スタッフ• 原作・アニメーション監修:上橋菜穂子• 監督:浜名孝行• キャラクターデザイン:後藤隆幸• シリーズ構成:藤咲淳一• 総作画監督:高橋成之• 美術監督:鈴木 朗• 撮影監督:だいけんいち• 音響監督:平光琢也• 音楽: 坂本昌之• オープニングテーマ(第1話~第30話) 「雫」(しずく) 歌:スキマスイッチ 作詞・作曲・編曲:大橋卓弥 ・常田真太郎 (第31話~) 「雫」(しずく) 歌:元ちとせ 作詞・作曲:大橋卓弥 常田真太郎 編曲:間宮工• エンディングテーマ(第1話~第29話) 「After the rain」 歌:cossami 作詞・作曲:mitsubaco 編曲:原田智英 (第30話~) 「きっと伝えて」 歌:松たか子 作詞・作曲:松たか子 編曲:David Campbell• アニメーションプロデューサー:和田丈嗣• 制作統括:廣岡篤哉 斉藤健治• アニメーション制作:プロダクションI. G トランス・アーツ• 制作:NHKエンタープライズ• 制作・著作:NHK キャスト• エリン:星井七瀬• ソヨン:平田絵里子• ジョウン:内田直哉• ヌック:藤原啓治• モック:柳原哲也• イアル:鈴村健一• 真王(しんおう):谷 育子• セィミヤ:高橋美佳子• ダミヤ:石田 彰• 大公(たいこう):楠 大典• シュナン:花輪英司• ヌガン:川本 成.
次のさくら家の家族構成。 括弧内はももこ(まる子)から見た続柄。 親戚を含めた家系図についてはを参照。 さくらももこ(まる子)と彼女の家族について記述。 2020年3月現在、作者と作者の祖父母は故人、その他は存命。 またさくら家の住所は「静岡県清水市1の2の3」とされている が、そのほかの作品では、「入江町(いりえちょう)」という町で暮らしていることになっている。 郵便番号は〒424-08。 また第1期と映画、第2期では家の間取りが若干異なる。 5丁目5番地に「さくらまちこ」という人がいるが、関係はない模様。 モデルは作者自身。 (予定より10日早く生まれたらしい )の晴れた日の昼に生まれた。 A型 、牡牛座。 9歳の小学校3年生。 愛称は「まる子(まるこ)」「まるちゃん」(初期には「ちびまる」とも。 また1年のころは「ももこ」と呼ばれていた )。 由来は、ちびだから「ちび」、そして女の子だから、「子」・「ちゃん」をつけて「ちびまる子ちゃん」になったらしい。 作中では本名で呼ばれることは少ない。 ピンクの頬(生まれたときからあった )が特徴。 好きな食べ物はや 、 、 、 、 、 、、との 、 、 、 、、のなどで、嫌いな食べ物はの光物 と生の(とで和えたものは食べられた) (とも嫌いであったが、母の手助けもあり克服することができた )。 しかし、母親がつくるごはんにはいつも文句を言っている。 お楽しみは取っておく主義なので嫌いな物から先に食べてしまい好きな物は後回しにしておく。 そのせいか、避難訓練の際にプリンを食べ忘れたり、パンやおかずが残っているというのに、かってにおかずを残して、プリンを食べる行為「偏食」をしたことがある。 宝物はの。 好きなタレントは(すみれの前で「」を歌うと「そんな歌、歌っちゃダメ」と叱られ、「」を歌うと「その歌はもっとダメよ」と更に叱られる )(すみれに冗談で「百恵ちゃんに似てる」と言われたことがきっかけ )、(「」のサビの部分を歌うことが多く、家族と踊ることもある )など。 またの大ファンでもある。 好きな色は青。 体重は25kg。 靴のサイズは19cm。 お小遣いは毎日30円。 が上手い。 金魚すくいが得意で、38匹すくった記録がある。 ができる。 バラの香りが嫌い(本人曰く、トイレの匂いがするから)。 今まで泳げなかったが、丸尾たちの協力で泳げるようになった。 一人称は「わたし」「あたし(ゃ)」「まる子」(初期の頃が多い)。 を集めている。 小心者のくせに見たがりで、お化けが好きだが、お化け屋敷で腰を抜かしお化けに抱かれながら非常口から出てきたり、怖いテレビ番組を見た後、一人で風呂に入れなかったりする。 1日3回は耳かきをしている。 は基本的にだが、散髪の時髪を切りすぎたせいで精神的ショックを受けたことや 、床屋のおばさんの見間違いで風の髪型にされたこともある(まる子は山口百恵の髪型を望んでいたが、その時はたまえからもらったでかわいくなった )。 たまに普段よりオシャレ(いわゆる「よそ行きファッション」)をする時は、髪型をすみれに(髪の毛を左右に分けてそれぞれをまとめる髪型)にしてもらう。 自らにしたいと言ったこともある。 2年生の頃まではショートヘアだった。 装は、赤いをはき、季節によって春・秋は白い(まれに黄色。 2007年頃が多い)長袖を着て、冬はその上に黄色い(さきこのお古 )を羽織るスタイルが定番。 また、夏には赤いショートパンツをはいたりもする。 マイペースで楽天的な性格で怠け者であり、そのうえお調子者な言動から、いつも怒られてばかりいる。 特に初期の頃はぼんやりとしていることが多く、おっちょこちょいなところも多かった。 勉強嫌いで授業中はいつもうわの空状態(現在はそれほどでもないが 、ノートをとったこともなかった時期がある )。 テストの点は20点〜40点が多いが、一回だけ100点をとっている(だが、答案は酔ったヒロシによって破られている)。 忘れ物や寝坊が非常に多くのんきでルーズな節が多々あるが、特に寝坊について筋金入り。 さきこいわくおやすみ3秒らしいが 、朝起きることが苦手で、毎朝のように「頭が痛い」などと言ってサボろうとするほど。 また、夏休みの宿題はギリギリまで手を付けず、毎年最終日になり家族中を巻き込んでいる (北海道旅行から帰ってきたたまえとたまえ父まで巻き込んだことも )。 宿題をさきこに「一生のお願い」と称し、手伝ってもらおうとすることもある(その回数は17回に上る)。 だが勉強が全く苦手というわけではない。 また学校の給食のメインであったパンを食べられないという理由で家に持ち帰り、さらに翌日の給食のおかずである塩揉み野菜を勝手に巾着に入れて家に持ち帰ってしまった事がある。 おかげで気に入っていたくまの巾着が野菜の汁でシミになってしまうという、抜けたところがある。 面倒臭がりな反面、好きなことに関しては非常に好奇心旺盛でもある。 勉強以外の、自分が興味のあることなら労力を惜しまず没頭する。 また、面白そうなことがあると興味本位で首を突っ込み、結果的に巻き込まれてしまうことが多い。 お節介ではあるが、相手の気持ちになって一生懸命になる世話焼きでお人よしな性格。 子供でありながら年寄りくさい思考や言い回しをよくしていて、周囲を驚かせることがある。 森の動物たちと仲良くなるなどの妄想グセがある。 また、静岡のおばあちゃんのところへ行くついでにお小遣いをねだる作戦に出たり、父に夏祭りに行きたいとねだるが、実はいろいろ買ってほしいことが本心であったり、母のお菓子を勝手に食べて怒られないために自分で弁償して学校を仮病早退してまで買いに行こうとするところや、大抵は祖父を味方につけてお小遣いをねだる、など物心の裏がありずるい性格も持ち合わせているが、いずれも最終的に本人がひどい目にあっている。 また、自分の思い通りにならないと感情的になり、姉のさきこや両親、関口やはまじなどクラスメイトに対して声を荒げたりすることもある。 幼稚園の頃は元気が良く丈夫な子供で、鼻血や骨折で周囲から心配されたり注目されたりすることに憧れていた。 また年長の頃は男女共にパンツ一丁でプールに入らなければならなかったことが嫌で毎回仮病を使って見学していた。 1978年3月に小学校卒業後は1978年4月に市立中学校に、その後(1981年4月)県立女子高校から私立女子短大に進む。 その後、実際の作者と同じく漫画家となり、結婚して子供も授かる。 なお、作者は雑誌『富士山』において、自身と同じく離婚する運命をたどると示唆している。 アニメで数年後の彼女が描かれたこともあるが 、『ひとりずもう』漫画版とは全く異なる姿となっている(たまえも同様。 制服自体は『永沢君』に近い)。 一度になったことがある(手術はせず治した)。 将来の夢は だが、になってのように世界をまわることにも憧れている(だが数年後英語のテストで13点をとり後者の夢は破れる)。 趣味は、絵を描くこと・読書・好き勝手に歌ったり踊ったりすることなど。 また、自然や生き物(その中でも特に蛇 )が大好き。 ただし、は嫌い。 昆虫や動物を飼いたいと常に思っているが、飼ってもすぐに飽きてろくに世話をしなくなる、もしくは知識の不足や思慮の浅さから余計なことをして取り返しのつかない事態 を招くので、家族から反対されている。 4コマ版では亀を飼っている。 前述の通り勉強が苦手で、特に算数や社会などの分野が苦手。 何よりもマラソンが嫌いだが、走るのは速く、マラソン大会での記録は学年女子10番以内に入るという好成績である。 3年生になっても自転車に乗れなかったが、友人達の協力によって乗れるようになった。 また、お笑いが大好きで『』や『』などのテレビ番組を毎週楽しみにしている。 お笑い仲間の野口らと共に「お笑い研究会」を作ったことも。 「石松そば 」のでを演じる女優が発する「うぅ〜ん、いけずぅ〜」というフレーズを気に入って、それを覚えて以降口癖となっている。 喧嘩やいじめを見ると放っておけず口を出してしまうほど正義感が強いが、余計に拗れたり、自分が怪我をしたり と更なるトラブルに発展してしまい、余計な災難を被る事も多い。 道で猫が隣町の悪ガキたちに嚇かされると、「ネコがかわいそうだよ!」と注意し、侮辱されて彼らとケンカをして右手を噛まれてしまったが、嚇かされた猫が彼らの顔を引っ掻いて、手の噛み傷まで舐めてくれて助けられたこともある。 作者は単行本13巻で、まる子の顔を「のような口をした、とぼけ顔」と語っている。 アニメ第1期ではクラスのほとんどの男子からも「まる子」とあだ名で呼ばれていたが、今では「さくら」と呼ばれている。 アニメ化30周年記念に公式アカウントで行われた人気投票では第1位となった。 原作やアニメとは異なり、『まるまるちびまる子ちゃん』、2013年版ドラマではクラスのリーダー的存在として描かれ、リーダーシップを発揮する事が多い。 当初まる子役はTARAKOではなくが演じる予定だったという。 原作者のさくらと似た声をしていたことからTARAKOが抜擢された。 通称「父ヒロシ」。 作者の実父がモデルで、名前もヒロシで同じである(正確には漢字表記で「広」)。 A型 、いわゆる「生まれ」(正式には昭和9年)の40歳。 好きな食べ物はの、 、 、のミルク味。 グラタン(本人曰く、ビールに合わないため) 、甘いものは嫌い。 好きな歌手は。 一人称は「俺」。 のファン。 若き日の心のライバルは。 職業は、原作者の実家は八百屋であったが、原作、アニメ共にその描写はない(『ひとりずもう』漫画版では「さくら青果店」の名で店兼自宅が描かれ、すみれが店の手伝いをしている)。 性格は、まる子同様のん気でマイペースでおっちょこちょいの面倒臭がり屋であり、まる子も「そういうところが私のお父さんらしい」と言っている。 それに関連して、中学生の時の夏休みの日記には最終日まで「昨日と同じ」と書き続け担任の先生から「つまらない日記である」と評されたこともある。 また、いい加減でデリカシーがなく、特にまる子や友蔵に余計な一言を言ったり小馬鹿にするなど軽口を叩くことが多く、特にまる子がたかしへのいじめをやめさせるため、負傷した際は、心配する素振りを見せず、逆に酔った勢いとは言えまる子をドジ呼ばわりし乾杯した(ドラマ版では家族と一緒に心配している)。 ただし初期の頃は真面目にまる子を叱るシーンがたびたびあった。 自他共に認める上がり症の口下手で照れ屋なため、人前に出ることは苦手。 よくまる子と風呂に入り、極楽気分で一緒に歌っている。 しかし女心が全く分からないため、女心がらみの歌を歌う時はいつも歌詞を間違える。 大の酒好きで、一時あることから飲まなかったときに家族に変に思われたほど。 趣味は( )、。 タバコの値上がりを理由に禁煙をしたことがあるが、短期間しか続かず、しかもその間もタバコを持っていた。 も大好きで、中継をやっている間はテレビを独占するので他の家族から不満がられている。 を熱心に応援しているが、それに大したポリシーは無く、「贔屓の球団があった方が面白いから、なんとなく」「清水は東京に近いから」という理由だけのファンである。 また、地元清水出身ののも応援している。 男3兄弟の次男であり、一郎という兄の他に名前不明の弟がいる(後述)。 戦争中に山の方へ疎開して、山の中の学校に通っていた。 なお、実際のヒロシは7人兄弟 で、一部の兄弟・義兄弟は原作・アニメと続柄が異なる(後述)。 また、まる子の幼少期に、自動車事故で重傷を負った過去がある(この時、隣で運転していた友人が亡くなっている)。 釣り仲間・飲み仲間でもある親友の山ちゃん(後述)とは小学校の頃からずっと仲良しであり、2人とものんきだが厚い友情で結ばれている。 昔、空襲からの避難時に命がけで助け合いながら将来について語り合ったことがあり、この話を聞いたまる子は、「悔しいけどけっこう感動したよ」「お父さんも山ちゃんも生きててよかったって、お父さんの子供に生まれて、お父さんに会えて、この話を聞けて本当に良かったって思った」と言っている。 放屁することが多く、冬場は布団を暖めるためにの熱を利用して寝ているなど、品のない冗談を飛ばす傾向があるが、若い頃はすみれに対し、今では考えられないほどの気配りを見せていた。 本人曰く、若い時は「」だった。 単行本第13巻(アニメは1996年12月22日)「ちびまる子ちゃん100回記念」の懸賞でを手に入れる。 一度、まる子らとのまでドライブをしたこともあるが、現地に行ってもラーメンを食べることくらいしかできず、それ以降は彼が釣りに行く時程度の利用にとどまっている。 を毛嫌いしており、まる子が「うちもにしてよ」と言った際彼は「ありゃクソが水にまきこまれて苦しみながらながれていくじゃないか、おまい(お前)はあんなもんを毎回見たいのか。 このヘンタイ」、「東京じゃ便所がない家だってたくさんあるんだぞ、うちは(便所が)あるだけ感謝しろ」と発言している。 その他、厳寒期にまる子から「ストーブがないから寒い。 買おうよ」と言った際彼は「静岡県は暖かいんだぞ、こたつだけでじゅうぶんだ。 見てみろ、夏なんか暑いじゃないか」と言って開き直ったり 、テレビの映りが悪いことを理由にまる子から「屋外アンテナをつけてよ」と指摘された際彼は「屋外アンテナをつけるとのをカラー料金で支払わなければならなくなるからダメだ、うちはずっとモノクロ料金でごまかしてるんだから」と言っている などかなりケチな一面も持つ。 さきこ(姉、後述)とまる子について、「最初が女の子だったから、次は男がいいなと思っていたが、また女だったからがっかりした」と言っていたが、実際にはまる子が生まれた時も喜んでいた。 モットーは「毎日が楽しい」 と「金は貸さない借りない」 (しかし、実際はお金を貸して欲しいとねだる場面も多い)。 まる子たちからは「お父さん」と呼ばれることが多いが、友蔵・こたけからは「ひろし」と呼ばれている。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では15位だった。 作者の各種エッセイの挿絵や『ひとりずもう』漫画版にも登場するが、年齢による外見の変化は反映されておらず、『ちびまる子ちゃん』時代の姿で描かれている(母すみれも同様)。 旧姓は「こばやし」。 生まれで、旧出身。 A型 、ヒロシと同い年の40歳で専業主婦 (昔は働いていたらしい )。 好きな食べ物は、 、、。 まる子と同じく納豆とトマトが嫌い。 宝物は娘時代に安く買ったの指輪(現在は高価らしい)。 好きな歌手はと山口百恵。 髪型は、をかけている。 体重は58kgで、太めな体型を本人も気にしているが、ダイエットは続かない模様。 趣味はで、料理が得意。 腹話術ができる。 また、も得意。 第1期では黒髪で、第2期では茶髪。 まる子が勉強をしていなかったり家庭でトラブルを起こしたりなどすると、「まる子っ!! 」「おばかっ!! 」「バカまる子!! 」などと怒鳴ることが定番だが、普段は優しい。 極度の心配性かつ貧乏性で、毒舌な一面もある。 基本的にはしっかりしているが、自分に都合の悪いことにはシラを切る悪い癖がある ほか、まる子やさきこを諌めるために作った家庭内のルール・規則を自らの都合により破棄しまうこともある。 人混みが苦手で、まる子に外出に誘われても断ることが多い。 乗り物酔いをする体質なので運転免許は持っておらず、車に乗ることも少ない。 一方で、まる子のクラスメイトの問題行動に対しては、何らかの事情があるからだと擁護したり、まる子の怒りを軽く受け流すなど、ことなかれ主義的な対応を取っている。 本人曰く、若い頃は「(モダンガール)」と呼ばれるほどの美人だったらしい。 25歳の頃に1度失恋経験を受けている。 「口笛が聞こえる」によれば最初はヒロシのことはあまり好きではなかったらしいが(ヒロシのことは友人に紹介されていた)、ある日すみれが犬のフンを踏んでしまい、その時にその靴を拭いてくれたことに惚れて結婚に至ったという。 一度、ヒロシが高価な健康器具を買うと言い張るので離婚寸前までもめたが、まる子とさきこの泣き落としのおかげでさくら家最大の危機は回避された。 何か言われても気にしない性格である。 普段は常識人であるが、デパートのバーゲンセールには弱くテンションが上がり、人混みが苦手にもかかわらずバーゲンセールに駆けつけたり 、を「うちはモノクロです」とごまかしたりする。 まる子にたびたび「」「」「」「」と言われている。 同級生が経営している刺繍店で働いてほしいと頼まれたことがあるが、子供のことを思い断っている。 家族からは「お母さん」と呼ばれるが、こたけ(稀に友蔵も)からは「すみれさん」と呼ばれている。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票は16位だった。 女同士の姉妹ではあるが、「きょうだい」と呼ばれる場合もある。 11歳または12歳で入江小学校6年2組。 の雪が降る明け方に生まれた。 A型 、好きな食べ物は 、、、など。 宝物は友人からもらったネックレス。 初期はのファンだった が、現在はの熱狂的大ファン。 他にも人気アイドルの「郷ミチル」にチョコを郵送しようとしたりもした。 蛇とカエルが苦手。 お小遣いは毎月3000円。 まる子や友蔵と同じく金魚すくいが得意で、金魚の2匹取りができる。 4年生の時は3組だった。 本人いわく「クールな女」で 、常に我が道を行き「人生は後悔の繰り返し」という持論を持つ。 ごく初期は「似たもの姉妹」としてかなりドジな一面やハイテンションな一面を見せていた が、後にまる子と対照的な「冷静かつ知的、しかしながら要領が悪い」というキャラクターになっていった。 毒舌で、まる子と揉めたときにはトドメの一言でよくまる子をショック状態に陥らせている。 姉妹で歳も近いことや、性格が正反対なこともあってまる子とよくケンカをする。 またまる子が、自分のことを棚上げしてクラスメイトを非難したときには、まる子の本心を言い当て論破したこともあり、まる子が理不尽に藤木を卑怯者扱いすることも知っている。 まる子のずる賢い行動に怒る一方で、まる子の要領の良さにはコンプレックスを抱いている。 しかしいざという時はまる子を助けようとする妹思いのお姉ちゃん。 ぐうたらなまる子とは違い、母から怒られることはほとんど無く(現在確認できるのは、まる子に男運の意味を教えたこと や家が貧乏であるため空き巣などが来ないことを喜んでいる旨をヒロシとしゃべっていたとき 、ひょんなことから怠けることを決意し、ゴミを散らかしたとき 程度。 ただし、まる子とケンカをした際はまとめて怒られることも多い)、自分のことはきちんと自分一人でするしっかりとした人物である。 その一方、西城秀樹と恋人同士になることを妄想したり、いつか素敵な人が現れると夢見る乙女な一面もある。 まる子が友蔵と一緒にデパートに行ったが迷子になったとき、さきこの名を騙って友蔵を館内放送で呼び出された次の朝、さきこは学校でクラスメイトに馬鹿にされ、恥を被せられたことがあり、激怒した。 などの手芸やが得意で、まる子も高く評価している。 読書も好きで、の『』やの「」なども読んでいる。 料理はあまり得意ではないようで、カレーを作った時は水っぽく、しょっぱいものであった。 しかし、全く苦手というわけではなく、グラタンを作った時は美味しいと好評であった。 運動は大の苦手であり運動神経も芳しくなく、特に、体育の成績はいつも1(まる子いわく、自転車に乗れるようになるまで154回転んだという )。 だが体は柔らかい。 や、トカゲなど「気持ち悪いもの」が大嫌いで目にしただけで気が動転し絶叫する。 遠足が大好きで、自作の歌を作って舞い上がっていたことも。 アニメでは3歳頃に「」のまねをしていたエピソードがある(8ミリフィルムの映像で残っている)。 同じクラスに、よし子という親友がいる。 さくら家の人々は全員が彼女のことを「お姉ちゃん」と呼び(他にも2回だけまる子に「おねえ」とも呼ばれている 、クラスメート達は「さくらさん」と名字で呼び、ナレーションでも「お姉ちゃん」または「姉」と呼ばれている上、アニメのエンディングクレジットでも「お姉ちゃん」と紹介されているため、作中で彼女の名前「さきこ」が呼ばれることはほとんどない(作中では「さっちん」というペンネームで『』経由で宛に悩み相談のハガキを送っていた。 アニメではごく稀に親戚の人が「さきちゃん」と呼ぶことがある )。 稀に、会話の流れで「さきこ」と名乗ったこともある。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では第6位だった。 モデルは、作者の実姉である三浦範子。 小学校卒業後は私立女子中学校に進学し、『ひとりずもう』漫画版(成人直後)まではしっかり者のイメージで描かれているが、エッセイでは頼りない人物として描かれている(特に成人後)。 21 - 22歳ごろ(時期的には、『ひとりずもう』の最終回前後)、母に無理強いされたお見合いが原因で、母との仲が一時期険悪になった。 幼少期からとても丈夫だったまる子とは異なり幼少期は比較的病弱でを患っていた。 一時期はとして働いていたが事故で怪我をしたことから退職した。 某有名漫画家のマネージャーの経験もある。 また、ソフト『』の企画原案・シナリオを担当し、妹とした。 前述の通り、作者の各種エッセイにも登場するが、両親とは異なり取り上げられた時代によって挿絵の容姿は変化している。 小学校6年生時代の場合は本作と同じ姿だが、作者の「まる子」以前を書いた『おんぶにだっこ』では、アニメ とは異なりおかっぱ頭となっている。 作者の出産以降を扱ったエッセイでは、あまり登場しなくなった。 76歳。 O型 、好きな食べ物は、、 、と 、 、 、 、芋の煮っころがし 、ネギ など。 嫌いな食べ物は。 宝物はインドの帽子。 好きなタレントは。 ヒロシと同様愛煙家()であるが、原作やアニメ初期は吸っているが最近 [ ]ではほとんどない。 時折をかけていることもある。 すみれと同じく腹話術ができる。 一人称は「わし」。 「まる子や」「なんとっ!! 」などが口癖。 こたけを「ばあさん」と呼んでいる。 次男のヒロシから「じいさん」と呼ばれている。 まる子の一番の理解者で、どんな時もまる子の味方。 昔から穏やかな気質で、大体いつもぼんやりと過ごしている。 まる子を溺愛しており、まる子のトンチンカンな行動に協力しては他の家族に怒られたりあきれられたりしている。 の気があり(ナレーターからは「じいさん」「友蔵」と呼ばれ、しばしばツッコまれている)、家族と話している時には変な発言をして空気を止めたりすることが多々ある。 また戦時中に自分はご飯が食べられなかったことを得意げに言ったり、さらに豆の煮物の腐りかけを納豆と勘違いして気を落としてしまうなど、結構ドジな場面もある。 まる子に負けず劣らずのうっかり屋でもあり、一度まる子が運動会の応援の旗を作った際に、オリンピックの応援と勘違いして旗に「ガンバレ日本」と書き加えてしまっている。 よくまる子に何かをねだられては、を使って買ってあげようとする。 まる子にを買ってあげたが、その後に寿司をねだられて7万5千円分の年金を使い果たし、結局ローラースルーゴーゴーは返品することになった。 その後貯金を下ろし改めて買ったが、たまえの気持ちを無駄にしてまる子がはまじのローラースルーゴーゴーを山田とともに30円ずつ払って乗り回した際に壊したため、結局まる子はこれに乗れず、泣く泣く弁償する羽目になった。 好き で、何かあると心の中で(友蔵 心の俳句 )を詠む (たびたび意味を考えないで詠むこともある )。 しかし、が入っていないので、実際にはであることが多い(稀に友蔵以外の登場人物(主にまる子)が心の俳句を詠むことがあるが、この場合も季語が入っていないことがほとんど )。 まる子に指摘されるまで俳句には季語が必要であることを知らなかった。 2016年頃からあまり詠まなくなった。 他に、、、、が得意。 まる子と同じく、自然や生き物(特に蛇)が好き。 花輪家の執事・ヒデじいに憧れていて、交流がある。 たまえの父がカメラ及び写真に心酔するきっかけとなった張本人であり、彼に会うたびに、記念の大切さについて意味深げに説いている。 がうまく(子どものころは「金魚屋泣かせの友蔵ちゃん」と呼ばれていたらしい)、完全に穴の開いた網の針金の部分で金魚をすくうことができる(友蔵は「スーパーウルトラ必殺 70年スペシャル」と呼んでいた)。 この特技はまる子とさきこにも受け継がれた。 株をしているらしく、神社に「どうか株が上がりますように」とお願いしているシーンがある。 『』に出場したことがある。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では第4位で、ギリギリまでランクインしているだろうかと不安がっていたが、発表された時は涙した。 モデルは名も同じ作者の祖父ということになっているが、作者によれば「性格は正反対であり、意地悪で冷たく、家族の中で一番嫌っていた」とコメントしている。 作者が高校2年の時に老衰のため84歳で亡くなり、家族たちが誰も涙を流さなかったとのこと(ただし、「うちはびんぼう」などの作者の読み切り漫画では、それ以降も存命している)。 なお、エッセー集『もものかんづめ』で祖父の葬式を書いた一編「メルヘン翁(おきな)」では、姉は祖父の死に顔を見てひっくり返って笑い出したという、作者の姉が相当な祖父嫌いであったことが記されている。 そのため作中の好々爺である友蔵はむしろ「自分の理想のおじいちゃん」を描いたものであるとのこと。 生まれの72歳。 A型 、牡羊座。 好きな食べ物は、、、。 宝物は神社のおまもりとまる子がお嫁に持っていったらと思い作ったまる子のアルバム。 のファン。 普段は優しく穏やかな性格。 「まる子や」「おやおや」などが口癖。 友蔵を「じいさん」と呼んでいる(まれにおじいさんとも呼んでいる)。 次男のヒロシから夫の友蔵同様に、「ばあさん」と呼ばれている。 一家が旅行する時には留守番役。 時々ヒロシを叱るときなどは怖い。 普段から着物を着こなし、眼鏡をかけている。 友蔵よりしっかり者で、興奮して暴走しそうになるとたしなめる役目。 よく友蔵とは老人会の集まりに出掛け、まる子にお土産を持って来てくれる。 年寄りならではの豊富な人生経験やの知識から、よく色々な(ことわざ)や生活の知恵などを教えてくれる。 料理も上手で、すみれを手伝うこともある。 若い頃は「清水小町」と呼ばれるほど、相当な美人だった。 実は自転車に乗れる。 実際のさくらの祖母は、何でも「薬になる」と言うのが口癖で、火鉢に落として灰まみれになった餅やカビの生えたパンを平気で口にしてしまったという(漫画 やアニメ でも実際に「薬になる」とカビの生えたパンを食べている)。 さくらの最初の結婚(1989年)の時点では存命であった。 なお、作中で彼女の名前が語られることはあまりないが、アニメ版のの放送分で中野さんから名前が語られている。 友蔵が彼女を怒らせた後、見覚えのない男性と仲良くしているのをまる子が目撃し、家を出て行くのではないかと思った彼が2人の間に割って入って「さくらこたけはわしのもんじゃ! 誰にも渡さん!! 」と叫んでいる。 作者らの脚本によるドラマ版では、完成記者会見や公式サイト『さくら家の人々』で本名「さくらこたけ」と解説されている。 また、他掲載の4コマ漫画版では、付の第1回で、まる子が彼女の名前「こたけ」を読者に紹介している。 アニメの放送分で、こたけが2人映るというが起こった。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では13位だった。 作者の「まる子」以前を書いたエッセイ『おんぶにだっこ』の挿絵では、アニメとは異なり眼鏡をかけていない。 さくら家の親戚 [ ] 続柄が正確にわかっている登場人物の系図。 ヨっちゃん(従兄)とその妻、田中みやこ(従姉)、静岡のおばあちゃん(大叔母)・おじいちゃん(大叔父)キヨシの正確な続柄は不詳。 ヨッちゃん(フルネームは不明) 声 - (第53話以降) 下の名前はよしお。 25歳。 まる子の(母方か父方かは不明)で、ミッちゃん(フルネーム及び父親か母親かは不明)の息子。 今でこそまる子の面倒をよく見てくれる好青年であるが、実は元ヤンキーで高校2年の頃は、ゲームセンターに行くために母親(声 - )に「おいババア、金よこせ! 」と言い金銭をせびり取るほどの不良だったという。 好きな漫画は『』。 子供のころは「けん玉小僧」と呼ばれていて、近所の有名人だったらしい。 たまえの父とボウリングで張り合ったり、大吉が出るまでおみくじを引き続けたりと、負けず嫌いな一面もある。 美人で優しい女性だが、まる子に通じるおっちょこちょいで、そのおっちょこちょいぶりは、まる子たちへのプレゼントにレースのと思って買ったものがだったことからも見てとれる。 結婚後はある程度はしっかり者になったが、おっちょこちょいな部分が無くなったわけではない模様。 箸を愛用している。 美人で優しくまる子の憧れの存在。 まる子が幼稚園の頃までは近所に住んでおり、さくら家にもよく遊びに来ていた。 第78話で結婚し、その後「もとこ(またはもと子)」という娘が生まれる。 「ちびまる子ちゃん記念館」という本ではヨッちゃんの彼女と間違って紹介されている(ヨッちゃんの奥さんがみやこになっている)。 ひろあき 声 - (第45話以降) まる子の従弟でヒロシの甥。 ませており生意気な性格で、まる子より4つ年下だが、オモチャの銃でまる子を撃ち「家来になれ」と言ったり、その後で「おまる」と呼んだり など、見下した態度を取るが、その他の人たちの前ではいい子ぶっている。 特にさきこには懐いていて、「お姉ちゃん」と呼んで慕っている。 まる子に対しては意地悪だが、あけみに対してはお姉ちゃん思いである。 まる子からはいい印象を持たれておらず、家に遊びに来ても渋々遊び相手になっている状態である。 ただし、ひろあき自身はまる子を心から嫌っているわけではなく、まる子の方もひろあきが出かける際には心配したりするなどの描写がある。 まる子からもらったを飼っている。 小学1年生。 控えめで優しくしっかり者で、ひろあきのことは「ひろちゃん」と呼んでいる。 まる子のことは「まるちゃん」と呼んでいるが、一度だけ「まる子お姉ちゃん」と呼んだことがある。 生意気な弟には少々手を焼いており、ひろあきがまる子をからかった時には窘めている。 弟と同様にさきこのことを慕っている。 ひろあきとあけみは作者の実在の従姉弟がモデルで名前もそのまま当てられており、エッセイなどでも時折登場している。 まる子の父方の叔父(ヒロシと一郎の弟)で、ひろあきとあけみの父親。 名前不明。 メガネをかけている。 『ちびまる子ちゃん』本編とは異なり、史実ではヒロシの義弟である。 ひろあきとあけみの母親で、ヒロシと一郎の義妹。 モデルとなった実際のひろあきとあけみの母親は、『おんぶにだっこ』によると、アニメ・原作とは異なりヒロシの実妹。 『ひとりずもう』漫画版での回想シーンは、同エッセイでの描写に基づいている。 静岡のおじいちゃん 声 - 掛川裕彦(第10話以降) 名前不明。 旧清水市の隣の旧静岡市八幡三丁目(その中の、現在の静岡市)に住んでいる。 盆栽が趣味で、普段から和服を着ており、友蔵とは対照的な紳士的なおじいちゃんである。 文鳥を2羽飼っており 、まる子が小鳥を猛烈に欲しがるきっかけとなった。 静岡のおばあちゃん 声 - (第10話以降) 名前不明。 すみれのであり、まる子の。 おじいちゃんと同じくとても優しい。 なぜ彼女がまる子(さくらももこ)の母方の祖母ではなく大叔母(祖父の妹)なのかというと、 実際の母方の祖父母は作者がまる子と同年代の頃にはすでに亡くなっていたからである [ ]。 そのため姪のすみれが叔母夫婦に気を遣っている描写が見られる。 まる子のことを「まるちゃん」と呼んでいるが、一回だけ「まる子」と呼んだことがある。 一郎(いちろう) 声 - 飛田展男 ヒロシの兄であり、まる子・さきこ姉妹とあけみ・ひろあき姉弟の伯父。 新茶の季節になると、お茶好きなまる子を思って、大量のお茶っ葉を届けにきてくれる。 名前自体は初期から登場していたものの、姿や声付きの登場は最近である。 キヨシ 声 - 名字不明。 友蔵のいとこの正司の息子でヒロシら3兄弟にとってははとこにあたる人物。 2017年3月19日放送の1時間スペシャルで登場。 友蔵はいとこの正司のことは知らなかった。 まる子のクラスメイト [ ] 清水市立入江小学校 3年4組生徒(原作初期は3組だったが、後に4組となる)で、うち約半数が2期にも登場している。 学校自体は実在で、にとの合併までは同名、合併後の現在は「静岡市立清水入江小学校」である。 まる子はたまえ・永沢・藤木・山田・大野・杉山・ケンタ・かよちゃん、中島と1年の頃から同じクラス(2組)である。 さらにたまえは2年の時もまる子と同じクラス(2組)になっている。 この学校では毎月一回、「お楽しみ給食」というものを行っている。 愛称は「たまちゃん」。 まる子の親友。 の晴れた日の朝に生まれた。 O型 、双子座。 好きな食べ物は、プリン、 、 、、、、、。 宝物は西城秀樹のサイン。 を持っていて、よくまる子に貸出し一緒に遊んでいる。 体重は26kg。 靴のサイズは19cm。 好きな歌手は山口百恵。 実家は3丁目 14番地 (または入江町三丁目19 )にある。 では家が半分水没する被害に遭っている。 蛇が苦手。 ピアノを習っている。 をかけていて、髪型はのおさげである。 アニメ版の服装は、まる子が赤や黄などの服装であるのに対し、青や緑などの服装(例えば、水色のシャツに紺色のスカートの組合わせなど)で描かれることが多い。 優しく女の子らしい性格であり、怒りを表すことはほぼない(が、まる子や自分の父を諌める時があり、しっかりしている)。 その優しさ故、嫌なことでも頼まれると断れないことも多いが、しつこく写真を撮る父に厳しく接して怒鳴ったり、ひょんなことから1週間以内に「」を弾けるようにならなければならなかったまる子に厳しく指導したこともある。 いざという時にはきちんと自己主張し、筋の通った理屈で人を言い負かすこともある。 それでもピアノの発表会の時はプレッシャーのあまり、本番前に大泣きしてしまった事もある。 成績も優秀な方で、テストでクラストップの点数を取ったことも。 まる子とは一年生の時から付き合いのある無二の親友であり、仲は周りが羨ましがるほどよい。 まる子をよく助けたりフォローしているが、呆れて冷静なツッコミをすることもある。 一度だけタイムカプセルを埋めようと約束したとき、たまえが留守番で来られなくなり、翌日ケンカになってしまい友情の危機に見舞われたことがあったが、お互いの気持ちを理解できたこともあり最終的に仲直りし 、それ以降二人の絆はより一層強いものとなった。 また、まる子が野口と親しくなった当初は、友情に不安を感じて大いに動揺し、お笑い仲間に入れてほしいが為に慣れないギャグを言ったりもした。 恋愛ものの小説や映画に胸をときめかせたりと、ロマンチスト。 また、時々アルプスの少女「タミー」となる空想をして「心のポエム」を作る。 元々のメルヘンチックな性格や、父のカメラ好きやまる子のトンチンカンな言動に振り回される気疲れからか、そうやって現実逃避する癖がある。 すぐ写真を撮りたがる父を、母と共に煙たがっていて家を飛び出したこともある。 漫画・およびアニメ第1期では兄の存在を示唆する発言があったが 、実際に登場したことはない。 アニメでは第2期以降一人っ子に設定が変更されている。 叔父から譲ってもらった・キューちゃんを飼っている。 祖母がいるらしい。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では第2位だった。 作者の過去を元に描かれた『ひとりずもう』漫画版では高校生の時に再びももこ(まる子)と同級生になり(中学時代は別の学校だった)、高校卒業後アメリカ留学に旅立った。 17年後の同窓会では、既婚者となり、眼鏡からコンタクトレンズに変えている。 実際の彼女も、国際結婚をし現在もアメリカに在住している。 作者の後年のエッセイによると、2000年以降も作者との交流は続いていた。 作者は、エッセイ『おんぶにだっこ』にて、一年生の時から利発で活発で華のある女子だったと述べている(同作の挿絵に、実際の彼女に基づいたイラストも載せている)。 浜崎憲孝は、自著「はまじの三年四組」にて、モデルは体が大きく活発な女子だった同級生で、小学生の頃は眼鏡をかけていなかったと述べている。 原作・アニメ共に、「花輪クン」と表記されることが多い。 豪邸に住む大金持ちのお坊ちゃま。 生まれ。 B型 、獅子座。 生月日の由来は「はなわ」の語呂合わせ。 得意なスポーツは。 好きな食べ物は、 、のコキール 、(給食の中で)。 宝物はスイスの高級時計と海外からの両親の手紙。 の大ファンで、サインを持っている。 をうまく切ることができる。 外国かぶれの傾向があり、語頭に「ヘェ~イ」、語尾に「ベイビ~」とつけるのが口癖。 また、話しながら右に流れる独特のつっぱりヘアーを右手でかき上げる癖もある。 ゆったりとした穏やかな平和主義者で、つかみどころのない独特の雰囲気を持っており、何にも束縛されない自由人である。 男子と女子の間で確執が起きた際も中立の立場で、争いには一切参加しなかった。 キザな性格だが、紳士的で誰にでも分け隔てなく親切なため女子の人気が高い。 お坊ちゃまでありながら世話焼きで面倒見も良く頼もしいので、まる子はじめクラスメートから頼られることも多い。 通信簿も体育を含めオール5で運動神経も高く、文武両道であるが、後述の理由で習字の授業だけは苦手。 仕事で海外を飛び回っている両親の影響もあり海外の事情にも詳しく、その知識をまる子たちの前で披露することもある。 クラスでは、まる子と共に生き物係を担当していた。 女子達と一緒にいる描写が多くみられるが、男子とも親しい。 映画第1作では大野杉山コンビの粗暴さに不快感を示していたが、現在は2人の性格に変動があるためか、トラブルになることはない。 非常に努力家で、たくさんの習い事をしている。 月曜、火曜、水曜、木曜、金曜と、土曜を習っているらしい。 語学力に長けており、外国の習慣やマナーなども勉強している。 特に英語とフランス語は堪能で、三歳の頃から外国人の先生に教わっているというピアノやヴァイオリンの腕もかなりのものである。 歌やギターもうまく、テレビの「子供歌合戦」に出場し、を歌った事もある。 また、武道の数々や護身術も身につけている。 字が下手なのが唯一の弱点で、を自分で書かず、使用人に書いてもらって銀賞を取り、あたかも自分で書いたように振舞っていたことがある。 ルリ子(ルリこ)(声 - )というアメリカ在住の同い年のいとこがいる。 金銭的には恵まれている反面、両親の仕事の都合で2人とは滅多に会えないことが多く、いつもにぎやかなまる子たちの家庭をうらやましがっている。 両親のことは「パパ」「ママ」と呼んでいて、母親からは「カズちゃん」と呼ばれている。 使用人のヒデじいの運転によるで学校などに送り迎えしてもらっており、まる子も何度か乗せてもらったことがある。 また、幼少の頃からお世話をしてもらっているヒデじいのことは、父のように慕っている。 祖父は兼であった。 お香を焚いたり、ピラミッドタワーの中で座禅を組んでしたり、とにかくリラックスすることが好き。 女子からはアイドル的な人気があり、バレンタインデーにチョコを53個もらった経験があるほど。 日本国内(など)や海外にも別荘が多数あり、長期休暇中はほとんど旅行している。 そのため、長期休暇中に学校に生徒たちが集まることがあっても、唯一いないこともある。 自然や動物が好きで、庭にはたくさんの花木があり、小鳥たちも暮らしている。 ペットには、愛犬( )のミス・ビクトリア(ビッキー) とのウィリアムがいる。 日本国内の流行にはやや疎い部分がある。 本作の舞台設定である1974年頃に発売されたヒット商品であるのことを全く知らなかったり、『』などの年末年始の話題についていけなかったこともあった。 ただし野球好きな一面もあり、で巨人戦を観戦したりの引退が描かれた回では長嶋についてクラスメイトと談義していた。 なぜ公立の小学校にいるのか疑問に思われており、その事が掘り下げられることもない。 中学もまる子や永沢らと同じ公立校である。 将来の夢について、映画では「インドのマハラジャみたいな城でボンドガールをはべらすこと」と言っている。 『永沢君』では、「中学卒業後は東京の高校に入学し、将来は外国にもたくさんの店舗を持つ父のお店のオーナーになる」と語っている。 17年後の同窓会では、未だにヒデじいが付き人を務めているため、出席した女子の一部からは陰口を叩かれていた。 初期は「金持ちだが気取り屋でイヤミな嫌われ者」というキャラクターだった(そのときのまる子のグッドニュースは「花輪がフランスの学校に転校すること」だった )が、次第に紳士的なキャラクターになり、作者も「結婚するなら花輪くん」とそのシビアな金銭感覚を覗かせた。 そのため本来1回きりの出演予定であったにもかかわらず、レギュラーの座を獲得している。 『永沢君』では準レギュラー登場。 番外編的エピソード「もしもまる子が花輪家の子供で花輪君がさくら家の子供だったら」(放映、2期152話)では、浮いていた存在だったが故に苦悩していた過去を持っていたため、「かずひこくん」において、自身が作詞を手掛けた曲でそのことを書いていたという。 当初、声優は花輪役が丸尾役の飛田展男、丸尾役が花輪役の声優・菊池正美であった が、作者の意向で逆になった。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では第7位だった。 名前のルーツは、漫画家の。 浜崎憲孝は、自著「はまじの三年四組」にて、モデルは病院経営者の 娘で 、白い豪邸と3台の高級車を持っていたと述べている。 3年4組の学級委員。 1965年 生まれ。 AB型。 好きな食べ物は、、 、、(主にまめやという店で売っているもの。 買えなかったときは涙を流したほど )。 苦手な食べ物は納豆。 宝物は委員バッヂ。 耳そうじは毎日しているらしい。 非常に怖がり。 学級委員になることに命を懸けているエキセントリックな少年。 地道な練習を惜しまない努力家であり、非常に真面目で成績優秀(本人曰く「歌と運動以外ならなんでもできる」 )。 よく「ヒェ~」などと絶叫している。 極端なでもあり、母親のことを「かあさま」と呼んでいる。 一年生にに似ていると笑われたことがある。 普段はメガネを掛けているが、メガネを外すと「ピカソの絵みたい」とまる子に評されるほどパッチリした二重瞼の目が現れる。 初期の頃は大体いつも顔にタテ線が入っていた。 選挙演説をしたり「清き一票を!」というような内容のビラを配ったりすることがある。 本来は真面目な性格であるが、学級委員になるためには手段を選ばないところがあり、たまに賄賂としてクラスメイトに紙石鹸などを配る。 クラスメイトのためにと、薬箱や箸を忘れた人用に割り箸を常備していたり、掃除の時間以外でも教室の掃除をよくやっている。 しかし、彼の善意の裏には、自分の評価を上げたい欲があることを周りから見抜かれている。 また、クラスメートが目立つ行動や好感度が上がることをするとすぐ「学級委員になりたいのでは?」と邪推することもしばしば。 さらにすぐ大騒ぎしたりと大袈裟でリアクションがオーバーな上に、非常に失礼な発言(特にまる子に対して)を繰り返しており、周囲からは鬱陶しがられている。 そのため選挙活動の甲斐あって学級委員を務めているものの、遠足のグループ分けで孤立するなど仲のいい友達は一人もいない。 はまじと噂になったまる子や山田と噂になったかよちゃんを男子たちと一緒になってからかうなど、他人の色恋沙汰にやけに口出しする場面もある。 勉強熱心でにも通っているため、成績はトップクラスだが、その一方で体育が苦手。 その運動音痴ぶりは相当なもので、サッカーではボールをまともに蹴ることすらできなかった。 加えて怖がりで泣き虫な所があり、ケンカごともめっぽう弱いが、アニメ「男子対女子 大戦争」(1990年10月7日放送)では自分のプライドを傷付けた中島らを相手に勇敢に立ち向かい、クラスの女子に一時的ながらも見直されたこともある。 音楽(歌)も大の苦手である。 そのため「通信簿でオール5を取ること」を目指しているが、苦手な体育と音楽に阻まれて実現できずにいる(それでも努力してそれぞれ4と3に成績を伸ばしたが、ショックのあまり廊下で号泣した)。 将来の夢は、「堅実なになって、約70坪ほどの土地付きの家で両親に親孝行してあげること」。 その現実的な夢の一方、ノーベル賞を取れる学者にも憧れている。 高祖父母の代から受け継がれている兜を大事にしている(端の部分は最初から壊れていたが、それをまる子が誤解し、更に成り行きで友蔵がに出場する展開となる)。 花輪と合わせて「花丸コンビ」と称されることも。 彼がメインになる回までのほとんどの回は実話を基にしていたため、その回のトビラには「今回はかなりフィクションだぞ!」と書かれており、それ以降はフィクションの回も徐々に増えていった。 名前のルーツは漫画家の。 一年の末日に生まれた(直後に除夜の鐘がなったという )男という意味で「末男」と名づけられる。 を情けなくて嫌っている。 浜崎憲孝は、自著「はまじの三年四組」にて、モデルは野菜嫌いの学級委員長で、作中のキャラクターと同様に眼鏡をかけており、後に大手コンピューター会社の重鎮に出世したと述べている。 まる子の裸の王様(2019年8月4日放送)では国王役を務め、真面目で騙されやすい性格に拍車がかかっている。 愛称は「はまじ」。 陽気で面白い顔をした、クラスのムードメーカー。 アニメ第1期のエンディングクレジットでは最終回まで「浜崎くん」と表記されていたが、アニメ第2期からは「はまじ」または「ハマジ」と表記されている。 1965年生まれ。 好きな食べ物は、 、 、、 など。 宝物はとのサイン と小石、、。 の大ファンで山下選手のサインをもらったことがあるが、自慢しようと学校に持っていったら無くしてしまい、関口やブー太郎から「本当は持っていなかったんだろ」と言われていた。 を知らなかった。 お調子者で一発ギャグをやるなど、お笑い好きでいつもクラスの皆を笑わせるひょうきんな性格。 その一方で優しく涙もろく、悲しい歌を聴くと泣いてしまい『』で毎回号泣してしまうほど。 クラスの人気者で、「B級男子トリオ」の仲間であるブー太郎や関口とは特に気が合う。 まる子やたまえらとも仲が良く、よく一緒に遊んでいる。 ローラースルーゴーゴーにまる子と山田を乗せるために2人から30円ずつ金を取り母に怒られたことがある(ただしこれは怒られる前の時にこのことを言われないように黙っていたのだが、山田がそのまま目の前で発言してしまったため怒られた。 その母の怒りは彼が何と言おうと許しはせず、挙げ句の果てには母まで情けないと言って泣いてしまうほど大きな問題となった。 その翌日、このことをまる子はたまえに話したら、たまえは力なく笑っていた)。 になりたいからと、一度さくら宅でまる子にシャツの袖をハサミで裂いてもらったが、音楽家の夢を諦め家に帰ると母に「物を粗末にするなんて、許さないよ! 」と怒鳴られ尻を叩かれたこともある。 また「イチゴ狩りに行こうの巻」では母から1000円をもらったのにもかかわらず自分の分だけイチゴを食べて、そのままお土産のイチゴを買わずにイチゴに関係のない漫画雑誌を買うなど抜けたところが複数ある(それもブー太郎も同じ理由で母に説教されている)。 アニメ第1期から個性的なキャラクターではあったが、第2期からそれ以上の個性溢れるキャラクターが数多く登場するにつれ、次第に常識的なキャラクターに位置づけられるようになってきている。 まる子からもらった南の島のお土産のバッジ(ドラマでは鼻血が出ているからとまる子から借りたハンカチ )に、「I LOVE YOU」と書かれていたことから、周囲に冷やかされてしまったことがある。 実家は貧しくボロ家に住んでいる。 赤ん坊の弟がいる(名前は明かされていない)。 また初期に弟や妹の存在を話しており 、前述の通り弟はアニメに実際に登場しているが 、「お楽しみ給食会」(1991年10月20日放送)では他に3人登場しており、兄弟設定は一定していなかった。 2期では弟は1人登場 、妹はたまえの兄同様登場しなくなった。 家族の誰かが内職をやっている。 『ひとりずもう』漫画版にも、初期をメインに登場。 漫才師(作中では「お笑い芸人」と表記)を目指している旨も語られている。 大人になってからは、漫才師の夢を諦めてトラックの運転手の仕事をしている。 体型は小太りになっている。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では20位だった。 実在の人物で、小学生の頃はアニメとそっくりであり実際に「はまじ」と呼ばれていた。 成人後はDJ、会社員、郵便局員など職を転々とし、現在は作家として活動している。 2002年に自伝『僕、はまじ』(彩図社刊。 カバーはさくらが描いたはまじのイラスト)を執筆した。 同自伝の出版の絡みで、さくらと20年ぶりに連絡をとったという。 なお、作者は穂波たまえなど大体の実在人物にはキャラクターとして出すことを事前に了解を得ていたが、浜崎は無断で出したという。 作者によれば「気のいい人だからきっと許してくれるだろう」との事。 さくらももこ没後、同級生による寄せ書きを作るために奔走し、さくらの遺族に渡した。 後日、さくらの母親より感謝の手紙が送られた。 愛称は「ブー太郎」。 はまじの親友。 アニメのエンディングクレジットでは第1期の1990年放送分までは「富田くん」と表記されていたが、1991年放送分以降は「ブー太郎」と表記されている。 生まれ。 好きな食べ物はと 、ウニ。 小太りでのような顔をしており(頬に渦巻き模様がついている(初期はなかった ))、一人称は「おいら」だが、「俺」と言うこともある(特に初期)。 語尾に「ブー」と付けて話す(マラソン時に呼吸している時も同様 )。 ただし登場初期は「ブー」とは言わないほか、現在でも時折普通に話すこともある。 驚いた時や興奮している時などに、「ブヒー」「ブヒョー」と言うこともある。 やや鈍くさい。 はまじとは大の親友同士(OPなどでもコンビで登場することが多い)。 子分気質であり、映画第1作では大野と杉山に憧れ弟子入りし、最終的に弟子になっている。 家族全員そっくりな顔で、みんな語尾に「ブー」を付けて話す。 この口癖があるのはブー太郎一家だけで、祖母などは「ブー」と言わないらしい。 また、なかなかの妹想いで、積極的に面倒を見ている。 家では、押入れをベッド代わりにしたこともあるが、現在は妹のトミ子と二段ベッドを使っていてブー太郎は下段で寝ている。 トミ子と一緒にに通っている。 一度だけとを習ったことがある。 将来の夢は、プロ野球選手になること。 そして、最近 [ ]では宇宙飛行士になりたいとも言い出している。 原作でははまじよりも登場したのが先だった。 はまじ同様、アニメ第1期から登場している個性的なキャラクターではあったが、第2期からそれ以上の個性溢れるキャラクターが数多く登場するにつれ、はまじ同様、比較的常識的なキャラクターに位置づけられるようになってきている。 浜崎憲孝は、自著「はまじの三年四組」にて、モデルは地元のの経営者の息子と述べている。 1965年生まれ。 好きな食べ物はと 、ウニ。 好きな歌手は。 玉ねぎのような形の頭とそばかすが特徴。 胃腸が弱い。 一人称は「僕」、二人称は「君」だが、以前は「俺」「お前」も使用していた これは藤木も同様。 暗く、影を背負った感じの少年で、藤木とは親友。 アニメ1期、映画、2期初期、ドラマでは、暗く協調性に欠く性格ながら素直で優しい人物であり、藤木とも親友らしい良好な関係であった。 しかし、アニメ2期中期からは攻撃的かつ批判的な性質を見せ始め、友達や親であろうと人の心理を突いたような嫌味な言動を意図的に取るようになる。 特に藤木に対しては彼が卑怯扱いを受けた事も相まってきつく当たっており、彼が言い返せないのを良い事に度々酷い態度を取っている。 まる子やたまえなどはそれまで永沢に対して「君」付けしていたが、この頃から呼び捨てに変化している。 一方、両親のことを気遣ったり、弟の太郎の世話をよく見ていたりと家族想いな一面もある。 自分の言動で藤木を泣かせてしまった時はショックを受けて反省したり、藤木がみまつやで当てたスーパーボールを失くして落ち込んでいた時は、最初は悪態をついていたものの翌日みまつやのくじで自身がスーパーボールが当てた時には「藤木君が喜ぶ」と言い藤木の家に持っていったり、藤木の作った工作を間違って壊してしまった時にはきちんと直しており、人助けをしようとする藤木を陰から応援するなど気配りや優しさも見せている。 しかし「自分も嫌な人間だが、前田よりマシだと思う」と藤木に同意を求めた際には、「前田と同じくらい嫌な人間」と即答されてしまった。 藤木以外には山根・小杉とグループで行動することも多いが、永沢本人はもっといい友達が欲しいと思っている。 中学卒業後は藤木、小杉と違う高校に通うことになるが、悪態をついたことが災いして2人とは疎遠になる。 26歳の同窓会の時も、2人と話すシーンは無かった。 また、城ヶ崎とは犬猿の仲で、ことあるごとに言い合いになっているが、彼の言い分の方が正しい事が多い他、彼なりに彼女への優しさを見せる事もあるので心底からは嫌っていないようである(城ヶ崎のみならず、他の女子とも対立している描写がある)。 3年生になる前の春休みに、隣家からの飛び火で家が火事になる。 出火原因は隣家に住む男性が居眠りしている間にたばこの火が燃え移ったのが原因であり、しかも、彼の家の窓が開いていたことも延焼の原因になっている。 結果、延焼被害で永沢家を含む3軒が全焼する被害を招いた。 そのことがトラウマとなっており、火を見たり火関連の話になると、気が動転したりその場が凍るほど暗くなることがある (一部の話を除く )。 この一件から火事の怖さを身をもって知っており、町内で火の用心を訴えかける運動をしたり、火事の怖さを紙芝居にして子供たちに説いたりしている。 また、避難訓練を真剣に受けていないクラスメートに本気で怒ったこともある。 その一方で、「永沢君」において「燃えているのが自分の家でなければ結構冷静でいられる」と発言したことも このセリフはアニメにも逆輸入された。 お笑いが好きであり、クラスでまる子らと「お笑い研究会」を作ったり、後に中学時代には藤木とを結成したり(すぐに解散した)、同じお笑い好きである野口を気にかけたりした。 成績や運動神経は特に良くも悪くもないが、初期の頃には、参観日に誰も来れない事をまる子達に話すと「勉強できないから親が来ない方がラッキーなんじゃ」と思われてしまったり 、まる子たちと一緒に花輪に英会話を習った時には、皆が覚えられるような簡単な挨拶も覚えられず、周囲をあきれさせたことがあった。 の「なみだの操」のモノマネがとてもうまい。 親戚に習ったという腹話術を披露したこともある。 前述の通り、変わった形の頭でのように顔の大きさに比べて頭の頂点が極端に小さい。 そのため帽子のサイズも異常に小さく、被っていると言うよりは玉ねぎ頭の先に乗せてあるだけである。 原作では後ろ髪を生やしているが、アニメでは頭頂部にしか髪が生えていない。 また、登場初期の頃は髪型や顔が現在と異なっていた(玉ねぎ頭は同じ)が、現在の髪型や顔に変わったのは、1期67話。 「おどるポンポコリン」2代目OPでも玉ねぎの列に並んでいる。 火事の後、父は田舎の親に借金をしに行き、母は心労で倒れ入院した。 永沢一家は、家を新築し完成するまでの約8か月間、3丁目の 親戚の裕福なおじいさんの家でお世話になった。 また原作・アニメ共に新築した家のエピソードがあったにもかかわらず 、それ以降のアニメで登場する永沢家の外観は常に親戚のおじいさんの家の外観であるが、家内には永沢一家しかおらず親戚のおじいさんなどの姿はない。 母親からは「お兄ちゃん」と呼ばれている。 なお、火事で家を失った同級生が立派な親戚の家にしばらくの間住むことになるというのは、作者の実際の思い出のエピソードである。 将来は「タマネギおじさんの店」という喫茶店をすることを考えている。 同窓会の話でその夢は実現した事が明かされるが、店自体は経営不振な上、追い打ちをかけるように自身のお見合いも破談にされるなど、スランプ気味な生活を送っている模様。 この店も、親戚のおじいさんがお金を出してくれて開業できたに違いないと作者は語っている。 毎回のように、教室の隅などで友達の藤木と陰気な会話をしている。 現在でも藤木は永沢に友情を感じているが、永沢はしばしば「もうキミとは絶交だよ」などと言ったり、悪態をついたりと散々なことをしており、自己保身の為に藤木に罪を着せて他のクラスメイトと軽視するなど藤木以上に卑怯な一面が目立つが、それでも藤木と一緒にいる。 まる子の裸の王様(2019年8月4日放送)では藤木と一緒に国王を騙す詐欺師として登場するが、嘘をついて国王に恥をかかせたために1年間城の掃除係を命じられる結末を迎えた。 にて、中学生になった彼が主人公のコミック『』が連載された。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では19位だった。 三角形の目でクチビルが青く、暗い性格の男子。 1965年の曇りの夕方に生まれた。 初期は5月生まれ。 第2期の初期は2月19日生まれ。 好きな食べ物は、。 好きな歌手は。 クラス一の長身。 が得意。 腹話術ができる。 現在の一人称は「僕」だが、稀に「俺」を使うこともある。 ごく稀に「おいら」とも言っていた。 永沢とは陰気コンビ(小学校1年からの仲 )。 ぼんやりとしていて、ドジで要領が悪く気弱な性格であり、いつも永沢達に嫌味を言われてばかりいる。 知識量も少なく、九官鳥や柴犬を知らず永沢や山根に馬鹿にされたことがある。 永沢との友情について悩むこともたびたびあるが、永沢の良いところも知っているため 、少なくとも藤木は永沢のことを友達だと思っている(永沢とは的な関係ともいえる)。 無邪気な一面もあり、永沢はそれが親友でいる理由なのかもしれないとも考えている。 笹山かず子に片想いをしているが、なかなか想いを打ち明けられないでいる。 また、花輪の別荘で出会ったハーフの女の子リリィにも恋をしている。 しかし、花輪と勘違いされ実質失恋。 当の本人は吉川みどりに一目惚れをされたり、4コマ版では冬田に恋心を抱かれたりと、好みではない女子に好かれる傾向にある。 周りからことあるごとに「卑怯者」と呼ばれており、本人も自覚しており悩みの種となっている(だが、1年生のころにクラスメートの誤解で卑怯と言われている回もある )。 彼の卑怯は、その臆病な性格や濡れ衣、そして永沢が原因であることが多い。 そもそも卑怯者と呼ばれるようになったきっかけは、まる子とのペアを組んだ際、恐怖のあまりまる子を墓場に置き去りにして一人で逃げ出したため(直後に家の鍵をなくし、みんなに探してくれるよう頼んだが全員に見捨てられた )。 だが、この一件が原因でクラスメートから「卑怯者」の烙印を押され、「藤木の卑怯を直す会」がクラスで行われるまでに至り 、それ以降「卑怯」キャラで定着している。 本人曰く卑怯は「親譲り」とのこと。 肝試しの件以前にも、まる子を含めたクラスメイト数人に不幸の手紙を送ったため、クラスメイトの顰蹙を買い、ホームルームで責められ謝罪したことがある。 まる子は藤木の行動がよほど頭に来ていた様子で、それからしばらくは永沢に先んじてまる子やたまえに呼び捨てられるようになる。 さらに中学生になるとに「K・H」と名乗る人物から「愛をこめて」と書かれた手紙と共にチョコレートをもらった。 また、クラス一の美人と呼ばれ、花輪に恋心を抱いていた堀こずえの心を、自分に心変わりさせてしまうなど、随所随所でモテていたが、互いに報われず終わる。 しかし、その一方で不良に絡まれた際に攻撃の矛先を永沢に向けようとしたり、永沢の非難からかばってくれた小杉を直後に裏切り身代わりにするなど本物の卑怯者になっている。 最終的に永沢への友情も尽き、修学旅行の班や高校が別れた際には内心で喜んでいた。 中学卒業で永沢とは違う高校に進学することになる。 「学校が変わっても友達だ」と語ったものの、藤木の本心を察してか永沢に拒絶されたために疎遠となった模様。 26歳の同窓会の時でも、はまじと話すシーンはあっても永沢と話すことはなかった。 いわゆるで、両親が共働きで遅くまで帰宅しないため、夕飯は店屋物が多い。 唯一の特技はスケートで、冬になると毎週スケートリンクに滑りに行っている。 近年 [ ]の話ではクラスメートや永沢から卑怯者扱いされることはあまりなくなり永沢を気遣ったり自身の物をプレゼントしたりと元通りの良好な関係になりつつあり性格もやや明るくなっている。 また永沢と共に小杉の行動に呆れたりすることも多くなっている。 また永沢がみまつやで当てたカードを間違ってはまじ達にあげていた時には、藤木もみまつやのくじで同じカードを当てたので永沢の家に届けたり、家の手伝いをきちんとこなすなど優しい一面も多く描写されるようになった。 ドラマでは不幸の手紙をクラスメートに出したことを永沢になじられた際、「君に不幸の手紙を出せば良かった」と発言したり 、「のサイン入りブロマイドを持っている」と自慢した永沢に「本当は持ってないんだろ」と嫌味を言う など永沢以上に性悪な性格となっている。 アニメ版第1期・2期初期の一部の回ではクチビルは普通の色をしている(ただ「学校のスケート教室」(1992年1月26日放送)でみどりが藤木の唇が好きと言ったときまる子が心の中で「藤木の唇、紫だよ」と大笑いするシーンがある)が、その後紫色に変わっている。 まる子の裸の王様(2019年8月4日放送)では永沢と一緒に国王を騙す詐欺師として登場するが、嘘をついて国王に恥をかかせた結果、2人揃って1年間城の掃除係を命じられる結末を迎えた。 作者は単行本15巻にて「使えるキャラに成長した」と評しており、後年の単行本では、彼をメインに据えた回も多かった。 アニメ化30周年記念の公式LINEアカウントで行われた人気投票では31位だった。 本作のアニメでは第2期からレギュラーとして活躍。 ミステリアスなのある暗い女子。 1965年生まれ。 好きな食べ物はと。 納豆が嫌い。 好きなお笑いタレントは。 色や色など、いつもくすんだ色の服を着ており、髪型はおかっぱ頭で、日本人形のような顔をしている。 無口でリアクションも薄いため、表情から考えを読み取ることはほぼ不可能。 身長はかなり高く、レギュラーの女子の中では一番の長身である。 普段は無口でおとなしく、地味で暗い感じだが、実は大好きなお笑いなどの面白いものを含めて多趣味・多才。 自分の主張はきっぱりとする度胸ある性格で、一本筋が通っている。 洞察力も小学生とは思えないほど高く、人の本心を言い当てるのが得意。 実はが堪能で、テストの点も「80点は当たり前」と頭も良く、暗記やなぞなぞが得意と、隠れた実力者。 お笑い全般が大好きで、その知識量もものすごい。 1人で静岡市に寄席を見に行ったこともある。 自分とそっくりな顔をしたお笑い好きの祖父とはとても仲が良く、よく一緒に行動している。 カラオケの趣味もあり、ヘビメタを歌うらしいが真偽は不明。 音楽の縦笛のテストでは、横笛のようにしながらかなり上手に吹き、周囲を驚かせた。 ただし、歌のテストの際には「歌いたくありません」「別に0点でもいい」とテストを堂々と放棄したことも。 長山同様、の免許を持っている。 ラジオが好きで、「のろ」というラジオネームのハガキ職人でもある。 また、クラスメートなど誰かが面白い話をしていると、密かに笑っていたり、どこからともなく登場し後ろから話しかける。 笑ってはいけない時に笑ってしまいそうになるとでごまかすのが癖。 謎の多い人柄で、クラス内では若干孤立しているが、むしろ1人で過ごすことを好んでいる。 少々捻くれた所があり、町の人やクラスメートに噓を教えたり、まる子の名前を書いた自分の鉛筆を教室に落としたり、難しいなぞなぞを出して答えを秘密にするなど、人が困っている様子を密かに「観察」して楽しんでいる。 まる子とは共にお笑い好きであることから意気投合して仲良くやっている。 お笑い関連の情報をまる子に教えたり、逆に面白そうなことをまる子に聞いたりしていて、2人の仲の良さにたまえが不安を感じたこともある。 面白いやをコレクションしていたり、「お笑いノート」をつけている。 また、「周囲の面白い人」として、さくら家やたまえの父や佐々木のじいさんに注目しているらしい。 無名時代のと出会った時にサインをもらっている。 祖父と父もお笑い好き。 意地悪で威張り屋の兄・富士男がおり、仲は良くない。 両親は共働きで、昼間は家にいない。 自室で飼っているペットのは、「クックックッ」「言えやしない、言えやしないよ」「知~らない、知~らない」など、彼女の口癖をしゃべる。 動物では他にが好きで、ヘビの「クールでドライでシャープなところ」が気に入っている。 また、一見モタモタしている様に見えてもいざという時には素早いところなども併せて野口さんとヘビの共通点は多く、シンパシーを感じている模様。 デパートのヘビ展で、コブラvsマングースの対決ショーを観覧した時には、メンバーの中で唯一平常心を保っていた。 アニメ第2期になると、まる子やたまえと3人で行動するエピソードが増えていった。 祖父によると「病院でUFOを見ていて、消えた後に産まれた」とのこと。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では第5位だった。 浜崎憲孝は、自著「はまじの三年四組」にて、「のろ」というあだ名の同級生がモデル。 実際は特に芸人を好んでいないが、容姿は作中のキャラクターとよく似ていると述べている。 また、「はまじと九人のクラスメート」(2003年、徳間書店)で取材した際には、長期間スーパーマーケットに勤めていると証言している。 女子の学級委員。 1965年生まれ。 好きな食べ物は、。 趣味は。 も習っている。 「アマリリス」という名のを飼っており、とても可愛がっている。 宝物は運動会の時にヒデじいにとってもらった花輪とのツーショット写真。 生まれた時は未熟児だった。 少々怒りっぽく、ヒステリックで高圧的になってしまうことが多いが、基本的には真面目で成績も良いほう。 学級委員を任されているだけあり、責任感と統率力を買われている(丸尾くんとは異なり、学級委員であることをひけらかす描写はない)。 まる子とは趣味は合わないが、それなりに仲良くやっている描写もある。 花輪くんが大好きで、彼に対してに近い偏執的な愛情を持っており、他の女子(特にまる子や城ヶ崎さん)が花輪くんと仲良くしていると「あなたも花輪くんを狙ってるんでしょ! 」とヤキモチを妬く。 花輪くんのことになると、鼻息を荒らげて敵意丸出しで駆け寄り、花輪くんと頻繁に会話しているまる子や城ヶ崎さんを強くライバル視している。 城ヶ崎さんのように男子を見下した態度を取ることは少なく、バレンタインにしつこくチョコを要求したことを泣いてまで謝罪した山田にはチョコレートをあげたり(そもそも花輪くん以外の相手にあげる事自体が、かなり異例である)、まる子の探し物をアマリリスと共に手伝ってあげるなど、時折思いやりを見せる他、前田さんに非難されていた丸尾くんを庇うなど、花輪くん以外の男子にも優しさを持ち合わせている。 アマリリスがまる子のハンカチを放さなかった時には、新しい物を購入して返そうとするなど、きちんとしている(はまじからは「あれで顔さえ良ければ」と言われたことがある)。 見た目にはお世辞にもかわいいとは言えないものの、で自信過剰な面がある。 のファンだったが、花輪くんがのファンだと聞いて、ビートルズのファンになった。 将来の夢(? )も「花輪君のお嫁さんになること」。 花輪くんがの大ファンだということも知っており、彼女に対抗してダイエットをした(その時には母親も登場している)。 結局、みんなではどうすることもできなかったが、花輪くんのアドバイスで事は落ち着いた。 名前のルーツは漫画家の。 特定のモデルはおらず、完全なオリジナルキャラクター。 作者曰く「モデルがいるなんて言ったら怒られる」。 アニメ第1期では乙女座と発言したこともあった(これについて「似合ってるでしょ、ほら」と自慢している)。 クラスのおバカ男子で1、2を争う問題児。 1965年(第1期のみ5月 )生まれ。 好きな食べ物は・・など。 納豆が嫌い。 腹話術ができる。 まる子と同じく優しいおじいちゃんがいる。 一人称はブー太郎同様に「おいら」だが「俺」と言うこともあった(主に初期の頃)。 まる子のことは「さくら」と呼ぶ。 とても素直で陽気な性格で、憎めない奴(母いわく、生まれたときからそうだったという )。 また、脳天気な為に良くも悪くも怖いもの知らずで、自身が心に感じたことを率直に言ってしまうが、その割に抜け目ない言動もたびたび見受けられる。 本人に悪気はないが、周りの人から「無神経・無遠慮な言動」と思われることがままあり、周囲から顰蹙を買うこともあるが、クラスメイトからそれほど煙たがれることはなく、それなりにうまくやっている。 エイプリルフールにまる子がついた嘘を本気で信じる 、思い出の蛍を泣きながら一生懸命探す 、温泉で倒れた山根を心配して号泣する、チョコレートを女子全員に要求したことを反省し全員に謝る など純真な心を持っている。 クラスメートに対しても滅多に怒ることはない。 母親は極めて真面目な性格。 とにかく勉強が苦手で宿題も一切せず、テストは0点 を日常的に取り、通信簿もオール1。 情報屋でもあり、どこからか色んな情報(噂を含む)を手に入れて「ニュース、ニュースだじょー! 」「大変だじょー! 」などと騒ぎ立てる。 また、一度佐々木のじいさんの手伝いをして、お礼にもらった100円玉を使い からまで行ったが、お金が無くなり帰れなくなった。 これが原因で、まる子を始めとする3年4組の生徒・戸川先生・友蔵・山田の母・山根の父・佐々木のじいさんらが町内を捜索することになった。 しかし、泣きながら清水市内に向かって線路脇の歩道を歩いていたのをリムジンで通りかかった花輪が見つけ、家まで送り届けた。 第1期はゲストで、第2期からレギュラーで登場しているが、初期の頃と現在では容姿も性格も異なっている。 いつも口を開けているのは同じだが、気弱な性格であり、イガイガ髪型で顔型はのようで、頭身もかなり高めであった。 第2期初期では両方のデザインが混在していた回がある。 また、当時は頻繁に目がうつろになっていた。 兄の存在を話しているが 、現在、たまちゃん・はまじの兄弟同様、そのような設定は無い(ただし原作は別)。 のコマーシャルでは、『』ののコスプレを披露した。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では12位だった。 アニメ本編では、劇場版の後日に放送された第1期の放送でモブとしての登場は何度かあったが、レギュラー登場は第2期から。 成績はオール5で、正義感のあるスポーツ万能な男子。 1965年生まれ。 好きな食べ物は、など。 宝物は杉山くんと作ったプラモデルの船。 運動神経抜群かつ成績もいいので女子にモテるが、本人はかなり硬派で女心には無関心(とは言っても、まる子や野口さん、たまちゃんのように仲のいい女子はいるので、女子が嫌いなわけではない)。 冬田さんに告白された時も素っ気なく振ったが、冬田さんはそんな硬派な大野くんが好きな為、未だに想いを寄せている。 正義感が強く、弱い者いじめがあると助けにいく性格でもある。 度胸があり、怖いもの知らずで、自分の気に入らない相手なら誰であろうが威圧的な態度を取る(前述の気性の荒い性格からしてしばしば杉山くんと混同されるが、大野くんは杉山くんに比べ、慎重でプライドが高く、頑固な面がある)。 杉山くんとは大の仲良しだが、お互い不器用で素直になれない性分のため、些細なことで大ゲンカすることがある。 ケンカには滅法強く、2人でサッカーの練習をしていて5年生3人に邪魔された際には2人で倒した。 スポーツ全般が得意で、特にサッカーが好き。 歌もうまく、合唱コンクールではソロに推薦されるほど。 お笑いや面白いもの好きで、同じくお笑い好きのまる子や野口さんとは趣味が合い、そして彼女たちを通してたまちゃんとも交流がある。 まる子たちクラスメイトがトラブルに巻き込まれると杉山くんとともに助けたり、悩みを抱えていたら相談にも乗ってくれる優しいところがある。 また、クラスなどで面白そうな出来事(トラブル含む)が起こると杉山くんと見聞きして楽しむ野次馬的な一面もある。 勝負事となると血が騒ぐタイプで、たまにクラスメイトを巻き込んでしまうこともある。 家では「ケンちゃん」と呼ばれている。 杉山くんが「オレたち(食べ物の)好き嫌いは無いぞ」と発言している が、甘いものは好まない様子。 アニメ初期は「いつも一生懸命だけど少し乱暴なガキ大将」というキャラでクラスメートから恐れられており、前述のようにアニメ第二期初めまではまる子を「まる子」と呼んだり、丸尾くんをいじめる、花輪くんにケンカを売るなどの横暴で威圧的な印象が強かったが、現在はそのような言動は見られない(4コマ版では一度だけ「まる子」と呼んだことがある)。 杉山くんと船乗りになるのが夢だが 、大人になってからは2人で宇宙に行くことを目指し、大野くんは物理学者として研究所に勤務する。 3年の終わり頃、父親の転勤でに引っ越すことになる (ただしキャラクターは進級しない設定のため、彼は4月になっても転校することなく、他のキャラクター同様3年4組のクラスメートとして登場している)。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では3位だった。 メディアプロデューサーの長谷川聖子は、モデルは夫の健太であると推測している。 アニメ本編では、劇場版の後日に放送された第1期の放送でモブとしての登場は何度かあったが、レギュラー登場は第2期から。 浅黒い肌(アニメ版)とそばかすが特徴。 好きな食べ物は、など。 嫌いな食べ物はない。 趣味はサッカー。 さっぱりとしていてこだわらない気さくで大らかな人柄。 単純かつ、やや鈍感でな一面がある。 共に大将であり大親友の大野くんとはサッカーをやるなどほとんど一緒に過ごしている。 同じく、弱い者いじめがあると助けるなど、正義感も強い。 また、勉強も運動も大野くんと同じぐらいよくできるが、常識には少々疎い面がある。 気性の荒い性格も大野くんと共通であるが、前述の通り、やや鈍感な一面も持っている。 かよちゃんから想いを寄せられていて、本人もそれを知っている。 なお、冬田さんのことは「大仏のような見た目」「ありがたい感じがする」と評していた。 大野くん同様に硬派ではあるが、前述のように気さくでさっぱりした性格であり、高校生の姉がいるためか、大野くんに比べると女性に対して柔軟性がある。 大野くんとは無二の親友であると同時にライバル。 前述の通り天然な性格のため、その際には大野くんからはたびたびが入っている。 大野くんにつられて面白いもの好きになりつつあるらしく、それをきっかけにまる子やたまちゃんとは交流があり、野口さんとも会話する機会が多い。 について全く知らないことが明らかになった際には、山田さえも知っていたためにショックを受けていた。 母親がメルヘン趣味で、自室のカーテンを「クマちゃんとイチゴの柄」にされてしまう。 詩を書くことがあり、4コマ版では九官鳥を飼っている。 シャツの着方がだらしないことがあり、山田らと同様、基本的に靴下は履いていない。 大野くんと船乗りになるのが夢だが 、大人になってからは2人で宇宙に行くことを目指し、杉山くんはパイロットに就職する。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では21位だった。 胃腸が弱い男子。 1965年生まれ。 好きな食べ物は、、の。 苦手な食べ物は納豆だったが、まる子の助けにより克服した。 の熱狂的大ファンで、実際にコンサートで見た時には「みちるー! 」と絶叫し涙を流していた。 城の代表曲『イルカにのった少年』のようにイルカに乗るのが夢。 まる子とは違う町内に住む。 のため、緊張やストレスで胃腸炎を引き起こす。 冷たい飲み物や食べ物を口にすることでもすぐに腹痛になる為、健康でたくましい体に憧れている。 しかしながら劇の役を最後まで演じきる など、いざという時は腹痛への耐性を見せる事もある。 一人称は「僕」または「俺」で、場面によって使い分けている模様。 まる子を「さくら」と呼び、自分のひ弱さを愚痴っている。 普段は気弱でウジウジした性格だが、基本的に真面目で礼儀正しく、お年寄りに優しい。 アニメ第2期初めから中期頃までは陰険で口が悪い所があり、永沢と一緒に藤木を責める役どころであったが、徐々に「真面目で心優しい努力家」としての面が強調され、藤木を擁護することも多くなった。 見た目とは裏腹に内には熱い思いを秘めた熱血漢。 時々、強い男になるべくファイトを燃やすが、そのたびにさまざまな理由で落ち込んでは元の気弱な性格に戻ってしまう。 普段の気弱さとは裏腹に神経は図太いらしく、それとなく失礼なことや余計な一言を言うこともある(本人を目の前にしてハッキリ言うシビアさがあり、大野・杉山コンビも引きつるほど)。 本人いわく「野口以上藤木未満の明るさ」で「下の中ってとこの明るさしかない暗めの人間」だと自身を分析している。 永沢・藤木・小杉と行動をともにしている描写が多い。 叔父の影響で手相に凝った際には、まる子・藤木・永沢の手相を見てそれぞれをどん底に突き落としたり、みぎわさんを怒らせたりした(その後に叔父に大目玉を食らったらしく、まる子と藤木には謝罪したが、まる子の提案もあり、永沢には謝罪しなかった)。 虚弱体質ということもあり、体育が苦手である。 幼稚園児の頃に初恋をしたという。 「ちびまる子ちゃん100回記念」の懸賞で当選し、ステレオを手に入れた。 父は彼が強い男になるなら体罰も辞さないほど厳しく(後述)、一度そのプレッシャーに耐え切れず教室で激昂してしまい、教室をめちゃくちゃにするほど大暴れしている。 なお、山根自身は母親似である。 太った男子。 1965年生まれ。 体重はすみれと同じで58kg。 大野くんと家が近所。 食べることがとにかく大好きな、食い意地の張った極度の大食いで、大食漢の食いしん坊。 食べ物のことになると自己中心的でかなり厚かましくなり、その食欲は誰にも止められない。 学校で好きな時間は専ら給食の時間。 誰かが食べ物の話をしていると、どこからともなく聞きつけて突然現れる。 嫌いな食べ物はない ほか、食べ物に関する嘘は許さない。 ご飯を丼5杯分山盛りで食べたにもかかわらず、父の分を取り置いておこうとした母から強引に釜を奪い取って逃走し、空き地で立ったまましゃもじで釜のご飯を食べていた事もある(逃走中に通りがかったヒロシとぶつかり、彼を突き飛ばした。 本人曰く「秋だからさ、他の季節よりますます食欲が出てるのさ」とのことで、先生は心の中で「そりゃすごいな」と言った)。 2日間限定で280円ののを買うために学校を二日続けて早退し、道中でに職務質問を受けたこともある(2度目は補導され、交番に連れて行かれた)。 また、自分のお年玉で買った火鉢で作った焼き餅を独り占めしようとしたことで両親と口論になった挙句、父からを喰らい餅を投げ捨てられてしまったり 、暴飲暴食(1個と2つと1本と)と体を冷やしたことが原因で腹痛になり、まる子、大野、杉山に家まで運ばれたり 、おはぎを勝手に食べて母に叱られる などと、自業自得で散々な結果に終わることが多い。 そのあまりの食欲に両親が心配し、一度病院で検査を受けているが、肥満気味なだけでいたって健康体。 また「小杉、焼き芋への情熱」の巻では、かなり欲張りな描写が多く、後から参加した永沢と藤木を追い出そうとしたり、火が小さいと言い、燃えれば何でもいいと勝手にまる子の家に突如乱入し、すみれによってロープで縛り上げられてキッチンに置いてあった新聞の束を持ち出し、さらには部屋に置いてあったさき子のヒデキの本とヒロシの新聞まで持ち出して燃やそうとしていた(その結果さき子の本が半分燃えてしまった)。 これによりさき子が激怒し口喧嘩をしたが、その際、風の影響で火がズボンに燃え移ってしまう。 アニメ第1期から登場しているが、名前が明かされたのは第2期からである。 第1期から第2期初期までは顔が異なり、太い眉毛に目が細く頬が垂れ下がった顔つきで、5月生まれ とされていた。 第2期の「まる子、忘れ物をする」の回で名前が判明した後に間も無く現在の顔に変化している。 第2期中期からレギュラー化し、当初は「普段はのんきで大らかな愚鈍者だが、食べ物のことが絡むと人が変わる食いしん坊」といったキャラクター設定だった。 しかし、登場回数を重ねるにつれ、現在では「普段から図々しく、自己中心的な食いしん坊」になり、乱暴な言動が目立つようになる(しかし、アニメ版ではやや初期の性格に回帰しつつある)。 まだ大らかだった頃は、永沢・藤木・山根と行動することがよくあったが、現在では特定の仲良しはいない様子。 食べ物の話ばかりをしてクラスメートから嫌がられたり、食べ物のことに関して自分の思い通りにならないとすぐ感情的になる傾向も多々あり、はまじや関口、永沢や藤木や山根たちに声を荒らげたことが原因で山田からは「嫌われ者」呼ばわりされたり、周りに迷惑をかけたこともある。 を学校に持参し、机の中を覗いて持ってきた石鹸がなくなっているのを見たときには、はまじと関口から責められ、大泣きした。 一度、ハチに感動し、ゆっくりちゃんと味わおうと決意したことがあったが、一晩で元の速さに戻ってしまった(一口30回は噛むようにはしたが)。 はまじの分のプリンを食べたことではまじから絶交を言い渡され、クラスメイトから「大食いの事になると態度が変わる」「僕(藤木)の卑怯より君の大食いが家族や皆に迷惑をかけている」「食べなきゃいい」と言われて落ち込み、絶食したが、まる子達やはまじに励まされ、再び大食いに戻った。 一方、体力テストの際には「立派なデブちん」になるべく必死に練習を重ね、本番での活躍ぶりは見事なもので、大野・杉山コンビが感心するほどであった。 その後、運動シーンはあまりなかったが、クラスで野球をしたときは大野くんの球を二回とも打っていた(他に大野くんの球を打ったのは杉山くんのみ)。 また、サッカー や に挑戦した際にはこれまた好成績を残しており、天才的な運動能力を見せつけることも少なくない。 『永沢君』で中学生になった彼は地味で人の善いキャラクターとして登場し、永沢や藤木と親しくなった。 食欲は落ち着いているものの肥満体型であることは変わらず、体重も86kgになっている。 精肉店を営む親戚の存在が語られており、定期的に上等な肉を貰っているという。 メガネをかけた、の賢い男子。 1965年生まれ。 好きな食べ物は、。 宝物は、1年生の頃から自分でお金を貯めて買った5万円の。 なお、以前にまる子が土産をもらった「長山くん」とは別人である。 クラス一の秀才で成績もよく、学校で習う勉強以外でもとても物知り。 しかし決して偉ぶらない謙虚な性格の為、みんなに尊敬されている。 とてもしっかりした考えの持ち主で、冷静で親切な性格。 良識ある、非の打ちどころがない少年。 普段から男女分け隔てなく接することができる。 親に怒られる事もあり、蛍に夢中で夜遅くに帰ってきた事で夕飯抜きの罰を受けたり 、親戚の家に向かう途中でバスの中で荷物を置いたまま忘れた事がある。 博識で、特に自然や生き物のことに詳しい。 趣味は絵を描くこと、星の観察。 その為、将来の夢は、漫画家になること(原作とアニメ)・月へ行っていろいろ調査をすること(4コマ版)。 アマチュア無線の免許を持っており、近所の大学生と交信をして友達になったことも。 妹・こはるを大事にしていて、彼女が病気になって入院した時には手作りの絵本を読み聞かせて元気づけるなど、大変可愛がっている。 家では、今はこはると同室だが、彼が中学生になったら自分の部屋を作ってもらう約束。 また、家の収納スペースを工夫して、アマチュア無線室にしている。 前田さんがクラスメートと対立した時も普段と変わりなく接しており、まる子とは2年生の時も同じクラスで、よく遊んでいる。 とくちゃんや花輪くんとも親しい。 その博識ぶりには花輪くんも一目置いている。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では28位だった。 彼について、作者は「少し地味だけど結婚してもいい」と評している。 たまちゃんに似たおとなしい性格の、おっとりしたメガネっ子。 まる子とは幼稚園の頃からの友達。 1966年生まれ。 好きな食べ物は、。 好きな歌手は。 趣味は散歩、料理、ガーデニング。 力持ちで力こぶがくっきりできるほど。 まる子やたまちゃんと親しいため、城ヶ崎さんや笹山さんと遊ぶ描写もある。 教室に通っている。 家事好きな母親の影響もあり、非常に家庭的。 家の庭ではいちごなどが取れる。 父はサラリーマン。 祖母は遠くに住んでいるため、なかなか会えないらしい。 祖父は第一期で同居していると思われる描写がある。 大人になってからは、東京でをしている。 名前のルーツも漫画家・イラストレーターの [ ]。 アニメ第一期では「新田とし子」となっていたり 、「どばし」となっていたこともあるが 、現在は漫画・アニメともに、「つちはし」で統一されている。 第1期では妹の存在を語っていたが 、第2期からは一人っ子の設定。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では17位だった。 1965年生まれ。 好きな食べ物は、、。 宝物として「変な顔シール」を集めている。 髪型は大仏のような。 みぎわさんや前田さん同様太めな不美人だが、顔に似合わず乙女チックな声が特徴(アニメ初登場時は低めの声だった )。 愚鈍で場の空気を読めない迷惑な性格のため、クラスでは少し浮いた存在(本人は無自覚)。 その上、すぐ泣くのでよく周囲には迷惑をかけている。 同じく乙女チックな性格のみぎわさんとは気が合う様子。 また、ポエムを書くのが趣味の前田さんとも気が合っている。 まる子がたまちゃんとケンカをした時に一緒に帰ることになり、その後もたまにまる子に話しかけてくるが、関わるとロクなことにならないため、まる子はあまり乗り気ではない(実際、トラブルに発展することも多い)。 まる子同様、優しいお爺ちゃんがいる。 大野くんには好意を持っており、告白もした。 杉山くんのことは2番目に好きらしく、まる子からは硬派な男がタイプだと認識されている。 しかし、4コマ版では、なぜか藤木に心変わりしている。 『永沢君』には一コマのみ登場。 浜崎憲孝は、自著「はまじの三年四組」にて、モデルは影の薄い同級生と述べている。 花輪家ほどではないものの、家はなかなかの金持ち。 1965年生まれ。 B型 牡羊座。 好きな食べ物はと。 好きな歌手は。 祖父はいない。 頭髪は左右の縦巻きパーマが特徴的で、それはアニメではまるでのようであり、4コマ版ではだと言っている。 髪のセットには毎朝30分掛けており、まる子を驚かせた。 顔は無国籍風の美人で優等生。 グアム旅行帰りで日焼けしていたこともある。 得意なスポーツは。 将来の夢は、スチュワーデスになりいっぱい外国へ行くこと。 明るく華やかで社交的な性格。 友人も多いが、気が強く、人の好き嫌いははっきりしており、気難しいところがある。 前田さんやみぎわさんのような癖のある女子や男子の大半には厳しい態度をとる。 特に永沢とは犬猿の仲でよく対立しており、彼女からけしかけることも多い。 愛犬・ベスも永沢を見ると吠え立てる。 しかし、中学生になってからは打って変わって永沢に恋愛感情を抱くようになる。 また、彼女があまりに永沢にばかり集中的に文句を言うことを藤木が疑問に思ったことがあり 、永沢に対する攻撃的な態度は愛情の裏返しとも解釈できる、中学時代への伏線的なシーンも存在する。 また男子でも花輪や長山とは仲が良い他、藤木に対しても優しく接する事がある。 英語が得意。 バレエとピアノを習っていて、歌もうまいらしい。 趣味は、バレエ・読書・ピアノ。 父はヴァイオリンが弾ける(本人曰く「理想の父親」)。 4コマ版では中学生の兄の存在が語られ、優しくハンサムで彼女がいるとのこと。 みどりちゃんとも交友がある。 アニメ版では笹山さんと仲が良く、ともに行動することが多い(ドラマ版ではまる子・たまちゃん・とし子ちゃんと4人組で行動することが多い)。 美人な上に、花輪くんとも仲がいいので、みぎわさんには目の敵にされている(学校に派手なリボンをつけてきた際には、みぎわさんと前田さんに嫉妬された)。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では第8位だった。 アニメでは第2期から登場。 1965年生まれ。 好きな食べ物は、など。 好きな歌手は野口五郎。 ピアノを習っている。 それ以外の趣味は、お菓子作り・読書。 温厚な性格の美少女。 ()をしているのが特徴。 城ヶ崎さんと仲が良く、大抵いつも2人で行動している。 藤木に対しても君付けで呼んで優しく接しており、想いを寄せられているが彼の想いには気付いていない。 実は以前、おばあちゃんの家の文鳥を不注意で逃がしてしまい、それを近所の猫のせいにしたことがある。 そのことをクラスメートに打ち明けた際、永沢や山根から「卑怯」と言われたが、藤木が必死になってかばってくれた。 出席番号順だとまる子の次になる。 主要キャラクターの中では1番登場するのが遅かった。 藤木が色々と空回りして笹山の機嫌を損ねたりすることもあるが、藤木とは普段は仲が良く、藤木のスケートを見て感心していたり、藤木が悪くないにも関わらず周りから卑怯と言われていた時には藤木の味方になるなど、藤木に対する思いやりも見受けられる。 アニメ化30周年記念に公式LINEアカウントで行われた人気投票では第9位だった。 アニメでは第2期から登場。 名前は2004年になって明かされた。 1965年生まれ。 かに座。 好きな食べ物は、など。 苦手な食べ物は納豆。 の大ファン。 猫を飼っている。 趣味は詩を書くこと。 掃除係の仕事に命をかけており、少々口うるさくなる一面もある。 特に掃除をサボったり、遊んでいる男子に対して厳しい態度をとることが多い。 わざわざクラス全員のぞうきんを用意したこともある。 生真面目だが、気性が荒く業突く張りで怒りっぽい性格(同じく生真面目な傾向があるみぎわさんと比較し、ワガママで人望や統率力がないため、ほとんどのクラスメートには煙たがられている)。 なお、たまにみぎわさんや冬田さんとは意気投合している。 まる子・みぎわさん・冬田さんとは「秋の乙女クラブ」の仲間である(まる子は無理やり参加させられている)。 思い通りに行かなかったり、人から注意されたり、ストレスが溜まったりするとすぐ鼻を真っ赤にして大泣きするのが癖(野口さんになぞなぞにされたほど)。 その様子は、まる子いわく「けっこう見応えがあるんだよね」。 ロマンチストな一面があり、ポエムを書くのが趣味。 まる子と野口さんとは同じ掃除係。 前田さんの口うるさい命令 のせいで、本心ではクラスメイト同様の反対意見を持つまる子たちまでが、クラスで悪者扱いされ手酷い仕打ちを受けたこともある。 「お母さんの給食袋の巻」ではまる子がたまちゃん・とし子ちゃんの2人とお揃いの給食袋を作ることになり、デザインを考えていたところに乱入して一方的に頼み、完成した給食袋を受け取ると「思ったより可愛くない」と言い放ちまる子を激怒させる など、これまでにない性悪さを披露した。 その後は祖母に付き添われてまる子の家に訪れ、泣きながら心から謝罪し、和解した。 普段から祖母にはワガママを言っており、困らせている。 その一方で自身の性格は自覚しており、山根に対する不人情な態度を祖母に叱咤された時には号泣したが、その後はきちんと反省して謝罪する。 藤木の落とし物を拾ってあげたり、まる子が遠足でクラスの男子にからかわれた際にはみぎわさんとともにかばうなど優しさもある。 「掃除係の役割」の巻では、すごい顔で泣きながら鼻ちょうちんを膨らませ、まる子に大笑いされた(野口さんは咳でごまかしながら笑っていた)。 いとことよくごっこをするらしい。 両親は未登場。 ドラマ版では気が強い所は原作・アニメと共通しているが、業突く張りやわがままな面はない。 保健係に入っているエピソードもあり、まる子が怪我をした時はいち早く保健の先生を呼びに行っていた。 関口 しんじ(せきぐち しんじ) 声 - 演 - 五味佳晃 2013年スペシャルドラマ版 3巻から登場。 1965年生まれ。 好きな食べ物は、。 好きな歌手はと。 左利きである。 いたずら好きのトラブルメーカー。 人をからかったりちょっかいを出して絡むことが多く、お調子者。 ワガママで意地っ張りだが、まる子には自転車の乗り方を教えたり 、家が燃えてしまった永沢に「家族は全員助かってよかったじゃないか」と優しい言葉をかけるなど優しいところもある。 2001年10月14日放送の「学校の運動会」の巻では運動会のクラス対抗リレーで転んでしまい、中島と三沢に責められていたまる子を「また来年頑張ればいい」と励ました。 しかし、後述の通り話によってはいじめっ子になることもある。 佐々木くんと一緒になってたかしくんにいじめをしたことでまる子とケンカになった際にまる子を突き飛ばして、勢い余ってまる子が壁に頭をぶつけて流血してしまったことがあり、その時には反省し、周囲の同級生共々涙まで流していた。 悪ふざけでまる子の絵を破いたために教育実習の先生にビンタをされたことがあるが、教育実習の最終日に短冊に「神谷先生が本当の先生になれたら、オレも神谷先生のクラスになれますように」と書いており、神谷先生はそれを見て涙ぐんでいた。 教室で盲腸になり、神谷先生の車で病院に運ばれ手術を受けた。 ドッジボールで最後の一人になったときには、当たっているのに当たっていないと嘘をついたことがあり、翌日みんなに謝罪をしたが、内藤くんやナベちゃん等一部の男子から仲間外れにされたことがある。 最終的にまる子らの尽力で和解できた。 「クラスの人気者になりたい」の巻では自分の個性の無さに嫌気が差し、お楽しみ会で発表するためのギャグのアイデアをまる子に頼んだが、そのギャグをクラス全員の前で発表した際にはあまりのつまらなさに全員の顔にタテ線が入り、放課後に1人、神社で泣いていた(次のはまじのギャグは全員が笑っていたが、野口さん1人だけが関口のギャグに笑い、逆にはまじのギャグには全く笑わなかった)。 アニメ第1期では登場も多く、レギュラー的存在。 はまじ・ブー太郎と一緒に登場していたが、第2期では個性溢れるキャラクターが多くなり、登場するにつれて出番が減っていった(「B級男子トリオ」の仲間である、はまじ・ブー太郎は2人での行動が多くなり、モブとしての登場など、出番はあまりない状態となっている)。 第2期では2006年1月29日放送「クラスの人気者になりたい」の巻と、2012年11月17日放送「関口とぎんなん」の巻が珍しくメインの話だった。 映画「わたしの好きな歌」では、はまじ、ブー太郎とともにB級男子トリオとして歌を歌った。 26歳の彼は派手なバンドマンになっており(昼はバイト)、同窓会でクラスメートに呆れられていた。 山田 佳代子(やまだ かよこ) 声 - 演 - (2013年スペシャルドラマ版) 12巻から登場(『ほのぼの劇場』では、もっと早くから登場していた )。 愛称は「かよちゃん」。 1965年生まれ。 好きな食べ物はなど。 好きな有名人は。 趣味はの小物集め。 まる子やたまちゃんとは仲が良い。 基本的に明るく前向き。 引っ込み思案で恥ずかしがり屋。 少々ドジでおっちょこちょい。 ノートに自分の名前を書こうとして間違ってしまい(「山田かよ子」と書くつもりが「山田が」と書いてしまった)、それを勘違いした山田(男子の方)が引き金になり、わざとではないものの皆の前でまる子に片思いの相手(杉山くん)を思いっきり明かされてしまったことがある。 しかし、それ以降、杉山くんと手を繋いで帰れるようにまる子に頼んでもらったりと少し積極的になった。 杉山くんからは「いい奴だな」と言われて顔を真っ赤にしたこともある。 20周年記念オープニングの「おどるポンポコリン(2010年バージョン)」に登場して以降は出番が増えている。 『大野君と杉山君』で、大野くんがお別れ会の時に歌う「友達の歌」は、彼女が6年生の時に学級歌として作詞したものである。
次の南口に設置されている「練馬区 駅前観光案内板」の看板。 概要 [ ] 『』()に、7月27日号から6月14日号まで連載された。 1970年17号に掲載された読切版は読者アンケートで3位を獲得し、編集長の勧めで7本描きだめし連載開始に至った。 その後、続編として『 新・ど根性ガエル』が『』1981年9月号から1982年8月号まで連載された。 単行本はジャンプコミックス 全27巻、集英社漫画文庫 5巻(未完)、集英社文庫コミック版 全2巻、わんぱっくコミックス 全8巻。 わんぱっくコミックス版は『 スーパーど根性ガエル』の題名で『』()に再掲載されたものを収録している。 当時の流行などについて、一部の絵が修正されているが、完全新規のエピソードは単行本化されないまま刊行が打ち切られている。 また、ジャンプコミックス版 全27巻がコミックパークより復刻されている。 近年の名作の電子書籍化に伴い、単行本未収録だった作品が単行本未収録作品集全3巻として出版されている。 の『』との合作や、2001年度版『ど根性ガエル』、本編最終回後に書かれた梅さんとヨシコ先生の後日談などが収録されている。 1972年と1981年の2度テレビアニメ化が行われた。 アニメは新旧ともに頻繁に再放送が行われているほか、アニメ版を基にしたCMキャラクターとしての起用も多く、現在も知名度の高い作品となっている。 からまで、初めて実写化され放送された。 2015年8月にアニメ傑作選『昭和カルチャーズ ど根性ガエル DVDブック』(KADOKAWA)が発売された。 あらすじ [ ] のピョン吉が公園(のがモデル )にほど近い原っぱにいたところに、地元の中学生・ひろしが小石につまずき倒れ込んで来て潰されてしまうが、なぜかピョン吉はひろしのシャツに張り付き、「 平面ガエル」として生きていくことになる。 東京のを舞台に、ひろしのガールフレンドの京子、後輩の五郎、番長のゴリライモ、教師生活25年の町田先生、美人教師のヨシ子先生、寿司屋の職人・梅さんや、その恋のライバル・南先生ら、多彩な登場人物を巻き込んでのドタバタ劇を繰り広げる人情。 登場人物 [ ] の「(旧)」は版、「(新)」は版、「(CM)」はCMより。 無表記は新旧同じ声優。 なお、2015年のドラマ版キャスト・人物設定についてはの項を参照。 貝塚 ひろし(ひろし) 声 - 本作の主人公。 転んでピョン吉をに張り付けてしまった、元気だがあわてん坊な中学生(最終回以外は2年生 )。 勉強は苦手であり、授業中の居眠りやいたずら、さらには遅刻の常習犯でもあるため、その都度、南先生などから出席簿で叩かれたり、廊下に立たされたりしている。 一方で喧嘩が強く、番長のゴリライモに引けをとらないほどだが(勝ったり負けたり、またはピョン吉の加勢で勝ったり)、母ちゃんにはかなわない。 寿司が好物で宝寿司の若い職人梅三郎と親しい。 トレードマークである頭にかけた大きなサングラスは、幼馴染のくに子にもらった宝物(大林くに子を参照)。 名前の由来は作者の吉沢の師匠である。 苗字については、当初(単行本1巻)は名前の由来となった貝塚ひろしと同姓同名で「貝塚」となっていたが 以降苗字が出てくることはなく、学校のテストの答案用紙の氏名欄や順位発表などでも「ひろし」とだけ書いてあり、苗字が書かれていない。 出席点呼の際も他の生徒が苗字で呼ばれるのに対して、彼だけ「ひろし」と名前だけで呼ばれる。 途中で担当編集者からひろしだけ苗字が出てこないことを指摘されたが、今更苗字を付けるとイメージが固定されるとして、あえて苗字を付けずに通した。 学校に制服はあるが、ひろしはピョン吉のついたトックリシャツで通っている。 ピョン吉シャツを洗濯している時は、私服のセーターなどを着ているか、下着のランニングシャツ姿でいる事が多い。 基本的に、体育や水泳の時などでも、ピョン吉シャツは着たままで、腰から下だけ体操着や海パンを着用する。 原作の時代(1970年代前半)背景からか、当時デビュー間もないの大ファンであるという描写もみられる。 ガールフレンドは京子ちゃん。 後に同作者の漫画『やっちん』にもサブキャラとして登場している。 モデルとなった実在人物はの金子博。 金子の実家が営む寿司屋に作者が通っていたことによる。 ソルマックCMでは、京子と結婚して30歳になっているが相変わらずの調子で、ピョン吉が張り付いたシャツを着てサラリーマンとして働いている。 2015年の日テレドラマでは、番組開始時はニートだったが、後にゴリライモの経営するパン工場に就く。 ど根性!! けろけろけろっぴではヒロコという一人娘がいるが何らかの理由で置き去りにして行方不明となっている。 ピョン吉 声 - 倒れてきたひろしに胸で潰されても「根性」でひろしのシャツに張り付いて生き続け、言葉までしゃべるようになった蛙。 そのシャツがひろしの一張羅であるため、ひろしと行動を共にするようになり、ひろしの母からもわが子のように扱われている。 ひろし同様、意地っ張りで大飯食らい。 ひろしとは派手な喧嘩もよく繰り広げ、時にはそのまま別行動(ひろしはこのときランニングシャツ姿になることが多い)、時には「ど根性!」のかけ声と共に飛び跳ねて、ひろしを引っ張りまわす。 シャツの糸をほどいて身体が糸くず状になっても生きていることができる。 が大の苦手で、熊とヘビに挟まれた時は、むしろ熊に向かっていくほど。 噛みつく力が非常に強く、喧嘩の際に相手の拳や鼻、でべそに噛みつくなどして降参させ、ひろしの窮地を何度も救った。 口を器用に使って、溺れている人を助けたり、絵や文字を書いたり、試験を受けたりする など大概の事ができるが、食事の時だけは自分で箸を使って食べられないため、ひろしやひろしの母に食べさせてもらうことが多い。 銭湯や温泉、海水浴やプールなどに行った時にも、ひろしに着られたまま、入浴や遊泳を楽しんでいる。 ガールフレンドは猫のマリア。 天気(雨)を当てられる。 洗濯機で洗われると目を回してしまうので、洗濯板とたらいでの手洗いが基本である。 また、洗濯後にアイロンを掛けられて火傷をしたことがある。 ひろしがつまづいてピョン吉が平面ガエルになったきっかけの石は後に ひろピョン石として掘り起こされた結果、小石に見えたが実は巨大な岩の一部が地上に露出していたものだと判明する。 後に同作者の漫画『やっちん』にも登場した。 原作では第1巻の途中でひろし達のクラスに転校してきた。 家庭は裕福。 明るく活発な美少女で、時々ひろしと激しく喧嘩したり イタズラに加担する事もある。 名前は作者の吉沢が当時ファンであった、女優のから取られた。 両親ともにひろしを京子のボーイフレンドとして公認している。 なお、母親は、見た目ひろしの母親より若く見えるが、実は1歳年上(35歳)で、誕生日に京子の家に招かれたひろしがそれを聞いて大ショックを受けるエピソードもある。 後に同作者の漫画『やっちん』にも脇役として登場した。 ソルマックCMでは、ひろしと結婚している。 2015年の日テレドラマでは、ある事情で帰郷しゴリライモの経営するパン工場の社員となる。 吉沢 周作 声 - (旧) シリーズ途中で生まれた京子の弟。 原作ではのような口をしたしかめ面の赤ん坊で、ピョン吉に匹敵するど根性の持ち主。 アニメでは普通のかわいらしい幼児として描かれた。 原作第1話から登場しており、ピョン吉のど根性ぶりにも一目置く。 一人称は「あっし」、語尾は「〜でやんす」。 ひろしの半分ほどの小さな体に赤いマスクのような物 と学ラン・で、いつも学生鞄を引きずって走り回る。 ガールフレンドの小学生・渡辺みさ子にベタ惚れで、みさ子と一緒に町の幼児10数人ほどを集めて「ゴロー幼稚園」 を作るほどの子ども好き。 根性はあるが、喧嘩はさすがにゴリライモにはかなわないようで、ひろしに泣きつくこともある。 みさ子が歌手ののファンになり熱を上げた時には、激しい嫉妬と憎悪が高じて、歌番組の生放送中に郷ひろみを襲ったことがある。 誕生日はで、その日は宝寿司の定休日でもある。 第1作では次回予告ナレーションも担当した。 ソルマックCMでは、郵便配達員になっている。 2015年の日テレドラマでは警察官となっており、舞台である街の交番に配属されている。 大柄で体格のいいで、爆発したような学生帽と白地に赤く「ゴ」と書かれたシャツ、学生服に下駄履きという、ないでたちの中学生。 ゴリライモもやはり京子が好きで、ひろしやピョン吉とは敵対する事が多いが一緒に先生にいたずらをしたり、皆で行楽に行ったりするなど、いわゆるケンカ友達のような関係であり、ひろしたち仲間がピンチに陥っていると知って助太刀に駆けつける義侠心もある。 チンピラを軽々と撃退するほどの腕っ節を持ち、中学では番長的な存在感を示す一方、母子家庭の母親(原作では時折父親(息子同様大柄な男性)が登場する為、正確には母子家庭なのかは不明)が切り盛りする家業のを手伝ったり、猫のマリアをかわいがるなど心優しい一面もある。 の大ファン。 ソルマックCMでは、魚屋を引き継いでいる。 2015年の日テレドラマでは家業のパン工場を継ぎ、社長を務めている。 家庭は六畳一間に9人が住んでおり、貧しいが逞しい少年。 時々「魚正」を手伝ったりもする。 原作では五郎や新八並に小柄だが、アニメではひろし並みの体格で描かれている。 晴れの日も姉のお下がりの白い長靴を履いている。 アニメでは普通の学童用の黒い長靴を履いている姿で描かれている。 スコップを持ち歩いていて、そのあだ名の通り落とし穴を作り、ひろしを落とす特技を持つ。 2015年日テレドラマでは新潟で花火職人となっており、ゲストで登場した。 近所の寿司店「宝寿司(石神井公園に実在した双葉寿司がモデル )」に住み込みで働いている若い職人(旧アニメ版の会話では年齢は30歳だが、原作では「27歳」という記述がある)。 腕も気っ風もいいが意地っ張りで、宝寿司の旦那とはつまらないことからしょっちゅう喧嘩をする。 ヨシコ先生に一目惚れし、授業中、教室の窓に外から梯子をかけて登ってきてヨシコ先生を眺める。 鉢巻きと大きなアゴがトレードマーク(時々「アゴ人間」と呼ばれる)。 原作では自転車・アニメではバイクで出前に出て走りながらアベックをひやかし、しばしば転んだり電柱にぶつかったりして寿司桶をひっくり返しているが、ほとんどの場合ほぼ無傷というタフな身体を有している(当然、寿司の方はぐちゃぐちゃで、だんなに叱られる)。 空手8段(自称) の実力を持つ。 原作およびテレビアニメ版第1作では孤児という設定で、幼い頃は施設で育ったことが描かれており、クリスマスには自身が育った施設である『どんぐりの家』を訪れ、プレゼントを配っている。 彼はこのことを何よりも優先しており、ヨシコ先生のお誘いですらも断った。 原作の終盤でヨシコ先生との恋を成就させ、「待っています」というヨシコ先生の言葉に後押しされて、2年間という条件で『宝寿司ハワイ店』立ち上げのため渡米した。 原作最終回は、渡米して1年後、宝寿司ハワイ店を軌道に乗せつつ日々を送っているところに届いたひろしからの近況の手紙を読んで、気持ちを新たにあと1年頑張ることを誓う彼のシーンで終わっている。 後に同作者の漫画『パパとゆっちゃん』にもサブキャラとして登場している。 2015年日テレドラマでも寿司職人で、宝寿司の店主となっている。 喧嘩はひろし以上に強いがひねくれ者で、先生や級友の誘いも「けっ、くだらねえ」とそっぽを向き仲間に加わらない。 元は2年E組 だったが、非常に扱いにくくクラスでも浮いた存在だったため先生たちが困っていたところ、南先生が(ヨシコ先生にいいところを見せたい手前もあって)自分のB組で面倒を見ると言って引き抜いた。 タバコを吸って南先生に怒られる話もあったが、それはある男の子のためにパパの吐く煙の輪を真似して見せてあげる練習をしていたためであった。 新八の実家は金持ちだが、飛び出してマンションでひとり暮らしをしている。 梅さんからは、グレていた少年時代の自分に投影されており何とか更生させようと何かと気を掛けるが、新八はそれを余計なお世話としか思っていない。 桜(うば桜) 声 - (旧) 新八の乳母を名乗る老女で、通称「うば桜」。 実家を離れている新八の身の回りの世話をしている。 新八に何かと世話を焼こうとする梅三郎を苦々しく思っており、天敵同士の関係にある。 梅三郎とはで勝負したことがあり、この時、梅三郎に穂先を落されたものの、自分も彼のズボンのベルトを両断し、相打ちに持ち込む程の腕前である。 原作では国語、アニメでは英語を担当。 髪の毛の色は原作では金髪、アニメでは茶髪である。 美人かつグラマーで、生徒にも大人達にもモテモテ。 梅さん達の熱烈なアタックにも心を決め切れずにいるが、梅さん等が他の女性に気を取られているのを見てはやきもちを焼く。 南先生にも言い寄られている。 普段は洋服を着ているが、宝寿司に行く時など和服を着る時も多い。 学校がある町の一軒家に家族と住んでおり、が大の苦手。 伯母は伝言院という寺に住んでいる。 原作の終盤では梅さんと結ばれることを暗示して終わった。 ドラマでもひろしが通っていた中学の現役教師として登場している。 南先生が未登場であるため、ひろし達の元担任は彼女であったことになっている。 小学校進学前(?)に一家で大阪に引っ越していく別れ際に、走るトラックから危険を顧みずサングラスをひろしに差し出し、プレゼントした(初登場のアニメ第4話では「眼鏡屋が潰れ北国へ引っ越す際に、蒸気機関車の牽引する客車からホームを走り追いかけるひろしへサングラスを投げ渡し」ている)。 中学生になって町に戻って来た時、ひろしを巡って京子の恋敵に、と思いきや、気に入った男子(あるいは男性)には誰にでもサングラスをプレゼントする 小悪魔的なところがあり、他の男達の気も引いてしまう。 南先生にも一方的にアタックして散々振り回した話もある。 原作では社会科 、アニメでは古文担当だが、初期には数学も担当している。 ひろし達が次々起こす問題に「教師生活25年 、こんな経験したことがない」と嘆くのが定番の展開。 同窓生に再会した際、「」を歌っていた。 新アニメではAパートの冒頭(早朝)とBパートの最後(深夜)で毎回のようにランニングをしている。 かなりの酒豪。 歯は総入れ歯で、入れ歯をネタにした話も時々あった。 奥さんは学生時代のマドンナ的存在だった。 奥さんとの結婚時期は不明だが、登場した子供たちはかなり幼い(彼らの上に年の離れた兄弟がいる可能性はある)。 ソルマックCMおよび、2015年日テレドラマでは校長に昇進している。 原作では2年B組の担任でもあり、ホームルーム等の指導もしている。 ヨシコ先生に惚れていて、梅さんとは恋敵。 ヨシコ先生と結婚したふりをしたことがある。 人がよくスポーツも万能、自称「空手4段・柔道5段」で強く頼りになるが、若さ故かひろし達と一緒に騒ぎを起こすことも多々ある。 お化けが大の苦手で、学校に宿直するたびにひろし達のいたずらの餌食となる。 男前 だがガニマタ。 東京軍のナガツマ選手(のパロディ)に外見がそっくりで 、ナガツマが故障して試合に出られない時に球場に駆け付けて、「ナガツマ」として打席に立ち、を打ったことがある。 学校にはボロ車『ブロラン号』で通勤する。 職場や下宿しているアパートの部屋(『ごりっぱ荘』の2階)の片付けをすることが苦手 なため、たまりかねた大家のおばさんが、自分のに協力を要請したこともある。 この際、彼が部屋をキレイにするまでに一昼夜を要した。 の実家はかなりの大きな屋敷。 「健二」という爽やかな大学生の弟がいる(原作のみ登場)。 さまざまな理由で何度かアパートを追い出され、しばらくブロラン号に寝泊まりしたり、ひろしの家にしたこともある。 原作終盤で、ヨシコ先生ではなく、ゴリラ魚店(ゴリライモの実家)で働いていた山口初恵(初ちゃん)と結ばれる。 後に同作者の漫画作品『やっちん』にも同名で登場した。 南よし雄の父 声 - (旧) に住んでいて、よし雄やゴリライモ達からは頑固親父と呼ばれている。 よし雄に地元の女性とお見合いをさせ、結婚させようとした。 小学校4年生で、五郎と同じくらいの小さな体にストレートの長髪とヘアバンドが特徴的なかわい子ちゃん。 五郎を「ゴローちゃん」と呼んで慕っている。 かなりのやきもち焼きで、怒らせると結構怖い。 都心に映画を見に行くときに、きちんとみんなの帰りの電車賃を取っておくしっかり者だが、の映画を見て興奮し、帰りにチンピラの足を蹴っ飛ばして追いかけられる騒ぎを起こしたことがある。 原作のみ苗字がある。 漫画が得意な他、雪像なども本物そっくりに作れる器用さを持つ。 普段はのん気なおとなしい性格 だが、失恋をバネにして1コマ漫画の投稿で大賞を取るなど、結構芯は強い。 アニメではラジコンなどの機械類にも詳しいというエピソードもある。 福沢 幸夫 声 - (旧) ひろし達のクラスメート。 原作ではクラス一の秀才で、父親はPTA会長。 不真面目なことが嫌いな堅物。 いつも沈着冷静で表情があまり変わらない。 一度だけ、同じクラスの女の子に借りたLP(カン平がプレゼントしたもの)を誤って割ってしまったことがあり、さすがにこの時は申し訳なさそうに詫びていた。 アニメでは出番は少なく、ゴリライモにいたずらでズボンを下ろされるなどの被害に遭っている。 九時良 太(くじら ふとし) 声 - (旧) 身長3 - 4メートルはあろうかという大きな体の転校生。 父親の仕事の都合により、転校を繰り返してきたという設定で、基本的には関西弁で会話する。 が大好きでを作って遊ぶのが趣味。 紙飛行機を取るため片手で南先生の車を持ち上げるほどの怪力を持っているが、気が優しくてお人よしであるがため喧嘩や争い事は苦手であり、殴られたりすると無抵抗なまま大泣きしてしまう。 南先生のブロラン号をうっかり壊してしまったお詫びに、一晩で飛行機に改造したことがある。 原作ではしばらくひろし達の町にいたが、アニメではわずか1週間で青森に転校していった。 ひろしとゴリライモに各々お願いをした。 おじの名はミドリカワ。 とても厳しいが、明るくて優しい母。 いつもを着ていてかなり老けて見えるが、実はまだ34歳である(原作・旧アニメ版共通の設定)。 ピョン吉の張り付いたシャツをで洗う場面も多い。 趣味はマリアのノミ取り。 原作とアニメで姿が異なる。 原作では、歌が非常に上手く美声である。 2015年の日テレドラマでは、京子と同じくゴリライモの経営するパン工場で働いている。 ピョン子 声 - 増山江威子(旧) ピョン吉のガールフレンドである雌蛙。 ピョン吉が人間界で生活するようになり、生き別れになってしまう。 のちに再会するが、ゴリライモと裕次郎により食べるために殺されそうになったところを、梅さんに助けられ、梅さんに惚れる。 石松 声 - (旧) 三度笠に合羽姿をした流れ者の雄蛙。 森の石松のように片目だが気風がいい。 いつも旅をしているため、蛙の世界では結構物知りである。 原作の終盤では、訳あって子連れになっている。 ビッキー(原作のみ登場) 原作終盤に登場した、北大路麗子のシャツに生きるもう1匹の雌の平面ガエル。 体色は薄いピンク色で、右の眼の横に小さな赤いリボンを付けている。 大富豪の令嬢・麗子の大邸宅の裏庭にあるお花畑でピョン吉と同様のアクシデントに遭って平面ガエルになった。 かなりの毒舌で自称「貴族ガエル」。 最終的にはピョン吉と結ばれ、たくさんの子供(Tシャツ姿のオタマジャクシ)を儲ける。 北大路 麗子(きたおおじ れいこ:原作のみ登場) 原作終盤に「南が丘中学校」に転入して来た大富豪の令嬢で、雌の平面ガエル・ビッキーの貼りついたシャツを着ている。 眼鏡をかけた長い黒髪の美少女で、後に「ミス南が丘中」に選ばれたことがある。 同じ平面ガエルを相方に持つ者同士のよしみで、ひろしが麗子になびくのではないかという憶測をめぐって、一時、京子の嫉妬の対象にもなるが、結局、麗子がひろしと深い仲になることはなかった。 マリア 雌の野良猫。 子猫のころにゴリライモが保護するが、実家が魚屋のため飼うことが出来ずひろしたちに保護させるように仕向け、しばらくひろしの家で飼われる。 名前はゴリライモが命名している。 ピョン吉とは種族を超えた愛が芽生えるかと思われたが雄猫と恋仲になり、ピョン吉は失恋し、雄猫と共に姿を消した。 小柄でのような顔をしており、自分より腕のいい梅三郎を信頼して店のほとんどを任せているが、互いに意地っ張りで喧嘩をしては「梅! てめえ! クビだクビー! 」と叫ぶ。 原作での妻(おかみさん)の名前は「宝トミ」。 アニメでは長らく独身であったが、幼馴染でバツイチの女性と再会し、妻にする。 原作・アニメとも妻は主人よりもふくよかで体が大きく、いわゆる「ノミの夫婦」である。 アニメ版の妻の名は「アキコ」。 浪曲が好きで、「宝寿司・海の家」に向かう途中の車上や銭湯で披露する。 原作後半で、による出火のため宝寿司の店舗を焼失してしまうが、を調達して来た梅さんとともに再建を目指す。 山口 初恵(やまぐち はつえ:原作のみ登場) 原作中盤から登場した、ゴリライモの実家の魚屋に住み込みで働く明るく快活な18歳(後に19歳)の女の子。 出身で訛りがあり、一人称は「おら」で、語尾に「〜だべ」「〜んだ」などと付けて話す。 町のみんなからは「初ちゃん」「初兵衛」などと呼ばれて慕われている。 ゴリライモの母ちゃん仕込みのが得意技で、雇い主の息子であるゴリライモにも遠慮なく技を掛けて懲らしめたり、町でナンパされた際には、しつこく言い寄る男を正拳突きでノックアウトするなど、ケンカも結構強い。 ふとしたことから南先生に恋するようになり 、終盤でその恋を実らせて結婚。 原作最終回では、ひろしからハワイの梅三郎への手紙で、間もなく南先生との間の子供が生まれることが明らかになっている。 原作では頭髪が少なくバーコードのようになっていて、背が低く顔が丸いが、アニメでは、背が高くジャガイモのような頭の形をしている。 飛車王子三角兵衛 声 - (旧) 梅さんの幼なじみで空手の達人、梅さんの将棋のライバル。 ニシキコウジ ヒロミチ 声 - 島田彰(旧) 宝寿司の客。 ミツボシ物産係長代理。 恋人を欲しがっており、美人の女性に会うと名刺を配る。 ばーか(名前不明・原作のみ登場) ひろしの同級生の男子生徒。 本筋とはあまり関わりなく、各エピソードの途中やオチで、コマの端などに現れては、ただ一言「ばーか」と言っているだけのキャラクター。 基本的に「三角座り」のような体勢をしており、移動する時はこの体勢のまま飛び跳ねる。 ひろしの怒りを買って、ボコボコにされた事もあるが、その際も「ばーか」と言うのを止めなかった。 テレビアニメ [ ] これまでに2度テレビアニメ化されている。 いずれも各回1話15分で2話ずつ放送。 1972年版 [ ] 放映形式 [ ]• 題名:『 ど根性ガエル』• 製作:・朝日放送• 放送時間:毎週土曜日19時 - 19時30分 (30分間)• 放送年:(昭和47年)10月7日 - (昭和49年)9月28日• 1973年1月27日は報道特別番組「正式調印」のため放送休止• 放映形式:30分1回2話 (第100回のみ前後篇1話完結)• 放送回数:103回(全205話)• 最高は、での再放送の第52話で34. 日本国外でも、、、などで放映された。 のとの出世作となった。 スタッフ [ ]• 原作 -• 作画監督 - 、• 撮影監督 -• 美術監督 -• 録音監督 - 山崎あきら• 編集 - 井上和夫• 音楽 -• 演出(チーフディレクター) - (第1 - 8回)、(第9 - 最終回)• 撮影 - 黒木敬、若菜三樹雄、小山信夫、伊藤晃、熊瀬哲郎、渡辺丈之、萩原亨、小林恒夫、野村隆• 効果 -• 編集助手 - 寺田加代子• 制作デスク - 赤川茂、加藤俊三• 制作協力 - 、映音、• 歌詞に「ピョン吉」の名前が登場するが、第53回以降の歌詞の字幕では「ぴょん吉」と、ひらがな表記になっていた。 朝日放送のクレジット表記は宋朝体ロゴ、東京ムービーのクレジット表記は第52回までが宋朝体ロゴで、第53回以降はゴシック体。 「ざまあカンカン河童のへ〜」という、ちょっと流行したセリフで終わる歌詞の為、尻切れに聞こえるのが特徴。 また、前奏では、ひろしのセリフが入るが、これが一時期、若干ではあるが違っていたことがあった(前奏の時間の問題からか、この違っていたセリフの方だけは通常のものよりも早口で言っていた)。 なお夏は「ど根性ガエル音頭」があるため、夏の歌詞は放送されなかった(レコードには収録されている)。 いずれもエンディングはこれまでのトムス作品と同様に止め絵が使用されている。 ヨシコ先生の巻 吉田喜昭 森下圭介 9 12月2日 17 おフロで決闘の巻 井上知士 奥田誠治 18 おー!! わがとうちゃんの巻 吉田喜昭 森下圭介 10 12月9日 19 かわいいあの子の巻 桂木秀一 20 男! 梅さんの巻 山崎晴哉 森下圭介 11 12月16日 21 かあちゃんの涙の巻 伊東恒久 奥田誠治 22 すべって転んでの巻 12 12月23日 23 どうするどうするクリスマスの巻 吉田喜昭 24 泣くな梅さんの巻 金子裕 13 12月30日 25 かぜかぜムンムンの巻 柴山達雄 26 年越し寿司だよ全員集合の巻 城山昇 森下圭介 14 1973年 1月6日 27 すてきなお年玉の巻 井上知士 石黒昇 28 すし、すき、スキーの巻 金子裕 小華和ためお 15 1月13日 29 おヨメさんのためならの巻 吉田喜昭 30 ひろし、ピョン吉迷コンビの巻 柴山達雄 森下圭介 16 1月20日 31 さよなら京子ちゃんの巻 金子裕 小華和ためお 32 しつこいのはだれだの巻 井上知士 壬生理 17 2月3日 33 ひろしは天才ボウラーの巻 鈴木よしたけ 34 寒中水泳ギャーの巻 井上知士 18 2月10日 35 まぶたの父の巻 山崎晴哉 36 ほれちゃあいけねえ先生の巻 吉田喜昭 19 2月17日 37 マリヤの秘密の巻 金子裕 近藤英輔 38 にっくきゴリライモの巻 井上知士 出崎哲 20 2月24日 39 かあちゃんショックの巻 伊東恒久 小華和ためお 40 出前もちひろしの巻 吉田喜昭 阿佐みなみ 21 3月3日 41 華麗なる変身の巻 金子裕 出崎哲 42 男の子女の子の巻 井上知士 近藤英輔 22 3月10日 43 にが虫ひろしの巻 柴山達雄 阿佐みなみ 44 マリヤをさがせの巻 山崎晴哉 壬生理 23 3月17日 45 ああ立体ガエルの巻 阿佐みなみ 46 指名手配犯あらわるの巻 金子裕 24 3月24日 47 ちこくをしましょうの巻 吉田喜昭 壬生理 48 男、度胸のプロポーズの巻 鈴木よしたけ 小華和ためお 25 3月31日 49 キスマークチュッチュッの巻 吉田喜昭 50 ゴリライモの大変身の巻 井上知士 石黒昇 26 4月7日 51 雨ふりバンザイの巻 金子裕 奥田誠治 52 最高のプレゼントの巻 井上知士 壬生理 27 4月14日 53 おお! バカガエルの巻 吉田喜昭 阿佐みなみ 54 家出したピョン吉の巻 井上知士 28 4月21日 55 カエルの国の巻 石倉俊文 壬生理 56 かぜをふっとばせの巻 金子裕 出崎哲 29 4月28日 57 それ行けピョン吉の巻 奥田誠治 58 ちっちゃなひろしの巻 三木実 壬生理 30 5月5日 59 ゴリラがにげた〜の巻 阿佐みなみ 60 生徒会長はだれだの巻 井上知士 出崎哲 31 5月12日 61 ピョン吉テストを受けるの巻 金子裕 壬生理 62 ピョン吉泥棒退治の巻 石倉俊文 出崎哲 32 5月19日 63 赤ちゃん大好きの巻 金子裕 阿佐みなみ 64 ラーメン食べたばっかりにの巻 吉田喜昭 壬生理 33 5月26日 65 しつこいぞ魚の骨の巻 金子裕 阿佐みなみ 66 あいつに恋してるの巻 佐々木天子 壬生理 34 6月2日 67 おまえは犬だ! の巻 井上知士 (不明) 68 町田先生撃退大作戦の巻 吉田喜昭 35 6月9日 69 空とぶくじらくんの巻 井上知士 70 誓いのホームランの巻 吉田喜昭 石倉俊文 36 6月16日 71 雨の中のふたりの巻 吉田喜昭 72 くじらくんの涙の巻 壬生理 37 6月23日 73 これが男の道なのか?! の巻 今井登志樹 (不明) 74 ひろしが養子になった!? の巻 金子裕 38 6月30日 75 すし屋の加代ちゃんの巻 76 ピョン吉学校へくるなの巻 吉田喜昭 阿佐みなみ 39 7月7日 77 宝ずしの嫁さん募集の巻 金子裕 壬生理 78 人命救助はつらいものの巻 山本優 (不明) 40 7月14日 79 おつかい一直線の巻 井上知士 80 梅さん決死のプロポーズの巻 金子裕 阿佐みなみ 41 7月21日 81 ダンププールだ! ワーイの巻 石倉俊文 82 お祭りとゴリライモの巻 山崎晴哉 出崎哲 42 7月28日 83 呪いの宿直室の巻 吉田喜昭 (不明) 84 宝ずし海の家の巻 今井登志樹 壬生理 43 8月4日 85 おかしな林間学校の巻 三木実 (不明) 86 不思議な不思議な病気の巻 吉田喜昭 44 8月11日 87 その顔すてき〜ッ! の巻 出崎哲 88 狙われたピョン吉の巻 金子裕 阿佐みなみ 45 8月18日 89 クイズで自転車を当てようの巻 山本優 (不明) 90 鐘がゴーンと鳴りゃうらめしや〜ッの巻 吉田喜昭 46 8月25日 91 つみだぜ! 京子ちゃんの巻 出崎哲 壬生理 92 宿題おいこみ作戦の巻 山本優 (不明) 47 9月1日 93 ああ! 思い出の石の巻 井上知士 壬生理 94 らくがき大合戦の巻 石倉俊文 出崎哲 48 9月8日 95 南先生の秘密をあばけの巻 城山昇 阿佐みなみ 96 あっしは誰なんで? の巻 今井登志樹 (不明) 49 9月15日 97 ナイター・バースデーの巻 98 京子ちゃんはおれのもの! の巻 金子裕 50 9月22日 99 ポンコツやーいの巻 山崎晴哉 100 ピョン吉にヘソができたあーの巻 山本優 51 9月29日 101 梅さんのまぶたの母の巻 102 新八登場! の巻 金子裕 52 10月6日 103 ピョン吉にはないしょの巻 石黒昇 104 にくいぜ新八! の巻 (不明) 53 10月13日 105 ネクタイプレゼント騒動の巻 鶴見和一 106 大決闘! 梅さん対新八!! の巻 吉田喜昭 壬生理 54 10月20日 107 お祭りの夜の出来事の巻 山本優 (不明) 108 ひろしの金魚すくい名人の巻 55 10月27日 109 ヨシコ先生の一日奥さまの巻 吉田喜昭 阿佐みなみ 110 お酒はこわいの巻 川石光 (不明) 56 11月3日 111 ギャーッ! 大ケガの巻 吉田喜昭 石黒昇 112 男? 赤ちゃんうまれた〜ッ! の巻 金子裕 (不明) 57 11月10日 113 花子ちゃんのなやみの巻 城山昇 114 わらって、わらって、周作ちゃんの巻 金子裕 58 11月17日 115 ひっちゃかめっちゃか授業参観の巻 吉田喜昭 阿佐みなみ 116 赤ちゃんのおしっこの仕方教えますの巻 金子裕 阪本武士 59 11月24日 117 宝さがしは命がけの巻 山本優 高橋茂 118 人斬りゴリライモの巻 井上知士 (不明) 60 12月1日 119 南先生ふるさとへ帰るの巻 白河健 120 火事は見たいしおでんは食いたしの巻 九十英夫 阿佐みなみ 61 12月8日 121 ラブレターを書いたのはだれだ?! の巻 金子裕 (不明) 122 大掃除脱出大作戦の巻 山本優 62 12月15日 123 ひろし・京子の迷コンビスケーターの巻 吉田喜昭 124 さすが大物たちだ!! の巻 63 12月22日 125 結婚式をぶっつぶせの巻 井上知士 126 男涙のクリスマスの巻 64 12月29日 127 もちつきペッタン大騒動の巻 吉田喜昭 128 年越し寿し食べほうだいの巻 金子裕 65 1974年 1月5日 129 花のお江戸の平面ガエルの巻 吉田喜昭 130 みだれた初夢の巻 九十英夫 66 1月12日 131 ラブラブ戦術でテストをやめようの巻 132 誤解のキッスの巻 井上知士 67 1月19日 133 梅さんのお寿司ジャンプ斬りの巻 金子裕 134 ひろしの大ピンチの巻 川石光 68 1月26日 135 南先生におしかけた花嫁の巻 井上知士 136 ピョン吉の人質救出大作戦の巻 金子裕 69 2月2日 137 はい! プーどきですよの巻 138 ゴリライモを好きになった女の子の巻 石黒昇 70 2月9日 139 美しき雪ダルマの巻 吉田喜昭 140 宝くじやーいの巻 九十英夫 (不明) 71 2月16日 141 お弁当売りますの巻 吉田喜昭 142 カゼをうつしてうつして〜の巻 岡部耕太 72 2月23日 143 おかしないそうろうの巻 金子裕 144 とてもかわいそうな南先生の巻 石黒昇 73 3月2日 145 ゴリライモが幼稚園に入るの巻 川石光 (不明) 146 かんかんアキかんの巻 山本優 74 3月9日 147 天才漫画家カン平君の巻 井上知士 石黒昇 148 新八の秘密の巻 金子裕 (不明) 75 3月16日 149 親子ゲンカ大ゲンカの巻 吉田喜昭 150 ゴロー幼稚園危機一髪!! の巻 川石光 76 3月23日 151 奇妙なハイキング 山崎晴哉 152 町田先生の転任?! 井上知士 77 3月30日 153 周作ちゃんの子守 山本優 154 決闘、風呂屋の場!! 金子裕 78 4月6日 155 おお! サングラスの君 吉田喜昭 156 ピョン吉爆発5分前!! 金子裕 79 4月13日 157 恋愛仕掛人くに子ちゃん 井上知士 158 ピョン吉の大予言 80 4月20日 159 南先生モテモテ 金子裕 160 おあつい関係 九十英夫 81 4月27日 161 指をかみかみして〜 城山昇 棚橋一徳 162 おつり大作戦 馬嶋満 82 5月4日 163 学校荒しは誰だ!? 吉田喜昭 164 母ちゃんのカンカン踊り 馬嶋満 83 5月11日 165 ピョン吉・ひろし出口なし 金子裕 棚橋一徳 166 くに子ちゃんはお料理がお好き! 松元力 三家本泰美 84 5月18日 167 まいこんだラブレター 金子裕 棚橋一徳 168 梅さん、涙の空手チョップ 井上知士 三家本泰美 85 5月25日 169 年上のひと 九十英夫 棚橋一徳 170 ピョン吉はやく病神 金子裕 三家本泰美 86 6月1日 171 新八にもピョン吉がいた 松元力 棚橋一徳 172 メザシで喧嘩 城山昇 三家本泰美 87 6月8日 173 わたしの梅さん 川石光 174 さよなら三角またきて四角 井上知士 棚橋一徳 88 6月15日 175 お天気ガエルピョン吉 三家本泰美 176 不良新八 金子裕 棚橋一徳 89 6月22日 177 おお、孝行息子 吉田喜昭 178 ピョン吉のクラブ活動 金子裕 三家本泰美 90 6月29日 179 まぼろしの少女 180 ああ学友 井上知士 91 7月6日 181 おしかけた南先生 吉田喜昭 棚橋一徳 182 冷たい戦争 九十英夫 92 7月13日 183 京子ちゃんをとりかえせ!! 松元力 184 秘薬ハッスルガエル 三家本泰美 93 7月20日 185 すてきな夏休み 川石光 棚橋一徳 186 母ちゃんの結婚騒動 馬嶋満 三家本泰美 94 7月27日 187 Oh!! ブロラン号ジャック 金子裕 188 梅さん先生 九十英夫 棚橋一徳 95 8月3日 189 恐怖の宿直 馬嶋満 三家本泰美 190 梅さんクビになる 城山昇 棚橋一徳 96 8月10日 191 しゃっくりデート 金子裕 192 たいした犬だぜ!! 井上知士 三家本泰美 97 8月17日 193 ゴーゴービヤガーデン 松元力 194 消えたピョン吉 城山昇 棚橋一徳 98 8月24日 195 幽霊アパート 吉田喜昭 三家本泰美 196 つりのエサはピョン吉 川石光 棚橋一徳 99 8月31日 197 びっくり!! コン虫採集 馬嶋満 三家本泰美 198 五郎とモグラ!! 代理戦争 井上知士 100 9月7日 199 恋と祭りとピョン吉(前編) 金子裕 200 恋と祭りとピョン吉(後編) 棚橋一徳 101 9月14日 201 ひろしの秘密兵器 202 エネルギーガエルピョン吉 九十英夫 102 9月21日 203 PTA会長はだれだ!? 吉田喜昭 三家本泰美 204 なぐられ屋はつらい 棚橋一徳 103 9月28日 205 青空を気球にのって 井上知士 206 爆笑チャリティ演芸会 金子裕 三家本泰美 放送局 [ ] この記事はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2016年10月)• (制作局)• :土曜 19:00 - 19:30• :土曜 19:00 - 19:30• :水曜 18:00 - 18:30• :水曜 16:30 - 17:00• :土曜 19:00 - 19:30• :土曜 19:00 - 19:30• :土曜 18:00 - 18:30• :土曜 19:00 - 19:30• :日曜 9:00 - 9:30• :土曜 19:00 - 19:30• (ネットチェンジ後に再放送扱いで放送)• :火曜 18:00 - 18:30• 再放送 [ ] この節はなが全く示されていないか、不十分です。 して記事の信頼性向上にご協力ください。 ( 2019年6月)• 1975年3月31日に制作局の朝日放送がNET系列(現:)にしたため、以降の再放送はNET系列のある地域ではその局に移して行われた例もある。 関東地区では朝日放送・TBS・NET(テレビ朝日)の権利が失効した後にで再放送が行われた。 再放送の際は制作クレジット部を、ひろしとピョン吉の止め絵をバックに「 制作 東京ムービー」とクレジットされた画像に差し替えた。 日本各地で繰り返された再放送が本作品の人気を高め、後述のリメイク作品が作られるきっかけとなった。 には版がで放送。 初期バージョンでは制作クレジットの「 東京ムービー」の部分が「 (2段表記)」に差し替えられた。 にはでも放送。 2015年7月10日(7月9日深夜)では、日本テレビの深夜番宣番組『日テレプッシュ』(0:59 - 1:29)で、後述のドラマ版の宣伝のほか、本作第1回のリマスター版が放送された。 番組では画面両脇にを添え、制作クレジットは『製作・著作 トムス・エンタテインメント、アニメーション制作 東京ムービー』に差し替えられた。 2016年7月5日からは月曜 - 金曜の8:00よりの「朝のこども劇場」内で放送された。 15分枠のため、エンディングではひろしとピョン吉の止め絵をバックに「 制作 朝日放送、東京ムービー(トムス・エンタテインメント)」の部分が主要キャストと主題歌のデータに差し替えられ、左下には「おわり」が付け加えられている。 ネット配信 [ ]• 集英社がに開設した「週刊少年ジャンプ創刊50周年公式チャンネル」に、から3月まで本作が配信された。 その後2019年よりトムス・エンタテインメントがYouTubeに開設した「TMSアニメ55周年公式チャンネル」より、第1 - 3回とOP・ED(全3種) が配信されている。 なおから「TMS」版の配信は第1回とOP・EDのみに変更される。 なおOP・EDの制作クレジットは、「週刊少年ジャンプ」版は初回放送と同じ「 制作 朝日放送 東京ムービー」だが、「TMS」版は双方とも「 制作 朝日放送 トムス・エンタテインメント」に差し替えている。 1981年版 [ ]• 題名:『 新・ど根性ガエル』• 9月7日 - 3月29日にで毎週月曜日19時から30分放送された。 全30回(全60話)。 制作:東京ムービー新社• 当時の日本テレビ系列は『(第2作)』・『』・『』(前者のアニメ第1作はすべて制作)などのリメイク作品が放送された。 1993年 - 1994年にかけて、日本テレビで夕方に再放送された。 また、2007年 - 2008年にかけてTOKYO MXでも放送された。 毎回前半の冒頭部と後半の末端では同じシーンが用いられ、冒頭ではの曲が、末端では『』のテーマ曲が流れていた(一部の回ではあるが)。 冒頭ではひろしが母ちゃんに叩き起こされ、末端ではひろしがテレビを見て居眠りしているところ母ちゃんが叱責していた。 また末端では、町田先生がひろしの自宅の前をジョギングして話にまつわる教訓等を述べて話を締めくくった。 エンディング曲は1番と2番の歌詞を毎回交互に流していた。 近年の再放送では、トムスのクレジットを挿入するため、オープニング・エンディングの画面の末端部が端折られている。 ステレオ放送だった『あしたのジョー2』の後番組でもありステレオ放送でスタートしたが、4話からモノラルに変更された。 スタッフ [ ]• 原作 - 吉沢やすみ• 企画 - 吉川斌(日本テレビ)• 音楽 -• 作画監督 - 小林おさむ• 美術監督 - 水谷利春• 撮影監督 - 高橋宏固• 録音監督 -• 選曲 -• 文芸担当 -• 制作担当 - 青野史郎• チーフディレクター - 芝山努• プロデューサー - 高橋靖二(日本テレビ)、加藤俊三(東京ムービー新社)• 音響効果 - 糸川幸良(宮田音響)• 現像 -• 制作協力 -• キノミヤ 4 7 恐怖のピョン吉シャツの巻 河内日出夫 8 父兄参観日の巻 石倉八木 5 9 ジャンボスッシーの巻 伊吹はじめ 10 マラソン大きらいの巻 小泉謙三 6 11 ゴリライモはねらっていたの巻 高屋敷英夫 亀井典 12 やめないで町田先生の巻 金子裕 川島あきら 7 13 遊園地脱出の巻 沼尻東 14 焼肉ジャージャーの巻 金春智子 石倉八木 8 15 さらばヨシコ先生の巻 16 根性あるクシャミの巻 川島あきら 9 17 おでん文化祭の巻 高屋敷英夫 清水玲子 18 とうちゃんなんていらないの巻 桜井正明 F. キノミヤ 10 19 スネーク団大逆襲の巻 高屋敷英夫 伊藤幸松 20 梅三郎の家庭教師の巻 浦沢義雄 小泉謙三 11 21 恐怖のマジックショーの巻 金春智子 川島あきら 22 ぶってもいいわの巻 12 23 出世梅三郎の巻 桜井正明 伊藤幸松 24 高い高いイヤー! の巻 金子裕 伊吹はじめ 13 25 愛の逃避行の巻 浦沢義雄 亀井典 26 かあちゃんハートで勝負の巻 桜井正明 石倉八木 14 27 かあちゃん女らしくの巻 金春智子 須田裕美子 28 スポンサーは宝寿司の巻 金子裕 小泉謙三 15 29 恐怖の夜まわりの巻 金春智子 川島あきら 30 カゼに御用心の巻 金子裕 山田みちしろ 16 31 メロンが来るぞの巻 金春智子 川島あきら 32 梅さんのクリスマスプレゼントの巻 浦沢義雄 亀井典 17 33 大そうじはしたけれどの巻 高屋敷英夫 山田みちしろ 34 除夜の鐘は大騒動の巻 桜井正明 沼尻東 18 35 ひろどんと京子ひめの巻 川島あきら F. キノミヤ 36 2001年夢中の旅の巻 伊吹はじめ 19 37 ホッカホカラグビーの巻 浦沢義雄 清水玲子 38 成人の日の作文の巻 桜井正明 伊藤幸松 20 39 ゴミは俺のものの巻 亀井典 40 こわい手紙の巻 金春智子 小泉謙三 21 41 雪が降って…そしての巻 川島あきら 42 京子ちゃんの理想の男性はの巻 浦沢義雄 石倉八木 22 43 この道ひと筋25年の巻 桜井正明 角谷哲生 44 出前もち見習い中の巻 浦沢義雄 山田みちしろ 23 45 愛と希望のマフラーの巻 桜井正明 亀井典 46 バレンタインデーはきらいの巻 金春智子 伊藤幸松 24 47 どれいピョン吉の巻 浦沢義雄 川島あきら 48 くたばれ寒中水泳の巻 河内日出夫 25 49 梅ヨシコ先生の巻 金春智子 50 日本一のヘアデザイナーの巻 金子裕 F. キノミヤ 26 51 ミス桃の節句は誰だの巻 浦沢義雄 52 町田先生の自転車を探せの巻 石倉八木 27 53 くに子ちゃんは大スターの巻 浦沢義雄 川島あきら 54 母ちゃんの家出の巻 久利一 亀井典 28 55 ヨシコ先生愛のゆくえの巻 桜井正明 F. 北陸放送・テレビ長崎・南日本放送以外は、2015年の実写版ドラマも放送。 放送地域 放送局 放送日時 放送系列 備考 日本テレビ 月曜 19:00 - 19:30 制作局 第5話より放送。 日本テレビ系列 日本テレビ系列 当時の放送エリアは香川県のみ。 日本テレビ系列 土曜 6:00 - 6:30 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 本来の時間帯はを同時ネット。 木曜 17:00 - 17:30 本来の時間帯は『』(TBS系列)を遅れネット。 日本テレビ系列 本来の時間帯はを遅れネット。 日曜 16:40 - 17:10 本来の時間帯は『』(フジテレビ系列)を遅れネット。 2018年9月23日から2019年3月まで「週刊少年ジャンプ創刊50周年公式チャンネル」より配信、2019年7月17日から「TMSアニメ55周年公式チャンネル」より配信されている(2020年からは前作同様第1回のみ)。 なおこちらの制作クレジットは双方とも「 製作・著作 トムス・エンタテインメント」に差し替えられている。 劇場版 [ ]• 題名:『 新・ど根性ガエル ど根性夢枕』• 『新・ど根性ガエル』の劇場版として、1982年3月20日に公開された。 スタッフ [ ]• 製作 -• 原作 - 吉沢やすみ• 脚本 - 川島あきら• 脚本協力 - 高屋敷英夫、桜井正明、金春智子• 音楽 - 小六禮次郎• プロデューサー - 高橋靖二(日本テレビ)、加藤俊三(東京ムービー新社)• 作画監督 - 小林治• 監督 - 芝山努• 美術監督 - 水谷利春• 撮影監督 - 高橋宏固• 録音監督 - 加藤敏• 選曲 - 鈴木清司• 作画 - 後藤真砂子、石井文子、若山佳治、加藤鏡子、若山佳幸• 仕上 - グループジョイ• 背景 -• 撮影 - 高橋プロダクション• 録音技術 - 飯塚秀保• 音響効果 - 糸川幸良(宮田音響)• 編集 - 鶴渕允寿、高橋和子• タイトル - 高具秀雄• 色指定 - 伊藤純子• 制作進行 - 柳内一彦、横溝隆久、野崎公明、大津謙• 文芸担当 - 飯岡順一• 制作担当 - 青野史郎• 録音 - 東北新社• 現像 - 東京現像所• 制作協力 - 亜細亜堂• 製作 - 東京ムービー新社• 配給 - CM [ ]• から、テレビアニメ版をもとにの胃腸薬「シリーズ」のテレビに起用された。 ひろしは京子と結婚して30歳になり、ピョン吉が張り付いたシャツを着てとして働いている。 五郎は郵便配達員、ゴリライモは魚屋を引き継ぎ、町田先生は校長に昇格している。 また、声優の諸事情でひろし、ピョン吉、京子、五郎、町田先生、梅さんにしかセリフがない。 多少の内容の変化はあるものの10年近く放送が続く長期シリーズである。 ではCM主演である歌舞伎俳優のと共演した。 本放送当時、のピョン吉TシャツのCMがあった。 2015年、首都圏8つの水道事業体(、、、、、、、)が連携して、都県域を越えた広報キャンペーンを展開し、2015年度のイメージキャラクターに起用された。 ゲーム [ ] 用ソフト。 2002年1月24日により発売。 との共同開発。 パチンコ・パチスロ [ ]• パチスロ:ど根性ガエル(2006年、)• パチンコ:CR押忍! ど根性ガエル(2015年、) - 大都技研のパチスロ「」とのコラボレーション。 グッズ [ ] 1993年にで放送されたドラマ『』の主人公・柏木達也(あんちゃん)が、ピョン吉シャツを模した「ピョン吉Tシャツ」を頻繁に着用していた。 同様のプリントが施された商品が販売され、ドラマの話題性も相まって一般でも人気商品になる。 また2010年にはの「ジャパンマンガ・アニメ」の企画にも参加し、オンライン予約を開始すると同時に売り切れてしまう人気商品であった。 ノベライズ [ ] ど根性ガエル ピョン吉物語 著者:、絵: より2018年1月18日に発売された。 キャラクターデザインがポップな感じに仕上がっており、ひろし達の頭身も少し高くなっている。 テレビドラマ [ ] ど根性ガエル ジャンル 原作 『ど根性ガエル』 脚本 演出 菅原伸太郎 狩山俊輔 丸谷俊平 鈴木勇馬 出演者 (声) オープニング 「ど根性ガエル」 エンディング 「エルビス(仮)」 時代設定 2015年 製作 製作総指揮 伊藤響() プロデューサー 河野英裕 大倉寛子 制作 放送 音声形式 ステレオ放送 放送国・地域 放送期間 - 放送時間 土曜 21:00 - 21:54 放送枠 土曜ドラマ 日本テレビ 放送分 54分 回数 10 特記事項: 初回は15分拡大(21:00 - 22:09) 2015年8月22日は『』を放送のため休止。 からまで毎週土曜21:00 - 21:54に日本テレビ系列「」での主演で実写化され放送された。 原作から16年後のという設定のオリジナルストーリーで、「生きることの楽しさ」をテーマの一つとし、30歳になった「ひろし」と「ピョン吉」の姿を中心に描いている。 Tシャツのピョン吉は(特殊視覚効果)を駆使した形で登場し、がピョン吉の声を担当した。 オープニング曲は、1972年版アニメの主題歌「ど根性ガエル」を松山をはじめレギュラー10名が歌唱し、エンディング曲は、が担当した。 オープニング映像には1972年版のアニメとほぼ同じ、丸ゴシック体の歌詞テロップが挿入されている。 は(付近)と(付近)、(・付近)などで行われた。 テレビドラマ版あらすじ [ ] 主人公の中学生・ ひろしは、ガキ大将・ ゴリライモとの取っ組み合いのケンカの最中に投げ飛ばされ、偶然その場に居合わせていた黄色いを潰す。 そのアマガエルはひろしの着ていたシャツに張り付き、平面ガエルの「 ピョン吉」として生まれ変わり、ひろしと共に助け合いながら「ど根性」で数々の困難を乗り越えていった。 月日は流れ16年後。 30歳になったひろしは、警察官となった後輩の 五郎や家業のパン工場を引き継いだゴリライモとは対照的に、自堕落な日々を過ごしていた。 そんなある日、かつての学園マドンナでガールフレンドの 京子が帰郷して来る。 ひろしは彼女と結婚したいために一念発起をし、次第に生活も変化していく。 一方、ピョン吉の身体は、知らず識らずのうちにシャツから剥がれつつあった。 キャスト [ ] ひろし〈30〉 演 - (少年期:、幼年期:) 少年時代よりトレードマークのを頭に乗せている。 結婚歴なし。 16年前、池のほとりにある橋の上でのゴリライモとのケンカで投げ飛ばされ、偶然にもその先にいた(アマガエルだった時の)ピョン吉に覆いかぶさる形でぶつかり、それ以来「平面ガエル」となったピョン吉との共同生活が始まった。 一度は有能なとして働いたものの、不出来な同期が自分と比べられた末に傷つき退職した事件を機に働く気力を失い、以来となって毎日を送る。 退職後はピョン吉や母の忠告にも耳を貸さず、自堕落さを周囲のせいにして無気力な毎日を過ごしていたが、地元に戻ってきた京子と再会する。 一念発起して彼女にするも。 しかしこれを機に少年時代の熱い「ど根性」を思い出す。 ある騒動をきっかけに、ゴリライモが社長を務めるパン工場「ゴリラパン」で働くこととなる。 ゴリライモから頼まれた応援演説の場でピョン吉の異変を知るが、それでも長く生き続けて欲しいと励まし奔走する。 福男となった際にピョン吉と離別する事となり一時は受け入れるも、ピョン吉のいない日々に耐えられず彼を捜索。 最終的に再会を果たし、再び後悔しない人生を歩むべく共に生きる事となった。 ピョン吉 声 - 相変わらず威勢がよく「ど根性」がモットー。 張り付いているシャツは経年により数か所に継ぎが当たっている。 かつては黄色のアマガエルであり、少年時代のひろしから ピョン子(声 - )を庇って自らシャツに飛び込み平面ガエルとなる。 その後新聞やテレビ番組などに取り上げられ、全国的な知名度を得る。 またカエルの世界でも「勇者」として尊敬されている。 平面ガエルとして16年生き続けているが 、体がシャツから剥がれたり 、高熱に浮かされたりするなどの異変が起き始め、自身の寿命を心配する。 そしてひろしが「福男」、ひろしの母が「福女」に選ばれた日の夜、ひろしが寝ている間に体がシャツから完全に剥がれ落ち、消息を絶つ。 しかしひろしとの思い出を忘れられず彷徨っていたところをひろしに発見され復活し、平面ガエルとして彼と共に歩むことを受け入れる。 蛇が大の苦手である。 なお多くの場合、ドラマ・映画のアニメパートはスタジオでの別収録で声を当てるが、本作では満島自身も撮影現場に赴き、演者たちの演技と同時にリアルタイムで声を当てている [ ]。 京子ちゃん〈29〉 演 - (少女期:) 結婚して嫁いだもののとなり、地元に戻り祖母と暮らしている。 ゴリライモの薦めで彼の営むパン工場で働く。 両親は既に他界している。 かつての天真爛漫な明るい笑顔は薄れ、素っ気なくつれない態度をとる。 気の強さは健在で、唐突なプロポーズをするひろしに辛辣な言葉をぶつけるなど、進歩のないひろしに呆れながらも時折心配したり、ひろしの母と共に行動を見守っている。 ひろしとゴリライモからのプロポーズを断ったのは、「『女性』としてではなく、『仲間』として接して欲しい」という想いによるものだった。 この事に気付いたひろしとピョン吉からは他愛のない漫才の中でそれを快諾する旨の言葉をかけられ涙を流した。 五郎〈29〉 演 - (少年期:) ()となり、本作の舞台である地元の町の『立石中央交番』に勤務しており、未だにひろしを「先輩」と呼び、慕っている。 ひろしのために一肌脱ぐ事も多い代わりに、彼の為にならないことはあえてせず、自力で解決するための助言を与えるに留めるなど、しっかりとした大人に成長している。 だが警察官としては非常に頼りない面があり、最終話では刃物を向ける偽ひろしにビビりまくり、署への連絡を忘れてうろたえていた。 相変わらず一人称が「あっし」、語尾に「ヤンス」が口癖。 既に母親を亡くしている。 ピョン吉の異変に気づき、ピョン吉が死んでしまうのではないかと心配している。 五利良 イモ太郎(ゴリライモ)〈31〉 演 - (少年期:) 工場『ゴリラパン』の若社長。 少年時代は家業のパン屋を嫌っていたものの、父が倒れ、店を切り盛りする母を手伝ううちに考えが変わり、家業を受け継いだ。 かつての仲間達を積極的に雇用するなど大らかで冷静な性格に成長したものの、喧嘩の強さは健在であり、十年ほど前からジムで鍛えてシェイプし、身体能力はひろしより高くなっている。 最終話では偽ひろしを軽々と投げ飛ばしており、これによって町の連続盗難事件の解決と、ピョン吉との再会をもたらす結果となった。 自らハンドルを握り、 を繰り出して公園やイベント会場に設営・販売も行い(その際に社歌「ゴリラパンのうた」 を流している)、朝礼では必ず自ら陣頭に立って指揮を取るという行動派で、従業員達からの信頼も厚い。 区議会にも出馬し、自分の名を冠した町名変更をもくろむ。 その一方、ガキ大将らしい面倒見の良い一面も持ち合わせ 、選挙出馬の理由として地道に働く人々が豊かな暮らしが出来る町にしたいと考えている。 選挙運動では移動販売車を代わりに「ゴリライモ選挙のうた」を流す。 またピョン吉を応援キャラクターとし、ひろしに応援演説を依頼する。 これまでの必死の努力が実を結び、僅差とはいえ見事に当選を勝ち取る。 その後に京子にプロポーズするも、ひろし同様にフラれてしまったが、京子の本音を知り反省した。 ひろしの母〈50〉 演 - ゴリライモのパン工場で働いている。 口先ばかりで行動の伴わないひろしを叱咤する肝っ玉母さんぶりは健在。 ひろしが立ち直って行くことを喜びつつも、ピョン吉の異変に気付き心配する。 営業マンだった頃のひろしからプレゼントされた、カエル柄の財布を大事に使っていた。 梅さん〈52〉 演 - 宝寿司の親方(店主)になる。 16年変わらずよし子先生一筋だが、いまだにプロポーズ出来ずにいる。 相変わらず暇を見つけては中学校の校舎に梯子をかけて、授業をしているよし子先生の姿を眺めるのが楽しみ。 よし子先生〈40〉 演 - 今も美貌のマドンナ先生。 年齢を感じさせないスタイルでボディコンシャスなワンピースを着こなす。 いまだにプロポーズの言葉をはっきりとしてくれない梅さんをもどかしく思うものの、実はそのやり取りを楽しんでいる部分もある。 京子のおばあちゃん〈72〉 演 - ドラマ版オリジナルキャラクター。 離婚して出戻ってきた京子と暮らしている。 お嬢様育ちで気が若く、京子に猪突猛進なプロポーズをしたひろしを気に入り、意気投合する。 ゴリライモの選挙運動の際にはウグイス嬢を務める。 町田校長〈64〉 演 - 校長に昇格し「教師生活41年」となるが、来年を迎える。 今も中学校に出入りするひろしの相談相手になっているだけでなく、ゴリライモの選挙活動に「教え子が頑張っている」と、とても喜んでいる。 ゲスト [ ] 第4話 モグラ 演 - (少年期:) ゴリライモのかつての子分。 中学3年の時に新潟に転校し、その後職人となる。 花火大会の準備に取り掛かっていた際にひろしと再会。 ゴリライモの陰に隠れていた頃の自分から生まれ変わるため、自らを「」と名乗っている。 現在は結婚して3人の子持ち。 酒席での町田校長への気配りやイベント中止で落ち込む仲間たちへの同情など、登場人物の中では年相応の常識人である。 第5話 浅草ぽんぽこ企画社長 演 - イベント会社の社長。 ひろしがゴリラパンの一日社長になった際に、5000個のパンを卸値一個60円で発注する。 しかしひろしが一日社長と知るや「卸値は40円だった!」と言い張るが、ゴリライモにこの会社もまたお得意先との取引が行き詰まっていたことを看破され、彼の折衝で取り引きの継続を了承する。 第10話 偽ひろし 演 - 松山ケンイチ 背面にヘビの絵があしらわれたシャツを着て、ひろしと同じ青いズボンを履いている、背恰好も顔もひろしと瓜二つの男性。 名前も同じ『ひろし』である。 走り方はかなりぎこちなく、いわゆる「オカマ走り」が特徴。 幼いころ父親と死に別れ、母子家庭で育った。 ひろし達の住む町の至るところにある食べ物をこっそり盗み食いしていた。 営業マンとして働いていたが、不景気によって会社の業績は悪化し、自分の成績も落ち込んだことにより気力を失い、家出する(退職したのかは不明)。 あてもなくさ迷っていたところ、自分が生まれ育った町とよく似たひろし達の町を見つけて留まり、空腹から食べ物を少しずつ盗んでいた。 仕事先で偶然再会した幼馴染の女性と恋仲になるも、自分に自信がなく、なかなかプロポーズ出来ずにいたことを明かす。 ゴリライモに投げ飛ばされたことで 、ピョン吉は再び平面ガエルとして復活する。 ひろしの母に諭され、ひろしと京子、ピョン吉に励まされたことで再び前を向いて生きていこうと決意し、最終話の終盤で自分の町に帰っていった。 テレビドラマ版スタッフ [ ]• 原作 -• 脚本 -• 音楽 -• 主題歌 - 「エルビス 仮 」• 劇中歌 - 「ゴリラパンのうた」「ゴリライモ選挙のうた」(唄:ゴリライモ)• サウンドデザイン -• 演出補 - 丸谷俊平、鈴木勇馬• 美術プロデュース -高野雅裕• 美術デザイン -渡辺俊太• タイトルバック - 熊本直樹、小野英里子、石向洋祐、井上悟• VFXスーパーバイザー - 木村康次郎• VFXプロデューサー - 大角哲也• アクションコーディネーター -• アクション補 -• 脚本スタッフ - 中村千明• ロケ協力 - 葛飾フィルムコミッション• 「ゴリラパン」製造 - 小菅製パン• チーフプロデューサー - 伊藤響• プロデューサー - 河野英裕、大倉寛子• 演出 - 菅原伸太郎、狩山俊輔、丸谷俊平、鈴木勇馬• 協力 - オフィス安井(安井英彦)• 制作協力 -• 製作著作 - 日本テレビ 原作との設定の相違点 [ ]• 原作の時代設定は1970年代だがドラマ版は2015年を舞台としている。 それに合わせてひろし達の少年時代も1999年頃に変更されている。 各登場人物の年齢は、大半が原作での年齢に16年を加算しただけだが、梅さんのみ年齢が引き上げられている(原作やアニメの年齢に加算した場合は43歳から46歳になる)。 ピョン吉がひろしのシャツに貼り付いた場所が、原作では河原だが、ドラマ版では池のほとりの橋の上に変更されている。 原作の舞台は東京都練馬区の石神井公園周辺だが、ドラマ版はを舞台としている。 ピョン吉の張り付いたひろしのシャツが撮影時期に合わせて長袖から半袖になっている。 原作では中学時代のひろしの担任であった南先生は未登場、担任はよし子先生に変更されている。 よし子先生は原作では英語の先生だったが、国語の先生に変更された。 ゴリライモの親の家業が魚屋からパン屋に変更されている。 ひろしのサングラスは、原作では幼馴染のくに子からもらった物だが、ドラマ版では亡き父親の形見の品となっている。 放送日程 [ ] 各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率 第1話 7月11日 伝説マンガが実写化!ダメ男と平面ガエルが大暴れ! 菅原伸太郎 13. ピョン吉大追跡! 08. 悪徳社長!20円の攻防 菅原伸太郎 07. 別れの時 07. ピョン吉の未来 菅原伸太郎 08. 受賞 [ ]• 第1回コンフィデンスアワード・ドラマ賞(2015年)• 助演女優賞 -• 第86回• 助演女優賞 - 満島ひかり• - 2015年9月度月間賞 [ ] 前番組 番組名 次番組• アニメでは「下町中学校」2年B組。 原作では、練馬区の石神井が舞台で「南が丘中学校」2年B組• 台詞ではなく、自宅の表札で小さく出るだけである。 なお、アニメ版やドラマ版では最初から苗字は出てこない。 1巻などのごく初期のエピソードだけ、ピョン吉シャツの上に学ランを着て通学している。 原作「ほかほかラグビー」等。 原作・アニメともに、登場人物の殆どは、初対面でピョン吉を見ても特に驚いたりする様子もなく、話の流れの中でごく自然に受け入れている。 ダイナマイトを飲み込んでしまい爆死しそうになったが、その寸前にひろしが機転でピョン吉シャツの糸片から、糸巻きの要領で大急ぎでピョン吉を糸状にして「巻き取った」ことにより、ダイナマイトと身体が離れて爆死を免れたことがある。 九死に一生を得た後は、糸状になった体を京子に元通りに編んでもらった(ただし、京子の編み物の腕がいまひとつだったのか、歪んだおかしな顔に仕上がってしまい、みんなで爆笑したところでオチとなった)。 ひろしがこの石を掘り出そうと原っぱに行ったところ建築工事が開始されており、工事現場のおじさんに「そんなところにいられると工事のジャマになるから、後で届けてやるよ」と言われ家に帰るが、その夜、ものすごい地響きに驚いて家の外に出てみると、先の業者がクレーンで巨大な岩を運搬してきてひろしの家の前に置いたからだった。 この岩こそがひろピョン石だった。 アニメ版ではを頭上に持ち上げ、ひろしに向けて投げつける程の怪力を見せつけた。 旧アニメ版のエンディング曲「ど根性でヤンス」の歌詞は「あっし(ゃ)」「〜でやんす」の言葉で構成されている。 本来はいつも被っている帽子のつばの影のつもりだったらしいが、これが顔の模様と認識されて、アニメで出てきた母親や兄弟達も五郎と同じく目の周りが色付きマスクのようになった顔をしている。 登場人物中最小身長だが足のサイズは30センチメートルでスケート場の貸スケートにサイズが無く借りられなかった。 園長・五郎、先生・みさ子で、春先から秋の終わり頃まで毎日放課後に空き地で行っており、ここに参加している子どもたちにまつわるエピソードも多々ある。 その後、塾通いの子供が増えたという理由で、園児は前年までより減り、5、6人になっていた。 この時は同番組に来ていたになだめられた上に「」のデュエットまでしてもらった結果、そのまま彼女の大ファンになってしまい、今度はみさ子に嫉妬された。 カン平の実家のレコード店から天地真理のシングルを勝手に「借りて」行こうとして、逆にカン平に「うちは貸しレコード屋じゃなーい!」とものすごい気迫で怒られ、追い払われるシーンより。 ヨシコ先生の2年B組の授業を覗きに来た回数をひろしがノートに記録しており、100回目の時には表彰状と記念品(双眼鏡)を贈呈された。 しかしその場で、下に来ていた宝寿司の旦那とおかみさんから「怒りの表彰状」を読み上げられ、仕置きされる羽目になった。 ただし、ヨシコ先生をめぐってのライバル南先生や、自分の実力を知っている昔なじみ等以外にはその真の実力を見せることは稀であり、不良に絡まれたヨシコ先生を助ける際にも、不良に対して情けをかけ一切攻撃をしなかったことから、ひろしとピョン吉は「空手8段」の真偽を疑っていたが、直後、建築現場から落ちてきた鉄骨を、梅さんが咄嗟の蹴りと手刀で真っ二つにしたことで、それが事実であることを知った。 大きな餅や寿司をジャンプ切り(空手)してきれいに通常の大きさ・形にすることもできる。 なお、原作の最終回に登場するハワイ店での弟子(現地の若いアメリカ人)は、他人の恋バナに興味津々なところや、寿司の出前中にカップルを冷やかすところまで、師匠である梅三郎の技?をしっかり受け継いでいる。 この道20年のベテラン(生徒からの不人気ナンバー1)女教師・田代先生のクラス。 表向きの理由としては「うちのクラスはもともと変なのが集まっていますから」であった。 そのことを知った南先生が、ヨシコ先生が「梅(さん)が大嫌い」であると言っているかのように梅さんに吹き込んだため、梅さんがショックで街を出ると言い出す騒ぎに発展したことがある。 を使ったスピンオフ、魚屋を舞台に梅さんとヨシコ先生の間にできた娘を主人公にした『とびだせめだかちゃん』(1977年4月号 - 8月号)なる作品が存在する。 また、原作の最終回では梅さんが帰国した時のために宝寿司を手伝っている姿を写真に撮られている。 当然これによって家業の眼鏡店は大損害をこうむることとなり、激怒した父親によってこれらのサングラスは全て回収されることとなった。 この時ひろしもサングラスを返そうとしたが、ひろしのサングラスだけは特別なプレゼントだったため、くに子はそのままひろしに与えておくよう父親に懇願し、ここで初めて正式にひろしの所有物となった。 クラスの生徒全員に催眠術を掛けているかのように(カン平が町田先生の授業中に描いて回覧したひとコマ漫画より)眠たくなる授業らしい。 劇中年齢は54歳のため、教職に就いたのは29歳の時ということになる。 もっとも、劇中で年数が経過しても「25年」に変化はなく、大晦日のエピソードで「来年も教師生活25年、再来年も教師生活25年」と呟いている場面があった。 遅刻の常習犯であるひろしが登校するなり、問答無用で出席簿で叩くの光景は、毎朝の始業前のお決まりのパターンになっている。 原作では梅さんと同じく「27歳」という設定になっている。 アニメでは年齢は不明。 小学生の時はクラス一のハンサム。 東南小学校出身で担任はダルマ先生。 本人によると「の準決勝にで出た」経験があるとのこと。 本人はかなりブロラン号を気に入っていたらしく、原作最終回で、ブロラン号が走行不能となり廃車した際、号泣し墓まで建て、奥さんの初ちゃんは「私が死んだら、こんなに悲しんでくれるのか」と苦笑している。 その後、新たに同じようなボロ車「ブロラン2世号」を入手し乗っている。 職員室の自分の机は乱雑に本や書類が積み上げられている上、食べた出前のどんぶりも洗わず放置したままであり、教頭から注意されている。 アパートの自室もさながらに汚く(一度掃除に訪れたくに子曰く、「よく今まで病気になりませんでしたね」というほど)、たびたびの夫婦から苦情を受けるも、大概口だけの生返事で、ほとんど聞き入れたことはない。 まず姪を南に差し向けて彼に好意を抱かせ、その後、姪が「部屋に遊びに行く」という約束を交わし、これによって南が必死に部屋の大掃除を行うという作戦。 大家と姪によるこの作戦は彼の部屋が汚れるたび行われていたようだが、当然、実際に姪が部屋に遊びに行くことはなかった。 原作初登場時の「カン平の味方はだれだ?の巻」の手帳に「山下カン平」という氏名の記載がある。 ただし、最初のエピソードでは女の子たちを前にすると極度に緊張して泣いてしまうくらい内気であった。 この改造ブロラン号は、離陸から推定十数秒間は順調に飛行したが、その後急に失速し、南先生の住む「ごりっぱ荘」1階の大家の自宅に墜落。 大家の家ともども大破した。 自宅マンションの表札に「山田」とある。 銭湯での歌合戦をめぐるドタバタの回で、終盤に女湯から聞こえてきた謎の歌声(の「」)に、ひろしをはじめ、ピョン吉や梅さん、宝寿司の旦那など、男湯に居た誰もが「が歌っているんじゃ?」などと聴き惚れてしまい、帰り道に後ろから再び聞こえてきたその歌声に期待を込めて振り返ったらひろしの母だったため、全員ずっこけるというオチだった。 名前の「ビッキー」は、東北地方方言で「蛙」を意味する「びっき」に由来。 アニメでの初登場は、77話「宝ずしの嫁さん募集の巻」。 梅さんは「いい声だねぇ、だんな」などと評価しているが、他の人間にはほぼ騒音に過ぎないらしい。 本作では連載開始以来、登場人物たちは何年間も歳を取らないまま話が進んできたが、連載終了1年半ほど前に描かれた初恵の誕生日のエピソードで、初めてこのシステムが崩れて彼女が「19歳」になっており(「初ちゃん」も、ここまで初登場から2年以上「18歳」のままであった)、この誕生日エピソードの数か月後には、後にピョン吉の結婚相手となるビッキーや北大路麗子が登場し、ヨシコ先生をめぐる梅さん・南先生らとの恋愛模様にも変化が見られ始めるなど、物語が収束に向けて動き始めたきっかけともいえるエピソードとなっている。 「初ちゃんの休日の巻」で、定休日に都心にひとりで出かけて(ゴリライモには見栄を張ったのか「デートに行く」と言っていたが、実はいわゆる「おひとりさま」で都会を散策していた)、生まれて初めて美容院に行ったり、カップルを見て妄想したり、ナンパされたりなど、色々な人や出来事に出会った帰り際、もらったリンゴを食べながら街を歩いているところに、同じようにリンゴを食べながら歩いてきた南先生とばったり遭遇。 そのまま、お互い暇に任せてということで、映画を観たり夕食を一緒にしたりと、即席デートを楽しく過ごし、その時から南先生を意識するようになる。 同じ中学校の学生服を着ており、時々2-Bの教室にもいることから。 登場人物のおバカな、あるいは間抜けな言動等に対して、作者や読者目線でツッコミをしているような存在なので、他の登場人物とは全く絡まず、空気のような扱いであるが稀に「ばーか」以外の台詞を発することもあった。 普通ではアマガエルの寿命は4年と自ら語っている。 剥がれた部分は壊死するかのごとく黒くなる。 移動販売車には各車機能を搭載し、社内から現在地が分かるようになっている。 「ゴリラパンのうた」は番組サウンドトラックCDに収録される他、非売品のシングルCDが視聴者プレゼントとされた。 ひろしが一日社長に就任した日、大口の発注をしてきたイベント会社『浅草ぽんぽこ企画』の社長のもとへ取り引きの打ち合わせに訪れた際、不用意に自分が一日社長であることを明かしたため付け込まれ、取り引き契約の当日に卸値60円のパンを40円に値切られるという事態を招いてしまった。 結局ゴリライモの裁量で今後の取り引きの継続を条件に40円での契約を了承し、ひろしはこのあとゴリライモに土下座で詫びるが、ゴリライモはひろしを咎めるどころか、社長になりたての頃の自分の失敗談を語ったり、ひろしの失敗のおかげで新しい取り引き先が出来たと言って許した。 ピョン吉からは「ひろし2号」と呼ばれる。 ゴリライモはこの時、偽ひろし(町の連続窃盗犯)とは知らず、ピョン吉復活のため投げ飛ばしていた。 出典 [ ]• ORICON STYLE 2015年5月4日. 2015年5月4日閲覧。 「」 ()、2005年6月18日放送。 柴田久仁夫 2011年11月10日. ほぼワインな日々. 2011年11月18日閲覧。 アニメ156話「ピョン吉爆発5分前!! アニメ61話「ピョン吉テストを受ける」• アニメ175話「お天気ガエルピョン吉」• アニメ199・200話「恋と祭りとピョン吉」• 「ど根性ガエル(TOKYO MX. テレビ 内アニメ公式サイト)」• 原作「涙の表彰状の巻」、アニメ131話「ラブラブ戦術でテストをやめようの巻」• アニメ20話「男! 梅さんの巻」• アニメ127話「もちつきペッタン大騒動の巻」、アニメ133話「梅さんのお寿司ジャンプ斬りの巻」• アニメ126話「男涙のクリスマスの巻」など。 アニメ90話「鐘がゴーンと鳴りゃうらめしや〜ッの巻」• アニメ96話「あっしは誰なんで? の巻」、アニメ109話「ヨシコ先生の一日奥様の巻」• アニメ109話「ヨシコ先生の一日奥様の巻」• アニメ94話「らくがき大合戦の巻」• アニメ181話「おしかけた南先生」• アニメ119話「南先生ふるさとへ帰るの巻」• 原作「ど根性カン平の巻」。 アニメ123話「ひろし・京子の迷コンビスケーターの巻」• アニメ72話「くじらくんの涙の巻」• アニメ86話「不思議な不思議な病気の巻」• アニメ158話「ピョン吉の大予言」• アニメ190話「梅さんクビになる」• 朝日新聞縮刷版1973年1月• 小林によると、小林がキャラクターデザインを担当し、芝山と毎週交代で作画監督を務めていたという 、より• 再放送はでも実施。 『河北新報』1972年12月4日 - 1973年9月3日付朝刊、テレビ欄。 『』1973年12月 - 1974年1月テレビ欄。 再放送も1975年秋まで平日17:22から、それ以降は金曜18:00から放送していた(出典:「ATV30年のあゆみ」に記載の基本番組表から参照)。 『河北新報』1972年10月7日 - 1974年9月28日付朝刊、テレビ欄。 再放送はでも実施。 『河北新報』1972年10月7日 - 1974年9月28日付朝刊、テレビ欄。 『河北新報』1972年12月27日 - 1973年9月5日付朝刊、テレビ欄。 『河北新報』1973年4月4日 - 1973年9月5日付朝刊、テレビ欄。 『福島民報』1973年1月13日 - 1974年3月29日付朝刊、テレビ欄。 再放送は・日本テレビでも実施。 なおTBSでは1975年3月ごろに平日18時から再放送を行っていたがABCがNET系列にした後の同年3月31日以降も再放送を続けていた(毎日新聞縮刷版3月分のテレビ欄で確認)。 『北日本新聞』1973年6月2日付朝刊、テレビ欄。 『北國新聞』1973年7月1日付朝刊、テレビ欄。 『北日本新聞』1974年4月20日付朝刊、テレビ欄。 再放送は、でも実施。 再放送はでも実施(・岡山版、1977年11月17日、テレビ・ラジオ欄。 2分割して平日17:30 - 17:45に放送)• 再放送は・でも実施。 本来の系列局であるではの放送状況は不明(土曜19時枠がフジテレビ系の遅れネット枠だったため)。 『読売新聞・岡山版』(縮刷版) 1973年(昭和48年)11月 テレビ欄• 再放送は愛媛放送(現・)でも実施(出典:『』 1981年10月号、、全国放映リスト p. 101)。 再放送はでも実施。 クレジットを修正する際、現行の「ABC」ロゴ(2008年制定)を使用しなかった理由は不明。 同じく東京ムービー制作の『』()では「よみうりテレビ」のロゴを現行の「ytv」ロゴに修正している。 サンテレビの場合、本番組以外のABCテレビで再放送されていた番組(必殺シリーズなど)でも「朝日放送」の表記はそのままである。 OP映像は前期バージョン、ED2「ど根性ガエル音頭」映像は独自映像版、ED3「ど根性ガエルマーチ」は「秋編」をそれぞれ使用。 朝日放送テレビの著作権自体は失効しているが、あえて表記している。 現行の「」(およびアニメーション事業子会社の「」)ロゴを使用せず、「朝日放送」としている。 EDは当時の宋朝体ロゴをそのまま使用したが、OPは宋朝体ロゴをイメージした明朝体の新規作成版。 『 1982年4月号』1982年、、全国放映リスト pp. 94 - 95。 では、1981年版のアニメは未ネットだったが、1972年版のアニメと2015年の実写版を放送。 『福島民報』1981年10月5日付朝刊、テレビ欄。 「全国放映リスト」『』1983年10月号、、 98 - 99頁。 東京都水道局 2015年6月30日. 2015年6月3日時点の [ ]よりアーカイブ。 2015年7月1日閲覧。 Sponichi Annex 2015年6月6日. 2015年6月6日閲覧。 2015年6月26日. 2015年6月26日閲覧。 2015年7月11日()、7月14日()『』における、との対談にて• ORICON STYLE 2015年6月6日. 2015年7月25日閲覧。 だが、それはたくさんある中のごく少量であり、「たくさん盗むと迷惑になるから…」というのが理由だった。 各放送回と平均の出典。 、、2015年12月12日閲覧。 坂本太郎 2015年9月25日. 2015年9月26日閲覧。 2015年10月16日. 2015年10月16日閲覧。 「」『週刊』第44号、KADOKAWA、2015年、 2015年11月7日閲覧。 関連項目 [ ]• - (吉沢やすみの娘)による漫画。 外部リンク [ ]• - 現在の版権管理窓口• - プレイリスト• - プレイリスト 制作・系列 前番組 番組名 次番組.
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