保育園の七夕のねらいと由来と願い事の書き方【子どもに伝承しよう】 保育園で難しい、七夕の由来。 先生たちも七夕の由来を説明しろと言われると、「彦星と織姫が・・・」という説明になります。 もちろん、その二人の登場人物があるのですがそれだけではありません。 しっかりと由来を理解して、子供達に伝えたいものですね。 保育園の行事の七夕はいつするの?【時期を解説】 そんな保育園の七夕ですが、いつ行うのでしょうか? 基本は7月7日に行います。 しかし、休みになれば前の金曜日に行うケースがほとんどです。 この時期はプール開きやお泊り保育など、様々な行事も目白押しなので、大変ですが伝統的な文化ですので、七夕もきちんと行いましょう。 ・七夕の話しを聞いて、由来を知る ・七夕の行事を通して、制作や笹飾りを楽しむ。 ・七夕飾りを通して、工夫をしたり表現する楽しさを味わう。 ・七夕を通して、宇宙のや星に興味を持つ。 ・願い事を書き、将来の自分へ期待を膨らませる。 ・保育士は七夕会を通じて、子供達に伝統文化の伝承を行う。 子供達にとって有意義な七夕会になるようにしてあげましょう。 行事を行う時に大事なことは、 子供達に日本の伝統文化の伝承です。 由来や意味などを伝える機会もどんどんと減っていますので、保育園という施設では、子供達にきちんと伝えるようにしましょう。 子供にわかりやすい七夕の由来【保育園児向け】 七夕は五節句と呼ばれる、一年の大切な節目を表す行事の1つです。 五節句とは1年を5つの時期に分けたものです。 ・1月7日:人日の節句(じんじつのせっく) ・3月3日:上巳の節句(じょうしのせっく)、桃の節句 ・5月5日:端午の節句 ・7月7日:七夕の節句(しちせきのせっく) ・9月9日:重陽のせっく(ちょうようのせっく) このうちの7月7日が七夕。 つまり、七夕の節句と言うことになりこれは由来の説明に入れましょう。 七夕とは? 七夕の由来は諸説あります。 詳しい話しについてはyoutubeが最もわかりやすいので、まずは見てみましょう。 最も有力とされているのは中国の話です。 日本古来の豊作を祖霊に祈る祭(現在のお盆)に、中国から伝来した女性が針仕事の上達を願う乞巧奠(きこうでん)などが習合したものと考えられています。 七夕伝説は漢の時代の物語である「荊楚歳時記」に書かれており、7月7日に牽牛と織姫が会合する夜、婦人たちが7本の針の穴に美しい彩りの糸を通し、捧げ物を庭に並べて針仕事の上達を祈ったと書かれてあります。 日本では奈良時代に節気の行事として宮中で行われていました。 本来、宮中行事でありましたが織姫が織物などの女子の手習い事などの才能があったため、江戸時代に手習い事の願掛けとして一般庶民にも広がったと言われています。 この辺りの説明は子供にも難しいですが、簡単に七夕の話を伝えましょう。 あとは、登場をするものなどの意味を伝えれば、十分伝わります。 短冊に願い事を書く意味 七夕の行事には、もともと裁縫や書道、歌がうまくなるように星に願う行事であったという由来があります。 現在は様々な願い事を書くことが一般的になっていますが、本来は 「字が上手になりますように」という願いが込められていたのです。 それが短冊に文字をかいた始まりです。 笹に七夕飾りを飾る理由 七夕飾りにはいろいろなものがあります。 それぞれに意味や考えがありますので書いていきましょう。 ものを粗末にしないように、また整理整頓が上手にできるようにという願いが込められています。 折り紙の飾りだけでなく本物の財布を飾る場合もあります。 五色の短冊の意味 七夕の歌には五色の短冊という歌詞があります。 この「五色(ごしき)」とはどのような意味なのでしょうか? これらの色は中国の「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」というものが基づいています。 乞巧奠(きこうでん)で飾られていた、色が由来をしているといわれています。 陰陽五行説とは、中国に古くからある「陰陽説」と「五行説」が合わさったものです。 ・陰陽説:万物は「陰」と「陽」からできているという考え。 ・五行説:自然界のすべての物事を解釈説明するには「木・火・土・金・水」の五つの要素からなりたっているという考え。 この五行説の5つに色をあてがい「青・赤・黄・白・黒」の短冊を作るようになったといわれています。 黒は紫に色に変えられることもありますね。 七夕の歌の歌詞 七夕の歌の歌詞もこちらに書いておきます。 短い歌詞ですが、様々なことが書かれていますね。 6月くらいから練習をしておきましょう。 ささの葉さらさら のきばにゆれる お星さまきらきら きんぎんすなご ごしきのたんざく わたしがかいた おほしさまきらきら そらからみてる 七夕を楽しむための制作や壁面 子供達に 興味を持たせるためには製作が必須です。 おそらく、制作をするとなると、織姫と彦星はもちろん、様々な飾りも作ることになります。 そこで、担任の先生も意味を理解して伝えましょう。 ただ、制作をするだけではなく、意味や由来を教えることが大事ですね。 給食もたのしみに【保育園の七夕】 もちろん、行事だけではなく、 給食も子供達の楽しみの1つです。 おくらで星をつくる、素麺を食べるというものです。 七夕には素麺を食べることがきまっています。 これも由来の1つで、そうめんが天の川の織りのようみ見えることから、行事食として食べるようになりました。 中国では7月7日に「索餅(さくべい)」と呼ばれる網のように編んである、小麦粉菓子を食べる風習があるのです。 七夕らしく、行事食を提供する保育園も多いでしょう。 そこで、保育園がどのような日案をしているかを書いていきます。 担当になったらぜひ参考にしてください。 七夕会の日案【指導案にねらいを入れよう】 七夕会の目的な 「由来」「七夕の話し」を伝えることです。 それに伴って給食も行事食になっていることを伝えましょう。 9:55 ホールに集合 10:00 全員揃ったら手遊びをして集中をさせる 10:05 七夕会を開始【導入を行う】( 子供たちに「七夕をしっているか」「どんな日か」質問をしてみる) 10:10 七夕の由来のお話をする(先生たちの劇、ペープサート、影絵あたりがおすすめ。 10:30 七夕の歌をみんなで歌う 10:35 七夕会の終了【まとめて終わり】 そんなに長い時間を使う行事ではありません。 七夕の由来を教えることだけに集中をしましょう。 絵本や七夕の歌が大事【担当になったら考えよう】 七夕については、各クラスの対応も大事です。 例えば、 絵本を読む、七夕の歌をうたうことで興味を持たせることですね。 7月になるとすぐに行事がはじまりますので、早めにしていくと良いでしょう。 七夕の絵本はこの2つがおすすめです。 保育園では願い事を短冊に書くことになります。 多くの園では、保護者にお願いをして書くことになりますので、自宅で書くことになります。 そんなときに何を書けばよいのか迷ってしまいますよね。 文字も自分で書くことができませんので、 ママの願いをそのまま書いていきましょう。 ・風邪をひきませんように。 ・毎日元気に保育園へ通えますように。 ・ニコニコ笑顔で過ごせますように。 ・好きなご飯がたくさん食べられますように。 1歳児の月齢の高い子供ならば、何か言えるかもしれません。 しかし、7月という時期なので保護者が決めて書けば問題ありません。 2歳児は七夕の願い事に何を書く? 2歳児になると、お話も上手になります。 七夕について簡単に説明をし、何を書きたいか聞いてみましょう。 ・ピーマンが食べられるようになりますように。 ・お歌が上手に歌えますように。 ・毎日元気に、お外で遊べますように。 ・パパとママと一緒にお出かけできますように 少しずつ自分の意思もでてきますので、ママの願いを何個か聞いてみて、子供にどれを書くのかを決めさせると良いでしょう。 3歳児の七夕の願い事の書き方 3歳児になれば、自分で伝えられます。 七夕の願い事は何をする?と聞いてみて、本人が言ったことをかきましょう。 もしくは、薄く鉛筆で書いて、上からなぞらせてもよいですね。 ・仮面ライダーになれますように。 ・プリキュアになれますように。 ・毎日にこにこと笑顔ですごせますように。 ・でんぐり返しができますように。 おそらく、ヒーローものや、キャラクターになりたいという希望が多くなります。 あくまでも七夕の願い事なので、本人の希望を聞いてみましょう。 4歳児・5歳児の七夕の願い事【誰が書く?】 最後は4歳児、5歳児です。 この時期になると、 はっきりと自分の理想が言える時期です。 文字も書ける子供が増えてきますので、本人に書かせてもよいでしょう。 ・早く走れるようになりますように。 ・なわとびが上手になれますように。 ・早く泳げるようになれますように。 他にも「おもちゃがほしい」などのお願い事もあるでしょう。 できれば、将来の夢の方が伝わりやすいので、ほしい系は避けておきましょう。 保育園の七夕のねらいと由来のまとめ【子供たちに伝承しよう】 保育園の七夕のねらいと由来について書いてきました。 七夕は保育園でも子供たちが楽しみにしている行事です。 梅雨時期であまり外に出られない時に、みんなで集まってするものですね。 七夕の由来は正直難しいです。 そのため、子供達にわかりやすくする工夫をしましょう。 保育園でも人気だったのは「影絵の劇」でした。 普段はペープサートや劇が定番ですが、あえて普段とは違うおごそかな雰囲気もありですので、ぜひ試してください。 幼稚園、小学校受験に関しては知識あります。 今は元保育士として普通のサラリーマン(営業)をしています。 【簡単な紹介】 関西に住んでいる二人の子供がいるお父さんです。 趣味はキャンプと筋トレ、フットサル。 今はサラリーマンをしながら副業を実践中! ブログの複数運営やWEB関係コンサルや個別相談、WEBマーケ。 個別のブログ運用コンサルも実践中。 【サイトの運営目的】 子育てって難しくて悩みがつきません。 そこで、いろんな情報をお伝えすべくブログを立ち上げました。 保育士の情報、赤ちゃん、子育て、育児、教育など幅広い「子供」を中心とした情報を発信中です! 実は認可保育園の研修に使われているブログなんです。
次の七夕の飾り付けに欠かせないのがお星さまですね。 お星さまはいろいろな折り方があるのですが、今回は折り紙1枚で、とても簡単な星の折り方をご紹介します。 お子さんと一緒に楽しく折ることができますので、色々な色紙で大きさを変えながら、作ってみて下さい。 出来上がったお星さまを飾るのに、天の川や提灯などの飾りも折り紙で作っても良いですね。 では、折り紙で作る七夕の飾りに使える簡単な星とモビール飾りの折り方・作り方をお伝えします。 折り紙で作る七夕の飾りに使える簡単な星とモビール飾りを折ってみた 今回は、折り紙で七夕の飾りに使える簡単な星とモビール飾りをご紹介します。 お子さんでも簡単に覚えられますので、星の折り紙をたくさん作って、七夕飾りだけでなく、お部屋のいろんな場所に飾ると気分もウキウキしちゃいますよ。 お星さまを作ったら、天の川やちょうちんの飾りも作って、モビールに吊るして飾ってみてください。 お子さんと一緒に楽しめますよ。 折り紙で七夕の飾りに使える簡単な星の折り方 折り紙をひし形において縦・横に折り目を付けます。 正方形の向きに置き、縦・横に折り目を付けます。 それぞれの折り目をきっちり合わせます。 折り目を付けたら開きます。 点線に沿って矢印の方向へ折ります。 点線のように矢印の方向へ折ります。 点線に沿って矢印の方向へ折ります。 左右のバランスを見ながら点線のように折ります。 表側に返します。 お星さまの完成です。 表を向けて上下左右のバランスを微調整してください。 色々な色で折ってみました。 もう一度半分に折ります。 4分の1のサイズになります。 上下交互になるようにハサミを入れます。 この時、最後まで切ってしまわないように注意しましょう。 開きます。 開きます。 天の川の完成です。 お星さまを付けると可愛らしいですよ。 折り紙で七夕の飾りに使えるちょうちんのモビール飾りの作り方 正方形の向きに置き、半分に折ります。 点線に沿って、ハサミを入れます。 最後まで切ってしまわないように注意しましょう。 もう1枚の折り紙を3分の2の位置でハサミで切り落とします。 筒型に丸めてテープか糊で留めます。 筒型の上下に沿って巻いていきます。 巻き始めと巻き終わりはテープか糊で留めます。 ちょうちんの完成です。 色々な色で、サイズも変えて作ってみました。 画像が横向いていて見にくいですが… 笹の葉にだけでなく、こんな風にモビールに飾りにしてお部屋に飾って楽しめますよ。 左右のバランスを調整しながら色々な飾りを付けて楽しんで下さい。 まとめ 笹の葉にたくさんの短冊が揺れる七夕飾りを、より華やかに彩るお星さまや天の川やちょうちんの飾りを作ってみました。 お星さまは折り紙1枚で折れる簡単な折り方ですので、お子さんにお手伝いしてもらってたくさん作って、いろいろなところに飾ってみましょう。 天の川やちょうちんはハサミを使いますので、小さいお子さんがするときはお手伝いしてあげて下さい。 お家にある割り箸と糸を使って、かんたんなモビール飾りが出来ます。 左右のバランスをとるのが少し難しいですが、左右同じ飾りを吊り下げるとバランスがとりやすいです。 笹の葉をお家に飾るのはたいへんですが、モビール飾りにすると、お家のちょっとしたインテリアとして手軽に飾れますよ。
次の七夕は奈良時代に中国から伝わったと言われて いて、元々のコンセプトは裁縫の上達を願うもの でした。 今では願い事をすることのみが風習として残って いて、色んな飾りで笹をデコレーションするのが 七夕行事になっています。 その中でも 菱飾りは、色んな飾り付けの一つとして 昔から親しまれている形ですよね。 四角形の角を上下左右の方向にした菱の形は、 菱餅や家紋など昔から日本において様々な場面で 出てくるので、それだけ馴染みの深い形である ことが伺えます。 七夕飾りにおける 菱飾りは、色とりどりの紙で つづって作ることで天の川を表現していることが 多く、一層鮮やかな笹を演出する飾りとしては 持ってこいです。 今回は、そんな菱飾りの作り方を詳しく紹介して いきます。 タイトル:いちにのさんし! 出典: こちらの画像のように色の濃淡を 上から下に かけて明るくしていけば立体感も出て きれいに なりますよね。 敢えての一色で作ってしまうのもありですが、 その場合は笹に対するアクセントとして目立つ色 にした方がバランスとしては良くなるでしょう。 あとは 貼り付け部分の範囲を多くし過ぎない こともきれいに作るコツです。 外れないように気を使い過ぎて、重なっている 部分を多くすればそれだけ短くなり全体がモタっと してしまいます。 外れない範囲で出来るだけ少ない面積で貼り付ける ようにしましょう。 【応用編】型抜き菱飾りの作り方 こちらの菱飾りは、はさみを使って 一枚の折り紙 から型抜きすることで複数の菱飾りを作っていく 方法です。 切れ込みを入れるポイントを押さえておけば 簡単にできるので、ぜひ挑戦してみましょう。 次に辺に対して平行になるように切れ込みを 入れていきますが、勢い余って分断してしまわ ないようにしましょう。 こちらの動画でも詳しく説明しているので、 ぜひ参考にしてみてくださいね。 それぞれが互い違いになるように方向 を変えながら切れ込みを入れていきましょう。 【3D感!】大人な菱飾りの作り方 こちらの菱飾りは 立体的なで 少し難易度の高い 作り方ですが、とてもきれいなので七夕飾りには 持ってこいですよ。 両面カラーの折り紙で作れば、より一層おしゃれに 作ることができるので、この機会にぜひ挑戦してみて ください。 角に近いほど短い切れ込みになるはずです。 こちらの動画でもくわしく説明しているので、 ぜひ参考にしてください。 七夕飾り クリスマス 簡単 折り紙 origami tanabata Xmas.
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