正確にはマット中ではなく、マット中のケースの側面や底面、材に沿って産み付ける。 埋め込みマットは黒土やクワガタ幼虫飼育に使った完熟の微粒子マットなどが良い。 幼虫 やや湿度の高めな発酵マットが最も良い。 菌糸ビン飼育には向いていなく、湿気が少ないと羽化不全や最悪の場合死亡してしまうので、使う場合はヒラタ向けの湿度の高いものであれば飼育は可能と思われる。 成虫飼育 秋頃に羽化するがそのまま1年近く休眠する。 (温室使用時でも同様。 ) 休眠時はケースにマットを厚く入れ、温度変化の激しくない場所に保管する。 羽化後の休眠期間の管理にも注意したい。 解説 全国に普通に見られるノコギリクワガタ。 体色は赤褐色から暗褐色まで変異がある。 本種は幼虫期の栄養状態によって成虫の大きさが大幅に異なり、小型個体と大型個体とでは大アゴの形状がまったく異なる。 大型個体では外国産のクワガタにも引けをとらないほど立派な大アゴをしており、人気が高い。 飼育は容易だが、温度管理していても羽化後約1年休眠してしまう。 寿命の長い( Dorcus hopei binodulosus)に比べ、本種は1年休眠するものの2ヶ月ほどと短い。 学名 和名 分布 P. inclinatus inclinatus ノコギリクワガタ 北海道,本州,四国,九州,佐渡,対馬,種子島, 屋久島,伊豆諸島(大島,利島,新島,式根島, 神津島,三宅島,御蔵島);朝鮮半島 P. inclinatus kuchinoerabuensis クチノエラブノコギリクワガタ 口永良部島 P. inclinatus kuroshimaensis クロシマノコギリクワガタ 黒島 P. この個体は光沢があり、光沢にも個体差があるようだ。 天然個体からでは、体色にバラつきがあった。 (2001.8.16 静岡県産) 2齢幼虫 (2001.12.1 静岡県産) 3齢幼虫 に比べ、オレンジ色が濃く、よりも細長い体形をしている。 (2001.6.3 静岡県産) 羽化完了 体長66mmの立派なノコギリクワガタになった。 (2001.6.6 静岡県産).
次のアマミノコギリクワガタ 学名: Prosopocoilus dissimilis dissimilis 国産のノコギリクワガタとしては最も大きいアマミノコギリ。 以前から興味はありつつもなかなかタイミングが合わず入手に至らなかった本種ですが、仕事のイライラがMAXに達したある日、ふと気付いたらヤフオクから「 入札完了 」と「 落札通知 」のメールが着信していました。 わ、わしゃ一体いつの間に・・・仕方ない、ブリードするか。 5月末から後食させて、6月末からペアリング、7月にセット投入。 内容は一般的なノコセットで、コバシャ小に柔目のクヌギを1本、マットはフォーテックの産卵一番。 こまめに採卵して、20確保。 1本目は菌床とマットに分けて様子見かな。 目標はそうですね、74mmで。 ハンパ? でも74mmで。 75mmはちょっと自信ないし、73mmだとチキってるっぽいからね。 もう理由がダサいですね。 2018年5月 昨年羽化したF3の結果報告! エサは結局、全頭ヒラタケ菌床を使用。 銘柄はきのこの山WISH-Kの1100cc。 これを2〜3本、個体によっては1400ccも使いました。 途中で暴れたりもしたものの、みな思っていたより大型で羽化。 4〜66. 3mmでした。 77mmってのもいたんですが、いくぶん羽化不全気味なため泣く泣くノーカウントにしました。 ノーカウントならわざわざ公表すんじゃねーよ、とお思いでしょうが、「77mmにカスりました」アピールくらいしてもいいと思います。 ・・・話がそれましたが、当初の目標はクリア。 無念です。
次の世界のクワガタ、カブトムシ、コガネムシの飼育情報AtoZ 世界のクワガタ、カブト、コガネの甲虫生体、飼育用品の専門店 甲虫専門店だからお届けできる確実な生体と、オリジナルの飼育用品を初め、安心して使える飼育用品を取り揃えています。 生態:体型はアマミノコギリクワガタに似るが、体色は黒から赤褐色まで個体によって異なり、黒一色のアマミノコギリクワガタとは異なる。 アマミノコギリクワガタよりやや小型の個体が多いが、発生期の個体数はアマミノコギリクワガタ同様に多く、樹液や灯火で多数の個体が見られる。 幼虫はノコギリクワガタと同様に湿度が高い地中部の朽ち木で見られるが、成虫の個体数から比べると見られる個体数は少ない。 新成虫は夏から秋に羽化し、そのまま翌年の初夏まで越冬するが、初夏までに羽化した個体はその年に活動する個体もいるようだ。 高温と乾燥に注意すれば飼育は簡単で、飼育で大型個体を羽化させることも比較的簡単だ。 飼育方法はこちら()を参考にしてください。 徳之島は周囲約90km、約28,000人が生活する奄美大島と沖永良部島の間にある島になる。 徳之島には世界一の長寿 故・泉重千代さん(120歳)、故・本郷かまとさん(116歳)ほかにも100歳を超えたお年寄りがたくさんいて、長寿の島として知られている。 割と大きな島で奄美大島と共に森は結構深い。 奄美大島と共に独特の進化をした生物が多く、奄美大島と共通する種類も多く知られている。 鹿児島と大阪から航路があるほか、鹿児島と奄美大島から空路もある。 アクセスはまあまあと言ったところか。 リュウキュウノコギリクワガタはトカラノコギリクワガタの様に派手なクワガタから、アマミノコギリクワガタの様に特大個体がいるなど、特徴あるクワガタが多いがトクノシマノコギリクワガタはリュウキュウノコギリクワガタの中ではこれと言った特徴がない。 本土のノコギリクワガタより大型で、アマミノコギリクワガタより少し派手かな位の特徴しかない。 活動期は夏で梅雨明け後から7月上中旬が最も個体数が多い。 平野部近くの林から山地まで分布も広く、この時期には樹液や灯火に多数の個体が飛来する。 徳之島はハブの生息密度が最も高いと言われている島なので、林内に入る場合には十分注意してほしい。 Since 2002 Jun.
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