鼻 詰まり 解消。 【鼻づまりを改善】鼻が詰まるメカニズムと簡単に解消する3つの方法を医師が解説|ケンカツ!

ツライ鼻づまりの原因と解消法!今すぐスッキリしたい人必見

鼻 詰まり 解消

鼻腔で空気の通り道がなんらかの理由でふさがれると鼻詰まりが起こります。 その理由で考えられるのは次のようなものです。 1鼻腔の粘膜の腫れ 炎症やアレルギーによって腫れが起こっている状態です。 原因となる病気には、鼻炎・副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、妊娠性鼻炎があり、他に点鼻薬の常用による腫れがあります。 2鼻汁 鼻汁が溜まると空気の通り道が狭くなります。 鼻の粘膜の腫れを伴うことがほとんどなので、鼻詰まりがより悪化します。 原因となる病気には、鼻炎・副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎があります。 3軟骨や骨によって空気の通り道が狭くなっている 鼻中隔が大きく彎曲していたり、鼻中隔の外側にある下鼻甲介が分厚いことなどによって空気の通り道が極端に狭くなっている状態です。 原因となる病気には、鼻中隔弯曲症、アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎があります。 4鼻茸など、鼻腔にできものがある 副鼻腔の骨の中の粘膜や鼻粘膜が炎症で弱くなると、やがて粘膜が腫れてきます。 水を注入されたように粘膜がやわらかく腫れる組織変化を起こしたものが鼻茸であり、副鼻腔から空気の通り道である鼻腔に飛び出すことにより、鼻詰まりを起こします。 鼻茸は腫瘍ではありませんが、薬を服用することで完全に消失する可能性は少なく、手術による摘出が必要となります。 また、特に片方の鼻だけに存在する場合は、良性腫瘍である乳頭腫の可能性があり注意が必要です。 原因となる病気には、副鼻腔炎による鼻茸、乳頭腫、血管腫があります。 5鼻腔に異物が入っている ティッシュの切れ端などが鼻腔内に残っていることで、鼻詰まりが起こっています。 食事中、くしゃみをした拍子に米粒などが鼻腔に入ってしまうことによるものもあります。 異物が入ったまま放置すると、炎症を起こし、強い鼻詰まりや鼻汁の症状が現れます。 幼児の場合は、親が気付かない間に思いもかけないものを詰めていることは珍しくありませんので注意が必要です。 原因となるのは、ティッシュの切れ端などですが、幼児の場合にはごく小さなおもちゃや食べ物などが入っている場合もあります。 6鼻と喉をつなぐ鼻咽喉に腫れがある 鼻と喉の間にある咽頭扁桃が生理的に肥大したアデノイドという病気が代表的なもので、これは3歳~6歳頃までに大きくなり、その後徐々に小さくなっていくと言われています。 大人の場合、まれですが鼻咽腔にがんがある場合もあります。 原因となる病気には、アデノイド、鼻咽腔血管線維腫、上咽頭がん、その他の腫瘍があります。 年代にかかわらず多いのはアレルギー性鼻炎による鼻詰まりです。 世代によって特徴的に多くなるは、乳児期のアデノイド、大人の肥厚性鼻炎や鼻中隔弯曲症、副鼻腔炎です。 青く濃度の高い鼻汁が出る• 鼻汁が喉に回る• 痰や咳が出やすくなった• 片方だけ鼻詰まりする• 左右が交互に鼻詰まりを起こす• 鼻血を伴う鼻詰まり 青く濃度の高い鼻汁が出たり、鼻汁が喉に回り痰や咳が出やすくなった場合には、副鼻腔炎の可能性があります。 片方だけ常に鼻詰まりを起こしている場合には、鼻中隔弯曲症の場合が多く、片方だけに鼻茸ができている可能性もあります。 左右が交互に鼻詰まりを起こす場合は、鼻中隔弯曲症が疑われます。 鼻血を伴なう場合には、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎のほか、鼻内腫瘍の疑いもあります。 これはあくまでも目安ですので、原因を正確に知って正しい治療を受けるためには、耳鼻咽喉科での診察や検査が必要です。 診察では、視診の他、必要に応じてレントゲン検査、CT検査、血液検査、ファイバースコープや電子スコープによる検査を行います。 アレルギー性鼻炎による肥厚性鼻炎 内服薬 アレルギーの治療薬の抗ロイコトリエン薬、抗トロンボキサンA2薬という、鼻詰まりに効果的な薬が開発されていますので、これを数週間以上、指示通りに飲むことで鼻詰まりがかなり改善するケースが増えています。 点鼻液 一般的にはステロイドの点鼻液を使用します。 ステロイドには抵抗を感じる方が多いのですが、ステロイド点鼻液の場合、ほとんど副作用の心配がないといわれています。 常用することで鼻詰まりが悪化してしまうのは、血管収縮剤の点鼻液です(薬剤性鼻炎)。 処置とネブライザーによる治療 鼻汁を吸引して鼻内を清掃し、ネブライザーで鼻内にステロイドや抗ヒスタミン剤を行き渡らせます。 ネブライザーは耳鼻咽喉科にある治療機器で、コンプレッサーによって霧状になった薬剤を鼻腔のすみずみにまで届けますので、点鼻薬を使うより高い効果が得られます。 ただし、通院して受ける必要があります。 こうした薬や処置による治療で効果が見られない場合には、手術を検討する必要があります。 また、こうした治療を受けてもアレルギーが根本的に治ることはないので、治療を中断すると鼻詰まりが再発します。 手術は根本的な原因を解消するものですので、再発と治療を繰り返すより結果的に治療にかける時間や費用を抑えられる場合もあります。 手術 粘膜を減量する鼻腔粘膜焼灼術、アレルギーに関与した神経の過敏性を押さえる後鼻神経凍結手術、切断手術、さらに粘膜の奥にある骨を削る粘膜下下鼻甲介骨切除術が可能です。 副鼻腔炎による肥厚性鼻炎 内服薬 粘膜が一時的に腫れている場合には、抗炎症剤を内服することで効果が出る場合があります。 点鼻液 一時的に鼻詰まりを解消する必要がある場合には、ステロイドの点鼻液を使用します。 ステロイドには炎症を抑える強力な作用があり、ある程度の効果が期待できます。 処置とネブライザーによる治療 鼻汁を吸引して鼻内を清掃し、ネブライザーで鼻内にステロイドや抗生物質を行き渡らせます。 ネブライザーは耳鼻咽喉科にある治療機器で、コンプレッサーによって霧状になった薬剤を鼻腔のすみずみまで届けますので、点鼻薬を使うより高い効果が得られます。 副鼻腔炎による肥厚性鼻炎の鼻詰まりでは、効果にかなり個人差があります。 以上の薬や処置によって鼻詰まりが治らない場合、手術を検討する必要があります。 手術 副鼻腔炎の炎症がある場合には鼻内副鼻腔手術を行い、必要に応じて鼻粘膜焼灼や粘膜下鼻甲介骨切除を行って鼻腔内の空気を通りやすくします。 副鼻腔炎による鼻茸 内服薬 マクロライド系抗生物質、抗炎症剤など副鼻腔炎の内服薬を1~3ヶ月程度服用することで鼻茸が縮小することがあります。 ただし、効果には個人差が大きく、ほとんど効果が現れない可能性もあります。 処置とネブライザーによる治療 鼻汁を吸引して鼻内を清掃し、ネブライザーで鼻内にステロイドや抗生物質を行き渡らせます。 ネブライザーは耳鼻咽喉科にある治療機器で、コンプレッサーによって霧状になった薬剤を鼻腔のすみずみまで届けます。 炎症を抑えるという観点から見れば鼻茸の縮小に効果がある可能性はありますが、ほとんどの場合限界があります。 以上の薬や処置によって鼻詰まりが治らない場合、鼻茸を切除する手術を検討する必要があります。 手術 鼻茸だけ切除する場合と、副鼻腔炎の手術と鼻茸切除を同時に行う場合があります。

次の

鼻づまり解消方法!寝るときも子供の鼻づまりも一瞬で治る!!

鼻 詰まり 解消

日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院総合周産期母子医療センターにて9年勤務。 現在は神奈川県横浜市の助産院マタニティハウスSATOにて勤務しております。 妊娠から出産、産後までトータルサポートのできる助... 赤ちゃんの鼻がフガフガして気になったことのあるママやパパは多いのではないでしょうか?風邪を引いたのか、息苦しくないかと心配になりますが、どんな対処をしてあげれば良いのでしょうか。 そこで今回は、赤ちゃんの鼻づまりの原因や解消法、寝られないときの対処についてご紹介します。 赤ちゃんの鼻づまりの原因は? 赤ちゃんの鼻がフガフガする原因は、鼻水や鼻くそがつまり、呼吸がしにくい状態になっていることです。 赤ちゃんの鼻はとても小さく鼻腔が狭いため、鼻づまりがよく起こります。 赤ちゃんは基本的に「鼻呼吸」をしているため、鼻がつまるとその隙間から一生懸命、息をしようとして、フガフガと音が鳴るのです。 鼻づまりにはいくつか種類があり、風邪の前兆でウイルスから体を守ろうとしている場合やアレルギーが原因の場合があります。 泣いた後で涙が鼻涙管を通り、鼻腔を塞いでしまっているときもありますが、その場合はしばらくすると鼻づまりが治まってきます。 赤ちゃんが鼻づまりになったときはその他の状態や、その後の体調などに気をつけましょう。 関連記事 赤ちゃんの鼻づまりの解消法は? 赤ちゃんの鼻づまりや鼻水は、長引くこともあるので早めになんとかしてあげたいですよね。 赤ちゃんの鼻づまりや鼻水については、以下のようなの解消法を試してみてください。 こよりや綿棒を使う ティッシュで作ったこよりや細いベビー綿棒を、鼻の穴の入り口付近をくすぐるように動かし、くしゃみを促して鼻づまりを解消します。 奥まで入れると鼻の粘膜を傷つけてしまうので、注意してください。 鼻水が固まっているときは、蒸しタオルなどで蒸気を吸わせ、やわらかくしてから行いましょう。 湿度を上げる(保つ) 乾燥のせいで、鼻づまりが起きやすくなっている場合があります。 室内が乾燥している場合は、加湿器をつけて空気中の湿気を高めましょう。 洗濯物を室内干しにしたり、部屋の中にお湯をはったバケツを置いたりするだけでも効果的ですよ。 加湿はウイルスの増殖を予防する効果も期待できるので、50~60%の湿度を保つようにしましょう。 鼻を温める 鼻の血行が悪くなると粘膜が固まって鼻づまりが起こりやすくなります。 蒸しタオルや蒸しガーゼを鼻の下に当てると、鼻の血行を良くしたり、固まった鼻水をやわらかくしたりできます。 お風呂に入ることでも、同じような効果が期待できますよ。 ただし、蒸しタオルや蒸しガーゼを鼻に当てるときは、熱くなりすぎないよう、ママの手のひらで温度を確認してから使うようにしてくださいね。 ママが口の力で吸う 赤ちゃんの鼻を口で覆い、直接鼻水を吸い出してあげましょう。 両方の鼻の穴から同時に吸うと赤ちゃんの耳に圧がかかるので、吸わないほうの鼻の穴を押さえて片方ずつ吸いましょう。 ただし赤ちゃんが風邪などのウイルスに感染していることもあるので、吸い出した鼻水は必ず吐き出してください。 口で吸うタイプの吸引器を使えば鼻水を吸い込まずに済みますよ。 電動鼻水吸引器を使う 電動鼻水吸引器は、耳鼻科でも使われる電動の鼻水吸引器のように、より効率的にしっかり吸引できます。 口で吸うのと同じように短時間で済ませることができるだけでなく、鼻の奥の粘膜を傷つけることもありません。 最初は嫌がる赤ちゃんもいますが、短時間で済ませることができて、赤ちゃんも次第に慣れていきます。 関連記事 赤ちゃんの鼻づまりは病院へ行った方がいい? 赤ちゃんの鼻づまりは、状態によっては病院に行ったほうが良いこともあります。 鼻づまりでも元気で機嫌が良く、ある程度の睡眠時間が確保できていれば、家で対処しながら様子をみましょう。 しかし赤ちゃんの鼻づまりが何日も続く場合、中耳炎になりやすいので注意が必要です。 ただの鼻づまり・鼻水と思って、放置しないことが大切ですよ。 赤ちゃんの鼻づまり・鼻水が以下の状態のときは、小児科を受診しましょう。 様子をみて診療時間内に受診• 鼻水の状態が粘っこく、色も黄・緑・茶色っぽい• 透明の鼻水が何週間も続いている• 鼻水や鼻づまりで苦しく、授乳・ミルク・離乳食が摂れない•

次の

鼻づまり解消法!鼻炎20年の私がやってる3つの即効解消法!

鼻 詰まり 解消

夜になると、鼻が詰まって寝苦しい。 「鼻呼吸」ができずに、口を開けて 「口呼吸」で寝てしまい、朝起きると喉が痛かったり、口がくさかったりする。 日中はとくに意識しなくても、ふつうに鼻で呼吸しているのに、 夜寝ようとするといつも鼻が詰まってしまうひともいると思います。 私は昼も夜もいつも鼻が詰まっている、いわゆる慢性鼻炎なのですが、毎晩寝るときは鼻づまりがひどくなります。 原因はいろいろあるようですが、これといった決め手となるようなものはなく、そのため解消法も決め手を欠く感じです。 夜の鼻づまりの原因と、私が毎晩やっている 「夜専用」の鼻づまり解消法を紹介します。 もしこれが直接的な原因だとしたら、カバーやシーツをこまめに洗濯して、布団や毛布を乾燥させて掃除機をかけてダニやホコリを吸い込むことで、夜の鼻づまりが改善するかもしれません。 また、寝室そのものがホコリっぽい、カビっぽいことが原因かもしれないし、パジャマが繊維がホコリっぽいのが原因かもしれません。 鼻づまりの原因以外でも、快眠のために夜寝るときの環境を見直してみる価値はあると思います。 そして、 「副交感神経が優位になると鼻が詰まる」そうです。 ホンマかいな。 ダメじゃん。 これが本当でもそうじゃなくても、「夜寝るときは鼻は詰まるものだ」というなら、なんの対策もできないので、無視でいいです。 これも無視でいいです。 私の夜の鼻づまりの解消法 小学校低学年からの筋金入りの鼻炎持ちの私が、 試行錯誤の末にたどり着いた「夜の鼻づまり解消法」を紹介します。 鼻腔拡張テープ 鼻の上に貼るテープで、バネのちからで 「物理的に鼻の穴を広げる」ものです。 「すぐはがれる」とか「全然鼻が通らない」、というひとは使い方やサイズが間違ってます。 ちゃんと使うには、まず貼る前にティッシュで鼻をこすって汚れや皮脂をちゃんと落とします。 サイズが小さいと鼻の横までテープが来ないので、ちゃんと曲がらないので鼻の穴も広がらず、横に広がるのではなく縦にはがれるようになってしまいます。 そして指定のポジションに貼ったあとは、テープの上から指でこすってよく接着させます。 私は を使っていますが、全然はがれません。 点鼻薬 点鼻薬にもいろいろありますが、 「即効性」があるのは血管を収縮させるタイプです。 このタイプは、鼻が痛くなったり、使い過ぎると癖になったりするので、その辺は注意が必要です。 点鼻薬もいろいろ使いましたが、 に落ち着きました。 この手の点鼻薬は、もれなく鼻がツーンとするのですが、ナザールスプレーはその中でも比較的ツーンが弱く感じます。 鼻が詰まって口呼吸になってしまうなら「鼻テープ」をします。 これが、私が毎晩やっている夜の鼻づまりを解消する方法です。 今日が右の鼻なら、明日は左の鼻です。 毎晩のことなので、これで「ツーン」や「癖になる」という、点鼻薬のよくないところをなるべく回避しています。 というわけで、以上です。 この方法を「夜専用の鼻づまり解消法」といいましたが、私は慢性鼻炎なので、昼は昼で別の方法で鼻づまり対策をしています。 そういう意味で夜専用ということです。 昼は鼻テープもできませんしね。 あとブリーズライトは薬局で買うと高いので、ネットでまとめ買いしています。

次の