公開日: 2019. 04 更新日: 2019. 04 「何卒よろしくお願いいたします」の意味や使い方、返信、「申し上げます」との違い 「何卒よろしくお願いいたします」という表現をご存知でしょうか。 この表現はビジネスシーンで使うことが多いです。 ビジネスの場では、メールで相手にお願いをしたり謝罪をすることが多々あります。 よく使われている表現ということもあって、意味や使い方は曖昧なまま使っている、意味は理解していないけど使っているという方がいるかもしれません。 使い方を間違ってしまうと、誤解を招いたり、悪い印象を与えてしまうことがあります。 正しく使うためには、意味についてきちんと知っておくことが必要です。 そこで今回は「何卒よろしくお願いいたします」の意味や使い方、類語について解説していきます。 適切に覚えて、上手く使えるようにしましょう! 「何卒よろしくお願いいたします」の読み方と意味 「何卒」の読み方は「なにとぞ」で、「どうぞ」の堅い表現 「何卒」は「 なにとぞ」と読みます。 「なにそつ」とは読まないので注意しましょう。 「何卒」は当て字です。 「なにとぞ」とひらがなで表記しても意味は同じです。 「何卒」は「どうぞ」をより堅く表現した言い回しです。 「期待する」というニュアンスが含まれていて、相手に何かを強くお願いする場合に用いる表現となります。 依頼の強調表現になります。 「何卒よろしくお願いいたします」だったら「どうぞよろしくお願いいたします」という意味になります。 「何卒」を使うことで、文章が改まった印象となるのでビジネスシーンで多用されています。 話し言葉として使うと、相手に仰々しい印象を与えてしまうので注意しましょう。 「よろしく」は依頼するときに使う言葉 「何卒よろしくお願いいたします」の「よろしく」は 希望の実現のために相手になすべき配慮を期待していう語になります。 「よろしくお願いします」「よろしく頼みます」「よろしくお伝えください」などの形で 依頼や お願いをする文章で使います。 「よろしく」「どうかよろしく」「よろしくどうぞ」「あとはよろしく」などだけでも相手に依頼するニュアンスになります。 漢字は「 宜しく」と書きます。 一般的には「よろしく」とひらがなで表記することが多いです。 「お願いいたします」は謙譲表現 「お願い」+「いたす」+「ます」で成り立っています。 「いたす」は 謙譲語の補助動詞です。 「ます」は 丁寧語です。 違う種類の敬語を二回使っても二重敬語にはなりません。 「いたします」は、一般的に相手への敬意を払い「〜します」「〜させてもらいます」「〜させていただきます」と自ら率先して相手のために何かをする、という意味合いで使います。 本動詞に付属して使用する補助動詞はひらがな表記で書くのがルールなので、「お願いいたします」の「いたします」は漢字「致します」ではなく「いたします」とひらがなで書くのが正しい表現になります。 「何卒よろしくお願いいたします」のビジネスでの使い方と例文 ビジネスメールの締めくくり ビジネスメールでは「何卒よろしくお願いいたします」は 締めくくりとして使います。 相手にただ用件を伝えるだけだと丁寧さに欠けてしまいますので、「何卒よろしくお願いいたします」と付け加えることで、相手に良い印象を与えることができます。 お礼や依頼、確認などどんな内容であっても、締めくくりに「何卒よろしくお願いいたします」を入れることによって全体的にフォーマルな印象となります。 年賀状などの手紙の締めくくりとしてよく使う表現には「何卒ご自愛ください」があります。 手紙や年賀状で「何卒よろしくお願いいたします」を使ってしまうとビジネスライクな響きが強くなってしまいますので「何卒ご自愛ください」の方が無難です。 ビジネスメールでの依頼・お願い 「何卒よろしくお願いいたします」は上記で紹介したような形式的な締めくくりとしてだけでなく、相手に具体的に依頼やお願いをするときにも使用します。 具体的に依頼内容を書く場合は、下記のような形になります。 ・〜のほど、何卒よろしくお願いいたします ・〜していただきますよう、何卒よろしくお願いいたします 「〜」の部分に依頼内容を書きます。 ・ご確認のほど、何卒よろしくお願いいたします ・ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします ・ご助力のほど、何卒よろしくお願いいたします ・ご返答のほど、何卒よろしくお願いいたします ・ご検討のほど、何卒よろしくお願いいたします などの言い回しがよく使われます。 例文 ・企画の内容についてご検討のうえ私までご連絡いただきますよう、何卒よろしくお願いいたします。 ご確認のほど、何卒よろしくお願いいたします。 ・来週の打ち合わせに関する書類をお送りいただけますか。 ご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。 ・来月行われる予定だった会議の日程が変更となりましたので、何卒ご理解いただけますようお願いいたします。 ・ご不便をおかけいたしますが、ご了承いただけますよう、何卒よろしくお願いいたします。 ・この機会にさらなる努力を重ねてまいります。 今後ともご指導のほど、何卒よろしくお願いいたします。 ・皆様のご期待に添えるよう、精一杯努力してまいります。 今後とも変わらぬお付き合いのほど、何卒よろしくお願いいたします。 ・昨年中は格別のご厚情を賜りまして厚くお礼申し上げます。 今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。 ・皆様の温かなご支援とご指導のおかげで無事計画を成功させることができました。 これからも変わらぬご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。 ビジネスメールでの謝罪・お詫び ビジネスシーンで不手際や不注意で取引先や顧客に迷惑をかけた場合、相手に謝罪・お詫びをする場面でも「何卒よろしくお願いいたします」は使用します。 よく使われている表現には、「 ご容赦くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします」があります。 「 申し訳ございません。 何卒ご容赦ください」という表現も使います。 「ご容赦ください」は「許してください、大目に見てください」の尊敬語で、比較的軽い謝罪を表現する言い回しになります。 「ご容赦ください」は比較的軽い表現なので、相手先に大きな損失を与えてしまった場合などは不適切になるので注意してください。 「ご容赦ください」の意味と使い方に関しては、下記の記事で詳しく説明していますので、興味のある方は参考にしてみてください。 言い回し ・ご容赦くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします ・ご理解くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします ・ご了承くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします ・お許しくださいますよう、何卒よろしくお願いいたします 例文 ・当方の事情により、今回の件はお断りいたします。 何卒ご理解いただけますようお願いいたします。 ・先日は大変申し訳ありませんでした。 ご容赦くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。 ・この度は多大なるご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした。 お許しくださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。 ・当イベントの日程は予告なく変更される可能性があります。 ご了承くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。 ・既にお振込みいただいてる場合でも本メールが送信されている場合がございます。 ご理解くださいますよう、何卒よろしくお願いいたします。 謝罪の「何卒よろしくお願いいたします」に対する返信 謝罪の「何卒よろしくお願いいたします」に対する返信の書き方を説明していきます。 相手にミスがあった場合でもあまり感情的にならず、健全なビジネス関係を維持するのがベストです。 下記のように返信すればよいでしょう。 株式会社サシスセソ 渡辺様 いつもお世話になっております。 株式会社タチツテトの鈴木です。 お気遣いいただき、大変恐縮です。 こちらこそ確認が不足しており、申し訳ございませんでした。 どうかお気になさらないでください。 引き続きよろしくお願いいたします。 鈴木 「何卒よろしくお願いいたします」と「何卒よろしくお願い申し上げます」の違い 「何卒よろしくお願いいたします」と「何卒よろしくお願い申し上げます」の違いについて説明していきます。 「何卒よろしくお願いいたします」と「何卒よろしくお願い申し上げます」の違いを理解するには、「お願いいたします」と「お願い申し上げます」の違いに注目しましょう。 「お願いいたします」= 動詞「お願いする」+謙譲語の補助動詞「いたす」+丁寧語「ます」 「お願い申し上げます」= 名詞「お願い」+「言う」の謙譲語「申し上げる」+丁寧語「ます」 つまり、「何卒よろしくお願いいたします」と「何卒よろしくお願い申し上げます」の違いは、 「お願いする」と「お願いを言う」に違いは何かということになります。 「お願いを言う」という表現は 「聞いてる人がいるのが前提 」である一方、「お願いする」ことは相手がいなくても実行可能なので、「お願いする」の意味である「お願いいたします」の方が動詞の意味的に謙虚だと主張する人がいます。 一方で、「お願い申し上げます」の方が日常会話での使用頻度が低いため、語感的にはかしこまったフォーマルな響きがあります。 したがって、 「お願いいたします」と「お願い申し上げます」の違いはほぼない、というのが答えになります。 ビジネスメールでどちらを使うべきか迷った場合は、「何卒よろしくお願いいたします」を使えばよいでしょう。 お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 ・大変恐縮ですが、納期の延期が可能かどうか、ご連絡いただけるよう何卒よろしくお願い申し上げます。 「どうか(よろしく)」と「どうぞ(よろしく)」の違い 「何卒」の類語に「どうか」と「どうぞ」があります。 これらの違いについても解説します。 「どうか」と「どうぞ」の違い 「どうか」と「どうぞ」は、どちらも依頼やお願いする文章で使う語ですが、微妙にニュアンスが異なります。 「どうか」は 困難なことと承知している上で、相手に丁寧にお願いすることを、 「どうぞ」は 単に丁寧に相手にお願いすること を意味します。 よって、依頼内容が実際には困難でなくとも「どうか」を使うことでより謙虚な響きになり、より丁寧な意味合いが強くなります。 「どうか」「どうぞ」をよりフォーマルにした言葉が「何卒」なので、「何卒」にも「困難なことを知った上で依頼してる」というニュアンスを含むということになります。 例文 ・プロジェクトに協力していただけるよう、どうかお願いいたします。 ・書類をご確認していただきますよう、どうかお願い申し上げます。 ・来月行われる会議についての資料を作成していただけませんか。 どうぞお願いいたします。 どうぞお許しください。 「何卒」の類語には「是非(ぜひ)」もある 「是非」は 強調を表す語です。 事情がどうあろうとも、あることを実現しよう、実現したいという強い意志や要望を表します。 親しい間柄の相手の場合は「是非」を使えます。 改まった場面以外で「何卒」を使ってしまうと、相手に大げさな印象を与えてしまうので、代わりに「是非」を使うことができます。 目上の人に対しても使えます。 ただ何度も「是非!是非!」などと言ったり、強い言い方になると強制的であると感じさせてしまいます。 「是非」は状況や相手に合わせて、使用するかどうか判断するようにしましょう。 また、「是非とも」という表現もあります。 「是非とも」も「是非」と同様に、自分の意志や意向を伝える場合や、相手に何かをお願いする場合に使います。 例文 ・皆様、是非ともアンケートのご協力をお願いいたします。 ・是非ともこの問題解決について助言をいただけたらと思います。 ・是非ともお役に立ちたいと存じていますので、何なりとお申し付けください。
次の確かに「ご確認お願いします」という言葉は、相手に「確認」することを自分のために「お願い」するという意味ですから、丁寧な表現での命令でもあります。 しかし、忙しい現代社会では、長い表現より簡潔な言葉のほうが好まれる場合もあります。 特にビジネス社会においては、たいていの人が忙しいものです。 限られた時間のなか、次々と仕事が重なって大変な時に、くだくだと長い敬語表現をするとかえってうるさがられてしまう時もあります。 特に電話や会話においては、臨機応変に表現を使い分けていくことが必要です。 メールや文書なら、相手が時間のある時にゆっくり読むことが出来るでしょうが、電話や会話は相手の貴重な時間を奪ってしまうことになります。 そう考えると相手の状況によっては、同じ意味なら「ご確認お願いします」という最低限の敬語表現でよい場合もあります。 以下の記事も、参考にしてみてください。 日頃から関わりのある人達に送る社内メールであれば、「ご確認お願いします」でもさほど問題ないでしょう。 しかし、社外へ送るメールの場合は、あまりふさわしくありません。 「ご確認お願いします」は、「ご」、「お」、「ます」という敬語が使われているにもかかわらず、助詞の「を」抜き敬語であるためバランスが悪く、敬語表現としては、やや通俗的な意味の表現となります。 「ご確認をお願いします」と、きちんと「を」を入れるか、「を」のかわりに「~のほど」を入れると、社外メールでも通用するバランスのとれた敬語になります。 「のほど」は、柔らかい表現にする意味で使われます。 「添付資料につきまして、お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどお願いします。 」のように使います。 社内で何か提出する時は、「ご確認お願いします」とメールし、社外で何か提出する時は「ご確認のほどよろしくお願いいたします」などとすると、適切な敬語表現となります。 「のほど」を使うと「確認して!」ではなく「確認いただけませんでしょうか?」という意味の柔らかい表現になり、相手に不快感をあたえません。 「ご確認お願いします」では、一方的な「お願い」をする意味にとられそうな場合は、「ご確認お願いできませんでしょうか?」という言い方も柔らかい表現となる言葉ですね。 以下の記事も、参考にしてみてください。 「ご確認お願いします」と同じくらい頻繁に使われているのが、「ご確認願います」という言葉です。 実は、「ご確認願います」という言葉は、敬語としては正しくない表現なのです。 「ご確認お願いします」も「ご確認願います」も、意味は同じですが、「ご確認お願いします」が最低限の敬語として「お…になる」という謙譲語の形になっているのに対し、「ご確認願います」は丁寧語をつけているだけの言葉です。 敬語表現としての謙譲語という形式には当てはまりせん。 ただビジネスでは正しい敬語かどうかという形式よりも、短い言葉で的確に相手へ自分の意見を伝えるほうが正解だというケースもあります。 相手が不快でなければ、この表現がNGとはならないのかなとも感じます。 以下の記事も参考にしてみてください。 「ご確認お願いします」という言葉は、職場で頻繁に耳にする言葉です。 普段あまり意識せず、「ご確認お願いします」という言葉を使っているのではないでしょうか?「ご確認お願いします」は、会社の上司や先輩、よく会う取引先やお客様との連絡にとても便利な言葉で、ついつい使ってしまう言葉ですね。 ただ、どんなメールにでも「ご確認お願いします」と連呼すると、相手が「いったい何をどう確認してほしいの?」とイライラしてしまうことにもなりかねません。 最近、特に確認の必要もない内容のメールにも、締めくくりの言葉の意味で使われていることが多いですね。 やはりきちんと確認依頼内容の時に使用すべきでしょう。
次の「何卒」の読み方と意味 ビジネスメールなどで使用される「何卒よろしくお願いいたします。 」という表現。 社内・社外ともに使用されるだけではなく、依頼をする際や謝罪、報告といったさまざまな場面で使われています。 そこで、「何卒」について一度おさらいをしていきましょう。 「何卒」は「なにとぞ」と読む 「何卒」の読み方がわからないという人は少数派かも知れませんが、目にする機会がなかった場合には間違って読んでしまうことも。 正しくは「なにとぞ」と読みますが、なかには「なにそつ」と読むと思い込んでいて恥ずかしい思いをした人もいるようです。 どのような意味で使用されるのか? 「何卒」は強く願う気持ちを表す副詞として用いられ、「どうか」や「どうぞ」といった意味を持ちます。 後ろにくる動詞を強調するため省略しても文章は成立しますが、「何卒」を付けることで文章全体がフォーマルな印象になるためビジネスシーンではよく使用されます。 「何卒」の正しい使い方 それでは次に、「何卒」が使われる場面についてみていきましょう。 メールや書面などで使われることが多い 主にビジネスメールや書面など書き言葉として使われる「何卒」。 話し言葉として使用されることもありますが、冷たく堅苦しい印象を与えることもあるため一般的には避けた方が無難でしょう。 ビジネスメールの締めくくりの挨拶として使われる「何卒よろしくお願いいたします」 定型文の一つとして記憶している人も多い「何卒よろしくお願いいたします。 」の一文。 主にビジネスメールの結びの文として用いるケースが一般的です。 用件だけでメールを終わらせてしまうと相手に不躾な印象を与えてしまいますが、この一文を加えるだけで全体がきれいにまとまりますね。 どのようなシチュエーションでも使用できるという便利さもあります。 お願いや謝罪の際に使用されることが多い 上記の定型文以外にも、相手にお願いや依頼をするとき、また謝罪の際にも「何卒」が用いられます。 許可が必要な場合や謝罪メールの結びとして「何卒ご了承くださいますよう…」や「何卒ご容赦くださいますよう…」のように使われます。 「何卒」を使った例文 実際にビジネスシーンではどのように「何卒」が使われているか、例文をご紹介します。 一般的な結び文 何卒よろしくお願いいたします。 季節柄、何卒ご自愛専一になさってください。 お願いや依頼の際に使う「何卒」 何卒ご確認いただきますようお願いいたします。 何卒ご了承ください。 何卒ご査収のほど、よろしくお願いいたします。 何卒ご協力のほどお願いいたします。 謝罪の際に使う「何卒」 何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。 何卒ご容赦のほどお願い申し上げます。 主にお願いや依頼の際に用いられますが、シーンに合わせて活用しやすいという利点があります。 例えば、返信が必要なメールの場合には「何卒」と「よろしくお願いいたします」の間に「ご返信のほど」と加えるだけで一文が出来上がります。 同様に「ご了承のほど」「ご検討のほど」などを用いることで、メールの本文に合った文を簡単に作ることが可能です。 「何卒」を使うときの注意点 「何卒」は、使用時にいくつか注意したい点があります。 多用しない さまざまな場面で使える便利な単語の「何卒」は、一つのメール上に何度も使ってしまう人もなかにはいるようです。 強調の役割を持つ単語ですので、繰り返し使用されると文全体が重くまとまりの悪いものになる可能性があります。 そのため使用する際には最小限に抑えるのがよいでしょう。 類義語と併用しない 丁寧に文章を仕上げようとするとき、「何卒」だけでは頼りなく感じてしまって「どうか」「どうぞ」を付け加えていませんか?同じ意味を表す類義語を併用すると文章がくどくなるため、ビジネスシーンでは嫌煙されがちです。 「何卒よろしくお願いします」は不自然 「何卒」という言葉自体に尊敬や謙遜の意味はありませんが、「どうか」や「どうぞ」よりも改まった印象を与えるためビジネスシーンでよく登場します。 しかし「お願いします」は丁寧語ですが相手への尊敬や謙譲の意味合いがないため、上司や取引先とのやり取りでは不自然と感じる人も。 そこで「何卒」を用いる際には「お願いいたします」または「お願い申し上げます」と組み合わせて使用した方がベターと言えるでしょう。 まとめ いかがでしたか。 ビジネスシーンでは適切に言葉を使用することはコミュニケーションを円滑に進めるうえで大切なことです。 相手に違和感を与えないためにも、この機会に普段よく使用する単語をもう一度見直してみてはいかがでしょうか。
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