お風呂上がり・寝る前のヘアケアとしても、ツヤ髪をつくるスタイリング剤としても使えるヘアオイル。 髪質問わず使える万能アイテムとあって人気のヘアオイルですが、ロレアル・大島椿・いち髪などのプチプラ商品やサロン専売の商品が多数販売されており、自分にぴったりなヘアオイルを見つけるのは至難の業です。 そこで今回は、 Amazon・楽天・Yahoo! ショッピング・@コスメなどの売れ筋上位商品と口コミで人気のヘアオイル82商品をすべて集めて検証し、 最もおすすめのヘアオイルを決定したいと思います。 検証には、 ヘアケアの専門家にご協力いただき、すべての商品を実際に使用して以下の3点を比較・検証しました。 ダメージ補修力• 指通りのよさ• 成分 果たしてどの商品が最もおすすめのヘアオイルなのでしょうか?選び方も参考に、あなたにぴったりのヘアオイルを見つけてくださいね。 記事の最後で解説している、ヘアケアのスペシャリストが教える正しい使い方も必見ですよ! <美肌・美髪のスペシャリスト/毛髪診断士 齊藤あきさん> 5万人以上もの女性に施術・アドバイスを行ってきたパーソナルビューティプロデューサー。 2008年に開業した美肌・美髪専門店「スキンケアサロン・ティナロッサ」で肌や髪のトラブルに悩む人と向き合い続けている。 サロンワークのほか、講師や執筆活動、TV出演など活躍の場を広げている。 美容師・毛髪診断士認定講師、日本アロマ環境協会インストラクター・アロマセラピスト、オーガニックアドバイザー、日本健康医療コーディネーターなど資格多数。 (株)イフ&シュア代表、ヘアケア大学主宰。 今回検証した商品• ネイチャーラボ|ダイアン パーフェクトビューティー パーフェクト ヘアオイル• コーセー|ジュレーム ファンタジスト コンセントレート オイル 100ml• RBP|MERCURYDUO エレガンスヘアオイル• アンド・ナイン|しっとりとしたケシキ 115ml• ACRO|THREE スキャルプ&ヘア リファイニング トリートメント オイル 20ml• LIPPS |L17 LIPPS ザ・メンズヘアオイル Nタイプ 100ml• コーセー|ジルスチュアート ヘアオイル ホワイトフローラル• イオンフォレスト|THE BODY SHOP ブリリアントプレシャンプーヘアオイル CN 200ml• 資生堂|マシェリ ヘアオイル EX 60ml• エリップスジャパン|Ellips ヘアトリートメント• ウカ|ウカヘアオイル レイニーウォーク• 資生堂|TSUBAKI オイルパーフェクション ヘアトリートメント 50ml• コーセー|スティーブンノル プレミアムスリーク エターナルシャイン オイルモイスト83ml• プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン|パンテーン エクストラダメージケア 集中補修オイル 30ml• タカラベルモント|イオ エッセンス スリーク• ハホニコ|十六油 アウトバストリートメントオイル 120ml• ビューティーエクスペリエンス|アメニモ H2O バランスケア ヘアオイル 80ml• 加美乃素本舗|ヘアリエ ベタつかないボタニカルヘアオイル 60ml• ダリヤ|モモリ 濃厚つややか ヘアオイルセラム 60ml• 美粧ケミカル|ボタニカルオイル ヘアトリートメント 100ml• 日本ロレアル|ロレアルパリ ヘアオイル エクストラオーディナリー オイル エクストラ リッチ フィニッシュ• ローランデール|THE BLACK ヘアオイル• ユニリーバ・ジャパン|LUX プレミアム ボタニフィーク トリートメント ダメージリペア インテンシブオイル 50ml• マツモトキヨシ|アルジェラン ダメージ リペア ヘア オイル 60ml• エトヴォス|ヘアオイルセラム 50ml• 良品計画|無印良品 ヘアセラム 45ml• クラシエホームプロダクツ|いち髪 和草ダメージリペアオイルセラム 60ml• シロ|SHIRO サボン ヘアオイル• ミルボン|エルジューダ MO 120ml• MIRANDA|Hair Vitamin Oil• 柳屋本店|あんず油 60ml• 日本ロレアル|エルセーヴ エクストラオーディナリー オイル エクラアンぺリアル 艶髪オイル 100ml• ステラシード|アミノメイソン モイスト ヘアオイル 100ml• タカラベルモント|モイ オイル レディアブソリュート• ミルボン|オージュア イミュライズ エクシードセラム 100ml• アリミノ|スプリナージュ セラムオイル 80ml• ルベル|See Saw クリアオイル フラット 90ml• ジョンマスターオーガニック |ARオイル(アルガン)• DHC|DHCアフターバス ヘアオイル• 花王|アジエンス うる艶浸透ケアオイル 硬い髪質用 110ml• ebs. |ル グラナチュレ ヘアオイル• ステラシード|アハロバター リッチモイスト バターとリッチオイルのツヤツヤヘアオイル 95ml• ミジャンセン|パーフェクトセラム オリジナル 70ml• ブルーベル・ジャパン|NUXE プロディジューオイル• ビューティーエクスペリエンス|ロレッタ ベースケアオイル 120ml• マンダム|ルシードエル オイルトリートメント EXヘアオイル 60ml• ウテナ|ゆず油 無添加ヘアオイル 60ml• ミルボン|エルジューダ リンバーセラム 120ml• ヤマサキ|ラサーナ 海藻ヘアエッセンス しっとり 75ml• ビー・エス・ピー|モンシャルーテ アプリーナ オーガニック ヘアオイル 130ml• キールズ|スムージング ヘアオイル 75ml• ハウスオブローゼ|ハーブヘアエッセンス パーフェクトリペア• クラシエホームプロダクツ|ディアボーテ プレミアムトリートメントオイル モイスト 60ml• クラシエ |ココンシュペール スインググロスオイル 80ml• ビューティエクスペリエンス|ハニーチェ クリーミーハニー ヘアオイル 80ml• ロクシタンジャポン|ファイブハーブス リペアリングヘアオイル 100ml• ビー・エス・ピー|ジョアンジュ オーガニック ニュイヘアオイル 120ml• サンテック産業|イイスタンダード ヘアオイル 50ml• 大島椿|大島椿 60ml• メイクアップ|モロッカンオイル トリートメント 100ml• コタ|スタイリング ベース B7 60ml• 0 100ml• シスレー|ヘア リチュアル プレシャス ヘアケア オイル• 良品計画|無印良品 ホホバオイル 100ml• 花王|エッセンシャル CCオイル 60ml• ソーシャルテック|チャップアップヘアオイル 洗い流さないトリートメント• ナプラ|N. ポリッシュオイル 150ml• ヘンケルジャパン|シュワルツコフ ユイルアローム ビリーフ ヘアオイル 100ml• ケラスターゼ|ソワン オレオ リラックス• ヴァーチェ|マルラオイル• イソップ|ヘアオイル 25• FERNANDA JAPAN|フレグランスヘアオイル マリアリゲル• パシフィックプロダクツ|ラ・カスタ ホワイトローズ ヘアエマルジョン 50ml• 花王|エッセンシャル flat くせ・うねりときほぐしセラム 120ml• ヴェレダ|オーガニック ヘアオイル 50ml• エービーエル|アルミック ヘアオイル 100ml• KOKOBUY|ヘアシャインセラム 50ml• ヘンケルジャパン|シュワルツコフ BCオイル イノセンス オイルセラム リッチ 100ml• OGX|Organix Moroccan Argan Oil 際立って低評価の商品はなく、82商品中78商品が合格点でした。 1位を獲得した「ETVOS|ヘアオイルセラム」は複数の植物油をブレンドしており、シリコーンが入っていなくてもサラサラな指通りになっていました。 また、軽い仕上がりであっても指通りがよいヘアオイルもあったので、テクスチャの重さやシリコーンの有無ではなくダメージ毛束への馴染みのよさで差が出たといえるでしょう。 商品全体の傾向としては ヘアクリーム・ヘアミルクと比較すると摩擦係数が低かったため、くしによる摩擦を軽減するならヘアオイルが最適であることがわかりました。 ブラッシングする前にヘアオイルをつけて、まとまりのよい美髪を目指しましょう。 82個にも及ぶ商品数のなかで、 水準以下の評価だったのは以下の6商品のみでした。 ビューティエクスペリエンス|ロレッタ ベースケアオイル• OGX|Organix Moroccan Argan Oil• モロッカンオイル|モロッカンオイル トリートメント• ルベル|See Saw クリアオイル フラット• シュワルツコフ|シュワルツコフ BCオイルイノセンス セラムリッチ• ケラスターゼ|NU ソワン オレオ リラックス 低評価の商品は、いずれも 「シリコーンの配合量が多くて、補修・保湿成分などとの配合バランスが悪い」という共通点がありました。 髪には問題ありませんが、地肌や肌に触れたときに刺激になる恐れがあります。 肌が弱い方は吹き出物などの原因になる場合もあるので、満点評価を獲得している保湿&補修成分などが配合された低刺激なヘアオイルを選びましょう。 ヘアオイル82商品のなかで1位となったのは、ネイチャーラボ「モイストダイアン パーフェクトビューティー ヘアオイル」。 とろみのあるテクスチャがすーっと伸びて、髪になじんでいきます。 綿菓子のような甘い香りは好みが分かれるかもしれません。 パサついた毛が数本あるのは気になりましたが、毛先までしっかりまとまりました! 指通りがよく、美しいツヤも出て文句ナシの仕上がりです。 しっとりとした仕上がりになるので、 まとまりを重視する人にはぴったりの商品です。 軽くてサラッとした仕上がりを求める人は少し重く感じてしまうかもしれません。 補修成分も贅沢に含まれており、 カラーリングなどでダメージを受けた髪のケア効果も期待できます。 ドライヤーなどの熱ダメージから髪を保護する成分も入っているので、補修だけでなくダメージ予防もできます。 ヘアオイル選びに悩んだら、最初に試してみる価値のある商品です! ダメージヘアに悩む人や傷みの気になるロングヘアの人にはとくにおすすめです! 女性誌のヘアケア部門で1位を獲得したことのある「ジュレーム ファンタジスト コンセントレート オイル」。 ベタベタと手に残るテクスチャで、仕上がりも重めです。 6時間乾燥した後でも 髪がパサつくことなく、指通りもなめらかです。 完璧なまとまりが長続きします。 少し人工的にも見えますが、はっきりとしたツヤが出ます。 しっとりと重めの仕上がりなので、 濡れ髪感を出したい人や毛量が多い人におすすめです。 剛毛・くせ毛の人も手にとりやすいでしょう。 髪がやわらかい人や毛量の少ない人はペタンとしてしまうかもしれません。 成分は満点ではないものの、水準を上回る評価に。 シンプルな成分で構成されており、 あまり特徴的な成分は入っていません。 香りがやや強いので、ニオイに敏感な人はテスターをチェックすることをおすすめします。 ファッションブランド「MERCURYDUO」と「megami no wakka」が共同開発したヘアオイル。 ペタっとしたオイリーなテクスチャですが、 髪に塗ると指通りのよいサラサラな仕上がりになりました。 6時間乾燥させても指通りのよさをキープ。 毛束の広がりも抑え続けられましたが、毛束全体に 乾燥によるパサつきが出てしまったのが惜しいところでした。 また、はっきりとしたツヤが出るので、 ツヤ出し効果を期待できます。 ギラギラした人工的なツヤ感なので、ナチュラルな仕上がりが好みの人にはおすすめできません。 一方で成分については文句ナシの満点評価となりました。 植物油と動物油がバランスよく配合しており、セット力のある成分が入っているのでスタイリングにも向いています。 補修成分がもっと入っていれば完璧でした。 サラッとした仕上がりとフェミニンな香りが好みの人におすすめです。 2018年に発売開始したブランド「ケシキ」のヘアオイル。 サラっと軽いテクスチャで、ベタつきのない仕上がりになります。 甘酸っぱい香りは強すぎないですが、好みが分かれる香りです。 毛束全体がまとまり、サラサラと指通りのよい質感になりました。 しかし、乾燥後は毛先のしっとり感とまとまりが物足りません。 乾燥しやすい髪質の場合は、 うるおいが物足りないでしょう。 はっきりとしたツヤが出ているのは美点ですが、やや人工的なギラつきがあるのが惜しいところ。 自然なツヤを出したい人には向いていません。 髪にうるおいと柔軟性を与えるバオパプ種子油のほか、保湿・補修効果のある成分や熱保護成分も入っており、 髪に必要な成分をバランスよく補えます。 ダメージ補修をしたい人やサラサラ系の仕上がりが好みの人ならば、一考の価値アリといえる商品です。 オーガニック・国産原料にこだわったナチュラルコスメを販売するブランド「THREE」のヘアオイル。 植物由来の成分で肌にやさしく、髪なじみも非常によいのが印象的です。 時間が経っても、 根元から毛先まで 広がり・パサつきをきちんと抑えられました。 人工的ではない自然なツヤが出て、ベタつきもまったく気になりません。 軽すぎず重すぎず、バランスのよい仕上がりは好感をもてます。 根元がぺたんとなりやすい、 ショートヘアや細毛の人にもおすすめです。 1位〜4位の商品と比較すると 指通りのよさがわずかに劣りましたが、水準は上回っているのでさほど問題ありません。 成分については肌刺激となる成分が入ってない点や浸透性のよさが高く評価され、満点評価となりました。 ただし、精油が入っているので、肌に合わない方は注意しましょう。 都内を中心に、複数店舗を展開するサロン「LIPPS」のヘアオイル。 ワックスの動きやふんわりした質感を邪魔しない軽いつけ心地をうたうとおり、髪なじみのいいサラッとしたテクスチャでした。 6時間乾燥した後も 毛先のパサつきも一切なく、まとまり方は完璧。 指通りのよさも問題ナシです。 ツヤはややぼけた光り方で、人工的なキラキラ感があります。 成分評価では、 肌刺激となる場合もある成分が入っている点がマイナスポイントとなりました。 熱保護成分入りでドライヤー前のケアとして役立つのは魅力的です。 甘い香りを強めに感じるので、香りに敏感な方は要注意。 乾燥に強いヘアオイルなので、冬場の乾燥対策としてもおすすめです。 やや重ための仕上がりなので、軽く仕上げたい人は使う量を少なめにしましょう。 かわいらしいパッケージが特徴的な「ジルスチュアート」のヘアオイル。 同ブランドの香水と同じ、ホワイトフローラルの香りがする商品です。 毛束全体がまとまっていて、 乾燥後も広がりをしっかり抑えられています。 おろしたての平筆のような見た目で、 毛先までサラッとうるおった質感です。 指通りのよさも優秀な評価となりました。 また、やや人工的なツヤ感ですが、 ツヤが出ているのは一目瞭然です。 見た目に関しては、少しだけ毛先がパサついたのが残念でした。 紫外線の防止に役立つ成分を配合しており、UVケアに役立ちます。 ただし、 保湿・補修の成分が不十分であるため、成分評価は4点としました。 ベタベタ感が気にならないテクスチャで、香りも強すぎないので、多くの人が使いやすいでしょう。 重たい仕上がりが苦手で、軽めに広がりを抑えたい人におすすめです。 自然の原料をベースにしたボディケア・ヘアケアなどのコスメを取り扱う「ザ・ボディショップ」のヘアオイル。 テクスチャは軽めですが、仕上がりはしっとりしているので多毛の方にも適しています。 時間が経っても広がりを抑えて、 うるおった質感を維持できました。 指通りも水準以上の評価です。 オイルをつけたことで、逆に髪がパサつくということはないでしょう。 惜しかったのは、 毛先に少しパサつきが出てしまったこと。 自然なツヤ感がはっきり出ていたので、毛先までうるおいキープできていれば仕上がりは文句ナシでした。 植物油と植物エキスのみで作られているため、 肌にやさしい成分内容です。 プレシャンプーオイルとしても使用できます。 補修成分が物足りないため、満点評価とはしませんでした。 ココナッツの香りが強いので、苦手な人は避けた方がよいでしょう。 100円均一で買えて、ヘアケア効果も高いと口コミで人気のヘアオイル「エリップス」。 カプセルタイプのヘアオイルで、少しとろみのあるテクスチャです。 香りが強めなので、ニオイに敏感な人は使いにくいかもしれません。 検証では、6時間乾燥後まで 毛先まで一本筆のようにまとまりました。 ベタっとした重さはなく、 自然なツヤ感・軽やかな仕上がりには好感をもてます。 指通りのよさも水準以上で、しっとりしつつも軽やかな手触りを実感できました。 肌刺激となる場合のある成分が入っているほか、補修成分が不足しているため成分評価では満点をつけませんでした。 サラッと軽い仕上がりになる成分内容なので、細髪・ショートヘアの人にも適しています。 ただし、ショート〜ボブヘアの場合、カプセル1個分すべてつけてしまうとやや重くなってしまうかもしれません。 まずは少量ずつ手にとって、髪に塗っていくことをおすすめします。 湿気によるうねり広がりを抑える「ウカヘアオイル レイニーウォーク」。 伸びのいい軽めのテクスチャで、手に取るとレモンやミントの爽やかな香りをほのかに感じます。 塗布直後から6時間後まで、 毛束全体がサラッと軽くまとまりました。 乾燥後はわずかに毛先がパサつきましたが、さほど気になりません。 しっとりうるおって、 広がりを抑えられているのが好印象です。 つるつる、サラサラな手触りで、指通りの評価も水準を上回る結果に。 コームで持ち上げたときには、 はっきりとツヤが出ました。 成分評価も水準を上回ったものの、満点評価をつけられずに4点に。 熱保護成分のほか、植物油もうまくブレンドされていますが、 コンディショニング成分が刺激となる恐れがあります。 爽やかな香りが好みで、軽やかに髪をまとめたい人ならば検討してもよいといえるヘアオイルです。 シャンプーやトリートメントでおなじみ「TSUBAKI」のヘアオイル。 サラッとしていて伸びがよく、 軽めのテクスチャです。 手に取ると、ほんのりとフローラルな香りが漂います。 イソドデカン・水添ポリイソブテン・ジメチコン・ツバキ種子油が主成分で、成分分析どおり 髪によくなじみました。 毛束全体は重めにまとまり、ツヤもしっかりと見える仕上がりに。 指通りもよくなりましたが、6時間乾燥後に毛先が少しパサついたのが残念です。 成分については、 肌が弱い人は刺激となる場合もあるため、満点評価をつけませんでした。 セット効果のある成分が入っているほか、紫外線対策に優れている成分内容のため外出前のスタイリングに適しています。 ドラッグストアでも購入しやすい「パンテーン」のヘアオイル。 サラッとした軽いつけ心地かつ、くせのない香りなので使いやすいオイルでしょう。 乾燥後のツヤ・まとまりについてはとても優秀。 ゴワゴワと広がった毛束が、6時間経ってもなめらかな質感とまとまりのよさを維持しました。 自然なツヤもはっきりと出ており、仕上がりについては申し分ありません。 しっとりというよりもサラサラと軽い仕上がりで、 指通りのよさを実感できます。 見た目と指通りがよくなる半面、成分評価はいまひとつ。 ダメージ修復をうたっている商品ですが、 保湿や補修はほぼ期待できない成分内容でした。 ダメージケアというよりも、ダメージ髪をきれいに見せる効果のヘアオイルという総評となりました。 湿気で広がりやすいくせ毛や根元がぺたんこになりやすい髪に悩んでいる人向けのヘアケアブランド「アメニモ」。 とろみのあるテクスチャで、香りはおとなしめです。 6時間乾燥後は、毛束の中間あたりまではしっかりまとまりました。 しかし、 毛先には広がりとパサつきが出てしまいました。 全体的に重めでオイリーな仕上がりのため、毛先の乾燥が悪目立ちします。 まとまりはいまひとつでしたが、 ツヤははっきりときれいに出て、指通りもほぼ満点に近い評価となりました。 成分内容についても文句ナシ。 保湿・補修効果が高い成分を複数配合しており、セット力のある成分も入っている点が高く評価されました。 時間が経ってもうねることはありませんが、毛先までしっとり感を維持したい人には不向きでしょう。 蟠桃エキスと桃オイルを配合したヘアケア・スタイリングシリーズ「モモリ」のヘアオイル。 少しベタつきのあるテクスチャで、好みが分かれそうな人工的な桃の香りがします。 やや重ためな仕上がりで、 つるんときれいに毛束全体がまとまります。 毛先までしっとりした質感でツヤ感が美しく、 乾燥による広がり・パサつきも出ませんでした。 指通りも水準を上回る評価となりました。 仕上がり・指通りについては問題ないですが、成分内容が少し気がかりです。 ヘアオイルとしては一般的な成分内容ですが、 コーティング力の強い成分が肌刺激となる場合があります。 肌へのやさしさがいまひとつで、水準以下の評価となりました。 髪が柔らかく、ぺたんとしがちな髪質の人は重たく感じるかもしれません。 しっとりした仕上がりが好みの人やボリュームダウンしたい人向けです。 化粧品でもおなじみロレアルパリのヘアケアライン「エルセーヴ」のヘアオイル。 少量でよく伸びて、 髪になじみやすいテクスチャです。 軽すぎず重すぎずで、バランスのいい仕上がりになります。 6時間乾燥した後も 毛先までするんと揃い、おろしたての平筆のようにまとまりました。 しっとりサラサラな質感で、 指通りもよくなります。 ツヤも自然に出ていますが、もう少しはっきりと光っていれば完璧でした。 シリコーンがベースのヘアオイルで、 成分内容としてはこれといった特徴がありません。 そのため、成分評価は水準レベルにとどまりました。 合成香料が含まれており、 バニラのような甘い香りを強く感じます。 香りの強さが気にならない人には使いやすいヘアオイルといえるでしょう。 ホストだけでなく、実業家やモデルとしても活躍するROLAND(ローランド)さんが手がけるブランド「ローランデール」のヘアオイル。 サラッと伸びのいいテクスチャですが、仕上がりはやや重めになるのでつけすぎには注意が必要です。 塗布直後はなめらかに毛束がまとまりました。 乾燥後でも指通りのよさと根元のまとまりを維持できていた半面、 毛先がやや広がってしまったのが惜しいところです。 また、「ツヤめく髪へ」といううたい文句どおり、 時間が経ってもツヤ感は一目瞭然。 ツヤを出したい人には適しているヘアオイルでしょう。 無香料なので、香りに敏感な人にもおすすめです。 成分評価は水準レベルで、 保湿・補修成分の配合量が物足りません。 細毛・ショートヘアの人に使いやすい成分内容です。 ラックスのプレミアムボタニカルブランド「ボタニフィーク」のヘアオイル。 サラッとしたテクスチャで髪に浸透しているかわからない使い心地ですが、なじませていくうちにゴワつきがとれていく感じがします。 乾燥後でも キラキラした自然なツヤが出て、毛先までなめらかな仕上がりが印象的でした。 惜しい点は、 乾燥後に毛束が広がること。 塗布直後はボリュームダウンしていますが、時間が経つにつれてボリューミーな見た目に変化してしまいました。 指通りは水準以上のまずまずな評価となった一方、成分は評価が伸び悩みました。 浸透性・保湿力の高いハス花油やアルガニアピノサ核油、ヤシ油などをバランスよく配合している点は評価できます。 紫外線吸収剤と防腐剤が肌刺激となる場合もあるので、肌が弱い人は注意しましょう。 シンプルな成分にこだわっている「ETVOS(エトヴォス)」のヘアオイル。 かなり軽めのテクスチャで、オイルをつけた感覚があまりしません。 量は調整しやすいですが、多毛・剛毛の人には軽すぎるつけ心地といえます。 6時間乾燥した後も 非常によくまとまった仕上がりですが、 毛先が少しだけパサついたのが惜しいところです。 ツヤ感はあまり感じられない見栄えでした。 一方で、 成分と指通りはかなり優秀です。 82商品あるなかで、指通りの検証では1位となりました。 しっとりしつつも軽やかな手触りが心地よいです。 ヤシ由来のオイルやスクワランなど、 植物の原料で作られた肌と髪にやさしい成分内容で、頭皮用のオイルとしても活躍します。 保湿・補修成分をバランスよく配合している点も高く評価しました。 コスメやスキンケア、フレグランスのほか、生活雑貨を取り扱う国内ブランド「shiro」のヘアオイル。 まあまあ軽めのテクスチャで、ほどよくしっとりとした仕上がりになります。 また、石けんのような、清潔感のある香りをしっかりと感じました。 まとまり・ツヤについては、ほとんど文句のない仕上がり。 まとまりが極めて優秀だった商品と比べると、毛先のパサつきがわずかに気になる程度です。 乾燥した後でも塗布直後とほぼ変わらず、 毛先までまっすぐまとまって、自然なツヤがはっきりと出ます。 ベタつきは苦手だけど髪にツヤを出したい、という人に適したヘアオイルといえます。 指通りも水準以上で問題ナシ。 ドライヤー前のケアに有効な成分入りですが、 保湿・補修成分が不十分なために成分評価は水準レベルとなりました。 石けんのような香りなので、清潔感のあるニオイが好みの方に向いています。 アフリカの巨木・バオバブから採取したオイルを使ったヘアケアブランド「エルジューダ」。 「硬さがある髪でもやわらかく動かしやすい状態に」とうたうとおり、 やわらかな質感に仕上がります。 とろみのあるテクスチャは髪によくなじみ、ベタつきもまったくありません。 乾燥後でもパサつかず、毛流れもきれいに整います。 美しいツヤ感も出て、満足度の高い仕上がりになります。 もう少ししっとり感があれば完璧でした。 指通りのよさも問題ないですが、成分の評価は水準レベルに落ち着きました。 補修・保湿成分が不足している点や、肌刺激となる場合がある成分が含まれている点が評価を下げました。 香りが強めなので、 ニオイに敏感な人には不向きです。 100円均一のキャンドゥで購入できるヘアオイルとして、口コミで広まった「ミランダ」のカプセルタイプのヘアオイル。 少しとろみのあるテクスチャで、仕上がりはやや重ため。 指通りのいいしっとりとした仕上がりが好みな人向きです。 ダメージ毛束に使用すると、 自然なまとまりとツヤを実感できました。 6時間乾燥後も広がりを抑え続けましたが、毛先が少しパサついてしまったのが惜しかったです。 紫外線から髪を守る効果を期待できる成分が入っていますが、 肌が弱い人は刺激となる場合もあるので注意しましょう。 また、補修成分が不足しているため、成分は水準よりもやや上程度の評価となりました。 香りがかなり強いので、ニオイに敏感な人には不向きでしょう。 あんずの種子からとれるオイルで作られた「あんず油」。 オイリーで少し重めのテクスチャで、 適量がややわかりにくいためつけすぎには注意が必要です。 塗布直後と比較すると、乾燥後は 毛先のパサつきと広がりが少し気になります。 ただし、 全体的にしっとりまとまる点は好印象。 なめらかな質感で、指通りのよさも高評価です。 もっとはっきりとツヤが出れば完璧でした。 シンプルな成分内容のため、 成分は水準レベルの評価に。 あんず油は植物油の中でもサラッとしているため、髪が細い方にも使いやすい使用感です。 少しずつ出てくるタイプのボトルなので、量を調節しやすいのが嬉しいポイント。 オイルを手に取ると、あんずの香りがほんのり漂います。 商品ラインナップが豊富な「エクストラオーディナリー オイル」のツヤ出し効果のあるヘアオイル。 「まばゆく輝くツヤ髪へ」とアピールしている商品ですが、 少しぼやけたツヤ感という印象を受けました。 軽い仕上がりですが、 毛束全体がうるおってパサつきも抑えられました。 毛先がほうきのように広がることもなかったので、くせ毛やパサつきが気になる髪には適している仕上がりです。 指通りのよさでは水準を大きく上回って高評価となりましたが、成分は水準程度の評価に。 シリコーンが主成分で、 植物油や補修成分の少なさが気になりました。 合成香料配合なので、化学物質過敏症の方は香りをキツく感じる場合もあるので注意しましょう。 メイソンジャーを模したボトルが印象的な「アミノメイソン」のヘアオイル。 オイリーですがサラサラとしたテクスチャで、軽めな仕上がりになります。 自然なツヤがしっかりと出て、指通りもまずまずといった仕上がりとなりました。 ゴワつきのないなめらかな質感も好印象でしたが、 うねりやパサつき、広がりが出てしまったのが残念。 乾燥に弱い点がデメリットです。 成分は 保湿・補修・保護成分がバランスよく配合された点が高く評価され、満点評価に。 成分は良質なので、軽めの仕上がりを求めている人ならばチェックしてみてもいいかもしれません。 自然由来成分にこだわったヘアケアブランド「モイ」のヘアオイル。 軽めのテクスチャにもかかわらず、 髪に塗るとベタッと重めな仕上がりになります。 軽めな仕上がりが好みの方には不向きです。 塗布直後と乾燥後を比べると、 なめらかな質感と自然なボリューム感がなくなったのが残念。 乾燥後の毛先にはゴワつきが少し出てしまい、しっとりとした毛流れを保てませんでした。 ギラギラとした人工的な光り方ではあるものの、 ツヤが出ているのは一目瞭然。 指通りのよさにも優れている点は長所といえます。 成分については、エステル油とグリセリンがベースで 保湿力が期待できるという分析結果に。 評価はまずまずでした。 ハーブのような特徴のある香りなので、購入前には香りをテスターで確認しておきましょう。 肌にも髪にも使えるスキンケア発想のヘアケアブランド「スプリナージュ」のヘアオイル。 手に乗せると軽めのテクスチャですが、 仕上がりは少し重めになるのが印象的でした。 塗布直後から6時間後まで、 毛先までしっとりとうるおい、広がりを抑えられます。 つるりとなめらかな見た目も優秀です。 乾燥には強かった半面、ツヤは出ているかどうかわからない程度でした。 指通りのよさと成分は、水準を上回る評価に。 ノンシリコンで植物油もバランスよく配合されており、髪なじみのよい成分構成になっています。 補修成分が入っていれば完璧でした。 しっとりうるおうタイプのヘアオイルなので、剛毛・多毛の方には適していますが、 軽くまとめたい人には向いていません。 オーガニック系のスキンケア・ヘアケア商品を販売する「ジョンマスターオーガニック」のヘアオイル。 美容雑誌でベストコスメを受賞したこともある商品ですが、39位の順位に落ち着きました。 ベタつきの少ないテクスチャで、香りも微かに感じる程度で使いやすいヘアオイルです。 髪質問わず使える使用感なのが魅力的。 毛先の乾燥が少し気になりますが、全体的にまとまった仕上がりでした。 なめらかな質感もキープしており、 指通りのよさも申し分ナシです。 ツヤ感は出るものの、少しぼやけてしまいました。 成分評価は水準レベル。 成分内容はアルガンオイルのみでシンプルな構成ですが、 浸透性が高く、保湿力も期待できます。 プレシャンプーとして使うことも可能です。 スキンケアやサプリメントなどを取り扱うDHCのヘアオイル。 オイリーで重めなテクスチャですが、仕上がりはサラッと軽やかな質感になりました。 指通りのよさも実感できます。 6時間乾燥した後でも 毛束の広がりをほどよく抑えて自然にまとめてくれます。 ややぼやけているのが惜しいですが、 ナチュラルなツヤ感も出ました。 「サラサラつやつや」という商品説明どおり、毛先までしっとりというよりもサラっとまとめ上げている印象です。 スクワランやアルガンオイルなどの保湿成分は入っていますが、 補修成分が少ないこともあって成分評価は水準レベルに落ち着きました。 コーティング力が強く、ゴワつきをなめらかな質感にする効果があるので 枝毛・切れ毛を目立ちにくくしたい人向けのヘアオイルといえます。 シャンプーやトリートメントなどで知られる「アジエンス」のヘアオイル。 「髪が飲むオイル」と浸透性のよさをアピールするとおり、サラッとしたテクスチャが 髪によくなじみます。 ややしっとりとした手触りで、指通りもよくなりました。 はっきりと出るツヤのはよいですが、 ギラギラと人工的な光り方をするので自然なツヤが欲しい人には不向き。 なめらかな質感にはなるものの、 毛先のパサつきが目立つがゆえに評価が伸び悩みました。 ハチミツや加水分解コンキオリンなど、 保湿・補修に優れた成分を配合しており、成分は水準を上回る評価に。 UV対策に役立つ成分も含まれています。 肌刺激となる場合もある成分が入っていますが、肌につかなければ問題ありません。 使用方法にも書いてありますが、 しっかりと振ってから使わないと髪なじみが悪いので注意しましょう。 サロン仕上げのヘアケアシリーズ「ルグナチュレ」のヘアオイル。 少し重めで使用後には手にベタつきが残るテクスチャですが、 髪に塗布するとさらさらと軽い手触りになります。 乾燥後にはほわほわと浮いた毛が目立ち、 まとまりのない仕上がりに。 毛先にもややパサつきが出てしまいました。 ただし、一目瞭然とまではいかないものの 自然なツヤ感があり、なめらかな毛質に整っている点に関しては好感をもてます。 成分評価は満点です。 オリーブ油などの植物油に加え、ケラチンや水溶性コラーゲンといった保湿成分など、 「髪に必要な成分を厳選配合」といううたい文句どおり髪に必要な成分が入っています。 ヘマチン配合で、 カラーリング後のヘアケアをしたい人に適しています。 香りをしっかりめ感じるヘアオイルなので、ニオイに敏感な方は注意しましょう。 体温で溶ける植物性バターを仕様したヘアケアブランド「アハロバター」。 使用後はオイルが手に残りますが、サラッと軽めな手触りに仕上がります。 「ツヤツヤヘアオイル」をうたっていますが、ツヤ感が少しぼやけていたのが残念でした。 それなりにまとまっていますが、 塗布直後と比較すると毛束全体の広がりが気になるので低めの評価としました。 ほわほわと乾燥した毛もありますが、 ゴワゴワ髪がやわらかくてなめらかな質感に変化したところは評価できます。 指通りのよさもまずまずの評価でした。 成分については文句ナシで、満点評価をつけました。 植物油を贅沢にブレンドしているほか、高保湿成分・熱保護成分を配合しており、 髪に必要な成分がバランスよく揃っています。 乾燥後の広がりは惜しいですが、ダメージで硬くなった髪の手触りをよくしたい人や軽めの仕上がりが好きな人には向いています。 韓国の人気ヘアケアブランド「ミジャンセン」のヘアオイル。 髪なじみがよく、 ベタつきのない軽い仕上がりになります。 塗布直後から乾燥後まで、毛束全体の広がりを抑え続けられました。 自然なまとまり方で、なめらかな質感を維持しているのも好印象。 毛先がほんの少しパサついたので、枝毛や切れ毛などで悩んでいる人には向かないでしょう。 植物油配合で自然なツヤ感が期待できるという成分分析どおり、 自然なツヤが出ました。 サラサラとした手触りで、 指通りのよさも問題ありません。 シャンプーしたてのような自然な香りは、好みが分かれにくいでしょう。 UVケアできる成分が入っていますが、 肌への刺激も少し気になります。 補修成分の配合量が少ないこともあり、成分評価は伸び悩みました。 発売開始から25年以上というロングセラー商品「ニュクス|プロディジュー オイル」。 1本で顔・体・髪に使えるマルチオイルです。 スルッと伸びる軽めのテクスチャですが、髪に塗ると重めの仕上がりに。 毛束の広がりを抑えられる点はメリットです。 しかし、毛先だけパサついてしまっているので、 毛先のダメージがかえって悪目立ちしている印象を受けました。 ツヤも出ているのどうかわからない程度です。 一方で、指通りのよさと成分内容は高評価となりました。 植物由来成分がベースで、 どんな髪質にも合うような成分内容になっています。 コンディショニング成分配合で、肌が弱い方は刺激となる場合もわずかにあるので注意しましょう。 スプレータイプで量が調節しにくいことに加え、独特な強い香りが使いにくいポイントでした。 ファッション感覚で使えるパッケージデザインが特徴的な「ロレッタ」のヘアオイル。 「さらさらの髪に仕上げる」という商品紹介どおり、べたつきのない使い心地で、 軽くてサラサラな髪に仕上がります。 指通りもまずまずな評価です。 毛先が少しだけ広がったことに加え、ツヤ感がはっきりと出なかったので減点しました。 とはいえ、 パサつきもなく、全体的に広がりを抑えられていてきれいな仕上がりです。 髪のパサつき・多毛に悩む人に適したコーティング力の強い成分内容ですが、 肌につくとニキビなどの原因になる場合もあります。 植物油の配合量も少なく、成分評価は水準を下回る結果となりました。 仕上がりがいいだけに、肌にやさしい成分構成ではない点が残念です。 吹き出物・ニキビができやすい肌質の方は購入を控えるのが無難でしょう。 シャンプーで知られるヘアケアブランド「パンテーン」のヘアオイルとミルクベースのセラムを混ぜて塗布するタイプの商品。 軽めのテクスチャで、 しっとりさと軽さのバランスがとれた仕上がりです。 乾燥した後も広がりを抑え、 指通りのよいツヤ髪になりました。 一目瞭然なツヤ感ですが、キラキラとした人工的な質感は否めません。 時間が経つと、毛先のしっとり感が失われてしまうのも残念なポイントでした。 成分評価はやや水準を上回りました。 オイルとセラム、ふたつを合わせるとボリュームダウンしたい人・ロングヘアの人に適した成分構成になっています。 成分内容としては、オイルはシリコーンの配合量が多く、コーティング力が強め。 セラムは浸透性の高いテクスチャですが、 補修成分が入っていない点が惜しかったです。 ワックスやヘアクリームなど、ヘアケア・ヘアスタイリング剤を取り揃えた「ルシードエル」のヘアオイル。 全5種のうち、髪質問わずに使えるダメージケアタイプの商品です。 手がテカテカになるくらいオイリーで重めなテクスチャですが、 仕上がりは軽やか。 ただし、乾燥すると毛束が広がって まとまりの悪さが目立ちました。 毛先もパサついた見た目になったのが残念です。 UVケアを期待できる成分が入っているものの、それ以外は あまり特徴的な成分を含んでいません。 そのため、成分評価は水準よりもやや上程度の評価となりました。 ツヤ感・指通りに関しては優秀だったので、 自然なツヤ感を出したい人には適したヘアオイルだと言えます。 国産ゆず種子油を使用した「ゆず油 無添加ヘアオイル」。 ベタつきの少ないテクスチャですが、仕上がりはやや重めでした。 「毛先までしっとりまとまる」とうたうとおり、 乾燥後でも毛先までしっかりとパサつきをカバーできます。 指通りのよさも極めて優秀でした。 広がりを抑えて、なめらかな質感を維持できていますが、時間とともに パサついた毛が出てしまったのが惜しいところです。 ツヤは出ているのかどうかわからない程度なので、 ツヤを出したい人には不向きでしょう。 保湿・補修成分が不足しているため満点評価はつけませんでしたが、 肌へのやさしさが好印象です。 自然にまとまって、肌にやさしいヘアオイルを探している人には合っているといえます。 フランス・ブルターニュ産の海藻エキスを配合した「ラサーナ」のヘアオイル。 コスメ通販サイトでベストコスメを受賞したことのある商品ですが、51位に落ち着きました。 ややこってりとしたテクスチャですが、意外にも仕上がりは軽め。 自然なツヤ感がきれいに出るのは嬉しいポイントです。 しかし、6時間後には毛束はまとまらずに広がってしまい、 指通りもいまひとつでした。 保湿・保護効果に優れた海藻由来のラミナリアオクロロイカエキスが配合しており、成分はほぼ満点評価。 熱から 髪を守る成分が入っているので、ドライヤー前のケアに適しています。 補修成分がもっと入っていれば完璧でした。 香りはそこまで強くないので、使う人を選ばないといえます。 アウトバス・インバスケア商品を豊富にライナップした「モンシャルーテ」のヘアオイル。 同シリーズ内に全6種類あり、こちらは硬くてまとまりにくい髪向けの商品です。 硬い髪向けの商品とだけあって、とろみのあるテクスチャで やや重めな仕上がり。 6時間乾燥後でも髪の広がりを抑えられますが、 塗布直後のなめらかな質感はなくなってしまいます。 ツヤ感もあまり出ず、いまひとつな評価です。 指通りと成分は水準以上で、まあまあ高めの評価です。 シリコーンと植物油、ワックスをブレンドした成分内容で、パサついた髪をまとめるのに適しています。 UV対策に有効な成分を配合していますが、肌が弱い方は刺激となる場合もあるので注意が必要です。 補修成分の少ない点も、評価を下げた要因となりました。 スキンケア・ボディケア・ヘアケアブランド「キールズ」のヘアオイル。 ヌルつきのあるテクスチャですが、髪に塗るとしっかりと浸透し、サラッとした軽い手触りになりました。 乾燥後でも 毛先まで広がりが抑えられ、毛束はまっすぐな仕上がりです。 毛先までするっとまとまっていれば完璧でした。 また、はっきりとしたツヤ感はありませんが、 やわらかなツヤが出ています。 指通りと成分は水準レベルで、平均的な評価に。 肌刺激となる成分はありませんが、 保湿・補修成分が十分に入っていないところが惜しいところです。 オイゲノールなどの香料をブレンドしており、 お菓子のような甘い香りがします。 好みが分かれそうな香りなので、購入前にテスターでチェックしておきましょう。 アメリカ・ロサンゼルス発のオーガニックヘアケアブランド「ジョヴァンニ」のヘアオイル。 ノズル部分を回すとロックがかかる仕様になっており、持ち運びに便利なボトルが印象的でした。 「サラッと軽く、ベタつかないテクスチャ」と商品紹介に書いてあるとおり、 サラサラとしていて髪によくなじむテクスチャです。 しなやかな質感・ツヤ感をアピールした商品ですが、 実際に毛の流れがきれいに整ってツヤ感もはっきりと出ました。 ただし、乾燥によって毛束全体が広がってしまうので、ヘアオイルを使って 髪のボリュームダウンをしたい人には不向きです。 指通りは高評価でしたが、成分は水準レベルで評価が伸び悩みました。 トコフェロールやパンテノールを配合していますが、そのほかに ダメージケアに効果的な成分が見受けられませんでした。 自然派化粧品ブランド「ハウスオブローゼ」のヘアオイル。 「サラサラヘアを実感できます」と商品紹介に書いているとおり、サラサラな指通りになりました。 とろっとしたテクスチャでオイリーな質感がありますが、髪へのつけ心地は軽め。 指通りのいい仕上がりになります。 ただ、 仕上がりが軽すぎて、毛先の乾燥や広がりが目立つのは残念なポイントです。 ツヤ感は出てはいるものの、少しぼやけてしまいました。 しっかりツヤを出したい人には不向きです。 植物油や加水分解シルク配合で保湿・補修効果を期待できるため、成分は高めの評価をつけました。 しかし、紫外線吸収剤としてジメチルPABAオクチルが含まれており、 敏感肌には刺激となる場合があるので注意しましょう。 ドラッグストアでも購入できる、ヘアケアブランド「HIMAWARI」のヘアオイル。 同ブランドのシャンプーやトリートメントと同じ香りをしっかりめに感じます。 オイリーな質感のあるテクスチャで、塗布後はしっとりとうるおった見た目になります。 毛束全体のボリュームは抑えられ、ツヤ感もきれいに出ました。 また、軽めの使い心地で、指通りの良さも好評です。 マイナスポイントだったのが毛先のパサつき。 6時間乾燥後には、毛先がパサついて広がりが見られました。 熱保護成分・紫外線吸収剤も含まれていますが、 保湿・補修成分や植物油 が足りず、成分は水準レベルの評価に。 皮膜効果が高いので、枝毛・切れ毛をコーティングすることには有効です。 美容研究家の神崎恵さんがプロデュースした「ココンシュペール スインググロスオイル」。 「薄づきの軽い仕上がり」と外装箱に書いているとおり、ベタつかずに軽い質感でした。 6時間乾燥後も髪の広がりやパサつきを抑え、表面がつるんとした手触りになりました。 ツヤ感がややぼやけてしまった点と 毛先だけパサつきで広がってしまったのが惜しいところです。 手触りは悪くないですが、 指通りの検証では水準をやや下回る結果に。 成分評価では、紫外線吸収剤以外に特徴的な成分が入っておらず、水準レベルとなりました。 「甘いシックな香り」とうたうとおり、華やかで甘い香りがします。 甘い香りが好みで、軽めの仕上がりにしたい人向きのヘアオイルです。 フランス発のコスメブランド「ロクシタン」のラベンダーやローズマリーなどから抽出したオイルを使用した商品。 香りが強めなので、ニオイに敏感な人は使いにくいかもしれません。 使用後には若干オイリーな質感が手に残ります。 ツヤ感がはっきりと出ますが、人工的なギラギラとした光り具合なのが惜しいところ。 6時間乾燥後には、 パサパサとした毛が出てしまったのが残念です。 指通りがそれなりによく、 髪の広がりを抑えられたのはよい点でした。 補修成分が含まれていないため、成分は水準レベルの評価に落ち着きました。 成分内容はシリコーン油とアルコール油剤がメイン。 アルコール油剤が含まれているにもかかわらず、 ベタっとして重い仕上がりになってしまいました。 プロユースのヘアケア商品ブランド「イイスタンダード」のヘアオイル。 とろみのあるテクスチャで、しっとりしつつもほどよく軽さを残した質感に仕上がります。 乾燥後も、毛束全体の広がりをしっかりと抑えましたが、 毛先がパサついて広がってしまうのがデメリットです。 ツヤ感もボヤっとした印象。 毛先のダメージに悩んでいない人向けのオイルでしょう。 保護効果のある成分内容ですが、補修成分が配合されておらずに成分評価が伸び悩みました。 植物油が入っている点は好印象です。 日本人パフューマーが調香したというフレグランスは、濃厚な柑橘系の香りがしました。 しっかりめに香るので、購入前にテスターで試してみることをおすすめします。 コールドプレス製法で抽出されたアルガンオイルにこだわっている「モロッカンオイル」のヘアオイル。 テクスチャはやや軽めですが、 仕上がりはどちらかと言えば重めです。 自然な美しいツヤが出たのは好印象ですが、6時間乾燥後には 毛束全体が広がってしまったのが残念。 毛先の広がりも気になりますが、ゴワついた毛先までなめらかな質感になっており、指通りのよさはまずまずの評価でした。 タール色素や着色料が含まれており、 肌への刺激性が少し気になります。 特徴的な成分が入っていない点も足を引っ張り、成分評価は水準を下回りました。 しっとりした仕上がりになるので、塗りすぎには注意が必要です。 バニラの甘い香りが強いため、好みが分かれるでしょう。 シャンプーなどのヘアケア商品で知られる「エッセンシャル」のヘアオイル。 サラッとしていてべたつかず、 髪なじみのいいテクスチャです。 「乾燥から髪を守る」とうたっていますが、 6時間乾燥後には毛束全体がぼわっと広がってしまいました。 自然なツヤ感がはっきりと出るだけに、乾燥に弱い点が残念です。 ゴワついた見た目が若干あるものの、 指通りのよさは水準を上回る評価。 摩擦によるダメージから髪を守る効果はあるでしょう。 成分は水準レベルの評価です。 整髪料に使用される合成ポリマーを配合しているので、髪のボリュームアップに役立ちます。 ただし、紫外線吸収剤が 肌に刺激となる場合もあるので、肌が弱い方は注意しましょう。 育毛剤や育毛シャンプーで知られる「チャップアップ」のヘアオイル。 ネット広告で取り上げられることの多い商品ですが、順位は69位となりました。 6時間乾燥後でもパサつかず、 髪全体がなめらかな仕上がりになります。 指通りもよくなりますが、 ツヤがあまりなく、毛先が広がってしまうのは惜しいところです。 「頭皮にもやさしい」「20種類の美容成分を配合」などと商品紹介で成分に関するアピールをしているだけあって、 成分内容は文句ナシでした。 ドライヤーの熱から髪を守る成分が入っており、 熱対策としても有効です。 オイルをつけているのを忘れるほど軽い使用感で、ふんわり仕上げたい人や毛が細い人向けの仕上がりだといえます。 目元・口元・頬のハリ不足をケアすることをうたったヴァーチェの「マルラオイル」。 肌だけでなく髪にも使用できるマルチオイルですが、 ダメージヘアにはしっとり感が物足りない結果となりました。 つけた心地があまりしない軽いテクスチャで、 毛束全体が指通りのいいサラサラな質感になります。 しかし、塗布直後の 毛先のしっとり感が、6時間乾燥後にはなくなってしまいました。 成分は満点ではないものの、4点と高評価。 オレイン酸を豊富に含んでおり、コーティング力が高めです。 酸化しにくい成分なので、 肌が弱い人にも適していると言えます。 無香料なので、ニオイに敏感な人でも使いやすいでしょう。 ダメージの少ない髪のケア向きのヘアオイルです。 国際オーガニック認証基準をクリアした自然素材のみで作られたオーガニックコスメブランド「WELEDA(ヴェレダ)」のヘアオイル。 サラッとしたテクスチャですが、仕上がりはやや重ため。 指通りがよくなるため、ブラッシング前の摩擦予防としても使えます。 一方で、 傷んだ部分の広がり・ゴワつきを抑えることができず、ダメージ補修力は2点と低い結果になってしまいました。 毛先のパサつきも気になるうえに、ツヤの出方もいまひとつです。 髪なじみのよい成分配合ですが、保湿・補修成分が入っておらずに成分評価が伸び悩みました。 薬草のようなクセの強い香りも印象的。 ボトルを少し傾けただけでも結構な量が出るので、量の調節には注意が必要です。 ドン・キホーテで手頃な価格で購入できると口コミで評判の「アルミック ヘアオイル」。 軽めの仕上がりですが、指通りがよくなってゴワつきも抑えられています。 ただし、 6時間乾燥させた後は毛先がパサついてしまいました。 ツヤも出ているのかどうかわからない程度で、いまひとつな評価です。 特徴的な成分が入っていないため、 成分評価は水準レベル。 紫外線のダメージから髪の毛を守ってくれる成分・メトキシケイヒ酸エチルヘキシルが配合されていますが、 肌が弱い人には刺激となってしまう場合があるので注意しましょう。 お菓子のような甘い香りなので、好き嫌いがわかれるかもしれません。 柑橘系などのすっきりした香りが好きな人には不向きでしょう。 髪と頭皮、肌に必要な自然由来原料だけで作られたオーガニックのヘアケア&スキンケアブランド「プロダクト」のヘアオイル。 ブランドコンセプトどおり、 植物由来の成分でできたシンプルな成分構成です。 特徴的な補修成分が入っていないため水準レベルの評価となりましたが、伸びがよくて頭皮マッサージにも使うことができます。 ただ、6時間乾燥後は表面の髪の毛がほわほわと出てきてしまい、 毛先のパサつきや毛束全体のまとまりのなさが目立ちました。 ツヤも出ているのかどうかわからない程度です。 テクスチャはサラサラとしており、スプレータイプのためまんべんなく塗布することができます。 髪のまとまりが欲しい人よりも、軽いテクスチャを求めている人向けです。 ハワイ・グアム旅行のお土産としても人気の「Organix Moroccan Argan Oil」。 ベタつきの少ないテクスチャで、かなり軽めの質感に仕上がりました。 指通りはよくなりますが、まとまりのなさは最低レベル。 ゴワゴワの髪がある程度しっとりするもの、 毛先の広がりとパサつきが気になります。 ダメージ補修力の評価は1. 5という残念な結果になってしまいました。 また、アルガンオイル100%のようなパッケージですが、シリコーンの配合量が多め。 コーティング力は期待できる一方で、 肌につくと刺激となる場合があるので注意が必要です。 見た目の色付けのためにタール色素を配合するなど、 自然派というよりも人工的なシリコンオイルという印象を受けます。 コーティング力がある割に自然なツヤが出ず、ややぼけたような光り方をするため ツヤ重視の方にはおすすめできません。
次の髪がパサつく原因を知りたい! 人気のヘアオイルをご紹介する前に、まずはなぜ髪がパサついてしまうのかというメカニズムについて解説。 パサつきの原因を知って、自分に最適なヘアオイルを選ぶようにしましょう。 生活リズムの乱れや飲酒の影響 髪がパサつく原因のひとつに、生活リズムの乱れが挙げられます。 寝不足の蓄積やストレスなどが起因して、髪が栄養不足の状態に。 産後に髪がパサつきがちになるのは、寝不足も大きな要因となっているのです。 寝不足と同じく、髪がパサつく原因のひとつだと言われているのが過度の飲酒。 毎日大量のお酒を飲んでいると、体にも負担がかかって髪にじゅうぶんな栄養を供給することができなくなってしまいます。 美しい髪をキープするためには、規則正しい生活を送り、食べものや飲みものにも配慮する必要があるのです。 日差しや熱によるダメージ 日焼け止めを塗って、紫外線のダメージを受けないようにケアしている肌と違い、髪には紫外線対策を行なっていないという人も少なくありません。 夏の時期に、海や屋外のプールへ遊びに行ったあと、髪がいつもよりパサついている経験をしたことはありませんか?まさしくそのパサつきの原因こそが、紫外線や熱によるダメージなのです。 太陽の光から受けるダメージだけでなく、毎日使用するドライヤーの熱も、髪にとっては大きなダメージとなっています。 髪は、日々さまざまなストレスを受けていると言えるのです。 パーマやカラーを繰り返すことによるダメージ 髪の形状に大きな変化を与える、パーマやカラーなどの施術。 組織を変化させるための薬剤を使用するため、髪にとっては大きなダメージとなります。 パーマやカラーの施術を受ける際は、トリートメントなどのケアメニューを同時に行う人も多いもの。 しかし、美容院へ行った日から時間が経つにつれ、ダメージの度合いは進行していくのです。 美容院ではなく、市販のカラー剤を使用した場合はさらに大きなダメージを受けることも。 パサつきが気になる人は、今一度美容院で受けている施術メニューを見返してみましょう。 ヘアオイルの効果が知りたい! ヘアケア用品を取り扱っているショップには、髪のツヤやハリを取り戻すことができるとうたっているヘアオイルがたくさん販売されています。 実際、ヘアオイルにはどのような効果が謳われているのでしょうか。 髪の内部にある水分が蒸発してしまうことで、髪全体がパサついた印象へと変化してしまいます。 直接水分を補給してくれるわけではありませんが、ヘアオイルに含まれる油分が髪にフタをしてくれるので、髪の水分が蒸発してしまうのを防ぐ効果が期待できるのです。 静電気の発生を防止する 冬の寒い季節や乾燥する時期には、髪に静電気が発生するのも珍しいことではありません。 パサついた状態の髪は、うるおいのある髪よりも乾燥している影響で、静電気も発生しやすくなるのです。 ヘアオイルを使って髪自体にうるおいを与えておけば、静電気が帯電する心配もなくなります。 髪のツヤが増す ヘアオイルは、油分の影響によって髪に膜をはったような状態になるため、髪のツヤをアップさせることができます。 パサついて広がってしまう髪も、ヘアオイルに含まれる油分が髪に膜をはってくれるおかげで、とてもまとまりやすい状態に。 オイルに含まれる栄養素が髪に浸透するため、ツヤをアップさせながらキューティクルを整えることもできるのです。 髪のパサつきに効果的なオイルの選び方とは ヘアオイルとひと言で言っても、その種類はさまざま。 たくさんありすぎて、一体どれが自分の髪質に一番合っているのかわからないまま、ヘアオイルを選んでいる人も少なくありません。 ヘアオイルには、大きくわけて3種類のものが存在しています。 その3種類とは、植物性・動物性・鉱物性の3つ。 一般的には髪内部の修復や髪質の改善には「植物性のヘアオイル」を、とにかく保湿を重視したいという場合には「動物性のヘアオイル」がおすすめだと言われています。 パサついた髪のツヤを取り戻してダメージから守りたいという場合には、「鉱物性のヘアオイル」を選ぶようにしましょう。 髪のパサつきに効果的なオイルの注意点が知りたい 髪のパサつきをケアしてくれるヘアオイルですが、間違った使い方をしてしまうと、せっかくの効果が得られないだけでなく逆効果になってしまう場合もあります。 そのため、適量を超えて使用してしまうと、髪全体がべったりとした質感になってしまいどこか不潔な雰囲気が漂ってしまいます。 パサついた髪を美しく見せたいなら、長さに合った適量を守って使用するようにしましょう。 頭皮の毛穴を詰まらせてしまう場合も 頭皮の乾燥も、髪がパサついてしまう原因のひとつ。 頭皮をケアするためにヘアオイルを活用している人もいますが、この場合も度を超えて使用してしまうと、全くの逆効果になってしまう可能性があります。 油分がメインとなるヘアオイルは、頭皮にたくさんつけてしまうと毛穴が詰まる原因となってしまうことも。 毛穴が詰まってしまうと髪に栄養が行き渡らなくなってしまうため、ヘアオイルを使用している意味がなくなってしまいます。 頭皮につける際は、控えめと感じるくらいの量にとどめておきましょう。 髪のパサつきに最適なオイルの使い方 ヘアオイルを使って髪のパサつき対策を行なう場合は、お風呂上がりに使用するのがおすすめ!お風呂上がりは、髪がもっとも水分を含んでいる状態なので、ヘアオイルを使って水分を閉じ込めるのに最適なタイミングなのです。 効果的な使い方は、タオルドライした髪をブラッシングし、髪の長さに合った量のヘアオイルを塗るだけ。 ドライヤー前に塗布するのが鉄則です。 水分を閉じ込めるだけでなく、ドライヤーの熱ダメージから髪を守ることもできるので、お風呂上がりには忘れずにヘアオイルを使うようにしましょう。 髪のパサつきに!このヘアオイルがおすすめ 髪のパサつきが気になっている人におすすめの、ヘアオイルをピックアップ!自分の髪質に合うものがあるか、チェックしてみましょう。 エヌドット ポリッシュオイル ヘアオイルとしてはもちろん、スタイリング剤やボディケアアイテムとしても使える「N. エヌドット ポリッシュオイル」。 天然由来の保湿成分を数種類ミックスし、髪にしっかりとうるおいを与えてくれます。 美容師がすすめるアイテムとしても知られる、N. エヌドット ポリッシュオイル。 口コミでも、高い人気を誇るヘアオイルです。 美容院専売のヘアオイルということもあり、信頼度の高いアイテムとなっています。 女性らしいフルーティーな香りも、人気が集まる理由のひとつです。 ラベンダーとローズマリーの天然精油を使用していることもあり、強い香りが苦手だという人からも人気を集めています。 口コミでは、ベトつかずにすっきりまとまるといった意見が多め。 適度にしっとりさせたい人に、おすすめのヘアオイルです。 商品名のとおり、小さいカプセルに1回分ずつのヘアオイルが閉じ込められており、見た目のかわいさも人気を集めている理由のひとつです。 1シートに6粒のヘアオイルがパッケージされており、1つずつ押し出して開封します。 効能別に5種類あるので、自分の髪質に合うものを選んでみてください。 あんずの種から抽出された油を使った、昔ながらのヘアオイルです。 あんず油は、粘度が低くサラサラとした使い心地が特徴。 ベタつかないだけでなく、ドライヤーの熱から守ってくれるような作用もあるため、幅広い年代の女性から愛されています。 界面活性剤やシリコンなどを使用せずに作られているため、髪にも頭皮にもやさしい処方となっています。 髪のパサつきや、髪質の変化に悩んでいる人へおすすめのヘアオイル。 口コミでは、女性らしいローズの香りも支持されています。 ローズの香りが特徴のヘアオイルで、つけた瞬間に癒しの香りを楽しむことができます。 ヘアオイルの中でも軽めのテクスチャで、サラっと使えるのがこのヘアオイルのいいところ。 口コミでは、美容師にすすめられて使い続けているという人も多く、商品への信頼度の高さがわかります。
次のヘアオイルの最大の効果は保湿やツヤ出し! ヘアオイルは、 髪の毛に栄養を与えて保湿する、オイルタイプのヘアケア用品です。 ヘアオイルの効果は主に以下の4つです。 髪を保湿する• 髪にツヤを与える• 髪をまとまりやすくする• ドライヤーの熱や乾燥・摩擦によるダメージから髪を守る それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。 髪のパサつきは枝毛や切れ毛の原因となり、放っておくとボサボサの髪になります。 そこで効果的なのが、ヘアオイルの 保湿効果です。 パサつく髪にうるおいを与え、ツヤツヤにしてくれる効果があります。 髪の毛をオイルコーティングすることで、 さらツヤな髪になります。 ツヤがかかった髪はキレイに見えますよね。 ヘアオイルを使って、モデルさんのようなさらツヤの髪を手に入れましょう。 夜にヘアオイルをつけておくと、朝のスタイリングがぐっと楽になりますよ。 また、ヘアオイルの保湿効果によって、乾燥や摩擦によるダメージから髪を守ってくれる効果もあります。 ヘアケア用品はダメージを修復するというイメージがありますが、使い方によっては ダメージ予防にもなります。 このあたりはで紹介しますね。 今は髪のダメージに悩んでいないというあなたも、予防のためにヘアオイルを使ってみるのはいかがでしょうか。 こんな使い方はダメ!ヘアオイルのNGな使い方! ヘアオイルには、髪にうるおいやツヤを与え、ドライヤーの熱や乾燥などのダメージから守ってくれる効果があります。 しかし、ヘアオイルの効果を実感できないというあなたは、 間違った使い方をしているかもしれません。 まずは、ヘアオイルのNGな使い方について見ていきましょう。 髪をとかさずにつけるのはNG! ヘアオイルをつける前に、髪をとかすようにしましょう。 髪をとかしたら、 髪の内側から手ぐしをして馴染ませるようにヘアオイルをつけましょう。 髪の表面だけにポンポンつけるのもNGです! 髪の根元までつけるのはNG! ヘアオイルは髪全体の半分くらいの長さから毛先までつけるのがベストです。 髪全体につけるとべたつきの原因になります。 ついつい髪全体につけたくなりますが、ぐっとこらえて適切な場所につけてくださいね。 適量を守らずにつけるのはNG! ヘアオイルはたくさんつけたほうがよいと思っていませんか。 ヘアオイルのつけすぎも、べたつきの原因になります。 商品によっても多少変わりますが、ヘアオイルの適量は2~3滴です。 数滴を手のひら全体に薄くのばしてから、髪全体に馴染ませて使いましょう。 効果を最大限に引き出そう!ヘアオイルの正しい使い方!• 髪をとかさずにつける• 髪の根元までつける• 適量を守らずにつける これらのヘアオイルの使い方はNGです! 続いて、ヘアオイルの効果をしっかりと引き出すための 正しい使い方について見ていきましょう。 ヘアオイルの適切な量は? ヘアオイルは、 適量を守らないとベタベタになってしまいます。 髪の長さごとの適量については、以下の表を参考にしましょう。 ショート 1~2滴 セミロング 2~3滴 ロング 3~4滴 ちなみに、あなたが使っているヘアオイルに適量が記載されている場合は、そちらに合わせましょう。 ヘアオイルをつける場所は? 髪がベタつくというあなたは、ヘアオイルを髪の外側につけていませんか? ヘアオイルをつけるときは、 髪の内側から馴染ませるように、髪全体の半分くらいの長さから毛先までつけましょう。 襟足 ( えりあし )の内側に手を入れて、髪をとかすようにして毛先に向かってつけるのがおすすめですよ。 ヘアオイルを付けるタイミングは? ヘアオイルは、髪を保湿してくれるヘアケア用品です。 そのため、タオルドライの状態(ドライヤーで乾かす前)で 少し濡れた髪につけるのが効果的です。 また、外出中の髪のパサつきを抑えるために、お出かけ前につけるのもおすすめです。 このあたりの使い方は、で紹介します。 ヘアオイルのつけ方!効果的な手順! ヘアオイルのつけ方には手順があります。 正しい手順についてまとめて確認しておきましょう。 髪の毛をタオルドライする• 適量のヘアオイルを手のひらにプッシュする• ヘアオイルをまんべんなく両手に伸ばす• 髪の内側に手を入れ、髪全体の半分くらいの長さから毛先までヘアオイルをなじませる• ダメージが気になるときはオイルパック!ヘアオイルの便利な使い方! 続いては、 知ってると得するヘアオイルの便利な使い方を紹介します。 特にダメージが気になるときにおすすめなのは、ヘアオイルを使った オイルパックです。 以下の手順で試してみてください!• 乾いた髪にオイルを馴染ませる• 頭皮にもオイルを馴染ませ、頭皮マッサージをする• 蒸しタオルを頭に巻いて、15~30分程度放置する• シャンプーで洗い流す オイルパックのポイントは、 乾いた髪に行うことと、 頭皮にもヘアオイルをつけてマッサージすることです。 頭皮をマッサージすると血行が良くなるので、頭皮ケアの効果があります。 オイルパックをすると、傷んだ髪が見違えるようにツヤツヤになりますよ。 簡単にできるので是非試してみてくださいね。 ちなみに、頭皮にも付けるので 天然素材のヘアオイルがおすすめです。 あなただけにこっそり教えます!ヘアオイルの使い方応用編! 髪のダメージが気になるときのオイルパックに加え、普段から取り入れていきたいヘアオイルの応用的な使い方を2つ紹介します。 それとあわせて、朝のスタイリングの前に付けると、お出かけのときに髪を 保湿してくれます。 また、ヘアオイルには、乾燥や紫外線から髪を守ってくれる効果もあります。 髪のダメージ予防としてスタイリングにヘアオイルを取り入れてみてくださいね。 普段使っているヘアケア用品にヘアオイルを1,2滴混ぜると、髪の 保湿効果がぐっとアップしますよ。 ヘアオイルのおすすめ人気ランキングTOP3! 最後に、おすすめのヘアオイルを厳選して3つご紹介します。 お気に入りのヘアオイルがまだ見つかっていないという方は参考にしてください! 第3位|いち髪 和草オイル.
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