芦屋競艇場
概要 [ ] 主催者は芦屋町。 施設名の通称は、 BOAT RACE芦屋（ボートレースあしや）。 芦屋町内には（競艇場開設当時アメリカ空軍芦屋飛行場。 1961年返還後は航空自衛隊の基地）があり、町の総面積の半分近くを占めている。 このため、この競艇場は、自衛隊基地設置の見返り的（地域振興策）な要素が強い。 隣のにもがあり、競艇場間の距離が日本一短いことでも知られる。 以前は同じ宿舎を共同使用していたが、現在では若松が新たな宿舎を建設した為、別々の建物になっており、併催が可能である。 芦屋町モーターボート競走事業としての規定の全部が適用されている。 なお、2010年までの施行者は芦屋町・・で結成した一部事務組合「芦屋町外二ケ町競艇施行組合」であった（詳細後述）。 実況は、福岡県内の3競艇場（若松・芦屋・福岡）を所属の女性アナウンサー、安河内美記・吉野尚美・竹本春美・荒田美希の4人でローテーションで回している。 しかし、2003年女子王座決定戦と2005年競艇王チャレンジカップでは率いるトシヴォイスの実況を起用した。 メディアターナーのが実況することもあった。 マスコットキャラクターはアシカの「アシ夢」。 2010年7月9日からの開催で業界初モーニングレース「サンライズレース」を実施。 第1レースのスタート展示時刻が通常より1時間40分早い午前9時5分となり、最終第12レースの発売締切時刻が14時42分となっている。 当初は10月19日までの夏季限定の予定だったが、電話投票利用者などからの反響が大きかったため、2010年度一杯継続することになった。 その後も、好調なことから2011年度以降も継続開催が決定している（同7月からは電話投票受付開始がさらに繰り上げられたため、第1競走の展示を午前8時32分と、全公営競技で最も早い発走開始となった。 後述）。 なおGII以上のレースはこれまでと同じ昼間開催となる。 これにより、ナイター競走の若松競艇場との併催時には、朝～昼は当場の、昼～夜は競艇場を移動しての若松開催のレースを両方楽しめるようになっている。 歴史 [ ] は戦後復興の財源を得るためを開催しようとしたが、当時の内規では自治体が開催認可を得るためには人口が3万人以上である必要があった。 このため、同じの岡垣村（現・）および遠賀村（現・）と共に「芦屋町外二ケ村競艇施行組合」（その後・芦屋町外二ケ町競艇施行組合）を結成して認可を受けることとなった。 （27年）に初開催が行われた。 なおには全国で初めてのオール女子戦である「水の女王決定戦」の開催が行われた。 開設当初は現在地とは異なり河口に存在し、水面は遠賀川を利用していたため、荒天によるレース中止が頻繁にあるばかりか、上流から流れてくるゴミなどの浮遊物に悩まされた。 さらにに遠賀川がに指定されたために恒久的な水上施設を設置することが不可能となったため、初代芦屋競艇場が、に（当時）から告示された「モーターボート競走場の構造及び施設の規格」を満たすことが困難となった。 これらの理由により競艇場を移転することが決定され、現在地に移転した。 2代目芦屋競艇場はに完成し、同年に初開催が行われた。 収益が改善せず3町への利益配当金が支払われない状況が続いたことから、2010年3月、それまで主催してきた「芦屋町外二ケ町競艇施行組合」を解散することを3町で議決。 芦屋町はこれに替わる事業形態として「芦屋町モーターボート競走事業」を創設し 、これ以降は主催が芦屋町のみとなった。 水面の特徴 [ ] 競走水面はプール で、水質は。 かつては、の5場のうちで最もの効きやすい競艇場であったが、現在では1コースの勝率は約50％まで上がっている。 また、の支流・西川からは数百メートル離れている。 主要開催競走 [ ]• 周年記念 のタイトルは「全日本王座決定戦」。 企業杯 として、「アサヒビールカップ」が行なわれている。 正月には「福岡県内選手権大会」、ゴールデンウィークには「ゴールデンウィーク特選レース」、お盆には「オール九州選抜戦」、他にはマスコットキャラちなんで「アシ夢ダービー」が行なわれている。 「サンライズレース」では、午前中の第5レースまでと昼の第8レースをA級・B級の混合戦とし、次のような選手構成でレースをする。 2011年8月3日から、電話投票発売開始時刻の繰り上げに合わせて進行時間を切り上げ、同時に企画レースの拡大を行った。 当初は10月30日までの予定だったが、好評だったことから11月以降も継続することが決定した。 現在のレース構成• 第1レース「サンライズV戦」 1号艇のみA級、他B級（これはGII以上のクラス以外の一般開催では常時第1レースで組まれているもの）• 第2レース「サンライズW戦」 1号艇・4号艇をA級、他B級• 第3レース「サンライズX（クロス）戦」 奇数番がA級、偶数番がB級• 第4レース「サンライズY戦」 1号艇にA級かつ• 第5レース「サンライズZ戦」 1・2号艇にA級• 第8レース「昼どき戦」 1号艇にA級（2010年10月30日より実施）• 過去のレース構成• 第4レース「」（1号艇A級とは限らない、2011年7月まで。 通常開催時は第5レースであった。 第9レース「昼どきどき戦」 1号艇にA級（2011年8月3日～2012年7月2日） SG開催実績 [ ] 年度 施行回 競走名 優勝者 出身 1958 第4回 H 前田道積 R 山岡貫太 1056 303 長崎 三重 1964 第10回 モーターボート記念 倉田栄一 318 三重 1986 第32回 モーターボート記念 倉重宏明 2036 福岡 2005 第8回 3307 佐賀 2008 第18回 4044 大阪 2012 第22回 グランドチャンピオン決定戦 3557 奈良 2015 第18回 4019 静岡 2018 第21回 4262 滋賀 場外発売所 [ ]• （福岡県勝山松田2800 旧）• （四家247-1）• （大坂12721）• （鹿児島県千日町4-3（））• （大字平岩字スルギ8640-1）• （岩崎字折口63-17）• （宮崎県岩崎3-115-1）• （宮崎県広島2-4-23） これ以外に、外向発売場として「アシ夢テラス」が2010年7月5日がオープンした。 全国で初めて競走水面対岸に観覧スペースを設け、開催日に目の前で競走観戦ができる。 アクセス [ ]• JR、、から無料タクシー• JR（無料タクシー運行終了後から）、、直方バスセンター、古賀から無料バス運行 脚注 [ ] [] 注釈 [ ]• ボートレース場情報. 芦屋競艇場. 2012年3月22日閲覧。 日本財団図書館. 2020年5月31日閲覧。 芦屋町議会 2010年3月31日. 2020年5月31日閲覧。 参考文献 [ ]• 『競艇入門』ポケットブック社〈Pocket book 38〉、1992年。 大空剛「失われた競艇場」『』2000年8月号、129-130頁。 藤野悌一郎『よくわかる競艇のすべて 改訂新版』、2006年。 ボートレース場情報. 芦屋競艇場. 2012年3月22日閲覧。 外部リンク [ ]• 釧路（廃止）• なんぶ• 富士おやま• セントレア• 京丹後• 大和ごせ• りんくう• 山口あじす• 田布施• 三日月• ミニット• 長崎佐々• 長崎五島• 長崎時津• 長崎波佐見• おおむら• 天文館• さつま川内• 志布志 この項目は、に関連した です。 などしてくださる（／）。
次の
