さつまいもは 1株で5~6本のさつまいもが出来て、 1本が200~300gぐらいというのがとても上手にできている状態です。 農家さんでもこのレベルに持ってくるのはかなり難しいので、こんなさつまいもが出来たら農家さんより上手に育てられたということです! 1-2 病気 さつまいも自体はあまり病気にかかる品種ではないのですが、 ごくまれに病気になってしまうことがあります。 さつまいもの病気は様々ですが、見た目に食べられない色をしていたり切ってみたら中が腐っているような黒ずみのあるようなものは病気です。 こういう場合は食べることができない場合がほとんどで、せっかく半年かけて作っても廃棄するしかなく、失敗です。 1-3 害虫 土の中にはミミズのように土をふかふかにしてくれる良い虫もいれば、 さつまいもを餌にして食べてしまう悪い虫がいます。 そういう虫にさつまいもが食べられてしまうことによってそこから菌が入ってしまいさつまいもをダメにしてしまいます。 こういう風にダメにされてしまったさつまいもは腐れ部分が取り除けるようなら残りは食べることができますが、大半が食べることができなくなってしまいます。 2 さつまいもの栽培に失敗するよくある理由 2-1 寒い時に植えてしまう さつまいもの苗の植え付け時期は 5月上旬から6月中旬にかけてが苗植えの時期とされています。 しかし、地域によっては5月上旬でもまだまだ寒い地域もありますよね。 また、さつまいもは水はけのよいところで育つといわれているので、土の中の風通しが悪いと根腐れを起こしてしまうかもしれません。 なので、 水はけのよい環境づくりと日当たりはさつまいもが沢山出来るためには必須条件ということですね! 2-3 つる返しを行っていない つる返しとは伸びたつるが広がって根を張ろうとしているのをはがしてあげる作業のことです。 これが、なぜ必要かというと、最初にお伝えした つるぼけという状態につながってきます。 つるが根を張って養分を摂ろうとすると つるの部分はよく育ちますがさつまいもは育ちません。 だから、植えてから2か月くらいするとつるがよく育ってくるので、その時期からこまめに 地面からはがしてあげることが大切です。 2-4 病気にかかってしまう さつまいもは、病気や害虫には強い品種といわれているのですが、 まれに病気になってしまうことがあります。 いろんな病気があるのですが、病気にならないためには土壌の排水と通気性をよくして日当たりのいいところで育ててあげることが一番予防につながります。 2-5 土が固い さつまいもや大根といったような土の中にできる野菜にとって 土の柔らかさはとても重要です。 いくらさつまいもに元気があっても固い土の中では大きくなれません。 こういう場合はまだ間に合います! さつまいもはあまり栄養のないところでも育つ品種なので、少しだけ栄養を追加する以下の作業、 「追肥」をすることで失敗する危機を回避することができます。 3-1-2 発育が悪い 葉っぱの成長が遅くなっていることはありませんか? その場合はまず、上記の失敗する理由に当てはまらないかを確認します。 それでも当てはまらない場合は栄養不足が考えられます。 保肥力が弱いとされる 砂質土やプランターや植木鉢で育てているとこういうことがよく起こります。 そういう場合も追肥を行いましょう! 4 もう手遅れの場合の処理方法 さつまいもを掘ったときに 傷んでいたりとか真っ黒になっていたりする時はもう手の施しようがありません。 この原因として考えられるのは ハリガネムシやコガネムシといった土壌に住んでいる 害虫です。 こういった害虫がさつまいもを食べることによって病原菌がさつまいも内に入り込んでしまい食べれなくなってしまいます。 また、収穫したとき表面上キレイであっても熟成期間の間に菌が体内に入ってしまうこともあります。 こういった場合はもう廃棄するしかありません。 こちらでは、さつまいもの収穫のプロと、 さつまいもの収穫体験が出来るイベントを毎年秋に開催しています! 実際の栽培の状況を見ながらプロと一緒に収穫ができるので、貴重な体験ができますよ。 詳しくはこちら。
次のもくじ• wanpug. html 秋が収穫時期と言いながらも1年中市場に出回っているイメージのさつまいも。 では実際のところ、本当の収穫時期は一体いつなのでしょうか? 収穫時期は7月中旬~11中旬まで 1年中売っているさつまいもですが、収穫時期は 早くても7月中旬、遅くても11月中旬の約4ヶ月間です。 7月中旬より早い事も、11月中旬より遅い事はほぼありません。 収穫時期は植え付け時期から4ヵ月 さつまいもの収穫時期は、植え付ける時期によって決まります。 植え付けてから 4ヵ月で掘って収穫する事ができます。 これの決まりは品種関係なく、どのさつまいもにも当てはまります。 品種により収穫時期はズレる 1口にさつまいもと言っても、色んな品種がありますね。 ベニアズマ、鳴門金時、安納芋などなど色々な品種があります。 古いデータですが、平成15年の時点で60種類の品種のさつまいもが栽培されています。 収穫時期は4ヵ月ですが、この4ヵ月で全ての品種のさつまいもを収穫する訳ではありません。 大抵の品種のさつまいもは 5月から6月にかけて植え付けを行い、9月から10月の間に収穫を行います。 しかし、品種の中にはこの時期から外れて植え付けや収穫を行う早生品種や晩生品種があります。 収穫時期がズレるなら、当然出回る時期もズレるため、1年中市場に出回る事が可能となる訳です。 早生品種の場合 金時 紅赤 、そしてベニアズマが、早生品種に当てはまります。 スーパーでも頻繁に見かけるのではないかと思います。 早生品種のベニアズマは、他の品種と違い植え付けてから90日~100日くらいで収穫する事ができます。 つまり、 お盆前後である8月半ばには収穫時期を迎えます。 正月にきんとんを作る時に使う金時も、7月中旬以降から収穫時期を迎えます。 晩生品種の場合 晩生品種、これに当てはまるのは鳴門金時、紅はるか、パープルスイートロード 紫いも です。 この辺りの品種は、スーパーで見かけるのは少ないですが、スイーツの材料でよく見かけるのではないかと思います。 これらの品種は他の品種に比べ、気温が高くないと育ちにくいため、 植え付けが遅くなり、収穫も遅くなります。 youtube. 土は全て掘らず、退かす程度で大丈夫です。 くれぐれも蔓には気を付けて下さい。 植え付けて約4ヵ月が経過して、葉の一部が枯れて黄色くなっているようなら、試し掘りをしてみて下さい。 気温や太陽の当たり方によって葉は黄色くなる事もあるので、あくまで目安として見て下さい。 さつまいもの端の方のみ土を退けると、太り具合を確認する事ができます。 家庭菜園で人気のあるベニアズマなら、直径7~8cmで長さ30cm位に成長していれば収穫時期です! もし、試し掘りの時点で小さいようなら、 2週間待って下さい。 その間に成長します。 収穫が大幅に遅れると、太くて大きくはなりますが、色や形が悪くなったり、甘みも減ったりするので注意して下さい。 試し掘りや収穫は晴れた日の午前中 さつまいもを掘る際は、必ず 晴れた日に行って下さい。 試し掘りと一緒に収穫を行うなら、 晴れた日に加えて午前中に行って下さい。 さつまいもは水に弱いです。 必要以上に水分が残ってしまうと、傷む原因になります。 掘り起こしてから余分な水分を飛ばす時間も加味して、試し掘りや収穫は晴れた日の午前中に行って下さい。 遅くても11月の頭までには収穫する 植え付け時期、気温、標高により収穫時期に差が出ますが、それでも 11月の頭までには収穫を済ませて下さい。 さつまいもは元々、南米熱帯原産の収穫物です。 故に、寒さに弱いです。 11月の頭以降になると、霜が降りてきます。 11月は旧暦で霜月と言われている位ですからね。 霜が付くと、その部分がとろけてしまい傷む原因になります。 そのため、必ず11月の頭までには収穫を済ませて下さい。 収穫の方法1:蔓を切る 環境が整い、収穫のタイミングが来た所で収穫します。 掘り起こす前に、先にハサミ等で蔓を切りましょう。 切るのは根元から15~20cm離れた位置、土から4~5cm離れた位置を切って下さい。 収穫の方法2:蔓の根元を持って掘り上げる 掘り上げる際、さつまいもの周りの土をスコップなどで柔らかくして下さい。 そして、さつまいもを傷付けないよう、スコップなどを深く差し込んで、土を持ち上げておきます。 スポンサードリンク さつまいもを収穫した保存方法・期間は? お待たせしました!ここでやっと保存の方法を紹介していきます。 保存の方法は以下の2つの方法があります。 保存温度、湿度を保てば 3ヵ月は保存する事が可能です。 1個1個包んで箱に保存する 収穫したさつまいも、切っただけのさつまいもを保存する際は、1つ1つを 新聞紙などで包んで保存して下さい。 要らなくなったバスタオルや毛布、手に入る場合はもみ殻で包んでも大丈夫です。 ラップやビニールなどのように 密封してしまう物では包まないで下さい。 さつまいもも生きています!呼吸を止める事になるので、密封はしないで下さい。 さつまいもを入れる箱は、段ボールや発泡スチロールの箱に入れて、蓋を閉めて下さい。 呼吸熱を逃がし、二酸化炭素を充満させないよう通気性を良くするため、箱の上部には穴を空けて下さい! 常温で保存 1つ1つ包んで箱に入れたら、冷蔵庫には入れず 常温で保存して下さい。 さつまいもは温かい地域の農作物のため、冷蔵庫のような場所に置くと、低温障害を起こして腐ってしまいます。 だからと言って、高温の場所に保存するのも避けて下さい。 タンスの上や冷蔵庫の上は温度変化が少ないので、最適です。 冷凍で保存する 傷んでいる部分がある、完全に切ってしまったという場合は 冷凍保存をします。 冷凍保存をする場合は、 加熱してから保存して下さい。 加熱しないまま冷凍保存をすると、さつまいもの風味が飛んで、味が落ちてしまいます。 加熱してペースト状、輪切りや角切りにするとすぐに色々な料理に使えますね。 切って加熱したさつまいもは、ジップロックやタッパーに入れて、こちらは 密封して保存して下さい。 市販のさつまいもは早めに食べる 収穫したさつまいもは、紹介したように保存すれば長期保存ができます。 しかし、スーパーなどで買ったさつまいもは基本的に長期保存は できません。 スーパーに売っているさつまいもは洗ってあったりするので、長く保たせる事はできません。 こんなさつまいもは腐っています 黒く変色している、触ってヌルヌルとしているさつまいもは腐っているので諦めて下さい。 php? 保存する前に行うこと 収穫したてのさつまいもを食べたい気持ちは解ります! ですが、その気持ちはぐっと抑えて、先ずは次の事をして下さい。 乾燥させる• キュアリング 乾燥させる さつまいもを収穫したら、先ずは 乾燥させて余分な水分を抜いて下さい。 収穫の方法でも紹介しましたが、さつまいもは水に弱いです。 泥がついて汚れているからと言っても洗わないで下さい! さつまいもを収穫したら、 土の上で1時間ほど日に当てて下さい。 この作業を行う事で、表面が乾燥して、保存性が高まります。 そして更に、天日消毒のために 2~3日は日に当てて下さい。 次は 日陰で風通しのいい場所で2~3週間乾燥させて下さい。 これで食べられます! 待つと甘みが増します! 収穫直後にさつまいもを食べないのは、乾燥させる以外にもう1つ理由があります。 それは、 甘みを増すためです。 収穫してから2~3週間くらい待つと、さつまいものデンプンが糖に分解されて甘みが増す、追熟という現象が起きます。 フルーツでも、買ってすぐ食べるより少し置いてから食べると甘くて美味しいですよね。 それと同じ事が、さつまいもにも言えます。 キュアリングをする キュアリングとは、さつまいもの傷口の表皮下にコルク層を作って自然治癒させるさせる処理を言います。 この処理を行うと、病原菌の侵入などを防ぐ事ができ、 傷んだり腐りにくくなり、保存性が高まります。 しかし、キュアリングはそれだけではありません! キュアリングすると、さつまいものデンプンが、デキストリンとしょ糖に分解されると同時に、タンパク質も加水分解されます。 すると、さつまいもの粘質と甘さを強めて、 ねっとり絡み付く甘さを作り出します。
次のもくじ• wanpug. html 秋が収穫時期と言いながらも1年中市場に出回っているイメージのさつまいも。 では実際のところ、本当の収穫時期は一体いつなのでしょうか? 収穫時期は7月中旬~11中旬まで 1年中売っているさつまいもですが、収穫時期は 早くても7月中旬、遅くても11月中旬の約4ヶ月間です。 7月中旬より早い事も、11月中旬より遅い事はほぼありません。 収穫時期は植え付け時期から4ヵ月 さつまいもの収穫時期は、植え付ける時期によって決まります。 植え付けてから 4ヵ月で掘って収穫する事ができます。 これの決まりは品種関係なく、どのさつまいもにも当てはまります。 品種により収穫時期はズレる 1口にさつまいもと言っても、色んな品種がありますね。 ベニアズマ、鳴門金時、安納芋などなど色々な品種があります。 古いデータですが、平成15年の時点で60種類の品種のさつまいもが栽培されています。 収穫時期は4ヵ月ですが、この4ヵ月で全ての品種のさつまいもを収穫する訳ではありません。 大抵の品種のさつまいもは 5月から6月にかけて植え付けを行い、9月から10月の間に収穫を行います。 しかし、品種の中にはこの時期から外れて植え付けや収穫を行う早生品種や晩生品種があります。 収穫時期がズレるなら、当然出回る時期もズレるため、1年中市場に出回る事が可能となる訳です。 早生品種の場合 金時 紅赤 、そしてベニアズマが、早生品種に当てはまります。 スーパーでも頻繁に見かけるのではないかと思います。 早生品種のベニアズマは、他の品種と違い植え付けてから90日~100日くらいで収穫する事ができます。 つまり、 お盆前後である8月半ばには収穫時期を迎えます。 正月にきんとんを作る時に使う金時も、7月中旬以降から収穫時期を迎えます。 晩生品種の場合 晩生品種、これに当てはまるのは鳴門金時、紅はるか、パープルスイートロード 紫いも です。 この辺りの品種は、スーパーで見かけるのは少ないですが、スイーツの材料でよく見かけるのではないかと思います。 これらの品種は他の品種に比べ、気温が高くないと育ちにくいため、 植え付けが遅くなり、収穫も遅くなります。 youtube. 土は全て掘らず、退かす程度で大丈夫です。 くれぐれも蔓には気を付けて下さい。 植え付けて約4ヵ月が経過して、葉の一部が枯れて黄色くなっているようなら、試し掘りをしてみて下さい。 気温や太陽の当たり方によって葉は黄色くなる事もあるので、あくまで目安として見て下さい。 さつまいもの端の方のみ土を退けると、太り具合を確認する事ができます。 家庭菜園で人気のあるベニアズマなら、直径7~8cmで長さ30cm位に成長していれば収穫時期です! もし、試し掘りの時点で小さいようなら、 2週間待って下さい。 その間に成長します。 収穫が大幅に遅れると、太くて大きくはなりますが、色や形が悪くなったり、甘みも減ったりするので注意して下さい。 試し掘りや収穫は晴れた日の午前中 さつまいもを掘る際は、必ず 晴れた日に行って下さい。 試し掘りと一緒に収穫を行うなら、 晴れた日に加えて午前中に行って下さい。 さつまいもは水に弱いです。 必要以上に水分が残ってしまうと、傷む原因になります。 掘り起こしてから余分な水分を飛ばす時間も加味して、試し掘りや収穫は晴れた日の午前中に行って下さい。 遅くても11月の頭までには収穫する 植え付け時期、気温、標高により収穫時期に差が出ますが、それでも 11月の頭までには収穫を済ませて下さい。 さつまいもは元々、南米熱帯原産の収穫物です。 故に、寒さに弱いです。 11月の頭以降になると、霜が降りてきます。 11月は旧暦で霜月と言われている位ですからね。 霜が付くと、その部分がとろけてしまい傷む原因になります。 そのため、必ず11月の頭までには収穫を済ませて下さい。 収穫の方法1:蔓を切る 環境が整い、収穫のタイミングが来た所で収穫します。 掘り起こす前に、先にハサミ等で蔓を切りましょう。 切るのは根元から15~20cm離れた位置、土から4~5cm離れた位置を切って下さい。 収穫の方法2:蔓の根元を持って掘り上げる 掘り上げる際、さつまいもの周りの土をスコップなどで柔らかくして下さい。 そして、さつまいもを傷付けないよう、スコップなどを深く差し込んで、土を持ち上げておきます。 スポンサードリンク さつまいもを収穫した保存方法・期間は? お待たせしました!ここでやっと保存の方法を紹介していきます。 保存の方法は以下の2つの方法があります。 保存温度、湿度を保てば 3ヵ月は保存する事が可能です。 1個1個包んで箱に保存する 収穫したさつまいも、切っただけのさつまいもを保存する際は、1つ1つを 新聞紙などで包んで保存して下さい。 要らなくなったバスタオルや毛布、手に入る場合はもみ殻で包んでも大丈夫です。 ラップやビニールなどのように 密封してしまう物では包まないで下さい。 さつまいもも生きています!呼吸を止める事になるので、密封はしないで下さい。 さつまいもを入れる箱は、段ボールや発泡スチロールの箱に入れて、蓋を閉めて下さい。 呼吸熱を逃がし、二酸化炭素を充満させないよう通気性を良くするため、箱の上部には穴を空けて下さい! 常温で保存 1つ1つ包んで箱に入れたら、冷蔵庫には入れず 常温で保存して下さい。 さつまいもは温かい地域の農作物のため、冷蔵庫のような場所に置くと、低温障害を起こして腐ってしまいます。 だからと言って、高温の場所に保存するのも避けて下さい。 タンスの上や冷蔵庫の上は温度変化が少ないので、最適です。 冷凍で保存する 傷んでいる部分がある、完全に切ってしまったという場合は 冷凍保存をします。 冷凍保存をする場合は、 加熱してから保存して下さい。 加熱しないまま冷凍保存をすると、さつまいもの風味が飛んで、味が落ちてしまいます。 加熱してペースト状、輪切りや角切りにするとすぐに色々な料理に使えますね。 切って加熱したさつまいもは、ジップロックやタッパーに入れて、こちらは 密封して保存して下さい。 市販のさつまいもは早めに食べる 収穫したさつまいもは、紹介したように保存すれば長期保存ができます。 しかし、スーパーなどで買ったさつまいもは基本的に長期保存は できません。 スーパーに売っているさつまいもは洗ってあったりするので、長く保たせる事はできません。 こんなさつまいもは腐っています 黒く変色している、触ってヌルヌルとしているさつまいもは腐っているので諦めて下さい。 php? 保存する前に行うこと 収穫したてのさつまいもを食べたい気持ちは解ります! ですが、その気持ちはぐっと抑えて、先ずは次の事をして下さい。 乾燥させる• キュアリング 乾燥させる さつまいもを収穫したら、先ずは 乾燥させて余分な水分を抜いて下さい。 収穫の方法でも紹介しましたが、さつまいもは水に弱いです。 泥がついて汚れているからと言っても洗わないで下さい! さつまいもを収穫したら、 土の上で1時間ほど日に当てて下さい。 この作業を行う事で、表面が乾燥して、保存性が高まります。 そして更に、天日消毒のために 2~3日は日に当てて下さい。 次は 日陰で風通しのいい場所で2~3週間乾燥させて下さい。 これで食べられます! 待つと甘みが増します! 収穫直後にさつまいもを食べないのは、乾燥させる以外にもう1つ理由があります。 それは、 甘みを増すためです。 収穫してから2~3週間くらい待つと、さつまいものデンプンが糖に分解されて甘みが増す、追熟という現象が起きます。 フルーツでも、買ってすぐ食べるより少し置いてから食べると甘くて美味しいですよね。 それと同じ事が、さつまいもにも言えます。 キュアリングをする キュアリングとは、さつまいもの傷口の表皮下にコルク層を作って自然治癒させるさせる処理を言います。 この処理を行うと、病原菌の侵入などを防ぐ事ができ、 傷んだり腐りにくくなり、保存性が高まります。 しかし、キュアリングはそれだけではありません! キュアリングすると、さつまいものデンプンが、デキストリンとしょ糖に分解されると同時に、タンパク質も加水分解されます。 すると、さつまいもの粘質と甘さを強めて、 ねっとり絡み付く甘さを作り出します。
次の