五等分の花嫁 第122話(最終回)「五等分の花嫁」 感想 五等分の花嫁 最新話 感想 ネタバレ注意 ついに『五等分の花嫁』も今週で最終回です。 第1話「五等分の花嫁」で始まり、 第122話「五等分の花嫁」で締める。 本当にこれで最後なんだなと思うと、一つ一つのシーンや言葉がとてもかけがえのないものに感じられて、自然と目頭も熱くなって。 意外性のある展開も奇抜な演出も、もはや必要ありませんでした。 特別なことをせずとも、すべてが特別な思い出になる。 結婚式特有のしみじみとした余韻を感じさせつつも、その後は泣けて笑えてグッときて……最後はやっぱり "みんな一緒に"笑い合って。 どこまでも『五等分の花嫁』らしいまま、6人の青春がこうして ひとつの"完成"を迎えてくれたこと。 本当に心の底から嬉しく思い、作者の春場ねぎ先生に向けて今一度感謝の想いを表明したい心境でございます。 さぁ、泣いても笑ってもいよいよこれで最後の感想になります。 郎と五つ子たちの総決算となる珠玉の最終話。 誠心誠意振り返っていきましょう。 <関連記事>• 第122話(最終話):五等分の花嫁 物語のラストを締め括る最終回のお話は、 「披露宴における花嫁(=ちゃん)からの挨拶」と 「控室で行われていた五つ子ゲームの回答」を中心軸に据えてエピソードが構成されていました。 花嫁となったちゃんが語る 「家族」への想い。 亡き母から受け取った教えと愛が自身の中で生き続けていくことに触れ、過去と軌跡を振り返る形で "両親"への感謝を言葉にしていく。 お父さんへの感謝 零奈さんの死から目を背け、彼女が残した子供たちとも向き合えずにいたかつてのマルオ。 「家族」というテーマが根底にあった本作においてそのすれ違いは極めて重要なポイントとして描かれており、上杉郎という一人の少年を通じて歩み寄りが為されたことは今でも強く記憶に残っています。 本当の「愛」 とは血の繋がりのあるなしではなく、 その人の幸せを心から願えるかどうか、あるいはそういう間柄を築けているかどうかであり、養父マルオと五つ子たちの関係はまさしくその事実を象徴してもいるのかもしれません。 お父さんが私のお父さんになってくれてよかった という「感謝」と「愛」の言葉を今この場で紡ぐちゃんの姿に、そんなテーマ性を垣間見ることができたのではないかなと感じた次第でした。 五つ子ゲームファイナル さて。 その一方で語られるのは、 郎から五つ子たちに向けた「愛」についてです。 姉妹たちから最後の問題として提示されることになった五つ子ゲーム。 花嫁を見極めることができるかどうかを確かめる目的で行われたその問いに対し、郎はきちんと 一人一人に向けて「素直な想い」を語りその愛を示していく。 五つ子ゲーム 郎の言うとおり、この場で花嫁以外の4人がウェディングドレスを着てしまうことの是非については確かに一考の余地がある。 けれど、一生に一度の代名詞とも呼べるその衣装を着てまで彼女たちがこういう行動に出た理由はきっと、自分たちにとっても一つの 「区切り」を付けるためだった。 彼女たちとの出会いを通して彼が何を貰い、そして 彼女たちが彼との交流を通してどう成長したのか。 それを今ここで改めて語り合うために。 最後の祭りでただ一人の元に訪れて「告白」する形式を取ったことも、この結末を思えば必然だったのかなと今では思っています。 一花さんへの愛 そんな「郎の想い」は 一花さんから順に語られていくことに。 一花さんへの愛 同じ 長男長女の立場として。 妹たちを気に掛けるやさしさと思慮深さを持ち、郎にとっても本心や秘密を共有できる存在だった一花さん。 気持ちを抑えきれず後悔に涙したこともあったけれど、長女として誰よりも一歩先に進み強くあろうと振る舞う姿は本当に眩しく見えました。 彼女が郎と出会って恋をしたこと。 その軌跡が無駄になることは決してなく、彼女のこれからをより輝かせる思い出として胸に刻まれていくことを切に願っています。 二乃への愛 誰よりも自分の「気持ち」に真っ直ぐ向き合っていた次女の二乃。 そんな彼女に対して郎が語るのは、 「お前の強さはその人一倍の弱さの裏返しだ 厳しさもそれだけ大きな愛情があるからなんだろうな」という想いでした。 二乃への愛 家族想いな一面と恋愛に対して実直なスタンス。 そこには 「強さ」と「弱さ(=繊細さ)」が同居していて、その愛情の深さを当時の郎は正しく認識することができなかった。 5年の歳月が経って大人になり、二乃が示してくれていた「愛」がいかに大きなものであったのかを郎が理解したこと。 五つ子ゲームを通して二乃のことを見分けた彼だからこそそれが言葉だけのものではないとわかり、二乃がその「愛」を受け取って涙を流す。 その全てが「完璧」と形容したくなる構図で、万感胸に迫る想いでありました。 三玖への愛 郎への想いを原動力にして成長を遂げてきた三女の三玖。 そんな彼女に対しては、 「自分の不安と戦って勝ちえた結果に胸を張れ」とエールを送ることで彼はその"愛"を示します。 三玖への愛 苦手だった勉強を克服して卒業を果たしたことも、料理に興味を持って自分の店を切り盛りしていることも。 全ては三玖が自分の意志でやり遂げてきたことで、だからこそ自分を信じろと背中を押す。 未来のことは誰にもわからないし、時には不安に陥ること(郎に抱き付くシーンは家族旅行編との対比ですね)もあるけれど。 それでも未来のことに臆病にならなくていいのは、「過去」と「今」が重なり合った結果こそが「未来」だからなのだと思います。 今に全力を注いだ結果が未来になるのだから、自分がやってきたことをただ信じればいい。 笑顔で一つの「区切り」を付けていく強い三玖の姿に、一読者として勇気を貰えたような気がしています。 ちゃんへの愛 花嫁として上杉郎と一生の誓いを立てたちゃん。 彼女に対する「愛」は今更語るべくもなく、5年も前から"渾身のプロポーズ"という形でその想いはきちんと彼女の元に届けられていました。 郎らしい ゆえにここは、 「あっさり」こそが正解なのでしょうね。 正しい道も間違った道も共に手を取り合って歩き、 更に深く強固な「愛」を育んでいく2人だからこそ、これ以上の言葉をこの場で語る必要はない。 巡る季節の中でじっくりと確かめ合っていけばいい。 そんな演出がとても趣深くて、とても『五等分の花嫁』らしいなと感じました。 五月への愛 第1話の登場からもう一人の主人公としての側面を持ち、 郎とは「似た者同士」として取り上げられることが多かった末っ子の五月。 この場面においてもそんな彼女の立ち位置は健在で、かつてのように口論を繰り広げる2人の姿に懐かしさを感じた方も多かったのではないでしょうか。 五月への愛 まるで、 「喧嘩するほど仲が良い」とはこの2人のことを指した言葉なのではないかと思えてくる程に。 花嫁を絶対に見極めなくてはならない場面で「私がだけど... 」と冗談を言って見せたり、昔の口調で遠慮のない言葉を交わし合ったり。 家庭教師としての生活がスタートしたあの日に郎が初めて出会ったのも五月で、その思い出を振り返りながら お前に出会ってからだ! 俺の人生が狂い始めたのは! と郎が語る。 「悪夢」の始まりにして「夢」のような楽しい青春の日々。 そういうもの全てをひっくるめ、郎とちゃんが 「五つ子姉妹」に対する想いを各々の視点から吐露する展開。 五つ子でよかった 私は皆と五つ子の姉妹として 生まれることができて幸せでした お前たち五つ子に出会えたこと 数少ない俺の自慢だ これまでの物語に対する肯定と敬意を一言で完璧に表現している、実に見事なランディングだったなと思っています。 そして夢の向こう側へ.... という経緯で姉妹たちからの「五つ子ゲーム」に500点満点の回答を出し、名実共にちゃんの旦那さんとなった郎。 そんなタイミングで語られるのは、五年前の家族旅行における 「鐘キス」の真相についてでした。 鐘キスについて 結論から言うなれば、 「自分を見分けて欲しい」という想いゆえにちゃんは郎の元まで駆け寄って行ったのだと読めます。 自身の正体を伏せたまま近付いていることからもそれは明らかで、呼びに行こうとしたことで起こった単なる偶然というわけでは当然ない。 足を滑らせて倒れ込むようにキスまで行ってしまったのは事故だったのかもしれないけれど、そこに ちゃんなりの想い が秘められていたからこそ生じた出来事でもあったわけです。 秘められた想い 本当に上杉さんは 「自分のことを見つけてくれるのだろうか」。 そんな切実な気持ちに対する解答が五年という時を超えた今ようやくこの場で開示される。 かつてお母さんがそう言っていたようにこの世にただ一人しかいない自分は間違いなく 「特別な存在」で、それを見分けてくれる「愛」で繋がったパートナーが今は側にいてくれる。 ならば、 「過去」を象徴するリボンなんてもう必要ない。 リボンからの卒業 「初めて京都で出会った10年前の(見分けてもらえなかった)あの日」と「最後の五つ子ゲームを経て結ばれた今日という一日」。 その2つの対比を 「リボンからの卒業」という演出で締めくくってくれるとは、もう本当に完璧としかいいようがない。 完璧です。 21世紀の世を生き、『五等分の花嫁』という作品に出会うことができて本当によかった。 この後に、2人の新婚旅行に姉妹たちが付いてくるという流れのお話が語られていましたが、それもまた 『五等分の花嫁』らしさだと思っています。 生涯のパートナーとして結ばれたヒロインは一人なれど、「愛」で繋がっているのは五人とも同じ。 五等分の花嫁 どこまでも『五等分の花嫁』らしく。 五つ子たちが切磋琢磨して成長し、この先も幸せな未来を描いていく。 高校生だった頃がそうだったように、大人になって誰かが結婚しようともその関係が変わることはない。 どれだけの時間が経っても変わらない6人の絆。 そんな最高の余韻で有終の美を飾ってくれた本作に改めて感謝の言葉を伝えたいと思います。 本当にありがとうございました。 最高の物語に感謝を込めて さて。 最後になりますが少しばかり「あとがき」を。 『五等分の花嫁』が連載されていたおよそ2年半、そして僕らがこの作品と共に歩んできた幾日、幾ヶ月、幾年は、今日この日を以て終わりを迎えます。 文字通り、もうこれ以上はありません。 でも、最高の形で過去になってくれたおかげで、そのひとつひとつが本当に心から愛おしく、かけがえのない大切な思い出になりました。 はっきりと 「この気持ちを大切にしていけばいいんだ」と思えたから。 思わせてくれたからです。 無論、ゴールの先にも道はあります。 終わりをきれいに作れるということは、始まりを目の前に置けるということ。 これから先も 『五等分の花嫁』から貰ったたくさんの気持ちを大事にしながら、僕らは自分たちの日常を歩き続けます。 そしてまたいつの日か。 きっと世に出されるであろう春場ねぎ先生の次回作を読むことができたらいいなと願いつつ、最後の感想とさせていただきます。 huwahuwa014.
次の週刊少年マガジン連載「五等分の花嫁」の全話ネタバレまとめページです。 最新話も紹介しているので、五等分の花嫁の続きや結末を知りたい時は是非参考にしてください。 五等分の花嫁のネタバレまとめ 週刊少年マガジン連載「五等分の花嫁」の概要 貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。 ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!! 全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ! 中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!! 最新話のネタバレ 2日目の夜に一花はフータローにキスをする。 そして自分の気持ちはきっとまだ消えないことを確信し、フータローもまたそんな一花に振り回されてしまう。 そして、今回の話は二乃が主役。 招待したはずの中野父がなかなか来ないことにしびれを切らしたフータローは……!? 五等分の花嫁の登場人物 上杉風太郎 本作の主人公。 高校2年の男子高校生(後に3年生に進級)。 誕生日は4月15日。 常にテストで満点を取る学年主席の優等生。 鋭い三白眼と頭頂部から生えた枝分かれ状のアホ毛が特徴的。 真面目な勤勉家であるものの、独りよがりで社交性は皆無に等しい。 他者に対して高圧的な態度を取ることが多く、思ったことを口走っては中野姉妹の怒りを買うことがしばしばで父からもそのことを指摘される。 一方で、中野姉妹の悩みに真摯に向き合ったり、家族として顧みようとしない中野父に啖呵を切ったりするなど、相手を想いやる一面も持っている。 頭脳面で優秀な反面、身体能力の方はかなり低く、五姉妹で最も運動音痴な三玖と同レベルという有り様。 また、洞察力も鋭く、姉妹の悩みや個人の問題などにも気付いており、その度に解決に導いている。 信頼を得るために努力を重ねたり、ひたむきに相手と向き合うなど実際の性格は相手に寄り添える思いやりのある性格。 クラスでは友人らしき人物はおらず、なるべく人と関わらないようにしている(中野姉妹に対しても同様)。 当初は中野姉妹との間に溝があったものの上述の一面もあって現在は強い信頼と好意を向けられている。 ただし本人はあくまで家庭教師としての情しか姉妹に無いため、彼女達からの信頼や好意には戸惑い気味である。 今までに恋愛経験も無いため非常にその手の話に疎いが、初恋の相手が姉妹の中にいることは薄々気付いていた。 実は小学生の頃は不良少年だった過去があり、当時は髪も金髪に染めていた。 この頃はヤンチャなガキ大将といった感じの性格で、普通に友人もいた。 現在は更生しているが、金髪時代の写真は高校の生徒手帳に挟んで保管している。 なお、少年時代には中野姉妹と知らずに面識を持っている。 3年に進級時、中野姉妹の父親の思惑で姉妹と同じクラスになり、四葉の推薦で学級長に任命される。 -wikipediaより 中野一花 五姉妹の長女。 アシンメトリー調のショートヘアと右耳に填めたピアスが特徴。 からかい上手の小悪魔的な性格だが、面倒見のよいお姉さん気質。 長姉として日頃から妹達のことを気にかけており、同じ歳であるはずの風太郎にもお姉さんぶっては時折アドバイスを送っているものの、気遣いが行き過ぎてしまい、自分自身の気持ちを押し殺してしまいがち。 また、そんな性分に反して私生活はかなりズボラで、自室は服などが散らかっており、寝るときも基本的に半裸。 駆け出しの女優であり、学業の傍ら家族にも秘密にして細々と活動していた。 そんな折、自分の夢を知った上で応援してくれた風太郎に対し、好意を抱くようになる。 風太郎と自分達の現在の関係に居心地の良さを感じると同時に自身の恋心とのジレンマを感じていたが、四葉の言葉によって自分の気持ちに素直になる(その関係を壊したくないとも考えており、二乃とは対照的な考えである)。 3年への進級後は風太郎に積極的にアプローチしようと試みており、時に他の姉妹を蹴落としてでも風太郎に想いを伝えようとする。 -wikipediaより 中野二乃 五姉妹の次女。 姫カットに切り揃えたスーパーロングヘア(後にボブカットにしている)を、黒いリボンで結ったツーサイドアップが特徴的。 勝気でヒステリックな毒舌家だが、姉妹で最も繊細であり、姉妹を守るために風太郎を敵視したり、姉妹全員で花火大会を見ようと奮闘するなど姉妹思い。 料理好きでオシャレに気を遣うなど女子力が高く、社交的で友人も多い。 三玖曰く面食いであるとのこと。 当初は時折荒っぽい言動が目立ったが、次第に女子高生らしい口調に統一された。 五つ子の自宅に踏み込んできた風太郎を最も煙たがり、赤点を取れば家庭教師はクビということを知った後はチャンスと思うほどだったが、月日が経つにつれ態度は軟化し、彼を徐々に強く意識するようになる。 金髪に染めた風太郎の顔が好みらしいが、当初は同一人物であることを知らないまま告白までしている。 金髪のカツラを被った風太郎(通称「キンタロー」)に林間学校のときより好意を寄せていたが、後に風太郎であることを知り、動揺するも自身の気持ちを整理し、風太郎に告白する。 告白した後は風太郎に自身を生徒ではなく異性と認識させようとする。 3年進級を機に家賃を姉妹で5等分することになってからは、風太郎と一緒にいたいがためにケーキ屋「REVIVAL」でバイトを始める。 風太郎に対して積極的にアプローチしており、一花同様に他の姉妹に遠慮していないが、正々堂々とした方法で風太郎を振り向かせようと考えている。 また、風太郎のことを「フーくん」と呼ぶようになった。 -wikipediaより 中野三玖 五姉妹の三女。 右目が隠れる斜め分けのセミロングとヘッドフォンが特徴的。 口数の少ないクールな性格だが、信頼した人物にはとても素直で風太郎への好意も認めている。 そのため積極的に風太郎にアプローチしようとしているが、恋愛に関して奥手なためにあまり進展していない。 大の運動音痴で料理下手だが、他の姉妹への変装が一番得意。 成績は姉妹の中では良い方。 ゲームがきっかけで大の戦国マニアになった歴女だが、変わった趣味であることを自覚していたため他の姉妹にもずっと隠し続けてきた。 しかし、そんな自分の趣味と向き合ってくれた上、激励してくれた風太郎に好意を抱くようになる。 また、当初は感情表現に乏しくドライな面が目立ったものの、次第に口数が増え表情も豊かになっている。 五つ子の中で一番最初に風太郎に心を開いており、早い段階で好意も抱いている。 3年への進級後は、風太郎が好みだと言う「料理が上手い女性」を目指し、パン屋でバイトを始める。 -wikipediaより 中野四葉 五姉妹の四女。 ボブカットとウサギ調のリボンが特徴的。 明るく前向きな性格で、人の役に立つことを好む反面、頼み事を断りきれないお人好しでもある。 非常に無邪気で思考や趣味趣向も子供っぽい。 しかし、自分の本心を明かさなかったり、自分に自信がないなど無邪気なだけではない面もある。 身内以外には丁寧語で話す。 自他ともに認めるほど姉妹の中ではもっとも成績が悪く、風太郎からは「やる気があって頼りになるが一番の問題児」と評される。 未だに小学生の頃の下着を着用している。 運動能力が非常に高く、女子バスケ部や陸上部から助っ人を頼まれ本格的な入部を請われるほどの活躍を見せる。 姉妹の中では最初から風太郎に友好的な態度を取り続けて反発したことがないが、辛口な発言もする。 しかし時間を共にしていくことで自分の中で風太郎の存在は大きくなっていき、彼に勉強を教わりたいと想いを抱くようになる。 黒薔薇女子在籍時に落第の懸かった追試で姉妹の中で一人だけ落ちてしまい、現在の学校に転入することとなったため、他の姉妹に罪悪感を抱いていたが、風太郎から四葉にもできることがあり、他の姉妹達の力になれることを教えられてからは自分に自信を持てるようになる。 3年への進級後は清掃のアルバイトを始める。 -wikipediaより 中野五月 五姉妹の五女。 若干クセのあるロングヘアーに、頭頂部から生えたアホ毛と星柄のヘアピンが特徴的。 真面目だが要領の悪い性格で、勉強もやる気があるがうまくいかない。 誰にでも丁寧語を徹底している。 かなりの食いしん坊であり、作中でも食事シーンが多い。 大の怖がりでオバケやホラー映画が苦手。 母親の月命日である14日には欠かさず墓参りをしている。 風太郎と高校で最初に出会った姉妹であり、クラスメイトになる。 当初は自分から勉強を教えて欲しいと頼むも断られた挙げ句デリカシーのない一言を言われ、風太郎とは最悪な出会いを引きずり不仲が続いたが、次第に気を許すようになり喧嘩も少なくなっている。 後に、母と同じ教師になる夢を抱くようになる。 男性に対しては潔癖な面がある。 お菓子業界では知る人ぞ知るレビュワー「M・A・Y」としての顔も持っている。 3年への進級後は塾講師の手伝いのアルバイトを始める。 -wikipediaより 5等分の花嫁最新刊 11巻 を無料で読む方法 FODプレミアムに無料登録する FODプレミアムはフジテレビ系の動画配信サイトとして有名ですが、実はマンガを無料で読むにもピッタリのサイトです。 というのも、1ヶ月の無料お試し期間の間に3回ポイントを貰える機会があって、登録時のものと合わせると合計1300ポイント(マンガ4巻分)も無料でもらえることになります。 それを使えば五等分の花嫁を合計4巻分読むことができます。 11巻だけじゃなくあと3冊分読める! FODプレミアムでは、マンガは約400ポイントで購入できます。 完全に無料なので有効に活用しちゃいましょう!.
次の漫画『五等分の花嫁』コミックス最終14巻と『なれの果ての僕ら』第1巻が17日に発売される。 それを記念して15日発売の『週刊少年マガジン』(講談社)20号にて、『五等分の花嫁』春場ねぎ氏と『なれの果ての僕ら』内海八重氏、両作者の特別対談が掲載された。 2人の出会いについて春場氏は「『煉獄のカルマ』(原作:廣瀬俊)の連載がはじまるとき、編集部の紹介で内海さんにアシスタントとして入ってもらったんです。 『怖い人だったらどうしよう…』と思いながら電話をかけたら、聞こえてきた声が想像よりもか細く、『あ、怖い人ではなさそう。 良かった』と」と笑いながら説明。 内海氏も「初耳です(笑)。 私もちょうど週マガで連載していた『新海綴の読解録』(八海薫名義)が終わり、もう一度漫画を学び直そうと思っていた時期だったので、春場さんから アシスタントのお誘いがあった時はうれしかったです」と振り返った。 2月に完結した『五等分の花嫁』は、貧乏生活を送る主人公の男子高校生・風太郎が、あるきっかけで落第寸前の個性豊かな五つ子のヒロインたち(一花、二乃、三玖、四葉、五月)の家庭教師となり、彼女たちを無事卒業まで導くべく奮闘するラブコメディー。 五つ子のうちの一人と結婚を控えた主人公が、高校時代を回想する形で描かれており、「五つ子の誰と結婚するのか?」が見どころとなっていた。 テレビアニメ化もされた人気作品の制作苦労について春場氏は「物語の結末を描いた上で、読者の予想を裏切るのってすごく難しいですよね。 例えば『五等分の花嫁』で『実は6人目がいました』なんて展開は読者をガッカリさせちゃったと思う」と語る。 読者を驚かす工夫は「2パターンの方法を考えていました。 唐突な展開を持ってきて読者を驚かせるパターンと、事前に伏線を張っておくパターンです」と明かし、「前者で言えば、生徒手帳に挟んだ写真から、風太郎が5年前の修学旅行で、すでに五つ子の誰かと会っていたことが判明した時などですね。 後者で言えば、零奈の正体が四つ葉であることの伏線として、風太郎が零奈とボートに乗る回で、零奈が去った後すぐにランニング中の四葉と出会うなどの演出をしています。 こうしておけば、真相が分かった時に『あの時のアレが伏線だったのか!』と読者が驚いてくれるかな、と思って」と伝えた。 これを聞いて内海氏は「『五等分の花嫁』って、特に読者の方から『誰と結ばれるのか』多くの予測を立てられた作品だと思うのですが」と質問すると、春場氏は「そうですね。 連載当時はいろんな予測が飛び交っていました。 予測してもらう喜びというのもありますよね。 自分が誘導したい方向に読者が予測を立ててくれるとうれしいし、その後の展開もやりやすかった。 一番努力したのは、たとえ予測とは違っても、『この展開も良いよね』と読者に思ってもらえるような話を作ることです」と打ち明けた。
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