「野ブタ。 一方野ブタの方は益々「突撃飯」で大人気でしたね。 「ま、まずい」が流行語になったりして… 笑 でも野ブタには今の状態に違和感が芽生え始め「このまま続けるのが辛い」と言い出してしまい、その時 彰もふと、ぬか床の中気になってるモノを告白するのですが、なぜか出てきたのは28点の生物のテスト。 一人残された修二が見たのは、かすみが以前に撮った公園でのツーショットの写真。 これで彰が全部知っていたと判ってしまいました。 神社に奉納された絵馬の願い事にも、それぞれのキャラがよく表れてました。 その後、弾みで境内の木の枝を折ってしまい「一番大切な人に罰が当たる」と言われた野ブタが、渡された お札を修二と彰どちらに渡すのか気になりましたが、出した答えは「3人で罰を受けよう…」。 何かこの選択にはジーンときましたわ。 プレゼント交換の際にも、それぞれがこの人形を包んでいたというところが、自分のことより友達を思いやる心が またよく表れていて…。 修二も最後はまり子とちゃんと向き合うことが出来たし…。 引越しのトラックで旅立つ途中で、クラスのみんなが集まって学園ドラマらしい雰囲気も味わえましたしね。 「自然に笑えた…」と思わずガッツポーズをしながら屋上へ走る…けど、もう二人はいない。 それでも野ブタはとても嬉しそうでした。 3人がそれぞれ「友情」とともに成長して、観ている方も最後までイイ気分にさせてもらえました。 このお守りが友情の証の象徴している感じ。 これまでの数々の嫌がらせは、全部かすみの仕業だと判った訳ですが、彼女はなかなかの曲者 でしたね。 その後、修二から事情を全て聞かされた彰も仕方なく…。 そして新たなプロデュースが始まった訳ですが、かすみはあまりにも正統派過ぎて、せっかくの 野ブタの良さである個性が徐々に無くなってしまいました。 野ブタ自身も無理をしてるのが辛くなって断ろうとするのですが、かすみはそれを許さない。 彰には靴箱に写真を入れてまた動揺させようとしたようですが、逆に「人は試すものじゃなくて、育てる もの。 愛を持って…」と言われてしまいました。 そしてかすみのポーチに黄色いペンキが付着していたことで、とうとう野ブタも今までの嫌がらせが 彼女の仕業だと判ってしまったのですが、開き直ったかすみがまた酷い言葉を浴びせてましたわ〜。 本当に彼女は優しいイイ子だったんですね。 「嘘をつかれるのは寂しいもんね」と慰めてくれたまり子に「嘘をついているのも、寂しい…」と言う野ブタの 言葉もまた、修二の痛みにも少し気づかせてくれたかも知れません。 翌日から不登校になった野ブタのことを気遣い、修二に「本当の事を受け入れるのは時間がかかるけど 大丈夫。 辛いけど出来ないことじゃないから…」と言ってくれました。 でも傷ついた野ブタは彰や修二にも会おうとしない。 そして修二は勇気を出してクラスメイトを説得して、野ブタを再び登校させようと、友情のいっぱい詰まった ビデオを作ってくれたんですよね。 思いは無事に野ブタの心に届いたものの、今度はかすみの逆上に不安な修二達。 うたた寝した3人が、かすみが屋上から飛び降りるという同じ夢を見たことで、慌てて教室に駆けつけるの ですが、そこにはまた同じ夢を見た様子のかすみの姿が…。 そして今回はまた「お母さんとは結婚したけど、君のお父さんじゃないから」と言って、子供の 頃の野ブタを哀しませた義理のお父さんが登場しましたね。 でも忙しい仕事の合間に野ブタの好きなお饅頭も持って来てくれたり、本当はあの時の言葉を ずっと後悔してる? 野ブタはまだ「お父さん」と呼べないみたいだけど、焼たらこおにぎりを持って必死にタクシーを 追いかける姿には、ちょっとほろっとしましたわ。 光の中に出てもその手を離さな いように…」と書かれてあったんですよね。 これは修二と彰に出会えた野ブタの実感だったのかな〜。 お父さんへの正直な想いを話せたり、いじめの暗いトンネルから手を差し伸べてくれている二人。 いつかは別れがやってくるかも知れないけど、今の思い出は一生の宝物になりそうです。 そして修二の心の中で生まれている、モヤモヤした何とも苦い気持ち。 本当の自分と学校で無理をしている自分…という心の葛藤は、この先彰と野ブタの存在によって 逆に少しずつ変化していくのでしょうね。 大人になったら、なかなか自分の思い通りにはならないことが多くなる…思わず頷いてし まいました。 修二と彰はあのお店に売ってた服を着て野ブタの前に現れたんですけど、思ったより大丈 夫でしたやん 笑 でも彰のは豹柄と判りましたが、修二の方は模様が斬新過ぎてゼブラだかリボンだか判別 付かず。 (今回もまた湯婆婆:笑 髪を切って思い切りお洒落して登校した野ブタは一躍大評判になり、小声ながら「おはよう」 と小さくガッツポーズする姿が良かったですわ〜。 彰がいるから、お金もジャンジャン使えるし 笑 そしたら次から次へと他の子達がマネをして、「いたずらされた」と職員室にやってくるように なってしまったのですが、そこは何でもお見通しのキャサリン! ビシッと言ってくれました。 何を着てても要は気持ちの持ちようで、「笑って生きていける」と野ブタの心も益々強くなって きた。 学校のマドンナ・まり子(戸田恵梨香ちゃん)とは一応付き合ってる風だけど、まともなデ ートはわざと避けてるみたい…。 この無理してる感が、大事に思っていた柳の木(正確には掘り出された後)の前で偶然出 会った転校生の信子(堀北真希ちゃん)が虐められているのを他人事とは思えず、黙って 見過ごすことが出来なくなってしまったのかも。 坂東がいる世界で 生きていきます」と気持ちが変化してたのは良かった。 しかし虐めはあんな大っぴらにされて先生達は気づいてない? 体育教師・セバスチャン(木村祐一さん)のことは怖がってたのと、教頭先生・キャサリン (夏木マリさん)がそっと援護射撃してくれてるのが唯一の救い。 物凄い運動神経の持ち主で、職員室で誰かが塀をよじ登って屋根から?と噂してるところを 物凄い形相で修二に口止めしてたシーンは、何か書類にバンバンハンコを押してませんで した? あれってもしかして「千と千尋」の湯婆婆のパロディだったんでしょうかね 笑 後、気になったキャラは高橋克実さん演ずる彰が下宿している豆腐屋のご主人・一平。 「マメチチ」だと思い込んでいた彰が「豆乳」だと知って怒ってた時も「名前なんてどうでもい い。 カッツミーは個人的にも好きな俳優さんなので、時々こういう台詞でグッと惹きつけてくれる のは嬉しいです。 この本屋さんは独特な雰囲気がありますよね。 「美男美女以外は立ち読み禁止」とか店内に張り紙がベタベタ貼ってあって、かなりポリシ ーがある感じ。 それに書店に逃げ込んできた信子にコーヒーを出してあげたりして、何もかも知ってる風な のが謎めいていて魅力的なキャラですわ〜。 まだまだ伏線といった感じで、これからも暗い展開が続きそうなのは辛いですが、信子がど うプロデュースされていくのか、修二と彰自身もどう変化していくのか楽しみです。
次の「野ブタ。 をプロデュース」 (2005年10月〜12月放送) 土日のグラチャンを観に来ていた私と、日曜のみ参加の相方Mさん。 その2人が合流し、日本チームの試合が始まる前の時間を利用して繰り出すことになったこのロケ地巡りです。 ですが、事前に調査する時間がほんとになくて。 地図とテレビ画面を見比べて大まかな「アタリ」は付けておいたものの、あと頼りになるのは「野生のカン」のみ、という、かなり行き当たりばったりなロケ地巡りとなりました。 では、順を追ってどうぞ。 修二の家 ドラマのまんま!! 最初の目的地は「修二の家」。 相方との合流後最初に行った日テレショップ(笑)から都営大江戸線で「門前仲町」へと移動し、そこからは地図で見当を付けていたあたりへ。 話に熱中しているうちについ行き過ぎてしまい後戻りしたりしつつ・・目的地に着いてはみたものの、あれ?目指す建物がない(焦)。 が、その道の先に「屋上に丸い物体のある建物」を相方が発見し、無事辿り着くことができました。 橋のたもとだったのでソレを目印に見当を付けたのでしたが、思っていた川とは別の小さな川沿いにその建物はありました。 どうやって上がるんだろう そしてこれがその「丸い物体」。 なんだか修二の幻が見えるようです・・。 (じーん) 丸いところまでは入る事ができませんでしたが、その下の広い屋上までは上ることが出来ました。 でもこれ、丸いとこ(修二がいつもハミガキしている所ね)まで上がるのは結構怖いと思います。 狭そうだし。 彰はいないかー こちらは、上から橋を見下ろした状態。 自転車で走って行く二人が見えるようです・・。 思った場所になくて一瞬戸惑ったけど、すぐに発見できたおかげで無駄に歩くこともなく、かなり幸先のよいスタートを切ることができました。 さて、このまま徒歩で次の目的地に移動です。 赤い橋 がんばれ信子。 修二の住むマンションから10分程も歩くでしょうか。 こちらは設定としては信子の家の近くになるのでしょう。 「バンドーなんか消えてしまえ」という「猿の手」にかけた願いを「取り消します」というシーン(1話) 私服で登校する信子を修二と彰が励ますシーン(2話) 修二の手帳の中に、「花」になるまで繰り返されたあみだくじを見つけるシーン(4話) などで登場した、印象的な赤い橋です。 ここはなぜか、個人的にどうしても行きたかった。 「橋」だけに川の側で探したものだから、ちょっと歩いてしまいました。 が、これも相方が「あれちゃう?」と見つけてくれました。 で、この橋の下は川じゃなかった(笑)。 遊歩道でした。 そら、川沿いを探しても無いっちゅうねん。 平山豆腐店 豆腐屋さん 続いて、営団東西線にて「浦安」に移動。 目的地は「平山豆腐店」。 この日はもの凄く天気がよくて、修二の住む家を撮ったときもそうだんたんですけど、まぶしすぎてどんな写真が撮れてるか確認できなかったんですよ。 (携帯のカメラってそんなことないですか?) なので、なんかボケてる・・。 右の奥はお寺で、左は民家(立派なお宅)になってます。 閉まっているなんて(泣) 近づいて撮ってみました。 見ておわかりのように、この日はお豆腐屋さん、お休みでした。 しょぼーん・・。 「ごくせんロケ地巡り」の時の「熊井ラーメン」も、ちょうどお休みの日だったんだよなぁ・・。 (遠い目) いつか、ここはリベンジしたいです。 揚げ豆腐食べたいもん。 揚げたてのやつを「あちっ」て食べたいもん。 パーマ専門店? こちらはお豆腐屋さんのすぐそば。 信子が持っていたお人形の髪を切った、美容院です。 「パーマ」の文字がいい味を出している・・気がする(笑)。 一見、何屋さんだか判らない。 して、その斜め向かいにあるのが洋品店「のだや」さん。 信子から「この服、着れる?・・あたしが髪を切るのはそれくらいの事なの。 」と言われた修二と彰があのへんちくりんな服を買った、お店です。 普通に営業してましたが、あんな妙なディスプレイはなく、いたってシンプルでした(笑)。 隅田川高校 左手は体育館 校門から入ったところ。 さて、お次は「隅田川高校」です。 当初、あたしの計画にはここはコースに入れてませんでした。 学校だから、撮影とか無理だろうと思ったし。 でも次の目的地に向かう途中に「やっぱり行きたいね」という事になり、駅構内の本屋で調べてみたら次の目的地の一つ手前の駅から近いことが判りました・・ので、急遽コースに組み込む事に。 というわけで、日比谷線で移動して「三ノ輪」で下車。 駅構内にある地図(いつもこれが凄く役に立つ)を頭に叩き込み、辿り着いた場所の塀に沿って「これ?これか?」といいながらぐるっと巡っていると、見慣れた非常階段が見え・・そこはまさに隅田川高校。 コレは結構、感動でした。 パンとか食べてみたり。 別アングル こちらは非常階段。 なんか、今にも信子や修二や彰が現れそうです。 ・・っていうか、こんな場所で密談とかしてたら簡単にバレる。 間違いなく。 思いっきり丸見えだもん。 普段はこの非常階段、入り口が閉まってて入れないようでした。 暴力はよくないと思う 彰は意外と強かった 非常階段の奥、体育館の横のスペースは、4話で信子とバンドーが話をした場所です。 バンドーが彼氏から殴られるのを修二が止めた場面も印象的でしたね。 なんかほんと、あのまんま、という感じのスペースでした。 体育館の横の扉は少し開いていて、中は部活の最中みたいでした。 (校庭でもテニスをしてました。 ) 商店街 串モノが美味しかった。 学校から歩いて移動し、お次は学校帰りによく出てくる商店街です。 本当に下町の、普通の商店街です。 日曜だったせいもあるかもしれませんがとても人通りが多く、こりゃ撮影も大変だっただろうなぁ・・って思いましたです。 そんなにまり子が嫌だったの? こちらは、修二が自転車ごと逃げ込んだ(?)お茶屋さん。 こちらも本当に普通のお茶屋さんですので、「自転車ごと入る」なんて普通なら絶対ムリ(笑)な感じです。 このあと商店街の中の焼き鳥屋さんで焼き鳥買ったんですが(食べながら歩いてました)、そのお店のおばちゃんに相方がちょっとロケの事を聞いてみたところ、いろいろ話してくださいました。 なんでもロケの最中は商店街全体を通行止めにして役者とスタッフとエキストラだけになってしまうので、普通に店は開けるけれど全く商売にならないんだそうです。 大変です・・。 でも、その甲斐あってあのリアリティのある絵が撮れてるんですねぇ。 修二と彰が駆けてくる! こちらは、商店街にほど近い公園です。 修二と彰が「のだや」で買ったヘンテコな服であらわれ、信子が髪を切る決意をした(2話)、あの公園です。 (教頭先生が猿の手に願をかけたのもこの公園でしたね。 ) 相方と、「あそこ(浦安)からここ(荒川区)まであの格好で走ってきたらそら恥ずかしいわ〜」と笑ってしまいました。 全然離れた場所同士がドラマの中では近所として繋がっていて、なんだか面白いなぁ〜と思いましたね。 ゴーヨク堂 美男美女以外お断り 修二が買い占めた本棚 原作本の上に新聞記事 さて、最後にJRで「日暮里」へ。 到着したのは「ゴーヨク堂」です。 それから住宅地図を見て、ポストを目印に辿り着きました。 当然、「美男美女以外お断り」との張り紙はありません。 しかしわかっていながらも「大丈夫かな?」「追い出されへんかな?」とおそるおそる入ってしまうのは、関西人の悲しい性ですな(笑)。 中は本当に普通の「町の本屋さん」です。 照明もドラマのように薄明るい感じではなかったですね。 修二が買い占めた本棚には、単行本サイズの本が並んでおりました。 相方がレジのところにいるお姉さん(もちろんデルフィーヌではない・笑)に「写真撮ってもいいですか?」と聞くと、あっさり許可してくれました。 こんな客、多いんでしょうね。 あ、ちなみに「ゴーヨク堂」にあるみたいないろんな置物は無かった・・と思います。 本当に普通の本屋さんでした。 本棚の中央には、ドラマを紹介した新聞記事と共に「野ブタ。 」の原作本が並んでいました。 なんか、嬉しかったです。 なにか買えばいいのに、写真だけ撮って出てきてしまいました。 今にして思えば、なんて失礼な私たち。 お姉さん、ごめんなさい。 (焦) 階段 逃げろ信子! 坂の上のニャンコ達。 こちらは「夕焼けだんだん坂」。 信子がバンドー達に追いかけられて駆け下りた階段です。 こちらは、日暮里の駅からゴーヨク堂(の舞台の書店)に向かう途中にあります。 さて、今回の私たちのロケ地巡りも、これにて終了。 お暇と好奇心がある方は、やってみると結構楽しめると思います。 ただし、その場所にお住まいの方々には迷惑にならないように。 画面と地図と路線図とを眺めて「あーでもない、こーでもない」と計画を立てるの、結構楽しいもんです。 「好きでこそ」ですけどね(笑)。 また、今回行けなかった場所とか最終回までに出てくる場所とか、豆腐屋さんリベンジとか、是非行ってみたいと思います。 …終わった、と見せかけて、続き(笑)。 「野ブタ。 」のロケ地を巡ったのはまだドラマが放送されている最中だったので、巡ったあとに初めて出現したロケ地なんかもいくつかありました。 ここもそのひとつ。 最終回で出てきた川沿いです。 こちらには、帝国劇場で上演された「DreamBoys」、千穐楽前日にまいりました。 そう、KAT-TUNのデビュー会見、前日でもある日です(笑)。 こんな川では多分釣れない。 「いちばん大切な人」を選べなかった信子がお札を投げ捨てたり、修二と彰が釣りをしたり、してましたね。 こちらは豆腐屋さんのすぐ近くにありました。 歩く修二と彰。 修二の為に巫女さんの格好になって、そうして走ってきて「野ブタパワー」を注入した、信子。 最終回は今見ても、ほんとに切ない気持ちになります。 ほんとに大好きなドラマだったなあ…。 オマケ。 (実施:2005年11月).
次の今回の「ドラマ名言シリーズ」は、「」からの名言集・名シーン・ネタバレです。 2005年12月10日放送 視聴率16. 我慢したりさ辛抱したりしてるから、人に優しくできない嫌な人間ができんじゃないの? だって、俺はやっぱり、人には優しくされたいし、だからこれから先は出来るだけ人には優しくしていこうと思ってるし。 」 蒼井 「優しくされたいだって。 言ってることまるで子供じゃない。 」 修二 「いいよ、子供で。 俺はただのガキです。 俺自身は二番なの。 」 蒼井 「すっごい嘘つき。 誰だって自分が一番がいいに決まってるじゃない。 」 彰 「嘘じゃないよ。 毎日楽しいのが大事でしょ。 だから、俺はそっちを取ったの〜。 つーかさ、根本的にやり方間違ってない? 人は試すもんじゃないよ。 」 蒼井 「試すもんじゃないなら、何するものなの?」 彰 「育てるもんだよ。 愛を持って。 会えないよ。 だって、あれ私が作った嘘だから。 」 「蒼井さんが、、やったの? お化け屋敷壊したのも、テーブル壊したのも、全部そうなの、、?」 蒼井 「うん。 」 「、、なんで?」 蒼井 「嫌いだから。 うっとうしいから。 三人で仲良しですって、そんなの嘘くさいから。 」 「親切にしてくれたり、友達だって言ってくれたのも全部嘘なの、、?」 蒼井 「うん。 もっともっと親切にして、一番効果的なところで叩き落としてあげようと思ったんだけど、残念だな。 」 まり子 「小谷さん、大丈夫だよ。 時間かかるかもしれないけど、大丈夫。 本当の事を受け入れるのって、すごくつらいけど、でも出来ないことじゃないから。 」 自分も修二から本当の事を言われてつらい思いをしたけど、それを乗り越えたまり子だから言える言葉。 小谷、このまま学校出てこなくなると思う。 けど、みんなの声が届けば、また学校に出てくると思う。 あいつは、そういうやつだと思う。 だから、みんなの声をカメラに映して、小谷に届けたいんだけど、、いいかな? みんなが、俺の言うことなんて聞きたくないのは分かってる! けど今回だけ、今回だけでいいから、、聞いて欲しいんだ。。 お願いします! 今こうして俺が言ってる言葉が、みんなに届いてないと思うと怖いです。。 死ぬほど怖いです。。 」 タニ 「届いてるよ。 大丈夫。 届いてるって。 」 自分の声が届かない、信じてもらえない状況を乗り越えた瞬間。 生きてて、本当に良かった。。 」 蒼井 「一人で戻ってきたんですか?」 キャ 「ううん。 友達だね。 友達が連れ戻してくれた。 最後に何をしてほしいかに聞かれ、巫女さんの姿でパワーを注入してほしいと冗談を言ったところ、、 「パワー注入!」 修二 「本当にやってくれたんだ。 」 彰 「マジのスケ?」 「私、なんでもやるから。 それぐらい修二には感謝してるから。 お前もそうじゃない? だってさ、誰かを喜ばそうとしてるときが、一番なんか生き生きしてない?」 自分を大事にすることと、 誰かの事を優先することは、 正反対のことのように見えて、 実は表裏一体なのかもしれない。 」 「いいよ。 いじめられても。 蒼井さんのいじわる、全部私が受けとめる。 受けとめてみせるから。 」 蒼井 「小谷さん、バカだな。 ホント、バカだよ。 」 「だから、学校来て。 」 蒼井 「考えとく。 キャ 「あげる。 これね、2つ集めると幸せになれるらしいよ。 1個ずつだから、今は幸せの種みたいなもんね。 後は、あなたたちの運と努力で増やして幸せになって、その幸せを他人にもあげられる大人になって下さい。 一緒に物を食べて楽しかったりだとか、同じ景色を見てこんな景色一生忘れねぇんだろうなとか思ったりだとか、死ぬほど笑ったりさ、時には心配とかもしちゃったりして。 あと、もっと一緒にいたいなーって思ったりさ。 なんか人を好きになるってそういうささやかなことだったんだなって。 この先、もし俺が誰かを好きになるたびに、のことを思い出すと思う。 全部が教えてくれたんだなーって思い出すと思う。 小谷、、ありがとな。 」 「私の方こそ、ありがとう。 ってしか言えないのが悔しい。 今思ってること全部伝わればいいのに。。 どれだけ感謝してるか、ちゃんと伝わればいいのに。。 」 修二 「わかってるよ。 俺も同じだし。 いっぱい時間あったのにさ。 まり子と楽しもうと思えばさ、いくらでも楽しめたのになって。 」 まり子 「そんなこと思ってくれてたんだ。 」 修二 「今度会うときはさ、もっとマシな人間になってるつもりだから。 」 まり子 「美味しい! きっと忘れないと思うよ、この味。 」 彰 「行きたくないぜ。 」 おいちゃん 「苦しいからって逃げてどうすんだよ。 修二と会ったことも全部なかったことにすんのか? 苦しいことを投げ出すってことはさ、楽しかったことも全部投げ出すってことなんだぞ。 いいのか?」 彰 「なかったことになんてできないよ。 」 おいちゃん 「じゃあ、最後まで見届けろよ。 」 彰 「が言ったんだよ。 は二人で一つだってさ。 」 修二 「が言ったの?」 彰 「私は一人で大丈夫よって。 」 修二 「あいつ、ホント一人で大丈夫なのかな?」 彰 「最初の三日は泣くけど、後は絶対立ち直ってみせるのよーんって。 」 修二 「、そんなこと言ってたんだ。 」 彰 「なぁ、この空のずーっと向こうにさ、いるんだっちゃ。 「私、、笑えるようになったよ。 ちゃんと笑えるようになったよ。。 修二 「俺たちはどこででも生きていける」.
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