この項目の記述には、原作ゲーム以外のメディア作品における独自設定や二次設定などを含まないものとする(メディア作品におけるオリジナルキャラクターについては主要な人物のみ記載している)。 なお、この項目では人物だけではなく作中に登場する兵器等についても記述している。 また、この項目で用いるシリーズの便宜上の略称は以下の通りにする。 伊達軍 [ ] ・、を本拠とする軍勢。 ならず者のごとき風体の衆が多いが、政宗の性によってまとめ上げられた精強な軍である。 シンボルカラーは。 19歳。 柔軟な思考をもち、英語を巧みに話せる隻眼の武将。 武略や知略に長けており 、じみた荒武者揃いの伊達軍を束ね、奥州から天下を狙う若きカリスマ。 そのの風貌から「 独眼竜」と渾名され、伊達軍の兵士達からは「 筆頭」と呼ばれ慕われている。 他にも「戦場の蒼い稲妻」「伊達男」などの異名を持ち、小十郎と合わせて「双竜」と称される場合もある。 性格は傲岸不遜かつ大胆不敵に描かれ、自らの信じる生き様「」を貫く。 天下を担うべきは自分であると公言し、度々無謀とまで言える行動をとるが、部下や民の命を預る者としての責任感は強く、天下取りの戦を楽しみながらも乱世の早期終焉を望む。 異国文化に精通している国際派で、「Let's Party!! 」「Coolにいこうぜ」などのセリフが飛び出し、固有技・固有奥義名も「DEATH FANG」「JET-X」といった英語表記で統一されている。 真田幸村とは「蒼紅」と称される宿命で結ばれたライバル関係にあり、互いに誰よりも意識し認め合い決着を望んでいる。 小十郎に対しては小言にうんざりしつつも、「背中を守るのはお前の役目だ」と全幅の信頼を抱いている。 最北端の農民達と交流があり、特にいつきとは親交が深く関連メディアでもそれが踏襲されている。 徳川家康とは同盟を結び共闘することが多い。 外見は三日月の鍬形付き兜に着用と、一般的な伊達政宗のイメージを踏襲している。 乗馬時は腕を組み手綱を握らない。 アニメでは馬にのハンドルやが装備されている。 六爪流になると攻撃力が倍増し、通常技、固有技が強力なものに変化する。 ただしデメリットとして防御力は大きく低下(『3』以降は受けるダメージが通常の1. 5倍に増加)、更に防御も回避も使用不可となる。 『4』での性能は癖がなく扱いやすい固有技の持ち主であるスタンダードキャラクターである。 『3』では、小田原攻めの際天下統一の妨げである豊臣秀吉を討つべく進軍するが、迎え撃った石田三成に敗北し、奥州の弱体化を余儀なくされる。 秀吉が倒され再び乱世が訪れると、以前受けた屈辱の借りと竜のプライドを取り戻すべく、三成にリベンジを挑む。 『4』では、戦国乱世の幕開けと共に「 竜王」の名乗りを上げ、戦で打ち破った敵軍の兵士をも自軍に迎え入れながら軍を進めていく。 その根底には、幼名の梵天丸を名乗っていた頃右目を失明した事で塞ぎ込んでいたが小十郎によって心身と剣技を鍛えられ立ち直れた経験があり、当時の自分のように何度破れ絶望しても誰もが這い上がれる世を目指し、政宗自身も小十郎のように誰かを導く者であろうとする。 『烈伝幸村』のストーリーでは幼少期の 梵天丸だった頃、小十郎との稽古を抜け出した際に幼少期の幸村 弁丸 と出会い刃を交え、彼とライバル関係となる。 その後の小田原の役にて姿で豊臣軍に挑むも秀吉と石田三成に敗れる。 幸村が豊臣軍の傘下に下る事を約束したことで命は助けられるが、そのことで幸村の命が無駄になり、彼の未来が閉ざされてしまったと思い、自身の行いを後悔することになる。 大坂夏の陣にて幸村が幼少期と変わらないままで自分の前に現れてくれたためにその苦しみから解放される。 大坂城へ向かう幸村へ自身の白装束を託し、戦後の再会を約束する。 28〜29歳前後。 政宗に絶対の忠義を誓う無二の腹心であり、冷静に厳しい諫言をする監視役でもある。 政宗が背中を預ける唯一の人物。 「 竜の右目」の異名を取る。 頬傷・オールバックに所持というを彷彿とさせる風貌をしている。 男気溢れる信念を持った義理堅い性格で、伊達軍を支える縁の下の力持ちとして、人格・実力共に自軍だけでなく敵方からも評価が高い。 主君・政宗のため常に己を抑えている一方で、命をすり減らす真剣勝負を好む生粋の武人でもあり、怒りが頂点に達すると、言動も一変してならず者のようになる。 敵に対してはもちろん、主君である政宗に対しても例外ではなく、怒りに我を忘れた政宗に未熟さを悟らせる為に敢えて幼名で呼び、身体を張って叱咤することもある。 刀を二本帯刀しており、通常技は政宗とは対照的に刀を下から斬り上げるモーションが多いのが特徴。 また作中唯一のであり、固有技・固有奥義の追加入力により右手も使って二刀目も扱う。 技の多くが「月」に関する名称である。 剣の腕は達人の域にあり、その剣捌きの華麗さに伊達軍兵士からは「踊っているよう」と賞賛される。 政宗に剣技の手ほどきをした人物でもある。 その際は、後ろに撫で付けられていた前髪の一部が垂れ下がり、刀を引きずるようにして移動し 移動中刀と地面の接触部で火花が散る 、通常攻撃が柄殴りや蹴り、頭突きなども交えた粗暴な12段モーションに変化。 クリティカル率が大幅上昇し、移動スピードも増す。 技の隙も減るがガード・回避不可となる。 野菜作りの名人で、特に小十郎の育てたはとても美味であるとの評判があり、自身の好きな野菜は。 『英雄外伝』『4』ではとごぼうを携える「滋養」という武器も存在する。 農作業に勤しむ者として農民を大切にし、尊敬している。 『英雄外伝』の「最北端一揆鎮圧戦」においては、部下に「峰打ちにしろ、敵兵(農民兵)は絶対に斬るな」と強く指示しており、この際いつきを倒しても「いつきを説得して一揆を鎮圧」ということになり撤退扱いになる。 『3』では、小田原攻めの際石田三成に完敗したこと、それに伴った奥州の弱体化を、己の責と思い続けてきた。 秀吉の死後、三成を目指し再び進軍する政宗の傍らで、政宗に二度と後悔をさせないという固い誓いを胸に秘めている。 『宴』ストーリーモードでは三成との戦闘で負傷し意識不明の政宗を連れて奥州に撤退するまでの経過と、その折に奥州に攻め込んだ家康との戦いが描かれている。 『4』では竜王と名乗りを上げた政宗の補佐を務めるが、政宗が「王」を名乗ったことや破った敵軍の兵を自軍に迎え入れていることに僅かながら疑問と危惧を抱いている。 また、最上義光の間抜けに見せかけた行動の真意を見抜きかけているらしく、指摘された最上はつい名前を正確に言いかける 直後にわざわざ間違えて言い直す。 『烈伝幸村』のストーリーでは幼少期の政宗 梵天丸 の稽古役をしており、後に政宗の右腕となる。 幸村とは小田原の役にて初めて会う。 伊達軍の仲間武将・兵士 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵) (よしなお)、(さまのすけ)、(まごべえ)、(ぶんしちろう) 声 - (良直)、(左馬助)、(孫兵衛)、(文七郎) テレビアニメ版で登場した政宗の配下武将達。 4人とも伊達軍の兵士らしく、暴走族風の外見と人情に厚い性格。 良直はで法螺貝を携えており、眼鏡をかけているのが左馬助、孫兵衛は小太り、文七郎は長髪で泣き黒子がある。 『1』『2』『英雄外伝』『3』『宴』でも、良直(鬼庭良直)と左馬助(原田宗時)は一般武将として登場している。 『宴』では鬼庭良直は剛力兵として仲間武将にもなっている。 鉄騎兵(てっきへい) 初登場:『宴』 鉄砲を武器とした騎馬兵。 いつき一揆衆 [ ] 貧困に苦しむ農民達が立ち上げたの独立勢力で、各地の農村を統括して侍の圧政に対抗している。 と性質は似ているが、直接的な関連性はない。 シンボルカラーは。 本作オリジナルキャラクター。 12歳。 肩まで伸びる銀髪を三つ編みのツインテールにしており、を意識した独特の訛りで喋る。 服装はのものに似た水色のに白のと、腕や足回りに藁の防具を着用してはいるが、雪の積もる寒冷地にも関わらず、かなりの軽装である。 『1』ではを羽織っていたが、『2』以降は無い。 戦乱の世を憂いた女神・ウカノメから使命を受け、授かった巨大なハンマーを手に農村をまとめ上げて一揆を起こし、乱世に身を投じる。 一揆衆を構成する農民達からの人気は抜群で、『2』では「」なる者達が登場するなど、アイドル紛いの扱いをされている。 神や愛に対する価値観の違いのため、ザビーとは宿敵同士。 武家の軍ではなく一揆衆を率いているため、一般兵や武将は農民兵となる。 名前の由来はから。 基本的には巨大なハンマーを武器に、振り回されながら戦うが、「ハンマー忘れた! 」というアイテムを装備して出陣すると素手で戦う。 『1』では装備すると主要武将にからかわれ、他武将がこれを装備すると合戦開始時にハンマーについて一言語る。 また固有技「おらさちから」を使用するとハンマーを投げ飛ばし、一時的に素手で戦う。 『2』ストーリーモードでは、織田軍・毛利軍・明智軍に心身ともに傷つけられ侍を信じなくなるが、政宗や小十郎の言葉により勇気付けられ、信長との最終決戦に挑む。 そのため、政宗と小十郎は倒しても撤退扱いとなる。 ドラマCDなどでも交流がある。 『BH』の信長ストーリーモードでは本願寺と手を組み、一向一揆を率いての一翼を担っている。 『3』『宴』『4』『皇』には登場こそしないものの、伊達軍の兵士の台詞で伊達軍との交流が続いていることが窺える。 また、『4』においてとあるアイテムを使用すると、台詞の中でアイドルとしてに挑戦していることが分かる。 戦闘時には「い・つ・き・ちゃーん! 」と特徴的な掛け声を発しながら槍を振り回し、周囲の農民を強化するが、自ら攻撃に加わることはない。 同デザインの黄色の法被を着ている農民もいるが、こちらは普通に攻撃してくる。 武田軍 [ ] 武田信玄を始め、一騎当千の熱血猛者が集うの軍勢。 天下統一を視野に入れる強豪だが、古来からの騎馬戦術を重んじているため、鉄砲などの新兵器に対しては否定的である。 シンボルカラーは。 戦国最強と称される武田騎馬隊を率いて上洛を目指す。 手段を選ばない梟雄じみた史実とは違い、戦場においては自ら獅子奮迅の活躍を見せる猛将であり、武略に優れた智将でもある。 二頭の馬の上や大斧の上に仁王立ちしたり、溶岩の中から勢い良く登場するなど、随所で人外の力量を披露している。 大将としての貫禄・威厳は抜群で仁義に篤く心も広いため、敵からも武将としての器を絶賛されているが愛のムチだろうと行き過ぎた所があることから「やり方を間違えている」と呆れられることも少なくない。 部下達からは敬意を込めて「 お館様」と呼ばれ、信頼されている。 特に幸村からは主君というだけではなく、人生の師として深く尊敬されている。 信玄自身も幸村に大きな期待をしており、厳しくも温かく見守っている。 その師弟関係の熱さたるや凄まじく、「お館様ぁ! 」「幸村ぁ! 」と互いに名前を連呼しつつ殴り合うやりとりは定番イベントである。 上杉謙信とは互いを認め合う好敵手であり、危機に瀕した謙信を助けるなど、敵味方を超えた絆で結ばれている。 また北条氏政とも同世代の武将として親交があるらしく、『4』においては松永の下で働く風魔を憐れむような言動も見られた。 典型的なパワータイプで、攻撃力が高い反面動きと攻撃動作が遅い。 技の名前は全て風林火山に因んで付けられている。 『宴』では固有技を特定の順番で発動することで固有技の性能が上がる特性も付いた。 『3』では家康との戦の最中に病に倒れ、武田軍の全指揮を幸村に預けた。 病床から幸村と武田の行く末を見守り続けている。 しかし、幸村の戦国ドラマ絵巻のあるルートでは病が完治して登場する。 『3』ではムービーのみに登場するドラマ武将としての登場であるため敵武将としても登場しないが、『宴』ではプレイヤー武将および敵武将として本格的に復活を遂げ、武田道場において行われる漢検定の師範として登場する。 『4』では病に伏していないが、幸村の成長を促す為に総大将の座を彼に委ねる。 『烈伝幸村』のストーリーでは故人であり、総大将は息子のになっている。 尚、これまでのシリーズと違い幸村とは直接の面識がなく、幸村も当初は「信玄公」と呼んでいたが、において、昌幸の奇術によって召喚される形で登場する。 真田軍 [ ] 武田信玄臣下の真田幸村または、その父・真田昌幸が率いる武田軍の別働隊。 配下に猿飛佐助率いる真田忍隊がある。 明確にこの名称が使われるようになったのは『烈伝幸村』であり、それまでのアニメ等の一部媒体では「武田騎馬隊」と称されていた。 基本的に武田軍に準じた戦術、戦力を用いるが、主家に比べて新兵器に対しても柔軟な意向を示し、戦力として加える事もある。 ・を拠点にする他、各作品の「大坂夏の陣」ステージでは、近辺に強力な大砲で守りを固めた要塞を構えている。 シンボルカラーは武田軍と同じ。 17歳。 武田信玄に仕える勇猛果敢な若武者。 何事にも真っ直ぐ向かい合う心を持つ熱血漢。 主君である武田信玄を人生の師として深く敬愛しており、信玄の天下取りのためにその力を奮う。 信玄が「甲斐の虎」と呼ばれていることから、その弟子という意味で「 虎の若子(わこ)」「 若き虎」と呼ばれることもある。 『4』では信玄と合わせて「双虎」と称された。 武人としての礼節を重んじる真面目な性格だが一本気すぎるところが目立つ。 その単純さ故に感情の高ぶりを抑えられず周囲が見えなくなることもあり、「燃えよ! 燃えたぎれ! 」といった命令を発したり、鉄砲も「気合いで避ける! 」などと無茶を口にしている。 恋愛には全く免疫がないため、常に手を握っている前田利家・まつ夫婦や着物がきわどい濃姫を見ただけで「破廉恥であるぞ! 」と叫び、慶次の色恋話にも激しく動揺するなどかなり初心な様子。 甘味が好きな。 天然ボケな面も持ち合わせており、武田漢祭りで登場する天狐仮面の正体や、今川義元の似ていない影武者を見破れなかった。 京の祭りや本願寺総本山へ出陣した際には、純粋にはしゃいだりする面もある。 伊達政宗とは宿命で結ばれた「蒼紅」と称されるライバル関係にあり、互いに誰よりも意識し認め合い決着を望んでいる。 主従関係にある佐助とは互いに信頼し合っている。 また、『3』以降の作品では同じく信玄を目標とする徳川家康の器を強く意識する場面も多く、その臣下であり、「戦国最強」と名高い本多忠勝に対しても強い対抗意識を抱く。 長い赤鉢巻を頭に巻き、のであるを首に下げており、下半身は、上半身はライダースジャケットといった装束である。 高い機動力と使い易い固有技を持ち合わせた、初心者向けのキャラクターとなっている。 『3』では信玄の後を継いで武田軍総大将となっているが、敬愛していた信玄が病に伏したことによって、自分の大きな針路を失う形になり、脆い采配を振り続け水の底に沈む夢を見るほどに苦心している。 『宴』の佐助ストーリーにおいては、佐助を心配して南下した隙に伊達軍に上田城を乗っ取られてしまったために、佐助から鉄拳制裁も交えながら国主としての自覚の無さを叱責された。 その他、幸村自身のルートでも政宗や、謙信、義弘といった他国の将達からも諭され、己の未熟を思い知りながらも、少しずつあるべき姿を探し求めるようになり、やがて伊達軍が徳川軍と同盟を結んだことをきっかけに西軍として彼らと戦う事を決意し、石田軍と同盟を結ぶ。 二周目以降のルートでは、信玄からの文を読んで奮起。 雑賀衆や石田軍との戦いの中でさらなる成長を遂げ、家康・政宗と決着をつけるべく進軍する。 『4』においても武田軍総大将の座を信玄から託されるが、『3』と違って信玄が病に伏していない為、前作ほど悩み苦しむような描写はなく、総大将として家康や謙信などの武田の好敵手達に挑む傍らで、自分なりに信玄を越える為の方法を模索しようとする。 『烈伝幸村』において、シリーズ初の単独の主人公となる。 前の幼少期「 弁丸」だった頃に、父・昌幸に連れられて訪れた奥州の地において『真田家初陣の試練』の最中に、同じく梵天丸を名乗っていた幼少期の伊達政宗と出会い、刃を交えた事をきっかけにライバル関係になった。 その後、互いに「ライバル」として再戦を約束し合う一方、における武田家の滅亡や、をきっかけにした兄・信之の出奔等の苦難や別離を経て、では豊臣秀吉に挑み、返り討ちに遭った政宗の命を救う為に竹中半兵衛の要求に屈し、豊臣軍の傘下に下る事を約束する。 その後、関ヶ原の戦いに合わせて勃発したで、徳川軍についた信之と袂を分かち、その後、敗軍の将として配流された先の九度山で、昌幸から最後の教えと信之への遺言を託され、その死を看取った。 やがて大坂の陣が勃発すると、昌幸から託された想いに応えるべく、豊臣軍残党の将となる。 では要塞・を拠点に徳川軍相手に奮戦し、佐助を失いながらも、徳川軍の将であった忠勝を撃破し、徳川軍を一時的ながら撤退させる。 そして戦国最後の合戦となるにおいて、「ライバル」政宗との約束を果たす為、そして信之に、自分や昌幸の想いを伝える為に、家康率いる徳川軍によって制圧された大坂城へと乗り込む。 『』ではEX真田幸村(能力:武力9統率6 特技:気合・魅力 コスト:3 計略:熱血大車輪)としてカード化されている。 豪快に槍を振るい、勇猛果敢に戦場を駆ける姿から「信濃の獅子」の異名で呼ばれる。 乱世を生き抜くために強さを求め、ひたすらに前を見据えて真っ直ぐ突き進む信念の持ち主。 史実の信之が身長185cmはあったことからか、父や弟よりもかなり大柄な体躯をしている。 柄に対して垂直に刃がついた槍「はしご槍」を用いる。 はしご槍で敵を掴み、それを起点に迫力の力技を連続で叩き込むなど、まさに豪快を絵に描いたような戦いぶりである。 はしご槍で掴んだ敵を弾丸のように放つなどの遠距離攻撃も可能である。 智謀に溢れる稀代の軍略家であり、「奇術師」の異名を持つ。 真田家当主として、そして父として、息子の信之・幸村の二人にその生き様を示すため戦場に立つ。 幸村からは「親父様」、信之からは「親父殿」、佐助からは「大旦那」と呼ばれている。 シルクハットかのような烏帽子を被り、和風の衣装を身に着けている。 武器としては短槍を扱う。 烏帽子に身を隠したり、ワープして敵の眼前に突如現れたり、神出鬼没のアクションで相手を翻弄する戦い方はまるでマジシャンである。 炎のようなラッシュの勢いで攻める幸村、豪快に力押しする信之とは違い、トリッキーな戦い方に秀でる。 の忍装束に身を包んでいる。 『BH』以前までは頭髪の色は赤に近いものだったが、『3』では茶髪に変更されている。 瓢々とした軽い性格であるが、忍としての腕は一流で、戦闘中では闇に生きる者らしい冷淡さ・残忍さも垣間見られる。 諜報活動のみならず、時に信玄から直々にを任されることもある。 天下に対する興味はさほどなく、戦いを「仕事」として、自らを含めた人の生死に対してもビジネスライクに割り切っているが、淡白になり切れず、死に急ぐような相手(特に幸村やかすが)に対して声を荒らげる場面もある。 幸村と信玄の暑苦しいやりとりを遠くから呆れ気味に眺め、頃合を見計らって止める役割を担う。 幸村のことを「旦那」「真田の旦那」と呼び、信玄のことを「大将」と呼ぶが、幸村が総大将に任じられた『3』以降の作品、および劇場版では幸村のことを「大将」と呼ぶ(討死の際には「旦那」と呼ぶ )。 かすがとは同郷出身であり、忍の技が同じ系統であることが『英雄外伝』の小太郎ストーリーで発言されており、最終章では息の合った連携から協力して発動させる忍術まで披露している。 素早い動きで手裏剣や忍術を駆使して相手を翻弄するスタイルが特徴。 『宴』では影分身を召喚して攻撃を繰り出すことが可能で、影分身との連携で相手を手玉に取ることも出来る。 また、巨大なを召喚して空中を滑空することが可能。 特定のステージに限りこの能力を駆使しなければ進入できない場所もある。 『3』では武田軍総大将となった幸村を支えるべく完全な裏方に徹しており、幸村に対する態度もかつてとは違い気楽さは薄れている。 幸村を完全なる総大将として扱い、時に厳しく突き放したり、諦めかけた際に叱責するなど、佐助なりの厳しさで目前に迫る数々の決断に幸村が悩み苦しむ姿を信玄に代わって冷静に見守り、成長を望んでいる。 『宴』ストーリーモードでは幸村を陰で支えるため、毛利元就と大谷吉継の会談に潜入したり、石田軍と同盟を組むため大坂城に夜襲をかけるなど裏方としての活動が描かれている。 自身を「猿」と称するようになり、度々信玄・幸村を「虎の親子」と評する。 今までにない佐助のダークな部分が強調され、前作までの佐助らしい陽気さはほとんどなりを潜めている。 『英雄外伝』までは、同郷出身のかすがに度々里に帰ろうと誘っていたが、『宴』では自身が戸隠の山にあった忍の里の唯一の生き残りであることを小十郎に童話風に語っており、何者かの襲撃を受けたとも佐助自身が里を壊滅させたとも取れる内容になっている。 小十郎からは「忍の皮を纏った忍」と評された。 『4』でも、武田軍総大将となった幸村を陰ながら見守っているが、幸村が『3』ほど迷走していない為、その態度は『英雄外伝』までの気楽なものに戻っている。 戦国創世では誰かに自身の昔話を聞かしているかのようにストーリーが進む。 この者の正体は創世ルートでは真田忍隊の新入りであり、『皇』のドラマルートでは足利の手先である。 『烈伝幸村』では第二次上田合戦、大阪冬の陣などで、裏方として幸村を支えたが、冬の陣において出陣した本多忠勝を相手に、決死の攻撃を仕掛けた末に敢え無く戦死する。 武田軍の仲間武将・兵士・兵器 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(忍者) (おやまだ のぶしげ) 声 - テレビアニメ第2期で登場した武田軍の武将。 信玄の命で薩摩に向かう幸村を補佐したが、豊臣軍との戦いで討死した。 『1』『2』『英雄外伝』『3』『宴』でも、一般武将として登場している。 「猿飛佐助の友人」を自称しており、佐助の給料を上げるように幸村に頼みこんだりする。 変化の術を得意とし、「猿田幸村」という幸村そっくりの姿に変身したり、一般兵に化けることもできる。 吹っ飛ばされて扉に叩き付けられたり、幸村に本気で殴られるのが嫌になり一般兵に変身して逃げようとするも一般兵ごと本気で殴られたりなど、修行中はかなり酷い目にあっている。 正体は猿飛佐助であるが、幸村は気付いてはいない。 アニメ第2期OVAにも登場した。 火男()の面で顔を隠している。 信玄に精神的な依存をしている幸村を訓戒するべく、様々な修行を課し、最終的には自ら幸村と戦いを交える。 城内の仕掛け作動をよく間違うらしく、修行道場の名物となっている。 正体は武田信玄その人。 正体が判明した際、幸村はあまりのショックに腰を抜かした。 アニメ第2期OVAにも登場した。 その容貌は伝説上の「鬼」そのものであり、機動力は乏しいが金棒を振るって凄まじい威力の攻撃をしてくる。 防御力も高く、多少の攻撃では怯みすらしない。 主に武田軍の兵士として登場するが、他にも豊臣軍や徳川軍として登場することもある。 「兵士」というよりは「兵器」として分類すべき存在。 『BH』では、金棒を上から叩きつける動作をした時に風属性の牽制技が出る。 イベントが発生すると一斉に武田本陣に向かって走り出す。 本陣に辿り着くまでに彼らを撃破しないと、信玄が本陣から移動してしまい、戦闘後の特別恩賞にも影響する。 実在した伝令部隊である。 本多忠勝をも一撃で倒すが、発射までに多大な時間を要するのが欠点。 真田砲発射前に忠勝を倒せると特別恩賞が出る。 『3』にも登場するが忠勝を倒すことは出来なくなっている。 ただし、地面の黒く煤けた場所(真田砲の着弾地点)に誘導することで真田砲が忠勝に直撃し、忠勝が一時的に気絶状態になる。 『烈伝幸村』では真田家の家紋である六文銭を模したフォルムの二列三連装計六門の砲口を構えた真紅の巨大大砲として登場し、人間大砲の要領で幸村を徳川軍の要塞に送り出す他、指定した場所への支援砲撃を行う。 真田丸・真田砲共に実在した要塞、大砲である。 『3』では真田砲で忠勝を倒すことは出来ず、足止めにしかならない。 そのため、三方ヶ原のように忠勝から逃げつつ、四方の陣を奪い上位版に当たる天覇絶砲を起動させることになる。 こちらは前作の真田砲と同じく忠勝を一撃で撃破することができる。 こちらも発射前に自力で忠勝を倒すと特別恩賞が出る。 (しかし、三方ヶ原の時とは比べ物にならないほど強化されており、自力での撃破は困難である。 ) 「大坂・夏の陣 紅」では四方の陣を奪うと真田本丸の門が開かれる。 また別ルートを通り、直接本丸内の陣を奪った場合は開門と同時に真田砲を占拠、自軍のものになり、特別恩賞が出る。 織田軍 [ ] 「」を掲げ、各地を侵略し蹂躙する魔の軍勢。 政宗や信玄、秀吉からは「相容れぬ敵」として認識されている。 強力な鉄砲隊を持つ。 本拠はだが、ゲーム中に登場するのはやなど、史実の信長が上洛後に築いた拠点のみである。 配下の兵は信長を畏れる者、その強大な力に心酔する者、魔の眷属として侵略を愉しむ者など、多種多様。 『3』『宴』では、光秀が本能寺の変を起こした際に信長と共に壊滅していたが、魔王の帰参に伴い復活を遂げた。 シンボルカラーはだが、将兵の具足は主に黒。 傲岸不遜かつ残酷非道、日ノ本を恐怖で覆い、悪虐の限りを尽くして焦土に帰さんとする戦国の「 魔王」。 野望は世界征服に留まらず、のその先までをも支配せしめんとする。 敵対する者には容赦せず、それが実妹のお市や義弟の長政であっても例外ではない。 その一方で、配下の兵士曰く「謀反など意に介さない」とのことで、柴田勝家を打ちのめした後も尖兵として扱う他、松永久秀の度重なる反逆も幾度かは赦している。 また、意外にも身内には甘く、明智光秀を腹心として信を置く、蘭丸を「丸」の略名で呼び可愛がり、戦功を金平糖を与えることで褒める、妻の濃姫には表面上心を砕きはしないが、傍で戦うことを許す、持て囃されると口では否定しつつも満更でもない様子など、人間的な面も覗かせる。 『4』では離反した家康や利家らに今一度傘下に下るよう語りかけており、目を掛けた者には懐深き姿勢を示す。 戦闘スタイルは右手に携えた片手剣で薙ぎ払い、左手に構えたショットガンで広範囲を撃ち抜く豪快なもの。 『英雄外伝』まではマントを武器に使う技が多かったが、『3』からはショットガンを主体に戦うモードと、六魔ノ王を発現させて共に戦うモードを使い分けるスタイルに一新された。 そのためマントを使うことは無くなったが、『4』においてマントを使う技が一つだけ復活している。 『BH』では信長包囲網(今川、本願寺、武田、浅井)の度重なる侵攻を征伐した果てに、更なる光秀の謀反によって怒りと心労で正気を失い、世界の破滅を望むようになるという狂気の面が描かれる。 包囲網最後の一角となった久秀には「怒りに支配された姿は人間らしい」「魔王には見えない」と冷ややかに評された。 『3』では光秀に裏切られ本能寺で自害したが、天海により実妹のお市の血肉を媒介として冥底から蘇る。 の主である「六魔ノ王」の力を得て名実ともに魔王となり、圧倒的な武力を振るう。 生前の記憶はほぼ失われているらしく、前作までに比べて感情描写が少なくなり、振る舞いも人外の視点から欲を評する形を取ることが多い(劇場版で復活した際には、生前と同じ様子を見せている)。 信長自身を除く全てのプレイヤーキャラクターの戦国ドラマ絵巻においては、「本能寺の変」を通るルートが必ず存在する隠しボス的扱いとなっている。 倒しても陣を吸収した回数分だけ復活し、攻撃が激しくなるなど、魔王の名に劣らぬ強敵として君臨している。 『宴』の天下統一モードでも、一定の条件を満たす事で、表向きの最終ステージである「大坂・夏の陣」または「関ヶ原の戦い」をクリアした後に天変地異が勃発、「本能寺の変」が出現し、本当の最後のボスとして戦うこととなる。 『宴』の松永久秀ストーリーでは久秀に「壊れたモノの魂はかつてとは異なるようだ、この器はもう、宝ですら無い」と落胆され、亡骸を爆破された。 しかし生きていた妹のお市と再会し対峙した時には、わずかながらも心を開いている。 『4』では行方不明となった濃姫と蘭丸を探しに欲界へ訪れ、その際に六魔を従えている設定であるため、存命中でありながら六魔の力を発現可能となっている。 魔王として各地を蹂躙しながらも、自らを討たんとする気概を持つ英雄が現れることを望む節が見られる。 創世ルートでは天下を統一した後、欲界を支配すべく光秀と勝家と供に欲界へと行く。 ドラマルートでは足利義輝を撃破するも安土城で謀反を起こした光秀に討たれる。 しかし、討たれた後にへと行き、その世界の自分自身と光秀を討ち、姿を消す。 『烈伝幸村』のストーリーでは天目山の戦いにて武田勝頼を捕らえ、救出に駆けつけた昌幸、信之親子を返り討ちにし、信之に対し昌幸か勝頼のどちらを助命するか迫り、信之が昌幸を救う事を選んだ事で、勝頼を殺害。 武田軍を壊滅させ、真田を配下に収める事に成功するも、後に本能寺で光秀に裏切られ自害。 また、浅井・朝倉を滅ぼし、を焼き払っていることが、北条氏政から語られる。 武器は南蛮渡来の二挺拳銃で、通常攻撃は遠隔攻撃に特化しているが、装備によっては体術に変化する。 固有技ではやを使用することもある。 信長を恐れながらも心底愛しており、信長を天下人にすべく戦うが、キングメーカーとしての自らの野心をほのめかす言動も時折見られる。 信長のことはである「上総介様」または「上様」と呼んでいる。 魔王信長の妻であり、の娘であるという自覚から戦場では冷酷に振る舞おうとするが、感性はごく普通の女性であり、蘭丸を実の息子のように褒めて励ましたり、幼い子供のいつきを倒すことを戸惑うなど、心優しい性格を覗かせている。 攻撃ボタンを連打している間だけ銃を撃ち続けるスタイルで、コンボが容易に稼げる。 また『2』では攻撃ボタンを蝶のエフェクトが出るまで押し続けてから通常攻撃を出すと、一定回数分貫通性能を持つ銃撃を放つことも可能。 お楽しみ武器として、デビルメイクライのダンテが愛用している双銃「」が登場する。 『1』は「恵戌新」2丁で、『2』から「恵戌新」と「逢戌璃」になった。 『3』『宴』『4』『皇』では登場しないが、『宴』における家康の言動から判断すると、『3』『宴』では本能寺の変で信長と共に自害した模様。 『4』では、光秀シナリオにて謀反を起す前の光秀に幽閉されたことが語られている(勝家シナリオでは勝家に殺されたと思わせる台詞もある)。 勝家のアニメルートのエンディングでは、「もしもの世界の織田軍」の中で蘭丸と共に登場している(セリフは無い)。 戦場で出会った信長を慕って織田軍に属し、以後は信長に認めてもらうことを至上の喜びとしている。 盲信から善悪に対する意識が希薄で、敬愛する信長と濃姫以外の人物には無礼・残酷な言動をとる。 信長の実の妹であるお市さえも、敵軍に属している時は「お前」扱いであるが、『英雄外伝』のお市のストーリーモードでは「お市様」と呼んで敬っている。 盲従と幼さゆえに、無邪気に信長の真似をする様子を、お市は「片腹痛いわ」と切り捨て、元就は「」と揶揄している。 容赦なく敵兵を次々と射抜く姿は、敵味方双方の兵から「 魔王の子」として恐れられている。 しかし、信玄や義弘のような威厳があり声の大きい大人は苦手。 年頃の少年らしい一面もあり、『BH』では元就の船に落書きをしたり勝手に名前をつけるなどのいたずらをした。 明智光秀とは非常に仲が悪く、『英雄外伝』では2人の仲の悪さが祟って内乱が起きるステージまである。 いつきとは度々口論になるが、農作物の美味しさは認めているようで、作物を請求したりすることがある。 『BH』ではいつきのために女心を勉強したりと少しずつ仲良くなっている。 信長からは「丸」と呼ばれており、好物は信長から褒美に貰う。 金平糖は敵兵を1000人倒す、または城を1つ落とすたびに1つ貰える。 『3』『宴』『4』『皇』では登場しないが、『宴』における家康の言動から判断すると、本能寺の変で濃姫と共に戦死した模様。 『4』でも濃姫と同様、謀反を起す前の光秀に幽閉されたことが語られている(勝家シナリオにて光秀に殺されたと思われる台詞も同様)。 勝家アニメルートのエンディングでも濃姫と共に登場している。 が特徴。 かつて「 怪王」を名乗り信長に謀反を起こすも失敗に終わり、現在は全てを諦めたようにただ命令に従うだけの存在となっている。 君主である織田信長からは「 割瓶」と称されほとんど相手にされることはなく、一兵卒同然に扱われる。 怪奇譚や妖の類を好み、会話中でも数多く引用する。 以前は赴く地方に伝わるそれらを尋ね求めていた。 同軍所属の兵士や武将の大半は「 欠かれ柴田」と揶揄し、地位が低い勝家を罵倒と冷笑を交え使い走りの如く使役する。 しかし少数ながら勝家の実力を認めている者もあり、光秀には「打てど響かぬ鉄」とその姿勢をつまらなく思われているものの、実力そのものは「私の次くらいには腕が立つ」と評価され、それなりに処遇されている。 また以前よりお市の儚げな姿に魅入られており、謀反にはお市を独占する目的も含まれていた。 しかし実際のお市に対する恋心は歪んだ独占欲であり、お市を娶った長政には強い嫉妬と憎悪の念を抱く。 「皆に認められ、崇められたい」と熱望する様が義輝の眼に留まり、唆され義輝の兵を貸し与えられての反逆であったが、現在の勝家は誘いに乗ったことを後悔しており、戯れに賭けた結果自身を無価値とした義輝に遺恨を燻らせている。 また『皇』では織田軍を離反し独立した前田家にも遺恨を持っていることが描かれており、特にかつて最も親しかった利家への憎しみは大きく膨れ上がっている。 ストーリーのルート次第では、恋したはずのお市を長政諸共葬り自身も破滅の道を歩む他、織田の天下統一に貢献するが信長には認められず仕舞いであるなど、救いのないまま終わる が、伊達政宗や島左近との出会いによって心境に変化が現れ、信長や義輝を打倒して自らの未来を探し求め始めるという希望に満ちた結末もある。 勝家の武器である逆刃薙の最大の特徴は、一定時間回転させることで自らのスピードやパワーを段階的に強化できる点。 この強化状態では移動速度を含めてあらゆる行動が段階的に加速されるだけでなく、強化の段階に応じて通常攻撃と固有技の攻撃性能もアップする。 『烈伝幸村』のストーリーでは信長に謀反を起こしておらず、性格も元々の明るいものとなっている。 また、夫・長政を亡くしたお市と結ばれるために光秀に次ぐ信長の側近になろうとしている。 『3』『宴』では「本能寺の変」にて忍者が登場しているが、詳細は不明。 黒狼煙(くろのろし) 初登場:『4』 援軍を呼ぶ時に使う光秀謹製の狼煙。 兵士曰く「何もかも忘れたくなる」匂いがするらしい。 明智軍 [ ] 織田信長の配下である明智光秀直属の軍勢。 魔の軍勢と呼ばれる織田軍の中でも異能の集団であり、殺戮や略奪といった汚れ仕事を一手に担っている。 に陣を敷いているが、本拠は定かでない。 シンボルカラーはだが将兵の具足は主に紫色。 属する者達は光秀を恐れつつもその心内に理解を示しているが故に、兵士の階級に関わらず忠誠心に厚く、統率力は高い。 『3』『宴』では本能寺の変を起こした後に光秀は軍を離脱しており、残った兵士達の以後の消息は不明。 殺戮を食事のように捉えており、戦場で目にした者は敵味方にかかわらず刃を向ける。 信長の配下に就いている理由は「彼の下ではより多くの人を殺せるから」。 謀反を働く理由も金・地位・権力を求めたわけではなく、より強い快楽を求めたあげく殺意が強大無比な存在の信長に向いたためである。 慶次や蘭丸とその配下の兵士達からはその性格のせいで「」扱いされている。 殺しは光秀にとって本能が求める快楽を得る手段でしかない為、逆に言えば憎しみで人を殺すことは無い。 表向きは穏やかな青年を装い語り口こそ丁寧だが、発する言葉の多くは猟奇性を帯び、内面の計り知れぬ狂気が滲み出ている。 極端に不快な場合や極度の怒りを感じると、敵意と殺意が剥き出しになり、口調も暴力的になる。 己が狂人であることを自覚しながら、一方で「真っ当な人間」として人々に慕われ愛されることへの渇望もあり、内面のに人知れず苦悩している。 優れた観察眼や理知的な策略家としての一面から、久秀からは「理知を貰おう」、秀吉からは「お前は馬鹿ではない」と評される。 信長に向ける感情は殺意や憧憬、敬愛、依存など、複雑な上に何よりも強い。 信長の側近として「魔王の手足」「魔王代行」を名乗る場面もある。 『4』では信長より「 」の諢名で呼ばれることが多い。 同じ出身で幼馴染の濃姫を本名の「帰蝶」と呼び親しむ。 濃姫と接する際にはまともな人間らしさを覗かせ、殺しを楽しむ中で唯一「殺したくない」と明言する。 蘭丸に対してはその生意気さや喧しさがどうにも癇に障るらしく、多大な不快感を示し「糞餓鬼」呼ばわりするほど。 ゲーム上の性能面ではゆったりとした動作が特徴的であり、攻撃モーションは範囲こそ広いものの攻撃後の隙が大きい。 また味方に攻撃を当てることが出来る。 固有技も敵味方問わず対象の体に鎌を刺して体力を吸い取る技、ボタンを押し続けている限り攻撃が続き、飽きるまで足元の敵をいたぶることが出来る技、挑発的な動作でワザと敵に攻撃させて受けたダメージを相手に返すカウンター技など光秀の異常性を表したものが多い。 『2』ではストーリーの前提として既にを起こし、半兵衛の手により捕われに幽閉されているため織田軍を離脱しているが、『英雄外伝』『BH』では謀反を起こす前の、織田軍所属設定のストーリーが多い。 世界観内での事象に大きく関わるが、登場作品によって所属や境遇、扱いが安定しない。 『3』では本能寺の変において光秀が信長を討った事が正史となっており、光秀自身も消息不明の設定になっていたが、白い長髪、ゆったりとした攻撃動作、数々の技など、服装と鉄のマスク以外は光秀と酷似した高僧「天海」が登場、そして『宴』において天海と同一人物である事が判明した。 『宴』の天海ストーリーにおいてその経緯が描かれており、「人間」への憧れが高じた結果、殺戮を好む己と決別し生まれ変わることを決意、最後の殺しで最高の悦楽を得るために本能寺の変を起こした。 しかし、依存対象でもあった信長を自ら討ったことで精神の均衡が崩れ、発狂。 歪な本性を捨て切れず嘆く姿に三好三人衆をして「死神」と言わしめ、度重なる暴走の末に松永久秀に「名前」を奪われ、絶望の中に「明智光秀」は消え去る。 『4』では心の片隅で「例え狂人として忌み嫌われようとも、ありのままの自分を受け入れてくれる信長さえいればそれで良いのでは」と思い抱くようになり、彼への殺意を鎮め、忠臣としてより一層腕を振るう。 一方で足利や豊臣への牽制のため天海に扮して小早川軍に身を置き 小早川秀秋をからかいつつ 暗躍し、巧みに両軍を行き来している。 信長へ忠義を貫いてなお謀反の可能性は潰えず、未来を夢見るにはあまりにも険しい状況にある。 光秀が敵将として登場する「賎ヶ岳・織田尖兵進攻」ステージは天海の戦国創世モードでも発生させることが可能だが、この場合の敵本隊増援は光秀ではなく通常の分隊兵長に変更される。 『烈伝幸村』のストーリーでは天目山の戦いにて信長と供に真田昌幸と対峙する。 その後、本能寺で信長を討つも山崎で豊臣秀吉に討たれる。 明智軍の兵器 [ ] 腐食香炉(ふしょくこうろ) 初登場:『英雄外伝』 一定条件下の「姉川降魔戦」にて、光秀が使用する兵器。 その影響範囲内にいるキャラクターは敵味方無く全ての鎧が腐り始め、防御力がゼロになるという危険な代物で、光秀の狂気を具現化したような兵器。 大武闘会でも登場する。 数回の攻撃で破壊可能で、破壊すれば防御力は元に戻る。 「皆殺戦術」の異名を持つ。 範囲内は爆弾を抱える兵士が多く出現する。 『3』『宴』では天海が使用しており、「懐かしい香り」「あの殺戮の日々を思い出す」と言っている。 前田軍 [ ] 快活な野生児達の軍勢。 織田軍の配下であるが、基本的に織田軍との関連性や絡みは希薄で、残虐行為とはほぼ無縁である。 本拠は。 シンボルカラーは。 『1』『2』の利家とまつのストーリーのOP・EDムービーには台詞が存在せず、サイレントムービーやコマ撮りのようなものとなっている。 『4』では慶次が総大将となっており、織田勢力からは独立している。 18〜22歳。 利家とまつの甥っ子だが前田軍配下ではなく、家出して勢力としては独立している。 過去の経験とおしどり夫婦である利家とまつの影響からか、天下統一よりも恋した相手を幸せにすることを何より大切に思い、出会う人々に恋とは何か問いかけながら各国を渡り歩く風来坊で、夢吉という小さな猿をペットとして連れている。 道中に人助けもしており、時には上杉軍の兵士を助けたり、戦で町を追われた人々の誘導をするなど、良い意味でお人良し。 喧嘩は好きだが戦は好まず、設定上では唯一敵武将を誰一人殺さないプレイヤーキャラクターとなっている。 利家とまつからの束縛を嫌い、普段は前田軍に属しておらず、で自由に暮らす遊び人として扱われている。 しかし、まつには頭が上がらず、利家とも内心では認め合っている。 京の町人からは老若男女問わず人気があり、京の遊び人達を仲間として連れている。 家康とも遊び友達で、謙信とも仲が良く「けいじ」「謙信」と呼び合う仲である。 昔は秀吉と親友だったが、秀吉の妻であり自身の初恋相手であるを「愛が弱さを生む」と悟った秀吉が彼女を殺害したことが原因で彼の怒りを買ってしまい、決別するに至っている。 そのため、秀吉を陥れてねねが殺害される要因となった全ての元凶である松永久秀と対峙した際には、激しい憎悪を露にする。 また、『3』において真の魔王として蘇った信長に対しても「あんたの帰る場所はここじゃない」と家康や利家同様、信長の存在を強く否定している。 デザインは漫画『』のものに近く、『2』『英雄外伝』では慶次が乗る馬も同名漫画に登場する愛馬「松風」がモデルとなっていて他とデザインが異なっている。 巨大な刀剣である「超刀」を豪快かつトリッキーに扱い多彩な攻撃を繰り出す。 『3』以降は固有技の一つである「恋のかけひき」を駆使することで、あらゆるモーションから様々な派生攻撃につなげることが可能。 また、討死した際にも「恋のかけひき」を出すことで一度だけ復活することができる ただし、体力は回復しない。 バサラ技は超刀の柄に鞘を取り付け、のような形状の「朱槍」状態にし、回転しながら周囲を薙ぎ払うというもの。 このバサラ技は事前に挑発モーションを行うと、行った回数分攻撃数が増えるという特徴がある。 攻撃増加数には上限が無いため、やろうと思えば合戦開始から総大将撃破までずっと回転し続けたままということも可能である(ただし、挑発の回数が膨大且つ前準備の時間も相応にかかるため、効率は非常に悪い)。 『3』ではかつての友であった秀吉の死をきっかけに、前田家から離れ上杉軍に仕官した。 戦から離れた生活を送っている謙信と共に何気ない日々を過ごしている。 謙信の頼みで雑賀衆へ書状を届けに行った際に孫市に一目惚れしてしまい、以後は「惚れた女は守る」という信念の元、雑賀衆につき従う。 表にはほとんど出さないが、袂を別ったとはいえ、かつての親友である秀吉の死に深く傷ついている。 また、秀吉を討った張本人の家康にも複雑な思いを抱いており、家康と会うことを拒んでいる。 また、前田家との関係で東軍に参加するもの、史実通り西軍に参加するもの、どちらにも属さない第三勢力として関ヶ原の戦いに進軍するもの、秀吉のかつての友として家康に対峙するもの、最終的に雑賀衆の一員となるものなど、最も多彩な立場でのルートがあるキャラとなっている。 『4』では前田家に戻っており、「新生・前田軍」の総大将となっている。 ドラマルートでは、秀吉を憎むばかりで秀吉に向き合わなかった過去の己を悔やみ、秀吉と話すべく大阪城へ向かう。 秀吉からは拒絶され決別の言葉を投げかけられてしまうが、同時に「我らは互いに正しかった」という言葉も受け、哀しみを抱えながらも秀吉との過去に一つの区切りを付ける。 その後、謙信の依頼を受けて将軍・足利義輝との謁見に臨む。 慶次の固有技では、慶次の代わりに夢吉を操作したり、おつかいとしてアイテムを持って来たりすることも出来る。 自宅では一丁で生活していることが多く、戦場でもほぼ裸で全身傷だらけという野生児スタイル。 『2』では慶次をはじめ多くの武将からそのことを揶揄され、味方武将や他軍兵士からも「服を着てくれ」と心配されている。 人好きのする人物で、実直かつ純粋。 いつも天然で三枚目だが、半兵衛の心情を見抜いたりするなど人を見る目はかなり鋭く、他武将に対しても的を射た発言をすることが多い。 いつも空腹状態であり、合戦中にも空腹を訴える。 妻のまつを熱愛しており、まつの作る食事が何より好きで、時には仲が良すぎて二人だけの世界に入ることもある。 を豪快に振るって戦うほか、油を口に含んで火炎攻撃をしたり、口笛で鷹を呼び寄せることもできる。 また、まつの料理が好物という設定はゲーム上にも反映されており、『2』『英雄外伝』の専用装備は一定時間おきにまつからの差し入れである回復アイテムのおにぎり 1ステージにつき最大25個まで)が入るというものである。 『宴』ではおにぎりを連続でとると一定時間パワーアップする特性や、固有技をタイミング良く発動することでより強力になる特性が追加された。 織田家家臣でありながら、信長および他の織田家家臣とストーリー中で共演する描写は少なく、織田軍内の独立勢力として扱われている(アニメでは後に離反)が、信長の命令に忠実であったり、謀反を起こした光秀に対して憤っていたりと、織田家に対する敬意は忘れていない。 『BH』のストーリーモードでは、まつと共に織田軍の一員として登場することも多い。 『2』では慶次の悪戯に悩まされる一方で、まつからは慶次ともども説教を受けるなど板挟みとなることもあった。 人参が苦手。 自由合戦や天下統一で豊臣軍と対峙する際には「慶次と秀吉を仲裁する」ということなり、秀吉・半兵衛は倒しても撤退扱いとなる。 また、家康とは古くからの友人で、彼を幼名である竹千代と呼ぶ。 そのため、家康・忠勝を倒しても撤退扱いとなる。 『3』では織田軍滅亡後、中立的立場を保ってきたが、天下を二分する戦を前に周辺国から幾度も圧力を受け、家と民を守るため苦渋の決断を迫られていた。 その後、東軍の一員を名乗った最上義光にまつを人質に取られたことで、東軍として戦うことを余儀なくされたため、家康に対して疑惑を感じるようになる。 『宴』でも、家康のことをかつての信長や秀吉に重ねて見ている節があり、彼の掲げる大きな夢について良く思っていない描写が見られ、秀吉に妄信的な姿勢を見せる三成にも「秀吉の背中を追うな」と忠告している。 また、真の魔王として甦った信長を見て激しく動揺するが、直後に「あれは信長様ではない」「もう過ぎたことだ」と強く拒絶している。 また、最上義光にまつを人質にとられる様子を義光のストーリーで確認できる。 『4』では前田軍の総大将を慶次に譲り、まつと共に慶次を支える。 かつて織田軍に所属していた当時の周囲の人間を気にかけており、『皇』では特に親しかった勝家を織田軍に残して離反してしまったことを強く後悔している。 『烈伝幸村』のストーリーでは織田軍所属になっており、天目山の戦いで柴田勝家と供に真田昌幸と対峙する。 良妻賢母を体現したしっかり者。 武家の嫁として常に利家を盛り立て、前田家の為に尽くしている。 前田家内では状態。 利家のことは「犬千代様」と呼んでいる。 が得意。 戦闘装束に着替えるシーンはを彷彿とさせる。 料理の腕は一級品。 利家や前田軍の将兵たちも、戦の後のまつの料理を楽しみにしている。 『1』では大半の攻撃モーションが上杉謙信と共通していたが、『2』では固有モーションが用意され、武器が刀から薙刀に、属性が氷から風に変更され、前田領に住む動物(の太郎丸、の次郎丸、の三郎丸、の四郎丸、の五郎丸の5種類)を呼び出して戦うようになった。 『宴』では太郎丸に掴まっての滑空や五郎丸に乗っての移動も出来るようになり、『皇』ではバサラ技がそれ以前の四郎丸のみをけしかける技から、動物たち全てを呼び出して襲わせる技へと変更された。 『2』ストーリーモードは、お腹を空かせた利家と慶次のために食材を探す旅に出るというもので、濃姫のストーリーモードでは挫けそうになった濃姫を叱咤するなど、前田家が織田家と盟友関係にある事実を窺わせていた。 利家と同じく、秀吉・半兵衛・家康・忠勝は倒しても撤退扱いとなる。 『3』では利家と同じく中立的な立場を守ってきたが、東軍への参加を目論んだ最上義光に人質に取られる(公式サイトでの解説では前田軍が中立を守ろうとする事を良しとしない東軍がそうしたと説明されている)。 慶次の戦国ドラマ絵巻では、分岐次第でこの事件の真相に辿り着くルートがある。 『宴』では実際に義光に誘拐される様子を義光自身のストーリーで確認できる。 『4』では前田軍の総大将となった慶次を利家と共に支える。 こちらでは同じく食に強いこだわりを持つ小早川秀秋との因縁が描かれる場面もあり、『皇』では本格的に料理対決を繰り広げることとなる。 『烈伝幸村』のストーリーでは直接登場しないものの天目山の戦いに行く利家と勝家に料理を作っている。 詳しくは。 京都花街組 [ ] 正確には「軍勢」ではなく、京の町で人生を楽しむ単なる遊び人達の集団。 祭りとを至上の娯楽としている。 祭りのテンションのためか、はたまた酒が入っているためか、兵士(祭団員)達は一様に能力が高い。 シンボルカラーは色(ただし慶次は黄色)。 『3』では慶次が新たに上杉軍に所属したこともあって登場しなかったが、『宴』の新ステージ「京都花火祭」で「京都花組」として再登場した。 京都花組の団員 [ ] 『宴』に登場した仲間武将:仏顔の隈八(踊り兵) 花火兵(はなびへい) 初登場:『宴』 京都花組の一員。 吸引器で兵士やプレイヤーを敵味方関係無く無差別に吸い込み、背中の瓢箪型の発射口から花火として打ち上げる。 上方だけでなく前方へ打ち込む場合もある。 踊り兵(おどりへい) 初登場:『宴』 京都花組の一員。 祭りの音楽が流れている間は踊り続けてこちらには何もしてこないが、音楽が止まると剛力兵同様パンチやタックルで攻撃してくる。 上杉軍 [ ] のを本拠とする軍勢。 将兵に美男子が多く、舞台劇や仏教用語を絡めた言動をする者が多い。 シンボルカラーは(薄い水色)。 を篤く信仰している。 常に落ち着いた物腰と華麗な振る舞いを貫いており、熱血漢の武田信玄とは対照的。 を基としてか、性別不詳の麗人であり、『X』やアニメ版のなどを除き、作中の台詞は女文字とも呼ばれるで表記されている。 信玄を「かいのとら」、信長を「まおう」など、他の武将達をあまり本名で呼ばない。 かすがを「うつくしきつるぎ」と呼んでを彷彿とさせるやりとりを随所で繰り広げており、作中でかすがが倒された時には常の冷静さを失って動揺を見せる。 その武名は全国に知れ渡っており、破天荒な政宗や小十郎すら敬意を払うほどの人物。 また逸話同様、信玄に塩を贈ったことがあり、その義心にも一目置かれている。 酒好きで、大きな杯で一口であおったり、酒豪の義弘に酒を勧められて喜ぶ面も見せている。 『英雄外伝』まではザビー教の面妖さ苦手としている。 典型的なスピードキャラであり、体力は低いものの短い間隔で技を連続で繰り出すことが可能。 『3』では信玄が病に倒れたのをきっかけに、戦から離れた生活を続けている(それ以降、乱世を下界と呼んでいる)。 成長した家康を「とらのたましいをつぐおとこ」と認める一方で、行き先の見えない幸村を諭し、信玄に代わって幸村の成長を導く場面もある。 『宴』では信玄の復活を誰よりも喜ぶ姿を見せる一方で、虎の魂を継いだ家康を目の敵にする三成に対し「わたくしのこころ、ついでみせますか?」と言ったりするなど、義弘や信玄同様に若者を試すような言動も見られるようになっている。 『4』では足利派の勢力として登場。 天下を統べるのは帝であると考えてはいるが、そのためには重要なことが帝には欠けているとしている。 しかし『皇』では義輝に信玄を意識している心中を見透かされてもいるようで、ドラマルートでは前田家の説得もあって足利派を離れ信玄との決戦に臨む。 本作のオリジナルキャラクター。 元々は上杉謙信を暗殺するために城に潜入したが、謙信に一目惚れしてそのまま配下となり、以来謙信のため命を賭して戦っている。 謙信と2人きりになると背景にが咲き誇り、その光景はを髣髴させる。 謙信からは愛着を込めて「 うつくしきつるぎ」と呼ばれ、特別扱いをされている。 謙信以外の人間に対しては厳しい態度と男勝りな言動が目立つが、心優しい面も持っており、忍としての腕は一流ながらもかすが本人はあまり戦うことを好んでおらず、戦いのさなかに感傷的・感情的になることもしばしば。 佐助や半兵衛からは「忍に向いていない」と評されており、他武将からその面を指摘されることも多い。 同郷出身の佐助に特に好感情を抱いてはいないが、共通の敵に対しては息を合わせて共闘することもある。 『英雄外伝』では連携技も使用しており、佐助が倒されると激怒することもある。 謙信と親しくする者には誰彼構わず激しい嫉妬心を見せ、信玄が謙信にとって重要な存在であることを、嫉妬心から口惜しく感じている。 『1』では攻撃モーションは佐助と同じであったが、『2』では武器が輪宝からくないに、属性が闇から光に変更され、モーションやバサラ技も一新されている。 白い梟による空中移動が可能で、佐助同様この技でしか行けない場所がある。 『宴』では特定の固有技で敵を縛り状態にすることが可能になった。 『3』では慶次が上杉軍に所属して以来、友人同士の謙信と慶次の仲の良さにやきもきしている。 しかし、慶次が倒された際には激しく取り乱し、「アイツは誰よりも優しかった…! 」と泣き叫ぶ姿が見られることから、彼との仲は決して悪くない。 『宴』での京都花火祭ステージではを披露し、『皇』では固有奥義となった。 本人曰く「芸もできるが、これも術の一環」。 『4』創世ルートの川中島で倒されても撤退扱いだが、創世ルートの一騎討ちステージでは謙信が倒された事で狂気に駆られたかすがと戦う。 『皇』のドラマルートでも実際に謙信が討たれ、また実際に討った仇敵を失うことにもなり指針を失い狂気に駆られてしまうが、真相は最終戦で判明する。 上杉軍の一番隊を一人で任されている。 『1』では一般武将。 『2』ではデザインは一般武将のままであるが、「」で専用の登場シーンが用意され、キャラクターとして扱われるようになった。 『英雄外伝』では「手取川の戦い」でも同様のシーンが用意されている。 『3』では肩書がついた。 自身を「無敵の主人公」と誇らしげに称し、と訴えている。 兜に「愛」の前立を拵えているが、本人曰く「愛? そんなことより、俺は無敵」。 『BH』では他の陣羽織と同じ扱いのため、光属性の牽制技が出る。 「 無敵」を自称し、事あるごとに「俺は無敵! 」と叫ぶが、体力も攻撃パターンも少なくすぐに倒される羽目になり、「無敵なのにやられたー! 」というやられ台詞は、もはやお約束になっている。 『2』以降、体力ゲージの見た目は他の武将と同じになっているが、体力が増加した訳ではなく、体力・攻撃力・防御力全て雑魚の一兵卒と同程度。 戦極ドライブ・バサラ技も使用しない。 『宴』では、「京都花火祭」のステージにて派手に登場後、人間花火を披露。 かすがには「体を張って余興を見せるなんて」と悔しがられ、宗麟には身体で愛を表現したと感動され「ラバーズ直江」という洗礼名を付けられたが、兼続本人は気に入っておらず勝手に「ムテキ直江」と名乗っている。 アニメ第2期にも登場し、手取川の戦いで誇らしげに名乗ったが、利家に瞬殺されお約束の台詞と共に空の果てへ吹っ飛んだ。 『4』では装備すれば自身の無敵を延々と語り続けるアイテムが登場したり、また、謙信に暗にお前は無敵じゃ無いと言われたりしているが否定している。 『皇』では合戦ルーレットの「変化マス」を当てると一時的に操作でき、旧作の義弘専用アイテムのように敵味方ともに一撃で撃破することが出来る(敵に当てられた場合は直ぐに元のキャラクターに戻る)。 謙信が踊りながら指揮をとる。 元ネタは。 軒猿(のきざる) 初登場:『3』 上杉軍の忍者隊。 かすがの援護として登場する。 武田軍の百足隊同様、実在した乱破衆である。 島津軍 [ ] 最南端で強者を求めて戦う猛者達の軍勢。 史実通り伏兵戦術を得意とする。 また本拠である最南端は、日本とは思えないほど南国風ののようなステージとなっている。 シンボルカラーは。 最終目的として天下を意識していない訳ではないが、それよりも生涯をかけて戦い抜く強者を求めている硬派な剣豪武将である。 口調はを組み合わせた独特の訛り。 比類なき一刀必殺術を駆使し「 鬼島津」の異名を取る。 「戦国最強の本多忠勝と唯一互角に戦える武人」と作中で紹介されており、本多忠勝とはライバル関係にある。 伏兵戦術が得意な策士でもあり、そのせいか義弘と対決するステージは敵兵の大半が伏兵であったり、ステージにダメージゾーンが設置されていたりと特徴的なものになっている。 気さくな性格である一方で、真剣勝負に関してはいささかの私情も憐憫も差し挟まない剛直な人物で、一揆を起こしたいつきに対しても同様。 慶次を気に入っており、「示現流を継ぐ気はないか」と発言している。 謙信とは互いの腕を磨き合う友人であり、倒しても撤退扱いとなる。 また酒豪でもあり、ムービーや勝利デモでは大きな徳利を取り出しガブ呑みをする。 巨大な大剣、戦斧や金棒を振るう。 ステータスは高く通常攻撃は超強力・超高速ながら、初撃が外れるとその後の攻撃が繋がらないなどクセの強いキャラクターで、戦極ドライブ発動中や敵として登場する際は初撃を外しても攻撃が繋がる。 『2』以降の作品ではステージによってザビー教に入信しており、「 」という名になっている。 入信の経緯は『2』のザビーストーリーで語られる。 『3』では古き時代の終わりを感じ、古き自分を倒し若者が新しい時代を作るようにと関ヶ原へと向かう。 若者、特に三成のことを気に掛けており、幸村や慶次には迷いを晴らす指針となり、三成を元を訪れた際は、家康への復讐しか考えてなかった三成を見て、彼の行き方を見守るため同行した。 「九州は自分達で守る」と、官兵衛・宗茂とともに行動することもある(場合によっては三人まとめて大友軍(ザビー教)の信者にもなっている)。 『4』では足利派。 示現流を極められず老いて死ぬ事を恐れ、到来した乱世の中真の示現を見つけるため戦場にて敵を問答無用で薙ぎ倒す鬼となる。 兵士から慕われることを嬉しく思いつつも、示現を極めるためには鬼になることが必要だという考えから、長い行軍の末疲労で歩けない自軍の兵を突き放したり、降伏を求めた敗残兵を一刻の内に皆殺しにするなど、過去作に比べて冷酷で容赦のない行動を取るようになっている。 『烈伝幸村』のストーリーでは直接登場しないが、関ヶ原にて西軍として出陣を要請される。 しかし、伝令の者が下馬せず依頼したことに対し「無礼なり」と一括し、追い返したため参戦しなかった。 島津軍の仲間武将・兵士 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(鉄槌兵) 五本槍 五本槍に関しては。 (とら)・虎操兵(こそうへい) 初登場:『3』 「耳川潜伏戦」にて登場した白虎と虎を操る兵士。 虎は虎操兵の掛け声に合わせ引っ掻き攻撃や吠えなどでプレイヤーに襲い掛かる。 重量級に近い特性を持ち、多少の攻撃では怯みすらしない。 宇都宮軍の「神流川の戦い」でも多数の虎が登場する。 また、『宴』では虎を仲間武将にすることができる。 二天一流 [ ] 正確には「軍勢」ではなく、ただ強さだけを求め、各地の猛者に戦いを挑む集団。 リーダー格である武蔵の戦いに見られるように、勝利することだけに拘ったそのやり口は正々堂々としたものとは言い難く、荒くれ者の集団に近い。 武蔵が待ち構えるは罠だらけの無法地帯と化している。 との決闘時のイメージからか、左手に持った木刀と右手に持った巨大な櫂の二刀流で戦う。 真っ向から堂々と勝負を仕掛けてくるものの、櫂でメッタ打ちにしたり石を投げつけたりと、戦い方は「悪ガキ」そのもの。 後述のステータスにあるように腕っぷしは強いが、頭は良くはなく、頻繁に悪態をつく。 自分の名前も含め、難しい漢字は全てひらがな表記になっている。 もっとも、状況的に答えになっている発言や、(侮辱という悪い意味でも)相手に伝わりやすい話をすることから、敵に対して鋭い批評を下すことが多い武将達(半兵衛・佐助・久秀など)から、極めて高い評価を受けており、特に久秀からは「気に入らないものは全部倒す」という発言に対して「真理を言い当てられた」という、他者に対する批評とは全く違う絶賛をされた。 軍には所属しておらず、天下統一モードを進めていくと武蔵が乱入し、単独で戦いを挑んでくることがある。 また、天下統一モードで操作キャラとして使う場合、二天一流はどこかを統治している集団ではなく、初期統治国が存在しないため、隣国しか攻められない仕様を無視し、離れた国を自由に攻めることができる。 初期の体力は極端に少ないが、レベルが上昇する毎に大幅に上昇する。 攻撃力が非常に高く、バサラ技は文字通り一撃必殺の威力を持つ。 またバサラゲージが短くすぐ溜まるため、固有技感覚でバサラ技を使える。 挑発モーションには当たり判定がある。 『3』『宴』では登場しないが、アニメ第2期同様に島津軍で修行していることが義弘の口から匂わされている。 『皇』では合戦ルーレットの「罰天マス」を当てると追跡者としてプレイヤーに襲うことがある。 このとき武蔵は覆面をしている。 徳川軍 [ ] の軍勢。 家康の人徳によって多くの兵を有する。 得意技はで、後述の忠勝の演出と併せ、をイメージしている部分が多い。 イメージカラーは(黄金色)。 の葉をモチーフにした金色の甲冑に身をまとった少年として描かれている。 太陽のように明るい人懐っこさを持つ部下想いの人情家。 戦場では一人も部下を失いたくないという信念を持ちながらも、争いのない平和な世の中を目指す。 幼い頃は今川家に人質として取られていたらしく、義元のことは「義元様」と呼んでいる。 義元・利家を始め、一部の武将や自身の部下からは、幼名である「 竹千代」と呼ばれている。 織田家とは同盟を結んでおり、信長・濃姫・蘭丸・利家・まつ・慶次は倒しても撤退扱いとなる。 長政ほどではないが、信長の無慈悲な振る舞いにより、他の勢力との間で板挟みに遭うことがしばしばある。 『1』におけるアニメデモの出演は3回と最多クラス。 忠勝に依存している己の未熟さを承知しながらも天下泰平を目指す。 『2』では、忠勝の圧倒的なパワーに目を付けた武将達によって何度も誘拐され、人質大名と化した。 関ヶ原の戦いでは、200に本隊10万という圧倒的な兵力に物を言わせたを起用している。 『英雄外伝』の長曾我部元親の外伝ストーリーでは元親と男の友情を育んでおり、幼い大将であるが部下達にも非常に慕われていることも確認できる。 『1』『2』『英雄外伝』におけるモーションは前田利家と同様のもの。 『英雄外伝』よりプレイヤー武将に昇格するが、ストーリーモードがなく固有技がデフォルトの2つのみ。 『3』では主人公格の一人。 肉体面・精神面ともに 大きく成長した青年期の姿で登場。 豊臣軍との戦いに敗北した後、豊臣傘下として忍んでいた が、世界進出を望み戦火を拡大する秀吉に反旗を翻し、激しい戦いの末に討ち取った。 「絆」の力で天下を治めることを決意し、東軍総大将として関ヶ原の合戦に挑む。 絆を説きながらも秀吉を討った矛盾や、己の夢で悲しみを生んでしまう罪を背負う覚悟を固めており、かつての戦友で西軍総大将の石田三成からは激しい憎悪を受け、友人関係にあった元親や慶次・利家との関係も変化してしまったが、言い訳すらしようとせず全てを受け入れる。 人知れず孤独を抱えながらも笑顔と優しさを絶やさず、絆の力による平和な世を目指す。 また、自分と同じく武田信玄を師と仰ぐ真田幸村に対しては互いに魂をぶつけ合う。 しかし真の魔王として甦った信長は、「あなたはここに居てはいけない」と否定している。 松永久秀の事は、絆の敵と認識しており、慶次同様激しい怒りを見せる。 天下泰平のため、避けられない戦の苦行を自ら背負うため、己も傷つくことを選び、武器(槍)を捨て素手で戦うようになった。 体の成長にも伴ってモーションが一新され、武器も槍から手甲、属性も雷から光に変更になった。 素手での戦闘スタイルは、大柄な体格によりデフォルメのきいていた秀吉に対し、比較的リアルな動きのモーションが目立ち、を彷彿とさせるような描写になっている。 また、史実における耐え忍ぶ印象にちなんで、通常攻撃は全てタメ打ちが可能で、固有技・固有奥義もタメが可能なものが多い。 固有技に関しては空手とボクシングの技が目立つ(天道突き=正拳突き、虎牙玄天=ボディーブローor下突き、陽岩割り=下段突き)。 挑発または特定のアイテムで、服についているフードを被るとタメの時間が短縮される。 史実同様関ヶ原の戦いおよび大坂の陣では東軍総大将として布陣したり『3』や『宴』で鉄砲隊(もしくは忠勝の砲撃)で小早川秀秋を寝返らせたり、武田信玄を「戦の師」と思っていたりしている描写もある。 『4』でも、豊臣軍を抜け絆によって天下をまとめようとはしているが、天下を得るために振るいたくも無いのに力を振るう矛盾に苦悩している場面もある。 『皇』の追加ステージ次第では『3』のように秀吉を倒して三成の前に立ちふさがる、または半兵衛死後の豊臣に戻り三成と秀吉と共にプレイヤーの前に立ちはだかる。 逸話では「五十七度戦に出て、傷一つ負わなかった」と謳われる猛将で、本作では 傷一つ付けられない型武将 と化している。 史実の忠勝はむしろ軽装であり、大胆な解釈によるキャラクター造形だが、外見は鹿角脇立兜をかぶり肩から大数珠を下げるなど一般的な本多忠勝のイメージを維持している。 『2』のOPムービーやテレビアニメではから発進する。 固有技として形態機能が備わっており、バックパックからキャノン砲やバーニア、自立兵器等を展開して使用する また、バサラ技の際にはが背負う雷鼓を思わせるような雷撃装置を展開する。 形態変更時には家康から指示が入る。 主君である家康を守り続ける忠臣だが、主の救出のためや、ライバルである島津義弘の接近に呼応したなどの理由で勝手に動き出すなど、人間的な面もある。 台詞は「…」「! 」のみで構成され、機械音のみで一言も喋ることはないが、多少の意思は図ることができる。 主君である家康や徳川軍兵士とはより明確な意思疎通ができている描写があり、将棋を指せることも明らかになっている。 武器は穂先がのように回転する巨大槍。 馬に乗れないなど多少の不便はあるが、パワー・スピード・リーチ、全てがトップクラス。 しかも弓矢・鉄砲・岩などの飛び道具が効かない、攻撃を受けると仰け反りこそするが絶対にダウンしない、ダメージは受けるが騎馬隊の突進を跳ね返すなど、驚異的な性能を誇る。 ただし『BH』では手数の多い攻撃や一撃の威力が大きい攻撃を受けると一時的に機能が停止して操作不能になる ほかの武将のダウン状態にあたる。 敵として登場する『1』の「」では、攻撃してもほとんど体力が減らない・反撃されるとあっという間に瀕死になる等、戦国最強の呼び名通りの恐ろしさを見せ、倒せば特別恩賞として莫大な経験値を得られる。 さらに『英雄外伝』で登場した「」でも尋常ではない強さを発揮し、倒しても更に2回パワーアップして復活する。 『2』以降は忠勝を倒さねばクリアできないステージも存在しており、倒しやすい敵に調整されている、あるいは一撃で忠勝を倒せるようにステージに仕掛けが用意されている場合があるが、強敵であることには変わりない。 更に、作品によっては忠勝が戦場に落雷を発生させるステージもあり、直接の戦闘時以外でもその強敵ぶりを発揮している。 『3』でも変わらず家康を守っている。 長距離の移動手段としても重用されており、家康を背中に立たせて運んでいる。 固有技に関するシステムの変更もあって、より複数の形態を組み合わせて多彩な攻撃を繰り出すことが可能になった。 『4』では一人で悩みを抱え込み誰にも相談をしない家康を心配している。 また、同盟を組んでいる直虎のステージで条件が揃うと、直虎の体力を半分切った所で援軍として出現する(ドラマ・アニメルートでは条件なしで登場する)。 姫であることを好まず自分自身の力で人に認められることを望んでいる。 父・忠勝のことは尊敬しているが自分に対し過保護気味と思っている。 徳川軍の仲間武将 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(槍兵)・(忍者)・(忍者) (さかい ただつぐ) 声 - テレビアニメ第3期で登場した徳川軍の武将。 信条は「信じる! 幼少の頃からに仕える重臣で、家康のことを呼び捨てできる唯一の人物。 自身より評価されている忠勝に対してライバル心を抱いている。 黒い装甲で全身を覆う忠勝とは対照的に、白い軽装の戦装束にの背負う風袋を思わせるような膨らんだ赤い布飾りが特徴。 戦闘に立つ場面が無かった為、使用する武器は不明。 ザビー教団 [ ] 「愛」を伝えるため、異国からやってきたある意味最強の色物集団。 まつや蘭丸の具合を悪くしたり、久秀から「秩序を与えよう」と皮肉られるほどに、教団内は混沌とした状態になっている。 一般兵士である信者は奇怪なセリフ(多くはアニメ作品などのパロディ)を放つ。 シンボルカラーは。 「愛ミナギル」を合言葉とする、ザビー教の開祖。 愛を強く信仰しており、愛を広めて戦乱の世を治めようと各地を布教し歩いている。 その教えは完全にカルト教のそれと言っていいほど自分本位、かつ意味不明なものだが、信者達からは盲信を得ている。 本多忠勝や豊臣秀吉に次ぐ巨漢。 日本語が達者でなく、矛盾だらけの発言をし、目的の為に手段を選ばず、手段の為に目的を忘れる傾向がある。 他の武将から顰蹙を買うほど奇怪な城をに構え、ザビー教を説いている。 いつきとは信仰の違いから対立している。 科学力に優れており、ザビー自身がモデルの戦闘ロボット「メカザビー」、突撃型爆弾メカ「チビザビー」(いずれも量産型らしく何体も存在する)を開発、ザビー城防衛のために実用化し投入している。 それらの一部は長曾我部軍から盗んできたもので、『2』ではその縁から元親に因縁をつけられている。 お市に怒鳴る浅井長政にまっとうな注意をしたことがあり、そのことに対しては長政も素直に反省している。 ザビー教を布教している関係で、配下武将は信者となる。 自分の顔に酷似した謎の野菜を栽培しており、それは利家と慶次が思わず卒倒した程の味(『宴』の立花宗茂の言葉から推測すると美味ではない模様)。 武器は両手のバズーカだが実際はに近い使い方をしており、砲口から吹き出す炎の推進力で敵を殴り飛ばすような攻撃が主立つ。 なお、砲撃を行うことも可能である。 『3』『宴』『4』『皇』では本国へ帰ってしまったようで登場していない。 帰国の理由は定かではないが、大友軍の信者達は「ザビー様は国外へ追放された」「ザビー様を見かけたら、宗麟様に通報を」と言っており、チェスト島津も「故郷を恋しがっていた」「日ノ本を追われて行方不明」などと言っている。 大友軍のステージでは『CH』のモデリングとほぼ同じ肖像画が飾られている。 愛に目覚め、愛を説く姿からは冷酷な策略家という面影は消え、ジャンプ攻撃時の「散れ! 」という台詞も言わなくなっている。 部下達も愛の伝道師として働いている。 また、死に際にも「わが名は…サンデー…」という言葉を残し、その信仰ぶりを確認できる。 この姿を見た長曾我部元親は「おいおい、嘘だろ? 」と嘆き、前田利家・まつ夫婦も酷く驚いていた。 また本多忠勝を主人の家康と共に入信させ、ザビー教の御本尊にさせようとしていた。 『3』ではかつて信者であったことを黒歴史のように思っているようで、大友軍のステージで信者だった頃の感情が湧き上がった際にはそれを必死に押さえ込んでいる描写がある。 しかし、『宴』での宗麟ストーリー最終章では、宗麟の言葉によって完全にサンデーへと戻ってしまい、戦闘中、宗麟と共に延々と歌う様子も見られる。 宗麟からは「伝説のタクティシャン」と少し崇拝的な扱いをされている。 『4』でも宗麟や鹿之助に関連するイベントなどで再登場しており、肩書も用意されている。 またその入信の理由も、「武力を保持した友好的宗教団体」として利用しようという意図があったためである。 『2』の忠勝ストーリーモードでは、忠勝にも入信するように勧誘している。 『2』のザビーストーリーモードでの「勝負に負けたら入信する」との約束を忠実に守っているだけで、元就ほど宗教に染まっていないようであるが、やはり感化されている部分もある。 名前の「チェスト」は示現流独特の掛け声のこと。 『3』でも大友軍として参加しており、「おお、ザビー様」と唱えると強くなれると聞いたことと、官兵衛の誘いで入信した。 義弘本人は修行の一環として捉えている。 『宴』の最上義光ストーリーにおいて記憶喪失した義光が天使と名乗った際に、前作までの討死の際に見えていた「ひげの生えた天使」だとあっさり信じていることなどから、ザビー教に対する懐疑的な念は持っていないことが窺える。 四国から奪ったものであるらしく、『2』では元親との間に因縁が生じている。 詳しくは。 ザビー本人と同じ大きさ、同じモーションで動くロボットだが、耐久力は劣る。 そのうち一つには「ザビエモン3号」という名前が付けられている。 たまに目から赤いレーザーが出るが、ダメージ判定は無い。 爆弾を搭載した小型ロボであり、群れをなして突進してくる。 ザビーの固有技「天罰あれ」でも登場。 また、武蔵の固有技「二天一流 奥の手」で稀に小石に混じっていることもある。 ザビーによると「ザビー城土産」として100両で販売されているという。 全国各地をまわり、長曾我部軍のカラクリ兵器を奪ったり、義弘や武蔵と戦って負けたりして本物の忠勝の評判を落としていった(一部の人間の好感度は逆に上がった模様)。 甲冑の色や模様、そして全体的なステータスこそ違うが、攻撃モーションは忠勝本人と同じ。 体力が無くなると、中からザビーが出てくる。 大友軍 [ ] を拠点とする軍勢。 総大将・大友宗麟が史実ではであったためか、本作への登場に当たっては熱狂的なザビー教信者として描かれている。 そのため大友氏の領地はザビー教の温床と化し、軍勢はほとんどがザビー教団と変わらない集団になっており、独特の台詞回しも健在。 しかし、宗茂に従う一部の兵士達はザビー教には染まっておらず、ザビー信者と常識人の狭間で揺れる軍となっている。 シンボルカラーは基本的にもしくはとだが、宗茂使用時はとになる。 昔はただの我侭なお坊ちゃんに過ぎなかったらしいが、幼少期におけるザビーとの出会いがきっかけでザビー教に心酔し、九州に「ザビー教大国」を築くことを夢見てさらに我侭の限りを尽くしている。 常にマイペースで人の話を聞かず、荒唐無稽な指示で宗茂や周囲の人間を困らせることもしばしばで、他武将から子供扱いされることも多い。 『3』では、宗麟自身は戦闘能力を持っておらず、大将戦ではザビーの顔面を模した巨大な戦車「ああっザビー様! あなたの面影と思い出号」に乗って戦闘を行う。 (略)思い出号が破壊されると頭頂部に内蔵されている小型戦車で脱出し逃げ回り始め、攻撃は一切しない。 モーションはザビーとほぼ同じであり、歩き方も全く一緒である(ただし小型戦車で動いており、厳密的には歩いていない)。 宗麟のテーマもザビーのテーマのアレンジで共通点が多い。 『宴』でのプレイヤー・仲間武将時は(略)思い出号の頭頂部に内蔵されている小型戦車に乗って戦うが、敵大将時とは戦闘スタイルも大きく変わっている。 プレイヤー仕様では、小型戦車に多数武装が追加されており、通常攻撃は単なる体当たりを行うが、固有技において小型ミサイル、大砲、火炎放射器、レーザー砲等、見た目や小ささと裏腹に(略)思い出号以上の重火力。 また小型戦車には手足が内蔵されており、固有奥義で変形する。 ザビーと同じく音波攻撃等も行うが、歌って踊りながら戦う様子は宣教師というよりもミュージカルスターである。 また、宗麟は小柄だが、戦車の重量のために重量級の扱いとなっており、絶対にダウンせず、空中へ吹っ飛ばない。 バサラ技では(略)思い出号を呼び出し、ミサイルと音波攻撃を周囲にバラ撒く。 日本遊戯モードなど一部の対戦ではプレイヤー仕様の宗麟と戦うこともできる。 『宴』のストーリーモードではザビーを探す為に各地を巡る。 行く先々で会う武将(かすが・前田慶次・黒田官兵衛・直江兼続)を巻き込んでミュージカルのように歌いながら台詞を語ったり、サンデーと手を取り合って天の扉に向かい光の階段を昇っていくというエンディングだったりと、全体的にギャグ描写が強いものとなっている。 『4』では足利派であり、各地にザビーランドという怪しげなアトラクション施設を大量に作っており、ザビーランドの運用資金を強奪するステージが存在する。 島津義弘、本多忠勝と並び称されるほどの猛者であり、「 西の宗茂」の異名を持つ武勇・人格ともに優れた名将。 ザビー教に心酔する主君の宗麟に振り回され呆れながらも宗麟の顔が描かれた橋を渡ることが出来ず、迂回の為に壁を破壊する、自らトラップの仕掛けられた道を行くなど宗麟を敬う心は一級品で、忠義心を目の当たりにした敵兵からは「いい人だよ! この人はいい人だ! 」、「心洗われる…。 この人とは戦えねえ! 」などと感心されている。 大友軍兵士からの信望も厚い。 主への忠義に生きる質実剛健な雰囲気の物言いは、一見古き良き武士そのもの。 部下曰く「立花殿は雑念とは無縁のお方」なのだが、戦闘中に字幕は「…。 」のみで、心の声として「侍やるの疲れたなぁ」、「早く帰ってを読みたい」、「晩年には犬を飼おう」などと愚痴や戦とは無関係な雑念が音声のみで聞こえてくる(特に『宴』での勝利ムービーでは、勝ち名乗りの最中にうっかり「お風呂に入ってゆっくり休もう! 」と雑念を口に出してしまう)。 奥と呼んでいるには夫婦喧嘩で一度も勝ったことがない上、出て行かれたきりになっている。 それについては心の声で「洗礼名なんかいらんよ。 わしゃ宗茂なんだから」とつぶやくことから非常に不満であることが窺える。 「立花宗茂」と名乗ろうとすると宗麟から「違うでしょう、あなたは『ギャロップ立花』です」と言われるが、「そうです! 我が君の言う通り! 」と肯定はするものの自分では決して名乗らない。 武器はチェーンソーのような形状をなした一対の雷切。 父から譲り受けたもので、それを用いての豪快な戦闘スタイルが持ち味である。 また大きな体格の為重量級の扱いであり、攻撃力と防御力が非常に高く、絶対にダウンせず、空中に吹っ飛ばない。 『宴』のストーリーモードではザビー教に心酔しきっている宗麟の目を覚まさせるために手を上げてしまい、島流しにされてしまった場面から始まる。 しかし行く先々で宗麟との思い出を回想してしまい、そこで出会った慶次に諭された。 最終的には宗麟と再会し、理不尽に追いかけられながらも主と共に居る日常の幸せを実感した。 『4』でも変わらず宗麟に従っているが、演目でジャンボをさせられたり、マリアの機嫌を損ねて飛び蹴りを喰らったりなど、苦労している描写がさらに増えている。 が取れなければ愛しか無いと、かなり切羽詰った様子。 しかしザビー教に心から染まってはおらず、『宴』の宗麟ストーリーで天下を狙う機が巡った際にはあっさりと脱退しており、宗麟の怒りを買っている。 「枷が外せるならザビー教を信じるんだがね」とも言っており、入信の理由はあくまで自分の利益に基づいたものであったことが窺える。 『4』では行く場所がザビー教しかなかったとヤケクソ気味に入信。 金脈を掘り当てていることでザビー教からは一目置かれている。 鹿之介はあくまで主君の尼子晴久を探すために潜入するつもりだったが、知らないうちに影響された模様。 一緒に潜入したおやっさんは「 シカセンベイ」という洗礼名を付けられた。 スリ兵(すりへい) 初登場:『3』 『戸次川の戦い 三英雄編』にて登場した忍者系の敵兵。 プレイヤーから獲得小判を盗む。 素早く倒せば金額が倍になって戻ってくるが、逃げ足も早いので倒しにくい。 下っ端と親ビンの2種類がいる(忍者兵の下忍・上忍のようなもの)。 ああっザビー様!あなたの面影と思い出号 初登場:『3』 宗麟が操るくどい名前と外見を持つからくり戦車。 ザビーの顔面を模した巨大戦車で、頭頂部に宗麟が乗り込んでいる。 国崩しを改造して造ったらしい。 宗麟曰く「ザビーランド計画の一端」。 外見に反し、意外な小回りの良さを見せ、軽快な動きで駆け回りながらザビーの眼に当たる部分の砲台から砲弾を発射して攻撃してくる。 また歌による周囲への音波攻撃も放ち、この二つはかつてのザビーの固有技に似る。 また、内部には人員が多数乗り込めるらしく、時々増員の兵士が降りてくることもある。 この戦車を撃破すると小型戦車に乗った宗麟が脱出するが、宗麟自身と小型戦車は戦闘能力は持っておらず、ひたすら逃げ回るだけ(おまけに一回攻撃するだけで倒せてしまう)なので、実質この巨大戦車との戦いが大友軍との総大将戦になる。 名前が長過ぎるので攻撃した際に表示されるステータスでは「 (略)思い出号」と表示される。 『4』では特定ステージの宗麟の護衛として登場している。 長曾我部軍 [ ] のを本拠とする軍勢。 「軍勢」というよりは「海賊団」という印象が強い。 大砲や鉄砲などの最新兵器を多数保有している。 シンボルカラーは。 初登場時22歳。 の親分をイメージして描かれており、左目を紫ので覆い隠している。 部下のセリフによると、隻眼ではない模様。 頭にを巻いたしゃべるをペットとして連れている。 一見乱暴な荒くれ者に見えるが、懐が深く、部下や民からの信頼も厚い。 自分を慕う者を「野郎共」と呼び、兵士(子分)達からも「 アニキ」と呼ばれ慕われている。 全員男の熱狂的な親衛隊がいる。 天下への興味は薄いらしく、「俺は天下よりも、風の吹くまま海を旅していたい」といった意味合いの発言をしている。 技術力に長け、要塞「富嶽」での砲撃、後述の「木騎」を始めとする兵器を実用化するなど、新しい戦術を取り入れる柔軟な思考の持ち主でもある。 ただし重騎などの最新兵器は高価なため、財政状況は常に危機的であることを伺わせる台詞がある。 また、機械や兵器そのものが好きで『2』では忠勝を仲間にするために家康を誘拐した。 重機の魅力を解さない者は「田舎者」と罵る。 『2』ストーリーモードでは海賊船に乗って全国の財宝を探しに行くという展開になっており、自身と同様に兄貴肌で荒くれ者の軍を纏め上げている伊達政宗と意気投合する一幕が見られる。 また、『英雄外伝』の外伝ストーリーでは徳川家康と固い友情で結ばれる。 毛利元就に対しては、部下の存在を蔑ろにする元就の戦い方を嫌っている一方で、戦闘中の会話や撃破時の反応など、単純な敵対関係とは言えない部分もあり、『2』のストーリーモードでは唯一討死ではなく退却扱いとなる人物でもある。 『2』のまつストーリーでは、を釣りたいと言うまつと利家に快く船を貸し、釣りを許可した。 その影響か利家とまつは倒しても撤退扱いとなり、まつと戦うと長曾我部軍兵士が飯をごちそうになったことを感謝したりする。 また子供の扱いは苦手なようで、いつきを倒しても撤退扱いとなる。 『1』では前田利家と同様のモーションが使用されていたが、『2』から固有のモーションが用意された。 戦闘スタイルは碇の形をした先端が伸びる鎖付きの槍、碇槍を使用するトリッキーなものである。 『3』ではストーリーの前提として、留守中に四国を攻め落とされ数多の部下を失っており、自身の過ちとして悔いている。 焦土と化した自国に残されていた徳川軍旗から侵攻を家康の仕業と判断、過去に友情を交わしたかつての友の裏切りを許容できず、三成や宿敵である元就と手を組み西軍側に付く。 ルートのひとつでは黒幕らの計略に嵌まり、家康を部下の仇と誤認したまま殺めてしまうが、別のルートでは雑賀孫市の助言を得て真実を求め各地へ赴き、四国襲撃の真相を知る。 同時に家康と和解し、家康と共に真の黒幕を追う。 また、自身の海賊行為を巡って鶴姫から因縁を持たれることになるが、鶴姫との争いの内容は船で日本を廻る競争などといった子供じみたものが多い。 孫市とは昔馴染であり、孫市のことを本名である「サヤカ」と呼ぶ 孫市本人は好ましく思っていない。 『4』では天政奉還のことを聞きながらも海があれば良いと言っている。 異国の海に出ることを夢としているが、国や部下のことも在り、実現には至っていない。 ドラマルートでは家康と行動を共にするが、家康の三成に対する複雑な感情を察したことと三成の不器用ながらも義を重んじる姿勢に興味を抱いたことから、エンディングでは家康と三成の間に立つべく三成と行動を共にすることを決意する。 『烈伝幸村』のストーリーでは毛利元就が家康の邪魔をすると思い大坂夏の陣にて倒そうとするが、幸村に止められる。 長曾我部軍の仲間武将・兵士・兵器 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(大筒兵)・(大筒兵) (しげ)、(べくのすけ)、助六(すけろく)、彦次(ひこじ)、政(まさ)、春吉(はるきち)、左平太(さへいた)、弥太郎(やたろう) 声 - (重)、(可之助)、(助六)、(彦次)、(政) テレビアニメ版で登場した元親の配下武将達。 他の長曾我部軍兵士のように海賊のようなラフな格好をしている者と、普通の武将の恰好をしている者がいる。 安兵衛(やすべえ) 声 - 『3』において、四国襲撃が徳川軍によるものかを確かめるために家康の下へ向かった使者。 仲間からは「ヤス」と呼ばれている。 彼が徳川軍の人間によって殺されたという目撃情報が、元親の家康に対する疑いを決定的なものとした。 テレビアニメ版第3期でも登場し、徳川軍が長曾我部軍を攻撃したという証言を残して息絶えた。 多数の大砲が設置されており、絶え間なく砲撃してくる。 アニメではデザインが変更され、海上移動要塞として登場する。 連射可能な弓矢や爆弾をばらまく攻撃、足元にギロチンの如く巨大な刃を落として振り子のように振る攻撃を行う。 作るために国ひとつ傾いたという。 長政曰く「悪の巨大兵器」 ただし「近くで見ると心惹かれるものがある」と発言しており、完全に嫌っているわけではない模様。 『1』ではザビー教や前田軍も所持していた。 『1』における長曾我部軍のものには「朱点」という名が付いていた。 大抵は元親との大将戦において元親と同時に登場する。 竜の頭を模した飾りや、2丁のバズーカ砲、のような飾りなどが装備されており、変形して爆撃や火炎放射で攻撃してくる。 攻撃の際は脚を折りたたんで姿勢を低くする。 『2』では豊臣軍も所持していた。 非常に強力だが維持費も相応に必要らしく、長曾我部軍の兵士は修理費だけで国が傾くと悲鳴を上げていた。 突進してきたり、腕を伸ばして攻撃してきたりする。 木騎同様、元々は元親が作ったものであるが、技術的に難しくないのか、一部を除くほぼ全ての軍が所持している。 だが元親曰く、長曾我部軍の兵器はすべて最新型らしく、他国の軍の物を「旧式」と言う(木騎なども同様)。 機動力が高く、突進攻撃や、足を折りたたんでの回転攻撃。 大ジャンプによるボディプレス、口内の火炎放射器による火炎攻撃などを行なう。 未完成のまま出撃することもある。 後方のが弱点。 長曾我部軍の「からくり好き」仲間武将は、この暁丸のミニチュアを兜に乗せている。 「関ヶ原の戦い 謀略」では、毛利に奪取されたものが登場。 他のステージに登場するものより非常に耐久力が高いが、明日大鏡を奪取していれば、体力ゲージを半分に減らしたところでイベントが発生し、明日大鏡による一撃で破壊できる。 『皇』では合戦ルーレットの「変化マス」を当てると確率でこれに変化し、一時的に操作できるが、敵として登場するものに比べ大きさが小さくなっている。 百鬼富嶽(ひゃっきふがく) 初登場:『4』 長宗我部軍と雑賀衆の技術を結集した巨大戦艦。 兵器ではあるが、あまりにも巨大なため、ステージそのものとして扱われる。 アニメ版の富嶽からデザインが逆輸入され、巨大な箱型の船体と正面に鬼の顔、巨大な大砲を一門備えたデザインとなっている。 推進力は両サイドにある巨大な外輪で生み出している。 また、暁丸を搭載している。 艦橋の代わりに、長曾我部軍最終兵器「百鬼丸」が一体化しており、暁丸が合体することで起動する。 戦闘中は常に海上を移動しており、その速度は非常に速い。 色は紫。 毛利軍 [ ] 全土を領土として持つ軍勢。 拠点はやなど(派生作品ではとなっているものもある)。 史実同様、強力なを持っている。 「三本の矢」の故事に由来して、兵を多く抱えており、元就の精密な知略に基づく優れた組織戦・集団戦術技能を持つ。 軍のシンボルカラーは概ねで、兵士達の具足の色は主に。 勝利の為には手段を選ばない常に冷徹な策略家で、兵士のことを「捨て駒」と言い放ち多少の犠牲は厭わない。 それ故、策を狂わせかねない「情」というものを激しく嫌悪している。 史実の反映かを篤く信仰している。 端正かつ鋭い容姿 が印象的で、翼のような長い甲冑を腕に装着している。 また常に長い兜を被っており、ゲーム中で着脱するシーンは、『皇』の長曾我部元親のアニメルートにおいて、元親に敗れて吹っ飛ばされた際に外れるのみである。 頭髪は濃い茶色で、長さは肩より少し上くらい。 算段を乱されると憤怒や苛立ちを見せるが、冷静さは失わない。 四国の長曾我部元親とは哲学の違いなどもあって、瀬戸内海を挟んで対立している。 天下を競望せず、領土の保全と毛利家の安泰を図るという信条のため、信長や秀吉などの侵略勢力とは激しく敵対する。 半兵衛に対しては同じ策士として対抗意識を抱いている描写がある。 領土保全と毛利家の末永き安泰のみを願っており、「天下には興味はない」と公言するなど、現実主義的なスタンスを貫いている。 しかし「この世全てを安芸とすれば、永劫に敵はない」とし消極的理由ながら天下も狙っていると取れる描写もある。 「我を理解できる者は、この世に我だけでよい」と発言するなど、他者を寄せつけない頑なな性格だが、自身ですらも「駒」の一つと見なしているなど非利己的で、毛利家全体の繁栄を望む自己犠牲・集団至上思考の持ち主。 その一方で、「友達がいない」などの侮辱をされると、なぜか激情する。 現代的な脚色やアレンジが多い戦国BASARAの武将の中では、言葉遣いには古めかしいものが多い。 またドラマCDでは「人の世から争いは無くならない」などと、やや厭世的な発言もしている。 冷酷非情に徹してきた元就ではあるが、家臣達は安芸の平和が元就の采配によって保たれてきたことを認めている。 史実で孫のが西軍総大将であるためか、鶴姫からは西の大御所と言われたり、元就が大将の関ヶ原の戦いも存在する。 『1』では上杉謙信と同様のモーションが使用されていたが、『2』で固有モーションが用意されたことに伴い、武器が采幣から輪刀に、属性が炎から光に変更された。 また光秀同様、無条件で味方兵に攻撃を当てることが可能。 罠系の固有技を多く持ち、円輪状の刀で相手を斬りつける特徴的な戦い方をする。 『2』の「ザビー城脱出計画」ではザビー教に入信しており、「 」と名乗っている。 ザビー編のストーリーモードで、ザビー教に入信するまでの経緯が描かれている。 『3』では中国地方の覇権を守るため秀吉に従うことなく、戦わずに息を潜めることを選択し、過酷な戦乱を回避し力を蓄え続けた結果、徳川・石田軍にも劣らぬ勢力となっている。 利害の一致により大谷吉継と秘密裏に二人だけの同盟を組み、再び訪れた乱世に更に磨かれた采配を振り始めるが、自らの策が成す頃合いに吉継を裏切った。 また、精神面でも以前と比べてより冷徹で頑なになったと幸村や官兵衛などに指摘されている。 『4』では足利派の勢力として登場しているが、足利の傘下という立場を利用しているだけであり、義輝に対する忠誠心は皆無である。 表向きには足利として行動しつつ、自らが天下をとり、安芸を日の本中心にするのが目的である。 そのためには手段を選ばず古の巫女の名を騙っている時もある。 『烈伝幸村』のストーリーでは関ヶ原にて西軍として出陣を要請される。 しかし、を食べた後に出陣すると返答し参戦しなかった(弁当の話は口実であると思われる)。 大坂夏の陣では本領安堵を約束させるために家康に仕える。 毛利軍の仲間武将・兵士・兵器 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(弓兵)・(弓兵)・(剛力兵)・(照射兵) (あかがわ もとやす) 声 - テレビアニメ版で登場した元就の側近武将。 元就とは違って冷酷な面は見られないものの、彼の指示に従っている。 その正体は豊臣側の間者であった。 要塞「日輪」の完成後、元就の毒殺を謀ったが、すでにそのことに気付いていた元就に殺害された。 荘八(そうはち)、橋之助(はしのすけ) 声 - (荘八)、(橋之助) テレビアニメ版で登場した元就の配下武将たち。 他の軍勢と比較すると普通の武将らしい言葉遣いや様相をしている。 斥候として四国へ遣わされ長曾我部軍に捕らえられたが、元就には駒同然にしか思われておらず、毛利軍によって殺された。 登場するのは主に槍兵や弓兵だが、「令・虚実設置」という技では、煙幕のようなものを発する罠を設置する工作兵も登場する。 元就は援軍ゲージの上昇が他の武将に比べて極端に早いため、援軍ゲージが底を突かない限り、ほとんど使い捨ての飛び道具のように無尽蔵に呼び出すことができる。 また、任意で兵士を攻撃して吹き飛ばすことで、敵に対する盾として使用することも可能。 同作において、元就が文句なしの最強キャラとして扱われる一因となっている。 兵士によってわずかに容姿に差異があるが、基本的には無個性であり、「兵は捨て駒である」という信条を持つ元就の戦い方・軍略を端的に表した存在と言える。 大鏡兵(おおかがみへい) 初登場:『宴』 「瀬戸内陰謀戦」に登場した大鏡を背負った剛力兵。 大鏡から光を照射させてプレイヤーを攻撃する。 巨大な鏡で日光を収束させることにより、強力な熱線を照射し敵を焼き尽くす兵器。 戦場の四方と中心の建物の屋上の、全部で5箇所に設置されている。 天から巨大な光線が降り注ぐ様相はビーム兵器さながらである。 戦場から離れた沖合、または建物の屋上に設置されているため、直接大鏡を攻撃することは不可能であり、照射を停止させるためには、大鏡を操作している陣大将を倒す必要がある。 仕組みとしては照日大鏡と同様と思われる決戦兵器。 より強力な熱線を連続で照射できる。 こちらは操作している陣大将を倒すと照射を停止させるだけでなく、奪取が可能。 奪取した場合、長曾我部軍から奪った毛利軍の暁丸を 体力ゲージを既に半分に減らしているとはいえ 一撃で破壊する。 天空日輪(てんくうにちりん) 初登場 :『4』 長曾我部軍の百鬼富嶽を改造したもの。 こちらも巨大なためステージそのものとして扱われている。 ステージ構成は「海賊要塞 百鬼富嶽」とほぼ同様だが、動力炉に侵入できない、ギミックの変更、幾つかの大鏡が設置されているなどの相違点がある。 またある程度元就の体力を減らすと、足元の地面が抜け、自動的に動力炉での戦闘に移行する。 これと同時に元就が動力炉を破壊してプレイヤーキャラクターを巻き添えに自沈させようとするため、時間内に元就を倒さなければならなくなる。 色は緑。 北条軍 [ ] を中心に一円を支配する軍勢。 だが大名としては弱体で存在感は薄く、ストーリーなどでは既に滅んだか、滅ぼされる設定が多いので、のように、武将達の台詞は優柔不断な趣のものが多い。 シンボルカラーは。 何かにつけて「ご先祖様」と口にするが、バサラ技でとして出現するご先祖様の姿には、恐怖のあまり怯えてしまっている。 他国の武将達はもちろんのこと、家臣や兵士達からも呆れられているが、良くも悪くも凡庸な普通の老人である。 『宴』では他の武将から、「むしろその年で現役であることは奇跡」と再評価された。 北条家の威厳を示すため様々な傭兵を雇い入れており、後述の風魔小太郎や戦国連隊・五本槍などもに登場する。 居城の小田原城には北条家栄光門という巨大門があり、「北条栄光槍」という複数の槍を合体させたような派手な槍を武器とするなど、随所に「栄光」への強い拘りが窺える。 織田・豊臣と上杉・武田の間で翻弄される情けない役どころで、調のテーマ曲が哀愁を誘う。 基本的にコミカル路線のキャラクター付けだが、小十郎や義元と対峙する際は、史実に基づく逸話を彷彿とさせる台詞が聞ける。 『2』までは前田利家と同様のモーションが使用されていた。 『英雄外伝』よりプレイヤー武将に昇格したが、ストーリーモードがなく、固有技はデフォルトの2つのみ。 攻撃は老体で無理して「北条栄光槍」という巨大な槍を振るうため、槍の重さに振り回されてよろけたりになったりと隙が多い。 しかし、固有技で頭にお灸を据えることで動きが速くなり、弱点は解消され、お灸が切れるまで通常技を延々と続けることが出来る。 『宴』ではご先祖様を自らに憑依させることで更に強化出来る(この際に歴代当主早雲・氏綱・氏康の名を順に呼び最後に氏政じゃと名乗りを上げる)。 固有技も隙がなくなり、動作が素早くなり、お灸と合わせて大幅に強化出来るようになった。 反面、強化中の防御力はかなり下がるため打たれ弱くなる。 『3』では小田原の役で豊臣軍に滅ぼされかけるが、黒田官兵衛の無血開城により九死に一生を得、以降は官兵衛と固い友情を結んでいる。 北条家の再興と一度でも良いから勝利を感じたい想いから、東軍に入ろうと画策する。 また、豊臣軍の配下である石田軍と自分達に攻撃を加えた雑賀衆を敵視している。 その一方で、ご先祖様にすがりそうになっても思いとどまって自分の意思を見せるなど人格面でも成長が見られたり、部下を心配するような発言をしたり、長年の敵である信玄の病を治すために小太郎に薬を探させてそれを幸村に渡すなど、根は他人想いの優しい性格である事を伺わせる言動を見せており、以前に比べて比較的大らかな人柄となっている。 それに伴って先代を懐かしんでいた家臣や兵士も、氏政を当主として励む様が見られ、他武将からの評価も上がっているが、同時に体を労う台詞も多くなっている 特に敵兵を1000人倒すと味方が休憩を薦めてくる。 また、真の魔王として蘇った信長に対しても「お主は立派に役目を終えた」と言い放ち、成仏をするように説得をしている。 『4』では、北条家が滅亡したという設定に伴って登場しないが、小田原城落城の際小太郎によって助け出され山里に匿われていた事が松永久秀によって語られている。 ただしその後に久秀が里を焼き払ったため生死は不明である。 『烈伝幸村』のストーリーでは自身の生き残りを賭け、天目山を脱した真田軍に襲い掛かる。 その後の小田原の役にてに死亡する。 「 伝説の忍」と呼ばれる恐ろしく腕の立つ忍。 時として「 風の悪魔」とも称される。 シンボルカラーは。 話さないだけか本当に声を発せないのか、非常に無口で全く喋らない。 久秀には「声が欲しいか? 」と問われている。 時々高い所から景色を眺めているらしい。 傭兵という関係上、『英雄外伝』や『BH』では氏政の知らぬところで久秀に雇われもしている。 伝説の忍と呼ばれているのは、任務中に自身の姿を見た者をほぼ例外なく殺害しているが故に「誰も姿を見たことが無い」ためである。 同業のかすが曰く「忍は皆、その名を知っているが本当にいるのかは誰も知らない」。 慶次が老人に聞いた昔話に小太郎に似た忍が登場していたり、蘭丸に「自分より子供なのか? 」と疑問に思われたり、お市から「貴方はこの世にいない」と意味深な言葉をかけられるなど、作中の登場人物の中では最も謎が多いキャラクターと言える。 『2』では猿飛佐助と同様のモーションが使用されていたが、『英雄外伝』でプレイヤーキャラとなったことに伴い、武器が十字手裏剣から忍者刀に、属性も雷から風に変更された。 『2』『英雄外伝』では武将の登場シーンにおいてそれぞれの属性を表した背景が演出として挿入されるのだが、『英雄外伝』では風属性にも関わらず『2』の雷属性の背景が流用されている。 佐助・かすがと同様に空中移動が可能だが、鳥は使わずに自力で滑空する。 空中で使える技が多く、ヒットが続く限り浮いていられる。 『2』で初登場した敵武将の中では登場する機会が最も少なかったが、『英雄外伝』では外伝ストーリーが収録され、小太郎自身が敵大将を務めるステージも登場するなど、その存在感を濃くしている。 『3』では北条家再興のため東軍に入ろうと画策する氏政の命を受け、各地を飛び回る。 しかし無口が過ぎて、使者として遣わされた筈が攻め込まれたと受け取られ各地で迎撃され、挙句応戦をし誤解を広げる場面が多々見られる。 しかし本多忠勝と対峙した際に、お互い声を発することは一切ないが、意思の疎通は出来ているような様子も見られる。 また、過去に偶然鶴姫を助けていたことから、鶴姫に「宵闇の羽の方」と慕われ、追っかけをされている。 小太郎本人は鶴姫に対してリアクションを全く見せないが、鶴姫ストーリーでは窮地に陥った鶴姫を度々助けている。 『宴』では松永久秀に「声よりもいい物を得たようだ」と評されており、以前久秀に雇われていた時と比べ何らかの変化があったのだと思われる。 『4』『皇』では、北条家が滅亡したという設定に伴って、松永軍の一員として登場している。 今作で少なくとも小太郎は早雲の時から存在した事が判明。 久秀は小太郎を酷使しながら小太郎の正体を調べ続け、とある結論に辿り着くことになる。 『皇』のドラマルートでは松永軍を離反し、北条氏政の元へと戻る。 『烈伝幸村』のストーリーでは再び北条軍所属となっており、幸村と対峙する。 また、敵の刺客から氏政を守るといった活躍を見せる。 北条滅亡後の動向は不明 小田原の役での生死も不明。 北条軍の仲間武将・兵士 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(鉄槌兵) 五本槍 五本槍に関しては。 今川軍 [ ] の軍勢だが、破天荒な戦国BASARA世界でも異彩を放つほど奇妙な集団。 シンボルカラーは。 武勲面での他武将からの評価は総じて芳しくなく、『1』では「上洛できるほどの実力がないことに最期まで気づくことがなかった」と作中の解説に書かれている。 体格は従来イメージの小太りではなく、比較的スマート。 戦中は混乱したり立ち直ったりと精神の起伏が激しく、自分の身に危害が及ぶと真っ先に逃げ出すため、家臣達から信頼されているとは言い難い。 空気の読めない発言や行動で周囲を困らせるのが常だが、光秀・秀吉・半兵衛・久秀などに対しては、舞や雅の心に準えた鋭い意見や達観を述べる場面もある。 史実に基づいて織田軍とは敵対している。 『2』では7色の光を放ちながらのように踊って攻撃する固有技を引っさげて登場し、どう見ても偽者と分かる影武者を使うなど、奇策を使ってくる。 『2』までのモーションは上杉謙信の改変だが、『英雄外伝』より固有モーションが用意されたことに伴い、属性が炎から光に変更された。 モーション、バサラ技、勝利画面などあらゆる面において変人奇人ぶりを前面に押し出した演出がなされているものの、攻撃が速いため意外に強力。 なお、ストーリーモードがなく固有技はデフォルトの2つのみ。 『3』『宴』『4』『皇』では登場しない。 『宴』では生前の信長と交戦したことを匂わせる台詞はあるものの、明言されていないため生死は不明である。 白塗りの化粧や衣装は本人そのものだが、スマートな義元と比べ太った体型をしており、明らかに異なるため本物との判別は容易。 偽者は何人もおり、自分の立場に疑問を感じている者、自分が義元そっくりだと思っている者など様々。 作中では幸村などからは見分けが付かないと言われ、あまりの多さとその性格に頭を痛める者もいる。 『英雄外伝』での「姉川成敗戦」で長政とお市の結婚式に今川軍が乱入した際は、名前のない一般兵まですべてこの影武者という異様な軍団となった。 『2』公式サイトのショートストーリーによると、義元の部下の研究員が、義元の影武者を作り出すために開発した薬の成果らしい。 この薬を飲むと顔が白くなり、一人称が「まろ」に変わり、語尾に「オジャ」がつく。 ただし、体が太り自分の妻と酢昆布の区別すらつかなくなるほど知能が低下するといった副作用もある。 なお、この研究員も感染してしまったらしく、書記に「」と書いたのを最後に消息を絶っている。 『BH』に登場した影武者は体力・防御力・攻撃力こそ劣るものの、姿や声、攻撃モーションは義元本人と全く変わらなくなった。 豊臣軍 [ ] の地に突如として出現した新興の軍事勢力。 「」というスローガンを持つ、織田軍にも匹敵し、世界進出をも視野に入れる強豪。 他軍勢の軍事力も積極的に引き入れており、構成する兵や兵器は多種多様である。 拠点は。 シンボルカラーはと。 威風堂々とした筋骨隆々の大男として描かれており、史実のイメージのというよりはといった印象を与え、政宗など他の武将からは「大猿」と評される。 日本を世界に通じる強国にするという理想を持ち、国を腐らせる対象をことごとく排除しようとする。 「魔王」織田信長と敵対し、並び称される「 覇王」。 「力」に対するこだわりが強く、最強の軍団および最強の国を築くべく天下を目指す。 また過去や情に縛られることを嫌っており、国を強くするためただ敵を屠るのではなく、一度は自分の元に降伏するように勧告し、有能な兵や将軍はたとえ仇敵であったとしても自分の下に勧誘する器量も兼ね備えている。 武器は所持しておらず、素手で敵を掴んで攻撃し、体術を駆使した様々な技を使う。 『4』では固有技として設定された投げ技を連続して繰り出すことも可能。 『英雄外伝』の慶次外伝ストーリーで慶次の青年時代が明かされており、当時は心優しい青年で慶次の親友だった。 しかし、松永軍所属の三好三人衆の悪行を見かねて単身松永軍に乗り込んだ際、松永久秀に叩き潰されたことをきっかけに、「力」を貪欲なまでに追い求めるようになった。 天下統一へと進むにあたり、将来自らの弱点となりうるであろう自身の妻を殺害。 この事件によって慶次の怒りを買い、以後二人は袂を分かっている。 『3』では、織田軍滅亡後に瞬く間に天下統一を遂げ世界進出を目論むも、当時配下であった家康がそれに疑問を持ち反旗を翻したために、家康との激しい戦いの末に討たれてこの世を去っている。 ムービーのみの登場であるが、信玄とは異なり一切声を発さない。 『宴』の天海ストーリーにおいて、豊臣軍は信長を討った光秀を討伐するための軍勢として登場するが、この時秀吉と半兵衛は登場せず、家康・三成が彼等の命令で派遣されている。 『4』ドラマルートでは半兵衛の死後、全ての過去と訣別するため前田軍と足利軍を壊滅させ、半兵衛と思い出さえも捨て去り、世界の覇王を目指す。 『皇』では半兵衛の病を気遣う心中を見透かされたことから利休の共感能力を危険視しており、何としても排除すべきと考えている。 を髣髴とさせるを付けている。 穏やかな口調かつ優雅な態度とは裏腹に、非情な手段も厭わない冷酷な性格で、他者を見下す言動が多い。 また味方の兵には、を使い分けるような言動を取り、敵に対しても戦術を素直に認める潔さも持っている(今川軍の影武者作戦にも肝心の偽物がおかしいことには呆れながらも、戦術そのものには一目置いていた)。 夭折した史実と同じく呼吸器系の病を患っており、秀吉のために最強の軍団を作らんと残り少ない命を戦いの日々に捧げる。 誰よりも秀吉の掲げる思想に心酔しており、秀吉を侮辱した者に対しては怒りのあまり冷静さを失い、口調も荒っぽくなる。 「天下を統一し、世界に抗することの出来る強い日ノ本を作り上げる」という秀吉にとっての理想を叶えることを自分の夢としている。 小十郎にはその冷静さや側近としての強い忠誠心を評価して度々豊臣軍へ下るよう説得しているが、そのたび断固として拒絶されている。 慶次とも以前からの知り合いではあるが、秀吉の思想を理解できない慶次のことを嫌悪しており、嫉妬に近い感情もあって彼を秀吉に近づけることを何よりも拒む。 同様に慶次をそのような男に育てた利家とまつにも不快感を抱いている。 『3』では、劇中以前の秀吉の天下統一直後、病に倒れ世を去っている。 ドラマ武将扱いではないが、オープニングムービー「小田原の役」で秀吉と並んだ後ろ姿で登場する。 『4』でも残り少ない命を使い豊臣軍に出来ることを模索している。 その際、自分が居なくなったときのことを踏まえ、秀吉だけでなく三成ら石田軍へも「右手には友を、左手には力を」など様々な教えを残していく。 豊臣軍の兵器 [ ] 滅騎と仁王車は元々は長曾我部軍が作ったもの。 (いちやじょう) 初登場:『2』 逸話では、まるで一夜のうちに完成したと思わせるほど非常に早く構築された城のことだが、本作では、 「一瞬にして地中から生えてくる城」となった。 稲葉山に用意されている。 防衛隊長を倒して制圧することはできるが、破壊は不可能。 八雲(やくも) 初登場:『2』 稲葉山に設置された大砲。 絶え間なく砲撃を行ってくるが、奪取することで逆に敵側に対して砲撃を浴びせることが可能。 滅騎 竹中半兵衛が稲葉山に用意している。 最初は地中に埋まっている。 詳しくは。 仁王車 に配備されている。 詳しくは。 石田軍 [ ] 秀吉の死後、石田三成と大谷吉継によって再建・再編成された豊臣軍の残存勢力。
次の明智光秀 戦国BASARA とは、の登場である。 は 概要 に登場するの中で恐らく一番のである。 彼を役としたやには「」というがつけられたりしている。 しかしのではな発言をしたり、僅かだがな面も垣間見せる。 謀反の原因は「の苦しむ顔が見たい、私がって差し上げたい」というっぽい理由である。 しれっと失礼なことを言うが、半のような故意犯ではなく限りなく素で発言している場合が多い。 ちなみに初期状態から味方にも攻撃が出来る(出来てしまう?)のは 彼とだけである。 敵味方関係なく相手から体を吸収する技を持ち、では「味方はついてくる」と言われていた。 版でもそのっぷりはいかんなく発揮されており、様々なクを魅了した。 特にでの散り際はを引かせたほどの演出であった。 また、のが他のに「見たよ!」とで報告されたのに対して、のの場合は「あのー、見ちゃったんですけど・・・」と少し気感じで報告されたという。 (どれものンタリー及び特典の対談から抜) 戦国BASARA3の天海 詳しくはへ… 関連動画 関連商品 関連コミュニティ 関連項目• 2:対様へのまともな性で、ただの狂人じゃない要素。 基本的には狂人として描かれる。 の返答もなんとなくわだかまりがあるような含みのある返し。 に宴を意識したものだが、それまで元気なの側面があまりに強かった為、時はよく分からず、「「私は善良なですよ」のすっとぼけか戯れか……?でも何かこのやりとりだけが少し違うような……?ののやりとりもあったし……?」という心の引っ掛かりを生む。 しかしするには不足。 宴を踏まえると、全に「になりたい」なのだがにを奪われていないし宴のように皆から責められる描写もないので自己していてまだ元気 に見える。 省略しています。 134 ななしのよっしん.
次のこの項目の記述には、原作ゲーム以外のメディア作品における独自設定や二次設定などを含まないものとする(メディア作品におけるオリジナルキャラクターについては主要な人物のみ記載している)。 なお、この項目では人物だけではなく作中に登場する兵器等についても記述している。 また、この項目で用いるシリーズの便宜上の略称は以下の通りにする。 伊達軍 [ ] ・、を本拠とする軍勢。 ならず者のごとき風体の衆が多いが、政宗の性によってまとめ上げられた精強な軍である。 シンボルカラーは。 19歳。 柔軟な思考をもち、英語を巧みに話せる隻眼の武将。 武略や知略に長けており 、じみた荒武者揃いの伊達軍を束ね、奥州から天下を狙う若きカリスマ。 そのの風貌から「 独眼竜」と渾名され、伊達軍の兵士達からは「 筆頭」と呼ばれ慕われている。 他にも「戦場の蒼い稲妻」「伊達男」などの異名を持ち、小十郎と合わせて「双竜」と称される場合もある。 性格は傲岸不遜かつ大胆不敵に描かれ、自らの信じる生き様「」を貫く。 天下を担うべきは自分であると公言し、度々無謀とまで言える行動をとるが、部下や民の命を預る者としての責任感は強く、天下取りの戦を楽しみながらも乱世の早期終焉を望む。 異国文化に精通している国際派で、「Let's Party!! 」「Coolにいこうぜ」などのセリフが飛び出し、固有技・固有奥義名も「DEATH FANG」「JET-X」といった英語表記で統一されている。 真田幸村とは「蒼紅」と称される宿命で結ばれたライバル関係にあり、互いに誰よりも意識し認め合い決着を望んでいる。 小十郎に対しては小言にうんざりしつつも、「背中を守るのはお前の役目だ」と全幅の信頼を抱いている。 最北端の農民達と交流があり、特にいつきとは親交が深く関連メディアでもそれが踏襲されている。 徳川家康とは同盟を結び共闘することが多い。 外見は三日月の鍬形付き兜に着用と、一般的な伊達政宗のイメージを踏襲している。 乗馬時は腕を組み手綱を握らない。 アニメでは馬にのハンドルやが装備されている。 六爪流になると攻撃力が倍増し、通常技、固有技が強力なものに変化する。 ただしデメリットとして防御力は大きく低下(『3』以降は受けるダメージが通常の1. 5倍に増加)、更に防御も回避も使用不可となる。 『4』での性能は癖がなく扱いやすい固有技の持ち主であるスタンダードキャラクターである。 『3』では、小田原攻めの際天下統一の妨げである豊臣秀吉を討つべく進軍するが、迎え撃った石田三成に敗北し、奥州の弱体化を余儀なくされる。 秀吉が倒され再び乱世が訪れると、以前受けた屈辱の借りと竜のプライドを取り戻すべく、三成にリベンジを挑む。 『4』では、戦国乱世の幕開けと共に「 竜王」の名乗りを上げ、戦で打ち破った敵軍の兵士をも自軍に迎え入れながら軍を進めていく。 その根底には、幼名の梵天丸を名乗っていた頃右目を失明した事で塞ぎ込んでいたが小十郎によって心身と剣技を鍛えられ立ち直れた経験があり、当時の自分のように何度破れ絶望しても誰もが這い上がれる世を目指し、政宗自身も小十郎のように誰かを導く者であろうとする。 『烈伝幸村』のストーリーでは幼少期の 梵天丸だった頃、小十郎との稽古を抜け出した際に幼少期の幸村 弁丸 と出会い刃を交え、彼とライバル関係となる。 その後の小田原の役にて姿で豊臣軍に挑むも秀吉と石田三成に敗れる。 幸村が豊臣軍の傘下に下る事を約束したことで命は助けられるが、そのことで幸村の命が無駄になり、彼の未来が閉ざされてしまったと思い、自身の行いを後悔することになる。 大坂夏の陣にて幸村が幼少期と変わらないままで自分の前に現れてくれたためにその苦しみから解放される。 大坂城へ向かう幸村へ自身の白装束を託し、戦後の再会を約束する。 28〜29歳前後。 政宗に絶対の忠義を誓う無二の腹心であり、冷静に厳しい諫言をする監視役でもある。 政宗が背中を預ける唯一の人物。 「 竜の右目」の異名を取る。 頬傷・オールバックに所持というを彷彿とさせる風貌をしている。 男気溢れる信念を持った義理堅い性格で、伊達軍を支える縁の下の力持ちとして、人格・実力共に自軍だけでなく敵方からも評価が高い。 主君・政宗のため常に己を抑えている一方で、命をすり減らす真剣勝負を好む生粋の武人でもあり、怒りが頂点に達すると、言動も一変してならず者のようになる。 敵に対してはもちろん、主君である政宗に対しても例外ではなく、怒りに我を忘れた政宗に未熟さを悟らせる為に敢えて幼名で呼び、身体を張って叱咤することもある。 刀を二本帯刀しており、通常技は政宗とは対照的に刀を下から斬り上げるモーションが多いのが特徴。 また作中唯一のであり、固有技・固有奥義の追加入力により右手も使って二刀目も扱う。 技の多くが「月」に関する名称である。 剣の腕は達人の域にあり、その剣捌きの華麗さに伊達軍兵士からは「踊っているよう」と賞賛される。 政宗に剣技の手ほどきをした人物でもある。 その際は、後ろに撫で付けられていた前髪の一部が垂れ下がり、刀を引きずるようにして移動し 移動中刀と地面の接触部で火花が散る 、通常攻撃が柄殴りや蹴り、頭突きなども交えた粗暴な12段モーションに変化。 クリティカル率が大幅上昇し、移動スピードも増す。 技の隙も減るがガード・回避不可となる。 野菜作りの名人で、特に小十郎の育てたはとても美味であるとの評判があり、自身の好きな野菜は。 『英雄外伝』『4』ではとごぼうを携える「滋養」という武器も存在する。 農作業に勤しむ者として農民を大切にし、尊敬している。 『英雄外伝』の「最北端一揆鎮圧戦」においては、部下に「峰打ちにしろ、敵兵(農民兵)は絶対に斬るな」と強く指示しており、この際いつきを倒しても「いつきを説得して一揆を鎮圧」ということになり撤退扱いになる。 『3』では、小田原攻めの際石田三成に完敗したこと、それに伴った奥州の弱体化を、己の責と思い続けてきた。 秀吉の死後、三成を目指し再び進軍する政宗の傍らで、政宗に二度と後悔をさせないという固い誓いを胸に秘めている。 『宴』ストーリーモードでは三成との戦闘で負傷し意識不明の政宗を連れて奥州に撤退するまでの経過と、その折に奥州に攻め込んだ家康との戦いが描かれている。 『4』では竜王と名乗りを上げた政宗の補佐を務めるが、政宗が「王」を名乗ったことや破った敵軍の兵を自軍に迎え入れていることに僅かながら疑問と危惧を抱いている。 また、最上義光の間抜けに見せかけた行動の真意を見抜きかけているらしく、指摘された最上はつい名前を正確に言いかける 直後にわざわざ間違えて言い直す。 『烈伝幸村』のストーリーでは幼少期の政宗 梵天丸 の稽古役をしており、後に政宗の右腕となる。 幸村とは小田原の役にて初めて会う。 伊達軍の仲間武将・兵士 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵) (よしなお)、(さまのすけ)、(まごべえ)、(ぶんしちろう) 声 - (良直)、(左馬助)、(孫兵衛)、(文七郎) テレビアニメ版で登場した政宗の配下武将達。 4人とも伊達軍の兵士らしく、暴走族風の外見と人情に厚い性格。 良直はで法螺貝を携えており、眼鏡をかけているのが左馬助、孫兵衛は小太り、文七郎は長髪で泣き黒子がある。 『1』『2』『英雄外伝』『3』『宴』でも、良直(鬼庭良直)と左馬助(原田宗時)は一般武将として登場している。 『宴』では鬼庭良直は剛力兵として仲間武将にもなっている。 鉄騎兵(てっきへい) 初登場:『宴』 鉄砲を武器とした騎馬兵。 いつき一揆衆 [ ] 貧困に苦しむ農民達が立ち上げたの独立勢力で、各地の農村を統括して侍の圧政に対抗している。 と性質は似ているが、直接的な関連性はない。 シンボルカラーは。 本作オリジナルキャラクター。 12歳。 肩まで伸びる銀髪を三つ編みのツインテールにしており、を意識した独特の訛りで喋る。 服装はのものに似た水色のに白のと、腕や足回りに藁の防具を着用してはいるが、雪の積もる寒冷地にも関わらず、かなりの軽装である。 『1』ではを羽織っていたが、『2』以降は無い。 戦乱の世を憂いた女神・ウカノメから使命を受け、授かった巨大なハンマーを手に農村をまとめ上げて一揆を起こし、乱世に身を投じる。 一揆衆を構成する農民達からの人気は抜群で、『2』では「」なる者達が登場するなど、アイドル紛いの扱いをされている。 神や愛に対する価値観の違いのため、ザビーとは宿敵同士。 武家の軍ではなく一揆衆を率いているため、一般兵や武将は農民兵となる。 名前の由来はから。 基本的には巨大なハンマーを武器に、振り回されながら戦うが、「ハンマー忘れた! 」というアイテムを装備して出陣すると素手で戦う。 『1』では装備すると主要武将にからかわれ、他武将がこれを装備すると合戦開始時にハンマーについて一言語る。 また固有技「おらさちから」を使用するとハンマーを投げ飛ばし、一時的に素手で戦う。 『2』ストーリーモードでは、織田軍・毛利軍・明智軍に心身ともに傷つけられ侍を信じなくなるが、政宗や小十郎の言葉により勇気付けられ、信長との最終決戦に挑む。 そのため、政宗と小十郎は倒しても撤退扱いとなる。 ドラマCDなどでも交流がある。 『BH』の信長ストーリーモードでは本願寺と手を組み、一向一揆を率いての一翼を担っている。 『3』『宴』『4』『皇』には登場こそしないものの、伊達軍の兵士の台詞で伊達軍との交流が続いていることが窺える。 また、『4』においてとあるアイテムを使用すると、台詞の中でアイドルとしてに挑戦していることが分かる。 戦闘時には「い・つ・き・ちゃーん! 」と特徴的な掛け声を発しながら槍を振り回し、周囲の農民を強化するが、自ら攻撃に加わることはない。 同デザインの黄色の法被を着ている農民もいるが、こちらは普通に攻撃してくる。 武田軍 [ ] 武田信玄を始め、一騎当千の熱血猛者が集うの軍勢。 天下統一を視野に入れる強豪だが、古来からの騎馬戦術を重んじているため、鉄砲などの新兵器に対しては否定的である。 シンボルカラーは。 戦国最強と称される武田騎馬隊を率いて上洛を目指す。 手段を選ばない梟雄じみた史実とは違い、戦場においては自ら獅子奮迅の活躍を見せる猛将であり、武略に優れた智将でもある。 二頭の馬の上や大斧の上に仁王立ちしたり、溶岩の中から勢い良く登場するなど、随所で人外の力量を披露している。 大将としての貫禄・威厳は抜群で仁義に篤く心も広いため、敵からも武将としての器を絶賛されているが愛のムチだろうと行き過ぎた所があることから「やり方を間違えている」と呆れられることも少なくない。 部下達からは敬意を込めて「 お館様」と呼ばれ、信頼されている。 特に幸村からは主君というだけではなく、人生の師として深く尊敬されている。 信玄自身も幸村に大きな期待をしており、厳しくも温かく見守っている。 その師弟関係の熱さたるや凄まじく、「お館様ぁ! 」「幸村ぁ! 」と互いに名前を連呼しつつ殴り合うやりとりは定番イベントである。 上杉謙信とは互いを認め合う好敵手であり、危機に瀕した謙信を助けるなど、敵味方を超えた絆で結ばれている。 また北条氏政とも同世代の武将として親交があるらしく、『4』においては松永の下で働く風魔を憐れむような言動も見られた。 典型的なパワータイプで、攻撃力が高い反面動きと攻撃動作が遅い。 技の名前は全て風林火山に因んで付けられている。 『宴』では固有技を特定の順番で発動することで固有技の性能が上がる特性も付いた。 『3』では家康との戦の最中に病に倒れ、武田軍の全指揮を幸村に預けた。 病床から幸村と武田の行く末を見守り続けている。 しかし、幸村の戦国ドラマ絵巻のあるルートでは病が完治して登場する。 『3』ではムービーのみに登場するドラマ武将としての登場であるため敵武将としても登場しないが、『宴』ではプレイヤー武将および敵武将として本格的に復活を遂げ、武田道場において行われる漢検定の師範として登場する。 『4』では病に伏していないが、幸村の成長を促す為に総大将の座を彼に委ねる。 『烈伝幸村』のストーリーでは故人であり、総大将は息子のになっている。 尚、これまでのシリーズと違い幸村とは直接の面識がなく、幸村も当初は「信玄公」と呼んでいたが、において、昌幸の奇術によって召喚される形で登場する。 真田軍 [ ] 武田信玄臣下の真田幸村または、その父・真田昌幸が率いる武田軍の別働隊。 配下に猿飛佐助率いる真田忍隊がある。 明確にこの名称が使われるようになったのは『烈伝幸村』であり、それまでのアニメ等の一部媒体では「武田騎馬隊」と称されていた。 基本的に武田軍に準じた戦術、戦力を用いるが、主家に比べて新兵器に対しても柔軟な意向を示し、戦力として加える事もある。 ・を拠点にする他、各作品の「大坂夏の陣」ステージでは、近辺に強力な大砲で守りを固めた要塞を構えている。 シンボルカラーは武田軍と同じ。 17歳。 武田信玄に仕える勇猛果敢な若武者。 何事にも真っ直ぐ向かい合う心を持つ熱血漢。 主君である武田信玄を人生の師として深く敬愛しており、信玄の天下取りのためにその力を奮う。 信玄が「甲斐の虎」と呼ばれていることから、その弟子という意味で「 虎の若子(わこ)」「 若き虎」と呼ばれることもある。 『4』では信玄と合わせて「双虎」と称された。 武人としての礼節を重んじる真面目な性格だが一本気すぎるところが目立つ。 その単純さ故に感情の高ぶりを抑えられず周囲が見えなくなることもあり、「燃えよ! 燃えたぎれ! 」といった命令を発したり、鉄砲も「気合いで避ける! 」などと無茶を口にしている。 恋愛には全く免疫がないため、常に手を握っている前田利家・まつ夫婦や着物がきわどい濃姫を見ただけで「破廉恥であるぞ! 」と叫び、慶次の色恋話にも激しく動揺するなどかなり初心な様子。 甘味が好きな。 天然ボケな面も持ち合わせており、武田漢祭りで登場する天狐仮面の正体や、今川義元の似ていない影武者を見破れなかった。 京の祭りや本願寺総本山へ出陣した際には、純粋にはしゃいだりする面もある。 伊達政宗とは宿命で結ばれた「蒼紅」と称されるライバル関係にあり、互いに誰よりも意識し認め合い決着を望んでいる。 主従関係にある佐助とは互いに信頼し合っている。 また、『3』以降の作品では同じく信玄を目標とする徳川家康の器を強く意識する場面も多く、その臣下であり、「戦国最強」と名高い本多忠勝に対しても強い対抗意識を抱く。 長い赤鉢巻を頭に巻き、のであるを首に下げており、下半身は、上半身はライダースジャケットといった装束である。 高い機動力と使い易い固有技を持ち合わせた、初心者向けのキャラクターとなっている。 『3』では信玄の後を継いで武田軍総大将となっているが、敬愛していた信玄が病に伏したことによって、自分の大きな針路を失う形になり、脆い采配を振り続け水の底に沈む夢を見るほどに苦心している。 『宴』の佐助ストーリーにおいては、佐助を心配して南下した隙に伊達軍に上田城を乗っ取られてしまったために、佐助から鉄拳制裁も交えながら国主としての自覚の無さを叱責された。 その他、幸村自身のルートでも政宗や、謙信、義弘といった他国の将達からも諭され、己の未熟を思い知りながらも、少しずつあるべき姿を探し求めるようになり、やがて伊達軍が徳川軍と同盟を結んだことをきっかけに西軍として彼らと戦う事を決意し、石田軍と同盟を結ぶ。 二周目以降のルートでは、信玄からの文を読んで奮起。 雑賀衆や石田軍との戦いの中でさらなる成長を遂げ、家康・政宗と決着をつけるべく進軍する。 『4』においても武田軍総大将の座を信玄から託されるが、『3』と違って信玄が病に伏していない為、前作ほど悩み苦しむような描写はなく、総大将として家康や謙信などの武田の好敵手達に挑む傍らで、自分なりに信玄を越える為の方法を模索しようとする。 『烈伝幸村』において、シリーズ初の単独の主人公となる。 前の幼少期「 弁丸」だった頃に、父・昌幸に連れられて訪れた奥州の地において『真田家初陣の試練』の最中に、同じく梵天丸を名乗っていた幼少期の伊達政宗と出会い、刃を交えた事をきっかけにライバル関係になった。 その後、互いに「ライバル」として再戦を約束し合う一方、における武田家の滅亡や、をきっかけにした兄・信之の出奔等の苦難や別離を経て、では豊臣秀吉に挑み、返り討ちに遭った政宗の命を救う為に竹中半兵衛の要求に屈し、豊臣軍の傘下に下る事を約束する。 その後、関ヶ原の戦いに合わせて勃発したで、徳川軍についた信之と袂を分かち、その後、敗軍の将として配流された先の九度山で、昌幸から最後の教えと信之への遺言を託され、その死を看取った。 やがて大坂の陣が勃発すると、昌幸から託された想いに応えるべく、豊臣軍残党の将となる。 では要塞・を拠点に徳川軍相手に奮戦し、佐助を失いながらも、徳川軍の将であった忠勝を撃破し、徳川軍を一時的ながら撤退させる。 そして戦国最後の合戦となるにおいて、「ライバル」政宗との約束を果たす為、そして信之に、自分や昌幸の想いを伝える為に、家康率いる徳川軍によって制圧された大坂城へと乗り込む。 『』ではEX真田幸村(能力:武力9統率6 特技:気合・魅力 コスト:3 計略:熱血大車輪)としてカード化されている。 豪快に槍を振るい、勇猛果敢に戦場を駆ける姿から「信濃の獅子」の異名で呼ばれる。 乱世を生き抜くために強さを求め、ひたすらに前を見据えて真っ直ぐ突き進む信念の持ち主。 史実の信之が身長185cmはあったことからか、父や弟よりもかなり大柄な体躯をしている。 柄に対して垂直に刃がついた槍「はしご槍」を用いる。 はしご槍で敵を掴み、それを起点に迫力の力技を連続で叩き込むなど、まさに豪快を絵に描いたような戦いぶりである。 はしご槍で掴んだ敵を弾丸のように放つなどの遠距離攻撃も可能である。 智謀に溢れる稀代の軍略家であり、「奇術師」の異名を持つ。 真田家当主として、そして父として、息子の信之・幸村の二人にその生き様を示すため戦場に立つ。 幸村からは「親父様」、信之からは「親父殿」、佐助からは「大旦那」と呼ばれている。 シルクハットかのような烏帽子を被り、和風の衣装を身に着けている。 武器としては短槍を扱う。 烏帽子に身を隠したり、ワープして敵の眼前に突如現れたり、神出鬼没のアクションで相手を翻弄する戦い方はまるでマジシャンである。 炎のようなラッシュの勢いで攻める幸村、豪快に力押しする信之とは違い、トリッキーな戦い方に秀でる。 の忍装束に身を包んでいる。 『BH』以前までは頭髪の色は赤に近いものだったが、『3』では茶髪に変更されている。 瓢々とした軽い性格であるが、忍としての腕は一流で、戦闘中では闇に生きる者らしい冷淡さ・残忍さも垣間見られる。 諜報活動のみならず、時に信玄から直々にを任されることもある。 天下に対する興味はさほどなく、戦いを「仕事」として、自らを含めた人の生死に対してもビジネスライクに割り切っているが、淡白になり切れず、死に急ぐような相手(特に幸村やかすが)に対して声を荒らげる場面もある。 幸村と信玄の暑苦しいやりとりを遠くから呆れ気味に眺め、頃合を見計らって止める役割を担う。 幸村のことを「旦那」「真田の旦那」と呼び、信玄のことを「大将」と呼ぶが、幸村が総大将に任じられた『3』以降の作品、および劇場版では幸村のことを「大将」と呼ぶ(討死の際には「旦那」と呼ぶ )。 かすがとは同郷出身であり、忍の技が同じ系統であることが『英雄外伝』の小太郎ストーリーで発言されており、最終章では息の合った連携から協力して発動させる忍術まで披露している。 素早い動きで手裏剣や忍術を駆使して相手を翻弄するスタイルが特徴。 『宴』では影分身を召喚して攻撃を繰り出すことが可能で、影分身との連携で相手を手玉に取ることも出来る。 また、巨大なを召喚して空中を滑空することが可能。 特定のステージに限りこの能力を駆使しなければ進入できない場所もある。 『3』では武田軍総大将となった幸村を支えるべく完全な裏方に徹しており、幸村に対する態度もかつてとは違い気楽さは薄れている。 幸村を完全なる総大将として扱い、時に厳しく突き放したり、諦めかけた際に叱責するなど、佐助なりの厳しさで目前に迫る数々の決断に幸村が悩み苦しむ姿を信玄に代わって冷静に見守り、成長を望んでいる。 『宴』ストーリーモードでは幸村を陰で支えるため、毛利元就と大谷吉継の会談に潜入したり、石田軍と同盟を組むため大坂城に夜襲をかけるなど裏方としての活動が描かれている。 自身を「猿」と称するようになり、度々信玄・幸村を「虎の親子」と評する。 今までにない佐助のダークな部分が強調され、前作までの佐助らしい陽気さはほとんどなりを潜めている。 『英雄外伝』までは、同郷出身のかすがに度々里に帰ろうと誘っていたが、『宴』では自身が戸隠の山にあった忍の里の唯一の生き残りであることを小十郎に童話風に語っており、何者かの襲撃を受けたとも佐助自身が里を壊滅させたとも取れる内容になっている。 小十郎からは「忍の皮を纏った忍」と評された。 『4』でも、武田軍総大将となった幸村を陰ながら見守っているが、幸村が『3』ほど迷走していない為、その態度は『英雄外伝』までの気楽なものに戻っている。 戦国創世では誰かに自身の昔話を聞かしているかのようにストーリーが進む。 この者の正体は創世ルートでは真田忍隊の新入りであり、『皇』のドラマルートでは足利の手先である。 『烈伝幸村』では第二次上田合戦、大阪冬の陣などで、裏方として幸村を支えたが、冬の陣において出陣した本多忠勝を相手に、決死の攻撃を仕掛けた末に敢え無く戦死する。 武田軍の仲間武将・兵士・兵器 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(忍者) (おやまだ のぶしげ) 声 - テレビアニメ第2期で登場した武田軍の武将。 信玄の命で薩摩に向かう幸村を補佐したが、豊臣軍との戦いで討死した。 『1』『2』『英雄外伝』『3』『宴』でも、一般武将として登場している。 「猿飛佐助の友人」を自称しており、佐助の給料を上げるように幸村に頼みこんだりする。 変化の術を得意とし、「猿田幸村」という幸村そっくりの姿に変身したり、一般兵に化けることもできる。 吹っ飛ばされて扉に叩き付けられたり、幸村に本気で殴られるのが嫌になり一般兵に変身して逃げようとするも一般兵ごと本気で殴られたりなど、修行中はかなり酷い目にあっている。 正体は猿飛佐助であるが、幸村は気付いてはいない。 アニメ第2期OVAにも登場した。 火男()の面で顔を隠している。 信玄に精神的な依存をしている幸村を訓戒するべく、様々な修行を課し、最終的には自ら幸村と戦いを交える。 城内の仕掛け作動をよく間違うらしく、修行道場の名物となっている。 正体は武田信玄その人。 正体が判明した際、幸村はあまりのショックに腰を抜かした。 アニメ第2期OVAにも登場した。 その容貌は伝説上の「鬼」そのものであり、機動力は乏しいが金棒を振るって凄まじい威力の攻撃をしてくる。 防御力も高く、多少の攻撃では怯みすらしない。 主に武田軍の兵士として登場するが、他にも豊臣軍や徳川軍として登場することもある。 「兵士」というよりは「兵器」として分類すべき存在。 『BH』では、金棒を上から叩きつける動作をした時に風属性の牽制技が出る。 イベントが発生すると一斉に武田本陣に向かって走り出す。 本陣に辿り着くまでに彼らを撃破しないと、信玄が本陣から移動してしまい、戦闘後の特別恩賞にも影響する。 実在した伝令部隊である。 本多忠勝をも一撃で倒すが、発射までに多大な時間を要するのが欠点。 真田砲発射前に忠勝を倒せると特別恩賞が出る。 『3』にも登場するが忠勝を倒すことは出来なくなっている。 ただし、地面の黒く煤けた場所(真田砲の着弾地点)に誘導することで真田砲が忠勝に直撃し、忠勝が一時的に気絶状態になる。 『烈伝幸村』では真田家の家紋である六文銭を模したフォルムの二列三連装計六門の砲口を構えた真紅の巨大大砲として登場し、人間大砲の要領で幸村を徳川軍の要塞に送り出す他、指定した場所への支援砲撃を行う。 真田丸・真田砲共に実在した要塞、大砲である。 『3』では真田砲で忠勝を倒すことは出来ず、足止めにしかならない。 そのため、三方ヶ原のように忠勝から逃げつつ、四方の陣を奪い上位版に当たる天覇絶砲を起動させることになる。 こちらは前作の真田砲と同じく忠勝を一撃で撃破することができる。 こちらも発射前に自力で忠勝を倒すと特別恩賞が出る。 (しかし、三方ヶ原の時とは比べ物にならないほど強化されており、自力での撃破は困難である。 ) 「大坂・夏の陣 紅」では四方の陣を奪うと真田本丸の門が開かれる。 また別ルートを通り、直接本丸内の陣を奪った場合は開門と同時に真田砲を占拠、自軍のものになり、特別恩賞が出る。 織田軍 [ ] 「」を掲げ、各地を侵略し蹂躙する魔の軍勢。 政宗や信玄、秀吉からは「相容れぬ敵」として認識されている。 強力な鉄砲隊を持つ。 本拠はだが、ゲーム中に登場するのはやなど、史実の信長が上洛後に築いた拠点のみである。 配下の兵は信長を畏れる者、その強大な力に心酔する者、魔の眷属として侵略を愉しむ者など、多種多様。 『3』『宴』では、光秀が本能寺の変を起こした際に信長と共に壊滅していたが、魔王の帰参に伴い復活を遂げた。 シンボルカラーはだが、将兵の具足は主に黒。 傲岸不遜かつ残酷非道、日ノ本を恐怖で覆い、悪虐の限りを尽くして焦土に帰さんとする戦国の「 魔王」。 野望は世界征服に留まらず、のその先までをも支配せしめんとする。 敵対する者には容赦せず、それが実妹のお市や義弟の長政であっても例外ではない。 その一方で、配下の兵士曰く「謀反など意に介さない」とのことで、柴田勝家を打ちのめした後も尖兵として扱う他、松永久秀の度重なる反逆も幾度かは赦している。 また、意外にも身内には甘く、明智光秀を腹心として信を置く、蘭丸を「丸」の略名で呼び可愛がり、戦功を金平糖を与えることで褒める、妻の濃姫には表面上心を砕きはしないが、傍で戦うことを許す、持て囃されると口では否定しつつも満更でもない様子など、人間的な面も覗かせる。 『4』では離反した家康や利家らに今一度傘下に下るよう語りかけており、目を掛けた者には懐深き姿勢を示す。 戦闘スタイルは右手に携えた片手剣で薙ぎ払い、左手に構えたショットガンで広範囲を撃ち抜く豪快なもの。 『英雄外伝』まではマントを武器に使う技が多かったが、『3』からはショットガンを主体に戦うモードと、六魔ノ王を発現させて共に戦うモードを使い分けるスタイルに一新された。 そのためマントを使うことは無くなったが、『4』においてマントを使う技が一つだけ復活している。 『BH』では信長包囲網(今川、本願寺、武田、浅井)の度重なる侵攻を征伐した果てに、更なる光秀の謀反によって怒りと心労で正気を失い、世界の破滅を望むようになるという狂気の面が描かれる。 包囲網最後の一角となった久秀には「怒りに支配された姿は人間らしい」「魔王には見えない」と冷ややかに評された。 『3』では光秀に裏切られ本能寺で自害したが、天海により実妹のお市の血肉を媒介として冥底から蘇る。 の主である「六魔ノ王」の力を得て名実ともに魔王となり、圧倒的な武力を振るう。 生前の記憶はほぼ失われているらしく、前作までに比べて感情描写が少なくなり、振る舞いも人外の視点から欲を評する形を取ることが多い(劇場版で復活した際には、生前と同じ様子を見せている)。 信長自身を除く全てのプレイヤーキャラクターの戦国ドラマ絵巻においては、「本能寺の変」を通るルートが必ず存在する隠しボス的扱いとなっている。 倒しても陣を吸収した回数分だけ復活し、攻撃が激しくなるなど、魔王の名に劣らぬ強敵として君臨している。 『宴』の天下統一モードでも、一定の条件を満たす事で、表向きの最終ステージである「大坂・夏の陣」または「関ヶ原の戦い」をクリアした後に天変地異が勃発、「本能寺の変」が出現し、本当の最後のボスとして戦うこととなる。 『宴』の松永久秀ストーリーでは久秀に「壊れたモノの魂はかつてとは異なるようだ、この器はもう、宝ですら無い」と落胆され、亡骸を爆破された。 しかし生きていた妹のお市と再会し対峙した時には、わずかながらも心を開いている。 『4』では行方不明となった濃姫と蘭丸を探しに欲界へ訪れ、その際に六魔を従えている設定であるため、存命中でありながら六魔の力を発現可能となっている。 魔王として各地を蹂躙しながらも、自らを討たんとする気概を持つ英雄が現れることを望む節が見られる。 創世ルートでは天下を統一した後、欲界を支配すべく光秀と勝家と供に欲界へと行く。 ドラマルートでは足利義輝を撃破するも安土城で謀反を起こした光秀に討たれる。 しかし、討たれた後にへと行き、その世界の自分自身と光秀を討ち、姿を消す。 『烈伝幸村』のストーリーでは天目山の戦いにて武田勝頼を捕らえ、救出に駆けつけた昌幸、信之親子を返り討ちにし、信之に対し昌幸か勝頼のどちらを助命するか迫り、信之が昌幸を救う事を選んだ事で、勝頼を殺害。 武田軍を壊滅させ、真田を配下に収める事に成功するも、後に本能寺で光秀に裏切られ自害。 また、浅井・朝倉を滅ぼし、を焼き払っていることが、北条氏政から語られる。 武器は南蛮渡来の二挺拳銃で、通常攻撃は遠隔攻撃に特化しているが、装備によっては体術に変化する。 固有技ではやを使用することもある。 信長を恐れながらも心底愛しており、信長を天下人にすべく戦うが、キングメーカーとしての自らの野心をほのめかす言動も時折見られる。 信長のことはである「上総介様」または「上様」と呼んでいる。 魔王信長の妻であり、の娘であるという自覚から戦場では冷酷に振る舞おうとするが、感性はごく普通の女性であり、蘭丸を実の息子のように褒めて励ましたり、幼い子供のいつきを倒すことを戸惑うなど、心優しい性格を覗かせている。 攻撃ボタンを連打している間だけ銃を撃ち続けるスタイルで、コンボが容易に稼げる。 また『2』では攻撃ボタンを蝶のエフェクトが出るまで押し続けてから通常攻撃を出すと、一定回数分貫通性能を持つ銃撃を放つことも可能。 お楽しみ武器として、デビルメイクライのダンテが愛用している双銃「」が登場する。 『1』は「恵戌新」2丁で、『2』から「恵戌新」と「逢戌璃」になった。 『3』『宴』『4』『皇』では登場しないが、『宴』における家康の言動から判断すると、『3』『宴』では本能寺の変で信長と共に自害した模様。 『4』では、光秀シナリオにて謀反を起す前の光秀に幽閉されたことが語られている(勝家シナリオでは勝家に殺されたと思わせる台詞もある)。 勝家のアニメルートのエンディングでは、「もしもの世界の織田軍」の中で蘭丸と共に登場している(セリフは無い)。 戦場で出会った信長を慕って織田軍に属し、以後は信長に認めてもらうことを至上の喜びとしている。 盲信から善悪に対する意識が希薄で、敬愛する信長と濃姫以外の人物には無礼・残酷な言動をとる。 信長の実の妹であるお市さえも、敵軍に属している時は「お前」扱いであるが、『英雄外伝』のお市のストーリーモードでは「お市様」と呼んで敬っている。 盲従と幼さゆえに、無邪気に信長の真似をする様子を、お市は「片腹痛いわ」と切り捨て、元就は「」と揶揄している。 容赦なく敵兵を次々と射抜く姿は、敵味方双方の兵から「 魔王の子」として恐れられている。 しかし、信玄や義弘のような威厳があり声の大きい大人は苦手。 年頃の少年らしい一面もあり、『BH』では元就の船に落書きをしたり勝手に名前をつけるなどのいたずらをした。 明智光秀とは非常に仲が悪く、『英雄外伝』では2人の仲の悪さが祟って内乱が起きるステージまである。 いつきとは度々口論になるが、農作物の美味しさは認めているようで、作物を請求したりすることがある。 『BH』ではいつきのために女心を勉強したりと少しずつ仲良くなっている。 信長からは「丸」と呼ばれており、好物は信長から褒美に貰う。 金平糖は敵兵を1000人倒す、または城を1つ落とすたびに1つ貰える。 『3』『宴』『4』『皇』では登場しないが、『宴』における家康の言動から判断すると、本能寺の変で濃姫と共に戦死した模様。 『4』でも濃姫と同様、謀反を起す前の光秀に幽閉されたことが語られている(勝家シナリオにて光秀に殺されたと思われる台詞も同様)。 勝家アニメルートのエンディングでも濃姫と共に登場している。 が特徴。 かつて「 怪王」を名乗り信長に謀反を起こすも失敗に終わり、現在は全てを諦めたようにただ命令に従うだけの存在となっている。 君主である織田信長からは「 割瓶」と称されほとんど相手にされることはなく、一兵卒同然に扱われる。 怪奇譚や妖の類を好み、会話中でも数多く引用する。 以前は赴く地方に伝わるそれらを尋ね求めていた。 同軍所属の兵士や武将の大半は「 欠かれ柴田」と揶揄し、地位が低い勝家を罵倒と冷笑を交え使い走りの如く使役する。 しかし少数ながら勝家の実力を認めている者もあり、光秀には「打てど響かぬ鉄」とその姿勢をつまらなく思われているものの、実力そのものは「私の次くらいには腕が立つ」と評価され、それなりに処遇されている。 また以前よりお市の儚げな姿に魅入られており、謀反にはお市を独占する目的も含まれていた。 しかし実際のお市に対する恋心は歪んだ独占欲であり、お市を娶った長政には強い嫉妬と憎悪の念を抱く。 「皆に認められ、崇められたい」と熱望する様が義輝の眼に留まり、唆され義輝の兵を貸し与えられての反逆であったが、現在の勝家は誘いに乗ったことを後悔しており、戯れに賭けた結果自身を無価値とした義輝に遺恨を燻らせている。 また『皇』では織田軍を離反し独立した前田家にも遺恨を持っていることが描かれており、特にかつて最も親しかった利家への憎しみは大きく膨れ上がっている。 ストーリーのルート次第では、恋したはずのお市を長政諸共葬り自身も破滅の道を歩む他、織田の天下統一に貢献するが信長には認められず仕舞いであるなど、救いのないまま終わる が、伊達政宗や島左近との出会いによって心境に変化が現れ、信長や義輝を打倒して自らの未来を探し求め始めるという希望に満ちた結末もある。 勝家の武器である逆刃薙の最大の特徴は、一定時間回転させることで自らのスピードやパワーを段階的に強化できる点。 この強化状態では移動速度を含めてあらゆる行動が段階的に加速されるだけでなく、強化の段階に応じて通常攻撃と固有技の攻撃性能もアップする。 『烈伝幸村』のストーリーでは信長に謀反を起こしておらず、性格も元々の明るいものとなっている。 また、夫・長政を亡くしたお市と結ばれるために光秀に次ぐ信長の側近になろうとしている。 『3』『宴』では「本能寺の変」にて忍者が登場しているが、詳細は不明。 黒狼煙(くろのろし) 初登場:『4』 援軍を呼ぶ時に使う光秀謹製の狼煙。 兵士曰く「何もかも忘れたくなる」匂いがするらしい。 明智軍 [ ] 織田信長の配下である明智光秀直属の軍勢。 魔の軍勢と呼ばれる織田軍の中でも異能の集団であり、殺戮や略奪といった汚れ仕事を一手に担っている。 に陣を敷いているが、本拠は定かでない。 シンボルカラーはだが将兵の具足は主に紫色。 属する者達は光秀を恐れつつもその心内に理解を示しているが故に、兵士の階級に関わらず忠誠心に厚く、統率力は高い。 『3』『宴』では本能寺の変を起こした後に光秀は軍を離脱しており、残った兵士達の以後の消息は不明。 殺戮を食事のように捉えており、戦場で目にした者は敵味方にかかわらず刃を向ける。 信長の配下に就いている理由は「彼の下ではより多くの人を殺せるから」。 謀反を働く理由も金・地位・権力を求めたわけではなく、より強い快楽を求めたあげく殺意が強大無比な存在の信長に向いたためである。 慶次や蘭丸とその配下の兵士達からはその性格のせいで「」扱いされている。 殺しは光秀にとって本能が求める快楽を得る手段でしかない為、逆に言えば憎しみで人を殺すことは無い。 表向きは穏やかな青年を装い語り口こそ丁寧だが、発する言葉の多くは猟奇性を帯び、内面の計り知れぬ狂気が滲み出ている。 極端に不快な場合や極度の怒りを感じると、敵意と殺意が剥き出しになり、口調も暴力的になる。 己が狂人であることを自覚しながら、一方で「真っ当な人間」として人々に慕われ愛されることへの渇望もあり、内面のに人知れず苦悩している。 優れた観察眼や理知的な策略家としての一面から、久秀からは「理知を貰おう」、秀吉からは「お前は馬鹿ではない」と評される。 信長に向ける感情は殺意や憧憬、敬愛、依存など、複雑な上に何よりも強い。 信長の側近として「魔王の手足」「魔王代行」を名乗る場面もある。 『4』では信長より「 」の諢名で呼ばれることが多い。 同じ出身で幼馴染の濃姫を本名の「帰蝶」と呼び親しむ。 濃姫と接する際にはまともな人間らしさを覗かせ、殺しを楽しむ中で唯一「殺したくない」と明言する。 蘭丸に対してはその生意気さや喧しさがどうにも癇に障るらしく、多大な不快感を示し「糞餓鬼」呼ばわりするほど。 ゲーム上の性能面ではゆったりとした動作が特徴的であり、攻撃モーションは範囲こそ広いものの攻撃後の隙が大きい。 また味方に攻撃を当てることが出来る。 固有技も敵味方問わず対象の体に鎌を刺して体力を吸い取る技、ボタンを押し続けている限り攻撃が続き、飽きるまで足元の敵をいたぶることが出来る技、挑発的な動作でワザと敵に攻撃させて受けたダメージを相手に返すカウンター技など光秀の異常性を表したものが多い。 『2』ではストーリーの前提として既にを起こし、半兵衛の手により捕われに幽閉されているため織田軍を離脱しているが、『英雄外伝』『BH』では謀反を起こす前の、織田軍所属設定のストーリーが多い。 世界観内での事象に大きく関わるが、登場作品によって所属や境遇、扱いが安定しない。 『3』では本能寺の変において光秀が信長を討った事が正史となっており、光秀自身も消息不明の設定になっていたが、白い長髪、ゆったりとした攻撃動作、数々の技など、服装と鉄のマスク以外は光秀と酷似した高僧「天海」が登場、そして『宴』において天海と同一人物である事が判明した。 『宴』の天海ストーリーにおいてその経緯が描かれており、「人間」への憧れが高じた結果、殺戮を好む己と決別し生まれ変わることを決意、最後の殺しで最高の悦楽を得るために本能寺の変を起こした。 しかし、依存対象でもあった信長を自ら討ったことで精神の均衡が崩れ、発狂。 歪な本性を捨て切れず嘆く姿に三好三人衆をして「死神」と言わしめ、度重なる暴走の末に松永久秀に「名前」を奪われ、絶望の中に「明智光秀」は消え去る。 『4』では心の片隅で「例え狂人として忌み嫌われようとも、ありのままの自分を受け入れてくれる信長さえいればそれで良いのでは」と思い抱くようになり、彼への殺意を鎮め、忠臣としてより一層腕を振るう。 一方で足利や豊臣への牽制のため天海に扮して小早川軍に身を置き 小早川秀秋をからかいつつ 暗躍し、巧みに両軍を行き来している。 信長へ忠義を貫いてなお謀反の可能性は潰えず、未来を夢見るにはあまりにも険しい状況にある。 光秀が敵将として登場する「賎ヶ岳・織田尖兵進攻」ステージは天海の戦国創世モードでも発生させることが可能だが、この場合の敵本隊増援は光秀ではなく通常の分隊兵長に変更される。 『烈伝幸村』のストーリーでは天目山の戦いにて信長と供に真田昌幸と対峙する。 その後、本能寺で信長を討つも山崎で豊臣秀吉に討たれる。 明智軍の兵器 [ ] 腐食香炉(ふしょくこうろ) 初登場:『英雄外伝』 一定条件下の「姉川降魔戦」にて、光秀が使用する兵器。 その影響範囲内にいるキャラクターは敵味方無く全ての鎧が腐り始め、防御力がゼロになるという危険な代物で、光秀の狂気を具現化したような兵器。 大武闘会でも登場する。 数回の攻撃で破壊可能で、破壊すれば防御力は元に戻る。 「皆殺戦術」の異名を持つ。 範囲内は爆弾を抱える兵士が多く出現する。 『3』『宴』では天海が使用しており、「懐かしい香り」「あの殺戮の日々を思い出す」と言っている。 前田軍 [ ] 快活な野生児達の軍勢。 織田軍の配下であるが、基本的に織田軍との関連性や絡みは希薄で、残虐行為とはほぼ無縁である。 本拠は。 シンボルカラーは。 『1』『2』の利家とまつのストーリーのOP・EDムービーには台詞が存在せず、サイレントムービーやコマ撮りのようなものとなっている。 『4』では慶次が総大将となっており、織田勢力からは独立している。 18〜22歳。 利家とまつの甥っ子だが前田軍配下ではなく、家出して勢力としては独立している。 過去の経験とおしどり夫婦である利家とまつの影響からか、天下統一よりも恋した相手を幸せにすることを何より大切に思い、出会う人々に恋とは何か問いかけながら各国を渡り歩く風来坊で、夢吉という小さな猿をペットとして連れている。 道中に人助けもしており、時には上杉軍の兵士を助けたり、戦で町を追われた人々の誘導をするなど、良い意味でお人良し。 喧嘩は好きだが戦は好まず、設定上では唯一敵武将を誰一人殺さないプレイヤーキャラクターとなっている。 利家とまつからの束縛を嫌い、普段は前田軍に属しておらず、で自由に暮らす遊び人として扱われている。 しかし、まつには頭が上がらず、利家とも内心では認め合っている。 京の町人からは老若男女問わず人気があり、京の遊び人達を仲間として連れている。 家康とも遊び友達で、謙信とも仲が良く「けいじ」「謙信」と呼び合う仲である。 昔は秀吉と親友だったが、秀吉の妻であり自身の初恋相手であるを「愛が弱さを生む」と悟った秀吉が彼女を殺害したことが原因で彼の怒りを買ってしまい、決別するに至っている。 そのため、秀吉を陥れてねねが殺害される要因となった全ての元凶である松永久秀と対峙した際には、激しい憎悪を露にする。 また、『3』において真の魔王として蘇った信長に対しても「あんたの帰る場所はここじゃない」と家康や利家同様、信長の存在を強く否定している。 デザインは漫画『』のものに近く、『2』『英雄外伝』では慶次が乗る馬も同名漫画に登場する愛馬「松風」がモデルとなっていて他とデザインが異なっている。 巨大な刀剣である「超刀」を豪快かつトリッキーに扱い多彩な攻撃を繰り出す。 『3』以降は固有技の一つである「恋のかけひき」を駆使することで、あらゆるモーションから様々な派生攻撃につなげることが可能。 また、討死した際にも「恋のかけひき」を出すことで一度だけ復活することができる ただし、体力は回復しない。 バサラ技は超刀の柄に鞘を取り付け、のような形状の「朱槍」状態にし、回転しながら周囲を薙ぎ払うというもの。 このバサラ技は事前に挑発モーションを行うと、行った回数分攻撃数が増えるという特徴がある。 攻撃増加数には上限が無いため、やろうと思えば合戦開始から総大将撃破までずっと回転し続けたままということも可能である(ただし、挑発の回数が膨大且つ前準備の時間も相応にかかるため、効率は非常に悪い)。 『3』ではかつての友であった秀吉の死をきっかけに、前田家から離れ上杉軍に仕官した。 戦から離れた生活を送っている謙信と共に何気ない日々を過ごしている。 謙信の頼みで雑賀衆へ書状を届けに行った際に孫市に一目惚れしてしまい、以後は「惚れた女は守る」という信念の元、雑賀衆につき従う。 表にはほとんど出さないが、袂を別ったとはいえ、かつての親友である秀吉の死に深く傷ついている。 また、秀吉を討った張本人の家康にも複雑な思いを抱いており、家康と会うことを拒んでいる。 また、前田家との関係で東軍に参加するもの、史実通り西軍に参加するもの、どちらにも属さない第三勢力として関ヶ原の戦いに進軍するもの、秀吉のかつての友として家康に対峙するもの、最終的に雑賀衆の一員となるものなど、最も多彩な立場でのルートがあるキャラとなっている。 『4』では前田家に戻っており、「新生・前田軍」の総大将となっている。 ドラマルートでは、秀吉を憎むばかりで秀吉に向き合わなかった過去の己を悔やみ、秀吉と話すべく大阪城へ向かう。 秀吉からは拒絶され決別の言葉を投げかけられてしまうが、同時に「我らは互いに正しかった」という言葉も受け、哀しみを抱えながらも秀吉との過去に一つの区切りを付ける。 その後、謙信の依頼を受けて将軍・足利義輝との謁見に臨む。 慶次の固有技では、慶次の代わりに夢吉を操作したり、おつかいとしてアイテムを持って来たりすることも出来る。 自宅では一丁で生活していることが多く、戦場でもほぼ裸で全身傷だらけという野生児スタイル。 『2』では慶次をはじめ多くの武将からそのことを揶揄され、味方武将や他軍兵士からも「服を着てくれ」と心配されている。 人好きのする人物で、実直かつ純粋。 いつも天然で三枚目だが、半兵衛の心情を見抜いたりするなど人を見る目はかなり鋭く、他武将に対しても的を射た発言をすることが多い。 いつも空腹状態であり、合戦中にも空腹を訴える。 妻のまつを熱愛しており、まつの作る食事が何より好きで、時には仲が良すぎて二人だけの世界に入ることもある。 を豪快に振るって戦うほか、油を口に含んで火炎攻撃をしたり、口笛で鷹を呼び寄せることもできる。 また、まつの料理が好物という設定はゲーム上にも反映されており、『2』『英雄外伝』の専用装備は一定時間おきにまつからの差し入れである回復アイテムのおにぎり 1ステージにつき最大25個まで)が入るというものである。 『宴』ではおにぎりを連続でとると一定時間パワーアップする特性や、固有技をタイミング良く発動することでより強力になる特性が追加された。 織田家家臣でありながら、信長および他の織田家家臣とストーリー中で共演する描写は少なく、織田軍内の独立勢力として扱われている(アニメでは後に離反)が、信長の命令に忠実であったり、謀反を起こした光秀に対して憤っていたりと、織田家に対する敬意は忘れていない。 『BH』のストーリーモードでは、まつと共に織田軍の一員として登場することも多い。 『2』では慶次の悪戯に悩まされる一方で、まつからは慶次ともども説教を受けるなど板挟みとなることもあった。 人参が苦手。 自由合戦や天下統一で豊臣軍と対峙する際には「慶次と秀吉を仲裁する」ということなり、秀吉・半兵衛は倒しても撤退扱いとなる。 また、家康とは古くからの友人で、彼を幼名である竹千代と呼ぶ。 そのため、家康・忠勝を倒しても撤退扱いとなる。 『3』では織田軍滅亡後、中立的立場を保ってきたが、天下を二分する戦を前に周辺国から幾度も圧力を受け、家と民を守るため苦渋の決断を迫られていた。 その後、東軍の一員を名乗った最上義光にまつを人質に取られたことで、東軍として戦うことを余儀なくされたため、家康に対して疑惑を感じるようになる。 『宴』でも、家康のことをかつての信長や秀吉に重ねて見ている節があり、彼の掲げる大きな夢について良く思っていない描写が見られ、秀吉に妄信的な姿勢を見せる三成にも「秀吉の背中を追うな」と忠告している。 また、真の魔王として甦った信長を見て激しく動揺するが、直後に「あれは信長様ではない」「もう過ぎたことだ」と強く拒絶している。 また、最上義光にまつを人質にとられる様子を義光のストーリーで確認できる。 『4』では前田軍の総大将を慶次に譲り、まつと共に慶次を支える。 かつて織田軍に所属していた当時の周囲の人間を気にかけており、『皇』では特に親しかった勝家を織田軍に残して離反してしまったことを強く後悔している。 『烈伝幸村』のストーリーでは織田軍所属になっており、天目山の戦いで柴田勝家と供に真田昌幸と対峙する。 良妻賢母を体現したしっかり者。 武家の嫁として常に利家を盛り立て、前田家の為に尽くしている。 前田家内では状態。 利家のことは「犬千代様」と呼んでいる。 が得意。 戦闘装束に着替えるシーンはを彷彿とさせる。 料理の腕は一級品。 利家や前田軍の将兵たちも、戦の後のまつの料理を楽しみにしている。 『1』では大半の攻撃モーションが上杉謙信と共通していたが、『2』では固有モーションが用意され、武器が刀から薙刀に、属性が氷から風に変更され、前田領に住む動物(の太郎丸、の次郎丸、の三郎丸、の四郎丸、の五郎丸の5種類)を呼び出して戦うようになった。 『宴』では太郎丸に掴まっての滑空や五郎丸に乗っての移動も出来るようになり、『皇』ではバサラ技がそれ以前の四郎丸のみをけしかける技から、動物たち全てを呼び出して襲わせる技へと変更された。 『2』ストーリーモードは、お腹を空かせた利家と慶次のために食材を探す旅に出るというもので、濃姫のストーリーモードでは挫けそうになった濃姫を叱咤するなど、前田家が織田家と盟友関係にある事実を窺わせていた。 利家と同じく、秀吉・半兵衛・家康・忠勝は倒しても撤退扱いとなる。 『3』では利家と同じく中立的な立場を守ってきたが、東軍への参加を目論んだ最上義光に人質に取られる(公式サイトでの解説では前田軍が中立を守ろうとする事を良しとしない東軍がそうしたと説明されている)。 慶次の戦国ドラマ絵巻では、分岐次第でこの事件の真相に辿り着くルートがある。 『宴』では実際に義光に誘拐される様子を義光自身のストーリーで確認できる。 『4』では前田軍の総大将となった慶次を利家と共に支える。 こちらでは同じく食に強いこだわりを持つ小早川秀秋との因縁が描かれる場面もあり、『皇』では本格的に料理対決を繰り広げることとなる。 『烈伝幸村』のストーリーでは直接登場しないものの天目山の戦いに行く利家と勝家に料理を作っている。 詳しくは。 京都花街組 [ ] 正確には「軍勢」ではなく、京の町で人生を楽しむ単なる遊び人達の集団。 祭りとを至上の娯楽としている。 祭りのテンションのためか、はたまた酒が入っているためか、兵士(祭団員)達は一様に能力が高い。 シンボルカラーは色(ただし慶次は黄色)。 『3』では慶次が新たに上杉軍に所属したこともあって登場しなかったが、『宴』の新ステージ「京都花火祭」で「京都花組」として再登場した。 京都花組の団員 [ ] 『宴』に登場した仲間武将:仏顔の隈八(踊り兵) 花火兵(はなびへい) 初登場:『宴』 京都花組の一員。 吸引器で兵士やプレイヤーを敵味方関係無く無差別に吸い込み、背中の瓢箪型の発射口から花火として打ち上げる。 上方だけでなく前方へ打ち込む場合もある。 踊り兵(おどりへい) 初登場:『宴』 京都花組の一員。 祭りの音楽が流れている間は踊り続けてこちらには何もしてこないが、音楽が止まると剛力兵同様パンチやタックルで攻撃してくる。 上杉軍 [ ] のを本拠とする軍勢。 将兵に美男子が多く、舞台劇や仏教用語を絡めた言動をする者が多い。 シンボルカラーは(薄い水色)。 を篤く信仰している。 常に落ち着いた物腰と華麗な振る舞いを貫いており、熱血漢の武田信玄とは対照的。 を基としてか、性別不詳の麗人であり、『X』やアニメ版のなどを除き、作中の台詞は女文字とも呼ばれるで表記されている。 信玄を「かいのとら」、信長を「まおう」など、他の武将達をあまり本名で呼ばない。 かすがを「うつくしきつるぎ」と呼んでを彷彿とさせるやりとりを随所で繰り広げており、作中でかすがが倒された時には常の冷静さを失って動揺を見せる。 その武名は全国に知れ渡っており、破天荒な政宗や小十郎すら敬意を払うほどの人物。 また逸話同様、信玄に塩を贈ったことがあり、その義心にも一目置かれている。 酒好きで、大きな杯で一口であおったり、酒豪の義弘に酒を勧められて喜ぶ面も見せている。 『英雄外伝』まではザビー教の面妖さ苦手としている。 典型的なスピードキャラであり、体力は低いものの短い間隔で技を連続で繰り出すことが可能。 『3』では信玄が病に倒れたのをきっかけに、戦から離れた生活を続けている(それ以降、乱世を下界と呼んでいる)。 成長した家康を「とらのたましいをつぐおとこ」と認める一方で、行き先の見えない幸村を諭し、信玄に代わって幸村の成長を導く場面もある。 『宴』では信玄の復活を誰よりも喜ぶ姿を見せる一方で、虎の魂を継いだ家康を目の敵にする三成に対し「わたくしのこころ、ついでみせますか?」と言ったりするなど、義弘や信玄同様に若者を試すような言動も見られるようになっている。 『4』では足利派の勢力として登場。 天下を統べるのは帝であると考えてはいるが、そのためには重要なことが帝には欠けているとしている。 しかし『皇』では義輝に信玄を意識している心中を見透かされてもいるようで、ドラマルートでは前田家の説得もあって足利派を離れ信玄との決戦に臨む。 本作のオリジナルキャラクター。 元々は上杉謙信を暗殺するために城に潜入したが、謙信に一目惚れしてそのまま配下となり、以来謙信のため命を賭して戦っている。 謙信と2人きりになると背景にが咲き誇り、その光景はを髣髴させる。 謙信からは愛着を込めて「 うつくしきつるぎ」と呼ばれ、特別扱いをされている。 謙信以外の人間に対しては厳しい態度と男勝りな言動が目立つが、心優しい面も持っており、忍としての腕は一流ながらもかすが本人はあまり戦うことを好んでおらず、戦いのさなかに感傷的・感情的になることもしばしば。 佐助や半兵衛からは「忍に向いていない」と評されており、他武将からその面を指摘されることも多い。 同郷出身の佐助に特に好感情を抱いてはいないが、共通の敵に対しては息を合わせて共闘することもある。 『英雄外伝』では連携技も使用しており、佐助が倒されると激怒することもある。 謙信と親しくする者には誰彼構わず激しい嫉妬心を見せ、信玄が謙信にとって重要な存在であることを、嫉妬心から口惜しく感じている。 『1』では攻撃モーションは佐助と同じであったが、『2』では武器が輪宝からくないに、属性が闇から光に変更され、モーションやバサラ技も一新されている。 白い梟による空中移動が可能で、佐助同様この技でしか行けない場所がある。 『宴』では特定の固有技で敵を縛り状態にすることが可能になった。 『3』では慶次が上杉軍に所属して以来、友人同士の謙信と慶次の仲の良さにやきもきしている。 しかし、慶次が倒された際には激しく取り乱し、「アイツは誰よりも優しかった…! 」と泣き叫ぶ姿が見られることから、彼との仲は決して悪くない。 『宴』での京都花火祭ステージではを披露し、『皇』では固有奥義となった。 本人曰く「芸もできるが、これも術の一環」。 『4』創世ルートの川中島で倒されても撤退扱いだが、創世ルートの一騎討ちステージでは謙信が倒された事で狂気に駆られたかすがと戦う。 『皇』のドラマルートでも実際に謙信が討たれ、また実際に討った仇敵を失うことにもなり指針を失い狂気に駆られてしまうが、真相は最終戦で判明する。 上杉軍の一番隊を一人で任されている。 『1』では一般武将。 『2』ではデザインは一般武将のままであるが、「」で専用の登場シーンが用意され、キャラクターとして扱われるようになった。 『英雄外伝』では「手取川の戦い」でも同様のシーンが用意されている。 『3』では肩書がついた。 自身を「無敵の主人公」と誇らしげに称し、と訴えている。 兜に「愛」の前立を拵えているが、本人曰く「愛? そんなことより、俺は無敵」。 『BH』では他の陣羽織と同じ扱いのため、光属性の牽制技が出る。 「 無敵」を自称し、事あるごとに「俺は無敵! 」と叫ぶが、体力も攻撃パターンも少なくすぐに倒される羽目になり、「無敵なのにやられたー! 」というやられ台詞は、もはやお約束になっている。 『2』以降、体力ゲージの見た目は他の武将と同じになっているが、体力が増加した訳ではなく、体力・攻撃力・防御力全て雑魚の一兵卒と同程度。 戦極ドライブ・バサラ技も使用しない。 『宴』では、「京都花火祭」のステージにて派手に登場後、人間花火を披露。 かすがには「体を張って余興を見せるなんて」と悔しがられ、宗麟には身体で愛を表現したと感動され「ラバーズ直江」という洗礼名を付けられたが、兼続本人は気に入っておらず勝手に「ムテキ直江」と名乗っている。 アニメ第2期にも登場し、手取川の戦いで誇らしげに名乗ったが、利家に瞬殺されお約束の台詞と共に空の果てへ吹っ飛んだ。 『4』では装備すれば自身の無敵を延々と語り続けるアイテムが登場したり、また、謙信に暗にお前は無敵じゃ無いと言われたりしているが否定している。 『皇』では合戦ルーレットの「変化マス」を当てると一時的に操作でき、旧作の義弘専用アイテムのように敵味方ともに一撃で撃破することが出来る(敵に当てられた場合は直ぐに元のキャラクターに戻る)。 謙信が踊りながら指揮をとる。 元ネタは。 軒猿(のきざる) 初登場:『3』 上杉軍の忍者隊。 かすがの援護として登場する。 武田軍の百足隊同様、実在した乱破衆である。 島津軍 [ ] 最南端で強者を求めて戦う猛者達の軍勢。 史実通り伏兵戦術を得意とする。 また本拠である最南端は、日本とは思えないほど南国風ののようなステージとなっている。 シンボルカラーは。 最終目的として天下を意識していない訳ではないが、それよりも生涯をかけて戦い抜く強者を求めている硬派な剣豪武将である。 口調はを組み合わせた独特の訛り。 比類なき一刀必殺術を駆使し「 鬼島津」の異名を取る。 「戦国最強の本多忠勝と唯一互角に戦える武人」と作中で紹介されており、本多忠勝とはライバル関係にある。 伏兵戦術が得意な策士でもあり、そのせいか義弘と対決するステージは敵兵の大半が伏兵であったり、ステージにダメージゾーンが設置されていたりと特徴的なものになっている。 気さくな性格である一方で、真剣勝負に関してはいささかの私情も憐憫も差し挟まない剛直な人物で、一揆を起こしたいつきに対しても同様。 慶次を気に入っており、「示現流を継ぐ気はないか」と発言している。 謙信とは互いの腕を磨き合う友人であり、倒しても撤退扱いとなる。 また酒豪でもあり、ムービーや勝利デモでは大きな徳利を取り出しガブ呑みをする。 巨大な大剣、戦斧や金棒を振るう。 ステータスは高く通常攻撃は超強力・超高速ながら、初撃が外れるとその後の攻撃が繋がらないなどクセの強いキャラクターで、戦極ドライブ発動中や敵として登場する際は初撃を外しても攻撃が繋がる。 『2』以降の作品ではステージによってザビー教に入信しており、「 」という名になっている。 入信の経緯は『2』のザビーストーリーで語られる。 『3』では古き時代の終わりを感じ、古き自分を倒し若者が新しい時代を作るようにと関ヶ原へと向かう。 若者、特に三成のことを気に掛けており、幸村や慶次には迷いを晴らす指針となり、三成を元を訪れた際は、家康への復讐しか考えてなかった三成を見て、彼の行き方を見守るため同行した。 「九州は自分達で守る」と、官兵衛・宗茂とともに行動することもある(場合によっては三人まとめて大友軍(ザビー教)の信者にもなっている)。 『4』では足利派。 示現流を極められず老いて死ぬ事を恐れ、到来した乱世の中真の示現を見つけるため戦場にて敵を問答無用で薙ぎ倒す鬼となる。 兵士から慕われることを嬉しく思いつつも、示現を極めるためには鬼になることが必要だという考えから、長い行軍の末疲労で歩けない自軍の兵を突き放したり、降伏を求めた敗残兵を一刻の内に皆殺しにするなど、過去作に比べて冷酷で容赦のない行動を取るようになっている。 『烈伝幸村』のストーリーでは直接登場しないが、関ヶ原にて西軍として出陣を要請される。 しかし、伝令の者が下馬せず依頼したことに対し「無礼なり」と一括し、追い返したため参戦しなかった。 島津軍の仲間武将・兵士 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(鉄槌兵) 五本槍 五本槍に関しては。 (とら)・虎操兵(こそうへい) 初登場:『3』 「耳川潜伏戦」にて登場した白虎と虎を操る兵士。 虎は虎操兵の掛け声に合わせ引っ掻き攻撃や吠えなどでプレイヤーに襲い掛かる。 重量級に近い特性を持ち、多少の攻撃では怯みすらしない。 宇都宮軍の「神流川の戦い」でも多数の虎が登場する。 また、『宴』では虎を仲間武将にすることができる。 二天一流 [ ] 正確には「軍勢」ではなく、ただ強さだけを求め、各地の猛者に戦いを挑む集団。 リーダー格である武蔵の戦いに見られるように、勝利することだけに拘ったそのやり口は正々堂々としたものとは言い難く、荒くれ者の集団に近い。 武蔵が待ち構えるは罠だらけの無法地帯と化している。 との決闘時のイメージからか、左手に持った木刀と右手に持った巨大な櫂の二刀流で戦う。 真っ向から堂々と勝負を仕掛けてくるものの、櫂でメッタ打ちにしたり石を投げつけたりと、戦い方は「悪ガキ」そのもの。 後述のステータスにあるように腕っぷしは強いが、頭は良くはなく、頻繁に悪態をつく。 自分の名前も含め、難しい漢字は全てひらがな表記になっている。 もっとも、状況的に答えになっている発言や、(侮辱という悪い意味でも)相手に伝わりやすい話をすることから、敵に対して鋭い批評を下すことが多い武将達(半兵衛・佐助・久秀など)から、極めて高い評価を受けており、特に久秀からは「気に入らないものは全部倒す」という発言に対して「真理を言い当てられた」という、他者に対する批評とは全く違う絶賛をされた。 軍には所属しておらず、天下統一モードを進めていくと武蔵が乱入し、単独で戦いを挑んでくることがある。 また、天下統一モードで操作キャラとして使う場合、二天一流はどこかを統治している集団ではなく、初期統治国が存在しないため、隣国しか攻められない仕様を無視し、離れた国を自由に攻めることができる。 初期の体力は極端に少ないが、レベルが上昇する毎に大幅に上昇する。 攻撃力が非常に高く、バサラ技は文字通り一撃必殺の威力を持つ。 またバサラゲージが短くすぐ溜まるため、固有技感覚でバサラ技を使える。 挑発モーションには当たり判定がある。 『3』『宴』では登場しないが、アニメ第2期同様に島津軍で修行していることが義弘の口から匂わされている。 『皇』では合戦ルーレットの「罰天マス」を当てると追跡者としてプレイヤーに襲うことがある。 このとき武蔵は覆面をしている。 徳川軍 [ ] の軍勢。 家康の人徳によって多くの兵を有する。 得意技はで、後述の忠勝の演出と併せ、をイメージしている部分が多い。 イメージカラーは(黄金色)。 の葉をモチーフにした金色の甲冑に身をまとった少年として描かれている。 太陽のように明るい人懐っこさを持つ部下想いの人情家。 戦場では一人も部下を失いたくないという信念を持ちながらも、争いのない平和な世の中を目指す。 幼い頃は今川家に人質として取られていたらしく、義元のことは「義元様」と呼んでいる。 義元・利家を始め、一部の武将や自身の部下からは、幼名である「 竹千代」と呼ばれている。 織田家とは同盟を結んでおり、信長・濃姫・蘭丸・利家・まつ・慶次は倒しても撤退扱いとなる。 長政ほどではないが、信長の無慈悲な振る舞いにより、他の勢力との間で板挟みに遭うことがしばしばある。 『1』におけるアニメデモの出演は3回と最多クラス。 忠勝に依存している己の未熟さを承知しながらも天下泰平を目指す。 『2』では、忠勝の圧倒的なパワーに目を付けた武将達によって何度も誘拐され、人質大名と化した。 関ヶ原の戦いでは、200に本隊10万という圧倒的な兵力に物を言わせたを起用している。 『英雄外伝』の長曾我部元親の外伝ストーリーでは元親と男の友情を育んでおり、幼い大将であるが部下達にも非常に慕われていることも確認できる。 『1』『2』『英雄外伝』におけるモーションは前田利家と同様のもの。 『英雄外伝』よりプレイヤー武将に昇格するが、ストーリーモードがなく固有技がデフォルトの2つのみ。 『3』では主人公格の一人。 肉体面・精神面ともに 大きく成長した青年期の姿で登場。 豊臣軍との戦いに敗北した後、豊臣傘下として忍んでいた が、世界進出を望み戦火を拡大する秀吉に反旗を翻し、激しい戦いの末に討ち取った。 「絆」の力で天下を治めることを決意し、東軍総大将として関ヶ原の合戦に挑む。 絆を説きながらも秀吉を討った矛盾や、己の夢で悲しみを生んでしまう罪を背負う覚悟を固めており、かつての戦友で西軍総大将の石田三成からは激しい憎悪を受け、友人関係にあった元親や慶次・利家との関係も変化してしまったが、言い訳すらしようとせず全てを受け入れる。 人知れず孤独を抱えながらも笑顔と優しさを絶やさず、絆の力による平和な世を目指す。 また、自分と同じく武田信玄を師と仰ぐ真田幸村に対しては互いに魂をぶつけ合う。 しかし真の魔王として甦った信長は、「あなたはここに居てはいけない」と否定している。 松永久秀の事は、絆の敵と認識しており、慶次同様激しい怒りを見せる。 天下泰平のため、避けられない戦の苦行を自ら背負うため、己も傷つくことを選び、武器(槍)を捨て素手で戦うようになった。 体の成長にも伴ってモーションが一新され、武器も槍から手甲、属性も雷から光に変更になった。 素手での戦闘スタイルは、大柄な体格によりデフォルメのきいていた秀吉に対し、比較的リアルな動きのモーションが目立ち、を彷彿とさせるような描写になっている。 また、史実における耐え忍ぶ印象にちなんで、通常攻撃は全てタメ打ちが可能で、固有技・固有奥義もタメが可能なものが多い。 固有技に関しては空手とボクシングの技が目立つ(天道突き=正拳突き、虎牙玄天=ボディーブローor下突き、陽岩割り=下段突き)。 挑発または特定のアイテムで、服についているフードを被るとタメの時間が短縮される。 史実同様関ヶ原の戦いおよび大坂の陣では東軍総大将として布陣したり『3』や『宴』で鉄砲隊(もしくは忠勝の砲撃)で小早川秀秋を寝返らせたり、武田信玄を「戦の師」と思っていたりしている描写もある。 『4』でも、豊臣軍を抜け絆によって天下をまとめようとはしているが、天下を得るために振るいたくも無いのに力を振るう矛盾に苦悩している場面もある。 『皇』の追加ステージ次第では『3』のように秀吉を倒して三成の前に立ちふさがる、または半兵衛死後の豊臣に戻り三成と秀吉と共にプレイヤーの前に立ちはだかる。 逸話では「五十七度戦に出て、傷一つ負わなかった」と謳われる猛将で、本作では 傷一つ付けられない型武将 と化している。 史実の忠勝はむしろ軽装であり、大胆な解釈によるキャラクター造形だが、外見は鹿角脇立兜をかぶり肩から大数珠を下げるなど一般的な本多忠勝のイメージを維持している。 『2』のOPムービーやテレビアニメではから発進する。 固有技として形態機能が備わっており、バックパックからキャノン砲やバーニア、自立兵器等を展開して使用する また、バサラ技の際にはが背負う雷鼓を思わせるような雷撃装置を展開する。 形態変更時には家康から指示が入る。 主君である家康を守り続ける忠臣だが、主の救出のためや、ライバルである島津義弘の接近に呼応したなどの理由で勝手に動き出すなど、人間的な面もある。 台詞は「…」「! 」のみで構成され、機械音のみで一言も喋ることはないが、多少の意思は図ることができる。 主君である家康や徳川軍兵士とはより明確な意思疎通ができている描写があり、将棋を指せることも明らかになっている。 武器は穂先がのように回転する巨大槍。 馬に乗れないなど多少の不便はあるが、パワー・スピード・リーチ、全てがトップクラス。 しかも弓矢・鉄砲・岩などの飛び道具が効かない、攻撃を受けると仰け反りこそするが絶対にダウンしない、ダメージは受けるが騎馬隊の突進を跳ね返すなど、驚異的な性能を誇る。 ただし『BH』では手数の多い攻撃や一撃の威力が大きい攻撃を受けると一時的に機能が停止して操作不能になる ほかの武将のダウン状態にあたる。 敵として登場する『1』の「」では、攻撃してもほとんど体力が減らない・反撃されるとあっという間に瀕死になる等、戦国最強の呼び名通りの恐ろしさを見せ、倒せば特別恩賞として莫大な経験値を得られる。 さらに『英雄外伝』で登場した「」でも尋常ではない強さを発揮し、倒しても更に2回パワーアップして復活する。 『2』以降は忠勝を倒さねばクリアできないステージも存在しており、倒しやすい敵に調整されている、あるいは一撃で忠勝を倒せるようにステージに仕掛けが用意されている場合があるが、強敵であることには変わりない。 更に、作品によっては忠勝が戦場に落雷を発生させるステージもあり、直接の戦闘時以外でもその強敵ぶりを発揮している。 『3』でも変わらず家康を守っている。 長距離の移動手段としても重用されており、家康を背中に立たせて運んでいる。 固有技に関するシステムの変更もあって、より複数の形態を組み合わせて多彩な攻撃を繰り出すことが可能になった。 『4』では一人で悩みを抱え込み誰にも相談をしない家康を心配している。 また、同盟を組んでいる直虎のステージで条件が揃うと、直虎の体力を半分切った所で援軍として出現する(ドラマ・アニメルートでは条件なしで登場する)。 姫であることを好まず自分自身の力で人に認められることを望んでいる。 父・忠勝のことは尊敬しているが自分に対し過保護気味と思っている。 徳川軍の仲間武将 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(槍兵)・(忍者)・(忍者) (さかい ただつぐ) 声 - テレビアニメ第3期で登場した徳川軍の武将。 信条は「信じる! 幼少の頃からに仕える重臣で、家康のことを呼び捨てできる唯一の人物。 自身より評価されている忠勝に対してライバル心を抱いている。 黒い装甲で全身を覆う忠勝とは対照的に、白い軽装の戦装束にの背負う風袋を思わせるような膨らんだ赤い布飾りが特徴。 戦闘に立つ場面が無かった為、使用する武器は不明。 ザビー教団 [ ] 「愛」を伝えるため、異国からやってきたある意味最強の色物集団。 まつや蘭丸の具合を悪くしたり、久秀から「秩序を与えよう」と皮肉られるほどに、教団内は混沌とした状態になっている。 一般兵士である信者は奇怪なセリフ(多くはアニメ作品などのパロディ)を放つ。 シンボルカラーは。 「愛ミナギル」を合言葉とする、ザビー教の開祖。 愛を強く信仰しており、愛を広めて戦乱の世を治めようと各地を布教し歩いている。 その教えは完全にカルト教のそれと言っていいほど自分本位、かつ意味不明なものだが、信者達からは盲信を得ている。 本多忠勝や豊臣秀吉に次ぐ巨漢。 日本語が達者でなく、矛盾だらけの発言をし、目的の為に手段を選ばず、手段の為に目的を忘れる傾向がある。 他の武将から顰蹙を買うほど奇怪な城をに構え、ザビー教を説いている。 いつきとは信仰の違いから対立している。 科学力に優れており、ザビー自身がモデルの戦闘ロボット「メカザビー」、突撃型爆弾メカ「チビザビー」(いずれも量産型らしく何体も存在する)を開発、ザビー城防衛のために実用化し投入している。 それらの一部は長曾我部軍から盗んできたもので、『2』ではその縁から元親に因縁をつけられている。 お市に怒鳴る浅井長政にまっとうな注意をしたことがあり、そのことに対しては長政も素直に反省している。 ザビー教を布教している関係で、配下武将は信者となる。 自分の顔に酷似した謎の野菜を栽培しており、それは利家と慶次が思わず卒倒した程の味(『宴』の立花宗茂の言葉から推測すると美味ではない模様)。 武器は両手のバズーカだが実際はに近い使い方をしており、砲口から吹き出す炎の推進力で敵を殴り飛ばすような攻撃が主立つ。 なお、砲撃を行うことも可能である。 『3』『宴』『4』『皇』では本国へ帰ってしまったようで登場していない。 帰国の理由は定かではないが、大友軍の信者達は「ザビー様は国外へ追放された」「ザビー様を見かけたら、宗麟様に通報を」と言っており、チェスト島津も「故郷を恋しがっていた」「日ノ本を追われて行方不明」などと言っている。 大友軍のステージでは『CH』のモデリングとほぼ同じ肖像画が飾られている。 愛に目覚め、愛を説く姿からは冷酷な策略家という面影は消え、ジャンプ攻撃時の「散れ! 」という台詞も言わなくなっている。 部下達も愛の伝道師として働いている。 また、死に際にも「わが名は…サンデー…」という言葉を残し、その信仰ぶりを確認できる。 この姿を見た長曾我部元親は「おいおい、嘘だろ? 」と嘆き、前田利家・まつ夫婦も酷く驚いていた。 また本多忠勝を主人の家康と共に入信させ、ザビー教の御本尊にさせようとしていた。 『3』ではかつて信者であったことを黒歴史のように思っているようで、大友軍のステージで信者だった頃の感情が湧き上がった際にはそれを必死に押さえ込んでいる描写がある。 しかし、『宴』での宗麟ストーリー最終章では、宗麟の言葉によって完全にサンデーへと戻ってしまい、戦闘中、宗麟と共に延々と歌う様子も見られる。 宗麟からは「伝説のタクティシャン」と少し崇拝的な扱いをされている。 『4』でも宗麟や鹿之助に関連するイベントなどで再登場しており、肩書も用意されている。 またその入信の理由も、「武力を保持した友好的宗教団体」として利用しようという意図があったためである。 『2』の忠勝ストーリーモードでは、忠勝にも入信するように勧誘している。 『2』のザビーストーリーモードでの「勝負に負けたら入信する」との約束を忠実に守っているだけで、元就ほど宗教に染まっていないようであるが、やはり感化されている部分もある。 名前の「チェスト」は示現流独特の掛け声のこと。 『3』でも大友軍として参加しており、「おお、ザビー様」と唱えると強くなれると聞いたことと、官兵衛の誘いで入信した。 義弘本人は修行の一環として捉えている。 『宴』の最上義光ストーリーにおいて記憶喪失した義光が天使と名乗った際に、前作までの討死の際に見えていた「ひげの生えた天使」だとあっさり信じていることなどから、ザビー教に対する懐疑的な念は持っていないことが窺える。 四国から奪ったものであるらしく、『2』では元親との間に因縁が生じている。 詳しくは。 ザビー本人と同じ大きさ、同じモーションで動くロボットだが、耐久力は劣る。 そのうち一つには「ザビエモン3号」という名前が付けられている。 たまに目から赤いレーザーが出るが、ダメージ判定は無い。 爆弾を搭載した小型ロボであり、群れをなして突進してくる。 ザビーの固有技「天罰あれ」でも登場。 また、武蔵の固有技「二天一流 奥の手」で稀に小石に混じっていることもある。 ザビーによると「ザビー城土産」として100両で販売されているという。 全国各地をまわり、長曾我部軍のカラクリ兵器を奪ったり、義弘や武蔵と戦って負けたりして本物の忠勝の評判を落としていった(一部の人間の好感度は逆に上がった模様)。 甲冑の色や模様、そして全体的なステータスこそ違うが、攻撃モーションは忠勝本人と同じ。 体力が無くなると、中からザビーが出てくる。 大友軍 [ ] を拠点とする軍勢。 総大将・大友宗麟が史実ではであったためか、本作への登場に当たっては熱狂的なザビー教信者として描かれている。 そのため大友氏の領地はザビー教の温床と化し、軍勢はほとんどがザビー教団と変わらない集団になっており、独特の台詞回しも健在。 しかし、宗茂に従う一部の兵士達はザビー教には染まっておらず、ザビー信者と常識人の狭間で揺れる軍となっている。 シンボルカラーは基本的にもしくはとだが、宗茂使用時はとになる。 昔はただの我侭なお坊ちゃんに過ぎなかったらしいが、幼少期におけるザビーとの出会いがきっかけでザビー教に心酔し、九州に「ザビー教大国」を築くことを夢見てさらに我侭の限りを尽くしている。 常にマイペースで人の話を聞かず、荒唐無稽な指示で宗茂や周囲の人間を困らせることもしばしばで、他武将から子供扱いされることも多い。 『3』では、宗麟自身は戦闘能力を持っておらず、大将戦ではザビーの顔面を模した巨大な戦車「ああっザビー様! あなたの面影と思い出号」に乗って戦闘を行う。 (略)思い出号が破壊されると頭頂部に内蔵されている小型戦車で脱出し逃げ回り始め、攻撃は一切しない。 モーションはザビーとほぼ同じであり、歩き方も全く一緒である(ただし小型戦車で動いており、厳密的には歩いていない)。 宗麟のテーマもザビーのテーマのアレンジで共通点が多い。 『宴』でのプレイヤー・仲間武将時は(略)思い出号の頭頂部に内蔵されている小型戦車に乗って戦うが、敵大将時とは戦闘スタイルも大きく変わっている。 プレイヤー仕様では、小型戦車に多数武装が追加されており、通常攻撃は単なる体当たりを行うが、固有技において小型ミサイル、大砲、火炎放射器、レーザー砲等、見た目や小ささと裏腹に(略)思い出号以上の重火力。 また小型戦車には手足が内蔵されており、固有奥義で変形する。 ザビーと同じく音波攻撃等も行うが、歌って踊りながら戦う様子は宣教師というよりもミュージカルスターである。 また、宗麟は小柄だが、戦車の重量のために重量級の扱いとなっており、絶対にダウンせず、空中へ吹っ飛ばない。 バサラ技では(略)思い出号を呼び出し、ミサイルと音波攻撃を周囲にバラ撒く。 日本遊戯モードなど一部の対戦ではプレイヤー仕様の宗麟と戦うこともできる。 『宴』のストーリーモードではザビーを探す為に各地を巡る。 行く先々で会う武将(かすが・前田慶次・黒田官兵衛・直江兼続)を巻き込んでミュージカルのように歌いながら台詞を語ったり、サンデーと手を取り合って天の扉に向かい光の階段を昇っていくというエンディングだったりと、全体的にギャグ描写が強いものとなっている。 『4』では足利派であり、各地にザビーランドという怪しげなアトラクション施設を大量に作っており、ザビーランドの運用資金を強奪するステージが存在する。 島津義弘、本多忠勝と並び称されるほどの猛者であり、「 西の宗茂」の異名を持つ武勇・人格ともに優れた名将。 ザビー教に心酔する主君の宗麟に振り回され呆れながらも宗麟の顔が描かれた橋を渡ることが出来ず、迂回の為に壁を破壊する、自らトラップの仕掛けられた道を行くなど宗麟を敬う心は一級品で、忠義心を目の当たりにした敵兵からは「いい人だよ! この人はいい人だ! 」、「心洗われる…。 この人とは戦えねえ! 」などと感心されている。 大友軍兵士からの信望も厚い。 主への忠義に生きる質実剛健な雰囲気の物言いは、一見古き良き武士そのもの。 部下曰く「立花殿は雑念とは無縁のお方」なのだが、戦闘中に字幕は「…。 」のみで、心の声として「侍やるの疲れたなぁ」、「早く帰ってを読みたい」、「晩年には犬を飼おう」などと愚痴や戦とは無関係な雑念が音声のみで聞こえてくる(特に『宴』での勝利ムービーでは、勝ち名乗りの最中にうっかり「お風呂に入ってゆっくり休もう! 」と雑念を口に出してしまう)。 奥と呼んでいるには夫婦喧嘩で一度も勝ったことがない上、出て行かれたきりになっている。 それについては心の声で「洗礼名なんかいらんよ。 わしゃ宗茂なんだから」とつぶやくことから非常に不満であることが窺える。 「立花宗茂」と名乗ろうとすると宗麟から「違うでしょう、あなたは『ギャロップ立花』です」と言われるが、「そうです! 我が君の言う通り! 」と肯定はするものの自分では決して名乗らない。 武器はチェーンソーのような形状をなした一対の雷切。 父から譲り受けたもので、それを用いての豪快な戦闘スタイルが持ち味である。 また大きな体格の為重量級の扱いであり、攻撃力と防御力が非常に高く、絶対にダウンせず、空中に吹っ飛ばない。 『宴』のストーリーモードではザビー教に心酔しきっている宗麟の目を覚まさせるために手を上げてしまい、島流しにされてしまった場面から始まる。 しかし行く先々で宗麟との思い出を回想してしまい、そこで出会った慶次に諭された。 最終的には宗麟と再会し、理不尽に追いかけられながらも主と共に居る日常の幸せを実感した。 『4』でも変わらず宗麟に従っているが、演目でジャンボをさせられたり、マリアの機嫌を損ねて飛び蹴りを喰らったりなど、苦労している描写がさらに増えている。 が取れなければ愛しか無いと、かなり切羽詰った様子。 しかしザビー教に心から染まってはおらず、『宴』の宗麟ストーリーで天下を狙う機が巡った際にはあっさりと脱退しており、宗麟の怒りを買っている。 「枷が外せるならザビー教を信じるんだがね」とも言っており、入信の理由はあくまで自分の利益に基づいたものであったことが窺える。 『4』では行く場所がザビー教しかなかったとヤケクソ気味に入信。 金脈を掘り当てていることでザビー教からは一目置かれている。 鹿之介はあくまで主君の尼子晴久を探すために潜入するつもりだったが、知らないうちに影響された模様。 一緒に潜入したおやっさんは「 シカセンベイ」という洗礼名を付けられた。 スリ兵(すりへい) 初登場:『3』 『戸次川の戦い 三英雄編』にて登場した忍者系の敵兵。 プレイヤーから獲得小判を盗む。 素早く倒せば金額が倍になって戻ってくるが、逃げ足も早いので倒しにくい。 下っ端と親ビンの2種類がいる(忍者兵の下忍・上忍のようなもの)。 ああっザビー様!あなたの面影と思い出号 初登場:『3』 宗麟が操るくどい名前と外見を持つからくり戦車。 ザビーの顔面を模した巨大戦車で、頭頂部に宗麟が乗り込んでいる。 国崩しを改造して造ったらしい。 宗麟曰く「ザビーランド計画の一端」。 外見に反し、意外な小回りの良さを見せ、軽快な動きで駆け回りながらザビーの眼に当たる部分の砲台から砲弾を発射して攻撃してくる。 また歌による周囲への音波攻撃も放ち、この二つはかつてのザビーの固有技に似る。 また、内部には人員が多数乗り込めるらしく、時々増員の兵士が降りてくることもある。 この戦車を撃破すると小型戦車に乗った宗麟が脱出するが、宗麟自身と小型戦車は戦闘能力は持っておらず、ひたすら逃げ回るだけ(おまけに一回攻撃するだけで倒せてしまう)なので、実質この巨大戦車との戦いが大友軍との総大将戦になる。 名前が長過ぎるので攻撃した際に表示されるステータスでは「 (略)思い出号」と表示される。 『4』では特定ステージの宗麟の護衛として登場している。 長曾我部軍 [ ] のを本拠とする軍勢。 「軍勢」というよりは「海賊団」という印象が強い。 大砲や鉄砲などの最新兵器を多数保有している。 シンボルカラーは。 初登場時22歳。 の親分をイメージして描かれており、左目を紫ので覆い隠している。 部下のセリフによると、隻眼ではない模様。 頭にを巻いたしゃべるをペットとして連れている。 一見乱暴な荒くれ者に見えるが、懐が深く、部下や民からの信頼も厚い。 自分を慕う者を「野郎共」と呼び、兵士(子分)達からも「 アニキ」と呼ばれ慕われている。 全員男の熱狂的な親衛隊がいる。 天下への興味は薄いらしく、「俺は天下よりも、風の吹くまま海を旅していたい」といった意味合いの発言をしている。 技術力に長け、要塞「富嶽」での砲撃、後述の「木騎」を始めとする兵器を実用化するなど、新しい戦術を取り入れる柔軟な思考の持ち主でもある。 ただし重騎などの最新兵器は高価なため、財政状況は常に危機的であることを伺わせる台詞がある。 また、機械や兵器そのものが好きで『2』では忠勝を仲間にするために家康を誘拐した。 重機の魅力を解さない者は「田舎者」と罵る。 『2』ストーリーモードでは海賊船に乗って全国の財宝を探しに行くという展開になっており、自身と同様に兄貴肌で荒くれ者の軍を纏め上げている伊達政宗と意気投合する一幕が見られる。 また、『英雄外伝』の外伝ストーリーでは徳川家康と固い友情で結ばれる。 毛利元就に対しては、部下の存在を蔑ろにする元就の戦い方を嫌っている一方で、戦闘中の会話や撃破時の反応など、単純な敵対関係とは言えない部分もあり、『2』のストーリーモードでは唯一討死ではなく退却扱いとなる人物でもある。 『2』のまつストーリーでは、を釣りたいと言うまつと利家に快く船を貸し、釣りを許可した。 その影響か利家とまつは倒しても撤退扱いとなり、まつと戦うと長曾我部軍兵士が飯をごちそうになったことを感謝したりする。 また子供の扱いは苦手なようで、いつきを倒しても撤退扱いとなる。 『1』では前田利家と同様のモーションが使用されていたが、『2』から固有のモーションが用意された。 戦闘スタイルは碇の形をした先端が伸びる鎖付きの槍、碇槍を使用するトリッキーなものである。 『3』ではストーリーの前提として、留守中に四国を攻め落とされ数多の部下を失っており、自身の過ちとして悔いている。 焦土と化した自国に残されていた徳川軍旗から侵攻を家康の仕業と判断、過去に友情を交わしたかつての友の裏切りを許容できず、三成や宿敵である元就と手を組み西軍側に付く。 ルートのひとつでは黒幕らの計略に嵌まり、家康を部下の仇と誤認したまま殺めてしまうが、別のルートでは雑賀孫市の助言を得て真実を求め各地へ赴き、四国襲撃の真相を知る。 同時に家康と和解し、家康と共に真の黒幕を追う。 また、自身の海賊行為を巡って鶴姫から因縁を持たれることになるが、鶴姫との争いの内容は船で日本を廻る競争などといった子供じみたものが多い。 孫市とは昔馴染であり、孫市のことを本名である「サヤカ」と呼ぶ 孫市本人は好ましく思っていない。 『4』では天政奉還のことを聞きながらも海があれば良いと言っている。 異国の海に出ることを夢としているが、国や部下のことも在り、実現には至っていない。 ドラマルートでは家康と行動を共にするが、家康の三成に対する複雑な感情を察したことと三成の不器用ながらも義を重んじる姿勢に興味を抱いたことから、エンディングでは家康と三成の間に立つべく三成と行動を共にすることを決意する。 『烈伝幸村』のストーリーでは毛利元就が家康の邪魔をすると思い大坂夏の陣にて倒そうとするが、幸村に止められる。 長曾我部軍の仲間武将・兵士・兵器 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(大筒兵)・(大筒兵) (しげ)、(べくのすけ)、助六(すけろく)、彦次(ひこじ)、政(まさ)、春吉(はるきち)、左平太(さへいた)、弥太郎(やたろう) 声 - (重)、(可之助)、(助六)、(彦次)、(政) テレビアニメ版で登場した元親の配下武将達。 他の長曾我部軍兵士のように海賊のようなラフな格好をしている者と、普通の武将の恰好をしている者がいる。 安兵衛(やすべえ) 声 - 『3』において、四国襲撃が徳川軍によるものかを確かめるために家康の下へ向かった使者。 仲間からは「ヤス」と呼ばれている。 彼が徳川軍の人間によって殺されたという目撃情報が、元親の家康に対する疑いを決定的なものとした。 テレビアニメ版第3期でも登場し、徳川軍が長曾我部軍を攻撃したという証言を残して息絶えた。 多数の大砲が設置されており、絶え間なく砲撃してくる。 アニメではデザインが変更され、海上移動要塞として登場する。 連射可能な弓矢や爆弾をばらまく攻撃、足元にギロチンの如く巨大な刃を落として振り子のように振る攻撃を行う。 作るために国ひとつ傾いたという。 長政曰く「悪の巨大兵器」 ただし「近くで見ると心惹かれるものがある」と発言しており、完全に嫌っているわけではない模様。 『1』ではザビー教や前田軍も所持していた。 『1』における長曾我部軍のものには「朱点」という名が付いていた。 大抵は元親との大将戦において元親と同時に登場する。 竜の頭を模した飾りや、2丁のバズーカ砲、のような飾りなどが装備されており、変形して爆撃や火炎放射で攻撃してくる。 攻撃の際は脚を折りたたんで姿勢を低くする。 『2』では豊臣軍も所持していた。 非常に強力だが維持費も相応に必要らしく、長曾我部軍の兵士は修理費だけで国が傾くと悲鳴を上げていた。 突進してきたり、腕を伸ばして攻撃してきたりする。 木騎同様、元々は元親が作ったものであるが、技術的に難しくないのか、一部を除くほぼ全ての軍が所持している。 だが元親曰く、長曾我部軍の兵器はすべて最新型らしく、他国の軍の物を「旧式」と言う(木騎なども同様)。 機動力が高く、突進攻撃や、足を折りたたんでの回転攻撃。 大ジャンプによるボディプレス、口内の火炎放射器による火炎攻撃などを行なう。 未完成のまま出撃することもある。 後方のが弱点。 長曾我部軍の「からくり好き」仲間武将は、この暁丸のミニチュアを兜に乗せている。 「関ヶ原の戦い 謀略」では、毛利に奪取されたものが登場。 他のステージに登場するものより非常に耐久力が高いが、明日大鏡を奪取していれば、体力ゲージを半分に減らしたところでイベントが発生し、明日大鏡による一撃で破壊できる。 『皇』では合戦ルーレットの「変化マス」を当てると確率でこれに変化し、一時的に操作できるが、敵として登場するものに比べ大きさが小さくなっている。 百鬼富嶽(ひゃっきふがく) 初登場:『4』 長宗我部軍と雑賀衆の技術を結集した巨大戦艦。 兵器ではあるが、あまりにも巨大なため、ステージそのものとして扱われる。 アニメ版の富嶽からデザインが逆輸入され、巨大な箱型の船体と正面に鬼の顔、巨大な大砲を一門備えたデザインとなっている。 推進力は両サイドにある巨大な外輪で生み出している。 また、暁丸を搭載している。 艦橋の代わりに、長曾我部軍最終兵器「百鬼丸」が一体化しており、暁丸が合体することで起動する。 戦闘中は常に海上を移動しており、その速度は非常に速い。 色は紫。 毛利軍 [ ] 全土を領土として持つ軍勢。 拠点はやなど(派生作品ではとなっているものもある)。 史実同様、強力なを持っている。 「三本の矢」の故事に由来して、兵を多く抱えており、元就の精密な知略に基づく優れた組織戦・集団戦術技能を持つ。 軍のシンボルカラーは概ねで、兵士達の具足の色は主に。 勝利の為には手段を選ばない常に冷徹な策略家で、兵士のことを「捨て駒」と言い放ち多少の犠牲は厭わない。 それ故、策を狂わせかねない「情」というものを激しく嫌悪している。 史実の反映かを篤く信仰している。 端正かつ鋭い容姿 が印象的で、翼のような長い甲冑を腕に装着している。 また常に長い兜を被っており、ゲーム中で着脱するシーンは、『皇』の長曾我部元親のアニメルートにおいて、元親に敗れて吹っ飛ばされた際に外れるのみである。 頭髪は濃い茶色で、長さは肩より少し上くらい。 算段を乱されると憤怒や苛立ちを見せるが、冷静さは失わない。 四国の長曾我部元親とは哲学の違いなどもあって、瀬戸内海を挟んで対立している。 天下を競望せず、領土の保全と毛利家の安泰を図るという信条のため、信長や秀吉などの侵略勢力とは激しく敵対する。 半兵衛に対しては同じ策士として対抗意識を抱いている描写がある。 領土保全と毛利家の末永き安泰のみを願っており、「天下には興味はない」と公言するなど、現実主義的なスタンスを貫いている。 しかし「この世全てを安芸とすれば、永劫に敵はない」とし消極的理由ながら天下も狙っていると取れる描写もある。 「我を理解できる者は、この世に我だけでよい」と発言するなど、他者を寄せつけない頑なな性格だが、自身ですらも「駒」の一つと見なしているなど非利己的で、毛利家全体の繁栄を望む自己犠牲・集団至上思考の持ち主。 その一方で、「友達がいない」などの侮辱をされると、なぜか激情する。 現代的な脚色やアレンジが多い戦国BASARAの武将の中では、言葉遣いには古めかしいものが多い。 またドラマCDでは「人の世から争いは無くならない」などと、やや厭世的な発言もしている。 冷酷非情に徹してきた元就ではあるが、家臣達は安芸の平和が元就の采配によって保たれてきたことを認めている。 史実で孫のが西軍総大将であるためか、鶴姫からは西の大御所と言われたり、元就が大将の関ヶ原の戦いも存在する。 『1』では上杉謙信と同様のモーションが使用されていたが、『2』で固有モーションが用意されたことに伴い、武器が采幣から輪刀に、属性が炎から光に変更された。 また光秀同様、無条件で味方兵に攻撃を当てることが可能。 罠系の固有技を多く持ち、円輪状の刀で相手を斬りつける特徴的な戦い方をする。 『2』の「ザビー城脱出計画」ではザビー教に入信しており、「 」と名乗っている。 ザビー編のストーリーモードで、ザビー教に入信するまでの経緯が描かれている。 『3』では中国地方の覇権を守るため秀吉に従うことなく、戦わずに息を潜めることを選択し、過酷な戦乱を回避し力を蓄え続けた結果、徳川・石田軍にも劣らぬ勢力となっている。 利害の一致により大谷吉継と秘密裏に二人だけの同盟を組み、再び訪れた乱世に更に磨かれた采配を振り始めるが、自らの策が成す頃合いに吉継を裏切った。 また、精神面でも以前と比べてより冷徹で頑なになったと幸村や官兵衛などに指摘されている。 『4』では足利派の勢力として登場しているが、足利の傘下という立場を利用しているだけであり、義輝に対する忠誠心は皆無である。 表向きには足利として行動しつつ、自らが天下をとり、安芸を日の本中心にするのが目的である。 そのためには手段を選ばず古の巫女の名を騙っている時もある。 『烈伝幸村』のストーリーでは関ヶ原にて西軍として出陣を要請される。 しかし、を食べた後に出陣すると返答し参戦しなかった(弁当の話は口実であると思われる)。 大坂夏の陣では本領安堵を約束させるために家康に仕える。 毛利軍の仲間武将・兵士・兵器 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(弓兵)・(弓兵)・(剛力兵)・(照射兵) (あかがわ もとやす) 声 - テレビアニメ版で登場した元就の側近武将。 元就とは違って冷酷な面は見られないものの、彼の指示に従っている。 その正体は豊臣側の間者であった。 要塞「日輪」の完成後、元就の毒殺を謀ったが、すでにそのことに気付いていた元就に殺害された。 荘八(そうはち)、橋之助(はしのすけ) 声 - (荘八)、(橋之助) テレビアニメ版で登場した元就の配下武将たち。 他の軍勢と比較すると普通の武将らしい言葉遣いや様相をしている。 斥候として四国へ遣わされ長曾我部軍に捕らえられたが、元就には駒同然にしか思われておらず、毛利軍によって殺された。 登場するのは主に槍兵や弓兵だが、「令・虚実設置」という技では、煙幕のようなものを発する罠を設置する工作兵も登場する。 元就は援軍ゲージの上昇が他の武将に比べて極端に早いため、援軍ゲージが底を突かない限り、ほとんど使い捨ての飛び道具のように無尽蔵に呼び出すことができる。 また、任意で兵士を攻撃して吹き飛ばすことで、敵に対する盾として使用することも可能。 同作において、元就が文句なしの最強キャラとして扱われる一因となっている。 兵士によってわずかに容姿に差異があるが、基本的には無個性であり、「兵は捨て駒である」という信条を持つ元就の戦い方・軍略を端的に表した存在と言える。 大鏡兵(おおかがみへい) 初登場:『宴』 「瀬戸内陰謀戦」に登場した大鏡を背負った剛力兵。 大鏡から光を照射させてプレイヤーを攻撃する。 巨大な鏡で日光を収束させることにより、強力な熱線を照射し敵を焼き尽くす兵器。 戦場の四方と中心の建物の屋上の、全部で5箇所に設置されている。 天から巨大な光線が降り注ぐ様相はビーム兵器さながらである。 戦場から離れた沖合、または建物の屋上に設置されているため、直接大鏡を攻撃することは不可能であり、照射を停止させるためには、大鏡を操作している陣大将を倒す必要がある。 仕組みとしては照日大鏡と同様と思われる決戦兵器。 より強力な熱線を連続で照射できる。 こちらは操作している陣大将を倒すと照射を停止させるだけでなく、奪取が可能。 奪取した場合、長曾我部軍から奪った毛利軍の暁丸を 体力ゲージを既に半分に減らしているとはいえ 一撃で破壊する。 天空日輪(てんくうにちりん) 初登場 :『4』 長曾我部軍の百鬼富嶽を改造したもの。 こちらも巨大なためステージそのものとして扱われている。 ステージ構成は「海賊要塞 百鬼富嶽」とほぼ同様だが、動力炉に侵入できない、ギミックの変更、幾つかの大鏡が設置されているなどの相違点がある。 またある程度元就の体力を減らすと、足元の地面が抜け、自動的に動力炉での戦闘に移行する。 これと同時に元就が動力炉を破壊してプレイヤーキャラクターを巻き添えに自沈させようとするため、時間内に元就を倒さなければならなくなる。 色は緑。 北条軍 [ ] を中心に一円を支配する軍勢。 だが大名としては弱体で存在感は薄く、ストーリーなどでは既に滅んだか、滅ぼされる設定が多いので、のように、武将達の台詞は優柔不断な趣のものが多い。 シンボルカラーは。 何かにつけて「ご先祖様」と口にするが、バサラ技でとして出現するご先祖様の姿には、恐怖のあまり怯えてしまっている。 他国の武将達はもちろんのこと、家臣や兵士達からも呆れられているが、良くも悪くも凡庸な普通の老人である。 『宴』では他の武将から、「むしろその年で現役であることは奇跡」と再評価された。 北条家の威厳を示すため様々な傭兵を雇い入れており、後述の風魔小太郎や戦国連隊・五本槍などもに登場する。 居城の小田原城には北条家栄光門という巨大門があり、「北条栄光槍」という複数の槍を合体させたような派手な槍を武器とするなど、随所に「栄光」への強い拘りが窺える。 織田・豊臣と上杉・武田の間で翻弄される情けない役どころで、調のテーマ曲が哀愁を誘う。 基本的にコミカル路線のキャラクター付けだが、小十郎や義元と対峙する際は、史実に基づく逸話を彷彿とさせる台詞が聞ける。 『2』までは前田利家と同様のモーションが使用されていた。 『英雄外伝』よりプレイヤー武将に昇格したが、ストーリーモードがなく、固有技はデフォルトの2つのみ。 攻撃は老体で無理して「北条栄光槍」という巨大な槍を振るうため、槍の重さに振り回されてよろけたりになったりと隙が多い。 しかし、固有技で頭にお灸を据えることで動きが速くなり、弱点は解消され、お灸が切れるまで通常技を延々と続けることが出来る。 『宴』ではご先祖様を自らに憑依させることで更に強化出来る(この際に歴代当主早雲・氏綱・氏康の名を順に呼び最後に氏政じゃと名乗りを上げる)。 固有技も隙がなくなり、動作が素早くなり、お灸と合わせて大幅に強化出来るようになった。 反面、強化中の防御力はかなり下がるため打たれ弱くなる。 『3』では小田原の役で豊臣軍に滅ぼされかけるが、黒田官兵衛の無血開城により九死に一生を得、以降は官兵衛と固い友情を結んでいる。 北条家の再興と一度でも良いから勝利を感じたい想いから、東軍に入ろうと画策する。 また、豊臣軍の配下である石田軍と自分達に攻撃を加えた雑賀衆を敵視している。 その一方で、ご先祖様にすがりそうになっても思いとどまって自分の意思を見せるなど人格面でも成長が見られたり、部下を心配するような発言をしたり、長年の敵である信玄の病を治すために小太郎に薬を探させてそれを幸村に渡すなど、根は他人想いの優しい性格である事を伺わせる言動を見せており、以前に比べて比較的大らかな人柄となっている。 それに伴って先代を懐かしんでいた家臣や兵士も、氏政を当主として励む様が見られ、他武将からの評価も上がっているが、同時に体を労う台詞も多くなっている 特に敵兵を1000人倒すと味方が休憩を薦めてくる。 また、真の魔王として蘇った信長に対しても「お主は立派に役目を終えた」と言い放ち、成仏をするように説得をしている。 『4』では、北条家が滅亡したという設定に伴って登場しないが、小田原城落城の際小太郎によって助け出され山里に匿われていた事が松永久秀によって語られている。 ただしその後に久秀が里を焼き払ったため生死は不明である。 『烈伝幸村』のストーリーでは自身の生き残りを賭け、天目山を脱した真田軍に襲い掛かる。 その後の小田原の役にてに死亡する。 「 伝説の忍」と呼ばれる恐ろしく腕の立つ忍。 時として「 風の悪魔」とも称される。 シンボルカラーは。 話さないだけか本当に声を発せないのか、非常に無口で全く喋らない。 久秀には「声が欲しいか? 」と問われている。 時々高い所から景色を眺めているらしい。 傭兵という関係上、『英雄外伝』や『BH』では氏政の知らぬところで久秀に雇われもしている。 伝説の忍と呼ばれているのは、任務中に自身の姿を見た者をほぼ例外なく殺害しているが故に「誰も姿を見たことが無い」ためである。 同業のかすが曰く「忍は皆、その名を知っているが本当にいるのかは誰も知らない」。 慶次が老人に聞いた昔話に小太郎に似た忍が登場していたり、蘭丸に「自分より子供なのか? 」と疑問に思われたり、お市から「貴方はこの世にいない」と意味深な言葉をかけられるなど、作中の登場人物の中では最も謎が多いキャラクターと言える。 『2』では猿飛佐助と同様のモーションが使用されていたが、『英雄外伝』でプレイヤーキャラとなったことに伴い、武器が十字手裏剣から忍者刀に、属性も雷から風に変更された。 『2』『英雄外伝』では武将の登場シーンにおいてそれぞれの属性を表した背景が演出として挿入されるのだが、『英雄外伝』では風属性にも関わらず『2』の雷属性の背景が流用されている。 佐助・かすがと同様に空中移動が可能だが、鳥は使わずに自力で滑空する。 空中で使える技が多く、ヒットが続く限り浮いていられる。 『2』で初登場した敵武将の中では登場する機会が最も少なかったが、『英雄外伝』では外伝ストーリーが収録され、小太郎自身が敵大将を務めるステージも登場するなど、その存在感を濃くしている。 『3』では北条家再興のため東軍に入ろうと画策する氏政の命を受け、各地を飛び回る。 しかし無口が過ぎて、使者として遣わされた筈が攻め込まれたと受け取られ各地で迎撃され、挙句応戦をし誤解を広げる場面が多々見られる。 しかし本多忠勝と対峙した際に、お互い声を発することは一切ないが、意思の疎通は出来ているような様子も見られる。 また、過去に偶然鶴姫を助けていたことから、鶴姫に「宵闇の羽の方」と慕われ、追っかけをされている。 小太郎本人は鶴姫に対してリアクションを全く見せないが、鶴姫ストーリーでは窮地に陥った鶴姫を度々助けている。 『宴』では松永久秀に「声よりもいい物を得たようだ」と評されており、以前久秀に雇われていた時と比べ何らかの変化があったのだと思われる。 『4』『皇』では、北条家が滅亡したという設定に伴って、松永軍の一員として登場している。 今作で少なくとも小太郎は早雲の時から存在した事が判明。 久秀は小太郎を酷使しながら小太郎の正体を調べ続け、とある結論に辿り着くことになる。 『皇』のドラマルートでは松永軍を離反し、北条氏政の元へと戻る。 『烈伝幸村』のストーリーでは再び北条軍所属となっており、幸村と対峙する。 また、敵の刺客から氏政を守るといった活躍を見せる。 北条滅亡後の動向は不明 小田原の役での生死も不明。 北条軍の仲間武将・兵士 [ ] 『3』『宴』に登場した仲間武将:(刀兵)・(槍兵)・(鉄槌兵) 五本槍 五本槍に関しては。 今川軍 [ ] の軍勢だが、破天荒な戦国BASARA世界でも異彩を放つほど奇妙な集団。 シンボルカラーは。 武勲面での他武将からの評価は総じて芳しくなく、『1』では「上洛できるほどの実力がないことに最期まで気づくことがなかった」と作中の解説に書かれている。 体格は従来イメージの小太りではなく、比較的スマート。 戦中は混乱したり立ち直ったりと精神の起伏が激しく、自分の身に危害が及ぶと真っ先に逃げ出すため、家臣達から信頼されているとは言い難い。 空気の読めない発言や行動で周囲を困らせるのが常だが、光秀・秀吉・半兵衛・久秀などに対しては、舞や雅の心に準えた鋭い意見や達観を述べる場面もある。 史実に基づいて織田軍とは敵対している。 『2』では7色の光を放ちながらのように踊って攻撃する固有技を引っさげて登場し、どう見ても偽者と分かる影武者を使うなど、奇策を使ってくる。 『2』までのモーションは上杉謙信の改変だが、『英雄外伝』より固有モーションが用意されたことに伴い、属性が炎から光に変更された。 モーション、バサラ技、勝利画面などあらゆる面において変人奇人ぶりを前面に押し出した演出がなされているものの、攻撃が速いため意外に強力。 なお、ストーリーモードがなく固有技はデフォルトの2つのみ。 『3』『宴』『4』『皇』では登場しない。 『宴』では生前の信長と交戦したことを匂わせる台詞はあるものの、明言されていないため生死は不明である。 白塗りの化粧や衣装は本人そのものだが、スマートな義元と比べ太った体型をしており、明らかに異なるため本物との判別は容易。 偽者は何人もおり、自分の立場に疑問を感じている者、自分が義元そっくりだと思っている者など様々。 作中では幸村などからは見分けが付かないと言われ、あまりの多さとその性格に頭を痛める者もいる。 『英雄外伝』での「姉川成敗戦」で長政とお市の結婚式に今川軍が乱入した際は、名前のない一般兵まですべてこの影武者という異様な軍団となった。 『2』公式サイトのショートストーリーによると、義元の部下の研究員が、義元の影武者を作り出すために開発した薬の成果らしい。 この薬を飲むと顔が白くなり、一人称が「まろ」に変わり、語尾に「オジャ」がつく。 ただし、体が太り自分の妻と酢昆布の区別すらつかなくなるほど知能が低下するといった副作用もある。 なお、この研究員も感染してしまったらしく、書記に「」と書いたのを最後に消息を絶っている。 『BH』に登場した影武者は体力・防御力・攻撃力こそ劣るものの、姿や声、攻撃モーションは義元本人と全く変わらなくなった。 豊臣軍 [ ] の地に突如として出現した新興の軍事勢力。 「」というスローガンを持つ、織田軍にも匹敵し、世界進出をも視野に入れる強豪。 他軍勢の軍事力も積極的に引き入れており、構成する兵や兵器は多種多様である。 拠点は。 シンボルカラーはと。 威風堂々とした筋骨隆々の大男として描かれており、史実のイメージのというよりはといった印象を与え、政宗など他の武将からは「大猿」と評される。 日本を世界に通じる強国にするという理想を持ち、国を腐らせる対象をことごとく排除しようとする。 「魔王」織田信長と敵対し、並び称される「 覇王」。 「力」に対するこだわりが強く、最強の軍団および最強の国を築くべく天下を目指す。 また過去や情に縛られることを嫌っており、国を強くするためただ敵を屠るのではなく、一度は自分の元に降伏するように勧告し、有能な兵や将軍はたとえ仇敵であったとしても自分の下に勧誘する器量も兼ね備えている。 武器は所持しておらず、素手で敵を掴んで攻撃し、体術を駆使した様々な技を使う。 『4』では固有技として設定された投げ技を連続して繰り出すことも可能。 『英雄外伝』の慶次外伝ストーリーで慶次の青年時代が明かされており、当時は心優しい青年で慶次の親友だった。 しかし、松永軍所属の三好三人衆の悪行を見かねて単身松永軍に乗り込んだ際、松永久秀に叩き潰されたことをきっかけに、「力」を貪欲なまでに追い求めるようになった。 天下統一へと進むにあたり、将来自らの弱点となりうるであろう自身の妻を殺害。 この事件によって慶次の怒りを買い、以後二人は袂を分かっている。 『3』では、織田軍滅亡後に瞬く間に天下統一を遂げ世界進出を目論むも、当時配下であった家康がそれに疑問を持ち反旗を翻したために、家康との激しい戦いの末に討たれてこの世を去っている。 ムービーのみの登場であるが、信玄とは異なり一切声を発さない。 『宴』の天海ストーリーにおいて、豊臣軍は信長を討った光秀を討伐するための軍勢として登場するが、この時秀吉と半兵衛は登場せず、家康・三成が彼等の命令で派遣されている。 『4』ドラマルートでは半兵衛の死後、全ての過去と訣別するため前田軍と足利軍を壊滅させ、半兵衛と思い出さえも捨て去り、世界の覇王を目指す。 『皇』では半兵衛の病を気遣う心中を見透かされたことから利休の共感能力を危険視しており、何としても排除すべきと考えている。 を髣髴とさせるを付けている。 穏やかな口調かつ優雅な態度とは裏腹に、非情な手段も厭わない冷酷な性格で、他者を見下す言動が多い。 また味方の兵には、を使い分けるような言動を取り、敵に対しても戦術を素直に認める潔さも持っている(今川軍の影武者作戦にも肝心の偽物がおかしいことには呆れながらも、戦術そのものには一目置いていた)。 夭折した史実と同じく呼吸器系の病を患っており、秀吉のために最強の軍団を作らんと残り少ない命を戦いの日々に捧げる。 誰よりも秀吉の掲げる思想に心酔しており、秀吉を侮辱した者に対しては怒りのあまり冷静さを失い、口調も荒っぽくなる。 「天下を統一し、世界に抗することの出来る強い日ノ本を作り上げる」という秀吉にとっての理想を叶えることを自分の夢としている。 小十郎にはその冷静さや側近としての強い忠誠心を評価して度々豊臣軍へ下るよう説得しているが、そのたび断固として拒絶されている。 慶次とも以前からの知り合いではあるが、秀吉の思想を理解できない慶次のことを嫌悪しており、嫉妬に近い感情もあって彼を秀吉に近づけることを何よりも拒む。 同様に慶次をそのような男に育てた利家とまつにも不快感を抱いている。 『3』では、劇中以前の秀吉の天下統一直後、病に倒れ世を去っている。 ドラマ武将扱いではないが、オープニングムービー「小田原の役」で秀吉と並んだ後ろ姿で登場する。 『4』でも残り少ない命を使い豊臣軍に出来ることを模索している。 その際、自分が居なくなったときのことを踏まえ、秀吉だけでなく三成ら石田軍へも「右手には友を、左手には力を」など様々な教えを残していく。 豊臣軍の兵器 [ ] 滅騎と仁王車は元々は長曾我部軍が作ったもの。 (いちやじょう) 初登場:『2』 逸話では、まるで一夜のうちに完成したと思わせるほど非常に早く構築された城のことだが、本作では、 「一瞬にして地中から生えてくる城」となった。 稲葉山に用意されている。 防衛隊長を倒して制圧することはできるが、破壊は不可能。 八雲(やくも) 初登場:『2』 稲葉山に設置された大砲。 絶え間なく砲撃を行ってくるが、奪取することで逆に敵側に対して砲撃を浴びせることが可能。 滅騎 竹中半兵衛が稲葉山に用意している。 最初は地中に埋まっている。 詳しくは。 仁王車 に配備されている。 詳しくは。 石田軍 [ ] 秀吉の死後、石田三成と大谷吉継によって再建・再編成された豊臣軍の残存勢力。
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