Entertainment Inc. All rights reserved. またこの映画は、登場人物も戦闘展開も史実から離れた自由奔放なつくりの、まさに60年代的な単純明快な戦争アクションでもあります。 見所は、ゾロゾロと登場する本物の戦車。 何十トンもの鋼のカタマリが、エンジンの唸り声とともに履帯(キャタピラ)を軋ませて動くさまは迫力満点、ある意味、CG全盛の昨今では考えられない贅沢な映画とも言えるでしょう。 Entertainment Inc. All rights reserved. 戦車ファンならここを見逃すな! 演出でもうひとつ。 映画では動きの方向を整えるためや、登場するメカの数を多く見せるためにフィルムを反転(裏焼き)させることがあります。 例えば『ターミネーター2』(1991年)の用水路でのチェイスシーンは、一部が反転映像になっているのは、有名なお話。 砲塔上面右側にある車長ハッチ(=上半身を乗り出している車長の位置)が左側になっているので、すぐに分かります。 これは砲手が照準し易いようにとの配置でしたが、主砲が大口径化するにつれてその意義は薄れ、なにより装填手は大型化した砲弾を左手で薬室に押し込むことに。 Entertainment Inc. All rights reserved. Our Tiger II moves into it's holiday home in the Netherlands! All Rights Reserved. M4シャーマンは、効率的な砲塔内配置の効果もあって、古参の砲手と装填手のコンビなら最初の1分で20~30発の75/76㎜砲弾を発射可能でした。 それでも着弾衝撃は相当のもので、主砲や走行メカが故障したり乗員が脳震盪になって戦闘不能になることも多かったのです。 真に描きたかったのは醜悪なる戦争の姿 おそらくデヴィッド・エアー監督の意図は戦車戦術の再現ではなく、勝敗は決しているのに終わらない戦争に対する両軍将兵の恐怖、そして破壊と暴力という戦争の実態、そこでの人間の赤裸々な姿(戦友が戦闘単位としては優秀でも人としては下劣な人物という部分に注目)の再現だったのではないでしょうか。
次の監督:デヴィッド・エアー 脚本:デヴィッド・エアー 出演:ブラッド・ピット シャイア・ラブーフ ローガン・ラーマン マイケル・ペーニャ ジョン・バーンサル 1945年4月、第二次世界大戦のドイツ。 敗戦目前のドイツ軍はいまだに抵抗を続けていた。 ドン・コリアー軍曹(ブラッド・ピット)が車長を務めるのは、「フューリー」と名付けたM4シャーマン中戦車。 フューリーの乗組員は、北アフリカ戦線から歴戦のベテランであったが、先の戦闘で副操縦士を亡くしていた。 代わりに補充されたのは、タイピストのノーマン・エリソン(ローガン・ラーマン)。 ノーマンは戦闘経験も、戦車に乗ったこともない新兵で、他の乗組員たちから低く見られていた。 そんななか、友軍から戦車部隊の救援要請を受け、戦闘を終えたばかりのフューリーのクルーらは、休息を与えられることもなく次の戦場に向かうことを命じられる。 行軍中ノーマンはドイツ兵を見つけるが、銃を撃つことをためらってしまった結果、味方の戦車一台とそのクルーを死なせてしまう。 必死で抵抗するも、無理やり銃を持たされ、ノーマンはドイツ兵を撃ってしまう。 『12モンキーズ』、『オーシャンズ』シリーズや、デヴィット・フィンチャー監督作品の『セブン』『ファイト・クラブ』『ベンジャミン・バトン数奇な人生』など多くの作品に出演されています。 「トランスフォーマー」シリーズの主人公サム・ウィトウィッキー役が有名ですね。 意外なところで「風の谷のナウシカ」の英語吹き替えで、アスベル役をやっていますよ。 ラブーフさんは、実際の兵士の顔がこんなにきれいなはずはないと、この映画での役作りのために歯を抜き、ナイフでわざと顔に傷をつけていたそうです。 プロ根性ですねぇ。 副操縦手 ノーマン・エリソン役 ローガン・ラーマン 画像出典: 1992年1月19日生まれ、アメリカ人。 『オデッセイ』『ホースソルジャー』『アメリカン・ハッスル』などに出演されていますが、僕が特に注目しているのは『アントマン』『アントマン&ワスプ』のルイス役ですね。 あのしゃべりが特徴的で、ペーニャさんのはまり役ではないでしょうか。
次のあらすじ [ ] 元アメリカ政府のだったピーターは、息子ロビンを元同僚のチルドレスに誘拐されてしまう。 ロビンはを操る事が出来るため、チルドレスはそれを政府のに利用しようとしていたのだ。 ピーターはに飛び、研究所に勤める恋人のヘスターや、同じく念力を持つ少女ジリアンの協力を得て、ロビンを奪還しようと奔走する。 一方、チルドレスによって拘束され、アラブ人への憎悪を植え付けられ、その憎悪の力で念力のパワーを増大させられていたロビンは、感情のコントロールを失っていた。 スタッフ [ ]• 監督:• 製作:フランク・ヤブランス• 原作・脚本:ジョン・ファリス• 製作総指揮:ロン・プレイスマン• 撮影:• 音楽:• :、ウィリアム・J・タトル キャスト [ ] 役名 俳優 日本語吹替 ピーター チルドレス ヘスター マッキーヴァー レイモンド ジリアン スーザン フィオナ・ルイス ロビン エレン キャロル・ロッセン その他、、、•
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