予告編 2018年9月に他界した樹木希林が初めて出演した海外製作作品で、女優として最後の出演作となったドイツ映画。 桃井かおり出演の「フクシナ・モナムール」など、これまでにも日本を舞台にした作品を手がけてきたドイツ出身のドーリス・デリエ監督が、孤独なドイツ人男性と、男の父親と親交のあった日本人女性が、人生を取り戻すためにともに旅する姿を描いた。 ミュンヘンに暮らすカールは、酒に溺れて仕事を失い、妻は子を連れて家を出てしまう。 孤独に苦しむ彼のもとに、ある日、ユウという日本人女性が訪れてくる。 ユウは10年前に東京を訪れていたカールの父ルディと親交があり、ルディの墓と生前の家を見に来たのだという。 最初はしぶしぶユウに付き合っていたカールだったが、次第に彼女に惹かれていき、今度はユウの祖母に会うため日本へ向かうが……。 オペラ演出家、作家、教授としても活動している。 日本語ではドリス・デリエと表記されることもある。 カリフォルニア州の、ニューヨークの New School for Social Research で俳優の勉強をした後、ミュンヘンテレビ・映画大学で学ぶ。 映画作品や文学作品で多くの賞を受けている。 監督デビュー作品『心の中で』 原題、以下同:Mitten ins Herz で1985年東京映画祭の上映のため初来日、それ以後、日本での滞在を重ねている。
次のドイツ・ミュンヘンで一人暮らしをする男性カール。 酒に溺れた彼は、仕事を失い、妻は幼い娘を連れ家を出てしまった。 そんなある日、彼の元を日本人女性のユウが訪れる。 ユウは10年前に東京を訪れていたカールの父親ルディと親交があり、今は亡きルディの墓と生前の家を見に来たのだと言う。 しぶしぶ彼女に付き合うカールは、次第にユウに惹かれていく。 二人は人生を見つめなおすため、ユウの祖母に会いに日本へ向かうが…。 「命みじかし、恋せよ乙女」の解説 樹木希林の世界デビュー作であり、女優として最後の出演作となったドイツ映画。 ドイツ人監督ドーリス・デリエによる本作の主演を務めるのは、ドイツ人俳優ゴロ・オイラーと、日本人ダンサーの入月絢。 酒に溺れ人生を見失ったドイツ人男性カールと、かつて彼の父と親交があった日本人女性ユウが、人生を取り戻すために共に旅をする物語。 樹木希林は、二人が訪れる茅ヶ崎館の女将役を演じている。 KG 手軽に動画で視聴する• DVD・ブルーレイ発売情報 命みじかし、恋せよ乙女.
次の8月16日より公開される、昨年9月に亡くなった樹木希林さんの世界デビュー作であり、遺作となったドイツ映画『命みじかし、恋せよ乙女』の本編映像が公開された。 本作は、酒に溺れ人生を見失ったカールと、かつて彼の父と親交があった日本人女性ユウが、人生を取り戻すために共に旅をする物語。 ドイツ人監督ドーリス・デリエによる本作の主演は、ドイツ人俳優ゴロ・オイラーと、日本人舞踏家の入月絢が務める。 樹木さんは、カールが訪れる茅ヶ崎館の老女将役を演じている。 2018年4月にドイツで、7月6日から16日にかけて日本での撮影を実施した本作。 日本パートのロケは、主に神奈川県茅ケ崎市に実在する、有形文化財にも指定された旅館「茅ヶ崎館」で行われた。 『命みじかし、恋せよ乙女』本編映像 公開された本編映像では、老女将(樹木希林)とカール(ゴロ・オイラー)が縁側に座り、美しい庭を眺めながら互いに心を通わせる様子が映し出されており、樹木さんが声を振り絞り英語で「ロンリー? (寂しいの?)」と尋ね、オイラーの肩を優しく叩くシーンも確認できる。 デリエ監督は「私がこの老女将のキャラクターに求めていたのは、とても深いエモーショナルな知恵や知性を感じさせてくれる役者さんでした。 それを演じられる方は非常に稀有な存在で、そのうちの一人が樹木さんでしたし、キャスティングには樹木さんしか考えていませんでした。 私の夢のキャスティングでした」と語っている。 さらに、本作をいち早く鑑賞した、樹木さんの実の娘である内田也哉子、北大路欣也ら各界著名人からのコメントも寄せられた。 コメント 内田也哉子(文筆家) この映画の原題を直訳すると、「桜ともののけ」だ。 母はとりわけ、精一杯咲き、潔く散る桜を愛でた。 また、もののけとは、すべての無生物、超自然的な存在を指す言葉だという。 いささか大袈裟に言うなれば、役者という生業は、「もののけ」のようなものではないだろうか。 これ以上、しっくりくる題名の遺作は望めない、と思った。 北大路欣也 雄大な自然に放り投げられた人間、のた打ち回るも、無辺の世界で出逢ったおばあちゃんに、真実の光を見た。 キムラ緑子 鮮やかな映像と不可思議な話に惹きつけられ「生きる」ことの意味に静かに思いをはせることになりました。 片岡鶴太郎(俳優・画家) 不思議な映画である。 独特な世界観。 何が起きるのか目が離せない。 最後まで気が抜けない。 最後に 樹木希林の いのち短し。 YOU(タレント) 美しくて、切なくて、ロマンティック。 久しぶりに希林さんに逢えた。 もう少し生きますよわたしも! 立川志らく(落語家) 存在しているだけで感動する女優がこのスクリーンの中にいた。 「ゴンドラの唄」を歌う樹木希林だ。 1ch デジタル/117分/字幕翻訳:吉川美奈子 c Constantin Film Verleih GmbH/Mathias Bothor 公式サイト:.
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