ココに注目しました! 【1】通りがかりの人が入ってきた! 【2】30分前から待っている家族がいた! 【3】大学生のボランティアが調理や遊びをしていた! 【1】通りがかりの人が入ってきた! こども食堂は、公民館等で月に1~2回程度、「どなたでもどうぞ」と地域のみんなに開かれているところが多いのですが、今回訪問した「ボランティアグループ子どものほっとスペース」は、元飲食店をオーナーのご厚意で低価格で場所を提供いただいているそうで、カウンターのある素敵なところでした。 お月見の絵がすごい!こうやって季節が感じられるのもいいですね 入り口付近にスタッフが立っていると、自転車に乗った近所の方が、「何やってるんですか?」と声をかけてきました。 「こども食堂」やってるんですよ、と答えると、 「誰でも食べられるの?」と中を覗きながら質問。 「もちろん!」ということで、入ってこられた一人の女性。 ボランティアとたわいも無い話をしながら食事をしたあと、 「今日は、たこめしとぶどうが食べられて、よかったわ。 とても美味しかった。 「今日のぶどうは、市内の果樹園からのご寄付なんですよ」というと、 「お得に、美味しいぶどうが食べられて、ラッキーだったわ。 たこめしも久々に食べた〜!一人だと作らないから!ほんと、ごちそうさまでした。 」 と、笑顔で帰られました。 これが、広島県三原市の郷土料理「たこめし」。 おかずは、ほぼ全て地元の無農薬野菜を使用しているそうです。 品数も多く、栄養満点!これが子ども100円で食べられるなんて、驚きです レシピはこちら! みんな大好き!瀬戸内海有数のたこの産地・三原市が誇る地元の郷土料理です。 材料は10人分で5台の炊飯器で炊きます。 続けて、通りすがりの女性、二人目が登場。 「今度、できた野菜が余ったら、持ってきてもいい?」 スタッフは、「もちろんです。 嬉しいです。 」というと、「わかった〜、じゃあね〜!」と、名乗らず、立ち去って行きました。 ご寄付された食材。 立派なたこもありました。 このたこが、美味しいたこめしに大変身。 左側はひじきです。 ひじきは子どもも食べられる優しい酢の物になって提供されました スタッフの方に、普段は食材はどうされているんですか?と聞いたところ、 「お米は、農家さんが持ってきてくださるから、買ったことがなくて。 野菜は、いつも持ってきてくれる農家さんがいるの。 時々、お肉とかは買うけど、この間は、企業からの寄付で、いただきました。 なので、足りない食材や調味料を、その時々で購入する感じかな」と。 この回の献立のたこめしのタコも、一般社団法人仲間たちの砦さんからいただいたそうです。 仲間たちの砦さんは、地域の漁業と農業を守るため、美味しいけれど市場価値の低い魚や、撮れすぎて余剰が発生した農産物と海産物を適正価格で買い取り、こども食堂などの取組に無償で提供している団体です。 【2】30分前から待っている家族がいた! 毎月第1、3土曜日の11時〜13時に開催している「子どもほっとスペース」ですが、なんと30分前に2家族が来られました。 1家族は近所の方で、もう片方は家族はお友達家族で、なんとこのほっとスペースのファンで、お隣の岡山県からこられたそうです。 びっくり。 ポップは全てボランティアが作ってくれたそう。 可愛いですね 他には、おばあちゃんとお孫さんであろう二人組や、家族全員、お母さんと子どもなど、約60人が来られていました。 用意した食事は早々に「完売」となりました。 【3】大学生のボランティアが調理や遊びをしていた! 訪問した日のほっとスペースには、ベテラン調理ボランティアのみなさんに加えて、学生ボランティアが8人参加していました。 調理の補助や配膳などのお手伝いをしていた他に、一緒に食事をしたり、遊んだりしていまた。 福祉学科の学生という女性。 忙しくてなかなか来れなかったけどようやく夏休みの終わりに来ることができたとのこと。 優しい笑顔が素敵です 子どもがボランティアに遊んでもらっている間に、お母さんたちは、ペチャクチャおしゃべり。 「ゆっくりご飯が食べられていいわ〜」というお母さんたち。 まさに、お母さんたちにとっても「ほっとスペース」。 あるお母さんは、「これから仕事なので、あと10分で出ないといけない!」と言いながら子どもたちとご飯を食べ、駆け足で帰られました。 「行ってらっしゃ〜い」と見送るボランティアたち。 初めてきた学生のボランティアに、こども食堂の印象を聞いてみました。 すると、「サークルの先輩が行っていて、私たちも行かないとねーと話して、夏休みだから来てみました。 もっと静かなところかなと思っていましたが、思った以上に賑やかで、びっくりしました。 子どもだけでなく、ベテランボランティアもみんな元気一杯ですね」と答えてくれました。 普段はあまり料理は作らないという学生ボランティアも多かったけど、ここではみんな料理を頑張っていました このこども食堂は、外国にルーツのある子も来ているので、アレルギーだけでなく信仰で食べられないお肉などがある場合も、配慮をしているとのことでした。 時々、その子のお母さんがきて、母国料理を振舞ってくれるそうです。 その時、そのお母さんに「いつも優しくしてくれてありがとう」と言われたんです、という話を運営者の方がお話しくださいました。 「こんにちは」だけでなく、ちょっと近くに住む人のことを思って声をかける、元気にしてるかな? と気に掛ける。 そんなつながりが、こども食堂から広がっていました。 (おまけ)代表の吉井さん。 かつて京都で30年以上珈琲屋さんをされていたそうで、食後に、豆から挽いたコーヒーを入れてくださいました。 普段コーヒーが飲めないという学生ボランティアも、美味しいといいながら飲んでいたほど。 ごちそうさまでした! (取材・文:むすびえスタッフ 三島理恵) 取材協力 子どものほっとスペース 開催:毎月第1、3土曜日 こども食堂参加費:大人300円、こども100円 お問い合わせ先: NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ 「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。 」のミッションのもと、2018年に全国に点在するこども食堂を統括する団体を組織。 地域ネットワーク支援事業、企業・団体との協働事業、調査・研究事業を軸とした事業を通じてミッションの実現へ向けて活動している。 >>公式HPは.
次のココに注目しました! 【1】通りがかりの人が入ってきた! 【2】30分前から待っている家族がいた! 【3】大学生のボランティアが調理や遊びをしていた! 【1】通りがかりの人が入ってきた! こども食堂は、公民館等で月に1~2回程度、「どなたでもどうぞ」と地域のみんなに開かれているところが多いのですが、今回訪問した「ボランティアグループ子どものほっとスペース」は、元飲食店をオーナーのご厚意で低価格で場所を提供いただいているそうで、カウンターのある素敵なところでした。 お月見の絵がすごい!こうやって季節が感じられるのもいいですね 入り口付近にスタッフが立っていると、自転車に乗った近所の方が、「何やってるんですか?」と声をかけてきました。 「こども食堂」やってるんですよ、と答えると、 「誰でも食べられるの?」と中を覗きながら質問。 「もちろん!」ということで、入ってこられた一人の女性。 ボランティアとたわいも無い話をしながら食事をしたあと、 「今日は、たこめしとぶどうが食べられて、よかったわ。 とても美味しかった。 「今日のぶどうは、市内の果樹園からのご寄付なんですよ」というと、 「お得に、美味しいぶどうが食べられて、ラッキーだったわ。 たこめしも久々に食べた〜!一人だと作らないから!ほんと、ごちそうさまでした。 」 と、笑顔で帰られました。 これが、広島県三原市の郷土料理「たこめし」。 おかずは、ほぼ全て地元の無農薬野菜を使用しているそうです。 品数も多く、栄養満点!これが子ども100円で食べられるなんて、驚きです レシピはこちら! みんな大好き!瀬戸内海有数のたこの産地・三原市が誇る地元の郷土料理です。 材料は10人分で5台の炊飯器で炊きます。 続けて、通りすがりの女性、二人目が登場。 「今度、できた野菜が余ったら、持ってきてもいい?」 スタッフは、「もちろんです。 嬉しいです。 」というと、「わかった〜、じゃあね〜!」と、名乗らず、立ち去って行きました。 ご寄付された食材。 立派なたこもありました。 このたこが、美味しいたこめしに大変身。 左側はひじきです。 ひじきは子どもも食べられる優しい酢の物になって提供されました スタッフの方に、普段は食材はどうされているんですか?と聞いたところ、 「お米は、農家さんが持ってきてくださるから、買ったことがなくて。 野菜は、いつも持ってきてくれる農家さんがいるの。 時々、お肉とかは買うけど、この間は、企業からの寄付で、いただきました。 なので、足りない食材や調味料を、その時々で購入する感じかな」と。 この回の献立のたこめしのタコも、一般社団法人仲間たちの砦さんからいただいたそうです。 仲間たちの砦さんは、地域の漁業と農業を守るため、美味しいけれど市場価値の低い魚や、撮れすぎて余剰が発生した農産物と海産物を適正価格で買い取り、こども食堂などの取組に無償で提供している団体です。 【2】30分前から待っている家族がいた! 毎月第1、3土曜日の11時〜13時に開催している「子どもほっとスペース」ですが、なんと30分前に2家族が来られました。 1家族は近所の方で、もう片方は家族はお友達家族で、なんとこのほっとスペースのファンで、お隣の岡山県からこられたそうです。 びっくり。 ポップは全てボランティアが作ってくれたそう。 可愛いですね 他には、おばあちゃんとお孫さんであろう二人組や、家族全員、お母さんと子どもなど、約60人が来られていました。 用意した食事は早々に「完売」となりました。 【3】大学生のボランティアが調理や遊びをしていた! 訪問した日のほっとスペースには、ベテラン調理ボランティアのみなさんに加えて、学生ボランティアが8人参加していました。 調理の補助や配膳などのお手伝いをしていた他に、一緒に食事をしたり、遊んだりしていまた。 福祉学科の学生という女性。 忙しくてなかなか来れなかったけどようやく夏休みの終わりに来ることができたとのこと。 優しい笑顔が素敵です 子どもがボランティアに遊んでもらっている間に、お母さんたちは、ペチャクチャおしゃべり。 「ゆっくりご飯が食べられていいわ〜」というお母さんたち。 まさに、お母さんたちにとっても「ほっとスペース」。 あるお母さんは、「これから仕事なので、あと10分で出ないといけない!」と言いながら子どもたちとご飯を食べ、駆け足で帰られました。 「行ってらっしゃ〜い」と見送るボランティアたち。 初めてきた学生のボランティアに、こども食堂の印象を聞いてみました。 すると、「サークルの先輩が行っていて、私たちも行かないとねーと話して、夏休みだから来てみました。 もっと静かなところかなと思っていましたが、思った以上に賑やかで、びっくりしました。 子どもだけでなく、ベテランボランティアもみんな元気一杯ですね」と答えてくれました。 普段はあまり料理は作らないという学生ボランティアも多かったけど、ここではみんな料理を頑張っていました このこども食堂は、外国にルーツのある子も来ているので、アレルギーだけでなく信仰で食べられないお肉などがある場合も、配慮をしているとのことでした。 時々、その子のお母さんがきて、母国料理を振舞ってくれるそうです。 その時、そのお母さんに「いつも優しくしてくれてありがとう」と言われたんです、という話を運営者の方がお話しくださいました。 「こんにちは」だけでなく、ちょっと近くに住む人のことを思って声をかける、元気にしてるかな? と気に掛ける。 そんなつながりが、こども食堂から広がっていました。 (おまけ)代表の吉井さん。 かつて京都で30年以上珈琲屋さんをされていたそうで、食後に、豆から挽いたコーヒーを入れてくださいました。 普段コーヒーが飲めないという学生ボランティアも、美味しいといいながら飲んでいたほど。 ごちそうさまでした! (取材・文:むすびえスタッフ 三島理恵) 取材協力 子どものほっとスペース 開催:毎月第1、3土曜日 こども食堂参加費:大人300円、こども100円 お問い合わせ先: NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ 「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。 」のミッションのもと、2018年に全国に点在するこども食堂を統括する団体を組織。 地域ネットワーク支援事業、企業・団体との協働事業、調査・研究事業を軸とした事業を通じてミッションの実現へ向けて活動している。 >>公式HPは.
次のココに注目しました! 【1】通りがかりの人が入ってきた! 【2】30分前から待っている家族がいた! 【3】大学生のボランティアが調理や遊びをしていた! 【1】通りがかりの人が入ってきた! こども食堂は、公民館等で月に1~2回程度、「どなたでもどうぞ」と地域のみんなに開かれているところが多いのですが、今回訪問した「ボランティアグループ子どものほっとスペース」は、元飲食店をオーナーのご厚意で低価格で場所を提供いただいているそうで、カウンターのある素敵なところでした。 お月見の絵がすごい!こうやって季節が感じられるのもいいですね 入り口付近にスタッフが立っていると、自転車に乗った近所の方が、「何やってるんですか?」と声をかけてきました。 「こども食堂」やってるんですよ、と答えると、 「誰でも食べられるの?」と中を覗きながら質問。 「もちろん!」ということで、入ってこられた一人の女性。 ボランティアとたわいも無い話をしながら食事をしたあと、 「今日は、たこめしとぶどうが食べられて、よかったわ。 とても美味しかった。 「今日のぶどうは、市内の果樹園からのご寄付なんですよ」というと、 「お得に、美味しいぶどうが食べられて、ラッキーだったわ。 たこめしも久々に食べた〜!一人だと作らないから!ほんと、ごちそうさまでした。 」 と、笑顔で帰られました。 これが、広島県三原市の郷土料理「たこめし」。 おかずは、ほぼ全て地元の無農薬野菜を使用しているそうです。 品数も多く、栄養満点!これが子ども100円で食べられるなんて、驚きです レシピはこちら! みんな大好き!瀬戸内海有数のたこの産地・三原市が誇る地元の郷土料理です。 材料は10人分で5台の炊飯器で炊きます。 続けて、通りすがりの女性、二人目が登場。 「今度、できた野菜が余ったら、持ってきてもいい?」 スタッフは、「もちろんです。 嬉しいです。 」というと、「わかった〜、じゃあね〜!」と、名乗らず、立ち去って行きました。 ご寄付された食材。 立派なたこもありました。 このたこが、美味しいたこめしに大変身。 左側はひじきです。 ひじきは子どもも食べられる優しい酢の物になって提供されました スタッフの方に、普段は食材はどうされているんですか?と聞いたところ、 「お米は、農家さんが持ってきてくださるから、買ったことがなくて。 野菜は、いつも持ってきてくれる農家さんがいるの。 時々、お肉とかは買うけど、この間は、企業からの寄付で、いただきました。 なので、足りない食材や調味料を、その時々で購入する感じかな」と。 この回の献立のたこめしのタコも、一般社団法人仲間たちの砦さんからいただいたそうです。 仲間たちの砦さんは、地域の漁業と農業を守るため、美味しいけれど市場価値の低い魚や、撮れすぎて余剰が発生した農産物と海産物を適正価格で買い取り、こども食堂などの取組に無償で提供している団体です。 【2】30分前から待っている家族がいた! 毎月第1、3土曜日の11時〜13時に開催している「子どもほっとスペース」ですが、なんと30分前に2家族が来られました。 1家族は近所の方で、もう片方は家族はお友達家族で、なんとこのほっとスペースのファンで、お隣の岡山県からこられたそうです。 びっくり。 ポップは全てボランティアが作ってくれたそう。 可愛いですね 他には、おばあちゃんとお孫さんであろう二人組や、家族全員、お母さんと子どもなど、約60人が来られていました。 用意した食事は早々に「完売」となりました。 【3】大学生のボランティアが調理や遊びをしていた! 訪問した日のほっとスペースには、ベテラン調理ボランティアのみなさんに加えて、学生ボランティアが8人参加していました。 調理の補助や配膳などのお手伝いをしていた他に、一緒に食事をしたり、遊んだりしていまた。 福祉学科の学生という女性。 忙しくてなかなか来れなかったけどようやく夏休みの終わりに来ることができたとのこと。 優しい笑顔が素敵です 子どもがボランティアに遊んでもらっている間に、お母さんたちは、ペチャクチャおしゃべり。 「ゆっくりご飯が食べられていいわ〜」というお母さんたち。 まさに、お母さんたちにとっても「ほっとスペース」。 あるお母さんは、「これから仕事なので、あと10分で出ないといけない!」と言いながら子どもたちとご飯を食べ、駆け足で帰られました。 「行ってらっしゃ〜い」と見送るボランティアたち。 初めてきた学生のボランティアに、こども食堂の印象を聞いてみました。 すると、「サークルの先輩が行っていて、私たちも行かないとねーと話して、夏休みだから来てみました。 もっと静かなところかなと思っていましたが、思った以上に賑やかで、びっくりしました。 子どもだけでなく、ベテランボランティアもみんな元気一杯ですね」と答えてくれました。 普段はあまり料理は作らないという学生ボランティアも多かったけど、ここではみんな料理を頑張っていました このこども食堂は、外国にルーツのある子も来ているので、アレルギーだけでなく信仰で食べられないお肉などがある場合も、配慮をしているとのことでした。 時々、その子のお母さんがきて、母国料理を振舞ってくれるそうです。 その時、そのお母さんに「いつも優しくしてくれてありがとう」と言われたんです、という話を運営者の方がお話しくださいました。 「こんにちは」だけでなく、ちょっと近くに住む人のことを思って声をかける、元気にしてるかな? と気に掛ける。 そんなつながりが、こども食堂から広がっていました。 (おまけ)代表の吉井さん。 かつて京都で30年以上珈琲屋さんをされていたそうで、食後に、豆から挽いたコーヒーを入れてくださいました。 普段コーヒーが飲めないという学生ボランティアも、美味しいといいながら飲んでいたほど。 ごちそうさまでした! (取材・文:むすびえスタッフ 三島理恵) 取材協力 子どものほっとスペース 開催:毎月第1、3土曜日 こども食堂参加費:大人300円、こども100円 お問い合わせ先: NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ 「こども食堂の支援を通じて、誰も取りこぼさない社会をつくる。 」のミッションのもと、2018年に全国に点在するこども食堂を統括する団体を組織。 地域ネットワーク支援事業、企業・団体との協働事業、調査・研究事業を軸とした事業を通じてミッションの実現へ向けて活動している。 >>公式HPは.
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