4年くらい前に、近所でうぐいすを5羽くらい飼っている人がいました。 自分は、鳥獣保護法に違反しているのではないかと思い、警察に電話しました。 すると、生活課だか何課だったか忘れましたが、担当の課長さん(50歳くらいの声)が電話に出てくれました。 その人の話によると、確かな証拠があるとか、外から飼っている様子が見えるとかでないと取締りは難しい、とのことでした。 自分は一応、自分とうぐいすを飼ってる人の住所氏名などを告げて電話を切りました。 すると、一年くらいしてから、警察からその課長さんらしき声で電話があり、うぐいすを保護して山に放鳥し、飼っていた人には厳重注意したとの連絡を受けました。 また、今後、他にもそういう人を見かけたら連絡してほしいとも言われました。 そして1年半前、自分はまたうぐいすを5羽くらい飼っている別の人を見かけたので、警察に電話しました。 電話に出たのは前の50歳くらいの人ではなく、30歳くらいの声の人でした。 電話の受け答えは前の人とは違って、面倒くさそうな感じでした。 でも、うぐいすを飼っているのが外からも見えるのですぐ取り締まってくれると思ったのですが、1年たっても何の連絡もありませんでした。 それで、3か月くらい前、また警察に電話したのですが、同じ30歳くらいの人が電話に出て、やはり面倒くさそうな応対で、取り締まりに動くという印象はありませんでした。 最初の件では一年という時間はかかっても取り締まってくれたのに、今回は取り締まろうとしないというのは、どういうわけなのでしょうか。 また、警察に動いてもらうには、どうしたらいいのでしょうか。 何か自分にできるようなことはあるのでしょうか。 そのようなささいなことで他人の趣味に干渉するのは良くないという意見はご遠慮ください。 Q 今日、子供がケガをしたウグイスの成鳥を拾ってきました。 首をケガしている様子で、変な方向に曲がっており、まともに 枝にとまることもできません。 子供は「どうしても助ける」と言っており、そのまま放置もでき ず、今、家にいます。 1 ウグイスの餌はどのようなもので与えたらよいのでしょうか? 野鳥でもあり、寝たきりの状態のため、自らは餌を食べようと しません。 くちばしも尖っているため、幼鳥用の餌やり器(注射器のよう なもの)では、うまく餌がやれません。 2 野鳥の飼い方で、特に注意しなければいけないことは何でしょ うか? 法律論とか、自然に任せるべき、といった回答は希望しておりま せん。 その前提で、最善を尽くしてやろうと考えています。 A ベストアンサー ウグイスちゃんまだ大丈夫ですか? ウグイスは保護したことはありませんが、 参考URLは私がよく参考にしている野鳥のレスキューサイトです。 餌の内容からやり方、栄養に関して、そして自然にかえすところまで、充実しています。 ウグイスだけの項目はなかったかもしれませんが、お役にたつと思います。 また、日本では古来鳴き声を楽しむためにウグイスを飼育していましたので、ウグイスの餌や飼育方法はよく研究されています。 お調べになったらきっと沢山の情報があるはずです。 ウグイス用の粉末餌(すり餌)も売られていますし…。 ただ、以前ウグイスを飼っていた(飼育の許可証があるウグイスです)人の話では「ウグイスは水分を切らしたらすぐ死んでしまう!」とのことです。 元気になって、もといた場所に帰れるといいですね。 鳥の看護は大変でしょうが、がんばってください。 htm.
次の「バンディング」とよばれる野鳥に足環をつけた標識調査では、6年11ヶ月生きた野生のメジロもいたそうですよ。 うまく育てれば10年以上生きることも珍しくないですよ。 メジロの鳴き声は? メジロは「チーチュルチーチュルチーチーチュルルルル」とさえずり、「チー」「ツィー」と地鳴きします。 よい声でさえずることから、江戸時代から鳥の鳴き声を競わせる「鳴き合わせ」に使われていました。 聞きなし 「聞きなし」とは、鳥の鳴き声を人間の言葉にかえた言葉遊びの事です。 メジロは「長兵衛、忠兵衛、長忠兵衛」と聞きなされることが多いですね。 メジロの捕獲・飼育は法律で禁止されている! メジロがもつ可愛らしさと美しいさえずりは、多くの日本人を魅了してきました。 しかし、現在は研究目的以外の捕獲と飼育ができません。 ケガをして傷ついたメジロや巣から落ちたヒナを連れて帰ることも、原則禁止されています。 「保護」であっても、「捕獲・飼育」になるので注意が必要ですよ。
次の「ホーホケキョ」のさえずりで、その年初めての鳴き声を「初音」といい、それを聞けば、春の訪れを感じることから「春告鳥」と呼ばれている。 オオルリ、コマドリとともに日本三鳴鳥に数えられている。 留鳥または漂鳥として全国に分布し、北海道や本州北部に生息する個体は、冬季に暖かい地方に移動する。 正岡子規・・・春を告げるウグイス 鶯 の詩 写真:2016年4月21日撮影、クリプトンの森 鶯やとなりつたひに梅の花 鶯の松にとまりて春ぞ行く 鶯の覚束なくも初音哉• わが病める 枕辺近く咲く梅に 鶯なかば うれしけんかも 子規が寝ている部屋から梅の花が見え、花の匂いも漂ってきた。 そこにウグイスが鳴いてくれた。 厳しくつらい冬が終わり、春が訪れたことを告げるウグイスの声は、病床の人にどんなにか元気を与えてくれたことだろう。 嬉しそうな子規の顔が浮かんでくるような詩である。 自宅の庭や公園などで見掛ける多種多様な野鳥たち・・・その姿やさえずりを耳にすると、生きている素晴らしさ、森の大切さに気付かされ、いつも元気をもらうことができる。 だから私たちは、野鳥に心惹かれるのであろう。 「梅に鶯」とは・・・梅とメジロのような生物学的な関係を表したものではない点に注意。 広辞苑によれば「とりあわせの良いことのたとえ」とある。 春のめでたさを象徴する「梅」と「ウグイス」の二つを組み合わせて大いにめでたいことを言い表したものである。 写真:2016年4月12日撮影、梅とメジロ 見分け方 体を倒して水平に止まるポーズが特徴。 体の上面は茶褐色、下面は淡い灰色。 同じウグイス類より大きく、尾も長い。 鳴き声でも簡単に識別できる。 雌雄同色だが、オスの方が一回り大きい。 全長 オス16cm メス14cm 翼開長18~21cm 声 写真:2016年4月20日撮影、秋田市植物園 「ホーホケキョ」と鳴くのは、繁殖期のオスだけ。 地鳴きは、「チャッチャッ」という舌打ちのような声で「笹鳴き」と呼ばれている。 警戒した時などは、「ケキョケキョケキョ・・・」とけたたましく鳴き続ける「谷渡り」と呼ばれる鳴き方をする。 これは、他のオスに対して「俺の縄張りに入るな」という強い警告である。 その際、尾羽を上下させ、左右に首を振りながら鳴く。 ウグイスの名の由来 (写真:無料写真素材集より) 江戸時代以前の鳴き声は、「ウ-、グイ」と鳴く鳥だったらしく、その鳴き声が名前の由来であるとする説がある。 「ウグイス」「カラス」「ホトトギス」のように、語尾の「ス」は鳥を意味する古い接尾語である。 生活 適応能力が高く、人家近くの林から亜高山帯まで広範囲に生息する。 繁殖期の生息環境は、林の下生えにササが密生しているところ。 笹薮さえあれば、木が全くない所にも生息する。 藪の中を枝移りしながら活発に移動し、葉にとまる昆虫などを捕らえる。 低木の枝やササの上に、枯葉などで横に入り口のある球形の巣をつくる。 産卵期は5~6月、4~6卵を産む。 抱卵日数は14~16日、巣立ちまでは約14日。 しばしばホトトギスに托卵される。 越冬期には、市街地の生垣などにもよく現れ、木の実も食べる。 縄張りと花嫁募集 オスは、直径200mほどの範囲でさえずり、縄張り宣言と花嫁募集をする。 メスがやってきてツガイになったと思うと、また別のメスを求めてさえずりを続ける。 こうしてオスは、6~7羽のメスとツガイになることがある。 だから、さえずる期間が長く、9月にまで及ぶことがある。 オスは、盛んにメスを獲得しようとするだけで、子育てには全く参加しない。 1羽のオスの縄張りの中に、メスの数だけ巣がつくられるが、その巣づくりから抱卵、育ヒナまでメスだけで行う。 だから時々留守になりがちで、ホトトギスなどの托卵鳥には格好のターゲットになっている。 オスは一夫多妻だが、メスは次の繁殖の時は別の縄張りへ移る。 これも遺伝子の多様性を維持する戦略なのであろう。 日本三鳴鳥 日本の鳥の中で、さえずりが最も美しい鳥三種は、コマドリ、オオルリ、ウグイス。 中でも風雅なさえずりのウグイスは、古くから飼養してその声を楽しむ人が多かった。 江戸時代の寛永年間には、ウグイスの飼育担当の職があったほど。 飼養したウグイスを持ち寄り、鳴き声の優劣を競い合う集まりを「鶯合せ」「鳴き合せ」「鶯会」といった。 また日本人にとって親しい鳥だけに、昔話にも多く登場している。 ちなみに十和田湖では、日本三鳴鳥の三種を見ることができる。 高い飼育技術 さえずりが殊の外美しいので、古くから飼育マニュアルが文献としてまとめられていた。 だから、江戸時代には、既に日本の鳥の飼育技術は世界屈指の高いレベルに達していたという。 俳 句 鶯の言い換えの季語として、春告鳥、初鶯、初音、鶯の谷渡り、鶯笛などが使われる。 鶯の笠落したる椿かな 松尾芭蕉 鶯や餅に糞する縁のさき 松尾芭蕉 眼前の梅に鶯初音とは 上崎暮潮 参 考 文 献 「鳥の博物誌」 国松俊英、河出書房新社 「俳句歳時記」 角川学芸出版編、角川ソフィア文庫 「山渓カラー名鑑 日本の野鳥」 山と渓谷社 「身近な鳥のふしぎ」 細川博昭、ソフトバンククリエイティブ 「鳥のおもしろ私生活」 ピッキオ、主婦と生活社 「野鳥観察図鑑」 杉坂学、成美堂出版 「ぱっと見分け 観察を楽しむ 野鳥図鑑」 石田光史、ナツメ社 「あきた探鳥ガイド」 日本野鳥の会秋田県支部編、無明舎出版 「日本野鳥歳時記」 大橋弘一、ナツメ社 写真提供 土谷諄一 参考プログ「」.
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