2002年5月 昭和大学藤が丘病院 消化器外科臨床研修医 2004年5月 昭和大学藤が丘病院 消化器外科助教(院外) 2006年6月 幕内会 山王台病院 外科 2007年6月 昭和大学藤が丘病院 消化器外科助教 2008年6月 関東労災病院 外科 2009年6月 昭和大学藤が丘病院 消化器外科 助教 2012年10月 横浜旭中央総合病院 外科、昭和大学藤が丘病院 兼任講師 2017年11月 しらはた胃腸肛門クリニック横浜を開業、院長に就任 大腸がんの診断から手術、肛門疾患を専門に行う。 患者さんが疑問を残さないよう、丁寧な診療を心がけている。 『声帯結節』とは、声帯に結節ができて腫れてしまう病気で、「ポリープ」とは別の病気です。 声を出すかぎり、だれにでも起こる可能性があるといえます。 症状を見過ごさず、早めに治療に取りかかれば、入院をせずに治すことができるでしょう。 今回は、『声帯結節の症状』や『ポリープとのちがい』について、くわしく説明します。 声帯結節って?ポリープとの違いも解説! 1. 声帯結節ってどんな病気? 声帯結節とは、声帯の中央に結節ができるものです。 しかし、 ポリープと結節は別ものです。 声帯結節には、片側性と両側性がある 炎症性の腫瘤(こぶ)は、声帯の両側に発生する場合と片側のみに発生する場合があります。 それに対して『声帯ポリープ』は、 声帯部分の血管が切れて、血豆のようなものが声帯にできることです。 また、ポリープは声帯の片側のみにできることが多いですが、声帯結節は両側にできるのが特徴です。 どちらも症状や治療法はほぼ同じですが、結節は表皮細胞が肥厚したものであるのに対し、ポリープは血腫によって筋肉組織が硬く盛り上がったものという違いがあります。 また声帯結節は両方の声帯にできるケースが多いですが、ポリープは片方のみにできるケースが多いです。 声帯結節の症状について 1. はじめに声が枯れてくる 「結節」は、風邪のように、しばらくすると治るものではありません。 そのため、「つねに声枯れている状態」、「長時間話し続けると声を出しにくくなる」、「のどに痛みを感じる」などの症状が続きます。 結節は『声帯膜様部』といって、声を出すときにもっとも大きく振動する部分にできるため、声が枯れやすくなります。 声を出したときの感覚や声質に違和感がある 声を出すとのどから 空気が漏れるような感覚を覚えることがあります。 また、声質が変わることも症状のひとつとして挙げられます。 数日間声が出ない 風邪だと思って放っておいたら、治らないまま5日ほど声がまったく出なくなることもあります。 そのため、「風邪のわりには長引いている」と感じた場合は注意が必要です。 声帯結節はどうやってできる? 1. 結節ができるおもな原因 声帯結節ができる直接的な原因は、 声帯同士が必要以上に擦れてしまうことです。 慢性的に声帯を使用して刺激すると、粘膜の皮が硬くなります。 ペンを使い続けることでペンだこやマメができるのと同じ原理で、声帯を酷使すると同様の現象が声帯粘膜にも起こります。 すると水ぶくれのように粘膜の下にリンパ液が溜まり、結節となって腫れてしまいます。 声を出しすぎた場合や、正しくない発声で声帯を使いすぎた場合にも起こりやすくなります。 炎症がきっかけになることもある! 「ポリープ」と同じように炎症がきっかけとなって結節ができることもあります。 とくに、炎症しているにも関わらず、声帯を酷使した場合に結節ができやすくなります。 やむを得ない場合もあるでしょうが、 意識してのどを休める時間をつくりましょう。 声帯結節にかかりやすい人 声帯結節にかかりやすいのは以下のような人です。 ・長時間声を使う人• ・声が枯れても声帯を休めることができない人• ・学校の先生や歌手• ・声の正しい出し方を知らずに声帯を酷使する人 声帯結節かも…と思ったら。 対処法 1. 病院を受診すべき症状は? 風邪ではないのに、「のどに違和感がある」、「声が出なくなった」という場合は、受診したほうがよいでしょう。 自然に結節が消失することもありますが、数日たっても調子がよくならない場合は、必ず受診してください。 何科を受診する? 声帯結節は、『耳鼻いんこう科』を受診してください。 風邪とのちがいが判断できない場合は、近くの内科でも構いません。 必要に応じて、別の病院を紹介してもらうこともできます。 治療が必要なのはこんな場合 声帯結節は、初期段階や症状が軽い場合は、自然に治癒することもあります。 しかし、声帯の炎症が強かったり、腫れていたりすると、積極的な治療が必要です。 ほかに、「のどの痛みがひどい」、「声が枯れて出しづらい」など、 自覚症状が出ている場合も治療が必要です。 まとめ 声帯結節は、声を使う人であれば誰でも発症する可能性があります。 「結節」はポリープと似ていますが、実際の症状やのどの状態、手術の方法などが少しずつちがいます。 くわしいことは医師に確認し、相談しながら適切な治療をおこないましょう。 いずれにせよ、声の酷使によって発症することが多い病気です。 そのため、日常生活で声をよく使う人は、必ずのどを休める期間を設けるようにしましょう。
次の症状編 声が出て、酸素を取り込む!声帯の仕組み!声帯麻痺症状! 息を吸う吐く! 食べ物を食べる!人間の身体は良く出来ています。 普通は、 無意識にポイント切り替えが出来ます! 1 呼吸と食べ物を摂取 2 切り替え弁の仕組みポイントで振り分ける。 呼吸はD器官に 食べ物はC食道に ここで気管内と声門の仕組みを説明します。 1 口から食べ物を摂取したり息を吸ったり 2 食べ物はCの食道へ! 呼吸はDの器官に! 3 食道へ 4 器官へ 著しく、嚥下や呼吸の 働きが悪くなり機能低下した場合に吸引行為が必要になります。 気管切開ポイント!スピーチカニューレの位置は 4 の下位になります。 声帯麻痺の為に大きく息を出したり吸ったりができません。 常に高山を登る様な 酸素不足状態で 一回の呼吸の摂取量も一般の人に比べると五分の一です。 酸素の蓄積量が少ないので持久力的な運動をすると すぐにバテてしまいます。 前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。 先にも述べましたが気管切開をしているのには理由があります。 色んなケースがありますが、 私の場合は声帯麻痺で 気管内にある分泌液が自分では出せず最悪な場合 分泌液に溺れて息が出来なくなります。 声帯とは…呼吸する時には開き、話す時には狭くなる。 喉頭腔の左右両壁から突出する筋肉性のひだ。 呼吸時には開いているが,発声のときには両側からせばまり, 肺からの強い呼気がそれを下から押しのけるように通過して声になる。 声帯の開閉は喉頭軟骨および喉頭筋によって行われる。 声帯の仕組み!声が出る仕組み! アニメ仕立てに作っています。 真ん中部分が空気が入り 息を吸い込む時や咳払いの時に大きく広がります。 声を出す時には門が閉まった様に入り口付近が狭くなります。 正常な人が空気を吸った時の声門です。 声帯は上の写真真ん中の 茶色の位置になります。 息を吸い込むと大きく広がります。 もう少し詳しく知りたい方! 息を吸ったり吐きながら声を出したり 声帯の動きが分かり易い動画サイトです。 息を吸った最大開口値がこの状態です。 上の写真と比べると入り口が狭くなります。 最大に呼吸している時です。 麻痺して広がりません。 息を吸い込んでる状態です。 📹動画で撮影しました。 入院中にカニューレを取った時に 痰で溺れて呼吸が止まりかけて死にそうになり 緊急でカニューレを取り付け難を逃れました。 検査をした所 声門が閉じた状態で声帯麻痺になっていると判明して 幸か不幸か声門が閉じた状態で麻痺になっていたので 声が出るとも言われました。 これが声を発生した時の声帯です。 声帯の動きが悪く神経が麻痺しているので 完全には閉じません。 大きく息を出したり吸ったりができません。 常に高山を登る様な酸素不足状態で 一回の呼吸の摂取量も一般の人に比べると 五分の一です。 酸素の蓄積量が少ないので持久力的な運動をすると すぐにバテてしまいます。 リスクは限りなくありますが工夫をすれば 一般的な生活は出来ます。 カニューレをつけていても注意をすれば 色んな入浴方法があります。 注意し工夫をすれば一般的な生活は出来ます。 他にもリハビリが常時必要な私達には 周り協力はもちろんですが体力維持の為に 在宅PTや日夜トレーニングが必要です。 リハビリを続けない事には 体力も落ちますし身体も拘縮していきます。 アスリートとかも使っています。
次のいんとうないしきょうけんさとはっせいきのうけんさ 喉頭ファイバースコピー検査 声帯のある喉頭(こうとう)を検査する最も一般的な検査です。 直径3mmの細いファイバースコープですので、鼻から検査することができ、「ゲッ」となるような反射が少なく、楽に検査ができます。 検査の前に鼻腔を局所麻酔薬のスプレーで麻酔します。 座っている状態で鼻腔から軟性のファイバースコープを挿入して検査を行います。 上咽頭、中咽頭、下咽頭、声帯、喉頭蓋(こうとうがい)、披裂部(ひれつぶ)など、のどの重要部分について形態、色調、左右の対称性、運動障害の有無、腫瘍を疑う所見がないかを詳細に観察します。 安静時に加えて発声、呼吸や唾液の嚥下などの運動をしてもらい、運動障害の有無や嚥下の状態を、より細かく観察します。 内視鏡の種類によってはビデオ記録することが可能です。 喉頭ストロボスコピー検査 声帯は通常の発声でも成人男性で100ヘルツ以上、成人女性で200ヘルツ以上の周波数で高速振動するため、通常の光を使っても発声中の声帯振動を観察することができません。 しかし、きわめて短い閃光(ストロボ)を連続的に発光させる装置と硬性内視鏡(こうせいないしきょう)を使って声帯を上方から観察すると、発声中の声帯振動をスローモーション像ないしは静止像として観察することができます。 この方法で声帯振動を観察する検査を喉頭ストロボスコピー検査といいます。 検査の方法は患者さんにやや前かがみに椅子に座った状態で口を開けてもらい、硬性内視鏡を挿入して発声している状態の声帯を、モニターを通して観察します。 検査の目的は、を声帯振動の障害と関連づけて診断することです。 声帯の粘膜波動が左右対称かどうか、振動が規則的かどうかということを、楽な発声だけでなく高音や低音、小声や大声などいろいろな発声条件で観察します。 この検査で声帯腫瘍、声帯ポリープ、声帯結節、ポリープ様声帯などの様々な声帯の病気が診断可能です。 発声機能検査 声の状態、病気の重症度や治療効果を主観的または客観的に評価し、適切な治療方針をたてるための検査です。 マイクやマウスピースを用いて、声の高さや強さ、音質(声の揺らぎ・雑音成分など)、発声の効率(発声時の空気の漏れ、声の持続時間)などを調べる検査を行います。 また、音声に関する自己記入形式の質問紙を用いた満足度も調査します。 主に「音声検査」と「音声評価」の予約検査枠で行っています。 さらに詳しく知りたい方へ• 文責: 最終更新日:2017年3月22日.
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