盗塁の記号 盗塁はスチールの略のSで記します。 また、どの打者のときに盗塁したのかを()内に打順番号で記します。 左のスコアは7番打者のときに盗塁した例です。 盗塁死はCSで記します。 また、プレーの経過も記しましょう。 左のスコアは捕手から2塁にはいった遊撃手に送球してアウトにした例です。 別の方法として次のような記入もあります。 盗塁死はどの打者の、どの送球でアウトになったのかを記します。 左のスコアは2番目の打者のときに捕手からショートへの送球で2塁で盗塁死した場合です。 左のスコアは2番打者の2球目の空振り時に盗塁した例です。 盗塁が複数ある場合はどのタイミングが混乱してきます。 ダブルスチールの略のDSで記します。 左のスコアは7番打者のときにダブルスチールをした例です。
次のこの項目では、日本プロ野球のポストシーズンゲームについて説明しています。 が発売しているのシリーズについては「」をご覧ください。 クライマックス・セ 今シーズンの大会: 競技 プロ野球 開始年 2007 チーム数 3チーム 加盟国 前回優勝 (6年ぶり5回目) 最多優勝 読売ジャイアンツ(5回) クライマックス・パ 今シーズンの大会: 競技 プロ野球 開始年 2007 チーム数 3チーム 加盟国 前回優勝 (3年連続6回目) 最多優勝 福岡ソフトバンクホークス(6回) クライマックスシリーズはの終了後、とのレギュラーシーズン上位3チームによって行われるトーナメント、の出場チームを決める試合である。 導入の経緯 [ ] から2006年の3シーズンの間、では、リーグ優勝・進出決定後のを出来る限り減らすことを目的に、シーズン上位3球団によるのが実施されていた。 これが興行的に成功を収め、さらに2004年・2005年の2シーズンはいずれもレギュラーシーズンを1位で通過しなかったチームがプレーオフを勝ち上がり、日本選手権シリーズを制した(2006年はレギュラーシーズン1位通過のがプレーオフを制し、そのまま日本シリーズも制した。 )ことなどから、2006年にでも導入に対する待望論が浮上し、議論が進められた。 そして同年9月4日ので、翌2007年シーズンからセ・リーグでも導入されることが決定され(当時は「ポストシーズンゲーム(PSG)」という仮称が付けられていた)、これに伴って両リーグで実施方式や名称を統一することになった。 これに合わせてファンからネーミング案を一般公募し、1948通(メール1438件、ハガキ510件)寄せられた候補を元に検討した結果、名称を「クライマックスシリーズ」とすることが11月14日に決定した。 またリーグ別の呼称も併せて発表され、セ・リーグが「クライマックス セ」、パ・リーグが「クライマックス パ」と決まった。 開始当初はリーグ2位球団対3位球団の対戦を「第1ステージ」(一般のトーナメント戦でいう準決勝・あるいは3位決定戦相当)、リーグ優勝球団対第1ステージ勝利球団の対戦を「第2ステージ」(同決勝戦相当)と称していたが、シーズンから第1ステージを「ファーストステージ」、第2ステージを「ファイナルステージ」にそれぞれ名称変更することになった。 これは、まずセ・リーグが同年のプロ野球実行委員会で改称を報告したもので、これを受けて同じく改称を検討していたパ・リーグもセに同調し、に改称を発表した。 シーズンは、感染拡大の影響でレギュラーシーズンの開幕が当初の予定から約3ヶ月遅れの6月19日となったことに伴い、クライマックスシリーズの日程も当初の予定から再考された。 その結果、セ・リーグでは「ドーム球場を本拠地とする球団が巨人と中日の2球団のみであり、雨天中止に備えた予備日を多く確保しておく必要性がある」という理由で 2007年の導入以降初の中止が決定した。 一方パ・リーグでは 公式戦1位チームと2位チームのみの出場(ファーストステージは実施せず)という、通常とは異なる方式で行われる。 本記事以下及び関連記事でのステージ名称は原則として当時の名称で表記するが、旧称と現称が混在する場合にはいずれかしか表記しないことがある。 また、略称としてファースト(ステージ)を「第1」または「1st」、ファイナル(ステージ)を「最終」、ステージを「S」と表記することがある。 (基本的に第1戦主管球団がホーム4、第3戦主管球団がホーム3の割合) クライマックスシリーズは、両リーグの規定日時点でのレギュラーシーズンの成績が3位以上のチームによってステップラダー方式(2ステージ勝ち抜き制)で実施され、日本選手権シリーズの出場権を争う。 制は両リーグともレギュラーシーズンと同様、パ・リーグは全試合で採用、セ・リーグは用いず9人制で行う。 審判は球審・塁審の4名に加え、ライト側とレフト側に1名ずつ配置する6人制が導入される。 クライマックスシリーズでの成績は、チーム・個人共にレギュラーシーズンの記録には加算されない。 また後述のとおり、レギュラーシーズンとは別に表彰が行われることから、事実上カップ戦の要素もある。 またリーグ優勝球団がクライマックスシリーズを優勝する事を「 完全優勝」と呼ぶ事もある。 ファーストステージ(旧称:第1ステージ) [ ] 「ファーストステージ」ではレギュラーシーズン2位球団と3位球団が、2位球団の本拠地で 3試合制で対戦する。 勝利数が多い球団が勝者となり、ファイナルステージへ進出する。 引き分け試合が発生し、3試合終了時点での対戦成績が「1勝1敗1分」或いは「0勝0敗3分」と同じ勝敗数になった場合は 2位球団が勝者となる。 2試合終了の時点で勝者が決定した場合(「どちらかの球団の2勝」もしくは「2位球団の1勝1分」)3試合目は行わない。 前述の通り、2020年のパ・リーグは2チームのみの参加となるため、ファーストステージに相当する試合は行われない。 現称となった2010年以降も、新聞等では旧称と同じく第1ステージと表記されることがある。 ファイナルステージ(旧称:第2ステージ) [ ] 「ファイナルステージ」(新聞等では、「最終ステージ」の表記も)ではリーグ優勝球団とファーストステージの勝者が、リーグ優勝球団の本拠地で6試合制で対戦する。 リーグ優勝球団にはレギュラーシーズンの成績を反映し、 1勝のが与えられる。 このによる1勝を含め先に 4勝した球団を「クライマックスシリーズ優勝球団」とし、日本選手権シリーズの出場権を得る。 ファーストステージ同様、引き分けて同じ勝ち数になった場合は リーグ優勝球団がクライマックスシリーズ優勝となる。 前述の通り、2020年のパ・リーグは2チームのみの参加となるためファイナルステージに相当する試合のみの開催となり(ステージの名称はつかない予定 )、アドバンテージ1勝を含めて先に3勝した球団がクライマックスシリーズ優勝となる。 1位球団の五分以上または負け越しのいずれかが決定した時点で終了し、残りの試合は行わない(実例としての巨人対中日がある。 第3試合に引き分けが生じ、第4試合で巨人が3勝目(アドバンテージ1含む)を挙げ、残り2試合に中日が連勝しても3勝3敗1分のタイにしかならないため、巨人のステージ突破が決まった)。 ただし初年度の2007年は、前述のアドバンテージを与えない条件下で5試合制(3戦先勝)で対戦した。 プレーオフ制度を先行導入していたパ・リーグ側はアドバンテージ制の導入を提案していたが、セ・リーグ側が興行面を理由に消極的だった為、導入は見送られていた。 当初は「当面アドバンテージは採用しない」としていたが、その年のセ・リーグ第2ステージで中日がレギュラーシーズン優勝の巨人に3連勝したことをきっかけに、アドバンテージ「復活」(セ・リーグの場合は「新設」)となったという経緯がある。 前述のようにクライマックスシリーズ優勝球団は日本選手権シリーズの出場権を得ることになるが、パ・リーグはレギュラーシーズンの順位に関わらず毎年優勝が決まると胴上げが行われているのに対し、セ・リーグは過去にレギュラーシーズン2・3位の球団が優勝した場合(2007年・2014年・2017年)では胴上げが行われたことがない。 主催 [ ] NPB(日本野球機構)の主催となる日本シリーズと異なり、主催はレギュラーシーズン同様にホームチームである。 そのため、テレビ中継も基本的にレギュラーシーズンの中継を行っている放送局(BS・CS放送など、球団制作映像を全試合放送する放送局)が実施する。 BSの無料放送がない場合はでも放送する場合がある。 また地域によっては地上波での中継も実施される。 も参照。 チケットについても同様にホームチームが発売する。 雨天等により中止となった場合、前者の場合は払い戻しとなり、後者の場合は有効日繰り下げとなる。 同日に中止が発生した2019年のファイナルステージでは、リーグによって扱いが異なったため注意喚起が行われた。 なおリーグ内で必ずしも統一されているわけでは無い(2019年の巨人が「第〇戦有効」としていたのに対し、2018年のヤクルトは「日付有効」としていた)。 チケットの価格は(球団によって違いはあるが)レギュラーシーズンより高めになるケースがほとんど。 ただし西武は「応援感謝価格」と称して安価に設定することが多い。 試合開始前の中止決定権は主催球団には無い(後述)。 中止・ノーゲーム及び振替試合 [ ] 開催日程には予備日が設けられ、悪天候等で中止・ノーゲームとなった場合は原則として翌日以降に順延される。 ただし、予備日を含めた日程で全試合を開催できなかった場合には、予備日以降の順延は行わずに開催打ち切りとなり、その時点の勝敗でステージ勝者を決定する。 勝利数が同数の場合は、レギュラーシーズン上位チームがステージ勝者となる。 中止の有無がステージの勝敗に関わるため、レギュラーシーズン終盤同様 試合開始前までは各リーグの責任者が中止決定権を持つ。 試合開始後はどの試合とも同じく審判団が判断する。 パ・リーグでは2試合以上の試合が中止・順延となり、予備日最終日の1日前までに決着がつかない場合はを行う場合がある(ただし勝敗によっては1試合目のみで終わる)。 2013年のファイナルステージ では、中止試合が発生した ことで初めて開催の可能性が生じたものの中止はその1試合のみだったため予備日前にステージ勝利チームが決定した。 一方、セ・リーグではダブルヘッダーは実施していない。 の接近が予測された2014年の1stステージにおいても、パ・リーグでは実施の可能性があったものの セ・リーグでは実施予定がなかった。 このため仮に2位チームが第1戦に勝利しその後2日間中止になった場合には、予備日の試合を行うことなくステージ勝利が決定する可能性もあった (結果的には台風接近前に開催した2試合でステージ勝利チームが決まったため、試合を消化せずに打ち切りとなる事態は回避された)。 2017年にも天候不良でセ・リーグ1stステージの開催が危ぶまれ、2位チームが第1戦に勝利した後の第2戦はグラウンドが水浸しの中で強行され物議を醸した。 2017年の事例を受けて2018年の日程のあり方が検討されたが「上位の優位性を保つ」などの理由で変更せずに実施することとなった。 選手登録 [ ] 出場できる選手は当該シーズンの時点で出場球団にされ、且つCS開催時点においても引き続き出場球団に支配下登録されていることが条件となる。 レギュラーシーズン同様、29人以内 のされた選手の中から25人以内のベンチ入り選手が出場でき、登録抹消となった選手は10日間再登録できない。 なお、この規定はレギュラーシーズンから継続して適用される。 期間前に改めて白紙から登録されるわけではなく、レギュラーシーズン終了からCS開幕までの間に出場選手登録を抹消された場合、CSが開幕しても抹消日から10日経過しないと再登録できない。 2017年より導入された引退試合特例制度を用いて出場選手登録し、抹消された選手は本シリーズに出場できない。 全選手の出場登録抹消 [ ] 2011年より、レギュラーシーズンの全日程終了後、CSの初試合まで10日以上空く場合は、自動的に全選手が出場選手登録を抹消される。 ただし、再登録時の全選手にその間のFA権関係での登録日数と追加参稼報酬(1軍最低年俸の1,500万円に満たない場合に、登録日数に応じて1,500万円を上限に加算する額)が認められる。 これは2010年のレギュラーシーズン全日程終了後に中日ドラゴンズが全選手の出場選手登録を抹消したことを受けて2011年にルールとして明文化したもので、この中日の事例についても遡って適用される。 全選手の出場選手登録が抹消された例 年度 球団 リーグ 順位 終了日 抹消日 参加ステージ CS初戦 2010年 中日 セ 1 10月2日 10月3日 ファイナル 10月20日 2011年 日本ハム パ 2 10月18日 10月19日 ファースト 10月29日 西武 パ 3 中日 セ 1 10月20日 10月21日 ファイナル 11月2日 ソフトバンク パ 1 10月22日 10月23日 ファイナル 11月3日 2014年 ソフトバンク パ 1 10月2日 10月3日 ファイナル 10月15日 2016年 日本ハム パ 1 9月30日 10月1日 ファイナル 10月12日 広島 セ 1 10月1日 10月2日 ファイナル 10月12日 2017年 広島 セ 1 10月1日 10月2日 ファイナル 10月18日 2018年 西武 パ 1 10月6日 10月7日 ファイナル 10月17日 2019年 西武 パ 1 9月26日 9月27日 ファイナル 10月9日 巨人 セ 1 9月28日 9月29日 ファイナル 10月9日 予告先発 [ ] は、2007年から2017年まではパ・リーグでのみ実施され、セ・リーグは実施されていなかった。 2018年より両リーグとも予告先発が実施された。 ただしパ・リーグでは第2戦以降の予告先発の発表はレギュラーシーズンとは異なり 当日の試合終了後となる(翌日にも試合が行われる場合のみ)。 このため、翌日の先発候補投手を複数名準備させておき当日の勝敗に応じて翌日の先発を決めるといった戦略も可能となる。 一方のセ・リーグでは第2戦以降の予告先発の発表は、レギュラーシーズンと同様に、当日の試合開始までに既に行っている。 これは当日の試合結果次第で打ち切りとなり、行われない可能性のある試合であっても発表される(例として2018年のセ・リーグ1stステージでは第2戦終了で打ち切りとなったものの、試合開始時点では既に第3戦の予告先発が発表された)。 延長・引き分け [ ] 延長戦のイニング制限はセ・パともにレギュラーシーズンと同じ12回と定められており、12回を終えても同点の場合は引き分け試合となるが、引き分けが生じても再試合は行わない。 引き分けを含め、ステージ勝者が確定した場合には残りの試合を開催しない。 また、セ・リーグでは2013年より、パ・リーグでは2015年より、勝つか引き分けで上位チームのステージ勝利が確定する試合では、12回表終了または12回裏途中で同点となった時点で試合を打ち切り、コールドゲームとする事に改正された。 該当事例は2014年のセ・リーグの1stステージで初めて発生した。 なおこの改正前の2011年にパ・リーグで該当する事例があり、この時は通常通り12回裏を実施している(結果は1位チームのサヨナラ勝ち)。 2011年・2012年のレギュラーシーズンで採用していた特別ルール(延長戦に関しては、試合開始から3時間30分経過後は新しいイニングに入らない)はクライマックスシリーズでは適用せず。 時間制限なしで最大12回まで行った。 「リーグ順位」の決定方式 [ ] セ・リーグ、パ・リーグは共に レギュラーシーズンの成績によってのみ、そのシーズンのリーグ順位を確定する。 リーグ優勝制度が維持されるため、クライマックスシリーズによる順位の入れ替えは行わない(クライマックスシリーズ優勝球団の表彰は別途行う)。 (年度により「大学生・社会人ドラフト」)の指名順も、レギュラーシーズンの最終順位を基準に決定する。 レギュラーシーズンの順位については「クライマックスシリーズ開幕予定日の2日前までに組み込まれた日程終了時点での順位をもって確定する」と定めており、クライマックスシリーズの出場球団もこの時点の順位を元に決定する。 未消化試合があった場合はCSと並行して可能な限り開催するとしている。 過去にCSと並行開催となったケースや、日程消化の問題が発生したケースとしては以下の事例がある。 2013年は1stステージ開催日の10月12日・13日に楽天(優勝)対オリックス(Bクラス確定)戦を開催した。 この年は優勝は早々に決定したものの、2 - 4位が混戦で10月に入っても順位が確定しなかったため、進出可能性が残るチームの試合を優先して組んだ。 結果的には、この2試合以外の試合は10月8日までに全て終了した。 はセ・リーグで特に、雨天中止による日程消化の問題が生じたため、の扱いが検討されたが、同シリーズへの出場チームは規定に沿って1stステージ開幕2日前の終了時の順位を参考として決定、またリーグ戦は基本的にこの10月9日までに全試合の日程を消化させることを大前提として試合を行うが、それでも消化試合が残った場合でも、極力同年度の日本シリーズ開幕前の10月20日までにすべての日程を消化させ、各チーム144試合ずつを消化した段階での順位で最終順位を決めるという取り決めがなされた。 なお、までに全日程が終了した。 は初めて、セ・パ両リーグ共に1stステージ開催日にレギュラーシーズンの試合を開催した(10月13日の中日対阪神戦、ロッテ対楽天戦。 いずれのチームもBクラス確定)。 この年は雨天中止に加えて、豪雨・地震・台風などの災害による中止が相次ぎ、特にセ・リーグでは1stステージ開幕2日前の10月11日までに全日程を消化できない可能性が浮上した。 これを受けて9月20日、上記2014年と同様の取り決めを確認した。 Aクラスの可能性を残していた阪神が9月30日の時点で計算上予備日がなくなったため(10月11日まで残り11日間で、阪神は11試合を残していた)、20年ぶりとなるを行うことも検討されていた。 結果的には10月4日に阪神のBクラスが確定し、日程未確定の11日はAクラスの可能性があったチームとの試合の予備日となり、残った対中日戦1試合(中日もBクラス確定)は10月13日に組まれた。 これ以外の試合は10月10日までに終了した。 また、パ・リーグでも特にロッテの試合消化が遅れていたが、Bクラスが確定。 日程はAクラス確定チームとの試合とその予備日を優先し、1試合日程が未確定だった対楽天戦(楽天もBクラス確定)は10月13日に組まれた。 これ以外の試合は10月11日までに終了した。 この件を受け、2019年シーズンはセ・リーグでも月曜日などの試合がない日にも予備日を設定することとなった。 従ってリーグ優勝が確定しないままにクライマックスシリーズ進出となるケースや、実際の確定順位と、クライマックスシリーズ出場選考のための順位が異なり、クライマックスシリーズに出場しても、最終的に実順位でBクラス(その逆で実順位はAクラスだが、クライマックスシリーズ出場を逃す)、ないしは実順位は3位でも選考順位2位で1stステージ主管権を得るなどといったケースが発生する恐れもありえることになる。 また、両リーグともにアグリーメントでレギュラーシーズンの試合は10月20日までに終了することとしているため、CS進出チームの試合が残り、最終ステージまで進出した場合には未消化のまま打ち切りとなる可能性もある。 レギュラーシーズンの順位はを基準とする。 勝率の計算式については、引き分けを除外した次の公式が用いられている。 尚、勝率が並んだ場合は以下のように順位を決める。 セ・リーグ• 勝利数が多い球団• 直接対決で勝ち越している球団(3チーム以上並んだ場合は当該チーム間の対戦成績を合算した上で比較)• 前年度順位の上位球団 パ・リーグ• 直接対決で勝ち越している球団(3チーム以上並んだ場合は当該チーム間の対戦成績を合算した上で比較)• を除いたリーグ戦(全125試合 )における勝率• 前年度順位の上位球団 (例)同勝率で並んでいるA球団とB球団がある場合(143試合制での換算)• A球団が70勝70敗3分、B球団が71勝71敗1分、A球団とB球団の直接対決でA球団が13勝、B球団が12勝だった場合、セ・リーグでは勝ち数の多いB球団が上位、パ・リーグでは直接対決で勝ち越しているA球団が上位となる。 万が一、勝敗数や対戦成績が同じ場合には一発勝負のは行わず、セ・リーグは前年度順位の上位球団、パ・リーグは交流戦を除いたリーグ戦での勝率の高い方が上位となる(リーグ戦勝率も同じ場合は前年度順位の上位球団)。 なお、セ・リーグの「同勝率で勝利数が異なる」ケースについて。 5割以外の場合は勝率6割(84勝56敗3分 貯金28、81勝54敗8分 貯金27)や勝率6割6分7厘(94勝47敗2分 貯金47、92勝46敗5分 貯金46)といった切りの良い勝率で非常に稀なケースに限られてくる。 また、パ・リーグの「交流戦を除いた勝率」は、交流戦の勝率が低かった方ということになる(交流戦での勝率の低いチームの方がリーグ戦に占める勝ちが多いため)。 この同率でも必ず違う順位にする順位決定方法はクライマックスシリーズが始まってからその実施のために決定されたものであり、それまでは同じ順位になることがあった。 クリンチナンバー [ ] 2009年までのシーズン終盤には、がクライマックスシリーズ進出決定となる3位以内(いわゆるAクラス)が確定するまでの最少勝敗数を「クライマックスシリーズ進出マジックナンバー」として配信し、各メディアはこれを両リーグの順位表等と共に表示していた。 これはリーグ優勝が確定するまでの勝利数を示す「」に準ずるものだが、3位以内が条件となるとマジック点灯チームもマジック対象チームも複数となる上、最少勝数を求めるにはリーグの残り全試合の勝敗パターンをシミュレーションする必要があるなど計算方法が非常に複雑で、また引き分け試合が多く発生した場合など特定の条件では計算がより複雑になり、最少勝敗数に達しない可能性もあるなど算出はシステム的に困難で、特に2009年9月には共同通信社の計算プログラムに不具合が発生し、進出マジックの算出を巡って混乱が生じたことなどから「目安としては相応しいものではない」と指摘されていた。 こうした経緯から2010年、共同通信社は、と共同でクライマックスシリーズ進出までの目安を算出する方式「クライマックスシリーズ・クリンチナンバー」を開発。 最適化手法を用いて計算の必要のないパターンを排除することによって、短時間で最小数を計算することが可能となった。 逆にクリンチナンバーが残り試合数を越えた場合は自力での進出の可能性が消滅する。 「クリンチ Clinch 」には「決着を付ける」という意味があり、では地区優勝やプレーオフ進出決定までの目安の数字を「」と呼んでいる。 なお共同通信社はこのクリンチナンバー開発にあたって同年に特許申請を行い、から各メディアへの配信を開始している。 表彰 [ ] チーム賞 [ ] 優勝チームに対し、主催連盟よりセ・リーグは優勝盾(銀皿)、パ・リーグは優勝旗を額に入れた物を贈呈する。 個人賞 [ ] 両リーグとも優勝チームで最も活躍した選手にMVP()を表彰している。 但しパ・リーグはCS導入当初の2007年から行われたのに対し、セ・リーグは1年遅れて2008年から導入した。 2007年のパ・リーグでは第1ステージでもMVPを表彰した。 2010年のパ・リーグでは3位から勝ち上がったロッテからファーストステージとファイナルステージで分けて表彰している。 歴代クライマックスシリーズMVP 年度 選手名 所属球団 選手名 所属球団 2007 制定なし - (第1ステージ) (第2ステージ) 2008 2009 巨人 日本ハム 2010 (ファーストステージ) ロッテ (ファイナルステージ) 2011 中日 2012 巨人 日本ハム 2013 巨人 2014 ソフトバンク 2015 内川聖一 ソフトバンク 2016 日本ハム 2017 内川聖一 ソフトバンク 2018 広島 ソフトバンク 2019 巨人 ソフトバンク その他、2007年のパ・リーグでは第2ステージで活躍したMVP以外の選手に敢闘賞を表彰し、2010年以降のパ・リーグでは、ファーストステージで最も活躍した選手、およびファイナルステージで活躍したMVP以外の選手において、それぞれ特別賞を表彰している。 記録 [ ] クライマックス セ [ ]• 勝利チーム名のうち、当シリーズ優勝(日本シリーズに出場)したチームは 太字で示す。 チーム名に続く括弧内はレギュラーシーズンの順位(1位は優勝チーム)。 セ・パ共通のクライマックスシリーズが導入される前の成績に関しては、を参照。 クライマックス パ [ ]• 勝利チーム名のうち、当シリーズ優勝(日本シリーズに出場)したチームは 太字で示す。 チーム名に続く括弧内はレギュラーシーズンの順位(1位は優勝チーム)。 セ・パ共通のクライマックスシリーズが導入される前の成績に関しては、を参照。 チーム名の太字はその年の日本シリーズ優勝チーム。 セントラル・リーグ 順位 優勝回数 年度 チーム名 1位 10 2008年 巨人 2009年 巨人 2010年 中日 2011年 中日 2012年 巨人 2013年 巨人 2015年 ヤクルト 2016年 広島 2018年 広島 2019年 巨人 2位 2 2007年 中日 2014年 阪神 3位 1 2017年 DeNA パシフィック・リーグ 順位 優勝回数 年度 チーム名 1位 10 2007年 日本ハム 2008年 西武 2009年 日本ハム 2011年 ソフトバンク 2012年 日本ハム 2013年 楽天 2014年 ソフトバンク 2015年 ソフトバンク 2016年 日本ハム 2017年 ソフトバンク 2位 2 2018年 ソフトバンク 2019年 ソフトバンク 3位 1 2010年 ロッテ チーム別成績 [ ]• また、出場回数に記された順位はレギュラーシーズンの順位である。 「ファーストS」は「ファーストステージ」(2009年までは「第1ステージ」)、「ファイナルS」は「ファイナルステージ」(2009年までは「第2ステージ」)。 469 冠スポンサー [ ] パ・リーグは毎年 全球団連名で冠スポンサーを募っているが、セ・リーグでは ステージごとに主催球団が冠スポンサーを募っており、大半は球団のオフィシャルスポンサーとなる企業・団体が協賛社になることが多い。 また2007-09年度は協賛社はついたもののタイトルスポンサーがつかなかった。 また、中日主管試合ではタイトルスポンサーがついたことがない。 太文字は「タイトル協賛」の企業・団体。 セの協賛企業の横は各ステージと主管球団。 1…ファーストステージ、F…ファイナルステージ。 年 パ・リーグ セ・リーグ 協賛企業 タイトル 協賛企業 タイトル 2007 「2007 ヨドバシカメラ クライマックス パ」 (特別協賛) 第一生命 (なし) 2008 「2008 J SPORTS クライマックス パ」 イトーヨーカドー 2009 「2009 クリック証券 クライマックス パ」 2010 「2010マニュライフ生命 クライマックス パ」 1(神) 「ダンディハウス クライマックス セ・ファーストステージ」 F(中) (なし) 2011 「2011マニュライフ生命 クライマックス パ」 1(ヤ) () 「モバプロPresents 2011 クライマックスファーストステージ・セ」 F(中) (なし) 2012 「2012マニュライフ生命 クライマックス パ」 1(中) (なし) F(巨) モブキャスト 「2012 伊藤ハム クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」 2013 モブキャスト 「2013 Mobcast クライマックスシリーズ・パ」 1(神) 「2013 セブン-イレブンクライマックスシリーズ セ ファーストステージ」 F(巨) 「2013 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」 2014 「2014 LAWSON クライマックスシリーズ・パ」 1(神) ローソン 「2014 LAWSON クライマックスシリーズ・セ ファーストステージ」 F(巨) アットホーム 「2014 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」 2015 「2015 SMBC日興証券クライマックスシリーズ・パ」 1(巨) アットホーム 「2015 アットホーム クライマックスシリーズ・セ 1stステージ」 F(ヤ) 「2015 マイナビ クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」 2016 「2016 日本通運クライマックスシリーズ・パ」 1(巨) アットホーム 「2016 アットホーム クライマックスシリーズ・セ 1stステージ」 F(広) 「2016 マツダ クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」 2017 「2017 ローソンチケットクライマックスシリーズ・パ」 1(神) 「2017 GUNZE クライマックスシリーズ・セ 1stステージ」 F(広) マツダ 「2017 マツダ クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」 2018 「2018 パーソルクライマックスシリーズ・パ」 1(ヤ) マイナビ 「2018 マイナビ クライマックスシリーズ・セ 1stステージ」 F(広) マツダ 「2018 マツダ クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」 2019 「2019 パーソルクライマックスシリーズ・パ」 1(D) 「2019 ノジマ クライマックスシリーズ・セ ファーストステージ」 F(巨) 「2019 セノン クライマックスシリーズ・セ ファイナルステージ」 2020 「2020 パーソルクライマックスシリーズ・パ」 - - の影響で開催中止 課題 [ ] レギュラーシーズンの後に上位チームによるトーナメントを行うリーグは日本国内だけでなく世界でも珍しくないが(参照)、など実施自体に反対を表明する者も少なくない。 またなど出場条件に批判を唱える者もいる。 これらの意見ではレギュラーシーズン1位以外のチーム同士の対戦になることや、勝率5割未満のいわゆる「借金」チームでも日本シリーズに駒を進める(ひいては同シリーズで優勝してしまう)という可能性があること、6チーム中3チームが出場できることなどが批判の対象 となっている。 しかしシリーズ自体の入場者数が多いことや消化試合が少なくなる など興行としての効果は高く、クライマックスシリーズ開始後からは運営・経営側から運営見直しについて意見が公表されることは皆無に等しい状態となっている。 脚注 [ ]• またこの時代は、日本シリーズ出場権はもとよりリーグ優勝をもかけたプレーオフであり、第1ステージ勝利球団が日本シリーズに進出した場合は第1ステージ勝利球団がリーグ優勝球団という扱いであった。 連盟管理節、又は連盟特別管理試合と呼ばれる。 それ以前はホームゲーム側が中止を決定できる。 シーズン中の連盟管理節に移行する日程は、日本野球機構が公式サイト上「NPBニュース」にて毎年発表している。 試合挙行に関する決定権は、各リーグの統括部が持つ。 同ステージは、2004 - 2006年のパ・リーグのプレーオフ、2007年以降の両リーグのCSを通じて初の、屋外球場開催のファイナル(第2)ステージであった。 また、試合が中止となるのも2004年以降のプレーオフ・両リーグのCSを通じて初の事例であった• 2018年までは28人以内• なお2011年のクライマックスシリーズはセ・パとも引き分け試合はなく、延長戦はパのファーストステージ第1戦(延長11回)と同ファイナルステージ第3戦(延長12回)の計2試合があった。 2007年 - 2014年は120試合• 2008年のセの第1ステージは、阪神の本拠地であるが全面改修のため当初から10月以後使用できないという取り決めがあり、京セラドームでの振り替え開催を行った。 もし2008年にオリックスが優勝、阪神が2位となった場合には、パの第2ステージとセの第1ステージの日程が重なり、本拠地のオリックスにドーム使用の優先権がある為、セの第1ステージをで開催する可能性があった。 また、オリックス、阪神がともに優勝となった場合も、、においてパとセの第2ステージの日程が重なる可能性がある為、同様にこの2日間のみあるいは全日程において、セの第2ステージをスカイマークスタジアムで開催する可能性があった。 これは、改修工事が始まった前年の2007年から両球団で取り決めがあり、オリックスまたは阪神が優勝した場合は、阪神の第1ステージ、第2ステージをスカイマークスタジアムを使用する事が予め決まっており、2008年も同様の扱いであるとされた。 第4試合終了時点ではアドバンテージ込みで3勝(実勢2勝)だったが、第3試合での引き分けがあり、仮に残り2試合で中日が連勝してタイにもつれたとしても、規定により「上位球団の勝ち抜け」とする扱いから、第5試合以後は省略され、巨人が優勝・日本シリーズ出場権獲得となった。 からまでは当初の予定であった社名を冠した「日本製紙クリネックススタジアム宮城」が正式名称であるが、上記の社名なしの旧称も引き続き用いられていた。 レギュラーシーズン1位チームと2位チームのみの出場となるためステージの名称はつかない予定。 「チーム別成績」には便宜上「ファイナルS」で記録する。 順位決定のかかった2011年・2013年の西武のシーズン最終戦では 平日ナイターで休日デーゲーム並みの動員を記録した。 出典 [ ]• - ・2006年11月14日付けプレスリリース《2017年9月21日閲覧;現在は内に残存》• - 日刊スポーツ 2020年6月15日 2020年6月15日閲覧• 一例・《日本野球機構Webサイトより(2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存)》• 2019年10月11日. 2019年10月12日閲覧。 - 2013年9月27日 公式サイト• - 2013年10月20日 東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト• - 日本野球機構Webサイトより《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》• - 2014年9月12日 オフィシャルサイト• - 2014年10月11日• - 2017年10月16日 Sponichi Annex• - 2018年1月30日 Sponichi Annex• - 2018年1月30日 SANSPO. COM• - 公式サイト《2017年9月21日閲覧(「2011年10月3日」の項参照);現在はインターネットアーカイブ内に残存》• - 日本野球機構Webサイトより《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》• - 2013年10月2日 東北楽天ゴールデンイーグルス オフィシャルサイト• - ・2014年9月25日付け掲載記事《2017年9月21日閲覧;現在はテキストデータのみインターネットアーカイブ内に残存》• - 2018年9月20日 スポーツ報知• - 2018年11月7日 SUNSPO. COM• - 2019年1月24日 日刊スポーツ• - ・2007年9月30日付《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》• - 日刊スポーツ・2013年9月12日付け《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》• (公式サイト2013年9月26日付け。 2013年10月5日閲覧)• - 2014年9月19日付け掲載記事《2017年9月21日閲覧;現在はインターネットアーカイブ内に残存》• (2014年10月2日付け。 10月3日閲覧)。 阪神タイガースが主催権を得た場合にローソンの協賛がつくという契約が発効する• (読売ジャイアンツ公式サイト2014年9月27日付け。 2014年9月28日閲覧)• ( 2015年9月11日 9月18日閲覧)• (讀賣ジャイアンツ2015年9月29日 10月1日閲覧) 読売ジャイアンツがレギュラーシーズン2位でクライマックスシリーズ主管開催権を得て進出することが決まったために発効• (2015年10月1日 10月2日閲覧) 東京ヤクルトスワローズがレギュラーシーズン1位でクライマックスシリーズ主管開催権を得て進出することが決まったために発効• (『Full-count』2016年8月29日 2016年9月9日閲覧)• に決定(9月25日閲覧) 広島東洋カープがレギュラーシーズン1位でクライマックスシリーズ主管開催権を得て進出することが決まったために発効• 広澤克実 2013年10月13日. 2013年10月13日時点のよりアーカイブ。 2013年10月15日閲覧。 広澤克実 2014年10月12日. 日本経済新聞. 2014年10月12日時点のよりアーカイブ。 2014年10月19日閲覧。 関連項目 [ ]•
次の盗塁の記号 盗塁はスチールの略のSで記します。 また、どの打者のときに盗塁したのかを()内に打順番号で記します。 左のスコアは7番打者のときに盗塁した例です。 盗塁死はCSで記します。 また、プレーの経過も記しましょう。 左のスコアは捕手から2塁にはいった遊撃手に送球してアウトにした例です。 別の方法として次のような記入もあります。 盗塁死はどの打者の、どの送球でアウトになったのかを記します。 左のスコアは2番目の打者のときに捕手からショートへの送球で2塁で盗塁死した場合です。 左のスコアは2番打者の2球目の空振り時に盗塁した例です。 盗塁が複数ある場合はどのタイミングが混乱してきます。 ダブルスチールの略のDSで記します。 左のスコアは7番打者のときにダブルスチールをした例です。
次の