サンチェス投手と来季の契約合意 読売巨人軍は、韓国プロ野球・SKワイバーンズで今季プレーしたエンジェル・サンチェス投手(30)と、来季の契約を結ぶことで合意しました。 サンチェス選手は2010年に米大リーグ(MLB)ドジャースとマイナー契約を結び、その後はマーリンズ、レイズ、ホワイトソックスの傘下マイナーでプレー。 14年にパイレーツに移籍し、17年8月にMLBデビューを果たしました。 18年から韓国・SKに移籍。 同年は29試合で8勝を挙げ、今年は28試合でリーグ2位の17勝を記録しました。 登録名は「サンチェス」、背番号は「20」です。 来年1月下旬に来日する予定です。 ファンのためにベストを尽くし、チームの勝利に貢献したいと思います。 子供の頃から日本に来ることが夢でした。 早く日本語を勉強して、チームメイトやファンの皆さんと話せるようになりたいと思っています。 89 2019 SK 韓国 28 17 5 0 165 148 42 2.
次の経歴 [ ] に入団後、、、と各球団の傘下を渡り歩き、にでメジャーデビュー。 からは、のに移籍。 には28試合に登板し、17勝5敗、防御率2. 62という成績を残した。 オフの12月13日にと年俸3億4000万円の2年契約で合意した。 6月24日、右打ちから両打ちに変更したことを発表。 そして2019年は165イニングを投げ被本塁打が 2であった。 詳細情報 [ ] NPB記録 [ ]• 初奪三振:同上、2回表にから空振り三振 打撃記録• 初打席:2020年6月21日、対阪神タイガース3回戦(東京ドーム)、3回裏にから空振り三振 その他の記録• 59 (2017年)• 15 (2018年 - 2019年)• 20 (2020年 - ) 登場曲 [ ]• 「alone feat. 」(2020年 - ) 脚注 [ ].
次の韓国球界に渡った18年シーズンも、大した成績は残せなかった。 ところが、19年シーズンに大化け。 17勝5敗、シーズンの被本塁打数は、たったの2本。 防御率も2点台だ。 平均球速150キロ強のストレートを原辰徳監督は絶賛したというが、この人が変わったような活躍の陰には「韓国のボール事情」も隠されていた。 「18年、韓国プロ野球では過去最多となる1756本のホームランが記録されました。 もともと『打高投低』の傾向があり、19年から試合公式球の反発係数を落とすことに。 すると19年は1014本に。 700本以上も本塁打数が減ったのです」(特派記者) サンチェスも18年シーズンは26本のホームランを献上している。 まさにボールの材質変更の恩恵だが、こんな声も聞かれた。 「巨人も韓国球界の公式球について調べ直したようです。 『反発係数0. 4132以内』は、日本の公式球とほぼ同じ数値ですが、『信頼できる調査結果なのか?』と疑う声もありました。 突っ込んで調べてみたところ、韓国球界が調査依頼したのはNPBの公式球の検査機関である日本車両検査協会だと分かりました」(球界関係者) 米球界も反発係数の数値が信頼できると分かり、獲得に本腰を入れたようだ。 「19年シーズン、韓国球界から米ダイヤモンドバックスに移籍したメリル・ケリーは、13勝14敗の好成績を残しました。 ケリーは2年総額550万ドル(約6億円)で帰還しています。 サンチェスにもメジャー球団から、同額か、それ以上の年俸額が提示されたはず」(在米ライター) 巨人との契約内容だが、「2年契約、推定年俸3億4000万円」。 初年度の年俸額では球団史上最高となる。 トレート・ルーマーズは「メジャー帰還よりも少ない年俸」と伝えていたが、マネーゲームに巻き込まれた以上、巨人は当初の獲得予定額よりも積んだのではないだろうか。 反発係数、米球団との争奪戦…。 「親日家であることが決め手になった」との日本国内の報道もあった。 韓国の公式球を調べたのが日本の調査機関でなければ、サンチェスはビッグマネーをゲットできなかっただろう。 親日家の意味が違うんじゃないか? (スポーツライター・飯山満).
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