本格的な夏場になってしまうと、設置工事が順番待ちとなり、もっとも必要なときにエアコンがない……なんてことも。 エアコンを買い替えるなら、早いうちに選んでおきたいところです。 そこで今回は、業界を代表するロングセラーとして知られ、機能に定評のある三菱電機「霧ヶ峰」ブランドをピックアップ。 家電のプロ・戸井田園子さんにお願いし、3つの価格帯別で、リビングユースに最適なオススメ3モデルを選んでもらいました。 紹介する3モデルは電気代から機能の有無まで、表組みでわかりやすく比較しているので、ぜひ参考にしてみてください! 【関連記事】 教えてくれるのはこの人! 家電コーディネーター 戸井田園子さん 雑誌やテレビなど、数多くのメディアにひっぱりだこの家電専門家。 ユーザー目線に立ったわかりやすい解説で、読者の厚い信頼を受けています。 三菱電機のエアコンは、快適性が一味違う 三菱電機は、現在の家庭用エアコンで初めて、筒型のファン「ラインフローファン」を搭載。 現在の壁掛けエアコンの雛形を作った老舗メーカーです。 2015年には、世界で初めて左右独立駆動する新型ファン「パーソナルツインフロー」を開発し、エアコンの新世代を切り開きました。 また、早くからセンサーを搭載しており、蓄積したセンシング技術の高さにも定評アリ。 それらの技術でひとりひとりに適した温度で吹き分け、個人の快適性を重視した空調を得意としています。 なお、三菱電機の4. 0kWタイプは200Vのみなので、設置に際し電源工事が必要になる可能性があるので注意しましょう。 三菱電機のエアコン おすすめその1 ハイエンドモデル 2つのプロペラファンと「ムーブアイmirA. 」が、快適な室温を保つプレミアムモデル。 2つのプロペラファンがそれぞれ駆動する独自の機構「パーソナルツインフロー」が、ひとりひとりの温度の感じ方に合わせて気流の強弱と方向を細かくコントロールしてくれます。 除湿運転時の「プレミアム除湿」は弱冷房方式ながら、2つのファンを制御することで室温低下を抑え、寒くなりにくい除湿を実現。 APF(通年エネルギー消費効率)は「7. 8」と他のシリーズに比べ優秀で、年間電気代も抑えられています。 また、「ピュアミスト」を放出する機能を持ち、菌・ウイルス・カビ菌・花粉の活動の抑制、脱臭・保湿効果も期待できます。 FZシリーズ 戸井田さんのレコメンド センサー、ファン、清潔機能も万全のハイスペックモデル 「ほかにはない独自の内部構造を持った、最先端のシリーズです。 従来の筒型ファン ラインフローファン を止め、ふたつのプロペラファンを採用したダブルファン仕様『パーソナルツインフロー』が特徴。 また『ムーブアイmirA. 』による、未来を予想しての『先読み運転』もお見事。 『ムーブアイmirA. 』に学習機能もあるため、エアコンの能力を信じて、しばらく使い続けることがポイントです。 」を搭載したハイスペックモデル。 2つのプロペラファン「パーソナルツインフロー」は省いていますが、体温変化を感知して「自動風あて・風よけ」によって室内の2人を同時に快適にしてくれます。 除湿機能としては、「さらっと除湿冷房」を搭載。 「冷房」と室温の下がらない「再熱除湿」を自動で切り替えて、除湿していても寒くならず、快適な温度に保ってくれます。 「フィルターおそうじメカ」や「ハイブリッドナノコーティング」など清潔機能は「FZ」シリーズと同クラス。 Zシリーズ 戸井田さんのレコメンド エアコンにお任せでOKの十分な機能 「ラインナップ順ではFZシリーズに次ぐ第2グレードに当たります。 内部構造は従来のタイプですが、デザイン面を除けば、機能面は最上位とほぼ同等。 人の体感温度を予測して先回り運転する画期的な『ムーブアイmirA. 』も搭載しています。 また、FZシリーズと同様、タッチパネルリモコンを採用し、必要最低限の操作で快適運転ができるので高齢者でも迷いません。 リモコンのメニューからは細かな設定も可能。 FZシリーズもそうですが、高性能なセンサー機能を活かすために、基本的に『自動』運転がオススメ。 Iは身体の温度を0. FZシリーズとZシリーズの未来の体感温度を予測するAI機能は省かれていますが、センサーが体感温度や人の位置を感知し、冷やしすぎない快適な冷房が可能です。 左右のフラップを別々に動かし、2か所を同時に吹き分ける「ビッグWフラップ」を搭載。 また「スマート除湿」は、風速を「自動」に設定すると、ファンの回転数を制御しながら除湿し、部屋が寒くなりにくい効果があります。 「ハイブリッドナノコーティング」はファンのみに実装。 前面パネルやフラップなど、外観パーツは取外しが可能で掃除がしやすい「はずせるボディ」です。 Lシリーズ 戸井田さんのレコメンド コンパクトながらリビングに必要な機能を搭載 「長年の実績がある赤外線センサー『ムーブアイ』搭載モデル。 2か所吹き分け可能で、『フィルターおそうじメカ』『はずせるボディ』は、このグレードまでの搭載です。 リビングに必要な機能なので、最低限このグレードを選びたいところ。 本シリーズの特徴は高さ250mmのコンパクトさ。 設置寸法も295mmあれば大丈夫なので、窓上にしか設置できない条件でも問題ありません。 夏はエアコンと送風を組み合わせる『ハイブリッド運転』 特許 、冬は暖房とサーキュレーター運転を交互に行う『サーキュレーターモード』があるのも便利です。 床や壁などの温度から体感温度を測り、人の位置も見て冷やしすぎない、 あたためすぎない快適な空調を実現します(画像出典:三菱電機公式サイト) <総括> 価格を抑えて快適性を重視するならZシリーズが狙い目 「3シリーズの違いを簡単にまとめますと、FZシリーズは、基本性能 省エネ性 ・機能・デザイン、すべてが最新・最上のハイスペックモデル。 省エネも快適性も見た目も重視したいという人向きです。 暑さ寒さの感じ方が違う複数の人が一緒に過ごす部屋には最適ですね。 本シリーズは4. 0kWタイプ以上しかないので、14畳越えの大きい部屋のみ対応しています。 一方、Zシリーズは、最新機能は網羅していますが、基本性能 吹き分け機能 とデザインがやや落ちます。 とはいっても、『パーソナルツインフロー』は搭載しないものの、機能はFZとほぼ変わらないので、価格を抑えて快適性を重視したい人にはこちらが狙い目です。 コンパクトモデルのLシリーズは、本体価格がお手ごろ。 ただし、上位モデルに比べて省エネ性・機能性で劣るのがネックです。 1日中使うことが想定されるライフスタイルなら、少しムリをしても上位クラスを選んだほうが、10年使った場合はおトクになる場合も。 とはいえ、三菱電機独自の『ムーブアイ』『ハイブリッド運転』を搭載し、『フィルターおそうじメカ』搭載など、清潔性が担保されているのはメリットです。 このあたりをしっかり検討して選んでください!」(戸井田さん) 【ギャラリーはコチラ】 協力:楽天市場.
次の後述 どうも、ジャパネットといえば僕です。 今更ですけど、ジャパネットが今エアコンのセールをやってるんですよね。 とにかく安い と、謳ってるのでついついネット最安値と比較したくなりました。 いくつか選択肢あるんですが、その中でも イチオシ!超目玉商品 とのことなので、この機種を調べてみました。 三菱ルームエアコン 霧ヶ峰 早速型番で検索しましたが、価格コムで値段がでません。 いつものジャパネットオリジナルモデルかなと思ったんですけど、このAHシリーズというのはジャパネット以外でも家電量販店のノジマやらイオンやらで売られていたことがあるようです。 量販店向けモデルなのかな。 つまり単純な価格比較はできません。 こういう場合は、機能を調べて近い機種と価格を比較します。 まず、三菱の公式サイトで機能の比較表を確認。 霧ヶ峰AHシリーズは三菱の公式サイトには存在していませんでした。 こうなるのジャパネットで紹介されてるデータを見て、近い機種を探すしかありません。 価格調査させないためなのかなんなのか知らないですけど、こういうのやめてほしい本当に。 ぱっと調べてみると、 霧ヶ峰のLシリーズと同機能、同性能に見えます。 サイズから重量、消費電力まで同じなので、逆に何が違うのか分からない。 仕方ないので、三菱電機に電話して違いを聞くことにしました。 結果は下記のとおり。 ・霧ヶ峰AHシリーズは、Lシリーズを母体とした機種である ・ただし、Lシリーズとは2点の違いがある 1.Lシリーズには通常のカビ予防に加えて、カビクリーンシャワーが搭載されているが、AHシリーズにはそれが搭載されていない 2.空気清浄の方法がLシリーズは電気集塵方式であるが、AHシリーズはフィルター方式である。 ただしこの方式の違いによる性能の違いはない(メンテナンスコストやフィルター交換コストの違いもない) ・ つまり、LシリーズはAHシリーズよりも高性能であると言える ・(なぜAHシリーズは三菱の公式サイトで紹介されていないのか?)AHシリーズのような一部の店舗でのみ販売されている商品は他にもあり、その全てをホームページ上で掲載するとお客様にとって分かりづらくなるため掲載していない。 三菱のサポート担当様はとても詳しく丁寧に説明してくださいました。 つまり霧ヶ峰Lシリーズと比較すれば良いのですね? 霧ヶ峰MSZ-L2217 おお、価格コムのエアコンカテゴリで3位ですね。 1位2位が超低価格モデルであることを考えると、高機能モデルとしては最も人気のモデルかもしれません。 AHシリーズとの違いはカビクリーンシャワーだけなので、ジャパネットのほうがいくぶんか安ければ良いのですが。 ネット最安値5万切っちゃってますね。。。 とはいえ、この価格は取付工事費も取外し工事費も抜きの金額です。 それに価格コム最安値のやつは送料が別にかかりますね。 これは価格コムを使うときの基本的な注意なのですが、価格コムの最安値は合計金額として必ずしも最安値ではありません。 まずは、合計金額の最安値を探します。 送料、取り付け、取り外し工事費含めてもっとも安そうだったのは下記の店舗でした。 結果、ネット最安値は、 72,240円です。 それに対してジャパネットは消費税と送料をプラスして、 お支払総額 89,424円です。 さらに、さきほどの情報のとおり、AHシリーズはLシリーズよりも低機能です。 つまり、ジャパネットの霧ヶ峰のほうが、 低機能でありながら17,184円も高い ということになってしまいます。 ジャパネットボロ負けです。 超目玉でこれでは、この「買ドキエアコンセール」はあまり期待できませんね。 ちなみに実際はさらに古いエアコンのリサイクル料といった処分費用もかかるのですが、それはジャパネットでも価格コムでも同じことなので含んでいません。 (ジャパネットは下取りといいつつリサイクル料は取られます。 ) うーん、ジャパネット好きとしては残念です。 ちなみに、この記事を書いている間にも価格コムで紹介されている店舗からこのLシリーズが続々と売り切れになってました。 検討している方は早めに買ったほうが良さそうですよ。 (アフィなし) ちなみにダイキンはジャパネットが最安値のことがありました。 hardshopper.
次のエアコンは、生活の中でも電力消費量が多い家電製品ですが、三菱のエアコン「霧ヶ峰」FZシリーズは、省エネ性能が高い製品に贈られる省エネ大賞を受賞し、電気代を抑えた運転を可能にしています。 また、FLシリーズにはグッドデザイン賞が贈られるなど、様々な賞を受賞しています。 ここでは、三菱のエアコン「霧ヶ峰」の省エネに運転できるAI自動機能や掃除機能、畳数別のおすすめエアコン4点をご紹介します。 ここでは、三菱のエアコン「霧ヶ峰」MSZ-ZW2219を参考に、AI自動モードやアプリ連動機能、お手入れを楽にしてくれる自動掃除性能をご紹介します。 三菱のエアコン「霧ヶ峰」のAIリモコン設定、アプリ連動機能 三菱のエアコン「霧ヶ峰」は、リモコンのボタン1つでAIが部屋の暖まりやすさや冷えやすさを分析・学習し、快適な運転を自動で行ってくれる「AI自動」モードが搭載されています。 さらに「A. Iナビ」ボタンを押すことで、部屋の未来の状況、体感温度の変化を予測し、どのように対応するかを教えてくれます。 例えば、温度も湿度も上昇しないと予測した場合は送風に切替え、外気・日射・住宅性能から体感温度の下降を予測した時は、運転を控えめに調節してくれます。 エアフィルターを自動で掃除してくれる三菱のエアコン「霧ヶ峰」 エアフィルターを巻き取りながらブラシで汚れをかき取る往復方式の自動掃除機能は、約3分で掃除が完了し、約10年相当の大容量ダストボックス(年間約2gのホコリがエアフィルターに付着した場合)は、取り外し簡単でゴミ箱に捨てるだけなので、手間が省けます。 また、寝室でも使用できるよう静音設計になっています。 エアコン内部には、ホコリや油が付着しにくい「ハイブリッドナノコーティング」が採用され、冷房・除湿運転停止後に自動でエアコン内部の乾燥を行い、カビを抑制する「内部クリーン」機能や、運転開始時のニオイを抑制する「スタート脱臭」機能が搭載され、清潔機能に優れています。 三菱のエアコン「霧ヶ峰」は分解が簡単で掃除が楽! 洗浄スプレーは使用できる? 全面パネルやフラップ、フィルターお掃除メカが取り外し可能で、左右風向フラップを開閉することで通風路の中まで手が届き、お手入れが簡単です。 お手入れの際の注意点として、市販の洗浄スプレーは、部品の破損や故障を引き起こすことがあるので、高い専門知識を有する業者に依頼してください。 92円になります。 計算式に最小の消費電力量と最大の消費電力量を当てはめることで、電気代が約2. 835円~36. 45円の間で運転することがわかります。 【参考】 三菱のエアコン「霧ヶ峰」Zシリーズの価格は? 6畳用のZシリーズのエアコン「MSZ-ZW2219」の場合、Amazonで13万8000円(税込)、10畳用では15万8900円(税込)、18畳用で18万8000円(税込)で販売されています。 対応畳数が広く、機能が豊富な製品ほど高価で販売されています。 エアコン「霧ヶ峰」が効かない? 故障時はランプの点滅をチェック ランプの点滅・点灯している場合は、故障している場合や点検している場合、取り付けが間違っている場合などがあります。 エアコンの取り付けが間違っている場合は、ナビランプとクリーンランプが点滅など、点滅するランプによって対応が変わるので、取扱説明書を参考に処置してください。 エアコン「霧ヶ峰」のリモコンを紛失した場合、なくしたリモコンは再購入できる? リモコンを紛失した場合は、室内機に搭載されている「応急運転スイッチ」を押すことで、応急冷房・応急暖房・停止が使用可能ですが、そのほかの運転は使用できません。 リモコンを再購入したい場合は、購入した店舗か三菱電機修理窓口に連絡してください。 【参考】 2018年~2019年製の三菱のエアコン「霧ヶ峰」畳数別のおすすめ4選 エアコンを選ぶ時は、機能の多さや省エネ性能なども大切ですが、部屋の畳数に合った製品を選ぶことも大切です。 適応畳数が少ないとエアコンの効率が落ちてしまい、省エネ製品であっても、電気代がかかってしまいます。 また、人の位置を検知し、体感温度に合わせて風の強さを調節してくれるので、暑がりの人も寒がりの人も快適に過ごせるエアコンです。 【参考】 三菱のエアコン「霧ヶ峰」10畳用は寝室や子供部屋にぴったり! MITSUBISHI ルームエアコン Sシリーズ MSZ-S2819 就寝中の体感温度に合わせた自動運転をしてくれる「みまもり快眠」や、人が居ないことを検知すると自動でセーブ運転、停止する「消し忘れオートOFF」機能を搭載しています。 【参考】 省エネ大賞を2年連続受賞している三菱の18畳用エアコン「霧ヶ峰」FZシリーズ MITSUBISHI ルームエアコン FZシリーズ MSZ-FZ5619S 平成29年度・30年度の2年連続で省エネ大賞を受賞しているFZシリーズは、優れた省エネ性能だけでなく、AI運転で効率的に冷房・暖房を使用でき、自動フィルター掃除やハイブリッドナノコーティングで清潔機能に優れています。 デザイン性だけでなく、「ムーブアイ極」や「ハイブリッドナノコーティング」、体感温度に合わせた冷房・爽風の運転を自動で切り替える「ハイブリッド運転」が搭載されています。
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