巨人岡本は一塁と三塁で票が割れる不運、パ投手は千賀が有原との激戦制す 日本野球機構(NPB)は25日、2019年のベストナインを発表。 満票での選出はいなかったが、セ・リーグ(有効投票数297)では遊撃手部門の坂本勇人内野手(巨人)が294票、パ・リーグでは(有効投票数253)では森友哉捕手(西武)が251票で最多得票だった。 パでは一塁手部門の山川穂高内野手(西武)が230票、三塁手部門の中村剛也内野手(西武)が240票、外野手部門では秋山翔吾(西武)が246票、吉田正尚(オリックス)が241票、荻野貴司(ロッテ)が191票と票を集め、4位以降に大差を付けた。 二塁手部門は浅村栄斗内野手(楽天)が外崎修汰内野手(西武)を66票上回った。 投手部門は最多奪三振の千賀滉大投手(ソフトバンク)が最多勝の有原航平投手(日本ハム)を44票差で制した。 セは投手部門で山口俊投手(巨人)が270票を集めて圧勝。 激戦とされた一塁手部門はD・ビシエド内野手(中日)が村上宗隆内野手(ヤクルト)に130票差をつけた。 巨人のリーグ優勝に貢献した岡本和真内野手(巨人)は一塁手部門で48票、三塁手部門で101票と票が割れたのが大きく響いた。 外野手部門は首位打者の鈴木誠也(広島)、広島からFA移籍した丸佳浩(巨人)、本塁打王のソト(DeNA)が順当に選出。 激戦だった捕手は會澤翼(広島)が梅野隆太郎(阪神)に45票差、三塁手は高橋周平内野手(中日)が岡本に41票差で制した。
次のプロ野球 ベストナイン 2018 受賞式 2019年のプロ野球、セ・リーグは読売ジャイアンツ、パ・リーグ西武ライオンズがリーグ優勝を果たし、シーズンも終わりに近づいています。 シーズンが終了すると、プロ野球ファンの楽しみの一つベストナインとゴールデングラブ賞が発表されます。 この記事では、 ベストナイン 2019 発表結果と、筆者のベストナイン 2019 予測をセ・リーグとパ・リーグに分けてご紹介していきます。 プロ野球 ベストナインとは? プロ野球ベストナインとは、MVP同様に記者投票で決まります。 選出の傾向は以下のとおりです。 守備成績がいい選手にはゴールデングラブ賞が贈られるため、野手のベストナインは主として打撃成績で評価されます。 このため、MLBでいう「シルバースラッガー賞」に相当します。 プロ野球 ベストナイン 2019 概要 プロ野球のベストナインの審査基準は以下の通りになります。 野手のポジションで最も打撃成績の良い選手が選出されることが多い。 (投手を除く) 2. 打撃成績が同程度なら、出場試合数、打席数が多い選手が有利。 投手は最も成績がいい先発投手が選出される。 好成績を残した投手・捕手・一塁手・二塁手・三塁手・遊撃手・外野手のポジション別に記者投票によって1名(外野手はポジションに関係なく3人)選出されます。 記者の投票要件は、日本の報道機関(新聞社、通信社、放送局)のプロ野球記者で、5年以上の取材キャリアを持つ者と決められています。 プロ野球 ベストナイン 2019 日程 ベストナインの発表はプロ野球アワードの当日の予定です。 ゴールデングラブ賞の受賞式も同日です。 2019年は、日本シリーズが終了し、11月26日に行われます。 それまで、どの選手が選ばれるか、予想してみてください。 【投手】 山口 俊(巨) 274票 今永 昇太(横)10票 大野 雄大(中) 10票 大竹 寛 (巨) 1票 P.ジョンソン(神)1票 K.ジョンソン(広)1票 【捕手】 會澤 翼(広) 167票 梅野 隆太郎(神) 122票 小林 誠司(巨) 5票 中村 悠平(ヤ) 2票 炭谷 銀仁朗(巨) 1票 【一塁手】 D.ビシエド(中) 179票 村上 宗隆(ヤ) 49票 岡本 和真(巨) 48票 J.ロペス(横) 21票 【二塁手】 山田 哲人(ヤ) 250票 N.ソト (横) 20票 菊池 涼介(広) 17票 阿部 寿樹(中) 9票 糸原 健斗(神) 1票 【三塁手】 高橋 周平(中) 142票 岡本 和真(巨) 101票 宮﨑 敏郎(横) 32票 村上 宗隆(ヤ) 12票 大山 悠輔(神) 8票 筒香 嘉智(ディ) 2票 【遊撃手】 坂本 勇人(巨) 294票 京田 陽太(中) 2票 大和(横) 1票 【外野手】 鈴木 誠也(広) 286票 丸 佳浩 (巨) 220票 N.ソト (ディ) 172票 大島 洋平(中) 126票 近本 光司(神) 26票 亀井 善行(巨) 21票 筒香 嘉智(ディ) 19票 西川 龍馬(広) 10票 青木 宣親(ヤ) 4票 糸井 嘉男(神) 3票 W.バレンティン(ヤ)2票 岡本 和真(巨) 1票 神里 和毅(ディ) 1票 プロ野球 セ・リーグ ベストナイン 2019 予想 受賞者 【投手】 千賀 滉大(ソ) 134票 有原 航平(日) 86票 山本 由伸(オ) 24票 Z.ニール(西) 6票 平井 克典(西) 1票 高橋 礼 (ソ) 1票 山岡 泰輔(オ) 1票 【捕手】 森 友哉(西) 251票 甲斐 拓也(ソ) 2票 【一塁手】 山川 穂高(西) 230票 銀次(楽) 18票 内川 聖一(ソ) 4票 鈴木 大地(ロ) 1票 【二塁手】 浅村 栄斗(楽) 159票 外崎 修汰(西) 93票 鈴木 大地(ロ) 1票 【三塁手】 中村 剛也(西) 240票 松田 宣浩(ソ) 8票 B.レアード(ロ)4票 近藤 健介(日) 1票 【遊撃手】 源田 壮亮(西) 186票 茂木 栄五郎(楽) 61票 今宮 健太(ソ) 4票 中島 卓也(日) 2票 【外野手】 秋山 翔吾(西) 246票 吉田 正尚(オ) 241票 荻野 貴司(ロ) 191票 近藤 健介(日) 19票 大田 泰示(日) 15票 Y.グラシアル(ソ)13票 金子 侑司(西) 11票 西川 遥輝(日) 7票 島内 宏明(楽) 6票 J.ブラッシュ(楽)6票 外崎 修汰(西) 1票 柳田 悠岐(ソ) 1票 鈴木 大地(ロ) 1票 S.ロメロ(オ) 1票 【DH(指名打者)】 A.デスパイネ(ソ) 140票 J.ブラッシュ(楽) 69票 近藤 健介(日) 31票 吉田 正尚(オ) 5票 栗山 巧 (西) 3 Y.グラシアル(ソ)2票 銀次(楽) 1票 鈴木 大地(ロ) 1票 B.レアード(ロ) 1票.
次の今期は勝ち頭として活躍して15勝4敗と11個も貯金を作っています。 奪三振188や勝率789で3冠王を獲得するなど菅野投手が不調の中でエースの代役を務めました。 他に候補となりそうなのはこの2人でしょうか。 試合 勝利 敗北 防御率 今永昇太 25 13 7 2. 91 大野雄大 24 9 8 2. 63 今永投手もまた、エースとしてDeNAを優勝争いに導くなど貢献しており、13勝しています。 自らのバットでも7本安打を放つなど投打共に印象に残る投手。 そして中日の大野投手は今期「エース復活」という相応しい活躍を見せており 9月14日の阪神戦でノーヒットノーランを達成、さらに最優秀防御率のタイトルも獲得。 これが初タイトルとなり、2019シーズンは最高の1年となりました。 スポンサーリンク 外野部門 外野に関してはあまり迷う事はありませんね。 常連の選手たちが名を連ねます。 広島・鈴木誠也 巨人・丸佳浩 DeNA・筒香嘉智 それぞれ4番、3番とチームの大黒柱を担う3人ですがセリーグを代表する選手たち。 鈴木選手はトリプルスリーも目前にするなど華々しい成績を収めましたしさらに首位打者と、初タイトルを獲得! 丸選手はFA1年目で素晴らしい成績を収め、歴代のFA戦士の中でNo. 1と評されるほど。 筒香選手もチームの大黒柱として申し分ない活躍。 今年が最後となりそうな日本でのプレーで、是非ともベストナインに選出されて欲しいですね。 内野部門 一塁手 一塁手はDeNAのロペス、中日のビシエド、ヤクルトの村上選手など候補がズラリ。 試合 打率 本塁打 打点 ロペス 142 241 31 84 ビシエド 142 316 18 93 村上 143 231 36 96 数字で見るとビシエド選手が有力と見られますね。 ビシエド選手は長距離砲ですが打率も残せるのでかなり優秀な助っ人。 何だかんだ不調と言いつつ31本打つロペス選手も流石。 そして村上選手は高卒2年目にしてホームランと打点でタイトル争いをするなど活躍。 筒香、中田、山田選手など球界のスターたちは覚醒に4年かかっていましたが村上選手の 成長スピードには眼を見張るものがありますね。 二塁手 【失敗しない男】ヤクルト山田哲人、日本新記録の33連続盗塁成功! 初回2死一塁のバレンティンの打席で、初球に二盗を成功。 昨年8月から続く連続盗塁記録を33に伸ばした。 — ライブドアニュース livedoornews 二塁は山田哲人選手で間違い無いでしょう。 トリプルスリーこそ逃すもののホームラン30本超え、盗塁も今年は33盗塁連続成功、さらに昨年から見れば38回連続成功と 「失敗しない男」として俊足をアピールしました。 盗塁王のタイトルこそルーキーの近本選手に譲るも、35本塁打も放つなど中軸としての役割は十分に果たせたかと。 二塁のベストナインは山田選手で確定でしょう。 スポンサーリンク 遊撃手 こちらに関しても確実視されています、巨人の坂本勇人選手。 今年は最強の2番打者としてキャリアハイの40本塁打を放ちチームの起爆剤として活躍しました。 守備も動きも良くて攻守共にチームを支える頼もしい存在。 12球団見渡しても遊撃手でバッティングが突出している選手は坂本選手以外にいないですし 存在感が際立っていますね。 三塁手 中日の高橋周平選手が筆頭候補になるのではないかと考えています。 選出となればプロ入り初タイトルとなります。 高橋選手は今年からキャプテンに就任。 開幕こそ不調だったものの徐々にギアを上げていき、5月は月間MVPを受賞しています。 中距離打者としてようやく大器が覚醒し、その象徴としてベストナインに選出されて欲しいですね。 捕手 2017年、2018年は覇者である広島・會澤翼選手がベストナインに選ばれていましたが 2019年は阪神・梅野隆太郎選手が筆頭となるのではないでしょうか。 今年は序盤、足の指を折りながらも強行出場していましたがむしろそこから絶好調でサイクル安打も打ちました。 そして捕手としては異例の二桁盗塁を記録するなど俊足ぶりもアピール。 今期の成績が 128試合、打率267、9本塁打、59打点、14盗塁 捕手ながら二桁盗塁はかなり優秀な数字。 さらに今季120補殺を記録し、1954年に土井垣武(東映)が樹立した捕手のシーズン最多補殺119のプロ野球記録を塗り替えました。 大きな飛躍を遂げた梅野選手に軍配が上がりそうです。 スポンサーリンク 関連記事 まとめ 今回はセリーグ2019年のベストナイン予想でした! 名誉ある賞に、今回はどんな選手が獲得するのか。 新しい顔ぶれなど、プロ野球全体の若返りも期待したいところですが ベストナイン常連組は存在感が際立っていますね。 では、今回は以上で終わりたいと思います!.
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