育休 明け 退職。 働き方改革で有給休暇が義務化?⑤育休時や退職時の扱い

[労働]育休明けの退職を会社都合にするには

育休 明け 退職

具体的な御状況が不明ですので一般的な回答を記載いたします。 法律的には、復帰後に有給休暇を消化することは問題ございません。 育児休業は労働義務が免除される無給の休暇となります。 一方、有給休暇は労働義務のある日に対して取得することが前提となっており、その効果として労働義務を免除しつつ有給の休暇となります。 育児休業を明けてから有給休暇を取得する場合、通常の労働の義務のある日に対して、労働義務を免除する有給休暇を取得するという解釈になりますので、有給休暇は取得できることとなります。 また、労働基準法により従業員から有給休暇の取得を申し出された場合、取得させなければならないこととなっていますので、会社として一方的に拒否することはできないこととなります。 もし育児休業中に有給休暇を取得したいという場合には、育児休業期間という労働が免除された日がすでに決まっている状況で有給休暇を取得するという解釈になりますので、有給休暇を取得することは出来ません。 ただ、会社として育児休業を取得してもらう趣旨としては、復帰を前提としており、そのために業務の調整や採用活動を行うこともあるかと存じます。 育児休業給付金の趣旨としても復帰してまた働こうとする労働者のための給付金という面がございますし、復帰後に有給休暇を取得して退職する申し出などご担当者様としてはすぐさま承諾しづらい面があるかと思います。 ここはやはりご本人様とご相談をなさることがよろしいかと存じます。 ご本人としても、育児休業に入る際には復帰のつもりでも、育児休業中にご家族などが理由で復帰して働くことが出来なくなったなどのご状況の変化がある場合もございます。 ご本人様のご状況とご希望を確認し、もし復帰が可能であれば復帰できる状況を御社として作ることができるか、退職の場合には退職日を復帰日前とするか復帰日でも大丈夫なのか、それともやはり復帰後の退職となるのか、といった調整を行うことが考えられます。 退職日が復帰日前とする場合には、育児休業給付金の受給は直近の支給単位までとなりますので、ご本人様へ補足いただいても良いかもしれません。

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[労働]育休明けの退職を会社都合にするには

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ご質問の件 は復帰が前提となっています。 育児休業中の退職日は本人が申し出ますが、育休明け後といっているようですので、 この場合は、育児休業終了日が退職日となります。 よって、有休の取れる余地はありません。 育児休業給付金は原則として、退職の意思表示をした時点終了となります。 会社とすれば、育児休業取得だけでも、要員確保等大変な中、 復帰という義務を果たさず、自分勝手な権利だけを主張する従業員には、 毅然とした対応がよろしいでしょう。 今後、他の社員が育児休業を取得しずらくなることも予想されます。 復帰が前提で、社員の身分を保証され、給付金をもらったり、保険料も免除されたりしていたわけでから。 もちろん、途中で事情がかわり復帰できなくなったのであれば、 そのこと自体はいたしかたのないことです。 よろしくお願い致します。 有給休暇が20日残っている者が9月30日に退職します。 有給休暇を消化するために、8月30日を最後に出社しない申し出がありますが、業務の引継ぎが終わりません。 有給休暇は全部消化させなければならないの? 退職者の申し出を受けるしかないのでしょうか? 良い策があればご教授ください。 働く側はキャリアを活かして復職、企業側は即戦力の確保と労使双方に大きなメリットがあります。 「パタハラ」とは、パタニティー・ハラスメントの略。 女性社員の妊娠・出産が業務に支障をきたすとして... 「ボランティア休暇」とは、企業が従業員のボランティア活動への参加を支援・奨励する目的で、有給の休暇・休職を認める制度のことです。 1990年代はじめから、労働時間短縮の流れや企業に対する社会貢献の要請の高まりをうけて、制度を設ける企業が急増。 95年の阪神・淡路大震災における市民ボランティアの大活躍をき... よろしくお願い致します。 一般的に就業規則で『従業員の定義』という条項で役員を含むかどうか言及していない場合で、かつ別途役員就業規則を設けていない場合、この従業員に役員は含まれると解釈するのでしょうか? 有給休暇取得率の計算方法を教えて頂けませんでしょうか? 本日の日経新聞の一面にも「43. 7%」という数字がありましたが、 どういう計算式によって算出し、比較すれば良いかが知りたいと思っております。 有休は期限が2年間というややこしい部分もありますので、具体的に教えて頂けますと幸いです。 総務では現在、従業員の連絡先(自宅、又は自宅+携帯電話)を把握している状態です。 他は、各従業員の意思により個人、又は上長に連絡先を教えあっている状態で、 会社としての連絡網は作成していません。 新任の部門中の発案で、会社としての緊急連絡網を作成して配布するよう指示がきたのですが、 総務で把握して...

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ママFPからの助言!育休明けママが退職しない方がいいワケとは?

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この記事の目次• 育休取得について法律はどうなってる? まず、 育児休業の取得に関する法律上のルール(復職後の退職ルールについてはすぐ次で見ます)について確認しておきましょう。 育休は、同じ会社で1年以上勤務しており、子供が1歳を超えて引き続き雇用される見込みのある人であれば誰でも取得することができます。 さらに、育休からの復帰後に育休取得をしたことによって不利益な異動を命じたり、退職勧奨をしたりすることはルール違反(労働基準監督署などを通して待遇改善を求められる)とされています。 このように、「育休後も働きたい」という方に対しては、法律はある程度きちんとしているといえるでしょう(その他にもいろいろ問題はあるのですが) 「育休明けにすぐ退職」も法律上はOK このように法律で決められている育休制度ですが、 復職してすぐに仕事をやめるのは法律上問題ないのでしょうか? 実は、この点に関して法律上の問題は特にありません(退職してもOK) 仮に育休が明けてすぐに退職した場合でも育休期間でもらっていた支給分を会社に返還する必要はありません。 そもそも育休期間の支給は会社が支払っているわけではなく、社会保障の雇用保険から支払われているので当然の権利であるからですね。 もし会社から損害賠償を求められたとしても(そんな非常識なことを考える会社はなかなかありませんが…)法律を理由に会社の要求に応える必要はありません。 それでも会社が損害賠償を求めてきたらにお近くの労基署(労働基準監督署)に相談に行くようにしましょう(無料でそうだんできます) カドの立たない退職理由の具体例 退職することが決まったら、会社にその意思を伝えなくてはなりません。 「どういう言葉で伝えればカドがたたないんだろう…?」と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。 ここでは円満に退職するために、どのように会社に退職理由を伝えればいいか紹介していきます。 急遽、夫の仕事の転勤が決まり、という理由も考えられますが、不安点は「念のためにだんなさんの会社から出ている内示書などのコピーを見させてください」ということを求められた時に困ってしまう可能性があることですね。 この場合、会社側からは時短勤務や無認可保育園に一時的に入れるなどの方法はとれないのか?といった確認をされる可能性があることは理解しておきましょう。 その際には、経済的な理由で無認可保育園への入園は検討していない、とはっきり伝えるのが良いでしょう。 もともとは復職する予定だったけど、1年経って仕事と育児の両立ができるかどうか不安に思ったら正直に会社に伝えるのも一つの手です。 会社側の対応としては、「家族などに助けを求められないか」と聞いてくることが考えられますが、その場合には「家族を犠牲にしたくないし、育児に専念したい」と告白するのもいいでしょう。 それでも会社側から退職を引き止められたら、定時出勤、定時退社、子供の病気のときの当日欠勤、早退などを会社に認めてもらいましょう。 それがダメであれば「子供のことで会社にこれ以上迷惑をかけられない」というかたちで話をすすめて退職にもっていくのも一つの手です。 育休明けですぐ退職するデメリットは? では育休が明けてからすぐに退職した場合、どんな デメリットがあるのでしょうか。 第一に考えるべきなのは、今はとりあえず退職という選択をしたとしても、 さらに時間がたった後(子供が小学校に上がった後など)に復職がはたして可能か?という問題です。 転職活動を行う際には履歴書や職務経歴書を作成しますよね。 その際、育児休暇を取得した時期や、その後に退職をしたタイミングなども履歴書に記載する必要があります。 これを見ると会社の採用担当者は「この人は育児休暇を取得した直後にすぐ退職している」ということがわかってしまいます。 そうすると「 重要な仕事を任せられるかはちょっと不安」というような評価になってしまう可能性はゼロではないのです。 会社に迷惑がかかるのはもちろんですし、職場の同僚にも迷惑がかかりますね。 あなたが正社員として再就職する場合も影響が出るかもしれません。 現在の職場を辞めたさらに後に、正社員での復職を考えているという方は、どうしても辞めなければいけない事情がない限り、「育休明けですぐ退職」という選択は避ける方向で検討する必要があるかもしれません。 退職意思はどのタイミングで伝える? それでは、「 どうしても今すぐ仕事を辞めなければいけない事情」がある場合について考えていきましょう。 実際に育休が明けてから職場に迷惑がかからないように退職するにはどのタイミングがベストなのでしょうか。 法律では育休が明けてから何ヶ月働かないといけないという制限はありませんが、最低でも退職する旨を早めに会社に伝えて、あなたの後任の人にちゃんと仕事を引き継いでから辞めるのがベストといえるでしょう。 あなたが育休で仕事が出来なかった間は、他の同僚たちがあなたの仕事を残業してカバーしていたのですから、同僚たちに感謝の気持ちを表すためにも、育休明けすぐに退職するのは避けるのが基本です。 もちろんすぐに後任が見つからないケースもあると思うので、いちがいにどれくらい働けば会社に迷惑がかからないで辞められるという目安はありません。 退職タイミングは繁忙期を避ける また、 会社の繁忙期を避けるのも辞める時期の目安となります。

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