結論から言うと条件付きで可能。 メイン基板から液晶パネルに接続するケーブルがHD解像度までしか対応していない。 ケーブル自体はFHDまで対応したものがあるのでケーブルが調達できれば交換できる。 以下液晶パネルの基本的な説明。 この時代の液晶パネルは信号規格にLVDSが採用されており、コネクタは40PINが採用されている。 しかし解像度によって映像用ケーブルの配線数が異なっておりHD解像度の場合は40PINのうち20PINの信号線しかケーブルに配線されていない。 それ以上の解像度の場合は40PIN全部の信号線が配線されている。 なので1366x768の液晶パネルしか採用されていないモデルのノートPCは映像ケーブルの信号線配線数をチェックしないと交換可能かどうか判別不可能。 同じモデルでFHD液晶パネルを採用したタイプがあればHD液晶パネル採用のモデルでも映像ケーブルは全ピン配線されている可能性が高くなる。 以上を簡単にまとめると以下の通り。 ・物理コネクタは40PIN ・信号規格はLVDS ・使用配線数 HD 1366x768 までは20PINだけ使用 FHD 1920x1080 までは40PIN全部使用 ・映像ケーブルは40PIN配線と20PIN配線の2種類ある ・ 20PIN配線の映像ケーブルではFHD液晶パネルは接続できない 注:接続は出来るが映像ピンのない液晶ラインに白い筋が入って表示がされるようだ。 最近の液晶パネルは信号規格にeDPが採用されており上記の規格とは互換性がない。 コネクタも30PINと40PINの2種類ありFHD解像度までが30PIN、それ以上の解像度であれば40PINのコネクタが採用されている。 また40PINコネクタのeDP信号の規格には2015年以降に従来のeDP信号の規格に加えてお互いに互換性のない2つの規格が採用されている。 以下新たに採用された2つの規格の説明 ・40PIN eDP Touch 30PINは従来通りFHD表示用の信号線、残りはタッチパネル用の信号線として使用。 タッチパネルが液晶と一体化しているパネルで採用されている。 名前通りQHD 2560x 1440 以上の解像度を持つパネルに採用されている。 以上からノートPCの液晶パネル交換を行う場合に確認するべき点は以下のようになる。 パネルの信号規格 ・LVDS ・eDP 2. 市販されている一般的なノートPCの液晶パネルは大体液晶パネルメーカーの量産品が採用されているので上記の点を気を付けて選べば交換用液晶パネルの説明文に自分のノートPCのメーカーや対応機種がなくても交換が可能。 但しノートPCの天板への液晶パネルを固定するネジの位置が部分的に合わない場合があるのでその点は事前確認が必要となる。 MacBookに関しては独自仕様のコネクタを採用しているので汎用液晶パネルへの交換は不可。 因みに私のノートPCに搭載されている液晶はLP156WH4 TL A1 であった。 視野角と発色が微妙に良くないので解像度が同じIPSタイプに変えるのはありかもしれない。 最後になったが今回は以下の手順で調査を行った。 例:Dell Inspiron15 ・ というサイトで液晶パネルのコネクタ形状とコネクタ配置場所を確認 V3-571の液晶パネルの場合、15. 6インチ HD LVDS 40PINコネクタでパネル左下配置となる。 Inspiron15の場合は15. 6インチ HD eDP 30PINコネクタで右下配置となる。 コネクタの形状からFHD以上の解像度のパネルへの入れ替えは出来ない事が判る。
次の4Kモニタ普及遅延は価格より解像度に問題 ソース不明ながら本当ならテレビの4K普及率は割と高め。 2018年11月の記事より引用。 4Kの世帯普及率は1割に届いておらず source: 1割届かずという表現ならば8~9%くらいは行っているのでしょう。 「それで高め?」と思ったなら、この後モニタのデータ出す。 問題点を7項目考えた。 下へ行くほど問題度が高いとして。 価格の問題では無さそう ほんの数年前まで4Kモニタは10万円を切らない高級品だったけれど、現在は小型モニタなら3万円少々でもゲット可能。 安い順でソートしております。 source: さすがに4Kで24型は厳しいと思うけれど、最安の43型はJAPANNEXTのJN-VT4300UHDという製品があり最安税込39,980円、レビューは3人、星平均4. 36なのでまともな製品なのかと。 並行してフルHDモニタも値下がり幅が大きく、昔は平気で2万円以上していた相場が現在は24型くらいなら、売れ筋1位のiiyamaが1. 4万、5位のBenQが1. 2万円くらい。 5型フルHDモニタ3台分の価格で4台分の表示ができる43型4Kと思えば、インチあたりでコスパ考えると決して悪くはないはず。 コンテンツ不足が原因? Steamの統計より。 赤枠した4K解像度は全体の1. 31%でしかなく、強引に3K超えの3440x1440も4K近いとして足しても1. 72%で、Otherの中に幅3840ではない4096x2160があるとしても2%未満。 25%以下=上限0. 72=上限1. 56% 範囲は世界、属性はゲーマーでこの状態では4K流行っているとは言えない。 映像コンテンツに関してはテレビの方が向いているのでここではゲーマーをタゲった。 原因はいくつかあり、その中で最たる理由と思われることが「4K対応だからこのゲームを購入した」という人は滅多に居ないと思われるところで、普通は「欲しいゲームを買ったなら4Kにも対応していた」でしょう。 私の手持ちならば、3DアクションゲームのBAYONETTAと2D横スクアクションなThe Vagrantが4K対応しているけれど「へー」としか思わない。 多分、4Kモニタ持っていたとしても4K対応かは重要と思わない。 ゲーマーに限らずとすると、以下は当サイトの4K抽出結果。 範囲は11月28日より過去90日間とし、解像度の中で3840と4096の付くモノのみ抽出。 利用率は全体の0. 26%でしかなくPCモニタ385台中1台。 ユーザ数から新規ユーザを引き算すると105となり、90日間のデータなので「その105は全部コメント常連の庶民Aさんなのでは?」と思ったほどPC情強な兄貴達にも使われていないご様子。 技術的なハードルの高さ 色々あるけれど、個人的に調べるならこれが最も面倒と感じる。 source: 上はHDMI、下は書かれていないけれどDP(DisplayPort)のバージョン別で対応している解像度や周波数が違い、4Kモニタで60Hz出そうと思えばそれぞれ最下段のやつが最低限必要。 技術面での問題は他にもまだある。 モニタ側が60Hz対応しているか?• マザーやグラボが4K60Hz対応か?• Windowsは10を利用しているか?• マルチモニタするなら対応可能か? フルHDモニタのように「適当な安いケーブルで双方挿せば多分映る」とは違い、4Kは調べることも技術的な知識も必要になり高めなハードルが1つある。 PC性能のハードルも高い 2つめのハードルは性能。 ただグラボ取り付けて終わりではない。 source: ゲームを4Kで楽しもうとすると、トゥームレイダーの場合は18万円クラスのグラボでさえギリで60fpsに届いておらず、6万円クラスのGTX 1080でさえWQHDまで落としてもギリ60超えな程度。 ゲームしないなら問題ないとしても、ではゲームしないなら映像か?となり、映像なら4Kテレビで見れば良いのでは?となってしまう。 PC利用時のモニタの距離 ここからラストまでの3つがどうにもならない。 source: デスクトップPCの場合、私を例にするとモニタから目までの距離は約70cmを維持しており、仮に24型4Kモニタへ買い替えたとすると12型フルHDの大きさになってしまうため、モニタと目の距離が280cm、約3mの距離から見ている大きさになるのでハズキルーペが必要か。 ノートPCはもっと近い、30cmくらいだろうか。 いずれも4K解像度はムリがある。 大型モニタのサイズ問題 ではモニタを大きくすればよろしい。 43型4Kならば21. 5型フルHDと同じ表示サイズになるため、70cmの距離から見ても操作は普通にできるはず。 ところが21. 5型フルHDを正面に2枚横並び、その上へ21. 5型フルHD2枚を横並びにしたレイアウトになるため、デイトレーダーでもなければ上が見づらい。 最大の問題点は43型4Kを70cmの距離で使うと見上げたり目線を上へ移動することになるため、肩こり持ちなら更に悪化する可能性があるところ。 私も昔はプロの肩こり師だったので、フルHDモニタの上部の高さが目線と水平になるよう座椅子と座布団で調整しております。 これよち上にモニタが来るなら、もっと座面高くしなければならず、そうなると下が見づらいはず。 古いソフトウェア非対応 ラスト。 4Kモニタ持っていないので上手く表現できないけれど、下はフルHDより1段階上の解像度であるWQHD、2560x1440であり、フルHDが75%にあたるやや高解像度モニタのスクリーンショット。 それを縦横75%へ縮小したので、パソコンから画像クリックして拡大し、フルHDモニタで見たなら実寸大。 この程度ではわかりにくいけれど、フルHDと比較するとアイコンの大きさに対してメールソフトのメニューが小さく表示されております。 右のテキストはWindows 10の設定で1. 25倍に拡大されているけれど、メニューやアイコンにまでは対応できない。 このように昔のソフトウェアはスケーリングによる拡大がされず手動で拡大したり、モニタの解像度を下げた方が使いやすくなってしまい、解像度下げるくらいなら4K要らない、となってしまう。 というわけで、デスクトップPCで43型4Kならまだアリだとしても、ノートPCで4Kは昔のソフトがまともに操作できない。 ノートで4K解像度にムリがあり、個人的には13. 3型WQHDでさえストレスを感じるバランスだと判断しており、ノートで流行らない解像度がPCモニタの解像度として普及は難しいと思う。 4Kモニタ普及率は伸びても頭打ちする予感 総務省の調査を基準にすると、パソコンとスマホの世帯普及率は7割前後、対してポストPC時代とアホが大騒ぎしていたタブレットは5割満たず、4割台で頭打ちになりそうな状況。 なぜかは、タブレットを必要とするような使い方をする人が少ない、スマホとパソコンあれば要らない人が多いためと思われ、4Kモニタもタブレットと似た需要になるのではなかろうか。 こういう人限定。 古いソフトは使わない、または拡大が苦にならない• 大画面モニタを首を振りまくり見渡す動作が苦にならない• どうしても4K解像度でなければならないコンテンツや用途がある タブレットに置き換えるとこう。 重くても苦にならない• 本体サイズがデカくても問題ない• どうしてもタブレットが必要となる用途がある パソコンとスマホとフルHD解像度はこう。 形態が適している• 用途にも適している• 多くの人の生活に溶け込めている 最近は、「実はデスクトップ用モニタはWQHDが最適なのでは?」論も見かけるけれど、ノートPCで流行らない解像度が普及するとも思えない。 4KモニタがあればあるでフルHDに落とせば良いので問題ないけれど、それなら最初からフルHDで良いのでは、となり、価格が同じになれば4Kモニタは売れるでしょう。 4K解像度が普及するとは言っていない。 いつ頃から普及し始めるかは、現在の30代後半くらい以上の人間が老化して死んだりボケたりする頃だろうと思えば、本当の4K時代は50年くらい先なのか?と想像して笑った。 もっと早いのは間違いないでしょうな。 まずは価格次第。 同じになればフルHDが存在する理由がなくなる。 Win10ムダ機能更新がご多忙だろうから考えもしないだろうけれど。 メール 4Kモニタが普及しない原因は価格より解像度に問題 - BTOパソコン. html リンクタグ 4Kモニタが普及しない原因は価格より解像度に問題 - BTOパソコン. html >家電量販店のテレビ売り場は4K解像度が多いらしく 4Kテレビなんぞ30台中1台くらいしか無い in 埼玉の田舎 >さすがに4Kで24型は厳しいと思うけれど ・デフォルトのDPIでは厳しいどころの話では無いほど細かく見づらい ・DPIを大きく(150~200%)すると見やすくなる ・高DPIでは「画面を広く使えないけれどドットが細かいから綺麗」 ・4割前後のソフトで表示に支障が出る(互換設定である程度は騙せる) ・コストパフォーマンスを求めるなら圧倒的にフルHD ・画面を広く使いたいなら4K ・デジカメで撮った写真を細かくデジタル加工したいなら4K ・高解像度(フルHD超え)の動画をキレイなまま見たいなら4K ・フルHD以下の動画ならフルHD(4K画面だとフルHDの4倍ボヤける) ・高スペックPCで4K解像度のゲームをプレイしたいなら4K >最安の43型はJAPANNEXTのJN-VT4300UHDという製品があり 私的にあまり安い4Kは「画面解像度が高いだけ」でしょうからお勧めしません。 PCで言うなら「コア数が多いだけのAtom」みたいなもの。 ディスプレイの性能は画面解像度だけで決まる訳では無し。 ドン・キホーテの4Kは記憶に新しいところ。 the360. doit? モンハンみたいな画の迫力を重視するゲームなら4Kを求めるのもアリかと。 >モニタ側が60Hz対応しているか? ちなみに対応していても、モニタのメニューを呼び出して機能をONに切り替えないと30pのままなこともあり。 動体視力がヘボい私の目でも30p環境でアクションゲームをプレイしたら残像が気になったので、ゲームが主目的なら60p対応環境の完備を推奨。 動画は見比べないと違いは分からず。 古いゲームで「表示位置とボタンがズレているため押せずプレイができない」とか「テキストが消えて読めない」とかが解消できる、可能性があり。 私の環境だとFlexibleRenamerが顕著。 画像上側が適用前、下側が適用後。 imgur. jpg.
次の最近では10〜12型クラスの小型ノートPCでも、フルHDやWUXGAなどの高解像度液晶を搭載する製品が増えている。 筆者は「Let's note RZ」シリーズ(10. 1型)を使い始めてしばらく、そんな風に感じていた。 仕事柄、誌面でアイコンなどが見やすいように、解像度を落としてスクリーンショットを撮ることも多い。 スクリーンショット撮影のために設定を変更し、撮影後に戻すのを忘れている可能性もあると思って解像度を確認した。 気のせいかと思ってしばらくそのまま使っていたにが、どう考えてもおかしい。 実は、調べてみたら、どうやら解像度とは別の問題で、「表示倍率」の設定にあった。 筆者のノートPCは、出荷時に「表示倍率」が150%に設定されていることが判明したのだ。 出荷時の150%設定 100%に変更 150%表示から、100%表示に変更すると、同じWindows表示で、これだけ画面のフリースペースを確保できるのだ。 「表示倍率」の設定を変えると、このように表示できる情報量が格段に違うことがよくわかる。 設定の変更は非常に簡単。 デスクトップの何もないところで右クリックし、「ディスプレイ設定」を選ぶ 赤枠の部分が150%になっているので、ここをクリック (Creators Updateを適用していない場合はスライダーでの調整となる) 100%を選択する 表示倍率が等倍に戻る アプリによっては設定がすぐに反映されないので、その場合は一度サインアウトする 150%から100%に再設定し、これで画面を解像度通り、ノートPCの画面を広く使えるようになった。 ただし「表示倍率」を小さく変更すると、アイコンやメニューも小さくなる。 画面が小さい場合や、老眼など、細かい文字が見づらい場合は、逆にストレスとなる。 こうした場合は、見やすい倍率まで「表示倍率」を大きくするのとよいだろう。 「表示倍率」の設定は、100〜200%まで、25%単位で倍率を変更できる。 内藤由美.
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