カブトムシがさなぎ化失敗に陥る原因 カブトムシがさなぎ化失敗に陥るのは、 土マットの中に作られていた蛹室が壊れてしまったり、そのままカブトムシの幼虫が蛹になる直前で力尽きたままになってしまうのが主な原因です。 その為、 を交換するときなどは特に、カブトムシの幼虫の蛹室を壊してしまわないように注意が必要です。 仮にもしカブトムシの幼虫が作った蛹室に破損や問題が生じた場合は、 人工蛹室を作ることで回避できる可能性があります。 それでも、やはりカブトムシにとっては自分の蛹室が一番ですから、壊さないように気をつけるのが賢明です。 土マット交換は、不用意にカブトムシの成長を妨げてしまい兼ねないので、カブトムシの幼虫がサナギ化の準備のためにあまり動かなくなったら 土マットを変えない方が良いでしょう。 じっとカブトムシの幼虫が待機しているのは成長を待っている証拠で、さなぎが少しずつ大きくなって、やがて成虫を迎えます。 このときに土マット交換などでカブトムシの幼虫の邪魔をしてしまうと、 さなぎ失敗に陥るリスクが高まりますから、安易に土マット交換はしない方が良いわけです。 また、土マットの水分過多もカブトムシのさなぎ失敗原因の1つですから、心配になっても過度な水分を与え過ぎないように気をつけてください。 当然ですが、自然環境下と比べて室内の飼育下は、カブトムシのさなぎ化の成功率の方が高くなる傾向があります。 人工飼育下であればカブトムシの天敵がおらず安心して成長できるので、上手く成長に至らないことの方が珍しいといえます。 物事には必ず原因がありますが、カブトムシの場合は蛹室の状態良さが結果を大きく左右しますから、壊さず保てるように配慮してあげることが大切です。 本来カブトムシは、自然界で生きられる生命力のある昆虫なので、 心配し過ぎて過保護になるよりも、昆虫に任せて見守ってあげることの方が大事だといえるでしょう。 カブトムシのさなぎにカビが発生したときの対処法と注意点 カブトムシのさなぎに カビが発生したときは、早めに拭き取って取り除いてあげる必要があります。 カブトムシのサナギにカギが発生する原因は、蛹室に溜まる水分であり、これが蛹室内の湿度を上げてしまい、菌類が増殖する要因となります。 また、このカブトムシのサナギに発生したカビはきのこを生やすこともあるので、蛹室内にきのこが見られないかチェックすることも大事です。 消毒できれば一番ですが、カブトムシに影響を与えてはいけませんから、 優しくサナギ本体に刺激を与えずに拭き取って乾かすのが無難でしょう。 時に、カビの状態がひどい場合には蛹室を一部壊す必要が出てきますが、あまり大きく壊してしまうと、カブトムシのさなぎに悪影響が出てしまいます。 蛹室はなるべく形を残しつつ、どうしても カビによってサナギ室の一部を取り除く必要があれば最小限の破壊で綺麗にしてあげるのが理想的です。 もちろんカブトムシの飼育ケースの環境を良くしてカビを発生させないことも大切ですが、対処が必要なときにカブトムシの蛹に影響を与え過ぎない、それこそが念頭に置く必要のある注意点となります。 万が一、カビが大量に発生してしまってカブトムシのさなぎが弱りそうな場合は、 人工の蛹室を用意したりする必要も出て来ます。 最悪のケースだと、カブトムシに必要な成育環境が失われてしまい、成虫になれない恐れがあります。 そのためカビを取り除くときは、カブトムシの蛹室の元の形を良く覚えておき、最小の被害で済むように シミュレーションしてから、除去作業に入りましょう。 作業はゆっくりと慎重に、そして小さく弱々しい赤ちゃんを扱うイメージで、優しく綺麗にしてあげることが肝心です。 カビの放置は勿論、悪化を招く恐れがありますから、必要不可欠と考えて早期に対処しましょう。
次の教えてください! なぜさなぎにならないんでしょうか?そろそろならないとやばいですよね これが原因なのかなと思うもの。 いざ蛹室を作る時に他の蛹室を壊してしまわないとも限りません。 余裕をもって大ケース2つに分けてあげた方が無難かと思います。 マットの量と言うか深さが15~20cmは必要です。 蛹室を縦に作りますので、浅すぎると上手に作ることが出来ません。 蛹になる時期は、マチマチですので今まだなっていないからと言って焦る必要もありません。 7月までには蛹になってくれると思いますよ。 7月半ばでも蛹のものもいますので大丈夫です。 補足について 10匹中7匹以上がマットの上に出て来ているようでしたら、マット内に原因があるかもしれません。 1~2匹が出ているだけでしたらマットの異常とは言えないでしょう。 蛹室を作る場所を求めて出て来ることはよくあります。 マットが原因で出て来ている場合は、交換が必要となりますが、今の時期は蛹室を作っているものもいるかと思いますので、判断が難しいとこですね。 原因として考えられること。 ・・・幼虫は上に避難して蛹は死亡します。 出て来ている幼虫を別容器に移す。 ・・・加水して温度を下げる。 ・・・幼虫の体が黄色みを帯びていて弾力がなくしわがある状態でしたら前蛹ですので、新しいマットに入れても蛹室は作れませんので、そのまま蛹になるのを待ち人工蛹室に移して上げます。 ・・・手立てなし。
次のカブトムシのさなぎの角が曲がってしまいました 昨日飼育している国産カブトムシの幼虫のマットを交換しようと掘り起こしたところ、 蛹室が作られており、既に蛹になっている幼虫が1匹おりました。 上に開いた穴からよく見てみると、雄のさなぎだったのですが、 角が曲がっているのがわかりました。 1.5Lのペットボトルに1匹だけ入れていましたので、 マットの深さが足りなかったわけではないとは思うのですが、 蛹室が小さかったせいなのか、なんらかの原因で角が曲がってしまったようです。 この小さい蛹室では羽化も失敗しそうな気がしたので、 そっと掘り出して、園芸用のオアシスで作った人工蛹室に入れてやりました。 (既に茶色になっていました。 蛹化したのはこの1週間以内と思います。 ) そこで質問ですが、このまま無事羽化した場合も、 角は曲がったままで成虫になるのでしょうか? 角の先から1センチ弱の所で90度曲がっており、 曲がっている方向はカブトムシから見て下方向(地面方向)ですので、 エサを食べる時等に邪魔になるかも?(上方向ならまだ良かったかも・・・) そっと曲がった角を指で押してみると、真っ直ぐにすることは出来ますが、 指を離すと戻ってしまいます。 添え木を添えたり、角の太さの紙の筒を作ってかぶせるなどして、 真っ直ぐにしてしまったらまずいでしょうか? (ストレスがかかって、羽化自体が失敗する?) このまま羽化しても、短命になりそうでかわいそうです。 投稿日時 - 2009-05-19 01:00:02 サナギを人間の勝手な判断で触ったら死にます!!絶対に触ってはいけません!!! でも…もうあれこれ弄ってしまったんですよね…? 見た目は正常化もしれませんけど、残念ながらもうそのサナギは死んでしまってるかもしれません。 よしんばまだ生きていたとしても、羽化に失敗してしまう確率が非常に高くなっています…! そもそも蛹室から出してしまった事自体も重大な過失だと思います。 サナギの時点で曲がってしまった物は。 羽化してもそのままで成虫になります。 それを人為的には治せません。 コレばっかりは神の手のみなせる業です…。 そのサナギが運良く羽化し、無事に成虫になれたとしても、長生き出来る可能性は低いでしょう…。 養殖などでのカブトの奇形率は3~4%らしいです。 そのカブトが奇形になってしまった理由は分りませんが、これが命を扱うって事です。 出来るだけ長生き出来る様に、世話をしてやって下さい。 投稿日時 - 2009-05-19 06:33:40.
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