【ワイルドスピード9】ハン復活でサン・カン不死身伝説が築かれる あわせて読みたい記事: あわせて読みたい記事: あわせて読みたい記事: 映画史に残る大ヒットのカーアクション映画「ワイルドスピード」シリーズ。 振り返って見るとキャストも使用される劇中車両も素晴らしい。 特に車は、世界的な名車、旧車、スーパーカー、しかもカスタマイズされたマシンがカーアクションを繰り広げます。 初期の「ワイルドスピード」では日本の国産スポーツカーが多く登場しスポコンカスタムを流行させました。 シリーズの9作目にあたる最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は予告編が公開されるとわずか24時間で5億回の再生回数を突破。 公開は2020年5月を予定していたものの、新型コロナウイルス流行の影響により、2021年に延期となりました。 そして、大きな話題となったのが、2006年に公開されたシリーズ3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で命を落としたと思われていたキャラクター、ハンのカムバックという情報。 実際、何事もなかったかのようにファミリーの基地を訪ねてくるハンの姿に、ファンは歓喜しています。 「ハン役復帰はワイルドスピードの監督のハート」 あわせて読みたい記事: ハンを演じる「サン・カン」は、アメリカ出身の俳優で、ドラマ『フェリシティの青春』や映画『パール・ハーバー』など様々な作品に出演している。 そんな彼の代表作は、もちろん『ワイルド・スピード』。 ハンは、ファミリー唯一のアジア系天才ドライバーとして愛される存在だった。 ところが『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の劇中で車が爆発するほどの大事故に巻き込まれ、突然舞台を去ることに。 しかしハンの死後のエピソード展開がその死を「不誠実」に扱っているとして、多くのファンから疑問視されることとなり、どうしても納得できないファンは「 JusticeForHan(ハンに正義を)」というハッシュタグを作り、制作陣に彼の死を正当に扱うことを訴え続けてきた。 その訴えを聞き届けた監督の「ジャスティン・リン」はハンをカムバックさせることを決意。 突然ハンが復帰したことに驚いたファンの中には「『ワイスピ』はなんでもありだな」と厳しい意見を投げかける者もいたが、ジャスティン監督は「詳しい話はできないが、彼の復帰を軽い気持ちで考えてはいない」と、ハンのカムバックへの強い熱意を英Entertainment Weeklyに語っています。 あわせて読みたい記事: 「ハン役のサン・カンのWikipedia に異変」 あわせて読みたい記事: さらに『ワイルド・スピード』シリーズで死んだと思われていたキャラクターのハンが、次回作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でカムバックすることを受け、ハン役を務める俳優「サン・カン」のウィキペディアに異変が起きているという事実も明らかに。 ハンのカムバックが「ワイルドスピード」ファンの間でインパクトのあることだったかがわかるエピソード。 2020年2月に予告編が公開されてハンの生存がわかった日、何者かがすぐさま、ハンを演じる俳優「サン・カン」の英語版のウィキペディアを改変して、「サン・カンは死から逃れられるアメリカ人俳優。 映画『ワイルド・スピード』シリーズの不死身の男、ハン役として知られている」と記述。 ハンだけでなく、ハンを演じる「サン・カン」まで不死身とするかのような書き方に変えられたのです。 もちろん現在は訂正されているものの、いち早くその記述を発見したファンはSNSで大喜びの様子だったということです。 また『ワイルド・スピード』は、シリーズ最終章にあたる10作目でハンの彼女で「ガル・ガドット」演じるジゼルも復活するのではとのウワサもあり、ますます今後の展開から目を離せない状況です。
次の『ワイスピ』は彼とそのファミリーをメインに、毎回限界を超えるド派手なアクションと深い絆を描かれており、世界中のファンから愛され続けている。 本作は2013年、もう1人の主人公でヴィンの親友、ブライアン・オコナー演じるポール・ウォーカーを失った。 ポールはシリーズ7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影終了直前にプライベートで起きた交通事故で亡くなるという悲劇に見舞われ、ファミリーは大きな悲しみに包まれた。 しかし、ヴィンはポールが亡くなる直前に「」という約束を交わしたことを忘れずに、『ワイスピ』を10作目まで続けると宣言している。 世界中の『ワイスピ』ファンのみなさんへ 私たちのシリーズの次のチャプターへの皆さんの大きな愛と期待を感じています。 だからこそ、みなさんに映画の公開日を延期しなくてはならないことをお伝えするのは心苦しいのですが、5月に世界中のファンの方々に作品を観ていただくのは不可能だということが明確になりました。 私たちは、映画の世界公開の日程を2021年4月に変更します。 北米での公開は4月2日となります。 みなさんをお待たせしてしまう時間が少し長くなり、落胆される方も多いのは承知ですが、この映画は全員の安全の名のもとに最善の配慮とともに制作された作品です。 公開日の延期により、世界中にいるファンのみなさんが一緒に新たなチャプターを楽しむことができるようになります。 来春にお会いしましょう。 youtube. ドミニクは以前交際していたエレナとの間にできた息子ブライアンの良き父となるために、レティと共に平和な毎日を過ごしていた。 ところがある日、何者かによってブライアンが誘拐される…。 誘拐犯を追った先で見つけたのは、ドミニクの実弟ジェイコブ。 彼はなんと、過去の敵であったサイファーの部下となっていた。 自身の兄を越えるため、ドミニクの仲間に攻撃し始めるジェイコブ。 自分の本当の家族との再会に動揺を隠せないドミニク。 しかしドミニクは、苦楽を共にしてきたファミリーが危険にさらされることに憤慨し、実弟との戦闘に踏み切る! もう始まっている『ジェットブレイク』ブーム! 9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2020年1月31日に予告編が公開されるやいなや、24時間で5億回の再生回数を突破。 5億回の再生回数を突破したことを受け、『ワイスピ』シリーズの主人公、ドムの愛称で知られるドミニクを演じるヴィンが自身のインスタグラムで反応。 「言葉にならない…みんなに誇りに思ってもらえることを願う。 つねに愛を」とコメントした。 - 2020年 2月月12日午後7時56分PST これに対し、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で共演しているラムジー役のナタリー・エマニュエルは、「Woooaaaahhhh! 」と、大歓喜のリプライ。 また、俳優のジェイミー・フォックスも「もうチケット買ったよ」とリアクションした。 『ジェットブレイク』の注目ポイント「ハンの復活」 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で最も人々を驚かせたのは、2006年に公開されたシリーズ3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で命を落としたと思われていたキャラクター、ハンのカムバック。 予告編で何事もなかったかのようにファミリーの基地を訪ねてくるハンの姿に、ファンは大歓喜した。 映画『ワイルド・スピード』シリーズの不死身の男、ハン役として知られている」と記述。 ハンだけでなく、ハンを演じるサン・カンまで不死身とするかのような書き方に変えられた。 もちろんその後修正されたけれど、いち早くその記述を発見したファンはSNSで大喜びの様子だった。 9作目はシリーズ完結三部作の2作目 主役で本作のプロデュースも手がけるヴィンは、前述の通り本作を10作目まで続ける意志を明らかにしている。 そしてそのシリーズ10作品目は前・後編の二部構成になる可能性があることを英Total Filmで示唆。 『ワイスピ10』が二部構成になる可能性を明かしたヴィンはさらに、シリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を「シリーズ完結の三部作」の2番目だと考えているとも発言。 ということは、2017年に公開された『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、実は完結三部作の1番目だったということになる。 ヴィンは、「10作目の計画は、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』撮影前には既にできていた」と英Total Filmで明かし、「このシリーズはとても力強く、才能に溢れ、ストーリーも豊富だから、スピンオフの可能性はありえるし、必然的なことでもある」と回答。 さらに、米WGTCによると『ワイスピ』シリーズのユニバーサル・スタジオは、シリーズの4作目〜6作目にジゼル役として登場したガル・ガドットに『ワイルド・スピード』だという。 9作目でカムバックするハンの恋人だったジゼルが復活するかもしれない、という希望は、世界中のファンを興奮の渦に巻き込んだ。
次のハン、事実上2回目の蘇生である。 なんの話かといえば、もちろん『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2020年)だ。 スピンオフ(『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』)含めシリーズ通算10作目、原題だとタイトルに「サーガ」=「伝説」とつくようになりました。 思えば遠くへきたもんだ。 私が高校生の頃にはDVDプレイヤーを盗むアメリカのヤンキーの話だったのに、今や『ワイスピ』といえば世界的な大ヒットシリーズ、当然ここ日本でも大人気だ(まさか「週刊ダッジ・チャージャーを作ろう」が始まるなんて、1作目の時点で誰が予想できただろう?)。 そしてハンの復活だけで世界が沸くようになってしまった。 今回は最新作の公開を控えた今、シリーズの歴史を振り返りつつ、なぜにハンの復活でこんなに世界中のファンが騒いでいるのか、そもそもハンって誰なんだ、っていうか『ワイスピ』って何なんだ、という話をしていきたい。 『ワイルド・スピード』 c 2001 Universal Studios. All Rights Reserved. 『ワイルド・スピードX2』 c 2003 Universal Studios. All Rights Reserved. すべては約20年前、『ワイルド・スピード』(2001年)から始まった。 本作はストリートレースに青春をささげるアウトローたちの友情と青春のカー・アクションとして、世界中でスマッシュヒット。 しかし、2作目の『ワイルド・スピードX2』(2003年)は作品の看板だったヴィン・ディーゼルが降板し、3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)に至っては、もう1人の看板だったポール・ウォーカーも離脱。 公開当時、シリーズとしては手詰まり感があったように思う。 しかし今になって思えば、この『3』が一つの転換点となった。 シリーズを通じてのキーパーソンになるハン(サン・カン)が登場したのも『3』である。 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』 c 2006 Universal Pictures. All Rights Reserved. 『3』は東京に留学してきたアメリカ人青年のショーン(ルーカス・ブラック)が、アウトローの世界で「ドリフト」を叩き込まれて成長していく姿を描く作品だ。 『ワイスピ』といえばチャラチャラのド派手な世界観と、ゴリゴリのマッスルが名物だが、ハンはちょっと違う。 常にスナック菓子をつまんで、ひょうひょうとした態度で、時にやさしく、時に厳しく、主人公を的確に導いてゆく。 そして自分の車を主人公の完全な失態でグチャグチャにされても、「金ならある。 お前の人間性が知れたし、車一台くらい安いもんさ」と余裕を崩さないが、ふとした瞬間に「オレは……西部劇みたいなもんだ。 それまでの『ワイスピ』には見ないタイプの男だった。 ただし、兄貴分の宿命として、ハンは悪党たちとのカーチェイスの末、東京のド真ん中でクラッシュ。 車は彼を乗せたまま爆破炎上してしまう。 そして『3』のラスト。 ドリフトキングとして大成したショーンのもとへ、『ワイスピ』の主人公・ドム(ヴィン・ディーゼル)がやってくる。 彼は「ハンとはファミリーだった」と語るのだが……。 ここからの『ワイスピ』シリーズの説明は、ちょっと難しい。 時系列がバラバラだからである。 『4』で邦題から数字が消えたのは、思うにこの辺の事情もあるだろう。 具体的にいうと、『ワイスピ』の時系列は以下のようになっている。 なお()内は邦題だ。 All Rights Reserved. つまり『4』『5』『6』は『3』の前日譚になる。 この前日譚として語られるのが、ドムとハンがファミリーだった時期の話だ。 もちろん現在進行形の話でもよかったはずだが、過去を遡る形式になったのは、恐らく監督の続投も影響があったのだろう。 『4』『5』『6』はすべてジャスティン・リンという監督が撮っていて、そのすべてにハンは登場している。 リン監督とサン・カンは『ワイスピ』以前のインディーズ映画時代から組んで仕事をしていた。 同じアジア系という意識から、2人の間には強い絆があることは想像に難くない。 かくしてハンは将来的に死ぬという条件付きだが、時空の歪みによって物語的には生き返った。
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