歌がうまい男性歌手 ベスト5!尾崎紀世彦の歌唱力などを解説 「一番歌がうまい歌手はだれか」 音楽好きの方なら一度はそんな疑問を持ったことがないだろうか。 『2ちゃんねる』や『Yahoo! 知恵袋』などでもああだこうだとランキングを作ったり思い思いに意見を出す人は多いが、この件に関しては自由参加のウェブ上でまともな答えなど出るはずがない。 まただいたいのランク付けはできても「この人が2位でこの人が1位で……」みたいなことはそれこそ独善的すぎるしナンセンスに思われる。 しかし! そういう理性を押してでもランク付けを楽しみたいという俗情もよくわかる。 湧き出づるかな我がサービス精神。 今回はあくまで僕の価値観を信頼してくださる親愛なる読者の方に向け、1980年代までに活躍した男性歌手の中から「最高峰」と信じる五人を紹介したい。 個別の順位はつけない。 1958年生まれ。 北海道出身。 1982年に 『安全地帯』のボーカルとしてデビュー。 完成度の高い楽曲と歌唱力、斬新なサウンドで 『ワインレッドの心』 1983年 、 『恋の予感』 1984年 、 『悲しみにさよなら』 1985年 などをヒットさせる一方、ソングライターとしても多くのアーティストに楽曲を提供し一時代を築いた。 ソロでも 『キ・ツ・イ』 1989年 、 『田園』 1996年 などのヒットを持つ。 1980年代の全盛期をご存知の方はもちろん、近年 『FNS歌謡祭』 フジテレビ などの音楽番組で知った方も理解していただけると思うが、この人ほど一曲で場の雰囲気をさらってしまえる人はなかなかいない。 玉置浩二の魅力はピッチ 音程 とリズムの正確さ、そして歌い上げるようにも、ささやくようにも、ファルセットでも、叫ぶようにも歌える幅の広さにある。 民謡教室を開いていたという祖母の影響、十代でバンドを結成するに至らしめた和製ポップスや レッド・ツェッペリン、 ドゥービーブラザーズなど洋楽ロックの影響など、それ以前の世代の歌手ではなしえなかった新旧さまざまな音楽との出会いが彼の歌唱法を形成していったのだろうか。 最近のフェイクやシャウトを多用した崩した感じもセクシーでいいが、個人的にはデビューから1990年代半ば頃までの その間も変化はあるが きっちりしたテクニック重視の歌い方が好きだ。 『恋の予感』、 『碧い瞳のエリス』 1985年 、 『メロディー』 1995年 などがわかりやすい例だと思う。 はっきり言って同時期にヒットを放ち、音楽番組で共演していたどの歌手よりもウマい! また1989年に主演したドラマ 『キツイ奴ら』 TBS などで見せているように、この人は 『コモエスタ赤坂』 ロス・インディオス などの歌謡曲を歌わせてもピカイチだ。 レベルの高い歌手は自分の曲に限らずいろんなジャンルの曲を上手に、魅力的に歌える。 時にはオリジナルを超えるくらいに。 今後も後進の歌手の手本として長く活躍してもらいたい存在である。 1948年生まれ。 福井県出身。 1965年に松山まさる名義でデビューするが低迷。 数度の改名、再デビューを経て1971年に五木ひろし名義でリリースした 『よこはま・たそがれ』のヒットで認知される。 以後、 『待っている女』 1972年 、 『おまえとふたり』 1979年 、 『長良川艶歌』 1984年 などポップスの影響を受けた都会的な演歌から本格演歌までさまざまな楽曲をヒットさせ、演歌シーンを代表するスターとして現在に至っている。 デビューから約50年を経て今なお堂々たる第一線の歌手として演歌界に君臨する五木ひろし。 この人の凄さは演歌を完全にポップスとして現代音楽に昇華したところにある。 五木以前の演歌歌手にはコブシや独特の節回しを先行させるあまりピッチ、リズムの悪い人が多かった。 西洋音楽的な素養に欠けていたのだ。 しかし五木はデビュー当時からド演歌を歌ってもポップス的な曲を歌っても崩れることがない。 演歌ファン以外にも「おっ!」と思わせるだけのクオリティがある。 これは彼に、積極的に時代が求める音楽的要素を取り入れて自分のものにしていけるだけの素養があったゆえだろう。 もっとも顕著な例が1976年から1978年まで毎年行われたラスベガス公演。 当時の流行を反映して 『KUNG FU FIGHTING』 カール・ダグラス や 『I Can't Give You Anything』 スタイリスティックス などのディスコナンバーから果てはファンクアレンジの 『ソーラン節』まで披露している ライブアルバム 『ラスベガス・オン・ステージ』 1976年 、 『Songs Are My Wings Hiroshi In Las Vegas '77"』 1977年 など のだが、英語発音がつたないことを差し引いてもなお震えるほどのソウルとビートを感じる。 当時の日本人歌手で……しかも演歌歌手で果たしてどれだけの人がディスコの黒いフィーリングを表現できただろうか。 恐るべし五木ひろし。 これと言って有望な若手がなく寂しい限りの演歌界だが、だからこそ五木ひろしにはまだまだ元気で第一線の歌手として活躍していってほしい。 1932年生まれ。 宮城県出身。 米軍クラブでの活動を経て1955年デビュー。 1985年の事故以降は音楽活動から遠ざかっている。 2008年逝去。 日本の戦後ポピュラー音楽の歴史は演歌的コブシや唱歌的な抑揚のない歌唱法からの脱却の歴史だった。 その上でまずお手本になったのはアメリカのジャズやポップスだ。 フランク永井もまた少年期にそういった音楽に触れ歌手をこころざした一人。 『有楽町で逢いましょう』が素晴らしいのはもちろんだが、デビュー初期にリリースした 『恋人よ我に帰れ』 1955年 や 『バラの刺青』 1956年 などの洋楽カバーは彼の音楽性の神髄だ。 ジャズやポップスを理解し、その技量をオリジナルの歌謡曲に活かした彼のスタイルはムード歌謡の源流の一つとなり1970年代以降のシティ・ポップにも間接的な影響を与えた。 1982年にはシティ・ポップの旗手、 山下達郎のプロデュースで 『WOMAN』をリリースしているが、それまで馴染みがなかった16ビートのリズムを見事に制して大歌手の貫録を見せつけている。 本当に歌の上手い人というのは世代もジャンルも超えることができるのだとわかる例だ。 まだまだ活躍できる歌手だったのに、不幸にも道半ばで音楽シーンを去ってしまったことが残念でならない。 1923年生まれ。 新潟県出身。 1939年に南篠文若名義で浪曲師として活動をスタート。 1957年に歌謡歌手に転向して三波春夫名義で 『チャンチキおけさ』 1957年 をヒットさせた。 以後も 『大利根無情』 1959年 、 『東京五輪音頭』 1963年 、 『世界の国からこんにちは』 1967年 などをヒットさせ国民的歌手として地位を築く。 晩年までコンスタントに新曲をリリースし、若手とのコラボレーションにも取り組むなど精力的に音楽活動をおこなっていた。 2001年逝去。 1960年代まで浪曲は音楽シーンで大きなシェアを占めていた。 人それぞれにフリースタイルだった浪曲を西洋音楽の視点から再構築し、バンドやオーケストラの伴奏で歌うという三波ら歌謡浪曲歌手の試みは大きな反響を呼んだ。 中でも三波がその第一人者として不動の地位を築くことができたのは、やはりその朗らかな声質とリズム感の良さ、新旧どちらにも寄れるバランス感の良さがあったゆえだろう。 当時の男性歌手で、三波ほど日本的なソウル感と西洋的なポップスセンスをあわせ持った者はいなかった。 若者からもお年寄りからも受け入れられる希少な才能の持ち主だったのだ。 当時のそうそうたる人気歌手たちと競作でリリースされた 『東京五輪音頭』、 『世界の国からこんにちは』両曲とも、三波バージョンが圧倒的な最高セールスを記録したことからもそれがよくわかる。 ヒットという点では先に挙げたものや 『ルパン音頭』 1978年 など浪曲性のない楽曲で有名な彼だが、 『沓掛時次郎』 1959年 、 『俵星玄蕃』 1964年 など歌謡浪曲の醍醐味を味わえる名曲も数多い。 また1990年代には 『ジャン・ナイト・じゃん』 1993年 、 『世直しロックンロール』 1994年 でそれぞれ CHOKKAKU、 爆風スランプといった若手とコラボレーション。 ハウスやロックなど新世代の音楽と歌謡浪曲の融合をはかっているが、これまたクオリティーが高く三波春夫というアーティストのポテンシャルの高さを見せつけられる。 1943年生まれ。 神奈川県出身。 1967年にコーラスグループ 『ザ・ワンダース』でデビュー。 日本人ばなれしたダイナミックであか抜けた歌唱力で 『また逢う日まで』 1971年 、 『さよならをもう一度』 1971年 、 『ゴッドファーザー~愛のテーマ』 1972年 などをヒットさせた。 スタンダード・ナンバーの歌唱にも定評があり、晩年まで実力派歌手として活躍した。 2012年逝去。 「ふたりでドアをしめて……」 『また逢う日まで』 のフレーズとは正反対だが、洗練されたダイナミックな歌声で1970年代ポップスシーンのドアを開けたのは尾崎紀世彦だと思っている。 それ以前にも声量自慢の本格歌手はいた。 しかし、彼らの歌唱は演歌的、歌謡曲的なこぶしが効いていたりクラシカルに過ぎたりして1970年代と言う大変革の時代を切り開くサムシングを持ち合わせていなかったのだ。 尾崎は初期の 『また逢う日まで』、 『さよならをもう一度』などで発揮した声量ばかりが注目されがちだが、それ以上に彼の魅力を形作っているのはソロデビューに至るまでに積んだハワイアン、カントリー&ウェスタン、ロック、スタンダードなどの豊富な音楽経験と持ち前のエモーショナルな声質。 ピッチやリズムの正確さはもちろん、楽曲の魅力やジャンル性を的確につかんで時に優しく、時に激しく声をのせてゆく手法は現代のJ-POP歌唱法の元祖と言えるだろう。 『Love Me Tonight』 トム・ジョーンズ 、 『太陽は燃えている』 エンゲルベルト・フンパーディンク などの洋楽カバー、時代が彼に追いついた後のオリジナル曲 『サマー・ラブ』 1987年 、1990年代に 『THE夜もヒッパレ』 日本テレビ で披露した 『innocent world』 Mr. Children 、 『LA・LA・LA LOVE SONG』 久保田利伸 など後進のカバーを聴けば尾崎紀世彦という歌手の凄みがよくわかってもらえると思う。 ただ一つ残念なことは……病に伏せる最晩年まで衰えるどころか円熟味を増し輝き続けた彼が2000年代以降、本格的な新曲リリースの機会に恵まれなかったこと。 日本の音楽シーンのレベルの低さをよくあらわしている気がする。
次の女性なら誰もが歌の上手な男性に憧れますよね。 きれいな声と整った音程でメロメロにされてしまう人も多いのではないでしょうか。 それでは、今回は日本の男性歌手で歌が上手な歌手ランキングを徹底的に調査のもと、順位付けしてみましたのでCheck it out! 【判定基準】 ・音程(音源と生歌の音がズレてないか) ・高音・低音(音域がどれだけ広いか) ・独自性(他の歌手または昔の歌手の二番煎じになっていないか) ・ジャンルの多様性(シーンに合わせた心に響く歌い方ができるかどうか。 ) 上記の評判をもとに、さらに、まとめサイトや知恵袋、掲示板などの30以上のサイトから評価をまとめました。 個人の主観はほとんど取っ払っていますが、アーティスト個人の人気によるであろう評価された部分においては、ランキングの比較材料にはしませんでした。 男性歌手歌うまランキング15位 西川貴教(T. Revolution) ツートン青木というものまねタレントの息子さん。 もうテレビでもおなじみですが、イケメンで7色の声色を持つと言われています。 実際に歌唱力は格別で、これまで尾崎豊やラルクのhydeのみならず、マイケルジャクソンや徳永英明などの実力派のアーティストの声色までコピーする能力が。 美空ひばりの「愛燦燦」の物まねは機械的に解析してもほぼ同じレベルに達していることが番組で分かりました。 ここまで声をコピーできるなんて、もともと上手くないと成し得ません。 ビブラートの波長などもコピーしちゃうから天性の才能もあるんでしょうね。 また、ものまねじゃなく、本人の音源を聞いたことがありますが、堂本剛に似ていました。 もちろん、堂本剛も上手いですが、もっと上手です。 高音もファルセットを使わずに女性と同レベルの高音を出せます。 男性歌手歌うまランキング13位 石井竜也(米米CLUB) ランク上位と言えるほどの音程の安定感はありませんが、日本人でもトップクラスの歌唱力を持ったソロシンガー。 表現力も圧倒的で、ビブラート、しゃくり、抑揚もプロ中のプロ。 どのサイトや掲示板のランキングでも上位に入る実力を持っていて、聞きやすさナンバーワンという評価は統一されています。 デビューからは声質が結構変わってきていて、楽園やeven ifあたりをリリースしたころあたりからジャズやソウルなどの要素が加わったような感じがします。 いつも気持ちを込めて歌っていて、聞く人を涙にしてしまう、心で聞きたくなる、そんな歌声を持っています。 コラボをさせても圧倒的な上手さを見せつけてしまうので、超一流としかテレビでは出演しませんね。 ただ、ライブでは気持ちが入りすぎて音を外すことがたまーーにあります。 音程の安定感とあと少し高音が出せれば最強。 それら以外の表現力やビブラートの美しさや、抑揚などは日本一かもしれません。 男性歌手歌うまランキング11位 岩沢厚治(ゆず) chemistryが解散されて急速に株を上げてきたのがこの川畑要。 かつてASAYANという番組で堂珍とデビューしたのですが、その時はATSUSHIを退いて合格しデビューした経緯があります。 その頃からするとかなり歌唱力を上げていて、本人も「デビューして本格的に練習してから、音域が2オクターブ上がった」と言っています。 何よりもシーンに合わせた歌い方、表現力がプロの中でも圧倒的。 抑揚もビブラートも他のプロアーティストに比べると段違いに上手くて、歌番組に出演するたびに評価を上げている男性歌手です。 今後はまだまだ実力を上げていくので、数年後の歌うまランキングではもっと上位にいることでしょう。 男性歌手歌うまランキング9位 小野正利 年々成長し続ける歌唱力。 ATSUSHIはどのサイトの男性歌うまい歌手ランキングでも名前が出る天才シンガー。 音域もEXILEでデビューしてからかなり広くなって、どのアーティストでも綺麗にハーモニーを奏でることができる実力を持っています。 波長の短いビブラートが心地よくて、ライブも音源のように正確。 ATSUSHIは努力家で知られていて、好きなアーティスト順位でも上位になっているなど、歌唱力だけでなく様々な面でも評価されています。 以前は若年層に圧倒的に高い支持を受けていましたが、現在では年齢関係なく評価されているアーティストです。 欠点を上げるとするならば、発音が特徴的で、低音のパートは偶に聞きづらいという意見がありました。 1のアーティスト。 もちろん、音程やビブラート、抑揚もしっかりしていて、実力もかなりある歌手です。 何を言っているかわからなくても何を伝えたいのかが分かってしまうのが稲葉さんの凄いところ。 歌が上手いランキングで語るのは場違いな気がしますが、あるサイトの投票では日本で2番目に歌が上手いと評価されていました。 気持ちいいくらいにシャウトする高音はまさにロックで、誰もがたまに聞きたくなる、それが稲葉さんの歌ですよね。 男性歌手歌うまランキング6位 鈴木雅之 好き嫌いが分かれることのない正統派シンガー。 ラブソングの王様と言われていて、渋い見た目で落とされた女性はたくさんいそう。。。 ラブソングランキングではTOP3に常連。 鈴木雅之の魅力と言えば、見た目と正反対の甘い声。 あまりに偉大な歌手で、今ではシンガーが憧れるシンガーと言われています。 鈴木雅之の圧倒的表現力と歌唱力は、ベースにソウルミュージックがあるそうですが、ソウルの力強さはなくて飽くまで甘い歌声が特徴的ですね。 小田和正、槇原敬之、山下達郎、斉藤和義など超大物とコラボをしていて、名実ともに日本を代表する男性歌手であることは間違いありません。 圧倒的評価の1位は!? 5位以降と人気男性アーティストのランク付け一覧は次のページ.
次のお年寄り世代だけに限らず、幅広い世代から人気を集めている 「演歌」。 こぶしのきいた特徴的な歌い方と、心に迫る歌詞が魅力です。 とくに演歌は高い技術力を持った歌手が歌うことが多く、何年たっても老若男女問わず認知度が高い名曲が数多くあります。 また、演歌はポップソングと肩を並べるほどカラオケなどでの人気も高く、どの世代でも関係なく盛り上がれるのも魅力のひとつです。 さらに近年は、若い歌手や海外シンガーからも注目されるなど、 日本特有の「演歌」の文化が世界に広がりつつあり、脈々とその文化が受け継がれていっています。 そこで、今回はカラオケで盛り上がることができるおすすめの演歌の名曲をランキング形式で紹介します。 演歌が好きな人も、あまり詳しくない人も、誰でも楽しめる演歌の世界を味わってみてください。 演歌は盛り上がる!その理由とは 若い人にはあまり馴染みがないように思われる「演歌」。 実は演歌は職場の飲み会や忘年会といった場で盛り上がる曲として最適な音楽ジャンルなのです。 演歌は老若男女問わず知っている人が多く、 音程やリズムも比較的取りやすいのが特徴です。 また、お祭りなどに起用される曲も多数あるので、演歌の音楽ジャンルに詳しくない人でも一緒に盛り上がることができるのです。 演歌は 独特の「こぶし」が効いた歌い方が特徴的で、力強さやダイナミックさを表現できます。 ご年配の人でも若い人でも、思いっきり歌える音楽ジャンルなので、みんなで一緒に歌うのもおすすめです。 そんな魅力満載の演歌を、カラオケの定番曲のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。 【女性歌手編】カラオケで歌いたい演歌ランキング 盛り上がる演歌のなかでも、ぜひ覚えておきたい女性歌手の楽曲を紹介します。 繊細で細い歌声になりやすい女性にもかかわらず、 確かな歌唱力と圧倒的な声量を備えた名歌手たちが演歌界にはたくさんいます。 近年有名になった曲なども多数あるので、ぜひ聴いてみてください。 10位「おもいで酒/小林幸子」 無理して飲んじゃ いけないと 肩をやさしく 抱き寄せた あの人 どうしているかしら 噂をきけば あいたくて おもいで酒に 酔うばかり 演歌歌手といえばこの人、と名前が挙がる 小林幸子が歌う1曲「おもいで酒」。 いつかの夜に出会った男性を思う女性の切ない歌詞が印象的ですね。 演歌においてテーマになることが多い 「お酒」と「恋愛」が盛り込まれた名曲です。 9位「ふたり酒/川中美幸」 生きてゆくのが つらい日は おまえと酒が あればいい 飲もうよ 俺とふたりきり 誰に遠慮が いるものか 惚れたどうしさ おまえと ふたり酒 2人きりでお酒を楽しむ男女を歌った1曲、 川中美幸の「ふたり酒」。 2人だけにしかわからない親密な関係がうかがえますね。 8位「また君に恋してる/坂本冬美」 また君に恋してる いままでよりも深く まだ君を好きになれる 心から CMソングとしても有名になった1曲、 坂本冬美の「また君に恋してる」。 演歌に詳しくない人でも「坂本冬美」の名前は知っている、というほど、彼女の名前を一躍有名にした楽曲です。 カラオケランキングでも長い間上位をキープしている大ヒット曲です。 7位「舟歌/八代亜紀」 お酒はぬるめの燗がいい 肴はあぶったイカでいい 女は無口なひとがいい 灯りはぼんやり灯りゃいい 八代亜紀の「舟歌」。 こちらもCMソングとして有名で、長年愛され続けていますね。 演歌とは切っても切れない関係にある「お酒」と「唄」をテーマに綴られた1曲です。 6位「人生いろいろ/島倉千代子」 笑いばなしに涙がいっぱい 涙の中に若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 他の演歌曲に比べると少しポップな印象の1曲、 島倉千代子の「人生いろいろ」。 タイトルにもなっている「人生いろいろ」のフレーズで有名となり、さまざまなテレビ番組で起用されています。 5位「魅せられて/ジュディ・オング」 Wind is blowing from the Aegean 女は海 好きな男の腕の中でも違う男の夢を見る Uh- Ah Uh- Ah- 私の中でお眠りなさい 妖艶な魅力を持った女性を歌った1曲、海外アーティスト、 ジュディ・オングの「魅せられて」。 女性の怖さ、奥深さがよく表れており、当時には大変な大ヒットを記録しました。 4位「川の流れのように/美空ひばり」 ああ 川の流れのように ゆるやかに いくつも時代は過ぎて ああ 川の流れのように とめどなく 空は黄昏に 染まるだけ 昭和の名歌手 美空ひばりが歌った、いまでも色あせることのない名曲 「川の流れのように」。 彼女の伸びやかかつ力強い歌声と絶妙にマッチした歌詞が人気です。 3位「津軽海峡・冬景色/石川さゆり」 私もひとり 連絡船に乗り 凍えそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡冬景色 石川さゆりの代表曲のひとつである 「津軽海峡・冬景色」。 寒々しい冬の景色と、女性の切ない心情がうかがえますね。 サビでこぶしをきかせて力強く歌い上げたい1曲です。 2位「夜桜お七/坂本冬美」 さくら さくら いつまで待っても 来ぬひとと 死んだひととは 同じこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした 肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 力強さとテンポの良さで人気を集めている1曲、 坂本冬美の「夜桜お七」。 サビの「いつまで待っても来ぬひとと死んだひととは同じこと」という歌詞がお七の明快で、はっきりとした性格を表しています。 1位「天城越え/石川さゆり」 舞い上がり 揺れ落ちる 肩の向こう あなた…… 山が燃える 何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと超えたい 天城越え 老若男女問わず知名度の高い 石川さゆりの「天城越え」。 石川さゆりならではののびやかな歌声が存分に活かされた1曲で、カラオケでのランキングも常に上位をキープしています。 女性歌手が歌う演歌といえば天城越え、と名前が挙がるほどの有名曲が1位にランクインしました。 【男性歌手編】カラオケで歌いたい演歌ランキング 続いては男性歌手が歌うおすすめの演歌をランキング形式で紹介します。 男性の 力強い歌声に、ダイナミックさが加わった演歌の魅力を存分にお楽しみください。 10位「酒と泪と男と女/河島英五」 飲んで 飲んで 飲まれて 飲んで 飲んで 飲み潰れて 寝むるまで 飲んで やがて男は静かに 寝むるのでしょう 河島英五が歌う「酒と泪と男と女」。 お酒の力を借りたくなってしまうほどの辛さ、悲しみを想像させる切ない1曲です。 9位「昔の名前で出ています/小林旭」 京都にいるときゃ 忍と呼ばれたの 神戸じゃ渚と名乗ったの 横浜の酒場に戻ったその日から あなたがさがして くれるのを待つわ 昔の名前で 出ています 俳優の 小林旭が歌う代表曲「昔の名前で出ています」。 意味深なタイトルに、ミステリアスな女性像が目に浮かびますね。 8位「兄弟船/鳥羽一郎」 たったひとりの おふくろさんに 楽な暮らしを させたくて 兄弟船は 真冬の海へ 雪の簾を くぐって進む 暑いこの血はヨ おやじゆずりだぜ 昭和歌謡曲の名手、 鳥羽一郎が歌う「兄弟船」。 兄弟の絆と母親への思いやりが伝わってくる1曲です。 7位「海雪/JERO」 あなたを追って 出雲崎 悲しみの日本海 愛を見失い 岸壁の上 落ちる涙は 積もることない まるで 海雪 海外の演歌歌手として話題になった JEROが歌う「海雪」。 彼のこのデビュー作は、ヒップホップ調なメロディが老若男女問わず人気になりました。 とくに若い人が歌っている演歌曲ということで、同世代の層からも支持を集めていますね。 6位「さそり座の女/美川憲一」 いいえ私は さそり座の女 お気のすむまで 笑うがいいわ あなたは遊びのつもりでも 地獄のはてまで ついて行く 曲の冒頭からインパクトのある歌詞が有名な1曲、 美川憲一の「さそり座の女」。 紅白歌合戦などでも何度も披露されており、独特の歌詞が根強い人気を誇っていますね。 5位「俺ら東京さ行ぐだ/吉幾三」 テレビも無ェ ラジオも無ェ 自動車もそれほど走って無ェ ピアノも無ェ バーも無ェ 巡査毎日ぐーるぐる 朝起ぎて 牛連れで 二時間ちょっとの散歩道 電話も無ェ 瓦斯も無ェ バスは一日一度来る コミカルな歌詞が今でも人気な一曲、 吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」。 演歌には珍しい「クスリと笑える」1曲で、ポップス寄りの愉快な楽曲となっており、バラエティ番組などでもよく耳にします。 4位「きよしのズンドコ節/氷川きよし」 風に吹かれて 花が散る 雨に濡れても 花が散る 咲いた花なら いつか散る おなじさだめの 恋の花 氷川きよしのデビュー曲、「きよしのズンドコ節」。 若さと甘いルックスで話題を集めましたが、演歌歌手としての技術も一流です。 カラオケでは歌っている人の名前を合いの手で入れると盛り上がります。 3位「まつり/北島三郎」 祭りだ 祭りだ 祭りだ 豊年祭り 土の匂いの しみこんだ 伜 その手が 宝物 お祭りといえばこの曲!といわれるほど有名な1曲、 北島三郎の「まつり」。 紅白歌合戦などでも定番の楽曲で、飲み会などイベントで披露すれば盛り上がること間違いなしです。 2位「襟裳岬/森進一」 北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした歳月を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です 森進一の代表曲のひとつでもある 「襟裳岬」。 この曲は約100万枚のレコードを売り上げ、大変話題になりました。 1位「北酒場/細川たかし」 北の酒場通りには 長い髪の女が似合う ちょっとお人よしがいい くどかれ上手な方がいい 今夜の恋は煙草の先に 火をつけてくれた人 からめた指が運命のように 心を許す 北の酒場通りには 女を酔わせる恋がある 一夜限りの恋ともいうべき男女の関係を綴った1曲、 細川たかしの「北酒場」。 酒や男女の関係など、演歌の真骨頂が詰め込まれています。 カラオケうたてんの関連記事! 【番外編】おすすめの演歌デュエット曲ランキング 通常の演歌とは少し異なっているのが 「デュエット曲」。 基本的に男女二人で歌える楽曲が多く、カラオケでデュエットすれば盛り上がること間違いなしの名曲の数々です。 若い人には馴染みがない曲も多いかもしれませんが、身近なお年寄りには定番の名曲演歌なので、ぜひ覚えて一緒に歌ってみてください。 演歌のデュエット曲は、 特に男女の掛け合いなどを綴った歌詞に注目です。 5位「麦畑|オヨネーズ」 二人の心は 沈む夕陽に 真赤っ赤に染められて 俺らで ええのか 俺らおめえで ええてば 愛の花咲く 麦畑 男女が想いを伝え合う姿が綴られた1曲、 オヨネーズの「麦畑」。 デュエットならではの男女の掛け合いが魅力的で、当時は大変な大ヒットを記録しました。 4位「浪花恋しぐれ/都はるみ&岡千秋」 凍りつくよな 浮世の裏で 耐えて花咲く 夫婦花 これが俺らの 恋女房 あなたわたしの 生き甲斐と 笑うふたりに 笑うふたりに 浪花の春がくる こちらもデュエットを生かした掛け合いが楽しめる1曲、 都はるみと岡千秋の「浪花恋しぐれ」。 男女それぞれのパートが台詞のようで面白いですね。 3位「男と女のはしご酒/武田鉄矢・芦川よしみ」 (女)約束してねナオキ (男)心はいつもキョーコ (男女)いつまでもうしろから ついて行きたいの (女)男はあなたナオキ (男)女はきみさキョーコ (男女)夜はまだ早いから せめてはしご酒 海援隊でお馴染みの 武田鉄矢と芦川よしみが歌う1曲「男と女のはしご酒」。 演歌にしては少しポップな言葉遣いが新鮮で、当時の若い世代の人気ナンバーでした。 2位「居酒屋/五木ひろし&木の実ナナ」 名前きくほど 野暮じゃない まして 身の上話など そうよ たまたま 居酒屋で 横にすわっただけだもの 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で 「一期一会の男女の出会い」を綴った1曲、 五木ひろしと木の実ナナの「居酒屋」。 しっとりと歌い上げられた演歌独特の雰囲気をお楽しみください。 1位「3年目の浮気/ヒロシ&キーボー」 (女)馬鹿いってんじゃないわ (男)馬鹿いってんじゃないよ (女)あそばれてるのわからないなんて かわいそうだわ (男)3年目の浮気ぐらい 大目にみろよ (女)ひらきなおる その態度が気にいらないのよ (男)3年目の浮気ぐらい 大目にみてよ (女)両手をついてあやまったって 許してあげない 演歌のデュエット曲の中でも有名な1曲、 ヒロシとキーボーの「3年目の浮気」。 ポップスのようにテンポのいいメロディと、痴話喧嘩のような男女のそれぞれの台詞が魅力です。 老若男女で演歌を熱唱して盛り上がろう! 音楽にはロックやポップスなどさまざまなジャンルがあります。 なかでも演歌は老若男女とわず知っている人が多いジャンルなので、 飲み会やカラオケなどイベントの場ではみんなで盛り上がりやすいのが特徴です。 今回ご紹介した楽曲のなかでも上位にランクインしているものは、若い人でも知っている楽曲が多かったのではないでしょうか。 演歌というとどうしても若い人には縁遠いものに感じられることも多いかもしれませんが、実は若い人にもファンの多い演歌。 演歌は比較的単純な曲調ですが、 リズムの中に隠された圧倒的なパワーとダイナミックさがポップスなどにも生かされます。 また、演歌の歌い手は高い技術力を持った人が多く、歌い方を真似るだけでも 歌唱力アップが期待できます。 演歌を歌いこなせるようになると、自然とテクニックも身につくのです。 そのため、演歌の歌い手がカバーした他ジャンルの楽曲が、近年たびたび話題になっていますね。 演歌は日本の音楽文化として、今後も発展が期待されています。 慣れ親しんだジャンルだけでなく、原点回帰ができる「演歌」にも耳を傾けてみてください。 有名曲をはじめとする昭和の数々の名曲を歌って、みんなで盛り上がりましょう。
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