たらい 回し 語源。 「たらい回し」の語源について

「たらい回し」を体験する: ぼちぼち日記

たらい 回し 語源

状況によって使われる表現や言い方が変わると思いますが 以下の4つの文を例に挙げます。 They kept transferring me around to different departments. They transferred me around to different agents. They gave me the runaround. I got the runaround. まず最初に挙げた二つの例文ですが、 They kept transferring me around to different departments. They transferred me around to different agents. ご質問の説明にあるように 違う人や部署に何度も回された状況を説明しています。 たらい回しという表現を使いたい場合は以下の They gave me the runaround. I got the runaround. が近いかもしれません。

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「たらい回し」を体験する: ぼちぼち日記

たらい 回し 語源

「たらい回し」という言葉がありますね。 主に役所の窓口や病院などで使われる、あまりイメージの良くない言葉です。 ただ、元役所の人間からするとたらい回しにしてしまう理由というのもちゃんとあるのですよ。 皆さんのように良識ある人間だけが窓口にいらっしゃるのであれば全く問題ないのですが、中には頭が狂ったような輩もいます。 通常の民間であれば門前払いにするような輩でも、追い払うわけにはいかず「誠実な対応」を求められます。 特に、生活保護受給者は非課税なのになぜか声が大きい人が多いです。 民間であれば客でも何でもないので普通に追っ払いますよね。 間違ったことを教えられないという意味でも、別の窓口を案内するという手しかありません。。 また、これは民間企業でもそうなのですが別の窓口で専門外のことをすると、それに味を占めて「前はここでやってくれたぞ!」と言い出す輩もいるのです。 所詮専門外の分野のことなので、何かの拍子で間違うこともあります。 となると上記のような事態を招くリスクがあります。 特に役所はまじめに仕事をしていても風当たりが強く、ちょっとしたことで揚げ足を取られてしまいます。 自衛の術もありますが、窓口に来た人を混乱させないためでもありますので、役所でたらい回しにされてしまう理由というのもわかっていただけますでしょうか。 さて、そんなたらい回しという言葉の意味・由来・語源とはどんなところにあるのでしょうか? 目次• たらい回しの由来 たらい回しという言葉は江戸時代に発祥し、明治時代~大正にかけて隆盛した曲芸が由来になっています。 このように、仰向けになった曲芸師たちが足でたらいをくるくると回し、ある程度回したところで隣の曲芸師に受け渡すという具合です。 たらい回しというのはあくまで「足の上で回す」ことを指します。 しかし、その足の上で回しながら次へと受け渡しても、結局土台の足は変わらないことから「回っているだけで中身がない」「馴れ合いで順番に回す」として「たらい回し」が使われるようになったのです。 しかしこれでは、曲芸師たちもたまったものではありませんね。 そんなことを言い出すなら、そもそもこういった演芸とかは「見る人を楽しませる」ということを目的にしているので、深く考えだしたら中身などありません。 最近で言えばオリンピックがありましたが、体操の鉄棒だって「回っているだけで中身がない」ことになります。 今では、シルク・ドゥ・ソレイユに代表されるようにサーカスとか曲芸というのはものすごく進化しており、たらい回しというのは廃れてしまったのか全く見ませんね。 もしかしたら、このように「中身がないこと」と揶揄されて狂言師たちのモチベーションが保てず、後世に残そうという意欲もなくなってしまったんじゃないか、とそんな予想をしてしまいます。 こうやって言葉が独り歩きすると、それ自体が力を持ってしまうという怖さがありますからね~。 医療報道におけるたらい回しの意味 たらい回しというと、役所の窓口以外だと医療報道におけるものが印象強いですね。 しかし、これぞ正に言葉の一人歩きによる風評被害と言えるでしょう。 医療機関がたらい回しというと、あたかも病院側が自己都合で患者を受け入れるのを拒否して、他の病院を薦めているかのようなイメージを持ってしまいます。 確かに、重症の妊婦を搬送する救急車が、病院での受け入れを拒まれたため、数時間後に死亡するという事態も発生しているようです。 この表面だけを切り取ればあたかも病院が悪であるかのように思えますが、それは「別の患者を治療しているため受け入れても治療が行えない」というようなやむを得ない事情があります。 慢性的な医師不足、それほど重症でもないのにすぐに病院の診断を受けに来る患者、タクシー代わりに救急車を呼ぶ患者など、医療における様々な問題が要因となって起きていることなのですが、最終的な結果だけを見て「病院がたらい回しにした!病院が悪だ!」というのはあまりにも短絡的すぎます。 しかし、「たらい回し」という言葉が一人歩きしているので、これを当てはめられてしまうわけですね。 広辞苑によれば、たらい回しの意味は「一つの物事を責任をもって処理せずに次々と送りまわすこと」とされています。 このことから鑑みても、医療機関におけるものは「たらい回し」には当たらず、誤用と言えるでしょう。 「責任をもって処理せずに」ではなく、やむを得ずそうしているからです。 そもそも、医療関係の仕事をしている人というのは「人の命を預かる」という重責を担うことを承知で志しているはずです。 医者が高給取りとは言いますが(それも全員がそうだとは限らないですが)、仮に高給がもらえるとしても私ならそんな責任の重い仕事はしたくないなあと思ってしまいます。

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「たらい回し」の語源について

たらい 回し 語源

たらいまわしは誰も責任をとらず、その要件を引き受けようとせず次の人又は次の部署にまわすことですね。 政治用語としては少し意味が変わり、政権を他の政党やグループに渡さず、同じ政党やグループ内で順送りする事です。 昔の役所にはインフォメーション(案内、受付)がなかったため、X部門に相談すると、それはA部だと言われA部ではB部、B部ではC部だと言われ、最後はX部に戻って来るようなたらい回しに合うことが多かったのです。 たらい回しの芸は木製の手洗い桶(たらい)を寝転んで両足を直立させて足の裏とつま先で器用にくるくると回転させる芸です。 樽は動いてはいるが一回転すれば元の位置へ戻ります。 その様子が上記のような場面を表現するのにピッタリなので盛んに使用されましたが、肝心のたらいも、たらい回しの芸も消え去った今、このような質問が出ても当然かと思います。 足を洗う、長旅に出る、わらじを履く、しのぎを削るなど江戸時代の習慣に起源を持つ表現(言葉)で意味が分かりにくくなっている言葉はたくさんあります。 投稿日時 - 2002-07-12 19:19:46 ありがとうございます。 やはり、「たらい回し」というのは、同じ物をただグルグル回して、そこには何の変化も無く、元の位置に戻ってきてしまう。 (ただ、ご回答のように「器用さ」は必要ですね)という芸で、会社や役所に電話で問い合わせても、色々な部署に回されて、結局回答がもらえないようなことを、イメージをダブらせて使っているということでしょうか。 政治用語としての「たらい回し」も傍から見れば、変化を求めないと言う意味で同じですね。 (年がばれますね) 投稿日時 - 2002-07-13 07:25:56.

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