米ぬかって何? 米ぬかとは、玄米を精米するときに生じる薄茶色の粉で、その正体はお米の外皮や胚が粉状になったものです。 他にも、美肌・美白効果、便秘解消効果、高血圧予防効果、脳機能改善効果といった美容にも健康にも有効な栄養素が多く含まれています。 ぬか袋を使った掃除方法 米ぬかを掃除に使うにはぬか袋がおすすめです。 ぬか袋の作り方 木綿のハンカチやガーゼなどの中心に米ぬかを乗せ、米ぬかがこぼれないように紐や輪ゴムで結びます。 お茶パックを2枚重ねてぬかを入れても同様に使えます。 使うたびに新しいものに取り換えましょう。 フローリング掃除 ぬか袋を固く絞った雑巾でくるみ、床掃除をします。 床の汚れも落ち、ぬかの油分でワックス効果が得られ、フローリングがピカピカになります。 木製の柱も同様にぬか袋で磨くことができます。 畳にも 掃除機をかけた後、ぬか袋で優しくなでるように畳を拭きます。 ぬかの油が畳に染み込んで、つやが出て美しくなるだけではなく、汚れが付きにくくなる効果もあります。 い草が緑のうちは水分が豊富に含まれているため、茶色になってからの使用がおすすめです。 こんな利用方法も 他にもたくさんの利用方法があります。 掃き掃除 米ぬかを床に撒いてから掃き掃除をすれば埃が舞い上がるのを防いでくれます。 玄関やベランダ掃除におすすめです。 食器洗い 米ぬかを台所用洗剤の代わりにスポンジに振りかけていつものように洗うだけ。 米ぬかに含まれている油分の作用で、頑固な油汚れもしっかりとれます。 台所用洗剤による手荒れに悩んでいる方におすすめです。 消臭剤として 煎って乾燥させた米ぬかはイヤな臭いを消してくれるので、消臭剤として使えます。 生ゴミと一緒に捨てたり、ぬか袋を冷蔵庫や靴箱に入れたりと使い方はいろいろ。 肥料として 米ぬかを落ち葉などと混ぜて土に埋めて発酵させると栄養満点な腐葉土を簡単に作ることができます。 米ぬかを直接肥料として使うのはNG。 根腐れの原因となります。 コバエやゴキブリを寄せ付ける場合があるので、室内の観葉植物への使用は避けましょう。 最後に 米ぬかでフローリングがピカピカになるのは驚きですよね。 美容効果も抜群な米ぬかで、手肌に優しく、環境にも優しい掃除方法を試してみてください。 米ぬかを使って家中をキレイにしてしまいましょう!.
次の米ぬかはどこで手に入るのか 米ぬかを入手できるのは ・ネットで買う ・自宅で精米機を使う ・コイン精米機 ・米屋で買う などがあります。 以下で詳しく説明していきます。 そして、私が実際にどのように米ぬかを手に入れているか紹介しましょう。 ネットで買う ネットショップで入手するのが一番手っ取り早いです。 ネットをオススメするのは理由は、簡単に注文できて家まで届けてくれるから。 米ぬかを売っているネットショップは ・アマゾン ・楽天 ・米屋さんなどが運営しているネットショップ など 後ほど私が利用しているショップを紹介します。 自宅で精米機を使う 家庭用の精米機ってあるんです。 これで玄米を精米すると米ぬかが余ります。 ほとんどの人は、この米ぬかを捨ててしまうのですが、これをぬか床用に使います。 ただし、玄米を精米して得られる米ぬかの量は少ないです。 1合の玄米から出る米ぬかは約10グラム。 大さじ3杯分くらいです。 ですので、精米したときに出る米ぬかは「足しぬか用」にストックしておきます。 ゼロからぬか床を作る時は、ネットショップで必要な量を取り寄せます。 ちなみに、自宅で玄米を精米して米ぬかを得るメリットは ・新鮮なぬか床が手に入ること ・精米したての白米でご飯を炊けること 精米機の価格の相場は1万円以下のものから、高いものだと2万円以上します。 価格が高いほど、機能が多くて、一度に精米できる玄米の量が増えます。 そして、見た目が大きくなり、重くなります。 とにかく精米できて、1回の精米が2合までで良ければ、安いもので十分。 後ほど、私が使っている精米機を紹介します。 コイン精米機 コイン精米機は、町に設置されていて、ここに玄米を持っていくと、専用の機械で精米できます。 キロ単位で一気に精米できるのがメリットです。 精米した時に出る米ぬかは、隣の小さい倉庫みたいなところに集められます。 それを誰でも無料で持ち帰ることができるのです。 「ご自由にお持ち帰りください」と書いています。 扉を開けたところ 光の加減でちょっと分かりにくいですが、家庭用の大きなゴミ袋でも入りきらないくらい大量の米ぬかがあります。 全部、無料です。 いくら持ち帰っても構いません。 これは別のコイン精米機 こちらもぬか床は無料で持ち帰れます。 基本的には、肥料に使う人が大量に持っていくようです。 ちなみに、私はこれらの米ぬかをぬか床に使うのは、あまりオススメしません。 というのは、先日、初めてコイン精米機の実物を見たのですが、米ぬかが入っているところは、日中は誰でも開けることができて、衛生的な不安を感じました。 「この米ぬかでぬか漬けを作るのはちょっと・・・」と思いました。 衛生的なこととか、そういうことが気にならなく、近くにコイン精米機がある人は、ぜひ利用してみてください。 米屋で買う 米屋では玄米を精米しているので、当然、米ぬかが余ります。 米屋でも米ぬかはいらないみたいです。 米屋に行けば、その米ぬかを格安で売ってくれます。 私の家の近所にある米屋では、500g、50円で売ってくれました。 米屋のおじさんに「安いのか高いのか分からないです」と言ったら、「相場がないからね〜」と笑っていました。 きっと、米ぬかを買いにくるお客さんは、いないんでしょうね。 欲しい時にすぐ手に入るのが米屋のメリットです。 ただし、無農薬の米ぬかにこだわるのなら、店によっては扱っていなこともあります。 その場合はネットショップで買いましょう。 スーパーで米ぬかが売っている? たまにスーパーで「米ぬかっぽいもの」が売っています。 たぶん、それは純粋な「米ぬか」ではないと思います。 例えばこちら 「ぬかづけの素」って書いています。 裏を見ると 原材料名が、米ぬか(国産)、食塩、唐辛子、椎茸粉、昆布とあります。 米ぬか以外の材料が混ざっていて、水を加えるだけでぬか床ができるという商品です。 ということで、スーパーでそれらしきものを見つけた時は、原材料をチェックしてみてください。 もちろん、このタイプのぬか床でぬか漬け作りをするのもありです。 私はどこで米ぬかを手に入れているか 私の米ぬかの入手方法を参考までに紹介します。 自宅に精米機があるので、精米したときに出る米ぬかを使っています。 玄米を精米して出た米ぬかは、 ・そのままぬか床に入れる(足しぬか) ・足しぬかするタイミングでなければ冷凍庫に保管 のどちらかです。 冷凍庫にストックする時は、ジップロックに入れるようにします。 足しぬかするときにそこから米ぬかを出すのです。 こうやって日々、少しずつ米ぬかをストックしています。 私が使っている精米機を紹介 これです エムケー精工(株) 型式SM-200R 9,000円くらいで買いました。 基本的な性能は ・2合まで精米できる ・精米の仕方を選べる(3分、5分、7分、白米、米とぎ) ・白米をリフレッシュできる 私は、玄米を白米にすることしかしないので、いつも玄米をセットしてスタートボタンを押すだけ。 精米後は容器を洗って乾かします。 たぶん、家庭用の精米機では最低ランクの価格だと思いますが、使い勝手には満足しています。 ネットショップで購入することもある 今でも、ぬか床をゼロから作ることがあります。 そのときは、自分の精米機から出る米ぬかのストックでは足りないので、ネットショップで買います。 そのネットショップはもう決まっています。 私がここを利用する理由は ・アマゾンなので購入手続きが簡単 ・無農薬 ・注文があってから精米してくれる ・発送が早い 特にありがたいのは、「精米したての米ぬかをその日のうちに発送してくれる」こと。 早い時は、注文して1時間後には「発送しました」というメールが届きます。 届いたものがこちら このように精米した日を書いてくれます。 まとめ 私のオススメは ・自宅で精米機を使いマメに米ぬかをストック ・一度に大量に必要な時はネットショップで買う この併用です。 「別に精米機はいらない」という方でも、足しぬかで米ぬかは必要です。 常に手元に、ある程度の米ぬかをストックしておきましょう。 今回、米屋さんに行ったり、コイン精米機の実物を見て感じたことがあります。 それは「米ぬかが要らないもの扱いされている」ということ。 米ぬかは白米に比べて圧倒的に栄養があるし、使い道もたくさんあるのに、あまり必要とされていません。 もっと米ぬかの良さを知って欲しいなと思いましたね。
次のおはようさん 少々遅めの朝です。 何しろ寒い間は毎日が日曜日です。 暑くなっても変わらないか~ 生の米糠を地上に撒きますと、数日で有機質としての菌による分解が始まります。 要は土壌改良や肥料となる過程です。 確かに固まり板粕状になります。 でも、その下にはミミズが一杯住んでいます。 硬いのを壊すのは、 1.薄く散布する 2.散布した後に、根を傷付け無い程度に軽く土に混和する。 3.硬く固まっていれば、池に氷が張ったのを割るように砕く。 特に細かくはする必要は有りません。 土中に水と空気が入ればとの感じで割れば良いです。 4.特に今の時期は地温・気温が低いので、米糠の分解が遅いので、分解過程におけるアンモニアガスの発生が少なく、地上撒布には良い季節です。 5・その内に分解して土と同化します。 いずれにしても春に畑を始めるとすれば、一度は耕起を致しますので、その節に混和すれば充分です。 楽しいですね。 新しい芽の息吹が楽しめます。 補足 今年は久方の乾燥注意報が出ています。 乾燥地方にお住まいであれば、米糠は表土と軽く混和して、風で飛ばされないようにして下さい。 米糠に水分を与える働きも有ります。 積雪地方では、雪上に散布すれば良いです。 糠マルチという手法があります。 糠を撒いて水をやって放置するだけです。 すると糠が一度どろどろになってそれが乾燥すると膜状に堅くなります。 これがマルチの働きをすると言うものです。 (ただ、これはあまりお勧めできません。 失敗する可能性が高いです) たぶん、糠だけがしめってから固まると堅くなることを言っているのであって、土そのものが堅くなるわけではありません。 実際やってみればわかりますが、糠だけをぬらして板状にして乾かすと確かにかちかちになります。 生糠を直接畑に撒くのはお勧めできません。 糠にはたくさんの糖質(主にデンプン)があり、それが発酵すると大量の二酸化炭素を出したり熱を出します。 それで作物の根を傷めますし、不要な微生物が異常繁殖して、植物に有益な微生物が減ることがあります。 また、繁殖した微生物が植物の肥料を奪いとってしまい「窒素飢餓」と言われる症状が出ます。 そうなると葉の色が悪く成り成長も遅くなります。
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