インク漏れの確認方法と対処方法 確認にあたってのご注意• インクが手や衣服に付着する場合がありますので、ご注意ください。 また、指輪やアクセサリー、腕時計等は汚れないよう外してください。 手や皮膚等に付着した場合は水で洗い流してください。 確認手順 手順1.インクカートリッジをプリンターから外します。 インクカートリッジを取り外す際は、操作パネルからインクカートリッジ交換と同様の操作が必要になります。 操作手順につきましては、ご利用製品のを参照ください。 手順2.インク漏れ有無を確認します。 インクカートリッジの側面に、インクが付着していないか確認してください。 付着している場合は、対処方法に従い対処してください。 対処方法 インクが漏れていた場合は、直ちにプリンターのご使用を中止し、当社修理センターで修理することをおすすめします。 修理に関するご相談は、修理窓口(エプソン修理センター)へご連絡をお願いします。 非純正インクカートリッジに起因したインク漏れについては、保証期間内であっても有償修理となります。 なお、非純正インクカートリッジに関するお問い合わせは、弊社ではお答えいたしかねますので、お買い求めのメーカー様にお願いします。 修理受付について 下記アドレスより修理の受付をしております。 なお、非純正インクカートリッジに関するお問い合わせは、弊社ではお答えできません。 インクカートリッジ取り外し操作手順(参照マニュアル) 製品名 マニュアル一覧 参照マニュアル 参照ページ EP-707A 操作ガイド P. 29 EP-708A 使い方ガイド P. 38 EP-777A 操作ガイド P. 28 EP-807AB 操作ガイド P. 32 EP-807AR 操作ガイド P. 32 EP-807AW 操作ガイド P. 32 EP-808AB 使い方ガイド P. 49 EP-808AR 使い方ガイド P. 49 EP-808AW 使い方ガイド P. 49 EP-907F 操作ガイド P. 32 EP-977A3 操作ガイド P. 33 EP-978A3 使い方ガイド P. 49 EP-979A3 使い方ガイド P. 50 2018年12月17日 セイコーエプソン株式会社 エプソン販売株式会社.
次のプリンタの修理屋です。 時々、「インクが漏れる」という修理依頼がありますけど、ほとんどはお客さんの勘違いです。 普通のインクジェットプリンタで、インクが漏れるという現象は大きく2種類に分けて考えるべきですね。 ヘッドクリーニングを行うとノズルを掃除するためにインクを噴射しますが、そのときノズルの周りにインクが残ることがあります。 そのままでは紙の上に落ちてしまいますので、自動車のワイパーに似たような部品で拭っています。 拭ったインクはワイパーを伝って侍従で下のほうに落ちていくのですが、ヘッド周りに埃などが付いていると、表面張力でインクがたまってしまうことがあります。 それが運悪く落ちることが考えられますが、非常に稀です。 埃にしみていくことで乾燥も速くなり、泥状に変化していくことがあります。 時折、そういった泥が剥がれ落ちて加圧ローラーなどに付着し紙を汚すことはあります。 インクタンクからヘッドへのインクの搬送は重力を利用しています。 ただ、そのままでは無節操に落下してしまいますので、エアの抜けを制御して少しづつ流しています。 ところが、エア抜けに何か問題があって機能しなくなると一気にもれることはあります。 この代表例が詰め替えインクを使用したときの作業の不手際です。 こちらの例はたくさん見てきました。 ひどい例になると、穴を開けただけで封もせずにインクを注入、印刷時に左右に飛び散って外装の隙間からインクが流れ出てくるという例もありました。 純正インクを使っている限りでは起こり得ない現象です。 インク漏れは以上の2種類で考えると良いでしょう。 このどちらも、紙の上面に汚れが付くのですけど、裏面の汚れを「インクが漏れたことが原因」と考える人もいるようです。 ごく一部の特例を除けば、裏面が汚れるのはフチナシ写真印刷を大量に行ったことが原因です。 フチナシ写真印刷といっても、プリンタには用紙の大きさを厳密に測定する機能はありません。 また、用紙のサイズも微妙に異なることもあります。 そこで、ある程度の余裕を見て写真データーを大きくし、紙からはみ出すようにインクを噴射させています。 紙から外れたインクはプリンタのベース部分(プラテン部といいます)に着弾します。 そのままでは流れたりしますので、プラテン部にはスポンジが仕込まれていてインクを吸引します。 蓋を開けると下の方にスポンジが見えるはずです。 そこがプラテン部です。 ところが、一気に大量にフチナシ印刷を子なったりすると、スポンジの部分が吸引しきれなくなり、悪いことに蒸発したアルコール分が常に滞留することになり、他の部分に飛び散ったインクミストも乾燥しにくくなります。 結果的に裏側が汚れるのですが、これは「漏れ」というわけではありません。 追記 : 機種名もありませんので、断言は出来ませんけど、それは漏れ(結果的には漏れとなるのでしょうけど)ではないと思います。 インクジェットプリンタでは廃インクというものが発生します。 (これの説明は割愛しますが、検索していただければ分かるはず) それを本体の底の廃インク吸収体に吸収させています。 普通は設計上のライフいっぱいは持つように作られているのですけど、一時期に大量に印刷したりすると、廃インクの吸収が間に合わず、あふれてくる現象が起こります。 右下と言われていますけれど、本体の底のほうから漏れてくるのでしたら、その可能性が大きいですね。 キヤノンのiP3100、iP4100、MP770、MP790辺りではないでしょうか? メーカーで修理すれば直るはずですが、iP系は持込で7,350円、MP系は9,450円になってしまいます。 ただ、裏技がひとつ。 「廃インク吸収体の交換だけ」と指定して修理すると、3,675円で受け付けてくれるはずですし、他にトラブルがなければそれで修理してくれるはずです。
次の原因は何? インクが目詰まりしていないかチェック! 「印刷物の色がおかしい」「白い横すじが入ってしまう」などの現象が表れたら、インクの目詰まりが起きている可能性があります。 こんなときは、まずプリンターのインクが正常にノズルから出ているかを確認する「ノズルチェックパターン印刷」を行います。 機能の名称や操作手順は、プリンター機種によって異なりますので、説明書をチェックしてみてくださいね。 筆者のプリンター(Canon製)は、下記の方法でできました。 「印刷設定」を選択して「ユーティリティ」タブを開き、「ノズルチェックパターン印刷」を選択します。 こちらが正常なパターンです。 このパターンに部分的に「欠け」や白い横すじが入っていないかを確認しましょう。 こちらも筆者のプリンターの場合の操作方法のご紹介です。 「印刷設定」を選択して「ユーティリティ」タブを開き、「ヘッドクリーニング」を選択します。 これでヘッドクリーニングが行われるので、終わったら再度印刷して目詰まりが解消しているかをチェック。 この機能はインクを消耗するので、あまりやりすぎるとインクがなくなってしまうので注意してください。 この部分をキレイにすることで、解消されることも。 プリンターにセットされているインクをすべて外し、インクの注ぎ口であるノズルの部分を、毛の柔らかいブラシや布を使って掃除をします。 また、たまにしかプリンターを使わない場合は、使用してない間にインクが乾燥し固まっている場合も。 水やお湯を含ませた綿棒などでノズルを拭き取ると、固まっているインクが溶けやすくなります。 最後に水分はしっかり拭き取ることを忘れないで。 ノズルの掃除の際は、傷つけてしまう場合もあるのでやさしく丁寧に扱いましょう。 その後もう一度ヘッドクリーニング後に印刷をかけてみましょう。 時間を置くことで、目詰りしたインクが溶解して目詰まりが解消するケースがあります。 以上を試してみて、それでも解消されない場合は、メーカーのサポートセンターへ問い合わせることをオススメします。 インクの目詰まりを防ぐためには、インクが乾燥して固まらないよう、月に2回ほど定期的にプリンターを使用するのがオススメ! 電源をオンするだけでも、自動的にヘッドクリーニング機能が働くので有効ですよ。 紙が詰まりやすいときはコレ! 印刷中にしょっちゅう用紙が詰まってしまうケース。 用紙を送り出す紙送りローラーにゴミやインクが付着すると、このようなトラブルが起こりやすくなります。 そんなときは、クリーニングペーパーがオススメ。 市販のをセットして、白紙のファイルを印刷します。 ローラーの汚れがある場合、クリーニングペーパーにほこりやインクなどが付着して、ローラーがキレイになります。 キーボードなど、パソコン機器の汚れをとるウェットティッシュでクリーニングペーパーを拭いてから上記を実行すると、もっと汚れが取れます。 以上、プリンターのトラブルのチェックポイントでした。
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