スポンサードリンク 自宅で子供の髪を散髪して失敗した経験はありませんか?ここではセルフカットで上手に髪を切る方法を掲載しています。 今回は女の子に人気の可愛い内巻きボブスタイルの切り方です。 美容師さんが実際に行っている具体的な技術ノウハウですので、是非参考にしてください。 まず最終的な仕上がりをイメージしておくことが大事。 1番始めに決めるのは、もちろん髪型ですね。 これがイメージ出来てないと全く進みませんので、まずは髪型のイメージから始めましょう。 今回の目指す髪型は上画像のようなボブスタイルです。 長さで言いますとミディアムボブになります。 今回のカットで必要な準備物。 セルフカットをする時に便利なアイテムもありますので、「」のページもご覧ください。 スポンサードリンク カット前の準備。 さあカットに必要な道具が揃ったら始めましょう!まずは子供の髪を水スプレーでまんべんなく濡らしてコーム 櫛 で梳かします。 しっかり濡らしましょう。 あまり寝ぐせなどがひどい場合は一度シャンプーしましょう。 次にやるのがブロッキングです。 ブロッキングとは、ダッカールというヘアクリップなどで切りやすいように髪を分ける作業のことです。 今回は上画像のように髪を分けとります。 ダッカールの使い方は 下の写真のようにダッカールを持って、やや開けたまま上画像の赤いラインに沿って、地肌に軽く触れるくらいに沿わせて髪をダッカールですくい取ります。 親指と人差し指を使います。 ダッカールで髪をすくい取ったら髪が落ちてこないように上のエリアに止めます。 初めての方は難しいかもしれませんが、痛くならないように優しく止めてあげてください。 ここからカットの技術です。 ブロッキングが終わったらカットしていきますが、今回はコームカットという技術を使います。 コーム 櫛 で下にときつけて そのままカットする技法です。 こんな感じにコームで髪を梳かして希望する長さにカットします。 今回はワンレングスのボブスタイルを切るので、前髪以外はこの切り方で切っていきます。 まずは後ろの部分のセンターを切ります。 出来るだけ上からコーム 櫛 を通して、切りたい長さのラインまで垂直におろします。 切る時はコームが地面と平行であることを確認してからカットしましょう。 センターを切り終わったら後ろ部分の左右を切ります。 できるだけ地面と平行になるように意識して切りましょう。 後ろから見た図。 3分割して真ん中から切ります。 その後左右も真ん中の長さに合わせて地面に平行になるようにカットします。 後ろ部分の真ん中から切り始めて、それに合わせて左右の部分も切っていきます。 注意事項として、子供の頭が下を向いていたり、左右に傾いていたりするとカットラインも地面と水平にならないのでマメにチェックしてください。 気付かずに切り進めると、左右非対称で大変な事になります。 次にサイドのエリアを切っていきます。 ここも切り方は後ろと同じですが、耳があるので少しコームカットしにくいところです。 耳の前後に分けて何度もコームを通して切り残しがないようにします。 ここのラインは前上がり、水平、前下がり、お好みで設定していただいても大丈夫です。 切り終わったら、反対も同じように切るのですが、先にもみあげの長さを同じにして、そこから繋げると左右の長さが違うという失敗をしません。 このようにして切ると左右が同じになりますね。 もみあげが決まったら先ほど切った後ろの部分ともみあげを繋げるようにコームカットして反対側のサイドを切ります。 これで頭の下半分が切れました。 次は最初にダッカールで止めていた頭の上部分のエリアを切っていきますが、基本的には下部分の切り方と同じです。 根元からしっかりコームでときつけて、さっき切り終わった下半分の部分と同じ所で切るだけです。 かなり髪が少ないお子様は上下に分けずに一回で切れるお子様もいますが、二回に分けたほうが正確なカットができますので、そちらをオススメします。 頭の上部分のエリアを切る時の注意点は、最初に切った下半分の毛を切らないことと、下半分の毛よりも長く切らないことです。 同じ長さになるように切りましょう。 上部分も全て切り終わりました。 前髪無しバージョンで毛量も少なければここでカット終了です。 前髪を作る場合。 さあここでは、前髪を作ります。 前髪は作らない、という方はここは飛ばしていただいて結構です。 今回は小さな女の子をイメージしているので、ややパッツン気味の前髪で進めていきたいと思います。 可愛くなりますよ!! まず前髪を切るためのブロッキング。 奥行きはお好みですが、薄過ぎると良い厚みがでませんのでパッツン気味にする場合は厚めが良いと思います。 下部分が切れたら、さっき止めていた前髪の上半分をおろしてきて、同じラインで切ります。 これで前髪も出来上がりましたが、次は毛量の多いお子様のために、梳きバサミの使い方も説明していきます!! 前髪の詳しい切り方は「」のページにぱっつん前髪の切り方も掲載していますので、こちらもご覧ください。 前髪の長さの設定は眉毛と目の間が可愛いという人もいますし、眉毛がギリギリ隠れるくらい、又は眉毛が全部見える長さが可愛いという人もいます!子供に合ったベストラインを少しずつ切って見つけてくださいね。 ここからは毛量調整、梳きバサミの出番です! さあこれから毛が多いお子様向けに、梳きバサミを使って毛量を減らしていきます。 ワンレンボブは重めが可愛いと思うのですが、あまりにも多いと膨らみ過ぎたり、お風呂上がりに髪の毛を乾かす時間もすごくかかるので、少し減らしていきましょう。 上の図はダッカール ヘアクリップ で頭を三分割にした図です。 出来ればザッとでいいので、上の図のように縦に5分割にします。 コームを縦にして髪の毛を引き出して、下図のように3分の1くらいの場所から梳きバサミを入れます。 少しずつ毛先にずらしながらはさみを開閉して梳いていきます。 特に耳後ろの部分は髪が多い部分なので梳きバサミの開閉の回数を多めにします。 あまりにも多いお子様は、毛先3分の1ではなく、2分の1くらいから梳いても良いです。 このエリアを梳き終わったら、1度全部おろして全体を見てみます。 丁度良い感じであれば、上部分のエリアは梳かずに終わりましょう。 まだ収まりが悪いようでしたら、上部分を梳いていきますが、ここはヘアスタイルの表面にくる部分なので、梳きバサミも斜めに入れて開閉回数も少なめにしましょう。 収まりが良くなりますよ。 上の前部分も毛先だけ梳きましょう。 ハサミを入れる角度は上画像のような感じです。 最後に前髪を梳く場合ですが、先ほど前髪を作る時に三角形に取って、更に上下半分に分けましたね。 その下半分の毛先をちょっと梳いてあげるくらいで良いと思います。 ハサミはちょっと斜めにいれましょう。 前髪なしバージョンの完成スタイル。 完成 正面からのアングル。 完成 横からのアングル。 完成 後ろのアングル。 これで完成ですが、乾かしてみて切り残しがないかチェックしましょう。 乾かしてから、まだ毛量が多いなと感じる事もありますので、その場合はドライのまま梳きバサミを入れて微調整してくださいね。 スポンサードリンク.
次の「前髪ってすぐに伸びますよね。 」 髪の毛は1ヶ月に約1センチぐらい伸びます。 眉上にあった髪の毛が1ヶ月もたつと眉毛が隠れるほど伸びてきます。 眉毛が出る出ないでは見た目は大きく変わりますし、眉にかかってうっとうしく感じる方もいるかと思います。 早く切りたいけど前髪だけのために、わざわざ美容室に行くなんてめんどうくさいっ!お金と時間がもったいないっ!という方のために「 前髪の切り方」を分かりやすく教えします。 メンズの前髪の切り方は「」のページをご覧ください。 スポンサードリンク まずは、前髪の種類です。 何よりナチュラルで1番一般的な形です。 芸能人にもラウンドバングにしてる人は多く、広瀬すずや桐谷美玲、本田翼がしてます。 宮崎あおいや石原さとみは髪型がいろいろ変わりますが、ラウンドバングの時が多いようです。 触覚があることで輪郭や目尻が隠れ、小顔効果と目が大きく見える効果があり、一石二鳥の効果があります。 アイドルにしている人が多く指原莉乃や山本彩、川栄李奈などもしています。 似合う、似合わながかなりはっきりと分かれる形です。 どちらかと言えば、童顔で目が大きく、小顔の人が似合います。 逆に大人顔で掘りが深く切れ目な人にはおすすめできません。 芸能人では三戸なつめは分かりやすいぐらいのぱっつんです。 他にも広瀬すずや歌手のmiwaなども「やんわりぱっつん」です。 ラウンドバングだとドライヤーやアイロンなどを駆使する事で左右どちらかに流す事も出来ますが、アシンメトリーだと何もしなくても自然に流れます。 芸能人でも木村文乃や武井咲が代表的ではないでしょうか。 メンズ ではノンスタイルの井上がアシンメトリーにする事でメンズ のアシンメトリーが一時減ったとか・・・。 韓国の女優や歌手がした事で爆発的に流行り、日本でもたくさんの芸能人や石原さとみなどがしている人気の前髪です。 シースルーバングはいろんな髪型に馴染みやすいのでどんな髪型にしていてもしやすい前髪で、おでこが広く見えることで明るくあか抜けた印象になります。 ざっくりですが、5つの前髪の種類を紹介しました。 スポンサードリンク 5種類の前髪のカットの仕方 では、次にそれぞれの前髪のカットのやり方を紹介をしていきます。 前髪と横を分けないと、どこまでが前髪か分からなくてなり切り過ぎてしまいます。 2-前髪を3つに分ける 中央と両サイドで3つにわけます。 ラウンドに丸く切りたいので3つに分ける事により分かりやすく、切りやすくなります。 3-中央をカット まず中央の部分から切ります。 中央から切る事で切りすぎを防ぐ事ができます。 中央をラウンドに丸く、ゆるやかな半円を描くように切ります。 この時ハサミの角度を斜めに45度にしチョップカットで切ります。 4-両サイドをカット 中央につなげて切っていきます。 好みに合わせてカーブ角度を調整します。 鏡を見ながら左右対象になるように切りましょう。 この時も中央と同様にハサミを斜めに45度でチョップカットします。 5-毛量調整 毛量調整はすきバサミ又は普通のハサミでもいいです。 ハサミを90度に立て髪の毛の中間から毛先にかけてハサミを入れていきます。 ベースの形を崩さないように空間を作るようにすきます。 前髪と横の髪の毛を分けましょう。 触覚部分が入るので少し広めにほお骨上からほお骨上までを三角に取り、分けます。 2-前髪を3つに分ける 触覚部分を作りたいので中央と両サイドに分けます。 中央部分は目尻から目尻まで取ります。 触覚部分は目尻からほお骨部分で取ります。 すでに前髪を眉尻までラウンドで短くなっている方は、もみあげの髪の毛を使わず前髪の上の髪に毛を前に持ってきて触覚部分にしましょう。 3-中央をカット まず中央部分から切ります。 目にかからないぐらいで好みの長さに切っていきましょう。 この時ハサミを斜め45度の角度にしチョップカットで切ります。 4-両サイドをカット 次に触覚部分を切ります。 触覚部分の長さは、ほお骨からあご下で好みの長さで切ります。 前から見たときに触覚で輪郭を隠す事で小顔効果が生まれるので、自分に合う長さを見つけましょう。 またアイロンで動きをつける方はそれを考慮してやや長めに切ると良いでしょう。 この時も中央と同様にハサミを斜めに45度でチョップカットします。 5-毛量調整 中央部分の毛量調整はすきバサミ又は普通のハサミでもいいです。 ハサミを90度に立て髪の毛の中間から毛先にかけてハサミを入れていきます。 形を崩さないように空間を作るようにすきます。 触覚部分はすきバサミを使い、すいていきます。 触覚をつまみ、中央部分から毛先へとすきます。 左右同じすき加減になるように確認しながらすきましょう。 眉尻から眉尻までを三角に取り、分けます。 2-前髪を2つに分ける 前髪を綺麗にまっすぐ切るために上下、2パネルに分けます。 厚みがあると髪の毛を切るときにハサミから髪が逃げやすくなり丸くラウンド型になりがちです。 でも、上下2パネルに分けることで厚みが減り、まっすぐ切りやすくなります。 3-下パネルをカット まず、下パネルから切っていきます。 眉上から眉上まで好みの位置を決め、あまり髪を浮かさず自然に落ちた位置で切ります。 持ち上げて浮かして切ると段 レイヤー が入りザクザク感が出てしまい、ぱっつんの重みが無くなります。 はじめに中央部分から切り、真っ直ぐ切れている事を確認できたら、外側がわを切ります。 外側は好みで少し丸みをつけても良いでしょう。 当然、中央に繋げて真っ直ぐに切っても良いですし、特徴的ではありますが外側に行くに従って反り上がるように切ってもいいです。 ハサミの角度は、ぱっつんなので真横にハサミを向けて切ってもよいですし、イメージとして少し柔らかい雰囲気のぱっつんにしたい方は、ハサミを斜め45度に立てチョップカットで点で繋ぐように切ってもよいです。 注意:浮かせて切らないように! 自然に落ちた位置でカットします。 4-上パネルをカット 下パネルができたので上パネルを下にときつけ、下パネルをガイドに切ります。 下パネルと同様に段 レイヤー が入らないように浮かさずに髪をときつけその落ちた位置で切りましょう。 5-毛量調整 ぱっつんの前髪はどちらかと言うと重ためなスタイルなので、そのまま すかなくてもいいですし、少し軽くしたい方はすきバサミで毛先だけですきましょう。 あまり、すきすぎると形が崩れてぱっつんでは、なくなるので注意です。 アシンメトリー 1-前髪と横の髪の毛を分ける 前髪と横の髪の毛を分けましょう。 眉尻の上から半円を描くように前髪をとり、分けます。 2-前髪を2つに分ける 前髪を切りやすいように上下に分けます。 髪の量が多くて切りにくい方は3層に分けても良いです。 3-下のパネルをカット どちらに髪の毛を流したいか決めます。 そして、流したいので短い所と長い所を決め、例えば短い所は眉上、長い所は眉下のように決めます。 スタート地点とゴール地点からまず切り、最後にそこを繋ぐように切ります。 この時チョップカットでハサミを斜め45度に立て切ります。 4-上のパネルカット 下のパネルと重ねて、ときつけます。 下パネルのラインが見えてくるのでそこに合わせ切ります。 5-毛量調整 すきバサミで毛量調整をしましょう。 ハサミをひと束づつ、つまみ中間から毛先へとすきます。 この時、短い所は多めに長い所は少なめにすくとより綺麗に髪の毛が流れているように見えてきます。 シースルーバング 1-前髪と横の髪の毛を分ける 前髪と横の髪の毛を分けましょう。 眉尻から眉尻の範囲で半円を書くように前髪を分けますが気持ち浅めにとります。 厚めにとると重い前髪になるのでシースルーになりにくいです。 2-前髪を3つに分ける 3つに中央と両サイドに分けましょう。 形はラウンドに丸く切ります。 3つに分ける事により、よりカットしやすなります。 3-中央をカット 中から切ります。 ゆるやかなラウンドに切ります。 ハサミを45度に立てチョップカットで切りましょう。 横向きにするとシースルー感が減るので注意! 4-両サイドをカット 中のラウンドに合わせ外側もラウンド、丸みをつけます。 左右対象になるように鏡を見ながら切りましょう。 5-毛量調整 毛量調整はすきバサミですきます。 毛束を1つまみづつ持ち、中間から毛先へとすきバサミで切っていきます。 すきすぎるとベース 形 が変わってしまうので、クシでときつけて様子を見ながらすいていきましょう。 いかがでしたか? ラウンドバング、触覚ヘア、ぱっつん、アシンメトリー、シースルーバングの5種類の前髪の切り方をわかりやすく簡単なやり方で説明しました。 セルフカットで上手に切る方法は、思ったより長め長めで切ることです。 少しずつ切り足していくと短くなりすぎるという失敗はしません。 慎重にセルフカットしてくださいね。 セルフカットの時にあると便利な道具は「」のページをご覧ください。 スポンサードリンク.
次の前髪はどこまでとっていい? 幅は目尻~目尻、奥行きは耳ラインより前 図のように、目尻から目尻までの間を前髪にします。 これ以上広くとると、顔が大きく見えたり、のっぺり顔になってしまうので注意です。 奥行きは、耳ラインより前。 三角形にとります(丸みがついても大丈夫です)。 思ったより短くなってしまう原因と対策 ちょうど良く切ったつもりでも、仕上がってみると思ったより短くなってしまったことはありませんか? 【対策その1】前髪は乾いた状態で切るのがベスト 濡れている状態で切ると、乾かした時に仕上がりが短くなります。 ドライの状態で切るのをオススメします。 【対策その2】子どもにまっすぐ前を向いてもらう 切っている時に子どもが下を向いていると、仕上がりが短くなってしまうことがあります。 まっすぐ前を見てもらうのがベストですが、下を向いてしまう場合は、 こまめに顔を上げてもらい、長さをチェックしましょう。 縦にハサミを入れるってどういうこと?横に入れるとどうなる? よく「縦にハサミを入れる」と書いてありますが、「どういうこと?」と疑問に思ったことありませんか? ここでいう「縦に」とは、よく美容師さんがハサミ(すきバサミではない)を縦に入れてすく「毛量調整」のことではなく、カットラインをやわらかくするため、ラインをぼかすための技法のことをさします。 「縦」ではなく「斜め」にハサミを入れる こまめに、斜めにハサミを入れ髪を切っていきます。 横にハサミを入れる方が早い感じがしますが、個性的な切りっぱなしぱっつん前髪以外は、縦にハサミを入れた方がやわらかく仕上がりオススメ。 横に切ってから、ラインをすきバサミでぼかすのは、 ラインがなかなか消えないため大変ですし、思うように軽く見えないことがあります。 すきバサミってどう使うの? プロが使っているすきバサミは、とても切れ味がよく、髪に引っかかりはないものですが、家庭用すきバサミは、引っかかって痛かったり、切り方によっては髪を傷め、仕上がりがパサパサになってしまいます。 でも、ポイントを押さえれば大丈夫。 最も注意したいのは、 根元近くにすきバサミを入れないこと。 半分より毛先の方をすくようにします。 次に気を付けたいのは、横にスライスをとり、横にすきバサミを入れること。 ラインができ、これを消すのはとても大変です。 横には入れてはいけません。 全体に軽くしたい時は、縦にスライスをとり、斜めにすきバサミを入れると自然な仕上がりになります。 重めの前髪の場合は全体にすかないので、 気になる個所をつまみ、少しずつハサミを入れると丁度いい重みが作れます。 髪の毛を引き出したら挟む(切る)回数は、 2回で一度束をおろし確認することをオススメします。 ザクザクザクザクっと切ると、危険です! 確認!前髪カットで準備するもの カットの準備をしてから、子どもに座ってもらいましょう。 集中力が切れないうちに、スムーズにカットするためです。 テレビやDVDなどを観ながらもおススメですが、鏡の前に座わってもらうのも子どもの興味をひけるのでいいと思います。 ヘアカット用ハサミ 工作用のハサミでは、髪の毛が逃げてしまい切りにくく、髪を傷めることもあります。 ヘアカット用のハサミを準備してください。 すきバサミ 髪の毛量を調整するときに使います。 美容師さんが使っているものは、ハサミ同様3~10万円くらいのもの。 髪の毛を挟んで15~40%くらい切れるものが多いですが、 100均などの安いすきバサミは50%くらい切れるものが多く、たくさん切れるので注意が必要です。 ラインが入り失敗しやすいので、少しずつ挟むように使います。 ダッカール2~3本 前髪 切る髪 と横の髪 切らない髪 を分けるために使います。 コーム 写真のような形の櫛です。 新聞紙 下に敷き、切った髪のそうじを楽にします。 ケープ 洋服に髪が付くと大変。 なかなか取れず、チクチクしたり、洗濯では他の服にくっ付いたりしますので、あった方がいいと思います。 縦半分に折ったタオルを首から肩に巻き、上からケープを着けるやり方もありますが、前髪カットの場合は直接つけても大丈夫です。 タオル 髪の毛が顔についたとき、素早く髪をはらうのに使います。 タオルの代わりに メイク用ブラシを使うと喜ぶ子どもが多いのでオススメです。 次は、いよいよ実際にカットしていきます。 今回は、人気の前髪3パターンをご紹介します。 ぱっつん前髪の切り方(動画あり) ぱっつん前髪は、重め(厚め)に前髪をとります。 ダッカールで、前髪と横の髪を分け留めるところから始めます。 この作業をしっかりすることで、前髪以外の髪を切ってしまう失敗がなくなります。 前髪以外をダッカールで留めます• 厚めにとっているので、上下にも2・3等分にします(一度に切らず、分けて切るため)• 2~3等分した髪もダッカールで留めます 黒目~黒目の 中央から切ります。 はじめ長めに切り、一度自然におろします。 手を放すと癖で上がり短くなることがあるので、必ず長めに切り、確認後に長さを決めて切ります。 中央を切ったら両サイドを切ります。 その時、中央の髪をガイドにしてつなげます。 下の髪が切れたら、ダッカールで留めていた上の髪をおろし、また中央から切ります。 その時、下の髪がガイドになります。 最後にバランスを見て、必要であればすきバサミで少しだけすきます。 もっとばっつんを強くしたい時は、縦ではなく、横にハサミを入れます。 ラウンド前髪の切り方(動画あり) ラウンド前髪は、重めに前髪をとると可愛いと思います。 まず、ダッカールで前髪と横の髪を分け留めます。 この作業をしっかりすることで、前髪以外の髪を切ってしまう失敗がなくなります。 多めに前髪をとっているので、ぱっつん前髪同様、上下に2・3等分にし、一度に切らないようにしましょう。 切らない髪は、ダッカールでしっかり留めておきます。 黒目~黒目の中央の長さを決めます。 はじめは長めに切り、一度切った髪をおろしてから、長さを決めることをオススメします。 始めから切りたい長さぴったりで切ると、思ったより短くなってしまうことがあるので注意です。 黒目から黒目は、まっすぐ切ります。 中央が決まったら、黒目~目尻のサイドを切ります。 中央の髪につなげ、指でラウンドさせてカットします。 サイドも切れたら、ダッカールで留めていた上の髪もおろし、下の髪をガイドに切ります。 重いところは、すきバサミを軽く入れます。 子どもが動かずにいられるようでしたら、直にラインを整えると、きれいな仕上がりになります。 (子どもが動いてしまう時は、必ず指で髪を挟み切ってください) まとめ 前髪カットの素朴な疑問がスッキリできたら幸いです。 始めにも書きましたが、髪は1カ月に平均1~1. 5㎝ほど伸びます。 たとえ失敗しても、すぐに伸びるので大丈夫!たくさんの髪を一度に切らず、分けて切る。 そして、少しずつ。 始めは長めに切り、一旦様子を見てから長さを決める。 すきバサミは注意が必要。 根元近くはダメ。 一気に挟むのも避けましょう。 これで、おうちで前髪カット講座はおしまいです。 最後に美容師目線でひとつ。 「前髪カットだけで予約するのは、気が引ける、申し訳ない」と思っている人もいますが、そんなことは全くありません。 むしろ「前髪だけでも来てください」と思っていますよ。 おうちカットと美容室カットで可愛い前髪をキープしちゃいましょう。
次の