ムカデに刺されたときの症状 ムカデの種類によって異なりますが、一般的にムカデが持つ毒素は強いです。 よって、ムカデに刺されたら痛みはもちろん、 他にも全身にあらわれる症状などもでてしまうことがあります。 特に、 子供や 赤ちゃんは免疫力が弱いので注意しなくてはいけません。 ムカデに刺されたときにあらわれる症状は 以下のようなものがあります。 かゆみを感じる• 痛みを感じる• 患部が腫れる• 発熱する• 頭痛やめまいが起こる• 吐き気がする それぞれについて詳しく見ていきましょう。 痛みを感じる、かゆみを感じる ムカデに噛まれたら必ずといっていいほど、激痛を感じます。 つまようじで思いっきり刺されたような するどい痛みです。 また同時にかゆみを感じることもあります。 軽度な場合は、かゆみだけということもあるようです。 患部が腫れる 刺された部分が炎症を起こして赤く腫れてしまいます。 これはムカデの種類によりますが、毒性が強い場合は患部の周辺が壊死してしまうこともあります。 発熱、頭痛、めまい、吐き気 ムカデに刺された場合、このような全身にあらわれる症状が起こることもあります。 ムカデの毒素が血流にのって、全身に広がってしまった場合に起こります。 このような症状があらわれたら すぐに病院へ行きましょう。 またムカデには アナフェラキシーショックというものがあります。 過去にムカデに一度刺されたことがあり、再び刺されてしまうと ショック症状を起こしてしまうことがあるのです。 アナフェラキシーショックを起こすと、呼吸困難になったり、血圧低下を起こしたりします。 このような症状があらわれたら、すぐに救急車を呼びましょう! ムカデに刺されたときの応急処置 ムカデに刺されたら、すぐに応急処置を行うことが大切です。 応急処置を行うことで、痛みをや炎症を抑えられることはもちろん、発熱などの症状が起こる確率も下げることができます。 効果的な応急処置の方法は主に3つあります。 患部の毒素を出す 一番最初にすべき応急処置です。 患部から入ってしまった毒素を指を使って押し出します。 少し痛みを感じてしまうかもしれませんが、 有効な応急処置ですので我慢しましょう。 刺された部分の周囲を指で強めにつまんで、押し出すようにしてください。 もし、口の中に傷や虫歯がない場合は 口で吸いだすというのも有効です。 患部を冷やす 毒素を出したら、まずは患部を水で洗い流しましょう。 そして、氷や保冷剤などで患部を冷やします。 冷やすことにより体内に入った毒素が周りに広がるのを抑えることができます。 氷や保冷剤などがすぐに用意できないようであれば、冷水で流し続けるというのも効果的です。 患部を温める この応急処置の方法は、温熱療法といいます。 ムカデの毒素は熱に弱いです。 42度以上のお湯を患部に当てると、 毒となる成分を壊すことが出来ます。 40度ぐらいの中途半端な温度だと逆に炎症がひどくなってしまいます。 やけどをしない程度にできるだけ高い温度で 患部を温めるようにしてください。 ムカデに刺されたら病院は何科に行くべき? 以上のような応急処置を行って、腫れや痛みが弱まるようだったらとりあえず様子を見て、安静にしましょう。 しかし、応急処置を行っても腫れや痛みが治まらない、または悪化してしまったという場合は、病院へ行きましょう。 また、発熱、しびれ、めまい、頭痛、吐き気などの症状があらわれた場合も病院へ行くようにしてください。 腫れや痛みがひどい場合は、 皮膚科に行くようにしましょう。 また、皮膚以外のめまいなどの症状があらわれている場合は、 内科で受診するのをおすすめします。 まとめ ムカデは意外といろんなところに潜んでいて、刺されてしまうことが多いです。 もし刺されてしまったときに慌てることがないように、今のうちに正しい応急処置の方法を知っておきましょうね! また、ムカデ意外にも、蜂やブヨ、毛虫などに刺された場合も危険な症状があらわれることもあります。
次のムカデに刺されたらどうなる? 種類によっては毒性が弱かったり、人を噛むことがないムカデもいますが、ほとんどもムカデは牙に毒を持っています。 この毒を使ってムカデは昆虫や時にはネズミなどの小動物を捕食しています。 昆虫だけでなく、危険を感じると人にも噛み付いてくるので注意が必要です。 特にアカズムカデやトビズムカデは毒性が強く、最悪の場合アナフィラキシーショックを起こしてしまうこともあります。 アナフィラキシーショックにならなくても、ムカデに刺されると焼けるように痛んだり、痺れたり、刺された部分が大きく晴れたりします。 ムカデの毒性について 一言に毒といっても、生物は様々な種類の毒を持っています。 毒を持っている生物に刺された場合は、その毒の性質に合わせた対処をしましょう。 ムカデの毒性はタンパク質性の酵素で、エイト同じ性質の毒を持っています。 ムカデに刺された時の対処法 タンパク質性の毒は熱によって失活するので、ムカデに刺された時は熱いお湯をかけて洗い流すのがオススメです。 刺された場所に43〜45度ぐらいのお湯をかけてとくことで、毒が分解されて症状を抑えることができます。 ただ、暑すぎると火傷をしていまうので、温度は暑すぎないようにしてください。 エイもムカデと同じ性質の毒を持っているので、海で遊んでいるときにエイに刺された場合も同じ方法で処置をすることができます。 しっかりとお湯をかけて毒を洗い流したら、ステロイド系のクリームを刺された場所周辺に塗っておきましょう。 ムカデに刺されると大きく晴れるので、なるべく広範囲に塗っておくようにしてください。 ムカデに刺された時にやってはいけないこと ムカデに刺されたらお湯で洗い流す方法を紹介しましたが、お湯の温度が低いと毒が活性化してしまい症状が悪化してしまいます。 なのでお湯は43度以上にするようにしてください。 噛まれてから時間が立っている場合は効果がないので、噛まれたらすぐにお湯をかけてください。 また、逆に冷たい水をかけると余計に痛みが増してしまうので、冷たい水もかけないようにしてください。 毒を持っている生物に刺されると口を使って毒を吸い出すという治療法もありますが、ムカデに刺された場合は口で吸い出すということはしないようにしましょう。 ムカデは刺されると刺された周辺に毒が塗られています。 それを口で吸い出そうとすると、口の中に毒が入ってしまいます。 口の中に毒が入ると口の中が晴れたり、吐き気や悪寒などの症状が出て危険なので、やめておきましょう。 また、絞り出そうとすると余計に毒が皮膚の中に浸透してしまうことがあるので、ムカデに刺されたら落ち着いて、43度以上のお湯で毒を洗い流してください。
次のめまい• 吐き気• 呼吸困難• じんましん 患部の痛みやかゆみだけでなく、これらの全身に現れる症状が出た場合は死の危険もあるのですぐに救急車を呼んで病院に行ってください。 ムカデに刺されないために では次にムカデに刺されないための対策について解説したいと思います。 ムカデを室内で見つけたらどうやって退治する? あの気持ち悪いくねくねしたムカデを見つけてしまった。 でもまだ刺されてはいない。 こういう場合にどうやってムカデを退治すればいいのか解説します。 叩き殺す 基本中の基本であり、一番スタンダードな殺し方です。 新聞紙を丸めたものなどで叩くといいでしょう。 また、ムカデは餌が多い場所を好みます。 虫全般を食べますが特にゴキブリの多い部屋は要注意です。 まとめ• ムカデの毒は注入されるのではなく塗りつけられてるだけなので石鹸でゴシゴシ洗い落とした方がいい。 毒の絞り出しは厳禁• ムカデにを室内で見つけたときは火バサミでつかんで殺すか、殺虫スプレーが有効• ムカデに逃げられたときは昼間なら忌避剤を撒く。 夜は布団の下に新聞紙を敷いて寝る• ムカデは餌の虫を求めて部屋に入ってくるため、ムカデを寄せ付けないためには忌避剤で部屋の虫自体を一掃してしまうのが一番効果的.
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