 しかし悲しみやショックは時間と共に徐々に 穏やかになって日常生活に戻りますが、 長期間ペットロス症候群の状態が続いてしまう事が 問題になってきます。 このように長期間、日常生活に支障をきたす場合には 「ペットロス症候群」だと言う事になります。 ペットロス症候群の症状 飼い主は混乱や悲しみ、怒り、罪悪感、否認、後悔、 抑うつの症状があります。 代表的な症状をご紹介します。 ・発熱・頭痛 ・胃痛・吐き気・嘔吐 ・過食・食欲不振 ・無気力・脱力感 ・突然の悲しみで泣いてしまう ・不眠 ・幻覚・幻聴・妄想 ・めまい ・独り言 ペットを亡くした悲しみで困難な感情 否認 心への苦痛が耐えられなくなってしまうため 現実逃避や事実を否定してしまう状態。 怒り 怒りの矛先を獣医師・障害を起こした方・ 死因の病期・ペットなど様々な所へ向け一時的な気晴らし、満足感を得る。 罪悪感 怒りを自分に向けた場合には、自分の責任だと 思い込み罪悪感となる。 抑うつ 元気がない・無力感からはじまり、情緒的に麻痺状態に なってしまう。 数時間や数日で終る事もありますが 長期間続いてしまう事もあります。 「否認」「怒り」「罪悪感」「抑うつ」は感情の混乱状態を 引き起こして理解する事が困難な状態なので克服をする 事が困難だと言えます。 ペットロスの受け入れられない貴方へ 愛するペットを亡くした時、すぐに「受け入れろ」と 言われても誰しも出来る事ではありません。 ペットロスになって当然とも言えますがいつまでも 引きずっている訳には行きません。 ペットが亡くなって「葬儀」「遺品整理」などを する事で現実に向かい合うと言う事になりますので 否認してしまう事はできません。 悲しみを否認せず泣きたいときは泣きましょう。 泣く事で疲れて寝る事ができるので不眠もなくなり 時と共に克服できます。 同じ悲しみを背負った人や家族と話す。 話す事で ペットが亡くなってしまった事を実感する事ができます。 ペットロスを受け入れられないのまとめ 愛するペットを亡くしたからといって、ペットの事を忘れる 訳はありませんよね? 悲しみが全くなくなる訳でもありません。 しかし、悲しみを抱えながらでも受け入れなければ 貴方は前を向く事が出来ないのです。 無理せず前を向くように少しでも意識を向けることや、 いつもと違う過ごし方をしてみるのも良いかも知れませんね。
次のこの記事の目次• ペットロスとは? 「ペットロス」は「ペットを失った」というダメージによって生じる喪失感や悲しみをさします。 ペットは「コンパニオンアニマル(伴侶動物)」とも呼ばれ、家族同然の存在となっていることが多くあります。 最愛のパートナー、家族、友人という存在になっている方も多いでしょう。 しかし残念ながらペットの寿命を考えると、飼い主さんが最期を看取ることがほとんどです。 また突然の事故や行方不明など、心の準備ができないままにペットと別れることもあります。 このようにペットを失ってしまうことによる喪失体験が「ペットロス」です。 ペットロスになってしまう原因 ペットロスになってしまう原因を、あらためて考えてみましょう。 原因は喪失感や罪悪感 愛する動物の存在、を失った「喪失感」が最も大きいでしょう。 また「あのとき自分が連れ出さなければよかった」「窓を開けたまま出かけた自分のせいだ」「治療が間違っていたのでは」など、ペットの最期について後悔したり、自分を責めたりすることも原因となります。 特にペットに関しては、人間が管理・飼育する立場であることからも責任を感じやすいという特徴があります。 ペットロスになることは正常な反応 愛する存在を失ったことで、悲しくなることや大きなショックを受けることは当然のことです。 ある意味正常な反応なので、悲しんで落ち込むことを恥ずかしがったり、大の大人なのに情けないと思ったりする必要はありません。 ペットロスの期間や症状は? ペットロスはどのくらい続くのでしょうか。 あまりに長い場合は、専門医に相談する必要があるかもしれません。 2ヶ月くらい続くペットロス ほとんどの方は2ヶ月くらいペットロスの状態が続くようです。 2ヶ月以上たっても変わらない、症状が治まらない時は専門医やペットロスカウンセラーなどの力を借りることを検討しましょう。 身体症状と精神症状がでる ペットロスでは、食欲不振や下痢、吐き気、睡眠障害、頭痛、めまいなどの身体症状のほかにも、不安感や孤独感、悲観的になる、パニック、幻覚や幻聴など精神症状がでることもあります。 しかしこれらはペットロスの症状としては正常な反応なので、過度に心配しすぎないことも大切です。 「自分だけおかしいのではないか」「こんなに寂しいのは自分だけだ」などと思わないことが大切です。 ペットロスを乗り越える方法 ペットロスを乗り越えるには無理する必要はなく、区切りをつけながら徐々に気持ちを整理していくことがポイントです。 お葬式などで心に区切りをつける ペットが亡くなった場合は、お葬式をする、動物霊園に埋葬するなどの区切りをつけるのもいいでしょう。 悲しみからなかなか抜け出せない時はペットの仏壇を置いたり、ペットの骨をキーホルダーやネックレスに入れられるメモリアルグッズを利用したりしてみましょう。 「愛するペットはいつもそばにいる、見守ってくれている」という気持ちになれます。 ペットの思い出をつづる ペットとの写真を集めて思い出アルバムを作ったり、ペットの生涯を記録してまとめたりしてみましょう。 また天国のペットへ、気持ちをつづった手紙を書くこともいい方法でしょう。 「ああすればよかった」という後悔ではなく「楽しいことがたくさんあった」「いい子だった」という楽しい思い出に変えていくことができます。 誰かに話を聞いてもらう 人につらい気持ちを話すことで、心の整理がだんだんできるようになります。 ペットロスの経験者など同じ経験をした人、最期を看取ってくれた獣医師、動物看護師、カウンセラーなどに話を聞いてもらうのはいい方法です。 家族でそれぞれの思い出を語りあうのもいいですね。 落ち着いたら次の子を迎えるのも ペットとの別れを経験するともうペットは飼いたくない、と思う方も多いでしょう。 しかし新しくペットを飼うことは、しあわせになる動物が増えることにもなります。 今まで一緒にいてくれたペットに悪いから、という罪悪感を抱く方もいますが前向きにとらえていくことも大切です。 ペットを飼える環境なら、新しいペットを迎えることを検討するのもおすすめです。 近くにペットロスの人がいたら なかなか立ち直れないご家族、友人など身近にペットロスの人がいたら、できることがあります。 悲しみを分かち合い、思い出を共有しましょう。 黙って話を聞くことが大切 つらいこと、悲しいこと、ペットの思い出など、あいづちをうちながら黙って話を聞くという姿勢が大切です。 人は話すだけでも気持ちが安らぐもの。 その人のペットへの思いを静かに受け止めます。 考えや意見を押し付けない 「早く立ち直らなきゃ」「いつまでもくよくよしないで!」など自分の考えや、意見を押し付けることは、たとえ正しいことを言っていたとしても相手を傷つけるだけです。 一方的に意見を押し付けないように気を付けます。 新しくペットを飼うことを、無理に勧めることもよくありません。 相手の喪失感や悲しみをわかる努力をする、それがペットロスから抜け出す手助けになります。 まとめ 一緒にいた時間が長くても短くても、ペットと過ごした日々はかけがえのないものです。 愛する存在を失った悲しみを、我慢する必要はありません。 十分に悲しんで、そして自分なりの方法で無理をせず区切りをつけていくことで、ペットロスから抜け出すことができます。 少しずつ立ち直りペットロスから抜け出す頃には、ペットとの楽しかった思い出を胸に抱き、また前を向いて歩いていけるようになります。
次のもくじ• つまり、ペットを失った経験を持つ飼い主の全員がペットロス経験者となります。 さらにペットは犬や猫だけでなく、ハムスター、うさぎ、インコなど実に多様化しているため、ペットロスの発症リスクも自ずと高まっているのです。 この「ペットを亡くした」という辛い現実や悲しみから立ち直れず、重症化することで精神的のみならず身体的にも様々な症状を引き起こす精神疾患を患います。 これを一般的に 「ペットロス症候群」と呼んでいます。 この記事ではペットロス症候群のことも「ペットロス」と略して記載していきます。 老衰以外でペットと死別するとペットロスになりやすい 参照:アイペット損保 アンケート調査 「アイペット損保」が2016年に行ったアンケート調査によると、 病気・事故・突然死など老衰以外によってペットを亡くした人の63. ペットとの別れが急に訪れるほど、気持ちの整理を付けることが困難になり、「あの時、ああしておけば」と後悔の念から激しい怒りや自己嫌悪を生みだしてしまうのです。 「後悔」でお別れした人ほどペットロスになりやすい 参照:アイペット損保 アンケート調査 ペットとの最期を「後悔」で迎えた人ほど、ペットロス重症化の危険性があります。 先程も述べたように後悔の念は、怒りや自己嫌悪へ繋がっていきます。 現にアンケート調査でも約7割の人が「後悔している」と回答しており、誰しもにペットロス重症化のリスクがあることがわかります。 ペットロスの症状 参照:アイペット損保 アンケート調査 ペットロスに陥ると、一体どのような症状が出るのでしょうか? アンケート調査によると 「突然悲しくなり、涙が止まらなくなる」「疲労感や虚脱感、無気力、めまい」「眠れない」が上位3つとして回答されています。 ペットロスは激しいストレスから様々な精神疾患を患います。 症状としては抑うつ状態に近く、特に重症化した場合は「愛するペットの鳴き声が聞こえた 気がする 」など、幻聴が聞こえる場合もあります。 また強いストレスは消化器官の不調を招きやすく胃潰瘍 いかいよう をはじめ、心不全などの心臓病まであらゆる身体疾患を引き起こす場合もあります。 ペットロス回復までの期間 参照:アイペット損保 アンケート調査 ペットロスの症状は1ヶ月未満で治まる人が46. 全体の9割は1年以内にペットロスを克服しており、時が癒してくれるのは確かなようです。 しかし「まだ続いている」と回答している人が2. ペットフードの改良や医療技術の進歩によって、ペットの平均寿命は飛躍的に伸びています。 共に生活する時間はこれまで以上に長くなった反面、お別れする時の悲しみや痛みも比例して大きくなっているのです。 ペットロスの心理状況|克服が困難な感情 ペットロスを起こした飼い主は様々な負の感情に陥り、苦しむことになります。 否認 現実逃避。 「ペットの死」という精神的ショックからの自己防衛本能。 怒り 死に繋がった外的要因への怒り。 医者、事故の加害者、死因となった病気など。 罪悪感 自分への怒り。 自己嫌悪。 安楽死を選択した自分。 世話を十分にできなかった自分。 自責・後悔の念など。 抑うつ ストレスを起因とした精神疾患。 悲壮感。 虚無感。 無気力。 自己嫌悪。 不眠症。 など症状は様々。 否認 克服が困難な感情の1つ目「否認」。 これはペットの死、または死が間近に迫っているなど重く辛い現実に直面した際に「認めたくない」という現実逃避の感情であり、精神的ショックから自分を守るための自己防衛本能でもあります。 辛い現実を受け止めるためには時間が必要になるわけですが、これには個人差があり、早い人で数時間、長い人は数日かかる場合もあります。 怒り 克服が困難な感情の2つ目「怒り」。 これはペットの死因が病気や事故など、外的要因だった場合に生まれやすい感情です。 例えば、投薬治療を施したにもかかわらず回復が実らず、「なぜ助けられなかったのか」と担当医への怒りが生まれるといったようなことです。 怒りを外へ向けることで一時的な満足感 ストレス発散 を得ることができますが、根本的な解決に至ることはありません。 罪悪感 克服が困難な感情の3つ目「罪悪感」。 これは怒りの感情が自分へ向いた時に起きる感情です。 例えば「ペット保険に入っていなかったが為に高額な医療費が払えず、十分な治療を施せなかった」「あの時、鎖を外さなければ車に轢かれることはなかった」「いざという時のために動物病院を事前に調べておけば、もっと早く病院に搬送できたのではないか」など。 自分への怒りは自責の念、後悔の念へと変わっていき、自己嫌悪の度合いが強くなるほど「抑うつ」を発症しやすくなります。 抑うつ 克服が困難な感情の4つ目「抑うつ」。 これは「否認」「怒り」「罪悪感」というストレス感情を経て、うつ病という精神疾患を発症、生活に支障をきたした状態です。 一旦「抑うつ」になると悲壮感、虚無感、無気力など深い負の感情に陥り、更には胃痛、頭痛、心不全、不眠症、食欲不振など様々な合併症を引き起こします。 抑うつの克服には投薬治療と時間経過による自然治癒の必要がありますが、完全回復には数ヶ月以上を必要とします。 ちなみにペットロスを理由に「後追い自殺」を考える人もいます。 自殺願望はうつ病の症状としても重いもので、必要ならば心理カウンセラーを頼ることも選択肢として考える必要があります。 ペットロスの克服方法・乗り越え方 これまでご紹介してきたようなペットロスの症状、または克服が困難な感情はどのように乗り越えていけばいいのでしょうか? ここでは 「ペットロスの克服方法・乗り越え方」を解説するのと同時に、ペットロス経験者は何をきっかけに克服していったのか見ていきましょう。 感情にフタをせず思いのままに悲しむ ペットロスは深い悲しみを伴う精神的ストレスです。 つまり克服には心のケアが必要であり、感情にフタをせず思いのままに悲しみに浸る時間が重要なのです。 逆にペットロスを重症化させてしまう人は「ペットの死をしっかり受け止め、十分に悲しめる状況になかった」ことが悪化の大きな要因として挙げられます。 では、なぜ十分に悲しむことが出来ない状況が生まれてしまうのでしょうか? これは 「人の死」と「ペットの死」では周りの理解が大きく異なるからです。 人の死 自分の親や子供を亡くしたとします。 周りの人は同情し、慰め、一緒に弔ってくれます。 そして、それについて文句を言う人は誰もいません。 つまり、 人の死には「悲しみに浸る時間」や「周りの人からの励まし・援助」があり、悲しみを乗り越えるための環境が自然と作られているのです。 ペットの死 一方で「ペットの死」は人間の死と同じようにはいきません。 飼い主にとってペットは家族も同然ですが、その悲しみや痛みは周りに理解されにくく、ペットの死を理由に仕事を休めるような社会でもありません。 親や子供を亡くした時と同等の深い悲しみを背負っていてもペットだと理解してもらえないのです。 それでも私たち人は悲しみの感情にフタをして、必死に生きていこうとします。 しかし「忘れよう」と自分に言い聞かせても悲しみは癒えることなく、溢れかえった感情はペットロス症候群へと繋がっていくのです。 ペットロス経験者から学ぶ「克服のキッカケ」 参照:アイペット損保 アンケート調査 「悲しみを癒すきかっけはありますか 複数回答 」というアンケート調査に対して 「新しい犬・猫を迎える」「経験者と悲しみを共有する」「犬・猫の遺品を整理する」が上位3つとして回答されています。 どれも気持ちの整理に通ずるものがあるということが共通してみられるのではないでしょうか。 あなたがまさに今ペットロスで悩んでいるのであれば、経験者の意見を大いに参考にしていただければと思います。 新しい犬・猫を迎える 参照:アイペット損保 アンケート調査 ペットロス克服のキッカケとして最も多かったのが「新しい犬・猫を迎える」という回答です。 実際に全体の半分が3年以内には新しいペットを迎え入れているようです。 しかし、その半分は「迎え入れていない」と回答しています。 「前のペットを忘れられない」「新しいペット迎えることに罪悪感を感じる」「同じ悲しみをもう経験したくない」など、様々な理由があると思います。 こういった意見を尊重しつつも、新しいペットを迎えることは克服の強い味方になるという事を念頭に考えてみてください。 悲しみを人と共有する 続いて多かったのが「ペットロス経験者と悲しみを共有する」というものです。 悲しみを共有する事で心のケアになるだけでなく、何よりも孤独感を忘れることができます。 周りにペットロス経験者がいないという方はインターネットを活用しましょう。 ネット上には「ペットロス掲示板」などが立ち上げられています。 ペットロス掲示板については後ほど、「ペットロスを乗り越えた人々の声」として、その一部をご紹介していきたいと思います。 ペットの遺品を整理する 参照:アイペット損保 アンケート調査 3つ目に多かったのが「ペットの遺品を整理する」という回答です。 遺品を整理するということは、同時に心の整理をするという側面も持ち合わせていると言えます。 整理は1つの箱にしまう、または踏ん切りをつけて捨てるという選択肢もあります。 ただ全体の61. その姿はなくとも、身近に感じられる供養方法として利用者も年々増えています。 ぬいぐるみ等のメモリアルグッズを購入する 画像: アンケートには含まれていませんが、ペットを手厚く供養するという文化が一般化してきた昨今、メモリアルグッズと呼ばれる供養グッズが売られるようになりました。 このメモリアルグッズの中には、我が子に似せた「ぬいぐるみ」を作成してくる会社もあります。 ぬいぐるみを作ってもらうことで悲しみを完全に忘れられる訳ではありませんが、それでも制作依頼は年々増えているようです。 治療・セラピーを受ける ペットロスの症状があまりにも重く、会社を長期的に休んだり、自殺を考えるようになっている場合、第三者に助けを求めましょう。 重度の抑うつを発症している場合が多く、病院での治療や心理カウンセラーによるセラピーを受ける必要があります。 うつ病の克服には投薬治療と長期的な休息が必要になるため、人によっては休職という選択肢も考えなければなりません。 ペットロスを乗り越えた人々の声 ペットロスによって深い悲しみに陥った時、救いとなるのが経験者たちの声です。 直接会って話すことが最も効果的ではありますが、必ずしも身の周りにペットロス経験者がいるとは限りません。 そんな時はインターネットを活用してみることをおすすめします。 質問掲示板で意見を求めるも良し、今では「ペットロス掲示板」なるものまであります。 自分の悲しみを聞いてもらうことはもちろん、同じ悲しみを持つ人々の声を見ることで、お互いを励まし、勇気づけてもらうことができます。 ここでは 「ペットロス掲示板」をご紹介すると共に、 実際にネットに記載されている声の一部をご紹介していきたいと思います。 寂しければ泣けばいい、メソメソクヨクヨすればいい こんにちは。 私も介護した後、今年の初めに亡くなりました。 今も辛いです。 人生の半分を一緒に生きた子なので、いなくなって自分らしくがどうだったか分かりません。 まだまだ毎日涙が出るし寂しいです。 でも乗り越える…ではなく、胸にしまっていくと考えています。 大切な大切な思い出を沢山思い出し少しずつしまっていく…と。 まだまだ寂しければ泣けばいい、メソメソクヨクヨすればいいんです。 それはその子への愛情の深さなんですから。 時間がかかっても仕方ありませんよ。 色んな感情になるのも当たり前ですよ。 我が子ですから。 きっといつか会えるずっと一緒にいられるようになる日が来ると信じています。 お辛くなったときはいつでもここへいらしてくださいね。 私たちはいつでも待っています。 先ほど19時19分、我が家の愛犬ロンが息を引き取りました。 マルチーズ15才でした。 この2ヶ月半、鼻から大量の出血、てんかん発作、2ヶ月ほぼ毎日嘔吐、大量の薬、本当に本当に耐えて耐えて頑張ってきました。 最後は骨と皮となり、昨日から咳と呼吸が早くなり昨日が最後かと覚悟しましたが、今日もまだ頑張ってるので、午前中に利尿剤の注射を打ち様子見ていました。 後半はワンワンと訴えるようになり、抱っこすると泣きやむので抱っこしてました。 だんだん、口から唾液がふえ小さな声でウーウーと泣き荒かった呼吸が急にピタッと止まり、大きく息を何回か吸ったあと動かなくなり、名前を呼んだらまた反応してくれてそのあと静かに息を引き取りました。 今はお花に囲まれています。 私1人と2匹で頑張ってきました。 まだチワワ7才のレオンがいます。 生き甲斐でした…去年の12月から仕事を辞め付きっきりの介護でしたから、まだ気持ちの整理がついてないので、これからどんな心境になっていくのか不安です。 息を引き取るまでありとあらゆる言葉を伝えました。。。 うちの子が11月に亡くなった時のことと重なり号泣しながら読ませていただきました。 もうこの世にいないということももちろんとても辛いのですが、日に日に弱って最後には水さえも飲めなくなり骨と皮だけになって痙攣を繰り返し昏睡状態になって…が今でも目に焼き付いて離れずとても苦しいです。 昏睡状態の時一度だけこちらを振り返って鳴きました。 口だけで声は出てませんでしたが、ありがとう、さようならと言いたかったんだと思っています。 それを思い出すと辛くて辛くて…4ヶ月たっても悲しみは薄れないです。 きっと一生薄れることはないと思います。 私は一人で最期を看取り、周りに話を聞いてもらえる人もいなかったのでこのサイトでかなり気持ちが救われています。 中略 同じ思いの人たちが他にもたくさんいらっしゃいますので、みなさんお力になってくださると思いますよ。 愛するロンちゃんを15年に渡って精一杯の愛情を注ぎながら見守り続けてこられ、そのロンちゃんの旅立ちを見届けられた心中いかばかりかと推察致します。 本当に大変でしたね。 愛するワンコって、家族を超えてもう我が子、分身といってもいいそんな存在だと思います。 その、愛するワンコを失うことは想像を絶するくらい辛いことです。 それはあの子たちが純真で、心に一点の汚れもない天使のような存在だから・・ 中略 もうすぐ5ケ月になりますが、昨年10月愛するワンコ(チヨ:チワワ&ヨーキー)を亡くしました。 自分の分身といっていいくらい心の支えでもあり生きがいでした。 今も部屋はあの子がいたときと変わっていないです。 5ケ月近く経っても、無性にあの子に会いたくなって辛くなったときはここに来て思いを書き込みさせて頂いています。 このサイトにいらっしゃる皆さんはどなたもとても優しく温かいです。 私はここでたくさん助けて頂きました。 中略 お辛くなったときはいつでもここへいらしてくださいね。 私たちはいつでも待っています。 ペットロスの人との接し方 ここまではペットロスの当事者に関係する内容を解説してきました。 ここで論点を少し変え、 ペットロスの人に周囲の人たちはどのように接していけば良いのか解説したいと思います。 ペットロスに陥っている人はとても繊細な気持ちになっており、普段どおりに接することは少々難しいものがあります。 また思いもよらない発言が、相手の精神に追い打ちをかけることもありますので注意が必要です。 相手の悲しみに同情して心の支えになる ペットロスの人と接する上で大事なことは、相手の感情や価値観に合わせて痛みを共感してあげることです。 ペットロスを克服するためには、ペットとの別れをしっかり悲しめる時間や環境が必要です。 その手助けをすることに意識を置きましょう。 また励ましの言葉としては• 「あなたが悪いわけではない」• 「あなたに育ててもらってあの子も幸せ」• 「あの子は、あなたを恨んでいない」• 「今ごろ、虹の橋で他の仲間と楽しく遊んでいる」 など、優しい言葉をかけてあげてください。 自責の念に追い打ちをかけるような発言に気を付ける 言葉を投げかけてあげる際、自責の念に追い打ちをかけるような発言には注意してください。 例えば、ペットの死因が病死であれば以下のような発言です。 「なぜ病気になったのかな。 ペットフードが悪かったとか?」• 「仕事が多忙だし、病気に気付くのに遅れたのはしょうがない」• 「手術は高額だし、できなかったことは仕方ない」• 「ペット保険に入っておけばよかったね」 このような発言は「あの時、ああしておけば」という自責や後悔の念に追い打ちをかけてしまい、より精神的なストレスを与えてしまいます。 安易に新しいペットを迎えることを進めない ペットロスの人に対して、安易に新しいペットを迎えることを進めてはいけません。 確かに新しいペット迎えることは、多くの方がペット克服方法のキッカケとしています。 しかし、ペットを失ったばかりの人ほど「あの子を何だと思っているのか」と反感を貰いかねません。 また悲しみが深い段階で新しいペットを迎えると、癒されるどころか新しいペットに憎しみを持ってしまうことすらあります。 新しいペットを迎えるかどうかは本人の選択に任せ、悲しみを共感してくれる心の拠り所として尽力しましょう。 最終的に「ペットを飼って良かった」と約9割の人が思う 参照:アイペット損保 アンケート調査 今回は 「ペットロス」という悲しいテーマについて解説してきました。 ペットロスには様々な苦悩が伴います。 それでも約9割の飼い主さんは「ペットを飼って良かった」と最終的に回答しているのです。 やはり、それだけペットは私たちにとって掛け替えのない存在ということでしょう。 しかし、その存在の大きさゆえにお別れ時の苦痛も膨れ上がるものです。 だからこそ、 ペットの弔いはとても重要なことなのです。 もし 「ペットの終活」がお済でない方は是非下記の記事も併せて読んでいただければ幸いです。
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