どんなときに舌をやけどするの? 季節に関係なく、コーヒーや紅茶、みそ汁やスープなど熱いものをのんだとき、やけどをすることあると思います。 予防法は、できるだけ落ちついてのむことが一番なのですが、やけどをしてしまうのは瞬間的なことなのです。 また舌の火傷の再現性というのはひじょうにあいまいで、どれほど気をつけていたとしてもやけどするときはしてしまいます。 そこが舌のやけどのやっかいなところです。 ですので予防もだいじですが、舌を火傷したときには どのようにして早く治すかということを考えるほうが得策です。 舌をやけどしてしまったら? 通常のやけどとおなじように、 とにかく冷やすことが重要です。 しかし、舌のやけどは口のなかのできごとです。 保冷剤をあてたり、氷水をいれたボウルに舌をつっこんでおくわけにもいきません。 では、どうやって冷やせばいいのでしょうか? こたえは…… 氷を直で舐めること これによって患部を直接冷やすことができるのです。 舌のやけどを早く治すコツは? コツとしては、火傷をしたらすぐに大きめの氷を口にふくんでそれを延々と舐め続けることをオススメします。 できれば舌の感覚がなくなるまで。 もし1つで足りなければ、2つ目、3つ目と氷を舐めて、舌をキンキンに冷やしてください。 このときのポイントとしましては、意識的に 舌の先を冷やすようにしてください。 といいますのも、食べ物や飲み物の熱さを感じるのは舌先なのです。 そんな理由から 舌のやけどは舌先にだけ起こるものです。 さらに、舌の火傷を早く治すためには次の2つの方法も効果的です。 舌のやけどに効果的なその他の2つの方法 舌のやけどには「砂糖」や「蜂蜜」が効果的です。 そして砂糖が舌先で溶けるのを待ちます。 すると、驚くほど痛みがやわらぎます。 ハチミツは美容液などにも使われるくらいですので、もともと 保湿効果があるのです。 そのため、蜂蜜はやけどの治療に効果が期待できるのです。 まとめ 舌の火傷は、本当にやっかいです。 こういった方法で、一日でも早く舌のやけどを治してください。 うのたろうでした。
次のやけどの深さは、どのくらいの熱さのものが、どの程度の時間 接触していたかで決まります。 表皮のみの損傷です。 (日焼けは1度熱傷です。 ) 2. ヒリヒリして赤くなります。 一時的に色素沈着がありますが、数日で自然に治り、やけど跡は残りません。 表皮基底層(真皮上層)までの損傷です。 痛みが強く、赤くなり、 水ぶくれができます。 上皮化後に、 色素沈着などが起きますが、やけど跡はあまり残りません。 ただし、やけど後のケアによっては、やけど跡が残ることがあります。 真皮深層までの損傷です。 赤く腫れ、水ぶくれなどが起きますが、 痛みは軽度で、水ぶくれの下の 皮膚が白くなっています。 上皮後に瘢痕が残りやすいです。 皮膚全層の損傷です。 痛覚が失われて痛みはなく、肌の表面は壊死していることもあります。 創面は白く乾燥し、水ぶくれはできません。 やけど跡ははっきりと残り、盛り上がったり、ケロイド状に残ることもあります。 皮膚が引っ張られる感覚や、機能障害が起こる場合もあります。 KOTOの場合は、午前中にやけどをし、すぐに病院に行きましたが、 そのときには、ほとんどの場所がで、 一部にがあり、植皮が必要かもしれないと言われました。 ただし、やけどの深さはすぐには判断できないので、 明日になったら変わっているかもしれないし、あさっての 判断もまた変わってくるかもしれないとのことでした。 その日の夕方、別の病院で診てもらったときには、 ほとんどの場所がで、一部があり、 植皮は必要ないと言われました。 翌日の診察でも同様の判断でした。 深達性2度以上のやけどで皮膚移植が必要と言われたら・・・ 以上の火傷は、植皮が必要と判断されることがありますが、 もし、その医師が従来の方法で治療している医師なら、 一度、をしている医師にも診ていただくと良いかもしれません。 従来の治療法では植皮が必要と判断される場合でも、 をしている医師なら、植皮をしないで治療を続けてくれることがあるようです。
次の低温やけどとは? 低温やけどは体温より少し高めのものに長時間触れることで起こります。 カイロ・湯たんぽ・電気毛布などで起こることがあります。 低温やけどは瞬発的な痛みがなく、すぐに気づかないため、1~2週間後にやっと気づくということもあります。 しかし、やけどはその間もどんどん進行しているため、気づけば重症化しているのです。 低温やけどは深部で炎症を起こしているので表面上はひどく見えません。 しかし、見た目より重症化していることが多く、治るまでに時間がかかります。 皮膚の感覚が鈍くなっている高齢者や体が自由に動かせない乳児・糖尿病などで血液循環が悪い方・体に麻痺がある方などは注意が必要です。 低温やけどの症状と治療 軽い低温やけどの場合は、ヒリヒリする程度ですが、この時点で気づいた場合は深部での炎症まで発展していませんので、患部を冷やす程度で大丈夫です。 やけどから24時間以内と考えられます。 深部での炎症が起きて、奥の方がピリピリと痛みます。 やけどから7日から10日はこの痛みが続きます。 こうなると自宅での治療では回復しません。 水泡の管理や化膿予防などの治療が必要となりますので早めに病院へ行きましょう。 やけどを起こしてからかなりの時間が経っていると思われます。 その間に深部での炎症が進み細胞が壊死してしまっていますので回復にはかなり時間がかかります。 処置方法 やけどをするとその時からどんどん炎症が進行していきます。 そのため、 とにかく冷やすことが肝心です。 しかし低温やけどの場合は炎症に気づかずに時間が経ってしまいますので、気づいた時に冷やしても意味がありません。 まずはやけどの範囲を確認し、いつごろ何でやけどをしたのか思い出してみましょう。 それから、水泡があるか・痛みの程度を確認しましょう。 患部が白くなっていないか確認しましょう。 白くなるのは細胞が壊死しているためです。 この場合は手術が必要なこともあります。 低温やけどは皮膚の深部での炎症ですので、自宅療養では回復できないことが多いです。 気づいたらすぐ医療機関で相談しましょう。 また、やけどをすると患部に跡が残ってしまう可能性もあります。 低温やけどは、カイロや湯たんぽなど、体温より少し高温のものが肌に触れ続けることで起こります。 それは寒いところにいて気づかなかったり、眠っていて気づかないということが原因です。 カイロは直接肌に触れないようにしましょう。 肌着の上に貼ったり、ハンカチなどで包んでから持つようにしましょう。 湯たんぽや電気毛布、電気カーペットなどは寝るまでに寝床を温めるために使用し、就寝時は使用しないようにしましょう。 まとめ 冬になるとカイロや湯たんぽが手放せないという方も多いと思います。 これらの方法は、暖房のないところで仕事をしたり、冷え性で困っている方には強い味方ですね。 しかし使い方を間違うと低温やけどを起こしてしまいます。 低温やけどは「軽いやけど」というイメージがありますが、通常のやけどよりも重症化している場合が多く、回復にも時間がかかります。 低温やけどをしないよう注意し、気づいた場合は自宅で何とかしようとせず、早めに医療機関に相談しましょう。
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