しかも今回の事件では、青葉容疑者の行く末にはすでに、「死刑」の2文字がちらついている。 事件を起こしたことによって自らも命を落とすのと、法の裁きによって命を奪われることは、同じ死でも全く意味が違う。 遺族が望むのが後者であることは自明だ。 では、青葉容疑者を生きながらえさせるために、病院では何が行われているのか。 「やけどの深さは大きく分けるとI度からIII度に分類される。 青葉はIII度で、皮下組織まで傷害が及んだ状態。 やけどを負った範囲は、体の表面積の10%以上。 事件直後は京都市内の病院に運ばれましたが、その後、重症熱傷の治療経験が豊富な大阪の大学病院に移り、皮膚移植などの治療を受けている」(同) 日本熱傷学会代表理事で東京女子医大教授の櫻井裕之氏が言う。 「重症の患者は、受傷直後はやけどの患部から水分やタンパク成分などがどんどん失われていき、脱水状態になる。 それらを補うために大量に輸液する。 そうしないと体内の血液の量が減少してショック状態となり、命に関わるのです」 ただし、事件からすでに2週間以上が経過しており、治療は「次の段階」に進んでいると見られる。 「やけどした部分は組織が死んでしまっているため、細菌が繁殖する。 だから、手術を行い、死んでしまった組織を取り除き、さらに、皮膚を移植してその部分を閉じる必要があります」 と、櫻井氏。 「本人の意識が戻ったといっても、予断を許さない状況であることには変わりないと思います。 熱傷創の閉鎖が完全に終わらない限り感染症のリスクはつきまとう。 急変し、命を落とす可能性も十分にある」 吐きそうになりながら… 凶悪犯罪の容疑者、犯人に対する医療行為というテーマを取り上げたドラマや漫画を見つけるのはそれほど難しくない。 例えば、アメリカの人気ドラマ「グレイズ・アナトミー」には、銃乱射事件を起こして自らも重傷を負った犯人に対峙する医師の苦悩を描いた回がある。 手塚治虫の「ブラック・ジャック」では、父親を殺した後に自殺を図り、主人公の手術で一命を取り留めるも、最後は死刑によって命を奪われる少年の姿が描かれる。 では、フィクションの世界ではなく、現実世界で青葉容疑者と対峙している医師の心情はいかなるものなのか。 「今回の容疑者を治療するスタッフは、毎日吐きそうになりながら頑張っているのかもしれません」 そう話すのは、『医者の本音』の著者で総合南東北病院外科医長の中山祐次郎氏。 事件後、ウェブメディアに〈京アニ放火事件の容疑者を治療するということ 葛藤と苦悩〉との記事を投稿した中山氏は複数回、「容疑者」という立場の人間を治療したことがある。 「プロであるなら淡々と治療すべきだという考え方はもちろん理解しています。 「そうした患者さんにも当然、治療を施すわけですが、『なぜ、私はこの人を助けなければならないのか』『悪いことをした人になぜ尽くさなければならないのか』といった気持ちになってしまうのです」 全文 ささき ひろし Marudashi7 ガイナックスも王立の頃ガソリン撒かれたことがあるが発見が早くて着火には至らず済んだ。 しかし台所に撒かれていたので、誰かが冷蔵庫開けたり金物使ったりしてたら危なかった。 京アニさんは何も悪くないのに酷すぎる話だ。 「昭和のルール」に抵触しちゃったんですね。 葉風 higanzaka な、なるほど…。 まだそのルールがあったりするかもしれませんね。 犯人は入れ墨をしていたみたいですし。 ・2作目はハルヒを超える小説を書いてしまい京アニに敗北感を与えた。 俺がムショに入り奴らはホッとしたことだろう ・予測が出来る俺は結局原稿を送らなかった。 送っていたら必ず潰されていただろう。 しかし結局小説の内容を奴らにパクられてしまった ・ムショに入ったから原稿が無駄になったのではない。 (送っても)最初から原稿を叩き落とし裏切る気だったのだ。 俺を潰す気だった ・俺のノートをパックたりハッキングしたり思考盗撮までしてパクる。 貴様らだけは絶対に許さん ・刑務所生活は平和だった。
次の北海道・東北• 東海・甲信越• 近畿・北陸• 中国・四国• 九州・沖縄• 京都府警は、ガソリンのような液体をまいて火をつけたとみられる、さいたま市在住の男(41)の身柄を確保した。 殺人と現住建造物等放火の疑いで捜査している。 男は上半身などをやけどして病院に運ばれ、意識不明の重体。 搬送される際、駆けつけた警察官に「1階で液体をまいて火をつけた」と話したという。 捜査1課によると、出火当時、建物内には従業員ら74人がいた。 遺体が見つかったのは、1階で2人、2階で11人、2階と3階をつなぐ階段で1人、3階から屋上に上がる階段で19人という。 上階に炎と煙が広がり、多くの人が屋上に逃げようとして死亡したとみられる。 確保された男と似た人物がこの日、容量20リットルの携行缶二つを持って近くのガソリンスタンドを訪れ、ガソリンを買っていたという。 現場近くに携行缶二つと台車のほか、包丁数本とハンマーが入った手提げかばんとリュックサックが残されていた。 複数のスタジオ関係者は、男が「死ね」と叫びながらビルに入り、1階の入り口付近でバケツに入ったガソリンとみられる液体をまいた後、すぐに火を放ったのを目撃。 府警は、購入したガソリンを台車で運び、現場近くで携行缶からバケツに移し替えてまいたとみている。 男は放火後、南へ約100メー….
次の「針のムシロの思いです」 青葉の父は、6人の子供がいる家庭を持ちながら、自身がバスの運転手をしていた幼稚園の先生と不倫。 3人の子供を儲けた。 青葉の母の兄にあたる伯父が、こう声を絞り出す。 「妹が駆け落ちし、親父とお袋の弟が『居所がわかった』と連れ戻しに行ったのですが、妹は『帰らない』と言った。 私は許せなかったので、一切の連絡を絶っていました。 ところがその後、私の妻に『電信扱いでお金を振り込んでほしい』と無心してきたのを知りました。 子供がいるのも聞いていましたが、今回の事件を知って、脚が震えて立っていられなくなった。 関係ないでは済まされない。 針のムシロの思いです」 何の罪もない伯父にまで深い苦しみを与えている青葉。 その両親は離婚し、1999年には子供たちを引き取っていた父が自殺した。 既に再婚していた母は、周囲に「前の旦那は病気で死んだ」と話していたという。 その後、青葉はきょうだいとも断絶。 12年にコンビニ強盗で収監された。 刑務所で「小説を書くのでペンと紙をください」 元刑務所仲間が振り返る。 「青葉っちはネクラで喋るのがちょっと遅い。 強盗は『女に騙されて金を盗りに行った』と言ってた。 夕方の食事が終わると、刑務官に『小説を書くのでペンと紙をください』と頼むんだ。 何を書いているのかは教えてくれなかったけど」 今回の事件後、京アニからは過去に投稿された青葉と同姓同名で住所も一致する応募作品が見つかった。 「さいたま市内にある自宅アパートの家宅捜索では、PCや複数のスマホのほか、京アニ関連グッズも多数押収。 同社が制作した『響け!ユーフォニアム』のサイン色紙や同社関連書籍などが見つかった。 大量の白紙の原稿用紙も発見されています」(社会部記者).
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