こんにちは! みんなのネズミ駆除屋さんの作業員、中村です。 家にいるネズミを「自分で駆除しよう」と思った時、皆さんがまず考えるのは、こんなことではないでしょうか? 「ネズミ退治に効く道具はどれ? ほんとに効果あるの?」 バルサン、超音波、殺鼠剤(毒エサ)、粘着シート、ネズミ捕りカゴ…。 ネズミ駆除グッズは、たくさんあります。 だからこそ、 どれを使えばいいのかわからず、悩む人が多いのではないでしょうか。 そしてもうひとつ、 自分で駆除する時の悩みと言えば… 「なんとか駆除できたー! と思ったら、またネズミが出てきた…もうイヤだ…」 「せっかくお金をだして買った道具なのに、効果がなかった…!」 これですよね。 (私たちも毎日のように、このような相談のお電話をいただいております) 私はこれまでに、駆除グッズを使おうと考えている人や、実際に使った人と、たくさんお話させていただきました。 それでわかったのは、 駆除グッズの使い方やリスクを知らない人が意外なほど多い、という事実です。 そのためこの記事では、駆除グッズを使おうと考えている人や、実際に使ったけど効果がなくて困っている人に向けて、ネズミ駆除グッズを 効果的に使うコツ、知らないと損をするリスクなどを紹介しています。 「できるだけ安くすませたい」 「使い方がカンタンなものがいい」 「結局のところ、どれがいいのよ? 効果はあるの?」 こんなニーズや不安に答えていきますので、ぜひご覧になってみてください。 それではいきましょう! ネズミ駆除のプロが、すぐに駆けつけて解決します。 バルサンなど煙でいぶしたり、においで追い払う系のグッズは忌避剤(きひざい)と言って、追い出すためのアイテム。 巣が残っていたり、ネズミにとって居心地のいい環境だと、一度出て行ってもうまくいかないかもしれません。 人や家具に悪い影響がある!アレルギー体質の人は要注意 ネズミの嫌いな成分をふくんだ煙(けむり)を、室内にまく道具です。 害虫駆除の燻煙剤は、「バルサン」が有名ですよね。 燻煙材の成分は、人体や機械に悪影響を及ぼすことがあります。 そのため、安全のための準備が必要です。 パソコン、ゲーム機、オーディオなどのAV機器をシートで覆う• 食器や食料品などを保護する• アレルギー体質の人、皮膚が敏感な人は避ける• ペットや植物は屋外に出す• 火災報知器をビニールなどで覆う この「準備」が、けっこうたいへんです。 しかも 使用後2時間ほどは、煙を十分に行き渡らせるため、換気できません。 それだけ手間をかけても、退治できる可能性は高いとは言えないので、私はオススメしません。 超音波って、実際どうなの? ネズミが嫌がる音をだして、ネズミを追い出すグッズ。 ニオイも気にならず、ネズミの死骸を処理する必要もないので、近年人気が出ています。 使った当日はネズミの足音が聞こえなくなり「お、いなくなったかも!」と思ったのですが、翌日また足音が…。 その後しばらく使っていましたが、ネズミの気配はそのままでした。 超音波系の商品は、効果を感じられるケースもありますが、 「数日後にまた戻ってきた」 「全然効果が感じられなかった…」 というケースも多くあります。 また、人間の耳には聞こえないと表記があっても、実際に使ってみないと分からないことも。 「最初は効くけど戻ってくる」事例が多数 「 置いたらいなくなったけど、1週間後にまた出てきた」 超音波でいちばん多い相談が、コレなんです。 つまり、 最初は効くけれど、そのうちネズミが超音波に慣れてしまうんですね。 例えば 人間も、最初は大声で注意されると、ビックリして「怖い…!」と思いますよね。 でも、その大声が毎日続く環境にいれば、、1週間もすれば慣れるのではないでしょうか。 また、超音波は、遠ざかるほど弱くなるのはもちろん、 「陰の部分」「反射した場合」では弱くなります。 距離や角度を計算し、戦略的にしかける必要があります。 しかし、ネズミが超音波に慣れてしまえば、そんな努力もすべて水の泡…になってしまうのです。 また、私の経験上、「コンセントにさして1台設置すればOK」「周波数が変わる商品であれば効く」ということもありません。 ちなみに過去には「効果がない」として 公正取引委員会から排除命令が出された商品があります。 いまでも類似商品が出回っていますので、商品選びは十分にご注意ください。 もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。 粘着シートって、実際どうなの? ねずみ捕りといえば、ねずみホイホイなど、この粘着シートを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 比較的安価で手に入るので、試しやすいグッズです。 良いところ• 1枚数百円からと安価• 置くだけでOK• ネズミに寄生しているダニやノミも同時に処理できる 悪いところ• 捕獲したネズミは自分で処分する• かかる時間 セットするのに時間はかかりませんが、ネズミの通り道にセットしないと意味がありません。 ネズミがいる場所を探すのに時間がかかるかも。 大判タイプもあるので、置きたいスペースに合わせて選ぶといいですよ。 また、水に強い防水タイプもあります。 防水タイプは粘着力が強めのものが多いので「確実に捕獲したい!」という場合は、防水タイプの粘着シートがオススメです。 未開封のプロテインネズミに喰われてムカついたから Amazonで粘着シート買ったら 3時間ぐらいでもう取れた🤮— ぶりぶり Buriburi0119 ネズミ捕りグッズの中で一番種類が多いので、「どれを買ったらいい?」と迷う場合は【】を参考にしてみてくださいね。 捕まえてもネズミがいなくならない…? 粘着シートは、安全性が高く、処理もしやすいのがメリットです。 しかし、問題があります。 警戒心の弱い子ネズミばかりかかって、肝心の親ネズミが捕まらない、 という事例が多いのです。 粘着シートに関しては、私の経験上、 間違った場所に置いている人が多いです。 たとえ ラットサインや侵入口を見つけても、 その周りに置いただけでは捕獲できません。 1匹2匹なら捕まえられても、プロでないと、 家にいるネズミを残らず捕まえるのは難しいでしょう。 もし自分でしかける場合は、最低限、以下の項目に注意してみてください。 シートを多めに、 隙間なく敷きつめる• 粘着シートの下や周りに 新聞紙を敷く• ネズミに エサを与えない まっすぐキレイに並べるのではなく、 粘着シートの縁やシート間のスキマなどをなくすことが大切です。 また、被害の多い クマネズミの足の肉球はホコリや汚れがつきやすく、粘着物質が足にくっつきにくい特徴があります。 「シートの上に足あとだけ残っている」場合は、これが原因です。 しっかりと捕獲するために、 新聞紙を敷いてその足の汚れを取り、シートにくっつきやすくしましょう。 ネズミを空腹にして弱らせると、捕まえやすい ネズミは 大食いで飢えやすい生き物です。 そもそもネズミが人の家に住みつく最大の理由は「エサ」ですから。 ネズミはなんでも食べるので、家の中の食料は、密閉容器に入れたり、ネズミに食べられないように保管します。 そして ネズミを空腹にして弱らせて、粘着シートにもひっかかりやすくします。 ぜひ、以下の2つの策を実行してください!• ネズミの手の届く範囲から食料をなくす。 (仏壇のお供え物なども含めて)• 密閉容器や密封性の高い戸棚などに保管する。 スプレー型の忌避剤って、実際どうなの? 殺虫剤と同じように使えて手軽な、スプレータイプ。 殺鼠剤(さっそざい)とは異なり、忌避剤(きひざい)なので、ネズミを寄せ付けない効果が期待できます。 商品の性能からも、これだけでネズミはいなくならないと考えた方がいいです。 粘着シートや、他のねずみ捕りグッズと併用するといいかもしれません。 効果が短いのでこまめに使う必要あり ネズミが嫌う成分が入ったスプレーです。 ワサビやハーブなどの植物の原料や、辛味成分のカプサイシンなど、商品によって成分は変わります。 ただし、 効果は短いもので12時間、長いもので1ヶ月ほど。 効果が切れる前に、ネズミの通り道などに、こまめにふきかける必要があります。 注意点としては、ニオイが数日間家に残る可能性があること。 安全性の高い天然成分のみのスプレーもあります。 木酢液なども、この部類に入ります。 ネズミ捕り器って、実際どうなの? エサでおびきよせカゴで捕獲するタイプ、バネ式のタイプなど様々な種類があります。 現在はカゴに限らず、色々なタイプの捕獲器が出ています。 ただ、1匹ずつコツコツつかまえる必要があるので、10匹捕まえた!でもネズミの子供が50匹増えた! なんてことになりそう…。 使用する場合は、数個いっぺんに仕掛けた方が効率がいいかもしれません。 死体の処理がたいへん…効率も悪い ネズミ捕獲器は、 死体の片付けが大変!これにつきます。 捕獲器には大きく2種類あります。 板の上のエサをネズミがかじると、バネで頭部を挟む仕組みのバネ式。 ネズミを箱やカゴの中に誘い出して捕獲するハコ型。 どちらも数百円から数千円で買えるものが多く、コスト的にも安価です。 しかし、バネ式も箱型も、 ネズミの死体の処理というキツイ作業があります。 また、1匹1匹を辛抱強く捕獲する道具なので、効率は悪いです。 警戒心の強いネズミがひっかかる可能性は、決して高くありません。 殺鼠剤(毒エサ)って、実際どうなの? 殺鼠剤(さっそざい)は、その名の通りネズミを駆除するための毒エサです。 ネズミにとって毒となる成分を含んでおり、即効性のあるものから、ゆっくり効くものまで様々です。 食べられていましたが、ネズミの気配は無くなりませんでした。 即効性の毒エサだと、家の中で死んでしまう可能性もあります。 このタイプは遅効性の毒エサなので、効くまでに時間がかかりますが、毒エサだけ取られているので、毒に強いスーパーラットが住み着いてしまったのかもしれません。 そうなると、殺鼠剤での駆除はなかなか難しくなります。 手軽だけど、ただ置くだけではダメ ネズミにエサと思わせて食べさせる、毒入りの薬剤です。 毒エサは、市販されていて手軽に使えるので人気。 でも、ただ置くだけでは失敗する可能性が高いグッズなんです。 クマネズミが進化したスーパーラットは、 頭がよく生命力も強いです。 なので、毒エサをなかなか食べてくれません。 ラットサインというネズミの行動のしるしをしっかり見て、 効果の高い場所に置く必要があります。 さらに、ネズミが食べたくなるような、 食欲をそそる物質を毒エサに振りかけて、食べてもらう工夫も必須です。 正直、殺鼠剤で効果を上げるためには、ネズミに関する知識や経験がカギになります。 猫などネズミの天敵って、実際どうなの? 「猫はネズミをとってくる」とよく聞きますよね。 猫に限らず、ネズミの天敵を飼育すると、ネズミ被害は減るのでしょうか? 良いところ• 動物を飼うだけでOK 悪いところ• ネズミを食べた猫や生物が病気になるかも 値段の相場 新たにペットを買う以外は無料 かかる時間 猫の気分次第 その他のスペック 生き物を飼うということは、その命に責任が生じます。 毎日のエサ代やトイレなど、消耗品となるペット用品の購入がつきものです。 とはいえ、ネズミは猫を天敵と認識していて、猫の鳴き声を恐れるので、少なからずネズミを予防する働きが期待できるでしょう。 ちなみに、猫の他には イタチ、 フクロウや タカなどの大型の鳥も天敵として知られています。 粘着シートどれがいい?おすすめメーカーベスト5 ねずみホイホイなど、ネズミ用の粘着シート。 「くっつかないっていう口コミを見るけど、ホント?」 「ネズミにも油分があるなら、粘着シート意味あるの!?」 そんな疑問にお答えするため、スタッフが検証! 購入しやすい商品、メーカーのうち、どれが一番粘着力が強いか、実験しました。 調べたポイント• 粘着力 どの程度のベタベタ感か、実際にさわって確かめました。 油耐性 ネズミの毛には、油分やタンパク汚れ、ホコリが付着しています。 ネズミのぬいぐるみに油を塗って、どの程度捕まえる力があるか、実験しました。 Amazonなど身近で手に入る粘着シートをリストアップしていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。 それでは参りましょう! 1位:TOZAX 高性能ネズミ捕りシート まったくと言っていいほどくっつかず…。 つるりと逃げ出してしまえそうです。 粘着剤の柔らかいものは、大きなドブネズミだと逃げ出せてしまうかもしれませんので、自分の家のネズミがどんな種類かを確認してから、購入することをオススメします。 枚数が必要になることも多いので、価格と相談しながら、自分に合った粘着シートを選んでくださいね! 駆除より大事なのは、侵入口の封鎖です 配管・配線まわりのスキマを埋める時に使えます。 カプサイシン(唐辛子の辛味成分)などネネズミが嫌う成分を含んだものが効果が高いでしょう。 ネズミに 不快感を与えられるので、忌避剤としても使えます。 また、「燃えにくい」「渇きにくい」「耐寒性・耐熱性がある」というのも魅力です。 ネズミ駆除のプロが、すぐに駆けつけて解決します。 自分でネズミを駆除する時の注意点 最後に改めて、ネズミを自分で駆除する場合に注意していただきたい点です。 病原菌への感染に注意!手袋の装着や消毒をしっかり。 子どもやペットが殺鼠剤を誤飲しないように注意。 燻煙剤は、パソコンなど電子機器や家具を保護! 駆除グッズを買っても効果がなければ、購入費用自体が無駄になってしまいます。 それだけならまだいいですが、家財の損失や健康被害で、治療や修復に費用がかかると、本末転倒になってしまいます。 ネズミの駆除を行う前に、しっかり確認・注意してから使いましょう。 駆除グッズを使いこなす自信がない/使って効果がなかった場合は… 「駆除グッズを上手く、安全に使いこなす自信がない」 「駆除グッズを一度使ってみたけど、まだネズミが家にいる」 もし、このようなお悩みをお持ちの場合は、ネズミ駆除の専門家に相談してみるとよいかもしれません。 自分でネズミを駆除することも、もちろんムリではありません。 ただ、できるだけ安全に、そして確実に、リスクを少なく駆除をしたい場合は、ネズミ駆除の専門業者に依頼をするのが、いちばん効率がよくて安心できると思います。 費用はかかりますが、駆除から侵入口の封鎖まで、すべて業者の方で行ってくれます。 いちばん難しいのが侵入口の封鎖ですが、経験・実績の多い業者であればしっかり封鎖してくれます。 病原菌やダニの消毒も、安全性が証明された専用の薬剤でやってもらったほうが、安心ですよね。 みんなのネズミ駆除屋さんは、無料で相談や現地調査を行っています。 どんな小さなことでもかまいませんので、まずはお気軽にご連絡ください。
次のネズミ駆除グッズのひとつに「超音波ネズミ駆除器」があります。 コンセントに差し込むだけで、ネズミを追い出すことができるという手軽さから、ホームセンターやインターネットで多くの商品が販売されています。 ただ、商品のレビューを見ると、「効果があった!」と喜びの声をあげている人がいたり、「全く効果がなかった!」と嘆きの声をあげている人がいたりと、 評価が割れているものがほとんどです。 いったいどちらの意見が正しいのでしょうか? (中立的な立場での批評を装ったり、当の商品と直接の利害関係がないファンの感想を装ったりして行われるステルスマーケティングの可能性がある口コミも中にはありますが…) 本当に超音波ネズミ駆除器は効果があるのでしょうか? 今回はこの 意見が分かれている「超音波ネズミ駆除器」について、効果はあるのかどうか検証してみたいと思います。 超音波ネズミ駆除器の効果とは ネズミ駆除のための超音波ネズミ駆除器はどんなことをしているのか簡単に説明しますと、 人間には聞こえない音(超音波)を大音量で発生させてネズミが嫌がる環境を作り、家から追い出すという仕組みになっています。 100デシベル以上の大きな音を発生させています。 ちなみに100デシベルはどのくらいの音なのでしょうか? 身近で聞いている音の大きさを表にまとめてみました。 20デシベル 木の葉のふれあう音、砂時計の砂の音 30デシベル 郊外の深夜 40デシベル 図書館 60デシベル 普通の会話 80デシベル 電車の車内 100デシベル 電車が通るときのガード下 120デシベル 離着陸中の飛行機のエンジン近く たしかに、 電車の通過音や飛行機のエンジンのようなうるさい音がずっと鳴り響いているような場所には居たくないですよね。 超音波ネズミ駆除器のメリット 駆除のやり方は多種多様ですが、より効率よくやるためには「どの点に優れているのか(メリット)」「どの点が苦手なのか(デメリット)」をしっかり理解する必要があります。 まずは、超音波ネズミ駆除器ならではのメリットを説明します。 薬剤を使わないので安心安全 一番のメリットは殺鼠剤などの 薬剤を使わないことです。 小さいお子さんがいる家、ペットを飼っている家は、あやまって殺鼠剤を口にしてしまう危険性がありますから、注意しながら使用しないといけません。 それに比べ、超音波ネズミ駆除器は超音波を発生するだけなので、安心して使用することができます。 ネズミの後処理をする必要がない 粘着シートや捕獲器、殺鼠剤を使用すると、必ずつきまとってくる問題は 「ネズミの後処理」です。 粘着シートにひっついて取れなくなってしまったネズミの悲痛な鳴き声と後処理• 毒エサを食べて死んでしまったネズミの処理• 捕獲器に入ったネズミを水に沈める?or山に逃がす? など、捕獲したあとにもやりたくない作業が発生してしまいます。 その点、超音波ネズミ駆除器はネズミを殺すのではなく、家から追い出すものなので、上記のことを心配する必要がありません。 自分で駆除しようと思った人が「超音波ネズミ駆除器」を試してみたくなるのも無理はないですよね。 設置するだけで半永久的に使える 粘着シートや捕獲器は、罠にかかれば取り替える必要があります。 そのまま放置してしまうとそこで ネズミが死んでしまい、腐敗して、腐臭やウジなどの二次被害が発生するからです。 ネズミに寄生しているイエダニは、寄生しているネズミが死ぬと、新たな寄生主を求めて人を吸血することがあります。 腹部や太ももから吸血されることが多く、それが原因で皮膚炎を発症しますので、設置した後も監視をする必要があります。 それに比べ、超音波ネズミ駆除器は取り替える必要がありませんので、そのまま使用し続けることができます。 ペットや人間に影響はないのか? 発生させているのが、聞き取ることができない超音波なので、人間やペットに影響がないだろうか心配になりますよね。 ネズミに近い、ハムスターやチンチラなどのげっ歯類には多かれ少なかれ影響がありますので、購入はさけたほうがよいです。 人間は20~20,000hz程度、犬は40~65,000hz程度、イルカは150~150,000hz程度聞こえると言われています。 ネズミ用の超音波ネズミ駆除器の使用周波数は「20,000~50,000hz」ですから、犬、猫、鳥に影響がでる周波数レベルは50,000hz以上にかぶっていませんので問題はないと思います。 ただし、 個体差がありますので、落ち着きがなくなったり、いつもと違う症状が出てきたら、使用しないほうがいいでしょう。 まれに他人には聞こえてない音が自分には聞こえるといったかたもいらっしゃいますが、人によって聞き取れる周波数の違いが原因だと思われます。 発生器によっては「カチ カチ」と機械の作動音を発するものもあり、それが気になって眠れなくなったという人もいらっしゃいますので、 口コミやレビューで動作音が聞こえるのかどうかしっかり確認したほうがいいでしょう。 ちなみに人間の場合は、歳を重ねるごとに聞こえる周波数はどんどん狭くなっていきます。 歳をとると低音や高音が聞き取りづらくなるのはそのせいです。 アプリでどのくらいの周波数まで聞き取ることができるのかをテストできるものがありますので、気になる方はテストしてみてはいかがでしょうか? 耳年齢チェック!iPhone版 聴力検査 Android版 超音波ネズミ駆除器のデメリット 罠にかかったネズミの処理をしなくてもいい!コンセントに差すだけでOK!といい事づくしのメリットをお話しましたが、超音波ネズミ駆除器のデメリットはもちろん存在します。 ネズミが音に慣れて戻ってくる可能性がある ネズミは非常に順応性の高い動物なので、多少嫌なことをされても、自分に害を及ぼさないと分かればすぐに戻ってきます。 1つの周波数しか発生できないものは、最初は効果があって追い出すことができますが、そのうちその音に慣れてしまうので、戻ってくる可能性が非常に高いです。 そのため、最近では複数の周波数を発生する機器も登場しております。 手動で切り替えるもの、自動で切り替わるものとありますので、確認して購入しましょう。 効果が得られない場合がある ネズミにも個体差があります。 ネズミが嫌がる周波数でないものを発生させていたら、もちろん効果は期待できませんよね? 効果があった!という人と、そうでない人の違いはそこにあるのかもしれません。 こればかりは相性の問題ですからどうすることもできません。 ネズミの行動を知った上で設置していないと意味がない 同じ商品でも効果があったりなかったりする原因の もう一つの理由は「設置の仕方」にあります。 機器をコンセントにさせば、ネズミがいなくなると勘違いされている方がいらっしゃいますが、 ネズミに超音波が直接あたるように設置をしなければ意味がありません。 どのようにネズミが活動をしているのかを把握しなければ、十分な効果を得ることはできないでしょう。 一つで家全体を守ることができると謳っている商品もありますが、超音波は壁に反射すると効果が薄れてしまいますので、必ずしもそうとは限らないことを理解しておきましょう。 どのように超音波が伝わり、どの部分がカバー出来ていないか把握することが難しいので、 想像以上に難易度の高い駆除グッズだと言えます。 カバーできていない場所が存在すれば、ネズミはその場所を居住地にする可能性がありますので注意が必要です。 まとめ 今回は超音波発生機器のメリット・デメリットについてお話させていただきました。 コンセントにつなげるだけで、ネズミの嫌がる超音波を発生させることができる駆除グッズなだけに、お手軽感満載ではありますが、 とりあえず設置したらネズミがいなくなるというわけではありません。 より効果を出すためには、ネズミがどのように出入りしているのかを把握する必要がありますし、行動範囲をカバーするために複数装置を用意する必要があります。 また、商品によっては便乗で作られた粗悪品や、ネズミの「慣れ」に対応できないもの(単一の超音波しか出せない)もありますので、しっかり商品を見定めなければなりません。 「超音波ネズミ駆除器を使ってみたけど、ネズミがいなくならない」 とお悩みの方は、 まずはネズミがどのルートを使って移動しているのか、どこから部屋に入ってきているのか調べてみましょう。 ネズミの行動にあわせてどうすれば侵入を阻止することができるのかを考える必要があります。 すぐには効果が現れるものでもありませんので、最低でも1週間はどうなるのか様子をみておきましょう。 それでも効果が現れない場合は、粘着シートや殺鼠剤など、駆除を目的としたグッズを試してみてはいかがでしょうか?.
次のネズミ駆除グッズのひとつに「超音波ネズミ駆除器」があります。 コンセントに差し込むだけで、ネズミを追い出すことができるという手軽さから、ホームセンターやインターネットで多くの商品が販売されています。 ただ、商品のレビューを見ると、「効果があった!」と喜びの声をあげている人がいたり、「全く効果がなかった!」と嘆きの声をあげている人がいたりと、 評価が割れているものがほとんどです。 いったいどちらの意見が正しいのでしょうか? (中立的な立場での批評を装ったり、当の商品と直接の利害関係がないファンの感想を装ったりして行われるステルスマーケティングの可能性がある口コミも中にはありますが…) 本当に超音波ネズミ駆除器は効果があるのでしょうか? 今回はこの 意見が分かれている「超音波ネズミ駆除器」について、効果はあるのかどうか検証してみたいと思います。 超音波ネズミ駆除器の効果とは ネズミ駆除のための超音波ネズミ駆除器はどんなことをしているのか簡単に説明しますと、 人間には聞こえない音(超音波)を大音量で発生させてネズミが嫌がる環境を作り、家から追い出すという仕組みになっています。 100デシベル以上の大きな音を発生させています。 ちなみに100デシベルはどのくらいの音なのでしょうか? 身近で聞いている音の大きさを表にまとめてみました。 20デシベル 木の葉のふれあう音、砂時計の砂の音 30デシベル 郊外の深夜 40デシベル 図書館 60デシベル 普通の会話 80デシベル 電車の車内 100デシベル 電車が通るときのガード下 120デシベル 離着陸中の飛行機のエンジン近く たしかに、 電車の通過音や飛行機のエンジンのようなうるさい音がずっと鳴り響いているような場所には居たくないですよね。 超音波ネズミ駆除器のメリット 駆除のやり方は多種多様ですが、より効率よくやるためには「どの点に優れているのか(メリット)」「どの点が苦手なのか(デメリット)」をしっかり理解する必要があります。 まずは、超音波ネズミ駆除器ならではのメリットを説明します。 薬剤を使わないので安心安全 一番のメリットは殺鼠剤などの 薬剤を使わないことです。 小さいお子さんがいる家、ペットを飼っている家は、あやまって殺鼠剤を口にしてしまう危険性がありますから、注意しながら使用しないといけません。 それに比べ、超音波ネズミ駆除器は超音波を発生するだけなので、安心して使用することができます。 ネズミの後処理をする必要がない 粘着シートや捕獲器、殺鼠剤を使用すると、必ずつきまとってくる問題は 「ネズミの後処理」です。 粘着シートにひっついて取れなくなってしまったネズミの悲痛な鳴き声と後処理• 毒エサを食べて死んでしまったネズミの処理• 捕獲器に入ったネズミを水に沈める?or山に逃がす? など、捕獲したあとにもやりたくない作業が発生してしまいます。 その点、超音波ネズミ駆除器はネズミを殺すのではなく、家から追い出すものなので、上記のことを心配する必要がありません。 自分で駆除しようと思った人が「超音波ネズミ駆除器」を試してみたくなるのも無理はないですよね。 設置するだけで半永久的に使える 粘着シートや捕獲器は、罠にかかれば取り替える必要があります。 そのまま放置してしまうとそこで ネズミが死んでしまい、腐敗して、腐臭やウジなどの二次被害が発生するからです。 ネズミに寄生しているイエダニは、寄生しているネズミが死ぬと、新たな寄生主を求めて人を吸血することがあります。 腹部や太ももから吸血されることが多く、それが原因で皮膚炎を発症しますので、設置した後も監視をする必要があります。 それに比べ、超音波ネズミ駆除器は取り替える必要がありませんので、そのまま使用し続けることができます。 ペットや人間に影響はないのか? 発生させているのが、聞き取ることができない超音波なので、人間やペットに影響がないだろうか心配になりますよね。 ネズミに近い、ハムスターやチンチラなどのげっ歯類には多かれ少なかれ影響がありますので、購入はさけたほうがよいです。 人間は20~20,000hz程度、犬は40~65,000hz程度、イルカは150~150,000hz程度聞こえると言われています。 ネズミ用の超音波ネズミ駆除器の使用周波数は「20,000~50,000hz」ですから、犬、猫、鳥に影響がでる周波数レベルは50,000hz以上にかぶっていませんので問題はないと思います。 ただし、 個体差がありますので、落ち着きがなくなったり、いつもと違う症状が出てきたら、使用しないほうがいいでしょう。 まれに他人には聞こえてない音が自分には聞こえるといったかたもいらっしゃいますが、人によって聞き取れる周波数の違いが原因だと思われます。 発生器によっては「カチ カチ」と機械の作動音を発するものもあり、それが気になって眠れなくなったという人もいらっしゃいますので、 口コミやレビューで動作音が聞こえるのかどうかしっかり確認したほうがいいでしょう。 ちなみに人間の場合は、歳を重ねるごとに聞こえる周波数はどんどん狭くなっていきます。 歳をとると低音や高音が聞き取りづらくなるのはそのせいです。 アプリでどのくらいの周波数まで聞き取ることができるのかをテストできるものがありますので、気になる方はテストしてみてはいかがでしょうか? 耳年齢チェック!iPhone版 聴力検査 Android版 超音波ネズミ駆除器のデメリット 罠にかかったネズミの処理をしなくてもいい!コンセントに差すだけでOK!といい事づくしのメリットをお話しましたが、超音波ネズミ駆除器のデメリットはもちろん存在します。 ネズミが音に慣れて戻ってくる可能性がある ネズミは非常に順応性の高い動物なので、多少嫌なことをされても、自分に害を及ぼさないと分かればすぐに戻ってきます。 1つの周波数しか発生できないものは、最初は効果があって追い出すことができますが、そのうちその音に慣れてしまうので、戻ってくる可能性が非常に高いです。 そのため、最近では複数の周波数を発生する機器も登場しております。 手動で切り替えるもの、自動で切り替わるものとありますので、確認して購入しましょう。 効果が得られない場合がある ネズミにも個体差があります。 ネズミが嫌がる周波数でないものを発生させていたら、もちろん効果は期待できませんよね? 効果があった!という人と、そうでない人の違いはそこにあるのかもしれません。 こればかりは相性の問題ですからどうすることもできません。 ネズミの行動を知った上で設置していないと意味がない 同じ商品でも効果があったりなかったりする原因の もう一つの理由は「設置の仕方」にあります。 機器をコンセントにさせば、ネズミがいなくなると勘違いされている方がいらっしゃいますが、 ネズミに超音波が直接あたるように設置をしなければ意味がありません。 どのようにネズミが活動をしているのかを把握しなければ、十分な効果を得ることはできないでしょう。 一つで家全体を守ることができると謳っている商品もありますが、超音波は壁に反射すると効果が薄れてしまいますので、必ずしもそうとは限らないことを理解しておきましょう。 どのように超音波が伝わり、どの部分がカバー出来ていないか把握することが難しいので、 想像以上に難易度の高い駆除グッズだと言えます。 カバーできていない場所が存在すれば、ネズミはその場所を居住地にする可能性がありますので注意が必要です。 まとめ 今回は超音波発生機器のメリット・デメリットについてお話させていただきました。 コンセントにつなげるだけで、ネズミの嫌がる超音波を発生させることができる駆除グッズなだけに、お手軽感満載ではありますが、 とりあえず設置したらネズミがいなくなるというわけではありません。 より効果を出すためには、ネズミがどのように出入りしているのかを把握する必要がありますし、行動範囲をカバーするために複数装置を用意する必要があります。 また、商品によっては便乗で作られた粗悪品や、ネズミの「慣れ」に対応できないもの(単一の超音波しか出せない)もありますので、しっかり商品を見定めなければなりません。 「超音波ネズミ駆除器を使ってみたけど、ネズミがいなくならない」 とお悩みの方は、 まずはネズミがどのルートを使って移動しているのか、どこから部屋に入ってきているのか調べてみましょう。 ネズミの行動にあわせてどうすれば侵入を阻止することができるのかを考える必要があります。 すぐには効果が現れるものでもありませんので、最低でも1週間はどうなるのか様子をみておきましょう。 それでも効果が現れない場合は、粘着シートや殺鼠剤など、駆除を目的としたグッズを試してみてはいかがでしょうか?.
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