2017年8月16日 今日のお魚 気になる魚の生態 知っ得情報 こんにちは。 アシスタントの五十嵐です。 高級寿司種として、日本人に好まれ続けているウニですが、色鮮やかな見た目にばかり目が行き、肝心なウニ自体の生態について知らない方も多いのではないでしょうか。 今回は、皆さんが普段何気なく食べているウニについて、生態を調査いたしましたのでご紹介したいと思います。 それでは、ウニの驚くべき生態をとくとご覧ください。 ウニ以外の代表的な生き物として、ナマコやヒトデなどがこのグループの仲間です。 また、ウニは棘皮(きょくひ)動物門の中でも、さらに、 ウニ綱というグループに属しており、種類だけでも 「約900種類」ものウニが世界中にいることが分かっています。 しかも、世界の総漁獲量の内、8割が日本で消費されているとも言われています。 ・エゾバフンウニ(別名:赤ウニ) ・キタムラサキウニ(別名:白ウニ) ・アカウニ ・シラヒゲウニ 日本で漁獲されている約9割を、 エゾバフンウニと キタムラサキウニが占めており、残りの約1割が九州、南西諸島で漁獲される アカウニや シラヒゲウニなどの貴重な種類のウニが占めています。 また、トゲが小さくなる下側中央部分には 「アリストテレスのちょうちん」と呼ばれる口があり、その口を使い、岩の隙間などに挟まって生きています。 ウニの中には、こうした生活を続け、 200年以上生きる種類もいるようですよ! ちなみに、先ほどご紹介した、エゾバフンウニの寿命は 約7~8年、キタムラサキウニの寿命は 約14~15年と言われています。 うーん、なんという省エネな生き方なんでしょうか...。 とある実験で、 コンブ目の海藻(ナガコンブ、ミツイシ(日高)コンブなど)と 他の海藻(紅藻、緑藻など)を並べて、 エゾバフンウニと キタムラサキウニに選ばした結果、どちらも、コンブ目の海藻を多く食べ、コンブを食べたものの方が、生殖巣の 「発達具合」・「色」・「味」が良いという実験結果だったようです。 ・道東(羅臼、根室)・・・冬~春 ・道北(礼文、利尻など)・・・春~夏 ・後志(余市や穂丹など)・・・夏 ・日高・・・春 このように、地域ごとに大まかな旬の差があり、市場に入荷されるウニも季節に応じて仕入れる産地を変えた加工業者や旬の産地の加工業者からのものが四季折々に変化して並びます。 いかがでしたでしょうか。
次のウニと聞いたらやっぱりこの形をイメージします。 ムラサキウニはたくさんある長いトゲが特徴のウニです。 大きさは5~6センチほどで、日本でもっとも見られるウニといわれています。 見た目のとおり紫色の殻をもつことからムラサキウニと名づけられましたが、九州ではムラサキウニのことを「黒ウニ」と呼ぶ地域もあるようです。 淡い黄色、白っぽい身の色をしているため「白ウニ」ともよばれます。 味はあっさりとしていて上品な甘みがあります。 ムラサキウニの天敵はラッコ。 ラッコはウニが大好きで、ムラサキウニの鋭いトゲや硬い殻もなんのその、上手に石に打ち付けて割って食べてしまいます。 バフンウニとムラサキウニどちらが高級かわかりましたか? 一般的には体が小さいためとれる身の少なく、 味も濃厚なバフンウニが高級とされています。 ですがバフンウニは生で食べるとえぐ味が強いということで、獲れても食べない地域もあるんだとか。 みなさんはどちらがお好みですか? 私たちはウニのどの部分を食べているの? 私たちが食べているのは ウニの生殖巣(せいしょくそう)です。 産卵期の1~2か月前からオスの精巣やメスの卵巣が大きくなり、これが食用とされています。 よく見てみると同じ種類のウニでも黄色いウニとオレンジ色のウニがあるのですが何が違うのでしょうか。 黄色いのはウニの卵巣。 つまりメスのウニ、オレンジ色はウニの精巣でオスのウニといわれています。 オスの方がきめ細かい身で苦みがないため高価とされています。 バフンウニとムラサキウニだと色の濃いバフンウニが、オスとメスだと色の濃いオスが高価ということは美味しいウニを食べるには色の濃いものを選ぶと間違いないということなのでしょうか。 ウニと表す漢字はいくつある? 「ウニを漢字で書いてください」と言われたらどのように書きますか? 私が真っ先に頭に浮かんだのは「雲丹」でした。 雲丹は中国では栄養価の高い食品のことを薬とみなし「雲丹(うんたん)」と呼んでいたのが語源といわれています。 ウニも栄養価が高い食品のためこの漢字が用いられたそうです。 それとは別に「海丹」と表すこともあります。 「丹」は赤いという意味があります。 植物の「牡丹(ぼたん)」、「丹頂鶴(タンチョウヅル)」も赤に関係することから「丹」という漢字が使われています。 ウニは海で獲れる赤い身の生き物なので海丹と書くようになりました。 実は他にも書き方があります。 それは「海胆」と「海栗」。 漢字を見て、どうしてこの漢字になったかピンときた方も多いはず。 海胆の「胆」は肝のことをいいます。 昔の人たちはウニの肝を食べていると思ったことから、または肝のように濃厚な味わいだったことからこの漢字がつけられたといわれています。 海栗は、見た目のとおり、トゲだらけの姿が「栗」のようだからという理由でこの漢字になったそうですよ。 ウニには4つもの表し方があるんですね。 人気記事一覧• そういえば昔、友人が「カニとクモって仲間なんだよ」と言っていた気がします。 その時は、そんなわけ... 8,863件のビュー• お寿司で美味しいウニ、ウニがたっぷりのったウニ丼なんてたまらないご馳走です。 ウニは世界で約900種類、... 5,810件のビュー• もし、イワナとヤマメってどう違うの?と聞かれたら、あなたは答えられますか? なんだか漠然と「川... 4,914件のビュー• 「お寿司」と聞けばご馳走のイメージがありますが、回転寿司店が全国にできたおかげでかなり気軽に食べられるもの... 3,984件のビュー• 塩漬けにした鮭の身を乾燥させて燻製にした「スモークサーモン」。 メインにもサイドにも、おつまみ... 3,824件のビュー• 「アンチョビ」ってご存知ですか? 何となく聞いたことあるな、という人は多いと思いますが、あらため... 3,636件のビュー• 皆さん、「肺魚」って聞いたことありますか?鯛とかヒラメとかは知ってるけど、「肺魚」ってなかなか聞かないし、... 3,435件のビュー• 「イカ」を丸々1杯買って調理したことはありますか? 調理済みのものや、切り身になって部分だけ売っ... 3,305件のビュー• キンメダイとキンキの違い、あなたはわかりますか?実は私、知りませんでした! もちろんどちらも聞... 3,174件のビュー• 「ムール貝」と「カラス貝」それぞれ聞いたことはありますか? 「ムール貝」というと、個人的にはイタリアンや... 2,273件のビュー• ご家庭でよく食べられる貝のひとつに「しじみ」が挙げられます。 全国で一年中とられることもあり、馴染み深い... 2,213件のビュー• 四方を海に囲まれた日本。 国内でよく食べられる「大衆魚」だけでも色々と種類があって、食べる機会はもちろん... 1,527件のビュー• 数多くの水族館で飼育されているチンアナゴ。 砂から体を覗かせてゆらゆら揺れている姿がなんとも言えず可愛い... 1,421件のビュー• 1,266件のビュー• おでんに漬物、おにぎりや佃煮、そしてもちろんお出汁にも!昔から日本食には欠かすことのできない「昆布」に... 1,224件のビュー• 突然ですが、みなさんは雷魚という魚を知っていますか? 雷魚とは、スズキ目タイワンドジョウ科に分類される淡... 1,212件のビュー• イカを知らない人ってほとんどいないんじゃないでしょうか?最近ではイカが主役のゲームも流行っていますよね... 1,199件のビュー• 突然ですが、魚の寄生虫を見たことはありますか? そもそも寄生虫は何をするの? 寄生というのは、ある... 1,082件のビュー• ころんとした体、小さい目がかわいいマンボウは水族館でも人気者です。 水の中をゆらゆら泳ぐ姿に癒される人も... 1,015件のビュー• 最近ではご当地グルメとしてイカスミをつかったやきそばやソフトクリーム、イカスミバーガーなんかも話題になっていま... 1,007件のビュー.
次の覚える技 タイプ 威力 命中 PP 基本 40 100 30 基本 35 100 35 Lv. 5 40 100 25 Lv. 10 - 100 20 Lv. 15 15 85 20 Lv. 20 65 100 20 Lv. 25 65 100 20 Lv. 30 - - 10 Lv. 35 - - 10 Lv. 40 - 10 Lv. 45 80 100 20 Lv. 50 80 100 10 Lv. 55 - - 30 Lv. 60 80 100 15.
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