ゴールデンハムスターの種類別の性格! まず、 ゴールデンハムスターには いくつかの種類があります。 1番有名なのは、 「ゴールデンハムスター」と 呼ばれている白とオレンジっぽい 茶色の毛のハムスターですよね。 実は、そのほかにも キンクマハムスターや クロクマハムスターと 呼ばれる種類の ゴールデンハムスターが いるのです。 ここでは、その3種類の性格を 比べていきたいと思います。 ゴールデンハムスター まずは 1番有名でノーマルな ゴールデンハムスタ ー です。 性格は他の種類のハムスターと 比べると温和で優しい固体が 多いでしょう。 また、臆病なところもあり、 人をか噛むことはあまりないと 一般的にはいわれています。 ただ、これは本当かな?と 思うところもあり、 私が飼っていた ゴールデンハムスターは3匹中 2匹が物凄く噛む子だったので、 その固体の性格に大きく 左右されるのではないかと感じます。 キンクマハムスター キンクマハムスターも、 ゴールデンハムスターの中の 1つの種類なので、 性格的にはノーマルな ゴールデンハムスターとの 違いはありません。 温和で優しく、臆病なところも あるけれど人懐っこい、 飼いやすいハムスター だといえます。 もちろん、 個体差はありますので ペットショップのスタッフさんに 「人懐っこい子が良いのですが」と 聞いてみることをお勧めします。 クロクマハムスター クロクマハムスターも、 ゴールデンハムスターの 種類の1つなので、 性格は温厚で優しく、 マイペースで臆病だといえます。 ジャンガリアンハムスターなど 他の種類と比べ、 人になつきやすいので、 ハム飼い初心者に向いている といえるでしょう。 たくさんスキンシップをとりたい という人や、 手に乗せて可愛がり たいという人におすすめです。 ゴールデンハムスターの種類でいちばん飼いやすいのはこれ! ゴールデンハムスターの中でも 飼いやすい種類はいるの?と 疑問に思う人もいますよね。 ハムスターを初めて飼う人や、 小さいお子さんがいる人なんかは、 なつきやすく飼いやすい子に したいという人が多いようです。 ゴールデンハムスターは、 基本的にどの種類も飼いやすいので 「特に飼いやすい種類」と いうものは基本的にはありません。 飼いやすさは、その子の性格に よるものが大きいので、 1番最初にどの固体を選ぶかが 重要になってきます。 また、基本的に ゴールデンハムスターは違う 種類でもしつけの方法に 変わりはありません。 ジャンガリアンハムスター などとは違い、 ゴールデンハムスターは トイレを1箇所に決めるので、 ハムスターの中でもしつけが しやすい種類だといえます。 無理に手に乗せたり、 過剰なスキンシップを望むと、 飼い主に対して恐怖心を 抱いてしまい、 人間に慣れなくなってしまうので 注意が必要です。 あせらずにゆっくりと ハムスターとの距離を 縮めていきましょう。 ゴールデンハムスターは毛色の種類もたくさん ゴールデンハムスターは、 毛色の種類がたくさんあります。 ここではノーマルゴールデン キンクマ・クロクマしか 紹介をしませんでしたが、 「白・バンデッド・三毛・ グレー・まだら模様」などの 模様のゴールデンハムスターも 存在します。 毛色だけではなく、 短毛・長毛も選ぶことが できるでしょう。 どんなハムスターも可愛いですが その中でも好みのハムスターを 見つけることができるといいですね まとめ ここでは、ゴールデンハムスターの 種類別の性格をご紹介 していきました。 ゴールデンハムスターには ノーマルだけではなく、 キンクマやクロクマなど さまざまな種類があります。 どの種類にも性格に差はなく、 温和で賢く、なつきやすい種類 だといえるでしょう。 ゴールデンハムスターは、 トイレと人との関わり方を しつけることができます。 しつけの中でも特に気をつけて ほしいのは、人とのかかわり方を 教える方法です。 何日にもかけて、 少しずつ慣らし、 しつけていくことで、 最終的には手に乗ってくれたり、 人間と一緒にいてもリラックス してくれるようになります。
次のジャンガリアンハムスター 30g~50g ロボロフスキー 15g~30g ゴールデンハムスター 90g~150g 身体が大きい分ケージはそれなりに大きな物が必要です。 ハムスターは野生では広大な土地に住み運動量がとても多く1日に数十キロも移動してくらしています。 そのため、ゴールデンに限らずハムスターのケージは大きければ大きいほど良いです。 小さすぎるケージではストレスがたまり運動不足になります。 それに加えて体の大きなゴールデンには、なおさら広いケージが必要になります。 高さは ハムスターが登って天井にぶら下がったりできないくらいの高さ または 上まで登って飛び降りても怪我をしないくらいの高さ が良いと思います。 我が家のケージは高さが30cmで、軽々と天井まで登ってしまいますが 下に床材を10cmくらいの厚さで敷いて怪我をしないようにしています。 床材を厚めに敷いておけば怪我対策もできます。 2階建てや3階建てのケージは床面積が広い割にコンパクトで置き場所に困りませんが 個人的にはあまりおすすめできません。 ハムスターはちょっとした凹凸を足場にして器用にに登りますが、下りるのはあまり得意ではありません。 最終的に飛び降りたり落ちたりするので、もしも落ちても怪我をしないようなケージを用意するか 落ちても怪我をしないように対策してあげてください。 また、大きなケージを用意できない場合は小さなケージ2つをハムスターパイプでつなぐという方法もあります。 掃除の手間が増えるので大きなケージを1つ用意した方が断然楽ですが、 トンネルの中を通って遊んでいるハムスターは可愛いですし ケージを好みにカスタマイズする楽しさもあります。 ハムスターのケージの種類 大きさや形についてお話してきましたが ハムスターのケージはどんな素材のものがあるか についても少しだけ書いてみます。 金網ケージ プラスチックのケージ アクリルのケージ ガラス製ケージ 水槽 衣装ケースで自作ケージ 広さが十分で安全であれば素材はどのタイプでも良い と思います。 でも 金網ケージだけは事故が多いのであまり使ってほしくないな と思っています。 実際 私の友人のハムスターも事故で亡くなりました。 夜中に金網に上り足が引っかかってしまい、一晩中宙づり状態だったそうです。 朝 飼い主が発見した時には体力を使いはたしていた という事故がありました。 ハムスターは器用に上りますが下りるのは少し苦手です。 インコのように どこにでも爪を引っ掛けて自由自在に移動する なんてことはできないのでケージ選びには注意が必要です。 また ハムスターの活動時間は人間が寝ている夜中なので 1匹で遊んでいても事故が起こらない安全なケージを用意してあげたいですね。 ゴールデンハムスターのケージ 初心者にもおすすめできるものは? ペットショップにあるケージは小型ハムスター用のものが主流で ゴールデンに適したものはあまりありませんが ゴールデンハムスターを飼うのならぜひ用意していただきたいケージをいくつかあげていきたいと思います。 初心者にもおすすめできるのが市販のケージです。 回し車 給水ボトル ハムスターパイプなど付属品もセットでそろえればそのまま使えるので 初めてのハムスター飼育でもすぐに飼い始めることができます。 ゴールデンの場合は がゴールデンハムスター向きのサイズになります。 もっと手間をかけて自分好みのケージを作りたい という場合 シンプルな水槽のケージを使ったり衣装ケースで自作しても楽しいです。 スポンサーリンク 広々したゴールデンハムスタ用ケージ ルーミィ60 SANKO(三晃商会) SANKO(三晃商会)のルーミィはペットショップなどでもよく見かけるケージです。 店舗では小さなものしか見かけないので ルーミィはゴールデンハムスターには狭い なんて言われることもありますが ルーミィ60はゴールデンハムスターでも使えるサイズです。 ルーミィはサイズや色などバリエーション豊富にありますが ルーミィ60以外のものはサイズが小さく小型ハムスター向きなので間違えないように注意してください。 8kg(本体) プラスチック製で天井だけ金網になっています。 ガラス製と比べると軽くて扱いやすいです。 前面と上部が開きます。 前面が開くのでふれあいがしやすく、天井は大きく開くので毎日のお掃除も楽にできます。 ケージ単品で販売されていて附属品は別途そろえる必要があります。 別売りですが、回し車、給水ボトルを取り付けることができます。 天井のジョイント穴にハムスターパイプを取り付けたり ルーミィ60専用セパレートパネルでケージを仕切ったり 自由にケージのカスタマイズや拡張ができます。 セパレートパネルはケージが狭くなるので普段は使いませんが 多頭飼育の場合はハムスター同士のけんかの際 一時的に隔離するのに便利です。 リンク 透明で中が良く見えるハムスター用ケージ GEX(ジェックス) ハビんぐ グラスハーモニーマルチ600 GEX(ジェックス)の ハビんぐ グラスハーモニーマルチ600 は ルーミィ60に比べれば少しだけ小さめですが このくらいならゴールデンハムスターも飼うことができます。 ガラス製なので少し重くて大掃除はしにくい ですが 水槽と比べるとだいぶ軽い方かと思います。 組み立てはバックルで固定するだけで簡単にできます。 ガラス製なので透明度が高くハムスターの可愛い姿がよく見えます。 開閉は前面が観音開きになります。 横からふれあうことができます。 底トレイが簡単に外せるので床材の交換はしやすい 作りになっています。 底面に隙間があり、シート型のヒーターを差し込むことができます。 同じものを2段重ねて置くことができます。 リンク 回し車(ハーモニーホイール21)と給水ボトルがついたセット も販売されています。 初めてのハムスター飼育の場合はこちらの方が良いかもしれません。 ハムスター用ケージ 水槽のおすすめは? ガラス製が透明度が高くて良いということなら 先程紹介した で十分です。 市販のケージではなく水槽で飼育したい場合は 60cm水槽かそれ以上のサイズの水槽を用意してください。 市販のケージと比べると凹凸や突起がないので ケージ本体をかじられることがありません。 重量があるので ハムスターがケージの中で暴れても揺れたりせずに静かです。 ガラス水槽は透明なので可愛いハムスターが良く見えますが、 お世話は上からすることになるのでふれあいがしずらいです。 (ケージの外に出して遊べば問題ありません) ガラスは汚れやにおいがつきにくく、凹凸がない分掃除もしやすいですが 重いので丸洗いのような大掃除はかなりの大仕事になります。 凹凸のないガラスはハムスターは登ることは出来ませんが、 回し車の上などにも器用に登ってしまいますので、 ハムスターが脱走しないように水槽の高さや、水槽内のレイアウトには気を付けてください。 心配は場合はフタをしておくと安心です。 60cm水槽でサイズの割に比較的お手頃なのが です。 ガラス製のふたがついていますが 幅5cmくらいの隙間がでます。 水生生物を飼育する場合はフィルターを取り付けられて良いのですが ハムスターの場合 上まで登ることが出来ればこの隙間から脱走できてしまいます。 フタをする場合は別のものを用意する必要があります。 リンク ゴールデンハムスターのケージを衣装ケースで自作 衣装ケースは 軽くて安いですが ケージとして利用するには加工の手間がかかります。 好きなところに穴をあけたりアレンジしやすいですが 気を付けないと色々かじられます。 結束バンドを齧って切られたり 穴をあけたところを齧って穴を広げられたり 脱走されないように毎日のお掃除のときにチェックする必要があります。 軽いので扱いやすく丸洗いも楽にできます。 コロ付きを使うと移動する時に便利です。 透明ではないので可愛いハムスターが観察しずらいのが欠点です。 現在我が家では衣装ケースのケージを使っています。 普通の上にフタがついているタイプの衣装ケースを使う場合は お世話は上からすることになるので ハムスターには少しだけ警戒されやすくなります。 上から手を入れるのでふれあいはしずらいですが 遊ぶ時は外に出せば良いので特に問題はありません。
次の【目次】ゴールデンハムスターの値段、種類、毛色、飼い方 ゴールデンハムスターの特徴 生息地はシリア、レバノン、イスラエル、パレスチナ等、中東のレバント地域です。 体長は約15cm〜20cm、体重は約100〜200g。 ショーが行われているスウェーデンでは200gがスタンダードとされていますが、日本のゴールデンハムスターは200g未満、または150g前後の個体が多いです。 野生色で体の上半分が茶色く、ほお袋あたりに黒ライン、お腹が白いという特徴があります。 金色には見えませんが、模様のオレンジ色を金色(ゴールデン)に見立てて、ゴールデンハムスターと名前が付いています。 性格はおっとりしており、性格の個体差が大きい や とは違い、自分から寄ってきて人を噛むような好戦的な個体は少ないです。 1匹で飼うということを守っていれば、飼いやすいハムスターと言えます。 単独行動をするため、特に親密になると人に触られたがるラットやマウス、テンジクネズミなどと異なり、人には慣れるものの「懐く」個体はあまりいません。 鳴き声はドワーフハムスター(ジャンガリアンをはじめとする他の小さなハムスターの総称)の「ジッ」「キッキッ」というものとは違い、 に近い「ビヒッ」というものです。 鳴くことは他のハムスター以上に少なく、この種が鳴くことはよっぽどのストレスを感じている時や、生命の異常事態であると言えます。 ゴールデンハムスターの生態 野生状態では地面に巣穴を掘って生活しており、基本的に単独行動を行っています。 夜行性の動物なので、昼間はほとんど寝ていますが、夜になると活発に動き出します。 また、雑食性で植物の葉、茎、根、種、果実、昆虫類、さらには自分より小さい動物を食べています。 これは乾燥地帯で生活していたために、どんなものでも食べるようになったと言われています。 生後2~3ヶ月で性成熟し、子供は大体4~17匹ほど生まれます。 ペットとして一般的なジャンガリアンハムスターより多産です。 なお、 にまとまっています! ハムスター好きな方は是非ご覧になってみてください。 ゴールデンハムスターの値段、価格 ゴールデンハムスター自体は1匹1,000円〜1,500円くらいで購入できます。 オスとメスでは値段の違いはありませんが、オスの方が性格が穏やかだと言われています。 入手できる場所は、ペットショップやホームセンター、時にはデパートで売られていることもあります。 特にゴールデンハムスターはポピュラーな種類であるため、手に入れることが可能な場所は多いです。 も参考にしてください。 ゴールデンハムスターの歴史 正式名称は「シリアンハムスター」です。 現在私たちがペットとして飼っているゴールデンハムスターは、1930年にシリアで捕獲された1匹のメスとその12匹の子の子孫が繁殖し、世界中に広まったものであるとされています。 当初の12匹のうち8匹が大学に送られ研究、繁殖が開始されました。 そのうち4匹が脱走、1匹が個体間での争いの中で死に、残った1匹の雌と2匹の雄の間で繁殖したと言われています。 捕獲時点ですでに絶滅寸前だったのか今となってはわかりませんが、発見当初から野生のハムスターはほとんどいないと言われており、発見されることは極めて稀です。 1930年に捕獲されて繁殖に成功するまで 「幻の動物」 とまで言われていました。 ゴールデンハムスターの種類 ゴールデンハムスターは、毛の長さや毛質が遺伝によって引き継がれます。 それらに加えて、毛色と模様も遺伝します。 ここでは1番分かりやすい、毛色と模様の種類による特徴を紹介します。 ノーマル 比較的、原種に近いデザインです。 頭から背中にかけてオレンジ色で、腹側が白色になっています。 丈夫で頭が良い個体も多いため、初心者にとって飼いやすい種だと言えます。 キンクマ は杏色の単色カラーです。 一般的に幼少期は色が淡く、成長するにつれて色が濃くなってきます。 ホワイト 真っ白な個体からグレーに近い個体まで、色に幅があります。 白い個体を望んでホワイト同士を組み合わせて繁殖すると、グレーっぽくなったということも起こり得るので注意が必要です。 ブラック 黒い色をしています。 他の色との組み合わせで、くすんだ色の個体が生まれたりします。 アンブロウス ダルメシアンハムスターのぶちょー 仮 様に転載許諾を頂きました! まだら模様です。 色の組み合わせは白と黒、白と茶色など様々です。 ゴールデンハムスターを飼育する上でのメリット、デメリット 毛色も様々で個性豊かなゴールデンハムスター。 その可愛らしさに、飼育への興味が湧きあがってきた人もいるのではないでしょうか。 しかしながらゴールデンハムスターには「こんなところが飼いやすい!」というメリットと、「ここに関してはちょっぴり飼いにくい」というデメリットがあります。 メリットとデメリットのどちらも理解しておくことで、飼育しやすく、また対策を取ることもできます。 <メリット> 1. 人に慣れやすい 賢い上に、緊張感も少ないのでなつきやすい特徴があります。 おとなしい おとなしく、体も大きいので体調管理がしやすいです。 噛まない よほどのことがない限り、人を噛むことはありません。 トイレを覚える ほぼ確実に同じ場所をトイレとして使います。 汚さない の中を散らかしません。 トイレも同じ場所でするので掃除が楽になります。 好き嫌いがない エサをあげるとどんなものでもほとんど食べます。 繁殖が容易 繁殖は容易ですし、たくさん子供を産みます。 先述しているように、一度で4~17匹ほど出産する子だくさんな種類です。 もちろん、1匹ずつ飼えないのであれば繁殖させないようにしましょう。 情報が多い 本などを見ると分かるように、ハムスターの情報のほとんどがゴールデンハムスターです。 ハムスターの中で最も情報量が多いと言えます。 病院を探しやすい ハムスターの診察をしてくれる獣医さんのほとんどは、ゴールデンハムスターのことを言っています。 小さなロボロフスキーなどは診察できない獣医さんもいます。 情報量が多いからこそ、ゴールデンハムスターは治療してもらいやすいです。 <デメリット> 1. 多頭飼いできない ゴールデンハムスターは縄張り意識が強いので、特にオス同士はケンカになります。 1匹ずつ飼いましょう。 エサが多く必要 ゴールデンハムスターはよく食べます。 他のハムスターに比べると、 代はかかる方です。 キャベツの大きい葉を1日に1~2枚食べます。 大きいケージが必要 市販されているケージのほとんどは、小さなジャンガリアンハムスター用です。 ゴールデン用に大きめのケージにしなければ、ストレスを溜めてしまうことになります。 ゴールデンハムスターを飼育するのに向いている人、環境 ペットを飼育するにあたって、飼育環境がきちんと整えられるかはとても重要です。 また、飼い主の生活リズムや性格がそのペットに合っているかもペットとの相性を決めると言っても良いでしょう。 ゴールデンハムスターを飼うのには、こんな人が向いています。 マンションなど集合住宅に住んでいる人 一般的にマンションやアパートといった集合住宅や都会の住宅密集地では、しばしばペットの鳴き声や臭いでトラブルになることがあります。 しかし、ゴールデンハムスターであればこの様な心配もなく、飼う場所を選ばないペットであると言えます。 ゴールデンハムスターであれば飼うことができる場合が多く、手軽な飼い方が可能です。 それに、ゴールデンハムスターは吠えたりしませんし、散歩も不要で臭いの問題も基本的にありません。 そのため、住環境に制限があるけれども、ペットを飼いたいという人に向いています。 夜に世話ができる人 ゴールデンハムスターは夜行性のため、夕方以降にお世話できる方が好ましいと言えます。 世話はできるだけ毎日同じ時間帯にする飼い方が理想です。 そうすると、ゴールデンハムスターもその時間に合わせて活動するようになります。 適度なコミュニケーションを取ることができる人 ゴールデンハムスターはマイペースです。 あまりにベタベタと触り過ぎると、ゴールデンハムスターはストレスに感じることもあります。 飼い主はあまり触りすぎないようにしましょう。 スキンシップし過ぎず、適度に観察して楽しめる人が向いています。 ゴールデンハムスターの飼育に必要な物 ゴールデンハムスターを飼うには、どのような飼育グッズが必要なのでしょうか。 ケージだけでなく、トイレ、エサ入れなど、迎え入れたその日から必要になるものがたくさんあります。 ケージ ゴールデンハムスターを飼うためのケージは、安ければ2,000円程から、高ければ1万円近くするものまであります。 市販の飼育ケージはジャンガリアンハムスターの物が多いため、ちょうど良い物が見つからないこともあるかもしれません。 そんなときの1つの手段としては、透明な衣装ケースで飼うということ。 この場合ふたを金網にしたり、ネットを張るなどして通気性を良くしてください。 SANKO ルーミィ60 ベーシック ゴールデンハムスターのおへやの商品情報 参考価格:1,012円(税込) メーカー名:マルカン サイズ 幅X奥行X高さ :9. 5cm 3. 回し車 ゴールデンハムスターの運動不足を防いだり、ストレスを軽減させるために回し車は必要です。 値段は1,000円から2,000円ぐらいです。 ゴールデンハムスターは夜行性のため、夜に回し車で遊びます。 そのため、ゴールデンハムスターと同じ部屋で寝る場合は、睡眠に支障をきたす可能性があります。 静音タイプの回し車があるので、そちらを購入することをおすすめします。 ケージとセットで販売されていることが多いです。 SANKO サイレントホイール 自然派宣言 ひまわりの種の商品情報 参考価格:429円(税込) メーカー名:黒瀬ペットフード 内容量:25g 生産国:日本 3. 野菜 野菜や牧草を与えると、体の調子が整います。 動物性タンパク質 チーズや煮干しといった動物性タンパク質を、少量与えることで栄養バランスが良くなります。 これらのエサを体重の1割程度を目安に1日1回与えます。 エサを与える時間は、ハムスターが活動を始める夕方以降が良いでしょう。 ゴールデンハムスターに多い病気 ゴールデンハムスターに限らず、ペットを飼育すると、様々な病気にかかってしまう可能性があります。 中には飼育環境や食べ物などに気をつけることで、防ぐことができる病気もあります。 どの様な病気があるのかしっかり把握しておきましょう。 また、 も合わせてご覧ください。 腫瘍 ゴールデンハムスターがかかる病気で、一番多いと言われている症状が腫瘍です。 腫瘍とはいわゆる「デキモノ」で細胞が異常に増殖している状態です。 悪性腫瘍はガンになる可能性が高くなります。 完全な予防方法はありませんが、ストレスなどによる免疫力低下も原因のひとつと考えられています。 そのため、飼育環境を快適に整え、ストレスを与えすぎないように心がけましょう。 ニキビダニ症 別名アカラスとも呼ばれる、ニキビダニが寄生することで発症します。 ゴールデンハムスターの場合は、背中からおしり周辺の皮膚が乾燥してフケのような状態になります。 腫瘍や他の疾患、栄養障害などで免疫力が低下したときに発症する可能性が高くなります。 他のゴールデンハムスターに感染する可能性があるため、発症したら隔離して病院に連れて行ってください。 アレルギー性皮膚炎 ケージ内の飼育環境が悪くなると、アレルギー症状が出る場合があります。 ゴールデンハムスターは汚れなどの環境の悪化を嫌うため、予防のためにもケージの中を清潔に保つことが必要です。 また、エサの栄養バランスを整えることも発症を防ぐことに繋がります。 症状が出た場合には病院で検査を受け、原因を特定して治療してもらうようにしましょう。 下痢 風邪を引いて下痢の症状が出る場合があります。 排泄物は強い臭いがして飼育環境が汚れます。 そのことがゴールデンハムスターにとってのストレスになり、更に症状が悪化することがあります。 発症した場合には病院に連れて行くとともに、飼育環境を清潔に掃除して、室内の気温を保ち、栄養と水分の補給を十分にすることが必要です。 ゴールデンハムスターを飼育するうえで特に注意すべきこと 1. 健康チェック ゴールデンハムスターは夜行性のため、夜の時間帯に姿を表します。 そのときの様子を観察して、健康チェックをします。 元気がないなど普段と違う状態になっていないか、病気ではないかを見ます。 体が汚れてくる 体調の悪いハムスターは、毛づやが悪くなり、毛並みがボサボサしてきます。 健康なとき程こまめに毛づくろいしなくなるせいです。 ただし、季節の変わり目に春や秋に毛が生え変わり、毛色が変化するのは病気ではありません。 食欲がない 普段に比べて食べるエサの量が極端に少なくなるのは注意が必要です。 普段から決まった量のエサをバランスよく与える習慣をつけておきましょう。 そうすると、ちょっとした変化に気づくことができます。 急激な体重の変化にも気を付けてください。 耳がしわしわになる 健康なときのハムスターの耳はピンと張っています。 体調が悪くなると、耳がしわしわになって元気のない状態になります。 ケージのすみでじっとしている サルモネラ菌などを病原体とした、細菌性の下痢をわずらっている可能性があります。 食後数時間で発病する病気なので、たっぷりにエサを食べた後、しばらくして急にぐったりしているようなときには注意してください。 鼻が汚れている くしゃみをし、鼻から水っぽい鼻水を出していたりしたら注意が必要です。 風邪を引いているのかもしれません。 夜になっても行動しない 夜行性のハムスターが夜に行動せず、ケージ内のエサを確認しても減っていないようなら、ケガや病気の可能性があります。 ケージの清掃 ケージの清掃に合わせて定期的に洗浄するようにしましょう。 ただし、洗浄を行う場合は日中に行い、ゴールデンハムスターの生活に支障が出ないようにすることが大切です。 飼い始めたばかりの頃はまだ環境に慣れていないこともあるため、あまり掃除しすぎたりして手を加えると、ゴールデンハムスターがストレスを抱えてしまうこともあります。 そのため、最初の1週間ぐらいはあまり掃除をしすぎないようにしましょう。 飼い主の姿を認識させる 世話を行うときはゴールデンハムスターが起きている夜に行いましょう。 そうするとゴールデンハムスターは飼い主の姿を認識し、世話をする人だと理解してくれます。 ストレスにならないようにと、寝ているときに姿を見せずにこっそり世話を続けていると、飼い主のことを認識せず敵だと勘違いしてしまうことがあります。 長期間家を空ける場合 旅行などで長期間に家を空けなければいけないときは、世話を頼める知人がいれば頼んでおきましょう。 頼める人がいなくても数日程度であれば、ペレットと水をたっぷり用意しておくことでしのげます。 それ以上になる場合は、ペットホテルに預けるなど対策を取りましょう。 繁殖 ゴールデンハムスターは比較的簡単に繁殖させることができます。 しかし、ゴールデンハムスターは一度に4~17匹ほどの赤ちゃんを産みます。 その赤ちゃん達が増えても、最後まで責任を持って飼育することができるかどうかはしっかり考えなければなりません。 また、多頭飼いができないので、1匹ずつケージを分けて飼うことになるのです。 もしくは引き取り手がいるかということを考えておいてください。 かわいらしさと飼いやすさを兼ね備えたゴールデンハムスター。 ハムスターの中でも抜群の人気を誇るこの種類を、あなたも迎え入れることを検討してみてはいかがでしょうか。
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