遊園地で起きた最悪のジェットコースター事故… 恐ろしすぎる… 沢山の乗り物があって子供から大人まで楽しめる遊園地。 そんな皆が大好きな遊園地ですが、 一歩間違えると大惨事になってしまう場合があります。 絶叫マシンであるジェットコースターに乗っている時、 シートベルトが外れて外に投げ飛ばされたり、 ジェットコースターの椅子が外れてしまったりと・・・ 思いがけない事故に見舞われる可能性があるという事は 知っておいたほうがいいかもしれません。 今回はそんな 遊園地でおきた衝撃的な事故をご紹介します。 2007年5月エキスポランド脱線死亡事故 2007年5月5日、ゴールデンウィークのため 特に来園者が多い中で前代未聞の事故は起こりました。 4つの空席を残して20人を乗せて発車した車両は 高速走行が始まり最初の谷を過ぎた山頂の付近で 2両目左の車輪を止めていた 車軸が根元から折れたナットごと落下。 そのまま走行を続けていたが、 コース後半の 二重螺旋を上昇し下降してきたところで車輪が脱落。 その結果支えを失った車両は左に大きく傾くという事態に陥りました。 この事故により 女性一名が左手すりに頭を挟まれ死亡。 その他21名が負傷し病院に運び込まれた他、 事故を目の当たりにして過度の恐怖や興奮によるPTSD 外的心象トラウマ が懸念されるとされ、 気分の悪くなった15名も病院で手当てを受けるという大惨事となりました。 エキスポランドのジェットコースター事故原因は 車両の部品が破損して辺りに飛び散っているという現場の状況から 金属疲労による事故ではないかと推測されていました。 その後の調べて脱線の原因は確かに推測通り金属疲労であることが判ったものの、 その 車軸は15年間取り換えられていなかった。 2007年12月富士急ハイランド点検中に挟まれる事故 男性従業員が「 ええじゃないか」の点検中におきた悲劇・・・ 13日午後5時5分ごろ、 山梨県富士吉田市の「富士急ハイランド」で、 男性従業員(56)がジェットコースター「ええじゃないか」の車両点検をしていたところ、 車両が突然動きだし、腹を挟まれた。 従業員は近くの病院に運ばれ、 意識はあるが内臓を損傷しており重症。 警察によると、従業員は営業終了後、 車両基地で別の男性従業員と2人でブレーキパッドなどを点検中、 車両が突然動きだし、内臓を損傷という。 別の従業員に怪我はなかった。 点検はとても大事で何度しても損はありません。 しかし、点検中にも少しの不注意であったり、 何かの要因で事故に巻き込まれる事もあります・・・ 2012年4月富士急ハイランドボルト落下事故 先ほどもあった「ええじゃないか」からのボルト落下事故。 ボルトが直撃したのは30歳の女性。 29日午後0時25分頃、 山梨県富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」で、 走行中のジェットコースター「ええじゃないか」からボルト1本が落下、 真下を歩いていた東京都の女性会社員(30)の額に当たり、 約6センチ切るケガを負った。 同遊園地を運営する富士急行によると、 ジェットコースターは5両編成で前から2両目に底に取り付けられた 直径12ミリ、長さ13センチのボルトが折れた。 このボルトは車両の逆走を防ぐ 「逆走防止フック」を固定する部品だという。 ボルトなどは消耗品ですのでいずれは劣化します。 それを踏まえて点検などをしているはずですが、 全てを完璧に見るというのはやはり難しいのでしょうか。 2011年1月東京ドームシティ男性が転落死 「スピニングコースター舞姫」から落ちてしまった34歳の男性。 30日午後0時45分ごろ、 東京都文京区後楽「東京ドームシティアトラクションズ」で、 男性従業員から「ジェットコースターから男性が転落した」と110番があった。 警察によると男性(34)が病院に搬送されたが、 約2時間後に死亡した。 事故があったのは「スピニングコースター舞姫」。 男性はカーブに差し掛かったところで安全バーが外れ、 高さ7~8メートルから投げ出された。 私達の命を守ってくれる安全バー。 これが外れるという事は単純に「死ぬ」という事。 凄まじい高さから凄まじい速度で投げ出されたら人間はひとたまりもありません。 2012年6月軽井沢おもちゃ王国 ジェットコースターから6歳男児転落、重傷・・・。 17日午前11時ごろ、群馬県嬬恋村の遊園地「軽井沢おもちゃ王国」で、 茨城県龍ヶ崎市白羽、小学1年の男児(6)がジェットコースター 「ドラゴンコースター」から転落し重傷を負った。 警察によると男児はコースターに乗車後、 3周目で約1. 5メートル下の地面に転落した。 男児は手の骨を折り顔にすり傷を負ったが、命に別条はないという。 ジェットコースター(最頂部の高さ約3メートル)は 5両編成で1両目に前後2人ずつ計4人が乗車する。 シートベルトは腰部に装着するタイプで男児は5両目前部に乗車していた。 高さが1. 5メートルという事で、 最悪の自体は免れる事が出来ました。 しかし、これがもう少し高い場所、最頂部であったら? もし落ちたとき頭から落ちていたら? 少しでも何かが違えば最悪の事態になっていたかもしれません。 2013年2月ナガシマスパーランド 点検走行中のコースターから従業員転落・・・。 8日午後3時15分頃、 「ナガシマスパーランド」で点検のため ジェットコースターに乗っていた従業員(34)が 約10メートルの高さから転落し、 腰などの骨を折る重傷を負った。 事故があったのは全長280メートルのジェットコースター「シャトルループ」。 7両の車両で急上昇したり、 高さ15メートルで逆さになって一時停止したりするアトラクション。 最高速度は90キロという。 速度が出なかったため、 事故当時は試運転をしながら点検中で14人の従業員が乗っていた。 車両には落下防止用のバーが付いているが、 倉橋さんが乗った7両目は完全に固定されていなかったという。 点検中の事故と言うのは思っているよりも多く、 実は危険な作業です。 それはそのはず、高所作業が基本なので 1つのミスが重大な事故になる可能性が秘められています。 安全確認や安全対策をしっかりして作業に取り掛かって欲しいですね。 2015年8月アメリカサンダスキーで男性がジェットコースターにはねられ死亡 落としたスマホを拾おうとした男性がジェットコースターにはねられ死亡する事故。 米オハイオ州サンダスキーにある遊園地「Cedar Point Park」にて 13日午後5時ごろ、同州イーストカントン出身の男性(45)が ジェットコースターにはねられて死亡。 男性は自身がそのコースターに乗った際に携帯電話ほか私物をおとしており、 それらを拾おうとしてレールが網羅されている 立入禁止区域に金属のフェンスを超え自ら侵入し、事故に遭った。 このジェットコースター「Raptor」は最高で時速約90kmに達するという。 この事故は被害者の自業自得でおきたもの。 コースターに乗り、持ち物を落としてしまった場合は まずは何よりも従業員に知らせて取って貰うのが基本でしょう。 軽はずみな行動が死を招く事になりました・・・。 2015年5月中国絶叫マシンから乗客が投げ出される事故 2名が死亡、2名が重傷、1名が軽傷を負うという大惨事を招きました。 5月1日12時過ぎ、中国浙江省温州市平陽にある龍山アミューズメントパークで、 絶叫マシンから落下し、乗客2名が死亡する事故が起きた。 2本の長いアームが回転を始めたと同時に 両端にあるゴンドラから3名の客が次々と落下。 地面に体を強打した2名が搬送先の病院で死亡。 2名が重傷、1名が軽傷を負い手当てを受けた。 乗客が安全ベルトを締める前にスタッフがスクリームを稼動させたために、 一部の乗客が高所にあったゴンドラより投げ出されたものと思われる。 機械の整備不良などではなく、 完全な「ヒューマンエラー」。 スタッフが急いで出発させたために準備が出来ていなかった乗客が死亡・・・。 どれだけ混んでいてもどれだけ急いでいても 安全確認だけはしっかりしてほしいものです。 2013年3月カンボジア小型ジェットコースターが脱線 日本人観光客が死亡し、カンボジア人ガイドが重傷をおった事故。 カンボジア北西部シエムレアプで22日夜、 遊園地の小型ジェットコースターが脱線する事故があり、 乗っていた日本人観光客(21)が投げ出され、同日死亡した。 車体はボルトが緩むなどの不具合が事故の原因だと思われる。
次のこの記事の目次• garow. しかし、多くの人からの熱い要望を受けて、その2年後である1972年3月15日に改めて営業を再開して以来、大阪を代表とする遊園地として親しまれていました。 「人類の進歩と調和」をテーマにした大阪万博でしたが、その意味では、そんな大阪万博の覚めやらぬ夢を引き継いだ遊園地だったと言えますね。 エキスポランドの人気アトラクションと言えば… そんなエキスポランドの象徴的なアトラクションと言えばこちら。 エキスポランドの巨大観覧車「テクノスター」 「テクノスター」は1985年に茨城県つくば市で開催された「科学万博つくば85」にちなんで、全長85メートルという当時では世界最大の大きさを誇った巨大観覧車です。 エキスポランドの園内での存在感はもちろんのこと、かなり遠く離れた場所からでもこのテクノスターは確認できたので、エキスポランドに訪れる際には、徐々に大きく見えてくるテクノスターの勇姿に心が躍ったものです。 また、エキスポランドの閉園が決まった後は、全てのアトラクションが順次撤去されていったのですが、実は最後まで残っていたのもこの「テクノスター」で、文字通り、エキスポランドを最期まで見守っていた存在だっと言えますね。 各乗客は、背中からお尻を背面サポートに押し付けた形で、足の間にある小さなサドル状の座面を股間まで引き上げ、 左右の肩からわき腹を押さえつけるサポートに挟まれ、腹部を押さえるサポートバー、 さらに両脇と腹部のサポートを結わえるベルトによって固く立ち席に押さえつけられる形で乗る。 shippai. shippai. それでも風神は、左右のレールを傷つけて異音を発しながら急降下や旋回を続け、コース後半の2重のループを旋回しながら上昇し、急降下に差し掛かったところで、ついに車輪が脱落。 車両は左に約45度傾いた状態のまま約35メートル進み、作業用通路に設置された手すりに接触してようやく停止しました。 blog. so-net. cocolog-nifty. wikinews. コースターとみられる部品の破片が飛び散ってきた。 白い煙も見えた。 2両目の前の人はピクリとも動かなかった」と語った。 wikinews. 「いつもより横揺れが激しかった。 carview. 知恵袋の中で貴重な証言をされています。 前から思ってたのが、「このジェットコースター絶対いつか事故起こす!」という事です。 何度も乗っている人間が言うのも変なんですけど・・・なぜそう思ったかというと、絶叫マシーンという度が過ぎているんです。 かなり激しい動きをするし、そのせいで顔が左右の安全バーにガンガン当たって痛いの何の・・・ 引用:Yahoo! chiebukuro. yahoo. 破損した車両の部品が飛び散っているという現場の状況から、当初は金属疲労を原因とした事故ではないかと推測されていました。 ところが、その後の詳細な調査の結果、確かに脱線を引き起こした直接の原因は金属疲労であることがわかったものの、 その金属疲労は単なる経年劣化によるものだけではなかったようです。 jiji. 事故の前には、2007年1月31日に点検が行われていましたが、その際にも単に目視による点検だけ、本来行われるべきJIS検査基準による非破壊検査が実施されていなかったことも明らかになりました。 さらに、今回事故を起こしたのは「風神」でしたが、もう一方の車両である「雷神」の車軸についても調べた結果、「風神」と同じ箇所に目視で確認できるレベルの亀裂が発見されたと言います。 エキスポランド事故~被害者の小河原良乃さんの首が切断されて飛んだ? 死亡した小河原良乃さんは切断された? ネットでの情報によると小河原良乃さんは頭部が切断されたと噂されています。 64 ID:GVJ91tWR0. ne 5日、千里万博公園の「エキスポランド」でおこったジェットコースター「風神雷神2」がおこした脱線事故に関して、衝撃的な情報が飛び交っている。 19人が重軽傷、女性1名が死亡。 死亡したのは、19歳になったばかりの小河原良乃さんで、車両とレール左側の手すりに顔を挟まれた、という。 が、驚くべきことはマスコミが自主規制した事故の状況。 小河原さんの顔は鋭く抉り取られ、脳漿が飛び散って顔から浴びた乗客も。 線路したには、50センチもの血でできた水溜りができたという。 「乗客はみんな顔面蒼白だったとのことです。 救出された直後、ゲーゲーと吐いていた人もいたとか。 あれは事故の恐怖ということですが、死体を見たショックじゃないですか。 生前の小河原さんはアイドル並の美少女だったの に、死体からは顔が半分なくなっていたとのことです。 99 ID:l1TH4S4K0. net 想像をしにくいかも知れませんが 僕達の頭上のレールは位置的にマシンが下った後、最も加速するポイントで 最高速度から一気に急停止した為に轟音が鳴ったのだと思います。 最高速度と急停止の間にシートが倒れ 頭部がチョンパになったのでそれはそれは凄まじい勢いでした。 53 ID:l1TH4S4K0. net 何が起こったのか理解出来ず ただ約10m先に落ちてきた女性の頭部を眺めていました。 この瞬間、周りは恐怖・好奇心に包まれ悲鳴が鳴り響いていました。 40 ID:l1TH4S4K0. net 胴体から分離されて尚、活発にウネウネと動いている眼球。 筋肉が無くなった故なのか垂れ下がっている口元。 何故だか飛び散っている脳髄。 全てが現実だと認識するには時間が掛かりました。 引用: また、この事故を目の当たりにしたことによる精神的ショックから、気分が悪くなった15人も病院で手当てを受けたという情報もありますが、この事故によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)が懸念される人は相当な数に及んだことでしょう。 当時のエキスポランドの公式サイトに掲載されていた謝罪文と臨時休園のお知らせは次の通り。 お 詫 び 5月5日、エキスポランドで発生しました『風神雷神II』の事故で死亡者ならびに負傷者を出しましたことは、誠に申し訳なく深くお詫び申し上げます。 お亡くなりになられた方に対し、心からご冥福をお祈り申し上げますとともに、ご遺族様には心より謹んで深くお詫び申し上げます。 負傷されました方々には一日も早く全快なされますよう、お祈り申し上げます。 さらに、この度の事故により多くの方々に多大なご迷惑をおかけいたしましたことにつきましても、誠に申し訳なく存じます。 当園では直ちに事故原因の究明と善後処理に取り組み、再びこのような事故を起こさぬよう安全の確保に全力をあげる所存でございます。 とり急ぎホームページ上をもちまして謹んでお詫び申し上げます。 また、勝手ながら5月6・7日は臨時休園させていただきます。 それ以降の営業につきましては、まだ決まっておりませんので、後日ホームページをご覧いただきますよう、お願い申し上げます。 平成19年5月5日株式会社エキスポランド 引用:エキスポランドのサイト — エキスポランドの事故のニュースを見て公式サイト… — Yahoo! chiebukuro. yahoo. しかし、実際に営業を再開することができたのは、それから約3ヶ月後の8月10日でした。 3ヶ月後に営業再開するも相次ぐ事故に来園者は8割減 しかし、営業再開した当日から小型コースターの「ワイルドマウス」で緊急停止事故が発生し、9月15日には、エキスポランドの目玉アトラクションの一つである宙づり式ジェットコースター「OROHI(オロチ)」が、停止位置をオーバーランする事故を起こします。 さらに、10月7日には急流すべり「バックスピン」で、安全ベルトの不具合により小学生男児が負傷するトラブルが発生するなど、そのずさんな管理体制は相変わらずだったようです。 12月には再び休園。 そしてエキスポランドは倒産へ 来園者の激減によりエキスポランドは経営が難しい状態になり、同年12月10日には再びの休園を余儀なくされてしまいました。 ただ、この時点ではまだ、2009年春のリニューアルオープンを目指し、支援企業を募っていたようですが、あまりにずさんな管理体制に手を差し伸べる企業は結局現れませんでした。 そして遂に、2008年10月に自主再建を断念し、2009年2月には民事再生法を申請。 これにより、約35年もの長きに渡って親しまれてきた、エキスポランドは倒産する結果となりました。 instagram. そして、あらたな利用事業者として選ばれたのが 三井不動産です。 三井不動産が提案したのは、教育や異文化の交流を目的とした複合型施設で、2015年から、その施設名を「 エキスポシティ」として、商業施設とレジャーが合体した複合型施設として運営されています。 また、全72基あるゴンドラのうち、「VIPゴンドラ」が2基設定されていて、定員は4名で、座席シートや照明等の内装が特別仕様になっているそうです。 生き物の魅力にふれる「NIFREL(ニフレル)」が話題に 現在、エキスポシティの目玉として人気なのが「NIFREL(ニフレル)」ですね。 ・2007年5月5日大阪の遊園地「エキスポランド」で痛ましい死亡事故が発生した。 ・エキスポランドは大阪万博のアミューズメントゾーンとして作られた遊園地。 ・エキスポランドの事故は管理体制がずさんだったために起こるべくして起こった事故。 ・エキスポランドはその後も事故を何度か繰り返して倒産した。 ・現在はエキスポランド跡地は「エキスポシティ」として生まれ変わっている。 いかがでしたでしょうか。 だからこそ、慎重に慎重を重ねて、何重にもセーフティをかけているはず!絶叫マシーンに乗る人は皆、そのように考えているに違いありません。 逆に、そう考えないと恐怖心を楽しむ乗り物なんて、とても乗れませんからね。 とこが、実際のエキスポランドの管理体制のずさんさは想像を絶するものでした。 今回の事故は、起こるべくして起こったと言っても過言ではありません。 instagram. asahi. 本来は先頭車両に乗り込むはずの小河原さんだったのですが、すぐ後ろに並んでいた親子連れ3人を同じ車両の乗せてあげるべく、席を譲ったのだとか。 最後になりましたが、亡くなられた小河原さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
次のファイアボール | アメリカ・オハイオ州 2017年7月26日アメリカの遊園地のアトラクションから乗客が複数人放り投げられる事故が起こった。 ファイアボールは柱に固定されている複数の座席が高速で回転しながらた振り子式に動く乗り物だ。 地元当局によると1人が死亡、5人が重傷、二人が負傷した。 死亡した人は18歳の少年、乗り場から約15メートル先の地上に落下し衝撃で死亡したとみられる。 事故直後は安全確認がされるまですべてのアトラクションを停止する処置をとった。 ザ・ビッグ・ディッパー|バタシーパーク(イギリス) イギリスのザ・ビッグ・ディッパーは、地上最悪のローラーコースター事故の汚名を持つコースターだ。 1972年当時ビッグ・ディッパーは人気の木製コースターで、このテーマパークの目玉であった。 ガタガタいうオンボロなアトラクションで、定期的に念入りなメンテナンスを行う必要があったが、客にはとても人気だった。 同年、5月いつものように乗客を載せて出発、しかし頂上付近で異変が起きた。 コースターを頂上に向けてひっぱっていたロープが切れたのだ。 さらにコースターの後退防止システムが停止。 コースター車両は猛スピードで坂から乗降場へ降下していき、コースターごと壁に打ち付けられた。 当たりは血の海になる悲劇だったという。 この事故で子供5人が死亡、13人以上が負傷した。 2年後にはこの大惨事を引き起こした怠慢が原因で閉園した。 しかし、2007年5月5日、ゴールデンウィーク中に悲劇が起こる。 脱線した車両は傾き、乗客だった19歳の女性がレールの手すりに挟まれ死亡、その他21名が負傷した。 これは日本国内最悪のテーマパーク事故として記録されている。 調査の結果、脱線の原因は車軸の金属疲労による断裂。 その車軸は15年間取り替えられていなかったことが判明した。 事故から一ヶ月後に営業を再開したが、事故の影響で入場者が激減し、2009年に閉園することとなった。 ライド・オブ・スティール|ダリエンレイク(アメリカ) アメリカ軍の軍曹でイラク戦争の経験者ジェームズ・ハッカマーはダリエンレイク遊園地にあるすべてのジェットコースターに乗ってみたいと思っていた。 彼は戦争で両足を失っているが、園内のアトラクションは彼のような人が乗るにしても十分に安全であるということだった。 しかし、ライド・オブ・スティールというアトラクションに乗った彼は、最初の落下で安全バーをすり抜けて落下し地面に叩きつけられて死亡。 非常に残念なことに膝にのせたバーやシートベルトはハッカマーをしっかりと守ることはできなかったのである。 大擺錘(だいはいすい)| 成都動物園(中国) 四川省成都市の成都動物園にあるこのアトラクションは富士急ハイランドにある「トンデミーナ」と似た作りのアトラクションである。 乗客は足が宙ぶらりんになる円盤に乗る。 その円盤の軸が周り、円盤自体も回転する、という乗り物だ。 そういった特徴から、乗客の足場は乗降式になっており、乗り降りする際は足場が上がってきて、運転中は下がるようになっている。 この乗り物で起きた事故は、足場が原因で起きた事故で、その内容はこうだ。 乗客の安全ベルトを解除する時、吐瀉物に足をとられて転倒。 機器のすき間に転落した。 その時点で機器は完全に停止していなかったため、上下に動く足場に押しつぶされて死亡した。 サイクロン|コニーアイランド(ニューヨーク) サイクロンというジェットコースターは、ニューヨークにあるコニーアイランドにあり、 何人かの被害者を出したコースターだ。 一つは、80年代に20代の若者が走行中に座席から立ち上がり、レールに頭をぶつけ死亡。 もう一つは、26歳の保守作業員が安全バーを外し、立ち上がってコースターに乗ったため落下して死亡した。 最近では2007年7月カリフォルニア出身の53歳男性ケイス・シラサワという人物がこのコースターにより亡くなった。 彼はコースター乗車後、痛みと指先などの麻痺症状に襲われた。 病院に入院し検査の結果、脊髄を折っており彼はその数日後にケガの合併症で死亡した。 リトル・ファイヤー・ドラゴン|ラグーンアミューズメントパーク 見た目にインパクトがあり、そこまでの危険性を感じさせない子供向けのコースターだが、事故により子供がなくなっている。 1989年1月、6歳のライアン・ベックステッドは、コースターに乗り、安全装置をすり抜けて立ち上がった。 当然動いているコースターから投げ出されたが、発射してすぐの低い位置での落下だったため重症にはいたらなかった。 しかし、そこからレールに戻ろうとよじ登ったその時、後ろから別のマシンがやってきており衝突し亡くなった。 スピニングコースター舞姫|東京 東京ドームシティアトラクションズ内に存在していたジェットコースター。 一人の男性が死亡した事件後、解体された。 事故は2011年1月に起きた。 事故に遭った男性は大柄で130キロを超えており、安全バーが閉まらなかったそうだ。 普通の遊園地なら、スタッフが一人ひとりの安全バーがロックされているか確認するのだが、東京ドームシティでは一斉に声掛けをするだけであった。 発車後、男性はコースターの遠心力で7~8メートルの高さから振り落とされ、すぐに救急車で運ばれたが死亡した。 クレイジースクリーム|中国 2015年5月 中国浙江省温州市平陽にある龍山アミューズメントパークで二人が死亡する事故がおきた。 このアトラクションは両端にゴンドラがついた軸が風車のように回転するアトラクションである。 乗客が安全ベルトを締める前にスタッフが稼動させたために、一部の乗客が高さ20メートル地点に達したゴンドラより投げ出された。 これにより3名の客が次々と落下。 地面に体を強打した2名が搬送先の病院で死亡する大惨事となった。 バッドマン ザ・ライド シックスフラッグズ 2008年6月シックスフラッグズ・ジョージアにあるバットマンの乗り物に乗った17歳の男性に悲劇が起きた。 彼は乗り物から降りたあと帽子を失くしたことに気づき、取り戻すため立ち入り禁止のフェンスを乗り越えてしまった。 この危険な行動のせいでアトラクションに近づきすぎてしまい、まもなく通過したコースターに首を飛ばされてしまった。 ハイドロ|オークウッドテーマパーク ウェールズ州 ウェールズ州のオークウッドテーマパークにあるハイドロウォーターコースターはものすごい降下をすることで有名だった。 しかし2004年4月、16歳ヘイリー・ウィリアムズはその有名な降下とは別の急激な落下をするという悲劇に見舞われた。 ウィリアムズはコースター上の30メートル地点から罷免に落下してしまったのである。 それによって内蔵を損傷し亡くなった。 落下の原因は、施設の従業員が乗客の安全バーやシートベルトが適切にしまっているかの確認を常日頃から怠っていたことだった。 これにより施設側は怠慢の責任をとって40万ドルの罰金を命じられた。
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