2019-09-24 17:43 ゆず果汁を酢の代わりに料理に使う 柚子果汁は、特別なものだと思ってしまいがちですが、そんなことはないのですよ。 酢には米酢や穀物酢にリンゴ酢など、原料や製造方法によって多くの種類がありますが、 柚子果汁も調味料として酢と同じように使えばいいのです。 例えば手羽元の煮物では、ゆず果汁を入れることで鶏肉がさっぱりと柔らかく仕上がります。 スープなどの汁ものにゆず果汁を加えれば、うまみがプラスされて味がぼやけません。 また、大根とにんじんの酢の物だって、お酢の代わりに柚子果汁を使うだけで味がまろやかになって、風味もプラスされるので何もしなくても素材の味が引き立つのです。 私は柚子の香りが好きということもあって、何にでも入れてしまいます。 ちょっとこれは合わないかもと思う料理でも、 隠し味として使えば味に深みが出たりまろやかになったりするのですよ。 ゆず果汁はお菓子づくりにも ゆず果汁は料理だけでなく お菓子にも使い道が多く、レモンと同じ感覚で利用するといいですよ。 例えばチーズケーキのレモンの代わりに柚子果汁を使えば、ちょっと和風なテイストの優しい風味になります。 カスタードクリームに加えれば甘酸っぱさがプラスされて、甘すぎないさわやかな味が楽しめます。 もっと簡単なところでは、お水と砂糖とゼラチンでプルプルのゼリーもおいしいですよ。 【関連記事】 柚子とレモンの香りやビタミンCの違いをまとめています。 2019-10-02 14:53 柚子果汁をかけるだけでおいしく減塩 焼き魚や野菜にそのままかければ、 柚子の風味と酸味で塩味が薄くてもおいしいので、減塩にも役立つのです。 さんまの塩焼きに大根おろしを添えて、柚子果汁をかけて食べるのなんて最高ですよ。 日本食はどうしても塩分を取り過ぎてしまうので、塩を控えたいときには柚子果汁が大活躍します。 ゆず果汁にはちみつでお手軽ゆず茶 ゆず茶というと、瓶詰めを買って来てお湯に溶かして飲むものだと思ってしまいますが、 柚子果汁とはちみつさえあれば、ゆず茶が作れるのですよ。 作り方は混ぜるだけなので、手間も時間もかかりません。 お手軽ゆず茶の作り方 材料 ・柚子果汁 小さじ3 ・はちみつ ・熱湯 180CC ゆず茶の作り方手順 1.カップにゆず果汁とはちみつを入れたら、沸騰したお湯を注ぎます。 2.よくかきまぜてはちみつをしっかりと溶かして出来上がりです。 私は酸っぱいのが好きなので、はちみつを少なめにしますが、お好みで好きなようにつくってくださいね。 寒い夜にふうふうしながらゆず茶を飲めば、体も温まるしカフェインもゼロで寝付きもよくなりますよ。 スポンサーリンク ゆず茶には、はちみつがおすすめ 柚子果汁をお湯に溶いただけでは、酸っぱくておいしく飲めないので、甘さをプラスするためにはちみつを加えます。 甘さを加えるのには 、砂糖よりはちみつがいい理由があるのですよ。 はちみつは吸収が早くて体の負担が少ない はちみつはブドウ糖と果糖なので、 疲労回復に効果的で吸収が早いのです。 そのため臓器にかける負担も少ないというわけなのです。 はちみつは血糖値が安定する 砂糖が吸収されるときには、インスリンが必要なため血糖値が不安定になり、つい甘いものが食べたくなってしまいます。 砂糖はくせになってしまうのですね。 ですが、はちみつなら血糖値が安定するため、 甘いものが食べたいという欲求が少なくなるのですよ。 はちみつは砂糖よりも甘くて栄養素も多い 砂糖に比べて はちみつは甘さが1.5倍と強いうえに、カロリーは25パーセント程度低いのです。 そのうえ、はちみつにはビタミンBや鉄分、カルシウムやマンガンなどのミネラル分も多いのですから嬉しいですよね。 ゆず果汁でシロップやポン酢を手作り ゆず果汁をそのまま保存して料理やお菓子、柚子茶で飲むのもいいですが、 ひと手間かけてシロップやポン酢を手作りするのもおすすめです。 手作りのシロップやポン酢は、冷蔵庫で6ヶ月程度保存することができるので、常備しておけば料理のレパートリーが増えますよ。 手作りのいいところは、市販品のような添加物が一切入っていないことです。 添加物が入っていないと、体への負担や影響もないので安心ですし、それにとってもおいしいのですよ。 ゆず果汁を使ったポン酢の作り方 材料 ・ゆず果汁 100cc ・しょうゆ 100cc ・みりん 大さじ2杯 ・酒 大さじ2杯 ・昆布 5センチ程度 ポン酢の作り方手順 1.鍋にしょうゆ、みりん、酒を入れたら沸騰させてアルコール分を煮切ります。 2.昆布を入れたら、冷めるまでそのままにしておきます。 3.冷めたらゆず果汁を加えて、混ぜ合わせます。 4.煮沸して乾燥させたビンに入れて、冷蔵庫で保存します。 とっても簡単ですよね。 市販のポン酢は、ツーンとした薬っぽい味がしたり、後味が悪かったりしますが、これは 無駄なものが一切入っていないのでまろやかなのにさっぱりしてるのです。 ポン酢は水炊きなどの鍋料理に使うだけだともったいないですよ。 オリーブオイルにゆず胡椒をプラスしてドレッシングにしたり、鶏肉を焼いて最後に加えてからめたりと、さまざまな料理に使えます。 ゆず果汁を使ったシロップの作り方 材料 ・ゆず果汁 100cc ・砂糖 100グラム ・はちみつ 大さじ3杯 柚子シロップの作り方手順 1.ゆず果汁を入れた小さめの鍋を弱火にかけます。 2.砂糖を加えたら、かき回しながらきれいに溶かします。 3.はちみつを加えて、一度沸騰させたら火を止めます。 4.粗熱が取れるまで冷ましたら煮沸して乾燥させたビンにいれて、冷蔵庫で保存してください。 ゆず果汁シロップは、 水や炭酸で割って飲むだけでなくパンに塗ったり、煮物に入れたりとあれこれ使えて便利ですよ。 さいごに 柚子は皮を使ったあとに残った果汁だけでも、料理やお菓子と多くの使い道があります。 お酢の代わりに煮物や酢の物、レモンの代わりにチーズケーキやゼリーなどに使えば芳しい香りと爽やかな酸味でおいしくなりますよ。 ゆず果汁にはちみつとお湯を加えるだけで、お手軽なゆず茶の出来上がりです。 はちみつは砂糖に比べて甘みが強く、カロリーが低くて栄養素が豊富などのメリットがあります。 ゆず果汁はそのまま使うのもいいですが、シロップやポン酢にして常備しておけば、ジュースや鍋だけでなくいろいろなものに使えるので便利ですよ。 このように柚子の果汁には多くの使い道があるので、いろいろ試してみてくださいね。 【関連記事】 ゆずのお風呂の効果とやり方を詳しく紹介しています。
次のお正月がすぎても、もうちょっとゆずを楽しみたい ゆずの旬は11月~1月と言われています。 旬が過ぎても、産地によっては4月くらいまでは収穫できるようです。 ちなみに、一般的に「ゆず」と呼んでいるのは「黄ゆず」と呼ばれる時期のもの。 ほかに、早生の時期を楽しむ「青ゆず」もあります。 青ゆずが収穫できるのはハウスものを含めるとちょうど黄ゆずがお休みの時期だそうで、ゆずって1年中楽しめるんですね。 まだまだ奥が深いです、ゆず。 ゆずの栄養はビタミンCのみにあらず。 ゆずの栄養価はビタミンCやクエン酸が有名ですが、皮に含まれるペクチンもおいしく頂きたい栄養素のひとつ。 ペクチンは水溶性の食物繊維で、整腸作用や血中コレステロールを抑制するといった効果があるとされています。 しかし、ビタミンCやペクチンは熱によって分解されてしまうので、加熱するゆず茶レシピやジャムでは摂取できません。 そのため、ゆずの栄養を丸ごとおいしく楽しむには、じっくり時間をかけて作る「ゆずシロップ」がおすすめ。 ゆずシロップの材料 用意するもの 蓋ができる瓶 密閉できるものが望ましいですが、必須ではありません。 熱湯消毒は必須! ゆず 適宜 砂糖 だいたいゆずと同じ重さくらい あとはお好みではちみつなど。 砂糖は上白糖だと色の薄いものになりますし、きび糖のような精製していないものだと濃い色に仕上がります。 お好みで。 ゆずシロップの作り方 ゆずシロップの作り方はとても簡単。 火を使わず、切って漬けるだけです。 皮の内側の白い部分がたくさんあると苦いので、私はスプーンでこそげ取ります。 苦いのが好きな方はそのままで。 私は細かいほど使い勝手がいいなあと思いますが、お好みで。 これが残っていると、ゆず茶にした時にざらっとした食感が残ってしまいます。 飲んだ時の口あたりをさらりとさせたいので、内側の薄皮もできるだけ一緒に取り除きます。 冬場なら冷蔵庫にいれなくても、常温で平気です。 写真のように透き通ったシロップの層が見えてきたら、おいしく頂けます。 ゆずシロップはゆずの栄養をそのままいただける、時間が仕上げてくれるごちそうです。 お湯で割ってゆず茶で楽しむのはもちろん、肉料理とも相性がいいんですよ。 おいしくなあれの時間の魔法、ぜひお試しください。
次のお正月がすぎても、もうちょっとゆずを楽しみたい ゆずの旬は11月~1月と言われています。 旬が過ぎても、産地によっては4月くらいまでは収穫できるようです。 ちなみに、一般的に「ゆず」と呼んでいるのは「黄ゆず」と呼ばれる時期のもの。 ほかに、早生の時期を楽しむ「青ゆず」もあります。 青ゆずが収穫できるのはハウスものを含めるとちょうど黄ゆずがお休みの時期だそうで、ゆずって1年中楽しめるんですね。 まだまだ奥が深いです、ゆず。 ゆずの栄養はビタミンCのみにあらず。 ゆずの栄養価はビタミンCやクエン酸が有名ですが、皮に含まれるペクチンもおいしく頂きたい栄養素のひとつ。 ペクチンは水溶性の食物繊維で、整腸作用や血中コレステロールを抑制するといった効果があるとされています。 しかし、ビタミンCやペクチンは熱によって分解されてしまうので、加熱するゆず茶レシピやジャムでは摂取できません。 そのため、ゆずの栄養を丸ごとおいしく楽しむには、じっくり時間をかけて作る「ゆずシロップ」がおすすめ。 ゆずシロップの材料 用意するもの 蓋ができる瓶 密閉できるものが望ましいですが、必須ではありません。 熱湯消毒は必須! ゆず 適宜 砂糖 だいたいゆずと同じ重さくらい あとはお好みではちみつなど。 砂糖は上白糖だと色の薄いものになりますし、きび糖のような精製していないものだと濃い色に仕上がります。 お好みで。 ゆずシロップの作り方 ゆずシロップの作り方はとても簡単。 火を使わず、切って漬けるだけです。 皮の内側の白い部分がたくさんあると苦いので、私はスプーンでこそげ取ります。 苦いのが好きな方はそのままで。 私は細かいほど使い勝手がいいなあと思いますが、お好みで。 これが残っていると、ゆず茶にした時にざらっとした食感が残ってしまいます。 飲んだ時の口あたりをさらりとさせたいので、内側の薄皮もできるだけ一緒に取り除きます。 冬場なら冷蔵庫にいれなくても、常温で平気です。 写真のように透き通ったシロップの層が見えてきたら、おいしく頂けます。 ゆずシロップはゆずの栄養をそのままいただける、時間が仕上げてくれるごちそうです。 お湯で割ってゆず茶で楽しむのはもちろん、肉料理とも相性がいいんですよ。 おいしくなあれの時間の魔法、ぜひお試しください。
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