本厚木 かかりつけ クリニック。 岡村 悟 院長の独自取材記事(あつぎファミリークリニック)|ドクターズ・ファイル

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本厚木 かかりつけ クリニック

2017年9月、小田急線本厚木駅から徒歩6分の便利な場所に開院した「あつぎファミリークリニック」。 厚木市内で、長年にわたり地域住民の健康を守り続ける「医療法人仁愛会近藤病院」のサテライトクリニックである同院は、内視鏡検査を中心に地域のかかりつけ医としての役割も果たす。 消化器外科、内視鏡のエキスパートである岡村悟院長は、祖父が開設した「近藤病院」での勤務医時代からこの構想を持ち続けてきたという。 クリニックが窓口となり、病院での入院や退院後も寄り添う診療スタイルは、サテライトクリニックのメリットのひとつ。 患者のための医療を常に考え、苦痛の少ない内視鏡検査のために工夫を重ねる岡村院長に話を聞いた。 (取材日2017年11月16日) これまでは「医療法人仁愛会近藤病院」で、病棟をメインに診察を行っていたのですが、外来の患者さんと関わることが少なかったこと、僕の専門である内視鏡を中心とした予防医学にも力を入れていこうということで、病院とは別に本厚木駅に近く利便性の高いこの場所に、2017年9月に開院しました。 地元に貢献したいという気持ちもありましたし、厚木市の医師会でも内視鏡に力を入れていくという方針があったので、どのような形でそれを実現するか模索してきました。 従来の病院での医療よりも、もう少し幅広く地域の方々に内視鏡検査を受けていただくこと、町のかかりつけ医であることをめざしています。 専門とする消化器以外にも循環器や糖尿病なども勉強してきたので、お子さんの風邪やお年寄りの高血圧、検診で検査が必要だと言われたなど、地域の方々に寄り添う医療機関でありたいですね。 こちらの内視鏡検査にはどのような特長があるのですか? つらいというイメージのある内視鏡検査ですが、僕はこれまで多くの施設で学び、患者さんからの意見も伺ってきました。 そこで結論に至ったのが、お薬でぼんやりしている間に検査を行うのが最も楽で負担が少ないということです。 当院では、経口の内視鏡検査を中心に行っています。 経鼻と経口、両方行ってきましたが、経鼻の場合、どんなに技術がうまくても数%の確率で、微出血や軟骨の違和感などがあります。 経鼻のカメラもかなり進化してきましたが、大学病院などでは、やはり最後の細かい部分の診断に関しては経口でしっかり診ます。 お薬を使いながらであれば苦痛はほとんどないので、見逃しをなくすためにも経口のカメラを選んでいます。 万一検査でがんが見つかった場合、東海大の消化器外科の先生方と連携がありますので、スムーズにご紹介することができます。 僕は消化器が専門ですが、大学病院の麻酔科に2年勤務した経緯があり、検査のための最適なお薬についてかなり学んできました。 また、内視鏡検査を行う前の下剤も少ない量で検査ができるよう、スタッフと一緒に考えながら工夫しています。 通常、下剤を2リットルぐらい飲むのですが、これが大変だったという声が多いんですね。 当院では、その量を半分ぐらいに減らしていますし、さらにもう少し減らしたいと思っています。 内視鏡検査を多く行っている施設で働いてきたのですが、ある時ふと「みんながつらいと言っているのに、ずっと同じでいいのかな。 それを続けていくのはナンセンスなんじゃないか」と思い、減らす努力をしようと自分なりに考えて今の形になりました。 それは今も終点ではなく、もっと楽にしたいと考えています。 サテライトクリニックだからこそできる病院との連携 サテライトクリニックだからこそ、できることですね。 サテライトクリニックで内視鏡検査や日帰り手術を行いたいというのは、数年前から考えていました。 その間、内視鏡と日帰り手術を行っている先生のところへ直接伺い「勉強させてほしい」と、飛び込んで行って学ばせていただきました。 基本は町中のクリニックという位置づけで、風邪でも何でも診ることがメインですが、その奥にサテライトクリニックであるというメリットがあります。 例えば、CT検査や循環器内科での心エコー検査など、必要がある時にはすぐに病院に連絡を取って、当日でも検査ができます。 入院患者さんも僕が診ますので、顔が見えるということで安心していただけるのかなと思いますね。 よく入院患者さんに「先生、こちらにもいらっしゃるんですね」と言われるので、「毎日病院にいますよ」と言っています(笑)。 朝は入院患者さんを診て、8時半からクリニックでお昼まで診療。 昼休みの休憩中は病院で患者さんを診て、午後の診療に戻ってくるという形です。 僕はまだ産科を手がけていた頃の「近藤病院」で生まれて、厚木市で育ちました。 いずれは生まれ育った町と育ててくれた方々に恩返しをしたいと思っていたので、地域に貢献するためには何が必要かを考えながら学び、2014年に「近藤病院」に戻ったのですが、そこから波及してこのクリニックを開院する運びになりました。 まだまだ始まったばかりですが、「あのクリニックの内視鏡検査はつらくなかったね」と言ってくださる患者さんの声が広がって、検査を受ける方が増えるといいいなと思っています。 患者ニーズの変化に合わせた「地元への貢献」を視野に 先生は外科以外も学んでいらっしゃいますね。 尊敬していた麻酔科の教授に「僕は外科に行きたいのですが、将来は地元に戻って、自分で患者さんに麻酔を掛けて手術するところまでやりたいので、麻酔を2年間だけ学ばせてほしい」とお願いしたんです。 普通ならあまりないと思うのですが、その先生は「いいんじゃないか」と。 そこで通常の2倍近い症例を経験し勉強させていただきました。 外科、麻酔科など、それぞれの考え方があると思いますが、教授には「別に科の違いなんて関係ないんだよ。 最終的にその先にいる患者さんが喜んでくれれば、それが僕にとってうれしいことだから」と言っていただいて、そういう科を超えた考え方をしていた教授を今でも尊敬しています。 患者さんとは、ちょっとした雑談を踏まえながら、あまり固くならないような工夫をしています。 お話をした後に「他に何か困ったことありますか?」とよく聞くのですが、「この人になら相談できるかな」と思って話してもらえたらうれしいですね。 スタッフもすごく努力してくれていて、入りやすい空間づくりをしてくれています。 次に何ができるのかを考え、その時々において「地域の方々にとって安心できること」があれば取り入れていきたいと思います。 幅広い年齢層の方がいらっしゃるので、やりがいはすごくありますね。 地域のかかりつけ医に少しずつなれているのかなというところに、日々喜びを感じています。 地域の方々に寄り添う診療機関でありたいという気持ちが強いので、何か困ったことがあれば些細なことでも来てもらえるような環境作りと雰囲気を大事にしていきたいと思います。

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《受付予約可》 本厚木かかりつけクリニック(厚木市)【口コミ・評判3件】

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2017年9月、小田急線本厚木駅から徒歩6分の便利な場所に開院した「あつぎファミリークリニック」。 厚木市内で、長年にわたり地域住民の健康を守り続ける「医療法人仁愛会近藤病院」のサテライトクリニックである同院は、内視鏡検査を中心に地域のかかりつけ医としての役割も果たす。 消化器外科、内視鏡のエキスパートである岡村悟院長は、祖父が開設した「近藤病院」での勤務医時代からこの構想を持ち続けてきたという。 クリニックが窓口となり、病院での入院や退院後も寄り添う診療スタイルは、サテライトクリニックのメリットのひとつ。 患者のための医療を常に考え、苦痛の少ない内視鏡検査のために工夫を重ねる岡村院長に話を聞いた。 (取材日2017年11月16日) これまでは「医療法人仁愛会近藤病院」で、病棟をメインに診察を行っていたのですが、外来の患者さんと関わることが少なかったこと、僕の専門である内視鏡を中心とした予防医学にも力を入れていこうということで、病院とは別に本厚木駅に近く利便性の高いこの場所に、2017年9月に開院しました。 地元に貢献したいという気持ちもありましたし、厚木市の医師会でも内視鏡に力を入れていくという方針があったので、どのような形でそれを実現するか模索してきました。 従来の病院での医療よりも、もう少し幅広く地域の方々に内視鏡検査を受けていただくこと、町のかかりつけ医であることをめざしています。 専門とする消化器以外にも循環器や糖尿病なども勉強してきたので、お子さんの風邪やお年寄りの高血圧、検診で検査が必要だと言われたなど、地域の方々に寄り添う医療機関でありたいですね。 こちらの内視鏡検査にはどのような特長があるのですか? つらいというイメージのある内視鏡検査ですが、僕はこれまで多くの施設で学び、患者さんからの意見も伺ってきました。 そこで結論に至ったのが、お薬でぼんやりしている間に検査を行うのが最も楽で負担が少ないということです。 当院では、経口の内視鏡検査を中心に行っています。 経鼻と経口、両方行ってきましたが、経鼻の場合、どんなに技術がうまくても数%の確率で、微出血や軟骨の違和感などがあります。 経鼻のカメラもかなり進化してきましたが、大学病院などでは、やはり最後の細かい部分の診断に関しては経口でしっかり診ます。 お薬を使いながらであれば苦痛はほとんどないので、見逃しをなくすためにも経口のカメラを選んでいます。 万一検査でがんが見つかった場合、東海大の消化器外科の先生方と連携がありますので、スムーズにご紹介することができます。 僕は消化器が専門ですが、大学病院の麻酔科に2年勤務した経緯があり、検査のための最適なお薬についてかなり学んできました。 また、内視鏡検査を行う前の下剤も少ない量で検査ができるよう、スタッフと一緒に考えながら工夫しています。 通常、下剤を2リットルぐらい飲むのですが、これが大変だったという声が多いんですね。 当院では、その量を半分ぐらいに減らしていますし、さらにもう少し減らしたいと思っています。 内視鏡検査を多く行っている施設で働いてきたのですが、ある時ふと「みんながつらいと言っているのに、ずっと同じでいいのかな。 それを続けていくのはナンセンスなんじゃないか」と思い、減らす努力をしようと自分なりに考えて今の形になりました。 それは今も終点ではなく、もっと楽にしたいと考えています。 サテライトクリニックだからこそできる病院との連携 サテライトクリニックだからこそ、できることですね。 サテライトクリニックで内視鏡検査や日帰り手術を行いたいというのは、数年前から考えていました。 その間、内視鏡と日帰り手術を行っている先生のところへ直接伺い「勉強させてほしい」と、飛び込んで行って学ばせていただきました。 基本は町中のクリニックという位置づけで、風邪でも何でも診ることがメインですが、その奥にサテライトクリニックであるというメリットがあります。 例えば、CT検査や循環器内科での心エコー検査など、必要がある時にはすぐに病院に連絡を取って、当日でも検査ができます。 入院患者さんも僕が診ますので、顔が見えるということで安心していただけるのかなと思いますね。 よく入院患者さんに「先生、こちらにもいらっしゃるんですね」と言われるので、「毎日病院にいますよ」と言っています(笑)。 朝は入院患者さんを診て、8時半からクリニックでお昼まで診療。 昼休みの休憩中は病院で患者さんを診て、午後の診療に戻ってくるという形です。 僕はまだ産科を手がけていた頃の「近藤病院」で生まれて、厚木市で育ちました。 いずれは生まれ育った町と育ててくれた方々に恩返しをしたいと思っていたので、地域に貢献するためには何が必要かを考えながら学び、2014年に「近藤病院」に戻ったのですが、そこから波及してこのクリニックを開院する運びになりました。 まだまだ始まったばかりですが、「あのクリニックの内視鏡検査はつらくなかったね」と言ってくださる患者さんの声が広がって、検査を受ける方が増えるといいいなと思っています。 患者ニーズの変化に合わせた「地元への貢献」を視野に 先生は外科以外も学んでいらっしゃいますね。 尊敬していた麻酔科の教授に「僕は外科に行きたいのですが、将来は地元に戻って、自分で患者さんに麻酔を掛けて手術するところまでやりたいので、麻酔を2年間だけ学ばせてほしい」とお願いしたんです。 普通ならあまりないと思うのですが、その先生は「いいんじゃないか」と。 そこで通常の2倍近い症例を経験し勉強させていただきました。 外科、麻酔科など、それぞれの考え方があると思いますが、教授には「別に科の違いなんて関係ないんだよ。 最終的にその先にいる患者さんが喜んでくれれば、それが僕にとってうれしいことだから」と言っていただいて、そういう科を超えた考え方をしていた教授を今でも尊敬しています。 患者さんとは、ちょっとした雑談を踏まえながら、あまり固くならないような工夫をしています。 お話をした後に「他に何か困ったことありますか?」とよく聞くのですが、「この人になら相談できるかな」と思って話してもらえたらうれしいですね。 スタッフもすごく努力してくれていて、入りやすい空間づくりをしてくれています。 次に何ができるのかを考え、その時々において「地域の方々にとって安心できること」があれば取り入れていきたいと思います。 幅広い年齢層の方がいらっしゃるので、やりがいはすごくありますね。 地域のかかりつけ医に少しずつなれているのかなというところに、日々喜びを感じています。 地域の方々に寄り添う診療機関でありたいという気持ちが強いので、何か困ったことがあれば些細なことでも来てもらえるような環境作りと雰囲気を大事にしていきたいと思います。

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岡村 悟 院長の独自取材記事(あつぎファミリークリニック)|ドクターズ・ファイル

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2017年9月、小田急線本厚木駅から徒歩6分の便利な場所に開院した「あつぎファミリークリニック」。 厚木市内で、長年にわたり地域住民の健康を守り続ける「医療法人仁愛会近藤病院」のサテライトクリニックである同院は、内視鏡検査を中心に地域のかかりつけ医としての役割も果たす。 消化器外科、内視鏡のエキスパートである岡村悟院長は、祖父が開設した「近藤病院」での勤務医時代からこの構想を持ち続けてきたという。 クリニックが窓口となり、病院での入院や退院後も寄り添う診療スタイルは、サテライトクリニックのメリットのひとつ。 患者のための医療を常に考え、苦痛の少ない内視鏡検査のために工夫を重ねる岡村院長に話を聞いた。 (取材日2017年11月16日) これまでは「医療法人仁愛会近藤病院」で、病棟をメインに診察を行っていたのですが、外来の患者さんと関わることが少なかったこと、僕の専門である内視鏡を中心とした予防医学にも力を入れていこうということで、病院とは別に本厚木駅に近く利便性の高いこの場所に、2017年9月に開院しました。 地元に貢献したいという気持ちもありましたし、厚木市の医師会でも内視鏡に力を入れていくという方針があったので、どのような形でそれを実現するか模索してきました。 従来の病院での医療よりも、もう少し幅広く地域の方々に内視鏡検査を受けていただくこと、町のかかりつけ医であることをめざしています。 専門とする消化器以外にも循環器や糖尿病なども勉強してきたので、お子さんの風邪やお年寄りの高血圧、検診で検査が必要だと言われたなど、地域の方々に寄り添う医療機関でありたいですね。 こちらの内視鏡検査にはどのような特長があるのですか? つらいというイメージのある内視鏡検査ですが、僕はこれまで多くの施設で学び、患者さんからの意見も伺ってきました。 そこで結論に至ったのが、お薬でぼんやりしている間に検査を行うのが最も楽で負担が少ないということです。 当院では、経口の内視鏡検査を中心に行っています。 経鼻と経口、両方行ってきましたが、経鼻の場合、どんなに技術がうまくても数%の確率で、微出血や軟骨の違和感などがあります。 経鼻のカメラもかなり進化してきましたが、大学病院などでは、やはり最後の細かい部分の診断に関しては経口でしっかり診ます。 お薬を使いながらであれば苦痛はほとんどないので、見逃しをなくすためにも経口のカメラを選んでいます。 万一検査でがんが見つかった場合、東海大の消化器外科の先生方と連携がありますので、スムーズにご紹介することができます。 僕は消化器が専門ですが、大学病院の麻酔科に2年勤務した経緯があり、検査のための最適なお薬についてかなり学んできました。 また、内視鏡検査を行う前の下剤も少ない量で検査ができるよう、スタッフと一緒に考えながら工夫しています。 通常、下剤を2リットルぐらい飲むのですが、これが大変だったという声が多いんですね。 当院では、その量を半分ぐらいに減らしていますし、さらにもう少し減らしたいと思っています。 内視鏡検査を多く行っている施設で働いてきたのですが、ある時ふと「みんながつらいと言っているのに、ずっと同じでいいのかな。 それを続けていくのはナンセンスなんじゃないか」と思い、減らす努力をしようと自分なりに考えて今の形になりました。 それは今も終点ではなく、もっと楽にしたいと考えています。 サテライトクリニックだからこそできる病院との連携 サテライトクリニックだからこそ、できることですね。 サテライトクリニックで内視鏡検査や日帰り手術を行いたいというのは、数年前から考えていました。 その間、内視鏡と日帰り手術を行っている先生のところへ直接伺い「勉強させてほしい」と、飛び込んで行って学ばせていただきました。 基本は町中のクリニックという位置づけで、風邪でも何でも診ることがメインですが、その奥にサテライトクリニックであるというメリットがあります。 例えば、CT検査や循環器内科での心エコー検査など、必要がある時にはすぐに病院に連絡を取って、当日でも検査ができます。 入院患者さんも僕が診ますので、顔が見えるということで安心していただけるのかなと思いますね。 よく入院患者さんに「先生、こちらにもいらっしゃるんですね」と言われるので、「毎日病院にいますよ」と言っています(笑)。 朝は入院患者さんを診て、8時半からクリニックでお昼まで診療。 昼休みの休憩中は病院で患者さんを診て、午後の診療に戻ってくるという形です。 僕はまだ産科を手がけていた頃の「近藤病院」で生まれて、厚木市で育ちました。 いずれは生まれ育った町と育ててくれた方々に恩返しをしたいと思っていたので、地域に貢献するためには何が必要かを考えながら学び、2014年に「近藤病院」に戻ったのですが、そこから波及してこのクリニックを開院する運びになりました。 まだまだ始まったばかりですが、「あのクリニックの内視鏡検査はつらくなかったね」と言ってくださる患者さんの声が広がって、検査を受ける方が増えるといいいなと思っています。 患者ニーズの変化に合わせた「地元への貢献」を視野に 先生は外科以外も学んでいらっしゃいますね。 尊敬していた麻酔科の教授に「僕は外科に行きたいのですが、将来は地元に戻って、自分で患者さんに麻酔を掛けて手術するところまでやりたいので、麻酔を2年間だけ学ばせてほしい」とお願いしたんです。 普通ならあまりないと思うのですが、その先生は「いいんじゃないか」と。 そこで通常の2倍近い症例を経験し勉強させていただきました。 外科、麻酔科など、それぞれの考え方があると思いますが、教授には「別に科の違いなんて関係ないんだよ。 最終的にその先にいる患者さんが喜んでくれれば、それが僕にとってうれしいことだから」と言っていただいて、そういう科を超えた考え方をしていた教授を今でも尊敬しています。 患者さんとは、ちょっとした雑談を踏まえながら、あまり固くならないような工夫をしています。 お話をした後に「他に何か困ったことありますか?」とよく聞くのですが、「この人になら相談できるかな」と思って話してもらえたらうれしいですね。 スタッフもすごく努力してくれていて、入りやすい空間づくりをしてくれています。 次に何ができるのかを考え、その時々において「地域の方々にとって安心できること」があれば取り入れていきたいと思います。 幅広い年齢層の方がいらっしゃるので、やりがいはすごくありますね。 地域のかかりつけ医に少しずつなれているのかなというところに、日々喜びを感じています。 地域の方々に寄り添う診療機関でありたいという気持ちが強いので、何か困ったことがあれば些細なことでも来てもらえるような環境作りと雰囲気を大事にしていきたいと思います。

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