コンテンツ• 澄輝さやとが退団する、ということ。 あっきーが退団することによる一番のデメリットは、 真ん中にも立ったことがあって、脇の芝居づくりをしてきた人がいなくなるってことじゃないかな。 それは今回の「オーシャンズ11」であっきーと一緒に退団する 純矢ちとせ(せーこ)や 蒼羽りく(りく)にも同じことが言える。 芸達者な上級生は凛城きらはじめ宙組にはたくさんいるので、その芸を伝えたり下級生の面倒を見たりといったことは全然心配ないと思うんだけど。 あっきーやりくといった、いわゆる「路線落ち」した生徒さんの強みは、 真ん中と脇両方の立場で舞台にたった経験があるということだと思うんですよ。 宝塚の舞台はいかにトップスターが象徴的に見えるかに重きを置いていて、それを支えているのは紛れもなくトップの周りを固めている生徒たちで。 真ん中にたった経験があるからこそ作れる空気感であったり、存在の仕方ってあると思う。 あっきーに関しては「 ベルサイユのばら~オスカル編~」の ロベスピエールを演じたときにそれをめちゃくちゃ感じたんだよね。 ちゃんとオスカルやベルナールを立てる、そして自分の役割はしっかり果たす、みたいな。 もともとルドルフって役が好きなんです、私。 エリザベートの配役発表されて、3人のキャストで役替わり公演だってわかったときに、誰のルドルフがみたいかって、なんとなくあっきー一択。 その日しかチケット狙わなかったもん。 出番は少なく、ほぼ歌と存在で見せないといけないルドルフは 潜在的にあっきーの持ってる芝居を活かせる役だったのかな。 闇が広がるのルドルフが、理想のルドルフ像過ぎて即ドボン。 王妃の館での近藤役はまだまだ早口も目立ったけど、 バレンシアの熱い花の ロドリーゴ役、ある意味 古典の芝居をやることで、セリフに惑わされることなく落ち着いて芝居ができるようになったのか、あっきーがロドリーゴそのものだった。 さらに次作 神々の土地の コンスタンチンでは持ち前の「そこにいる芝居」がうまく作用し、さらに恋人を失う場面では、 混乱の中思考力を失う様がリアルで目が離せなかった。 そして初の女役である ネフェルティティ。 女役をやることで 澄輝さやとのお芝居が完成形に近づいたなって感じた。 出番は少ないとはいえ、出ていない部分のネフェルティティ像がしっかり作り込まれているからこその、マッティワザへの想いや、王太后としての叫びが歌に乗って表現されてた。 特にソロがあった 金色の都リプライズは、王太后の人生そのものを背負った歌で、あの出番の少なさの中で歌を成立させるには、ほんとに役作りがちゃんとしていないと歌えない歌だと思うのよ。 「愛している」8回も連呼しているのにそれが全然気にならないくらい 切ない思いに感情移入できた。 そうさせられるってホントすごいことだと思う。 澄輝さやとのダンス|最高の黒燕尾 澄輝さやとの ダンスはめっちゃ誠実ってイメージ。 特に派手に踊るわけでもないし、身体能力ハンパないダンサーってわけでもないから、ともすると少し埋もれがちだけど、 とても丁寧に踊る人って感じ。 それがかえってめちゃくちゃいいのが 黒燕尾。 あっきーのダンスは黒燕尾がめちゃくちゃぴったり。 キまってる。 特に学年が上がってからの黒燕尾は最高だった。 VIVA! FESTA! の黒燕尾は絶品。 後ろ向きで立ってるだけで様になる。 規律正しく踊れることが強みになる黒燕尾はあっきーにピッタリだ。 逆に微妙に見えてしまうのが ラテン系。 ゴリゴリ押し出す力が必要なダンスはあまりに合わない。 袖がビラビラのお衣装もあのノーブルなお顔にはなかなか似合わなかったな。 その「規律」と「押し出し」が絶妙にマッチしたのが「VIVA! FESTA! 」の ソーラン節だと思います! ソーランも、一見ラテン系のように押し出しが強い生徒の方が映える感じの場面に見えるけど、日本の踊りはソーランもよさこいも、 揃える美学的なものがあるから、性質的には黒燕尾に似てると思うんだよね。 だから、ラテンやってるときに感じる違和感ではなくて、黒燕尾を見ている時のしっくり感に似た感覚で見ることができた。 しかもカッコイイ。 澄輝さやとの性格|お茶会でかいまみえるお人柄 「控え目」であることがあっきーらしい、というようなことを上級生や他の生徒からもいろんな番組で言われていたけど、それだけ 澄輝さやとは優しい人なんだろう。 あっきーの お茶会には何度か参加させていただいたことがあるけど、ほんとに優しい人なんだなって感じるし、 性格の良さがにじみ出ているお茶会だなと毎回感じる。 ただ「控え目」「押し出しが弱い」については、 内弁慶なんかなと思うこともしばしば。 だってお茶会では 自己アピールがすごいときもあるし、 ウケた話に対してはどん欲に笑いを欲しがるし、結構ギャップを感じるもんね。 それがすごく魅力的なんだけども。 かと思えば、 ファンへの気遣いも徹底している姿もあり、ほんとに「いい人」なんだろうなと感じた。 ポストカード当選者おひとりおひとりに手渡ししたいのに、会場の都合で一人目に渡してあとは一人一枚ずつ取ってもらうってなったときに、ポストカードが最後の方の手に渡るまでずっと エアー手渡しをやっていたエピソードめっちゃ好き。 いい人過ぎる。 澄輝さやとと猫|退団後のインスタは期待できるか? 最近の澄輝さやとは= ポポ様というくらい、猫飼い主キャラが定着しつつあるように思う。 ポポ様はスコティッシュフォールドの女の子。 折れ耳で少しクリームがかった三毛猫。 千葉のブリーダーのもとからやってきたらしい。 ペット飼ってるタカラジェンヌって東京公演中どうするんだ?連れていくのか??って思ってたけど、あっきーは実家に預けてるっぽいですね。 実家が近くいいね! 退団後にインスタグラムを始めるOGが多いが、あっきーがもしインスタを始めたらポポ様の写真だらけになるんだろうなと容易に想像できる…!!! 澄輝さやとの実家 そうそう、この記事を書くときに、あっきーってどんな検索のされ方してるんだろうって思って調べてみたんだけど、「澄輝さやと 実家」って出てきたのよ。 澄輝さやとの実家について知りたい方へ。 澄輝さやとの実家にはな・・・ ふくちゃんっていうアメリカンショートヘアのねこちゃんがいるんやで! かわいいやろ!!!!!! 実家が金持ちか?そんなこと知らん! おわりに 今回は、 澄輝さやとが退団する前に、あっきーの男役の芝居・歌・ダンス・お人柄についてまとめてみました。 自分はあっきーの何が好きなんかなって思ってたけど、書いてみて改めて「 あっきーの芝居が好き」なんかなって思いました。
次のPROFILE 出身地:兵庫県神戸市 身長:173cm 初舞台:2005年3月「エンター・ザ・レビュー」 好きだった役:「クラシコ・イタリアーノ」新人公演のサルヴァトーレ・フェリ、「the WILD Meets the WILD」のネッド・バントライン、「翼ある人びと」の全て、「New Wave! 焦っている時や関西弁を話す下級生と話をする時などに出るようです。 「ほないこか~」とか「めっちゃいいやん!」 とか言うのでしょうか? あわわわわ、めっちゃ聞いてみたいっっっ! 壊 Sponsored Links 澄輝さやとの本名と年齢・血液型 さらに澄輝さやとさんのプロフィールにせまってみましょう! 澄輝さやとさんの本名 澄輝さやとさんの本名 『水田亜紀』(みずたあき)さんです。 『あっきー』というニックネームは本名の『亜紀』からきているんですね。 その理由は、 宙組トップスター 真風涼帆さんの生年月日にあります。 穏やかな印象のある澄輝さんですが、ご自身のことを「とても負けず嫌いで頑固な面がある」とおっしゃっていました。 また、マイペースに物事を進めていくのがB型らしいと思っているようです。 澄輝さやとさんは高卒で入団は本当? 2019. 1986年生まれで91期生というと、 高校1年終了時に音楽学校に合格したということになります! 高卒というわけではなく高校在学中に転校した、ということですね。 澄輝さんは高校に入ってから本格的に宝塚音楽学校の受験の準備を始め、最初の受験で合格したとのことですから納得がいきます。 同じように高校1年終了時に入学した91期生に、元宙組トップ娘役さんの野々すみ花さんがいらっしゃいます。 Sponsored Links まとめ 現在の宙組で、澄輝さんは組長である寿つかささんの次に上級生なので、男役さんの中では実質的に2番目の上級生ということになります。 研究科14年とキャリアが長いので実力は十分! 澄輝さやとさんの魅力といえば、その気品溢れる舞台姿ですよね。 良い意味で若々しい役も似合い、そして上級生ならではの色気や包容力も兼ね備えています。 そのスタイリッシュさはまさに宙男! といった感じではないでしょうか。 舞台姿はもちろん、プロフィールから分かるお人柄もとても魅力的な澄輝さやとさん。
次の最後の澄輝茶に行ってきました 本日は日比谷のラスベガスから あっきーさん(澄輝さやと)のお茶会に参加してきました。 お茶会はレポ禁でしたので詳しい感想などを書くと類推できてしまうので差し控えたいと思いますが、一言だけ言うのなら、 あっきーさんは美しくて穏やかで品があって本当にすてきでした。 そんなあっきーさんのお話を聞くことができ、間近で拝見できてとても幸せな一時でした。 「オーシャンズ11」アドリブのレポ ところでお茶会の前にマチネを当日券で観劇してきました。 昨日観劇して、あまりにも楽しい舞台でどうしてもリピートしたくて朝早くから並びました。 今日のこの日のマチネを観劇して澄輝茶に行けて本当によかったです。 ホテルPARADISOに乗り込むオーシャンズに ソール/寿つかさが「おまえら、これをやってみろ」とアドリブで演技指導をするシーンです。 今日のアドリブは 「(ワゴンを押すマイム)ルームサービスです。 お待たせいたしました。 楽しいひと時を(投げキッス)」でした。 文章が多いからかやや戸惑い気味のオーシャンズにソールは「最後はこれだ(ぶちゅーと投げキッス)」と再度実演してみせ、 オーシャンズがややグダグダな感じでやった後でした。 ソールが 「フランク、おまえもう一回やってみろ」とやり直しを命じたのです。 客席はもちろんのこと舞台も大いに盛り上がってダニー/真風涼帆とラスティー/芹香斗亜が2人してにやにやしているのにフランクが「喜びすぎ!」と突っ込んでいました。 しかしそこはあっきーさん、ビシッとかっこよくソロで決めてくれました。 全員が捌けて暗転するとき大きな拍手が起きていました。 今日が最後のお茶会でファンが大勢来ているであろうあっきーさんへの計らいを見せてくれたすっしーさんに、盛り上げてくれたオーシャンズに、 そして最高にかっこよかったあっきーさんへ大きな拍手を送りました。 当日券は朝早くてちょっとしんどかったですが今日観劇できて本当によかったです。 「オーシャンズ11」は2回観劇しましたので観劇の感想はあらためて記事にするつもりです。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 ランキングに参加しています。 ポチッとしていただたらうれしいです。
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