ミイラ が ミイラ 取り に なる。 「ミイラ取りがミイラになる」の語源と意味とは?同義語や例文も

ミイラ取りがミイラになるとは?意味や語源・使い方を解説

ミイラ が ミイラ 取り に なる

ミイラ取りがミイラになる (みいらとりがみいらになる) 人を連れ戻しに行った者が、先方にとどまって帰って来られなくなる。 また、人を説得しようとした者が、かえって相手に説得されてしまう。 ミイラ取り 人を連れ戻しに行った者が相手方にとどまり帰ってこない、説得しに行って逆に説得されてしまうことを「ミイラ取りがミイラになる」と表現する。 ではそもそも「ミイラ取り」とはどんな人?ミイラ収集家? ミイラの近くにある宝飾品目当ての盗掘というのもあるが、この言葉の由来となっているのはミイラ自体の盗掘をする人のこと。 防腐処理用のミルラ 没薬 など多くの薬を使って作られたミイラは、15〜17世紀頃のヨーロッパでは万能薬として人気があった。 それゆえミイラの盗掘が後を絶たず、また現場の事故で帰ってこない人も多かったのである。 江戸時代、この薬やミイラ取りの話は日本にも入ってきた。 ミイラ取りがミイラになるという表現は、何日も遊郭に泊まっている人を 連れ戻しに行った人が一緒にハマってしまう、という状況を表すものとして流行したという。 漢字表記の「木乃伊」は、オランダ語のmummieの音訳と言われている。 ミイラには一種の漢方薬として不老不死の薬効があると信じられ、珍重された。 そのため、ミイラを取ることをなりわいとする者が増えた。 なお、ミイラを取るためには墳墓の中に入ったり、 砂漠を越えたりする必要があることから危険がつきまとい、ミイラを探す人間が行き倒れることもあった。 彼らの死体がどれほどの確率で自然乾燥によりミイラ化したかは不明であるものの、このことを指して ミイラ取りがミイラになるという言葉が生まれた。 これにより数多くの盗掘が行われ、近現代の考古学研究を阻害する要因となった。 また、薬としてのミイラは日本にもかなり輸入されていた。 Wikipediaより.

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「ミイラ取りがミイラになる」とは?意味や使い方を解説!

ミイラ が ミイラ 取り に なる

ミイラ取りがミイラになる (みいらとりがみいらになる) 人を連れ戻しに行った者が、先方にとどまって帰って来られなくなる。 また、人を説得しようとした者が、かえって相手に説得されてしまう。 ミイラ取り 人を連れ戻しに行った者が相手方にとどまり帰ってこない、説得しに行って逆に説得されてしまうことを「ミイラ取りがミイラになる」と表現する。 ではそもそも「ミイラ取り」とはどんな人?ミイラ収集家? ミイラの近くにある宝飾品目当ての盗掘というのもあるが、この言葉の由来となっているのはミイラ自体の盗掘をする人のこと。 防腐処理用のミルラ 没薬 など多くの薬を使って作られたミイラは、15〜17世紀頃のヨーロッパでは万能薬として人気があった。 それゆえミイラの盗掘が後を絶たず、また現場の事故で帰ってこない人も多かったのである。 江戸時代、この薬やミイラ取りの話は日本にも入ってきた。 ミイラ取りがミイラになるという表現は、何日も遊郭に泊まっている人を 連れ戻しに行った人が一緒にハマってしまう、という状況を表すものとして流行したという。 漢字表記の「木乃伊」は、オランダ語のmummieの音訳と言われている。 ミイラには一種の漢方薬として不老不死の薬効があると信じられ、珍重された。 そのため、ミイラを取ることをなりわいとする者が増えた。 なお、ミイラを取るためには墳墓の中に入ったり、 砂漠を越えたりする必要があることから危険がつきまとい、ミイラを探す人間が行き倒れることもあった。 彼らの死体がどれほどの確率で自然乾燥によりミイラ化したかは不明であるものの、このことを指して ミイラ取りがミイラになるという言葉が生まれた。 これにより数多くの盗掘が行われ、近現代の考古学研究を阻害する要因となった。 また、薬としてのミイラは日本にもかなり輸入されていた。 Wikipediaより.

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ミイラ取りがミイラになるの意味を教えて下さい。

ミイラ が ミイラ 取り に なる

父は息子に勉強の大切さを教えようとしたが、逆に息子の方から 「勉強よりもっと大事なものがある」と言いくるめられてしまった。 まるで ミイラ取りがミイラになったみたいだ。 このように、「ミイラ取りがミイラになる」とは、 本来の目的を達成しようとした人が逆の立場になって達成できなくなることを表すわけですね。 ミイラ取りがミイラになるの語源・由来 次に、このことわざの語源を確認しておきましょう。 まず、「 ミイラ」とは、死体に防腐剤をぬり、 生前のままの姿で乾燥させたものを言います。 なぜこのようなことをするかというと、 「死者を後世まで残す」という目的があったからだそうです。 私たちがよく聞く「ミイラ」は、 このような「死体」というイメージですね。 しかし、ここで大事なのは 「 ミイラ」にはもう一つ意味があるということです。 それは、 「ミイラ作成に使う 防腐剤」という意味です。 「防腐剤(ぼうふざい)」とは、 モノを腐らせないための薬品のことだと思ってください。 当時のエジプトでは、 死体に「 ミルラ(myrrh)」と呼ばれる 「 没薬(もつやく)」をぬっていました。 「没薬」とは「植物性のゴム樹脂のこと」を指します。 現在使われている「ミイラ」という言葉は、 この没薬から来ていると言われています。 つまり、 没薬によって死体を腐らせないようにしてた ということですね。 そして、 当時のミイラは 貴重な万能薬として信じられていました。 「ミイラ取り」というのは、 この万能薬を盗もうとした人だと言われています。 ところが、 ミイラを盗むためには、熱帯で乾燥した 危険な砂漠を通らなくてはいけません。 実際に、この過酷な砂漠により、 多くの盗賊が命を落としたと言われています。 このことから、 「 ミイラを盗もうとした者が、逆にミイラになる」 という意味になったわけです。 ちなみに、 「ミイラ」のことを漢字では「 木乃伊」と書きます。 「ミイラ」自体はポルトガル語の語源と言われていますが、 日本に入ってきた時に、中国の書物によって 「木乃伊」と訳されたようです。 こちらはニュアンス的には、 「相手に説き伏せられる」ようなイメージですね。 「ミイラ取りがミイラになる」は、 「説得しようとした者が、逆に説得されてしまう」という意味がありました。 したがって、上記のように 「相手に支配されてしまう」という意味の言葉も類語となるわけです。 ミイラ取りがミイラになるの英語・中国語 続いて、「英語訳」と「中国語訳」です。 まず、「ミイラ取りがミイラになる」は英語だと次のように言います。 「 Many go out for wool and come home shorn. 」 直訳すると、 「 羊の毛を求めて行ったのに、逆に刈られた」となります。 「shorn」は「shear」の過去分詞で 「shear」とは「毛を刈る」という意味です。 英語ではミイラではなく羊を使った表現を使うのが適しています。 そして中国ですが、こちらは次のように言います。 「 稻草人救火=(案山子の火消し)」 スポンサーリンク ミイラ取りがミイラになる使い方・例文 では最後に、「ミイラ取りがミイラになる」 の使い方を例文で確認しておきましょう。 迷子をさがしに行ったのに、今度はあいつが迷子になっている。 ミイラ取りがミイラになるとはこのことだ。 遭難者を探しに行った救助隊が一向に戻ってこない。 ミイラ取りがミイラになってしまったようだ。 「バイクは危ないからやめるように」と言っていたくせに、今ではあいつもバイクに乗っている。 まさに ミイラ取りがミイラになっている状態だね。 タバコの危険性を説いていた専門家が、今では毎日吸っている。 ミイラ取りがミイラになるとはよく言ったものだ。 「お客に商品を説明しないといけないのに、なんでお客の方が詳しいんだ? ミイラ取りがミイラになるようなものだよ。 「 ミイラ取りがミイラになる」なんてことがないように、僕が必ず彼を説得して来るよ。 すでに説明した通り、「ミイラ取りがミイラになる」は、 本来の目的を達成できなくなったような時に使うのが基本です。 したがって、基本的な使い方としては、 「 呆れてものも言えない」「 呆然とする」 などのネガティブな感情が含まれたイメージだと思ってください。 要するに、 「なんでお前が逆の立場になっているんだ?」 のような呆れた感情ですね。 また、場合によっては最後の6の例文のように、 事前に予防策を取るような意味で使うこともあります。 この場合は、「ちゃんと本来の目的を達成する」 という意味を込めて、あえてこのことわざを使うわけですね。 関連: まとめ では、この記事のまとめです。 「 ミイラ取りがミイラになる」= 人を捜しに行った者が帰ってこなくなること。 転じて、人を説得しようとした者が逆に説得されてしまうこと。 「 語源・由来」= ミイラ(貴重な没薬)を盗もうとした盗賊が、逆に砂漠でミイラ(死体)になったことから。 「 類語」=「木兎引きが木兎に引かれる・人捕る亀が人に捕られる」「本末転倒・主客転倒」など。 「 英語」=「Many go out for wool and come home shorn. 」 「ミイラ」という言葉は普段はなかなか使いませんが、 これを機会に正しい由来を理解できたのではないでしょうか? 今回は以上です。

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