花粉症、風邪など、ウィルスや菌の侵入を防ぎ病気の予防をしたり、人にもそれらの菌をばら撒かないようにするためにとても便利なマスク。 一口にマスクと言っても、サイズは大人のためのもの・子ども向け、用途も衛生用そして医療用と様々です。 読者の皆さんも、マスクを風邪予防や拡散防止に使われていると思います。 そして色モノ・立体モノ・香りつきなど、一時帰国のたび、その種類の多さや新商品に驚かされます。 製品開発はさすが ジャパン!です。 このように、日本人にとっては年間通してお馴染みのマスク。 数あるマスクはいまや、日本文化とも言えるようなアイテムになりました。 というのも、海外のサイトで日本人のマスク着用について結構取り上げられているのです。 海外でも日本のように多くの人がマスクをして、通勤・通学をしている? ちょっと想像してしまいますね・笑 外国人は、実は日本人と異なるマスクへの感覚を持っているようです。 外国には花粉症が無いから? 他人が咳をしても気にならないから? 今回の記事では、日本と海外の「マスク事情」について検証してまいります。 コロナウイルスの流行でマスク不足になっている現状についても、英語で説明できるような例文をご紹介しましょう。 海外旅行へ行くときなど、異文化の違いを発見するためぜひご参考にしてください!• マスクをつけるのは日本独自の習慣?! まずマスクという単語です。 マスクは、それ以外にも言い方があるのです。 みてみましょう。 surgical mask face mask 次に、マスクをつけるというフレーズを確認しましょう。 「マスクをつける」にはいくつかの表現があります。 wear a mask. put on a mask. マスクは顔や口を覆うものですから、以下の表現も使えます。 I wear a mask over my mouth. I put a mask on my face. ここで、正しいマスクの使用方法を自治医科大学附属さいたま医療センターのホームページからご紹介しましょう。 正しいマスクの装着方法 ・鼻と口の両方を確実に覆います。 ・ゴムひもを耳にかけます。 ・フィットするように調節します。 せっかくのマスクも間違った方法では意味がないため、都度注意して装着するようにしましょう。 引用元:自治医科大学附属さいたま医療センター「正しいマスクの装着方法」 マスク着用は日本文化またはアジアの文化の一つと言え、欧米ではマスクをつけている人はほとんど見かけません。 「顔を隠している=良からぬことが隠されている」 というイメージがあるようです。 さて、英語で「 Japan, Mask」とオンラインで検索すると様々なサイトのページやブログが日本人のマスク使用について語っています。 まず、イギリス人が日本人のマスクについて話しているものから紹介しましょう。 In the UK, nobody wears a mask like this unless they were very, very sick, or they have something terribly wrong with them. So when a group of masked Japanese tourists descended on an ASDA supermarket in the Merseyside town of Southport, England, their fellow shoppers were decidedly alarmed. <訳> よっぽど重篤な病気か、さもなければ何かとてつもなく酷いことが起こっているのでなければ、イギリスではこのようなマスクをつける人はいません。 ですから、もしサウスポートの街マージーサイドにあるスーパーマーケットASDA(アスダ)にマスク着用の日本人グループが到着したら、他の買い物客はきっと恐怖に感じそのグループを警戒するでしょう。 危険な人物と扱われて随分と失礼な話ですが(笑)、ところ変わればいつもの習慣が全く違って取られるという良い例でしょう。 なんとアメリカ人などからは、 テロリストかと勘違いされる場合も無きにしもあらずです。 このような文化の違いは自身のための情報として、留学など海外で生活したり旅行する人は特に心に留めておく必要があります。 自分の文化を説明できれば要らない誤解を避けることもできます。 さらに、外国人が日本のマスクをどう理解しているかもご紹介しましょう。 The reasons why Japanese wear masks 日本人がどうしてマスクをつけているのか、外国人は気になるようです。 サイトから二つほど抜粋してみましょう。 2 As recent studies have revealed, there are multiple reasons why people in Japan wear masks, but it has nothing to do with hygiene. Things started changing in 2003, when the medical supplier Unicharm released a new type of mask specifically designed for hay fever sufferers. They were also completely disposable and could be cheaply bought in bulk. <訳> 日本で着用されているマスクについて、衛生に関係のないいくつかの理由が最近の研究で明らかにされました。 医薬品メーカーのユニチャームが花粉症のために特別にデザインをした新しいタイプのマスクを2003年に発売した際に変化が起こりました。 ユニチャームの不織布素材で作られた対花粉症用マスクは、花粉をブロックするのにとても効果的でした。 そして、これらは完全に使い捨てであり、まとめて買うことで安く買えるのです。 花粉症対策のマスクはユニチャームが初めて発売したんですね。 花粉症= hay feverです。 外国人との日常会話に使えますので、ぜひ覚えましょう。 そうなんです。 海外にも花粉症は存在するんです! 海外にもある花粉症、日本との共通点は? イースターに一時帰国をすることが多い私は、ニュースで桜前線のように花粉前線やその日の花粉飛散量予報が毎日予測されていることにとっても感心しています。 私が子どものころはこんなに花粉花粉と言っていなかったのですが、いつからこんなに花粉症に苦しむ人が増えたのでしょう。 国立研究開発法人・国立環境研究所によると、以下が言えるようです。 「20、30年前は、スギ花粉を吸入してもアレルギー症状は引き起こさないものを考えられていました。 なぜ我々の体はこのように過敏に反応するようになってしまったのでしょう。 いろいろな可能性が考えられますが、一つには、スギ花粉がきれいな状態では鼻にアレルギー症状を誘発するようには働かないが、花粉が都市部で浮遊する間に大気中のいろいろな化学物質を表面に吸着して汚れていると、鼻でアレルギー反応を起こしやすくなるという説があります。 」 環境の変化から、残念ながら私たちの健康に影響が起こっていると言えそうですね。 さて、海外でも花粉症があると前述しました。 花粉の飛ぶ季節となると苦しむのは日本人だけではないんです。 その国とは、イギリス、カナダ、オーストラリア、南アフリカ共和国、アメリカなどです。 加えて、フランス、スペイン、イタリア、ロシアでも多くの人が悩まされているようです。 花粉症の種類も、日本で多いスギやブタクサはもちろん、オーク、プラタナス、カエデ、ミモザなど数々あります。 これらの国が持つ共通点は何か、想像できますか? はい、 「先進国」です。 上述の国立環境研究所による説明通り、都市部で浮遊する間に大気中のいろいろな化学物質が原因というのもうなづけます。 これだけ英語圏の国で花粉症に苦しむ人が多くいるのであれば、英会話の中で花粉症を話題にすることもでてくるでしょう。 前述のように花粉症は 「hay fever」です。 ここで、花粉症それぞれの症状を英会話例でみてみましょう。 Riku: I have hay fever. How are you feeling right now? Mark: Now I understand, you do have a hay fever. Have you taken any medicine? Mark: Do you usually wear a mask? So today I am wearing it! <訳> 陸:何にも集中できないよ~ マーク:どうした? 陸:花粉症なんだ。 マーク:なんと、かわいそうに。 どんな症状があるの? 陸: 両目が痒いし、鼻水もでるし、くしゃみも止まらないし、咳も止まらないんだよ。 マーク:それは花粉症だね。 薬飲んだ? 陸:飲んだよ。 だけど今日は効かないみたい。 マーク:マスクはつけないの? 陸:ううん、だって人が僕のこと変な人って思うから。 だけどもう選択の余地はないね。 つけるよ! マスクをつける・つけないはお国柄 風邪であっても花粉症であっても、イギリス人はマスクをしません。 マスクをしている人を見ると、 「ヤバい病気を持っている」「強盗しようとしているんじゃないか」などと思うようです。 日本人としては、病気の予防と他人への拡散阻止ですね。 衛生面を考え、周りへは迷惑をかけたくないという日本人ならではの行動とも言えるでしょう。 ここまで書いてきましたが、もはやコロナウイルスとマスクについて言及しないわけにはいかない状況になっています(2020年3月時点)。 マスクは日本をはじめアジアの文化と上述しましたが、今では感染予防または相手に飛沫を飛ばさないようにと世界中でマスクが使われるようになりました。 World Health Organiztion WHO は一時、マスクを使用してもあまり効果がないというステイトメントを出しました。 しかし、これはマスクの効果を知っている私たちにとっては少し的を得ていない話に聞こえたのではないでしょうか。 そんな状況を表わすかのように、マスクの品切れが大きなニュースになりました。 その後は日本政府も介入して、高齢者施設や病気を持った人優先にマスクが配られることになりそうだということで少し安心しますね。 さて、コロナウイルスは英語で 「Coronavirus」、これだけ大きなニュースですので、外国人とコロナウイルスについて話すシーンもある可能性は高いでしょう。 そこで、マスクに関した例文をいくつかご紹介しましょう。 私はコロナウイルス対策でマスクをつけています。 Doctors say masks prevent the spread of coronavirus. 医者はマスクはコロナウイルス拡散を防ぐと言います。 マスクを買いたかったのにどこでも見つからなかった、すべて売り切れです! I went to a supermarket, a convenience store and a DIY store to buy masks, but they had all ran out of masks. スーパー、コンビニ、大工店などにマスクを買いに行きましたが、どこもマスクが品切れでした。 マスクが売り切れで見つからなかった友人達に自分のマスクをあげました。 こういう状況下ではパニックにならず、協力し合う態度が大切ですね。 一言掛け合う気遣いも、不安な気持ちから精神が病むのを避けることができたりします。 受験の季節であり、受験者も健康管理にいつも以上に気を遣ったり、医療関係者、福祉施設なども対応が本当に大変です。 仕事では出社できなくなった人、英語のレッスンに出かけることを躊躇する人など生活環境がかなり変わってしまいました。 英語学習に関しては、間接的に講師のレッスンを受けられるオンライン英会話に変える人が増えるのでしょうか? どちらにしても、早急に収束に向かってほしいです。 ここで、文化の違いということでもう一つ。 イギリス人はマスクはしないものの、他人の咳にはすごく敏感に反応すると思います。 マスクが便利ですよ~と言いたくなるときがあります。 それから人前で思い切ってぶうぶう鼻をかむのが失礼にはなりません。 鼻をすすり続けるほうがタブーとされています。 日本人と違う習慣は結構ありますね。 それが面白いのですが・笑 マスクはもう日本文化!まとめ 私はラッキーにも花粉症も無し、風邪もほとんど引かないのでマスクはつけませんが衛生的にも健康面にもとても役立つマスク。 とても理にかなったアイテムです。 コロナウイルスで急に注目を集めることになったマスク、やはり私たちの健康を守る大切なアイテムということが証明されました。 外国人や外国人講師と、ぜひ日本文化であるマスクの有効性について話しをしてみてください。
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次の日本人が政府からの布マスクをからかっている件について 世界中で猛威を奮っている新型コロナウィルス。 その猛威がいよいよ日本にも到着しましたね。 世界各国でロックダウンが起こっており、たくさんの失業者や、賃金削減になっている中、世界中ではいろいろな対策が行われています。 ヨーロッパ、アメリカなど感染が厳しいところではロックダウンが厳しく行われており、それによって働けない人たちには政府から支援が受けられます。 日本でも多くの人が職を失う危機が迫る中、日本が下した解決策は。。。。 なんと各家庭に布マスクを二枚配布するという事。 このニュースが流れたのは4月1日だったために、日本だけでなく世界の人みんなが「エイプリルフールだからでしょ」と言っていましたがなんと嘘でもなく本当だったようです。 緊急事態宣言を行ったものの、ロックダウンはしない。 布マスク2枚を配布する。 など、この対策に世界の人たちは驚きを隠せないようです。 日本はもっと頭がいい国だと思っていたなど厳しいコメントも多々集まりました。 気づいた時はもう遅いのです。 みなさん!今は我慢して家にいましょうね!!.
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