折しも後宮は年末年始の休暇に入る時期。 実家に帰りたくない姚は、猫猫の家に泊まりたいと言い出した。 とはいえお嬢様を花街に連れていくわけにもいかず、姚と燕燕は紹介された羅半の家に泊まることになる。 一方、口外できない怪我を負った壬氏のために、猫猫は秘密裏に壬氏のもとに通わなくてはならなかった。 できる範囲で治療を施していくが、医官付き官女という曖昧な立場に悩まされる。 壬氏が今後さらに怪我を負わないとも限らないが、医官にはなれない猫猫は医術を学ぶことはできない。 壬氏が自分の体に焼き印を押すという前巻の衝撃のラストシーンから、第9巻は始まります。 猫猫はとんでもない秘密を共有することになってしまいましたが、周りに隠れてこっそり壬氏の手当をしながら、外科的知識と医療の技術を身につける必要性を感じていました。 しかし医官にはなれないため、養父・羅門に教えを受けることになります。 壬氏に横抱きにされたまま寝台のある部屋まで連れてこられた猫猫。 壬氏に対して心臓がドキドキ高鳴ると同時に薬師としての職業病か、壬氏の傷が気になる猫猫。 猫猫は頭の中で火傷に効く薬についてあれこれ考えます。 そして、壬氏は抱えた猫猫をゆっくりと下ろします。 寝台に横になり、辛そうな表情の壬氏。 それを見た猫猫は、「痛いのか」と尋ねます。 壬氏は、猫猫の問いかけに「痛いな」と答えますが、猫猫には壬氏を苦しめているその「痛み」が火傷ではないことに気付いていました。 さらに壬氏に「後悔してないか」と尋ねる猫猫。 壬氏は寝台に額をつけたまま静かに涙を流していました。 猫猫は、壬氏と話しをしながら、部屋の中で火傷の手当てに必要な道具や薬を探します。 そんな猫猫に、壬氏は「何の後悔だ?」と先ほど猫猫が壬氏に問いかけたことについて尋ねます。 猫猫は「壬氏は主上を悲しませるつもりはなかったのだろう?」と言い、壬氏が痛めているのは、あの時の主上の悲しそうな目を見たからではないかと話す猫猫。 猫猫は薬師として、予想を確信に変える為の根拠を、客観的ではなく、人の感情から見つけ出そうとしていることに、「養父に怒られる」と頭の中で自戒しながら、 あの時の壬氏の決断に対する主上の悲しみに満ちた眼差しと、玉葉后の前で感情を押し殺した様子の態度から「壬氏が現皇帝の長子である。 」という妄想が確信へと変わっていた。 決して口に出してはいけない秘密である壬氏と主上、そして阿多の関係。 猫猫は、知らなくてもいい事をどんどん知ってしまうことに自分自信呆れてしまうのでした。 少し落ち着いた様子の壬氏を横目で確認した猫猫は、火傷の手当に必要な材料を探しに部屋から出ていこうとした、その時。 猫猫は即座に壬氏に手首を掴まれてしまいました。 でも、「自分は薬屋」ということに誇りをもっているところが猫猫らしく、印象的です。 たしかに壬猫ファンとしては見たいシーンだったけど猫猫 の キャラ的にあの時点であの行動は違和感がある。 ところで..... 『薬屋のひとりごと』を無料で読めるサイトはあるのか? ということなんですが、 残念ながら、小説版を無料で読めるサイトはなさそうです。 ぜひ、この機会にチェックしてみてください。 U-NEXTって実は、レンタル配信よりも早く最新作の視聴が可能なんです。
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やがて発生した寵姫の失踪事件は、猫猫を巻き込み国家転覆計画に広がっていく。 そして明らかになる壬氏の正体。 二人の関係は微妙に変化していく。 登場人物 [ ]• 年齢は特記のない限り初登場時のもので、での表記。 主人公 [ ] 猫猫(マオマオ) - (ドラマCD ) 本作の主人公。 身長153センチ 養父に就いて花街でをしていたが、薬草採取で外出したときに人攫いにあい、後宮務めの下級女官として売り飛ばされてしまう。 後宮内で能力を発揮しても、猫猫を売りとばした人攫いへの送金が増える事を避け、無能を装っていた。 しかし、寵姫の病気の原因を見抜き、匿名で訴えたことで壬氏に薬師としての能力を知られ、玉葉妃付きの侍女に抜擢されるも、その内実は壬氏の手駒として関わることとなる。 あまり人付き合いは得意ではなく、必要最低限の会話以外は自分から口を開く事は殆どない。 市井の知人どころか小姐たちにまで「友達がいない子」と認識され、緑青館で小蘭の話をすると、白鈴には泣かれた程。 極度の疲労時、もしくは飲酒時は本人も驚く程饒舌になる。 顔立ちは特徴がないものの整った顔をしている。 ある程度綺麗な顔立ちは、実家の花街では襲われる危険性があったため、普段は化粧やでシミやそばかすを書き醜女に見せている。 後宮では元に戻すタイミングがわからない上、恥ずかしいのでそのままである。 体格は小柄で痩せ型、胸も小さい。 の娘としてで生まれ育ったため、男性に対しては現実的な目で見ており恋愛には全く興味を示さない。 生物学的な興味から「出産は経験してみたい」と発言して周囲を引かせたこともある。 世の中の理不尽に関しても達観しており、権力者の理不尽は「するかしないか」ではなく「できるかできないか」であると語って壬氏をへこませている。 壬氏に対しても「無駄に美しい」容貌や粘着質の性格を苦手としており、を見るような目で見ることもある。 そのため壬氏の好意に全く気が付いていない。 好奇心・研究心が特に旺盛で、薬、特にに対する造詣が深い。 一方で歴史や法律は覚えるつもりがないため全く知識を持たない。 左腕には常に包帯を巻いているが、これは毒薬を自分の体で試すためにつけた傷跡を隠すため。 これにより多少の毒には免疫があり、後宮では毒見役を務めることが多い。 また、ザルといえるほど酒に強い。 ただし、に対するを持っており、一口でも食べるとを発症し、最悪呼吸不全を起こす。 自らの経験則からアレルギーを「特定の体質に発する毒」として捉えている。 『砂欧編』からは医官手伝いとして宮廷で働く。 後宮を一度出た者が戻ること自体珍しい中、三度目は相当異例であり顔見知りの女官には遠巻きにも不思議な顔をされる。 壬氏(ジンシ) 声 - (ドラマCD ) 本作における「もう一人の主人公」とも言える人物であり、ストーリー上においても大きな謎を秘めている。 役職は、後宮の管理を担当する。 その容貌は大変美しく、「の微笑み」「花の顔(かんばせ)」などの形容詞で語られるとともに「性別が違えば国さえ傾ける」とも称され、下女はその姿を見れば顔を上気させ、蜂蜜の様といわれる甘い声をかけられれば失神し、下級妃や男性の武官からも夜の誘いの声がかかるほど。 猫猫曰く「無駄に美形」。 公称24歳だが、大人びた外見よりも実年齢は若い。 外見に反し、その性格は粘着質であり、目的のために使えるものは何でも使う。 猫猫のことはその能力はもちろん、あえてそれを隠して勤めていた判断力とともに、自らの外観に全く惑わされないことから興味を抱き、やがて好意に変わっていく。 だが前述の通り、お愛想程度の笑顔で老若男女問わず自身になびいてくる状態だったためか、興味のある相手の気を惹く手法は子供並みで、相手が自分以外の相手を頼ったというだけでもへそを曲げる。 また、個人としては善良な部類で職務上は関わる対象はともかく、罪もない者が理由もなく理不尽な目に遭うことには気に病む質。 子氏討伐後は本来の立場へと戻る。 華 瑞月(カ・ズイゲツ) 皇帝の弟。 身長180センチ 病弱を欺罔し普段はめったに人前に姿を見せず、祭事などどうしても出席しなければならない行事には前髪を深く垂らして顔を隠し、他人と目が合わないようにしている。 壬氏の本来の立場で、皇帝等の身内からは瑞(ズイ)もしくは月(ユエ)、臣下など本名を呼べない人々からは月の君、もしくは夜の君と呼ばれる。 正体を伏せて王宮内で目立つ容貌で活動することで、皇帝への裏切り者をあぶり出し忠誠心を試す試金石となっていた。 また、後宮を安定させて帝の跡継ぎとなる東宮を誕生させることで、自らの皇位継承順位を下げることを目論んでいたが、8巻では自身に焼きゴテを当てて、身体を傷つける形で皇位を拒否する姿勢を見せる。 父親である先帝は者であり、長兄である現帝とは10歳以上も年が離れているため、その出自を疑う者もいる。 阿多妃によく似た風貌であることから、「出産直後の阿多妃による赤子の取替えにより、蜂蜜摂取により幼少時に亡くなった赤子は『皇太后の子』であり、皇弟として育てられた赤子こそ『阿多妃の子』ではないか」という猫猫による推理がなされている。 そしてその推理はほぼ間違いない事が分かっている。 上級妃 [ ] 上級妃とは、帝の妃を指す。 もっとも早く男子が生まれた妃は、一般的にになる。 玉葉(ギョクヨウ)妃 声 - (ドラマCD ) 宮に住む皇帝の寵妃。 位は貴妃。 赤い髪と翡翠の目をもつ胡姫。 実母が西洋の出身者だが、身分の低い踊り子だったため、親子ほど年が違う腹違いの兄やその家族とは非常に不仲。 皇帝との間に一人娘(公主)の鈴麗があり、母子の衰弱の原因を明らかにした猫猫に恩を感じ侍女に迎える。 猫猫に対する壬氏の気持ちを見抜いている様子であり、二人の関係を面白がって見ている。 後に息子(東宮となる男児)を出産したことで皇后位に就く。 梨花(リファ)妃 宮に住む皇帝の妃。 位は賢妃。 23歳。 帝の妃にふさわしい気品と、「」と形容される見事な胸の持ち主。 賢妃の名に相応しく寛大かつ懐が深い。 猫猫自身も玉葉妃付きの侍女の立場をわきまえながらも、彼女に好意を抱く。 皇帝との間に息子(東宮となる男子)があったが原因不明の病に侵され、猫猫が匿名で知らせたその原因と解決方法を侍女が握りつぶしたため亡くしている。 自身も我が子を死に追いやったのと同じ原因によって衰弱の一途をたどっていたが、帝の命をうけた猫猫の看病により回復し、その後、猫猫が花街の妓女から伝え聞いた「秘策」を伝授されたことにより皇帝の寵愛も取り戻す。 玉葉妃が東宮を出産後、彼女もまた男児を出産する。 里樹(リーシュ)妃 宮に住む皇帝の妃、位は徳妃。 先帝が手を付ける前に崩御したことも含めて、まだまだ恋に恋する年頃で男女の睦事に関しては全く免疫がない。 先帝時代に阿多妃とは「(帝の妃という意味で)姑と(東宮・皇太子の)嫁」という関係だったが仲は良い。 だが、それが原因で命を狙われることになる。 猫猫や馬閃の尽力で命は助かるが、騒ぎを起こした責を取らされて上級妃から退くこととなる。 その特異な経歴から侍女からも蔑まれており、いじめを受けている。 魚介が食べられないことも侍女から偏食と捉えられて無理に食べさせられていたが、猫猫によってアレルギー持ちであったことが明らかになる。 無理に食べさせることが命に係わるという事実を知らされた毒見役の侍女は心を入れ替えて里樹妃に仕えるようになり、侍女頭に昇進している。 また、赤ん坊のころにを食べたことで生死をさまよった経験があり、蜂蜜も苦手。 実母は物心つく前に他界。 実父は彼女が生まれる前から他所に妾を囲っていて、母の死後すぐに後妻を迎え、異母兄姉を優先して可愛がるなど、不幸の塊のような少女。 阿多(アードゥオ)妃 宮の元主人で、前淑妃。 35歳。 皇帝の乳姉弟として育ち、東宮時代に妃となった。 東宮妃時代に男子を一人出産しているが、折悪く皇太后の出産と重なり、医師の手が足りなかったため子どもの生めない身体となったうえ、子どもも乳児期に亡くしている。 男前の性格で、男装すると壬氏とよく似た雰囲気をまとう。 後宮を出た後も離宮で暮らし皇帝の相談役を勤める。 その一方では内密ではあるが子一族の趙迂以外の子供たちや翠苓など、表立って外を歩けない訳ありの人々を匿っている。 楼蘭(ロウラン)妃 阿多妃にかわり宮に住む皇帝の妃、位は淑妃。 17歳。 派手な化粧と服装のため、素顔が分かりにくい。 皇帝も通うたびに別人のような印象なため混乱していた。 父親の子昌は地方の豪族で上級官僚。 母親は先帝の上級妃であったが家臣である子昌に下賜された。 後宮 [ ] 皇帝 立派な髭を蓄えた偉丈夫で、壬氏の兄。 34歳。 豊かな胸の女性を好むことから猫猫からは好色親父と思われているが、一方で東宮時代に迎えた妃は阿多のみと、現在とは意外な一面も持つ。 実際は情に厚い人物で、名目上は妻である里樹も「母親が幼馴染」ということもあって娘の様に思っている。 まだ幼児にすぎない東宮よりも、成人している壬氏に皇位を譲りたいと願う。 子翠(シスイ) 楼蘭妃付の侍女。 小柄で虫を捕えて喜ぶなど、猫猫と共通点が多く親しく接することになる。 実は楼蘭妃本人。 妃の派手な化粧と服装は侍女が影武者のように入れ替わるのを偽装するため。 猫猫を利用しようと、姉たちの協力で彼女を後宮から誘拐する。 事件後は死体すら見つからず行方不明。 翠苓(スイレイ) 19歳。 猫猫より頭一つ分大きい女性としてはやや大柄。 猫猫に言わせるなら骨格も素材も一級品ながら化粧はイマイチ。 その正体は子翠の異母姉で、官女として働きながら子一族のスパイ活動をしていた。 事故を装った皇弟(壬氏)暗殺未遂を猫猫に見抜かれた事により一度は姿を消すが、宦官として再び後宮に潜伏・暗躍する。 子氏討伐後は秘密裏に阿多妃の元で暮らす。 継母のいじめにより極度に虫と蛇を嫌う。 高順(ガオシュン) 声 - (ドラマCD ) 壬氏付の武官。 36歳。 (高順は宦官名であり、本名は不明・9巻時点) 代々皇族を守護する一族の一人でもある。 その役割もあり、皇帝・阿多とは幼少時は共に後宮内で遊んでいた幼馴染にあたる。 守役として幼児期から壬氏に仕えており、主人に振り回されながらも忠義に熱い苦労人。 猫猫のことを「小猫(シャオマオ)」 と呼ぶ。 壬氏と同様に実は宦官ではないが、後宮に出入りする関係から間違いがあってはならないよう男性機能を減退させる薬を常用している。 この薬は使い続けると男性機能が完全に失われるリスクが存在するが、本人は16歳で結婚しており後述の馬閃含めて3人の子がいる。 妻は年上で壬氏の元乳母。 長男及び長女にもすでに子(高順の孫)がいるため構わないかと考えている。 水蓮(スイレン) 壬氏付の初老の侍女。 もとは壬氏の乳母で、現在の皇帝を身籠った皇太后を守り抜いた伝説の侍女でもある。 壬氏の母親のように周囲の面倒を見てきた。 高順とともに壬氏の正体を知る数少ない人物。 高順同様、猫猫のことを「小猫」と呼ぶ。 小蘭(シャオラン) 14歳。 猫猫と同時期にやってきた後宮の下級女官で、貧困農家だった実家から後宮に売られた過去を持つがそんな暗さは見せない。 猫猫に対して偏見を持たず親しく接する少女。 噂話と甘いお菓子が好きで色々な情報を仕入れてくるため、猫猫はお菓子を餌に聞き出すことが多い。 2年間の年期が明け、後宮を去るが下級妃に気に入られたお陰で妃の実家での就職が決まり、無事にそちらで働いている模様。 猫猫の元にもたまに手紙がくるらしいが、肝心の勤務先の住所が書かれていない為猫猫自身返事すら出せていない。 紅娘(ホンニャン) 玉葉妃の侍女頭。 30歳。 猫猫が無能を装っていた理由を聞いて、わざと花瓶を割って送金を帳消しにするなど人の事情を理解する苦労人。 結婚願望はあるらしく、一時は高順を狙っていた節もある。 しかし彼が既婚者と知ってあきらめている。 桜花(インファ)、貴園(グイエン)、愛藍(アイラン) 翡翠宮で猫猫の同僚となる玉葉妃付の侍女三人組。 猫猫の素性を勝手に誤解して同情したり、訪ねてくる壬氏を見ては大騒ぎする。 猫猫が翡翠宮に入るまで、紅娘と彼女たちのみで玉葉妃の世話の殆どをまかなっていた。 白羽(ハクウ)、黒羽(コクウ)、赤羽(セキウ) 玉葉妃が東宮を懐妊した際、翡翠宮の人手不足を解消するため西都から派遣された侍女。 年子の三姉妹で白羽は玉葉妃と、赤羽は猫猫と同い年にあたる。 よく似た顔立ちのため猫猫は当初区別がつかず、髪の飾り紐の色で判別していた。 毒見以外ほとんど翡翠宮にいない、西都とも縁のない猫猫に当初は不信感を抱いていた。 一方で、赤羽は後宮の浴場に猫猫と同行したり小蘭や子翠と絡むなどプライベートでの付き合いが少々あった。 鈴麗(リンリー) 皇帝と玉葉妃の娘()。 「謎の病」で衰弱したが、猫猫の指摘により一命を取り留め回復する。 父である皇帝にも、祖母である皇太后にも可愛がられて順調に成育中。 猫猫も翡翠宮内では毒見以外の仕事として彼女の遊び相手を勤めていた。 虞淵(グエン) 声 - (ドラマCD ) 後宮の医官を務める、どじょうひげをはやした小太りの宦官。 当初は自分の職場を荒らす者として猫猫を警戒していたが、基本的には気のいい性格で、彼女に任せた方がうまくいくとともに楽することができることに気が付き、それ以降親しく接し彼女が訪れると必ず茶を出してくれる。 医官でありながら死体を怖がるなど医師としての技量は低く、猫猫はひそかに「やぶ医者」と呼び、本名は羅門くらいしか呼ばない。 出身の村は紙漉きを産業にしており、医局でも紙を自由に使う。 先帝の時代に村が傾きかけたため、姉に続いて妹も後宮に行こうとしたのを制止し、自分が宦官として志願したという経歴がある。 つまり、医官になったのは成り行き。 風明(フォンミン) 阿多妃付きの侍女頭。 東宮妃時代からの古株だが、実家の伝手で手に入れたものが原因で妃に負い目があり、それを隠蔽するために里樹妃を狙う。 結果的にことは表沙汰にはならなかったが、内々に処理される。 彼女の実家と繋がりのあった女官はその大小を問わず解雇され、その中には猫猫も入っていた。 杏(シン) 梨花妃付きの侍女頭。 梨花妃とは従兄弟同士で主上の手が付くことも期待されていたが、自分が上級妃として後宮入りできなかったことを妬んでいた。 漢 羅門(カン・ルォメン) 花街の医者。 猫猫の養父であり薬の師匠でもある。 丸い体つきや温和な人相など、しぐさが女性的で「老婆のよう」と形容される。 元は後宮医官の宦官であったが、生まれたばかりの皇子を死なせたことからを受け片膝の骨をとられて追放された過去を持つ。 後宮内の其処此処にこっそり薬草を植えていた。 猫猫は「おやじどの」と呼ぶが、実は羅漢の叔父であり、猫猫にとっては大叔父である。 西方の国に留学した経験もあり、現皇帝が誕生する際にはで出産させるなど医師としての腕も確かだが、おひとよし・苦労人であり、猫猫の包帯のせいで虐待を疑われていた時期もあった。 玉葉妃の出産の際、逆子の疑いがあった為猫猫の申し出で後宮へ呼ばれる。 出産後もその腕を惜しまれる形で再び医官として宮中に戻る。 佩芳(ベイファン) 音楽の才能があった先帝の中級妃。 長らく病に臥せっており、「最後に作った曲をある人物に譲渡したい」と遺言を残したが、肝心の相続人を明かさないまま死去した。 嬌嬌(キョウキョウ) 声 - (ドラマCD ) 佩芳の侍女頭。 医局 [ ] 姚(ヤオ) 猫猫と共に医官手伝いとして働く15歳の少女。 元々は裕福な商家の娘で、試験の成績も首席だった猫猫に次ぐ優等生。 家庭の事情もあり、出会った当初は猫猫に反感を持っていた。 ある事件をきっかけに猫猫とも打ち解け、燕燕と三人で食事をしたり買い物にも出かけている。 燕燕(エンエン) 猫猫に共に医官手伝いとして働く19歳の少女。 優秀ではあるが姚命であり、歪んだ愛情をよく見せる。 元々は姚の実家で働く彼女付きの侍女だったが、彼女を追いかける形で医官手伝いになった。 兄が料理人である関係か彼女自身の料理の腕は確かであり、猫猫はよくご相伴に預かっている。 劉医官(リュウ) 宮廷の上級医官。 羅門と共に西方に留学いていたこともある。 とある件で、羅門の恩人でもある。 天祐(ティンユウ) 宮廷の若い見習い医官。 軽薄な男で燕燕に好意を持っている。 花街 [ ] 梅梅(メイメイ) 「一晩の酌で一月の銀がとぶ」といわれる最高級妓楼「緑青館」でトップ3を務める三姫のひとり。 鳳仙(猫猫の母親)の妹分で、面倒見はいいが少々短気。 元々鳳仙の妹分であった縁だが、羅漢が来た際は殆ど彼女の部屋に通される。 囲碁・将棋に関しては2人が師匠。 羅漢が鳳仙を見つけられるよう手を回し、身請けが決まった際には喜んでいた。 白鈴(パイリン) 緑青館三姫のひとりで最年長。 自由恋愛主義者で心の隅で「白馬の王子様」を待ちわびている。 舞踏が得意。 色欲が強く、客が少ない時は男衆どころか禿にまで手を出すが、母性もまた強い。 出産経験はないが母乳が出る体質で、かつては猫猫の親代わりとなって育てたこともある。 筋肉フェチで李白に興味を示す。 女華(ジョカ) 緑青館三姫の中では最年少だが、彼女との会話についていければに合格すると言われるほどの才女。 やはり猫猫の姉貴分だが白鈴と違い男嫌い。 猫猫の性格は自分に近いと感じ、猫猫の壬氏に対する感情・態度に彼女なりの助言をする。 やり手婆 緑青館をしきる老婆。 金に敏く、儲けにならないことにはいい顔をしない。 猫猫をにするため芸事を仕込もうとしてきた。 昔は売れっ子妓女だったらしい。 鳳仙(フォンシェン) 緑青館の元妓女で猫猫の母親。 碁と将棋が強く、碁なら羅漢にさえ勝つ腕前の持ち主。 猫猫を産んだことで妓女としての価値が下がり、安い仕事に落とされた末にのために廃人同様となって離れに隔離されていた。 猫猫の画策で羅漢に身請けされるも、翌年の春先に他界する。 羅漢は本気で愛していたようで、身請けした妓女は本来妾扱いにも関わらず、彼女を実父に正妻として会わせようとしていた。 また、彼女との棋譜を本として大量出版・販売する。 Web版では猫猫の幼少時、羅漢の帰都前に亡くなっている。 右叫(ウキョウ) 緑青館の男衆の中でも古株の一人の四十路前の男。 子供好きで面倒見がよく、緑青館に来たばかりの左膳や趙迂の面倒も率先して見ていた。 猫猫自身も幼い頃肩車をしてもらった記憶がある。 趙迂(チョウウ) 子一族の生き残りの少年だが、毒を煽った後遺症で記憶を無くし半身に麻痺が残る。 猫猫が薬屋で引き取る形で監視下に置かれている為自由なようで難しい立場にある。 もちろん本人に自覚はなく、出掛けようとする猫猫にしばしば連れていって欲しいと駄々をこねたりするなど、彼女には甘えてばかりいる。 記憶を無くす前から絵が得意だったようで、緑青館前で似顔絵を描いて小銭を稼いだりしていた。 才能はあるようで、有名絵師の元に通いながら技法などを勉強している。 左膳(サゼン) 国の北部の農家の出身。 食いっぱぐれて子氏の砦で衛兵として働いていたが、幽閉されていた老医師の食事や身の回り面倒を見るなど基本人がいい。 子氏討伐の際趙迂と翠苓に頼まれる形で拷問部屋から猫猫を救出しており、その際の猫猫の行動から都での再会時には彼女を「蛇娘」と呼んでいた。 その縁と老医師から文字や薬草の基本を教わっていた為、猫猫から薬屋の仕事を引き継ぐ。 趙迂の事もあり、「左膳」は前の名前に未練がないからと都に来てから新しく名乗り始める。 子氏の砦にいた関係で趙迂の正体を知っており、彼自身子氏に雇われていたとバレたらただでは済まない為静かに薬屋をやっている。 克用(コクヨウ) 顔半分が疱瘡の痕に覆われているが、十分に美形で通る医者の青年。 それまで住んでいた村を呪師によって追い出され、おのぼり感覚で都へ行こうとしていたところを猫猫たちに拾われる。 自身の不幸な生い立ちを明るく幼い口調で喋る為全然不幸に見えないが、西洋出身の男性医師に医学を教わった為、猫猫も知らない知識をたくさん持つ。 普段は都近郊の小さな村で偏屈な老医師と暮らしているが、猫猫の宮廷出仕後は月に数度左膳の面倒を見に緑青館に訪れてくれている。 武官・文官 [ ] 李白(リハク) 鍛え上げた肉体を持つ若い武官。 脳筋タイプ。 園遊会の際に、猫猫を含む出会った若い娘たちに片っ端から簪を配る。 能力は高いようで出世株だが、性格がお人よしで猫猫に頼まれると断れないため猫猫からは「駄犬」と呼ばれる。 武官として鍛えているが、猫猫の言う「危険」の意味が理解できずにケガをすることがある。 猫猫から紹介された白鈴に入れあげてしまい、次第に本気で彼女を迎えに行こうと考えるようになる。 白鈴との関係も悪くなく、猫猫は2人の関係を少し応援している模様。 白鈴から李白への思いは不明だが、それなりに親しくなっていると思われるが、身請け料は「現在の李白の給料10年分」と本気で出世すること考え始める。 子氏討伐にも参戦し壬氏の正体や猫猫の素性も知っているが 、以前と変わらない態度を取るため、壬氏も気を許している数少ない相手。 漢 羅漢(カン・ラカン) 狐目に(実は伊達)を付けた軍師で位は将軍。 通称・漢太尉。 「漢」の名字は珍しくないが、この肩書きを持つのは国中で彼だけである。 奇異な言動を繰り返すため「変態軍師」とも呼ばれる。 猫猫に至っては「あのおっさん」としか呼ばない。 碁と将棋がとても強い。 相貌失認のため他人の顔が識別できない一方で、その人間の持つ役割がの駒として認識される、という能力を持っており、戦争の際には将棋に倣った人員配置を行うことで軍の適切な運用を行っている。 羅門の甥であり、また緑青館の妓女である鳳仙に猫猫を生ませた張本人である。 つまり猫猫の父親であるが、猫猫は彼を父親と認めておらず嫌っている(猫猫自身の感覚からいうと苦手なだけ)。 一方、羅漢本人は、鳳仙のことも娘である猫猫のことも愛している。 しかし、愛情表現がことごとく裏目に出ており、猫猫だけでなく周りにもドン引きされている。 また、自分の欠点を補う方法を考え、指南してくれた羅門のことは慕っており、比較的素直に言うことを聞く。 羅門にもその能力は認められており、猫猫にはその点で嫉妬されている。 猫猫と違い、酒は全く飲めない下戸。 徳利に果実水を詰めて持ち歩いているが、一度それで体調を崩したことがある。 漢 羅半(カン・ラハン) 羅漢の甥(異母弟の次男)で養子。 19歳。 やはり狐目に丸眼鏡をかけ、帯には算盤をぶら下げている。 猫猫にとっては従兄であり義兄。 猫猫からは「世界が数字で見えている」といわれるほど数字に対する認識が優れており、王宮では財務を担当している。 羅の一族は他人と異なる認識能力を持っており、羅半も壬氏の正体を「皇弟と体の寸法が同じ」ということで見抜いていた。 羅漢の采配も猫猫の薬の分析能力も共にこの力に起因するものだが、彼の父親や羅門の兄(羅漢の父親)はそういった感覚をもたず、彼らの認識能力を社会不適合者と判断して理解しなかった。 陸孫(リクソン) 羅漢の部下。 一度見た顔は忘れないという特技の持ち主で重宝されていたが、先方からの要請で西都の玉葉の兄の元に出仕している。 馬閃(バセン) 高順の息子で壬氏の乳兄弟。 壬氏とは同い年であり幼少期からの幼馴染。 王宮の武官。 高順ともども壬氏に振り回される苦労人。 姉と兄がいるが彼のみ独身。 幼い頃から痛覚が鈍いため常人ではない身体能力を発揮する反面、自分自身の怪我にも気づかず行動しがち。 精神的にも肉体的にも鈍感。 幼い頃の体験から「女性らしい女性」が苦手だが、猫猫に対しては普通に接している。 作中の事件で里樹妃と縁が出来て意識している。 馬良(バリョウ) 高順の息子で馬閃の年子の兄。 二人並ぶとそっくりで身長もほぼ同じだが、猫背で顔色が悪い分やや小さく見える。 科挙にとして合格するほどの秀才だが、身体が弱い上に人見知りが原因でせっかく任官した仕事を辞めたことがある。 既婚者で子持ち。 馬一族の女たち [ ] 麻美(マーメイ) 高順の娘で馬閃、馬良の姉。 弟たちが父親似なのに対し、彼女は母親似。 かつては父である高順を毛虫を見るがごとく嫌っていたが、最近はそこまではひどくない様子。 馬良ほどではないが事務能力に長けており、補佐に回る事で最大限にその力を発揮する。 武官と結婚しており二児の母でもある。 桃美(タオメイ) 高順の妻。 馬閃、馬良、麻美の母。 高順より6歳上。 壬氏の乳母。 9巻から侍女をしている。 三人の孫あり。 馬良の妻、雀とは案外仲良くやっている模様。 雀(チュエ) 馬良の妻。 一児の母。 8巻から壬氏の侍女をやっている。 水連を大姑と揶揄し、西都では猫猫の護衛も兼ねる。 お調子者でよくボケるが、諜報を得意とする。 馬良とは政略結婚。 西都 [ ] 玉袁(ギョクエン) 玉葉の父。 女帝が戌の一族を滅ぼした後、西の役人だった玉袁が成り上がり、西都の長になる。 名無し。 正室の一族として、名を与える為、都に赴くように壬氏に打診された際、交換条件として、息子に都の流儀を教える補佐を付ける為に羅漢に口利きを願う。 玉鶯(ギョクオウ) 玉葉の異母兄。 玉葉と同じ異民族の娘を養女にし、入内させようとする。 羅漢を取り込もうと画策している様で、壬氏が西都に向かう際、羅漢、羅門が共に西都に来るように乞う。 西都の民には人気があり、共に相撲を取ったりしているが、派遣されて来た陸孫に教えを乞うことはなく、雑務を押し付けている。 砂欧 [ ] 愛凛(アイリーン) 西の特使としてやってきた際、月の精を見て自信喪失する。 従姉妹の姶良と仲違いし、作物の輸出か亡命か羅半に持ち掛けるが、後に、亡命を選び、中級妃となる。 姶良と共に巫女見習いとして学を学び、巫女を尊敬していたが、毒殺未遂事件に巻き込まれる。 姶良(アイラ) 西の特使として愛凛と来た際は仲が良かった。 子一族と飛発の取引をしていた模様。 白娘女を使って、茘各地で暗躍していた。 白娘女(パイニャンニャン) 白人(アルビノ)で白い髪に赤い目を持つ。 その容貌から蛇神として注目を集める。 旅芸人を装い、各地で暗躍。 里樹妃を追い落とそうとする。 巫女 白娘女同様、白人(アルビノ)で白い髪に赤い目を持つ。 療養の為に茘にやって来るが、本来の目的は別にあった。 ジャズグル 巫女について、茘にやってくる。 声が出ないが、言葉はわかる。 意味深な三枚目の絵を巫女経由で猫猫に渡す。 単語 [ ] 国家・地域 [ ] 茘(リー) 主人公たちが暮らす大陸中央部に存在する大国。 幾つかの国及び州によって構成され、北は険しい山脈が連なり、西には砂漠が広がり点在するオアシスにも国に属する州がある。 皇族は華(カ)を名乗るが、現時点でそれを冠するのは皇帝とその同母弟のみ。 子北州(シホクシュウ) 現在の皇族の始祖はこの地域から出たと伝聞される、山林資材が豊富かつ温泉も出ていて湯治場もある地域。 子氏に治められていたが、討伐後は皇帝の直轄領地となる。 西都(セイト) 都から遥か西、砂漠の中に存在するオアシスを中心に栄える都市であり、隣国と国境を接する要衝でもある。 玉葉妃の父が治める。 砂欧(シャオウ) 茘国から見ると、北と西の交易の中間を押さえている国。 他国との混血が進み、美男美女が多いと言われる。 王として男性が君臨する一方巫女として女性が政をする政治形態で、男尊女卑が強く見られる茘と文化がかなり異なる。 単語 [ ] 緑青館(ロクショウカン) 王都をすっぽり包んだ塀の中で、後宮とは反対側に位置する花街にある高級楼閣。 中級から上級の妓女を揃えており、その一室を間借りする形で猫猫が薬屋を開業している。 女官・官女(ニョカン・カンジョ) 前者は主に後宮で働く女性を指し、後者は後宮以外でも働く女性を主に指す。 後宮で働く場合は資格は不要で小蘭や猫猫のように売られた人間も珍しくないが、官女は最低限の資質が求められ、定期的に試験が行われている。 猫猫の三度に及ぶ宮廷勤めはこの制度を利用している。 名持ちの一族(ナモチノイチゾク) 皇族に多大な貢献をした一族などに与えられる称号の一種で、種類自体は決して多くない。 近年は十二支(子・戌など)が与えられる場合が多いが、漢など古くから存在するために名乗る者が多い場合もある。 漢羅漢の場合、漢が「名」であるが、続く「羅」が家を表し、「羅の一族」だけで彼の身内だと分かる。 国としての特徴で、家の名は男系がほぼ受け継ぐが稀に女系にも受け継がれる。 書籍情報 [ ] 小説 [ ]• Ray Books版 2012年9月26日 初版発行、• ヒーロー文庫版 既刊9巻(2020年2月現在)• 第1巻 後宮編 2014年8月29日初版発行 、• 第2巻 宮廷編1 2015年1月31日初版発行 、• 第3巻 宮廷編2 2015年6月29日初版発行 、• 第4巻 宮廷編3 2015年9月30日初版発行 、• 第5巻 市井編1 2016年4月30日初版発行 、• 第6巻 市井編2 2016年11月30日初版発行 、• 第7巻 砂欧編 2018年2月28日初版発行 、• 第8巻 壬氏編 2019年2月28日初版発行 、• 第9巻 壬氏編2 2020年2月28日初版発行 、• 第9巻 ドラマCD付き限定特装版 2020年2月28日初版発行 、 コミカライズ [ ] 2誌ともキャラクター原案はヒーロー文庫のがクレジットされている。 ビッグガンガン版(出版社:、作画:、構成:七緒一綺) 平成29年No. 6(5月25日発売)より連載開始。 第1巻 2017年9月25日発売、• 第2巻 2018年2月24日発売、• 第3巻 2018年7月25日発売、• 第4巻 2019年2月25日発売、• 第5巻 2019年7月25日発売、• 第6巻 2020年3月25日発売、• サンデーGX版(出版社:、作画:) 平成29年9月号(8月19日発売)より連載開始。 タイトルは同じだが「猫猫の後宮謎解き手帳」の副題がつく。 作画の倉田三ノ路は前作「天穹は遥か〜景月伝〜」に続く古代東洋ものである。 第1巻 2018年2月24日発売 、• 第2巻 2018年7月19日発売 、• 第3巻 2018年9月19日発売 、• 第4巻 2019年2月19日発売 、• 第5巻 2019年6月19日発売 、• 第6巻 2019年11月19日発売 、• 第7巻 2020年2月19日発売 、• 第8巻 2020年6月19日発売 、 出典 [ ]• 活動報告. 2012年9月1日. 2017年11月14日閲覧。 活動報告. 2014年8月15日. 2017年11月14日閲覧。 ダ・ヴィンチニュース. 2016年11月30日. 2017年11月14日閲覧。 ラノベニュースオンライン. 2017年5月25日. 2017年11月14日閲覧。 ラノベニュースオンライン. 2017年7月19日. 2017年11月14日閲覧。 ラノベニュースオンライン. 2020年3月2日. 2020年3月2日閲覧。 活Twitter. 2019年8月25日. 2019年8月25日閲覧。 主婦の友社. 2017年11月15日閲覧。 主婦の友社. 2017年11月15日閲覧。 主婦の友社. 2017年11月15日閲覧。 主婦の友社. 2017年11月15日閲覧。 主婦の友社. 2017年11月15日閲覧。 主婦の友社. 2017年11月15日閲覧。 主婦の友社. 2017年11月15日閲覧。 主婦の友社. 2019年2月28日閲覧。 主婦の友社. 2019年2月28日閲覧。 主婦の友社. 2020年2月28日閲覧。 主婦の友社. 2020年2月28日閲覧。 小学館. 2020年1月14日閲覧。 小学館. 2020年1月14日閲覧。 小学館. 2020年1月14日閲覧。 小学館. 2020年1月14日閲覧。 小学館. 2020年1月14日閲覧。 小学館. 2020年1月14日閲覧。 小学館. 2020年1月14日閲覧。 小学館. 2020年6月23日閲覧。 注釈 [ ]• ただ周囲からは「過去に虐待を受けていたことを隠すため」と勘違いされており、同情を集める一因となっている。 しかも、壬氏がへそを曲げている理由を解していない猫猫が肝心な部分(李白を緑青館に案内した、義姉である白鈴の相手として相応しいか、など)を省いて説明するため、事態を理解している人物がフォローを入れるか、猫猫が肝心な部分を説明するまで話が拗れ続ける。 梨花妃推薦によって四夫人を集めて猫猫の「講義」が行われた際には自分には絶対に無理だとショックを受けていた。 この行動が一族討伐に繋がる。 本来処刑対象だったが「先帝の孫娘である」という事情を鑑み特別に助命される。 ただし、常に監視下に置かれる。 「小(シャオ)」は中国語における目下に対する愛称で、日本語の「ちゃん」や「くん」付けに相当する。 「お絵描き」をした際に見本の花の絵の中に「毒花や毒草」を入れていたため、紅娘に怒られていた。 厳密には猫猫を人攫いから買った商家(書類上の実家)に繋がりがあった。 これには当時の皇太后(現帝の祖母)も関わっており、西方嫌いで留学した羅門を毛嫌いしていた。 実際、子一族及び砦にいた兵士は表向きは全員処刑されている。 本来の立場に戻った壬氏を現在も「壬氏」と呼ぶのは、猫猫と彼くらい。 外部リンク [ ]• - ヒーロー文庫• - ヒーロー文庫• - 月刊ビッグガンガン• - 月刊サンデーGX• 「日本薬学会史年表 続 」に2014年「ヒーロー文庫」版を「薬学図書」として紹介.
次のあらすじ 猫猫(マオマオ)は、花街の薬屋で暮らす少女。 娼館での病気や事件など、薬に関することを請け負っていた。 ある日山に薬草を取りに行った際、何者かにさらわれてしまう。 そしてそのまま宮中へ売られることになってしまった。 後宮で働くことになり3カ月。 給金は誘拐犯に間引きされていることから、目立たず地味に大人しく働いて出ることが出来る日を待っていた。 そんな頃、後宮である事件が起きているのを耳にする。 それは帝のお世継ぎの連続死というもの。 3人産まれてすぐに亡くなり、さらに2人いる東宮(男児)と公主(女児)も病に侵されていると。 ちょっとした好奇心と薬屋としての知識から、首をつっこんでしまったことから、後宮内の事件に巻き込まれていってしまう…。 好奇心旺盛で薬のことには目がない猫猫が、後宮の宦官、壬氏(ジンシ)に気に入られ、面倒ごとに巻き込まれていってしまいます。 壬氏もただの宦官のようではなく、一度は後宮を出られることになった猫猫もすぐにまた戻ることになったりと…。 気になる展開がたっぷりのストーリーです。 薬屋のひとりごとは中華風の後宮を主な舞台にしたミステリー寄りのお話だよ。 立場に絡めとられて生きる人間たちとか、破滅した後でやっと救済がもたらされるような関係が好きなら読んで損ないよ。 今言った中で唯一マンガもあるよ(DRは漫画あるっちゃあるけど諸々読みにくいから)。 突然変更になる場合もあります。 詳細や正式な情報は公式サイトでご確認ください。 【薬屋のひとりごと】は小説、漫画2種類があり、各配信サービスでは、有料での配信になっています。 とは無料体験期間中に、有料作品に使えるポイントを貰うことができます。 は原作小説の1巻が無料配信中です。
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