他にもいる 実は冨樫先生の作品は、 幽遊白書の頃からずっと 中性的なキャラが目立つ。 それは、 幽遊白書の主役キャラの 4人の内の一人、 蔵馬もそうだろう。 ハンターハンターも主人公格は 4人で、 ゴンにキルア、 クラピカにレオリオ。 これは、 幽遊白書での対比でみると、 浦飯幽助に飛影、 蔵馬に桑原。 蔵馬こそ、 まさにクラピカとの 対比に思える。 そしてまた、 蔵馬も男か女か 分からないようなキャラだった。 アルカは女の子という 発言があったり、 弟という発言があったり。 様々な解釈は 可能だが、 冨樫先生が明言していない以上 真実は分からない。 クラピカもまさに そういうキャラの一人と 言えるだろう。 女派も 男派もいるが、 これについては 論争の意味すらないのかもしれない と感じさせられる。 それが、 冨樫イズムとも 言うべきところでもあるだろう。 クラピカについても、 予想以上に男性か女性か 分からないキャラになってしまった と答えている。 幽遊白書などから 察すると 当初は男4人の主人公格 というイメージだったのだろう。 それを考えれば、 ハンターハンターも そうなのかもしれないが、 そもそも「性別いる?」 というスタイルという 可能性も高い。 マンガにおいては、 読み手がそうだと 思いながら想像する部分も 少なからず必要。 キャラを立てるという 意味で見れば、 男だとか女だとかいう そんなところは 大した意味もないと 考えているという事も 十分にありえる。 勿論、 女好きのキャラなど その性別の部分を 重きに置いたキャラを 描く場合は必要だろうが、 そのキャラが活きる上で 性別が不要ならば、 それを決定する 意味もないのだろう。 そう考えれば、 男派とか女派とか 言う前に、 そもそも冨樫先生自身も それについては どちらとも決めていない というスタンスというのも 十分にあるだろう。 それどころか、 女のような男や、 男のような女も 登場するはず。 肉体が描かれたと言えども、 魔獣など人間の姿を していない存在ならば その性別は不明といっていい。 そして、 その性別については そこまで重要でないことも 徐々に分かってきそうなもの。 そんな見方をしてみるのも 一つの楽しみ方だろう。 個人的には、 ゴンは男だと確信を持ちたいところ。 でも、 これも違ったら衝撃。 その程度の 曖昧なものなのかもしれない。
次のクラピカのプロフィール 年齢17歳、誕生日は4月4日、血液型AB型、出身地はルクソ地方で、幻影旅団という盗賊団に滅ぼされたクルタ族の生き残りです。 性別は今も謎に包まれたままです。 男という意見も女という意見もありますが俺という一人称を多用しているので、男である可能性が高いのかもしれないと思っていました。 ですが、作者である富樫先生がどちらかわからないキャラになってしまったというコメントを以前していたのを見かけたので、どちらともいえないというのが現状です。 念の系統は具現化系、得意武器は二本の木刀や鎖、ハンター試験は持ち前の頭脳と身体能力で合格しました。 緋の眼を発動させると系統が特質系へと変わり、戦闘能力が大幅に上がります。 特に同胞の仇である幻影旅団を相手にするときには、念を覚えたてだとは思わせないほどの強さを見せて旅団の一員であるウボォーを圧倒しました。 クラピカは仲間の緋の眼と、幻影旅団への復讐のため、ハンターになった ルクソ地方にひっそりと暮らしていた少数民族のクルタ族は、その緋色に光る眼の輝きに目をつけられて、幻影旅団という盗賊に滅ぼされました。 クラピカはそのクルタ族の生き残りです。 クルタ族の眼は感情が高ぶると瞳が赤く緋の色に染まり、その状態で死ぬと瞳の色はその状態のまま残ります。 拷問などで感情強制的に操りその後眼の収穫に入るという残忍な方法や、仲間を殺して怒りを煽るなどの方法も考えられます。 いずれかの方法で幻影旅団に奪われてしまったとクラピカは考えています。 そしてクルタ族の眼は裏の世界で世界七大美色として10億ジェニーで取引されているほどの人気で、世界中のコレクターに散らばってしまいました。 それらを見つけるために、そして同胞を滅亡させた幻影旅団に復讐するため、クラピカはハンターになりました。 ハンターサイトによると緋の眼の入手難度はA、幻影旅団も危険度がAということでは、明らかにクラピカの旅路が困難であることが分かります。 ちなみにゴンとキルアがヨークシンで必死に手に入れようとしていたグリードアイランドが入手難度Gだったので、その困難さがよく分かると思います。 そういう意味ではオークションで10億の値が付いた緋の眼はとてもお買い得であったといえるのかもしれません。 その眼を狙ってくる盗賊やクラピカのような復讐者から守り通すことができるのなら、という話ですが。 そういう危険もあって入手難度が高いのかもしれません。 クラピカの念は五本の鎖を用いた万能能力! クラピカは五本の鎖を用いて戦いますが、それぞれの鎖に異なる役割があります。 ここはクラピカらしいだと思いました。 相応の対応力が求められた時にすべてを一人でこなすことができる、誰にも頼らない能力といった感じでしょうか。 また普段のクラピカは具現化系ですが、緋の眼を発動した時には特質系となり、絶対時間(エンペラータイム)と呼ばれ、能力が大幅に上昇すると共に全系統の能力を100パーセント使うことができます。 癒す親指の鎖、ホーリーチェーン 傷ついた箇所の治癒をすることができ、絶対時間の最中であれば骨折程度の怪我であれば、数秒で完治させることができます。 大天使の息吹とクラピカが操るホーリーチェーンのどちらが優秀なのか、気になりますよね。 それにしても数秒で骨折が治せるなら、拷問で使うときにも回復しながら痛みを与え続けるという目的にも使うことができ、クラピカの闇を感じずにはいられません。 奪う人差し指の鎖、スチールチェーン 鎖の先についている注射器を相手に刺すことで念能力を預かることができます。 直接的な攻撃力は大して強くありませんが、注射器を使って預かった能力を調べ、またその能力を移動させることができます。 イメージでは幻影旅団のクロロのように相手の能力を使えるという感じで、そういった意味では能力が似ているのかもしれません。 盗むと借りるでは大きな違いかもしれませんが。 能力を解析して作戦を立てながら戦うなどの応用も効いているので、使い勝手のいい能力ですね。 束縛する中指の鎖、チェーンジェイル 旅団以外には使わないという制約と旅団以外に使ったら命を絶つという誓約によって強化された、幻影旅団専門の能力です。 拘束された旅団の一員は強制的に絶の状態となり、己の肉体での破壊以外に方法がありません。 第三者に念を込めてもらった武器を隠し持って断ち切る以外には鎖を切ることは難しそうです。 もし、触れただけで絶の状態にされてしまうなら実質破壊不可能な最強能力ですね。 導く薬指の鎖、ダウジングチェーン 相手の嘘を見抜いたり、探し物を見つけたりすることができます。 嘘を見抜く力は直接接触している相手に限られますが、絶対時間の最中は一度会った相手であれば会っていなくても見抜くことができます。 この能力は緋の眼を見つけるための能力なのでしょう。 クラピカの能力は合理的で無駄がありません。 律する小指の鎖、ジャッジメントチェーン 相手の心臓に短剣の鎖を刺すことで誓約を強制的につけることができる。 対象者がその誓約を破った場合は心臓に鎖が刺さり死ぬことになります。 クラピカが解除しない限りこの能力は解けません。 重すぎる誓約、絶対時間! 全系統の力を100%使うことができる代わりに発動1秒につき一時間寿命が縮みます。 クラピカの鎖の能力はこの絶対時間に依存しているので、寿命はがんがん減っていると思われます。 まさに同胞の眼を集める為と、同胞のための復讐に使う能力と言えるでしょう。 復讐のためなら自分の命は惜しくないのでしょうね。 捨身で奔走する姿はクラピカらしいといえますが、悲しくもあります。 復讐を果たした後に平穏に暮らすことなど微塵も考えていないような気がするので。 自分の戦闘力がどの程度なのか調べつつ、旅団との戦闘を実験的に行っているクラピカの姿は、歴戦の念使いのようでした。 そして圧勝。 パクノダとクロロにもジャッジメントチェーンを刺すことができました。 その後パクノダは死に、クロロは念を解除してしまいましたが、クラピカは動揺することなく予想されていたことだと冷静な姿をみせていました。 団長を捕らえた時には敵側にゴンとキルアが人質となっていましたが、ゴンとキルアの命は旅団の団長であり、同胞の仇であるクロロよりも大きかったのでしょう。 クロロの引き渡しにすぐに応じました。 冷酷で合理的な面を見せる一方で友人には甘いというのがクラピカの魅力であり弱点なのでしょう。 復讐よりも友情が勝った瞬間でした。
次の中性的で男性としても女性としても見られるが確定はしていない。 一人称は、「オレ」や「わたし」とどちらでも捉えられる。 ルクソ地方に住んでいた少数民族クルタ族の生き残り。 同種族が着ている青色と金色の装飾が施されている衣服を着用。 髪の毛で隠れているがイヤリングを身につけている。 冷静沈着で頭脳明晰、とても思慮深い。 主要人物のゴン、キルア、レオリオと比べても一番の切れ者。 なにかことを成すにしてもしっかりと作戦を立ててから行動に移す。 それと共に突破的な事態にも臨機応変に対応する能力がある。 信頼や理解を深めた仲間にはとても義理堅い。 その反面、同族に仇なす者や不信な相手には容赦しない。 仇である幻影旅団の話になると冷静さを失い周りが見えなくなる時がある。 また幻影旅団や蜘蛛に関連することを見聞し怒りや興奮を覚えると、クルタ続特有の特異体質「 緋の眼」状態になる。 緋の眼状態になると、瞳の色が赤くなる。 スポンサーリンク クラピカ|念系統&念能力(制約と誓約) クラピカ|念系統 具現化系 通常時の系統。 具現化した鎖を使用することができる。 また系統がばれないように、普段から鎖を具現化させている。 特質系 緋の眼が発動した時に、通常の具現化系から特質系に変化する。 絶対時間(エンペラータイム) 緋の眼発動時に使える能力。 全系統の能力を100%にまであげる。 威力や精度が100%になる代わりに、使用時に1秒間につき1時間の寿命が削られていく。 また3時間の絶対時間の仕様で3倍の9時間失神状態となってしまう。 クラピカ|念能力(制約と誓約) 先端にそれぞれ違う楔のついた鎖を具現化する。 攻撃や回復補助など鎖によって能力が違う。 癒す親指の鎖(ホーリーチェーン) 楔の形状は十字架。 自身や他人の自然治癒を強化する。 リスク無く使える能力。 奪う人指し指の鎖(スチールチェーン) 楔の形状は注射器。 ターゲットのオーラを吸収し、念能力(発)を奪う。 奪っている間は、ターゲットを絶状態にする。 奪った念能力は、人指し指の絶対時間(ステルスドルフィン)にセットされ解析し使用や効果など詳細を知ることができる。 ステルスドルフィンには、絶対時間が必要。 解析した後はもう一度別の念能力を奪えるが、その場合先に奪った念能力を上書きしてしまう。 奪った念能力は破棄できず、使用しない限りは絶対時間が強制発動する。 一度切りの使用で所有者に戻される。 奪った念能力を他者へ使用権限を渡すこともできる。 人指し指の絶対時間(ステルスドルフィン)は、使用権限のあるものにしか見えない。 この能力は、クラピカの師匠イズナビの忠告「 複数相手の念の戦闘ならこちらも複数が大原則」で空けておいた。 束縛する中指の鎖(チェーンジェイル) 楔の形状は鉤爪。 この能力には、絶対時間が必要。 捕縛した幻影旅団員を強制的に絶状態にすることができる。 導く薬指の鎖(ダウジングチェーン) 楔の形状は球。 ダウンジング効果があり、集中することで隠し事や自覚のある嘘を見抜く。 極限にまで集中することで数値には現れない微細な変化を自己認知すら超越して感知し鎖に伝える。 また飛んでくる銃弾を察知し受け止めるなど防御にも使える能力。 リスク無く使える能力。 律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン) 楔の形状は短剣。 この能力には、操作系・放出系の能力も必要とするため絶対時間が必要。 ターゲットに掟を宣告し、遵守させる。 もしそれを破れば、ターゲットの心臓に刺した短剣により攻撃。 自身もターゲットにすることができる。 また、除念されれば感知できる様になっている。 制約と誓約 束縛する中指の鎖(チェーンジェイル)に対して制約と誓約を設ける。 制約は、能力を幻影旅団員だけに使用する。 誓約は、もし能力を幻影旅団以外に使えば自死。 スポンサーリンク クラピカ|生い立ちと境遇&これまでの経緯 クラピカ|生い立ちと境遇 ルクソ地方に住んでいた少数民族クルタ族の生き残り。 仲間を幻影旅団によって滅ぼされている。 同胞の仇と奪われたクルタ族の眼球を回収するためハンターとなった。 クラピカ|これまでの経緯 ハンター試験後に情報収集のため、マフィアのノストラードファミリーへ所属。 カキン帝国王族のひとり第4王子ツェリードニヒがクルタ族の眼球を持っているという情報を得る。 その情報から暗黒大陸へ進出するカキン帝国が乗るブラックホエール(B・W)号に乗船する。 カキン帝国王位継承戦で、第14王子ワブルの護衛となる。
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