アナグマとは? アナグマです。 熊っぽさはあまり感じられませんが、 白と黒の色使いがパンダのようですので クマと呼ばれることについては、違和感はないですね! アナグマのプロフィール 体の長さ:44 - 61センチメートル 尾の長さ:11. 6 - 14. 1センチメートル 体の重さ:12 - 13キログラム 住んでいるところ:日本(本州、四国、九州、小豆島) アナグマはなんと イタチ科でした(笑) 熊ではないことが早速発覚してしまいましたね。 この点においては熊と同じですね! 冬眠の前にはお腹をいっぱいにしておかなくてはいけませんので、 体重が増えてふっくらした体型になります。 アナグマはやっぱり穴を掘っている アナグマは穴を掘って、巣穴を作り生活しています。 巣穴はアリの巣の様につながっており、 出入口のような穴が何個もあります。 その数はなんと 50箇所以上といわれています!! どこからでも出入りが可能ですので非常に 便利な家であることは間違いありませんね! また、外敵などからも身を隠しやすいので 出入り口が多いことは非常にメリットが多いのです。 巣穴は子供たちに受け継がれており、 何世代ものアナグマさんたちが同じ巣穴で生活をします。 新しく巣穴を受け継いだ子供は、 春先の暖かくなってくる頃に新しい出入り口をつくります。 こうして自分の縄張りを大きくしていきます。 日本でいう 増築といったところでしょうか?(笑).
次のハクビシンによる農作物への被害は増加している 少し前のデータになりますが、平成18年度の農林水産省の調査資料によると、年間の農作物への被害金額は、平成18年度で2憶3千万円にも上り、この時点で アライグマやタヌキよりも農作物の被害額の多い害獣となっています。 この調査自体10年以上前の物で、現在ではこの増加の流れから言ってもさらに被害額は多くなっていることが予想できます。 上のグラフは、ハクビシンの全国の捕獲数の推移です。 平成6年度からハクビシンは狩猟鳥獣に指定され、それ以降狩猟での捕獲数がグラフに表示されていますが、狩猟での捕獲数は各年度別に見ても大きな変化はありません。 しかし、有害鳥獣捕獲数は平成13年度頃まで、年間平均150~300頭で推移していたのが、 平成14年度から一気に増えていることからも、都市部などでの繁殖による増加が問題になってきていることが分かりますね。 ハクビシンの詳しい生態については「」でご紹介しましたが、出産までのサイクルが短く繁殖力が強いので、どんどん数が増えて問題になっています。 確かに、農家さん自身もハクビシンの事をよくわかっていないで、よく見かけるタヌキやイタチと勘違いしている人も多いのが実情なんじゃよ 痕跡から見るハクビシン被害の見分け方 ハクビシンによる農作物への被害を減らすためにも、農作物に被害を与えている害獣がハクビシンなのかタヌキなのかをしっかり見分けられている必要があります。 実際に農家さん自身も、作物を荒らしているのが何の害獣なのかわかっていないことも多く、適切な対策がとれていないことが原因で食害を食い止められていない例も多いのです。 ハクビシンによる食害の特徴を整理しましょう! 1.足跡を見て判別する!ハクビシンの足の指は何本? ハクビシンの手足の指は 5本です。 実際のは検索してみると分かりやすいですよ。 農作物に被害を及ぼすその他の動物の足跡で、よく混同されやすいものを比較すると 【ハクビシンの足跡】• 足の指は 「5本」• 前足の方が後ろ足に比べ小さい 【アライグマの足跡】• 足の指は 「5本」• 前足の方が後ろ足に比べ小さい• 足跡は、指と掌がつながっている 【タヌキの足跡】• 足の指は 「4本」• 前後の足の大きさに大きな差はない 【アナグマの足跡】• 足の指は 「5本」• 前後の足の大きさに大きな差はない• 掌の面積が小さく、指がまっすぐ一列に並んでいる 畑に残る足跡なら見分けやすいと思うぞい。 屋根や塀の足跡でも、ネコ 指が4本 かハクビシンの可能性が高いので、見分けも付きやすいじゃろう 2.食べた痕跡で判断をする! 足跡が見つからない場合は、食べた痕跡で判断をしましょう! 特にわかりやすいのが 「とうもろこし」です。 ハクビシンが食べたトウモロコシは、 茎が斜めに折れ完全には横倒しにならないのが特徴です。 中途半端に横に倒されたとうもろこしがあればハクビシンの仕業でしょう。 一方で、 タヌキやアライグマは 「完全に茎を倒して」食べます。 その時に 手を使って起用に皮を剥いて実を全て食べるのが アライグマで、 かぶりつくように食べますが土の付いた部分は食べずに残すのが タヌキの特徴です。 上の写真は我が家のトウモロコシ畑が荒らされた時の物ですが、完全に茎を倒して食い散らかしているのがわかりますよね? ハクビシンなら茎は倒れないし、アライグマならもっときれいに食べるので、この犯人は「タヌキ」です。 詳しくは下記記事もご覧ください。
次の巣や糞の回収・除去 このページでは、天井裏などに作られてしまったハクビシンの巣や糞尿の除去作業について、くわしく解説しています。 ハクビシンの巣・糞尿の除去作業 家屋に浸入したハクビシンによって屋根裏などに巣が作られていたり、糞尿で荒らされている場合には、ハクビシンの駆除が完了した後、それら巣や糞尿の除去作業も行われます。 屋根裏などに棲みついたハクビシンは、断熱材を巣にしていることが少なくありません。 隅々までチェックして、巣が残っていないかの確認作業と除去作業がされます。 ハクビシンは、同じ場所に糞尿を繰り返しする習性があります。 そのため、一カ所にまとまって残っているそうです。 繁殖期などは巣や糞から出る臭気に反応して、異性の仲間を探すなどの行動をとるのだそう。 天井裏や床下に大型害獣の臭いを残すことは、他の同種害獣を引き寄せることに繋がりますので好ましくありません。 糞尿が及ぼす被害 これらの 糞尿は悪臭の元となるだけでなく、衛生的にも、住んでいる人の健康面にも大きな問題を生みます。 屋根裏というのは、とくに夏場は温度が上がりサウナのような状態になることもあるため、 カビ・雑菌の発生やウジ虫の発生、またゴキブリなど害虫の発生の原因にもなってしまうのです。 さらに、その量が大量の場合、一カ所にまとまっているため、その 重みで天井が抜けてしまったり、尿がポタポタと階下に滴り落ちてくるようなケースもあるようです。 このような被害を避けるためにも、 ハクビシン駆除はできるだけ早急に、そして駆除後は巣・糞尿の除去も必ず行わなければなりません。 ハクビシンの糞尿によって、屋根裏などの木の部分が腐敗している場合は、駆除業者にもよりますが、 防腐剤の散布・塗布を施します。
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