【公式】Spa Franping Village大牟田｜福岡県の温泉付キャンピング施設
2018年10月31日（水） 自然食品の製造・販売を中核に、レストラン、温泉旅館、マリン事業などを展開するベストアメニティグループ（福岡県久留米市三潴町田川、内田弘代表）は10月26日、上天草市大矢野町登立にアメリカ直輸入の大型トレーラーハウスを利用したキャンプスタイルの宿泊施設「マリーナ フランピングヴィレッジ天草」をオープンした。 場所は同グループが2014年９月にオープンしたマリーナ「フィッシャリーズ フィッシャリーズ」の隣接地で、同地にアメリカ・フォレストリバー社から直輸入したトレーラーハウス「ＥＶＯ」を21台設置し、特別な準備なしにアウトドア気分を満喫できる「フランピング」と名付けた新しいキャンプスタイルの宿泊施設を造った。 トレーラーハウスは、全長11ｍ、高さ3・5ｍで、広さは２ＬＤＫ。 室内にはベッドルーム、キッチン、トイレ、シャワー、冷暖房、液晶テレビ、ＤＶＤプレーヤーなど完備し、ソファーベッドを利用すれば最大８人まで宿泊することができる。 施設中央には60人余りを収容できる全天候型のバーベキュー施設やピザ窯もあり、天草ならではの新鮮な魚介類や肉を焼いてバーベキューを楽しんだり、食材をトレーラーハウスに持ち込んで料理をすることもできる。 また、隣接地には11月上旬に直営ステーキハウス（36席）をオープンする予定で、滞在スタイルに合わせた食事が可能。 隣接するマリーナのクラブハウスがチェックインなどの受付になり、その１階で同グループオリジナルの牛肉や魚介類、無添加タレや調味料、焼酎、ビールなどのアルコール類なども販売する。 利用料金は会員制をとっており、会員になれば４人以上での１台利用で１万６千円〜２万３千円（税別）。 季節に応じて料金体系が変わるが、一台を６人で利用した場合、一人当たり４千円ほどで利用できるという。 隣接するマリーナと連携し、同グループ所有の遊漁船やクルーザーを利用し、釣りやイルカウォッチング、マリンスポーツなども楽しめる。 同グループは、年内に大牟田市新勝立町６丁目で運営する温泉リゾート施設「大牟田天然温泉 最高の湯」の敷地内にトレーラーハウス14台を設置。 その後は、2020年春の開業を目指し、宇城市の三角東港沖の無人島「寺島」で計画しているリゾート施設にも同様の宿泊施設を設ける予定で、この直営３施設の完成後３年目には年間４億８千万円の売り上げを見込んでいる。 また、この３施設をモデル事業と位置づけ、フランチャイズ方式による全国展開を図る。 上天草市にオープンする施設の総事業費は土地代を除き約１億５千万円。 災害時には自治体と協力し、このトレーラーハウスを仮設住宅として利用することも検討している。 （甲木）.
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